JPS5919204B2 - 地下掘削工法 - Google Patents
地下掘削工法Info
- Publication number
- JPS5919204B2 JPS5919204B2 JP7829881A JP7829881A JPS5919204B2 JP S5919204 B2 JPS5919204 B2 JP S5919204B2 JP 7829881 A JP7829881 A JP 7829881A JP 7829881 A JP7829881 A JP 7829881A JP S5919204 B2 JPS5919204 B2 JP S5919204B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strut
- excavation
- excavator
- groove
- primary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/02—Foundation pits
- E02D17/04—Bordering surfacing or stiffening the sides of foundation pits
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、掘削地外周にシートパイル、親杭横矢板等の
山留壁を設け、これを切梁、腹起しによって支保し乍ら
、オープンカットを行なう地下掘削工法に関する。
山留壁を設け、これを切梁、腹起しによって支保し乍ら
、オープンカットを行なう地下掘削工法に関する。
この種の地下掘削工法としては、第１図（イ）〜←）に
示すように、 （イ）掘削予定区画周辺に山留壁１／を設け、地表より
切梁を架設すべき深さまで一次掘削して略平担な一次掘
削面８を形成し、 仲）最終掘削深さＨＩより長い支柱１２／と該支柱１２
’に支持されたメトロデツキ９／等よりなる掘削機乗入
れ用構台１３’を構築し、 Ｇ／） 前記−次掘削面夕上において切梁８／の架設
工事を行ない、 に）そして、前記構台１３’上で掘削機を適宜移動させ
ながら且つ前記構台１３／を適宜撤去しながら前記−次
掘削面Ｓ／から更に所望深さＨＩまで二次掘削する、 １段切梁オープンカット工法が従来より広く用いられて
いる。
示すように、 （イ）掘削予定区画周辺に山留壁１／を設け、地表より
切梁を架設すべき深さまで一次掘削して略平担な一次掘
削面８を形成し、 仲）最終掘削深さＨＩより長い支柱１２／と該支柱１２
’に支持されたメトロデツキ９／等よりなる掘削機乗入
れ用構台１３’を構築し、 Ｇ／） 前記−次掘削面夕上において切梁８／の架設
工事を行ない、 に）そして、前記構台１３’上で掘削機を適宜移動させ
ながら且つ前記構台１３／を適宜撤去しながら前記−次
掘削面Ｓ／から更に所望深さＨＩまで二次掘削する、 １段切梁オープンカット工法が従来より広く用いられて
いる。
しかし、この工法は、構台１３’の材料費、杭打工事費
、架払工事費等が嵩むため、地下掘削の費用が極く限ら
れている小規模な建物の場合にはコスト面から適用でき
ない。
、架払工事費等が嵩むため、地下掘削の費用が極く限ら
れている小規模な建物の場合にはコスト面から適用でき
ない。
また、所謂ラップ作業になり、かつ、ステージ下では上
下の連絡が十分にとれないので、安全面においても大い
に問題がある。
下の連絡が十分にとれないので、安全面においても大い
に問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、安
全かつ能率的な、しかも、大幅なコストダウンを図り得
る小規模の建物こ適した新しい地下掘削工法を提供する
ことを目的とし、山留壁の内側を切梁架設位置よりも浅
く一次掘削した後、この一次掘削面に切梁設置用の溝を
掘削形成し、前記溝内に切梁を設置して切梁架設工事を
完了した後、掘削機の通路部となる位置の切梁を埋戻し
、その上に敷鉄板を敷き並べ、前記敷鉄板上に乗り入れ
た掘削機にて所要深さまで二次掘細する点に特徴がある
。
全かつ能率的な、しかも、大幅なコストダウンを図り得
る小規模の建物こ適した新しい地下掘削工法を提供する
ことを目的とし、山留壁の内側を切梁架設位置よりも浅
く一次掘削した後、この一次掘削面に切梁設置用の溝を
掘削形成し、前記溝内に切梁を設置して切梁架設工事を
完了した後、掘削機の通路部となる位置の切梁を埋戻し
、その上に敷鉄板を敷き並べ、前記敷鉄板上に乗り入れ
た掘削機にて所要深さまで二次掘細する点に特徴がある
。
以下、本発明の実施の態様を第２図イル二及び第３図に
基いて詳述する。
基いて詳述する。
第２図イに示すように、先ず掘削予定区画の周囲に、シ
ートパイル、親杭横矢板等の山留壁１を設け、その内側
を所定深さｈ（これは、切梁を架設すべき位置より（浅
い。
ートパイル、親杭横矢板等の山留壁１を設け、その内側
を所定深さｈ（これは、切梁を架設すべき位置より（浅
い。
）まで一次掘削して平担な一次掘削再Ｓを形成する。
次いで、切梁用の墨出しを行ない一次掘削面Ｓ上に切梁
位置を白線等で描いておく。
位置を白線等で描いておく。
しかる後、第２図口に示すように、一次掘削面Ｓに対し
、切梁、腹起し、ブラケット部分の据方を行ない、切梁
設置用の溝２、腹起し設置用の溝３、ブラケット設置用
の孔４を形成する。
、切梁、腹起し、ブラケット部分の据方を行ない、切梁
設置用の溝２、腹起し設置用の溝３、ブラケット設置用
の孔４を形成する。
即ち、これらの溝２，３及び孔４以外の地盤はできるだ
け損傷しないように、つまり、地盤のゆるみによって耐
力が低下しないように一次掘削面Ｓを局部的に掘削する
のである。
け損傷しないように、つまり、地盤のゆるみによって耐
力が低下しないように一次掘削面Ｓを局部的に掘削する
のである。
５は切梁の支持、座屈防止のために切梁の交差位置等に
打設した仮設の支柱である。
打設した仮設の支柱である。
次に、第２図ハζこ示すように、ブラケット６を山留壁
１に固着し、これらブラケット６上に復起しＴを架設し
、復起し７間には切梁８を架設する。
１に固着し、これらブラケット６上に復起しＴを架設し
、復起し７間には切梁８を架設する。
必要があれば、切梁８と復起し７間に方づえを設けて補
強する。
強する。
しかる後、第２図二に示すように、掘削機の通路部とな
る位置の切梁８を一次掘削面Ｓと路面−になるよう（こ
掘削土で埋戻して前記通路部に敷鉄板９（板厚２２履程
度のものが好適である。
る位置の切梁８を一次掘削面Ｓと路面−になるよう（こ
掘削土で埋戻して前記通路部に敷鉄板９（板厚２２履程
度のものが好適である。
）を敷き並べる。
切梁８下面と溝２の底面との間に隙間がある場合には、
第３図に示すように、切梁８下面と溝２底面間にコンク
リート１０を打設した後に埋戻しを行ない、敷鉄板９上
の掘削機の荷重が切梁８に集中作用しないように、つま
り、荷重を溝２の底面で支持できるようにすることが望
ましい。
第３図に示すように、切梁８下面と溝２底面間にコンク
リート１０を打設した後に埋戻しを行ない、敷鉄板９上
の掘削機の荷重が切梁８に集中作用しないように、つま
り、荷重を溝２の底面で支持できるようにすることが望
ましい。
次に、第２図ホに示すように、掘削機１１を前記敷鉄板
９上瘉こ乗り入れ、適宜移動させながら非通路部を前記
−次掘削面Ｓから更に所要深さＨまで二次掘削し、そし
て、前記敷鉄板９を適宜回収撤去しながら前記通路部を
も順次所要深さＨまで二次掘削するのである。
９上瘉こ乗り入れ、適宜移動させながら非通路部を前記
−次掘削面Ｓから更に所要深さＨまで二次掘削し、そし
て、前記敷鉄板９を適宜回収撤去しながら前記通路部を
も順次所要深さＨまで二次掘削するのである。
第２図イ〜ホ中、Ｓｏは一次掘削面Ｓまで掘削機１１を
乗り入れるための斜路であり、最後の掘削は、斜路ＳＯ
上から行なわれる。
乗り入れるための斜路であり、最後の掘削は、斜路ＳＯ
上から行なわれる。
以上のよう番こ、本発明によれば、切梁架設位置よりも
浅く一次掘削を行ない、この一次掘削面に切梁設置用の
溝を掘削形成し、前記溝内に切梁を設置して切梁架設工
事を完了した後、掘削機の通路部に位置する切梁を埋戻
して前記通路部に敷鉄板を敷き並べるため、敷鉄板上に
乗り入れた掘削機の走行荷重を未掘削の安定した地盤で
支持でき、上記の走行荷重が切梁に集中作用することが
なく、しかも、溝内が埋戻されるので、通常の敷鉄板を
用いているにも拘らず、つまり、メトロデツキのような
厚肉で曲げ強度の大きいものを使用しなくても、たわみ
変形を十分に防止できる。
浅く一次掘削を行ない、この一次掘削面に切梁設置用の
溝を掘削形成し、前記溝内に切梁を設置して切梁架設工
事を完了した後、掘削機の通路部に位置する切梁を埋戻
して前記通路部に敷鉄板を敷き並べるため、敷鉄板上に
乗り入れた掘削機の走行荷重を未掘削の安定した地盤で
支持でき、上記の走行荷重が切梁に集中作用することが
なく、しかも、溝内が埋戻されるので、通常の敷鉄板を
用いているにも拘らず、つまり、メトロデツキのような
厚肉で曲げ強度の大きいものを使用しなくても、たわみ
変形を十分に防止できる。
従って、掘削機乗入れ用構台を省略できたのであり、大
幅なコストダウンが可能であると共に、工事を極めて簡
単゛かつ能率的に行なえ、しかも、十分な安全性を確保
できるに至ったのである。
幅なコストダウンが可能であると共に、工事を極めて簡
単゛かつ能率的に行なえ、しかも、十分な安全性を確保
できるに至ったのである。
第１図イ、口、ハ、二は従来工法の説明図である。
第２図イ２口、ハ、二、ホは本発明による工法の実施の
態様を例示した説明図、第３図は要部断面図である。 １・−・・・・山留壁、２・・・・・・溝、８・・・・
・・切梁、９・・・・・・敷鉄板、Ｓ・・・・・・一次
掘削面。
態様を例示した説明図、第３図は要部断面図である。 １・−・・・・山留壁、２・・・・・・溝、８・・・・
・・切梁、９・・・・・・敷鉄板、Ｓ・・・・・・一次
掘削面。
Claims (1)
- １ 山留壁の内側を切梁架設位置よりも浅く一次掘削し
た後、この一次掘削面に切梁設置用の溝を掘削形成し、
前記溝内に切梁を設置して切梁架設工事を完了した後、
掘削機の通路部となる位置の切梁を埋戻し、その上に敷
鉄板を敷き並べ、前記敷鉄板上に乗り入れた掘削機にて
所要深さまで二次掘削することを特徴とする地下掘削工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7829881A JPS5919204B2 (ja) | 1981-05-23 | 1981-05-23 | 地下掘削工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7829881A JPS5919204B2 (ja) | 1981-05-23 | 1981-05-23 | 地下掘削工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57193626A JPS57193626A (en) | 1982-11-29 |
| JPS5919204B2 true JPS5919204B2 (ja) | 1984-05-04 |
Family
ID=13658016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7829881A Expired JPS5919204B2 (ja) | 1981-05-23 | 1981-05-23 | 地下掘削工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919204B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2619139B1 (fr) * | 1987-08-07 | 1989-11-17 | Soletanche | Procede pour le maintien des parois laterales de fouilles profondes |
| JP2761911B2 (ja) * | 1989-02-27 | 1998-06-04 | 不動建設株式会社 | 先行支保工法 |
| CN102322063B (zh) * | 2011-06-28 | 2013-04-17 | 天津住宅集团建设工程总承包有限公司 | 一种深基坑二次开挖及支护施工方法 |
| CN106759367A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-05-31 | 中铁大桥勘测设计院集团有限公司 | 明挖基坑的临时道路铺设方法 |
| CN109972624B (zh) * | 2019-03-25 | 2021-04-30 | 河北冀科工程项目管理有限公司 | 地铁车站排桩及内撑超大超深基坑土方快速开挖施工方法 |
-
1981
- 1981-05-23 JP JP7829881A patent/JPS5919204B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57193626A (en) | 1982-11-29 |
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