JP2628881B2 - 紙幣集積装置 - Google Patents
紙幣集積装置Info
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- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H83/00—Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such
- B65H83/02—Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such performed on the same pile or stack
- B65H83/025—Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such performed on the same pile or stack onto and from the same side of the pile or stack
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2404/00—Parts for transporting or guiding the handled material
- B65H2404/10—Rollers
- B65H2404/11—Details of cross-section or profile
- B65H2404/111—Details of cross-section or profile shape
- B65H2404/1114—Paddle wheel
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)発明の属する技術分野 この発明は、例えば現金自動預金支払機に内部構成さ
れるような紙幣集積装置に関し、さらに詳しくは紙幣の
集積性能を高めた羽根車制御機能を持つ幣集積装置に関
する。
れるような紙幣集積装置に関し、さらに詳しくは紙幣の
集積性能を高めた羽根車制御機能を持つ幣集積装置に関
する。
(ロ)従来の技術 一般に、この種の紙幣集積装置は装置本体の内部に紙
幣を一時集積する一時集積部として設けられ、これによ
り紙幣を取込み・返却対処できるように設けている。
幣を一時集積する一時集積部として設けられ、これによ
り紙幣を取込み・返却対処できるように設けている。
この一時集積部は、通常、紙幣取込み位置としての前
段に取込みガイド用の羽根車を設置し、この羽根車の回
転作用で、搬送されてきた紙幣の後端部をはたき落しな
がら紙幣を一枚ずつ一時集積部に集積ガイドしている
(例えば先行出願の実願昭59−143802号、同実願昭62−
71868号)。
段に取込みガイド用の羽根車を設置し、この羽根車の回
転作用で、搬送されてきた紙幣の後端部をはたき落しな
がら紙幣を一枚ずつ一時集積部に集積ガイドしている
(例えば先行出願の実願昭59−143802号、同実願昭62−
71868号)。
しかし、一時集積部に搬送されてくる紙幣を羽根車が
連続的にはたいて取込む構成のため、はたかれた位置が
異なって、取込まれた紙幣の整列状態が不揃いであった
り、また騒音が比較的大きくなっていた。
連続的にはたいて取込む構成のため、はたかれた位置が
異なって、取込まれた紙幣の整列状態が不揃いであった
り、また騒音が比較的大きくなっていた。
このため、羽根車の前段に紙幣検知センサを設け、紙
幣の通過毎に羽根車を連動させて回転制御する羽根車制
御手段が考えられるが、この場合は紙幣の搬送間隔まで
は検知制御できないため、搬送間隔が狭い場合に先行紙
幣を集積ガイドしている羽根が次に搬送されてくる紙幣
の前縁とぶつかって搬送を阻害し、これが紙詰りの発生
原因となる。
幣の通過毎に羽根車を連動させて回転制御する羽根車制
御手段が考えられるが、この場合は紙幣の搬送間隔まで
は検知制御できないため、搬送間隔が狭い場合に先行紙
幣を集積ガイドしている羽根が次に搬送されてくる紙幣
の前縁とぶつかって搬送を阻害し、これが紙詰りの発生
原因となる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 この発明は、紙幣の搬送間隔が狭い場合であっても紙
詰りを発生させることなく、常に円滑な取込み制御を行
なって集積することができる紙幣集積装置であることを
目的としている。
詰りを発生させることなく、常に円滑な取込み制御を行
なって集積することができる紙幣集積装置であることを
目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、紙幣を重ねて集積する紙幣集積部の前段
に取込みガイド用の羽根車を設置し、この羽根車を介し
て紙幣を集積ガイドする紙幣集積装置であって、前記羽
根車の前段に、紙幣の搬送間隔を検知する搬送間隔検知
センサを配備し、前記搬送間隔検知センサの出力値に応
じて、羽根車の回転を停止する制御を行う紙幣集積装置
であることを特徴とする。
に取込みガイド用の羽根車を設置し、この羽根車を介し
て紙幣を集積ガイドする紙幣集積装置であって、前記羽
根車の前段に、紙幣の搬送間隔を検知する搬送間隔検知
センサを配備し、前記搬送間隔検知センサの出力値に応
じて、羽根車の回転を停止する制御を行う紙幣集積装置
であることを特徴とする。
(ホ)発明の作用 この発明によれば、紙幣集積部に連続して搬送されて
きた紙幣の搬送間隔が設定間隔値より広いことを搬送間
隔検知センサが検知すると、紙幣の取込みに支障がない
ため羽根車の回転を許容して集積ガイドし、紙幣の搬送
間隔が設定間隔値より狭いと検知したときは、回転羽根
が次の紙幣の取込みに支障となるため、羽根車の回転動
作を一時停止制御する。
きた紙幣の搬送間隔が設定間隔値より広いことを搬送間
隔検知センサが検知すると、紙幣の取込みに支障がない
ため羽根車の回転を許容して集積ガイドし、紙幣の搬送
間隔が設定間隔値より狭いと検知したときは、回転羽根
が次の紙幣の取込みに支障となるため、羽根車の回転動
作を一時停止制御する。
(ヘ)発明の効果 このように、紙幣の搬送間隔の長短に対応した羽根車
の回転・停止制御によって、常に適切な紙幣の取込み動
作を行ない、紙幣を円滑に集積動作することができる。
の回転・停止制御によって、常に適切な紙幣の取込み動
作を行ない、紙幣を円滑に集積動作することができる。
この結果、紙幣の紙詰りを確実に回避することがで
き、しかも羽根車は必要最小限の回転動作となるため、
騒音防止効果に有効であり、また構造が複雑化すること
もなく、搬送状態に応じた安定した集積性能を有する信
頼性の高い集積装置となる。
き、しかも羽根車は必要最小限の回転動作となるため、
騒音防止効果に有効であり、また構造が複雑化すること
もなく、搬送状態に応じた安定した集積性能を有する信
頼性の高い集積装置となる。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は両側より挟んで2人使用する係員共用形の紙幣
入出金処理装置を示し、第2図において、この紙幣入出
金処理装置は長方体を有する装置本体11の前面上端部に
入金専用の入金口12と、出金専用の出金口13を前後位置
に隣設し、この間を仕切るシャッタ14の反転操作で、常
に一方が閉鎖され、他方が開口される。
入出金処理装置を示し、第2図において、この紙幣入出
金処理装置は長方体を有する装置本体11の前面上端部に
入金専用の入金口12と、出金専用の出金口13を前後位置
に隣設し、この間を仕切るシャッタ14の反転操作で、常
に一方が閉鎖され、他方が開口される。
また、装置本体11の上面前部側には、左開始キー16
と、右開始キー17と、入力設定用のテンキー18および入
力案内用の表示器19等が装備され、これらに基づいて取
引操作される。
と、右開始キー17と、入力設定用のテンキー18および入
力案内用の表示器19等が装備され、これらに基づいて取
引操作される。
第3図において、入金口12に投入された紙幣15…は第
1搬送経路L1を介して鑑別部20に導かれ、これより第2
搬送経路L2、第3の搬送経路L3および第4搬送経路L4を
介して一時ストア部21に搬送すべく構成され、この一時
ストア部21の前段には、紙幣の表裏反対機構22が形成さ
れ、前述の鑑別部20で紙幣15が裏面の搬送状態であると
判定した時のみ、この搬送紙幣を上述の反転機構22で表
裏判定し、紙幣の表裏を揃えた状態で一時ストア部21に
搬送処理する。
1搬送経路L1を介して鑑別部20に導かれ、これより第2
搬送経路L2、第3の搬送経路L3および第4搬送経路L4を
介して一時ストア部21に搬送すべく構成され、この一時
ストア部21の前段には、紙幣の表裏反対機構22が形成さ
れ、前述の鑑別部20で紙幣15が裏面の搬送状態であると
判定した時のみ、この搬送紙幣を上述の反転機構22で表
裏判定し、紙幣の表裏を揃えた状態で一時ストア部21に
搬送処理する。
また、前述の鑑別部20で鑑別不良となった紙幣15は、
第4搬送経路L4に接続された第5・第6・第7搬送経路
L5,L6,L7を介して出金口13と接続し、これら搬送経路L
5,L6,L7を介して、紙幣15を元の出金口13側に返却処理
するように構成している。
第4搬送経路L4に接続された第5・第6・第7搬送経路
L5,L6,L7を介して出金口13と接続し、これら搬送経路L
5,L6,L7を介して、紙幣15を元の出金口13側に返却処理
するように構成している。
さらに、前述の第3搬送経路L3には、第8搬送経路L8
を介してカートリッジ案内用の第9〜第11搬送経路L9〜
L11が連続して接続され、これら搬送経路に案内された
入金紙幣を、下部に並列配設された第1〜第3カートリ
ッジC1〜C3に収納、または鑑別不良紙幣を回収する回収
カートリッジC4に回収処理するように搬送構成してい
る。
を介してカートリッジ案内用の第9〜第11搬送経路L9〜
L11が連続して接続され、これら搬送経路に案内された
入金紙幣を、下部に並列配設された第1〜第3カートリ
ッジC1〜C3に収納、または鑑別不良紙幣を回収する回収
カートリッジC4に回収処理するように搬送構成してい
る。
この場合、第9搬送経路L9と対応する位置には、第1
カートリッジC1を対設させて、この第9搬送経路L9から
搬送されてくる紙幣、例えば千円札を、この第1カート
リッジC1に収納処理する。
カートリッジC1を対設させて、この第9搬送経路L9から
搬送されてくる紙幣、例えば千円札を、この第1カート
リッジC1に収納処理する。
また、同様に第10搬送経路L10との対応位置には、万
円札を収納する第2カートリッジC2を対設させて、前段
より搬送されてくる紙幣を収納するようにし、第11搬送
経路L11との対応位置には、千円札と万円札を混合収納
可能な第3カートリッジC3を対設させ、同様に前段より
搬送されてくる紙幣を、この対応する第3カートリッジ
C3に収納処理すべく構成している。
円札を収納する第2カートリッジC2を対設させて、前段
より搬送されてくる紙幣を収納するようにし、第11搬送
経路L11との対応位置には、千円札と万円札を混合収納
可能な第3カートリッジC3を対設させ、同様に前段より
搬送されてくる紙幣を、この対応する第3カートリッジ
C3に収納処理すべく構成している。
これら、カートリッジC1〜C3からの繰出し時は、各取
込み繰出し制御機構23…を介して取込み処理以外に、各
カートリッジC1〜C3内の紙幣15を、各々対応する第9〜
第11搬送経路L9〜L11に繰出すように構成している。
込み繰出し制御機構23…を介して取込み処理以外に、各
カートリッジC1〜C3内の紙幣15を、各々対応する第9〜
第11搬送経路L9〜L11に繰出すように構成している。
この場合、上述の第3カートリージC3は千円札と万円
札とを混合集積して着脱する着脱専用に設定しており、
この着脱専用の第3カートリッジC3は着脱しやすい位置
にあって、カートリッジの初期セット時および稼動終了
後の取外し時に、この第3カートリッジC3に全金種の紙
幣を一括して収納し、この1つのカートリージC3を介し
て効率よく着脱できるようにしている。
札とを混合集積して着脱する着脱専用に設定しており、
この着脱専用の第3カートリッジC3は着脱しやすい位置
にあって、カートリッジの初期セット時および稼動終了
後の取外し時に、この第3カートリッジC3に全金種の紙
幣を一括して収納し、この1つのカートリージC3を介し
て効率よく着脱できるようにしている。
また、回収カートリッジC4の取込み部には、回収取込
み制御機構24を配備して、ここに導かれた紙幣を回収す
るように設けている。
み制御機構24を配備して、ここに導かれた紙幣を回収す
るように設けている。
そして、上述した第11搬送経路L11の後段側には、第1
2搬送経路L12が接続されて、前述の第1搬送経路L1に循
環式に接続される。
2搬送経路L12が接続されて、前述の第1搬送経路L1に循
環式に接続される。
上述した搬送経路の分岐部には、振分け板f…や図示
しない搬送ガイド部材を配備し、このうち入金経路は、
入金口12から→L1→20→L2→L3→L4→(22)→21の一連
の符号を介した搬送系を入金経路に構成している。
しない搬送ガイド部材を配備し、このうち入金経路は、
入金口12から→L1→20→L2→L3→L4→(22)→21の一連
の符号を介した搬送系を入金経路に構成している。
さらに、収納経路は一時ストア部21から→L4→L5→L6
→L1→20→L2→L3→L8〜L11→C1〜C4の一連の符号を介
した搬送系を収納経路に構成している。
→L1→20→L2→L3→L8〜L11→C1〜C4の一連の符号を介
した搬送系を収納経路に構成している。
また、出金経路は第1〜第3カートリッジC1〜C3から
→L9→L10→L11→L12→L1→20→L2→L3→L4→L5→L6→L
7→出金口13の一連の符号を介した搬送系を出金経路に
構成している。
→L9→L10→L11→L12→L1→20→L2→L3→L4→L5→L6→L
7→出金口13の一連の符号を介した搬送系を出金経路に
構成している。
さらに、紙幣を初期セットする時の分配経路は、第3
カートリッジC3から→L11→L1→20→L2→L3→L4→(2
2)→21→L5→L6→L1→20→L2→L3→L8〜L11→C1・C2の
一連の符号を介した搬送系を分配経路に構成している。
カートリッジC3から→L11→L1→20→L2→L3→L4→(2
2)→21→L5→L6→L1→20→L2→L3→L8〜L11→C1・C2の
一連の符号を介した搬送系を分配経路に構成している。
また、回収経路は第1カートリッジC1と第2カートリ
ッジC2とから→L9→L10→L11→L1→20→L2→L3→L8〜L1
1→C3の一連を符号を介した搬送系を稼働終了時等の回
収経路に構成している。
ッジC2とから→L9→L10→L11→L1→20→L2→L3→L8〜L1
1→C3の一連を符号を介した搬送系を稼働終了時等の回
収経路に構成している。
上述の搬送処理時に鑑別不良紙幣と判定したときは、
この鑑別部20より→L2→L3→L8→回収カートリッジC4へ
と回収するように設けている。
この鑑別部20より→L2→L3→L8→回収カートリッジC4へ
と回収するように設けている。
ところで、上述の一時ストア部21は、第1図に示すよ
うに、押圧機構25を介して前方に付勢された押圧板26
と、その前面に対向する繰出しローラ27,28との対向面
間に、紙幣15…を横長の立姿に重ねて集積する。
うに、押圧機構25を介して前方に付勢された押圧板26
と、その前面に対向する繰出しローラ27,28との対向面
間に、紙幣15…を横長の立姿に重ねて集積する。
この一時ストア部21の前面上部より紙幣を搬入して集
積し、前面下部より繰出すように構成している。
積し、前面下部より繰出すように構成している。
この場合、一時ストア部21の前面上部には、取込みガ
イド用の羽根車29を設置し、この羽根車29の回転作用で
斜め上方より搬入されて来る紙幣15…を集積ガイドする
ように設けている。
イド用の羽根車29を設置し、この羽根車29の回転作用で
斜め上方より搬入されて来る紙幣15…を集積ガイドする
ように設けている。
さらに、この羽根車29の前段側に相当する第4搬送経
路L4上の前後位置には、第1搬送間隔検知センサS1と、
第2搬送間隔検知センサS2とを配備し、第1搬送間隔検
知センサS1は前段側に位置して搬送されて来る紙幣の有
無を検知し、第2搬送間隔検知センサS2は後段側に位置
して搬送されて来る紙幣の後端部を検知する。これら前
後位置の両センサS1,S2の検知結果に基づいて、紙幣の
搬送間隔を求めることができる。
路L4上の前後位置には、第1搬送間隔検知センサS1と、
第2搬送間隔検知センサS2とを配備し、第1搬送間隔検
知センサS1は前段側に位置して搬送されて来る紙幣の有
無を検知し、第2搬送間隔検知センサS2は後段側に位置
して搬送されて来る紙幣の後端部を検知する。これら前
後位置の両センサS1,S2の検知結果に基づいて、紙幣の
搬送間隔を求めることができる。
この搬送間隔は、入金口12からの繰出し差によって広
くなったり、狭くなったりすることが知られているが、
このとき一時ストア部21に連続搬入されて来る紙幣の搬
送間隔が十分に広いときは、羽根車29は紙幣の取込みに
支障がない回転操作となるが、逆に紙幣の搬送間隔が狭
いときは、間隔が狭いゆえに回転羽根29aが次の紙幣と
衝突して紙詰り等を誘起する。
くなったり、狭くなったりすることが知られているが、
このとき一時ストア部21に連続搬入されて来る紙幣の搬
送間隔が十分に広いときは、羽根車29は紙幣の取込みに
支障がない回転操作となるが、逆に紙幣の搬送間隔が狭
いときは、間隔が狭いゆえに回転羽根29aが次の紙幣と
衝突して紙詰り等を誘起する。
このため、羽根車29の集積動作に支障のない最小限度
となる搬送間隔を予め設定しておき、この基準となる設
定間隔値を記憶管理した図示しないCPU等を備えた羽根
車制御回路の制御操作によって、羽根車29を回転・停止
制御するように設けている。これは、一時ストア部21に
搬送されてきた紙幣15…の搬送間隔が設定間隔値より広
いときは紙幣の取込みに支障がないため羽根車29の回転
を許容して集積ガイドするようにし、紙幣15…の搬送間
隔が設定間隔値より狭いときは、回転羽根29aが次の紙
幣15…の取込みに支障となるため、羽根車制御回路を介
して羽根車29の回転動作を一時停止制御する。
となる搬送間隔を予め設定しておき、この基準となる設
定間隔値を記憶管理した図示しないCPU等を備えた羽根
車制御回路の制御操作によって、羽根車29を回転・停止
制御するように設けている。これは、一時ストア部21に
搬送されてきた紙幣15…の搬送間隔が設定間隔値より広
いときは紙幣の取込みに支障がないため羽根車29の回転
を許容して集積ガイドするようにし、紙幣15…の搬送間
隔が設定間隔値より狭いときは、回転羽根29aが次の紙
幣15…の取込みに支障となるため、羽根車制御回路を介
して羽根車29の回転動作を一時停止制御する。
この場合、羽根車29は図示しないステッピングモータ
によって駆動し、搬入される一枚の紙幣に対応して順次
一回転して集積動作する。また、その停止位置は次に搬
送されてくる紙幣と衝突しない向きに停止制御される。
によって駆動し、搬入される一枚の紙幣に対応して順次
一回転して集積動作する。また、その停止位置は次に搬
送されてくる紙幣と衝突しない向きに停止制御される。
次に、一時ストア部の集積動作について説明する。
今、入金処理によって、一時ストア部21に連続して紙
幣15…が搬送されて来ると、この搬送されて来た紙幣15
…の搬送間隔は、第1・第2搬送間隔検知センサS1,S2
を介して紙幣の搬送間隔が検知され、このとき搬送間隔
が設定間隔値より広いことを羽根車制御回路が検知する
と、この紙幣15…の取込みに支障がないため、羽根車29
の回転を許容して集積作用を行なわせる。
幣15…が搬送されて来ると、この搬送されて来た紙幣15
…の搬送間隔は、第1・第2搬送間隔検知センサS1,S2
を介して紙幣の搬送間隔が検知され、このとき搬送間隔
が設定間隔値より広いことを羽根車制御回路が検知する
と、この紙幣15…の取込みに支障がないため、羽根車29
の回転を許容して集積作用を行なわせる。
一方、紙幣15…の搬送間隔が設定間隔値より狭いと検
知したときは、羽根車29の回転動作を一時停止制御し
て、回転羽根29aが次の紙幣の搬入動作に支障とならな
いようにする。
知したときは、羽根車29の回転動作を一時停止制御し
て、回転羽根29aが次の紙幣の搬入動作に支障とならな
いようにする。
このとき、一時ストア部21の回転を一時停止しても、
この羽根のガイド作用は受けない紙幣は、次の紙幣の集
積力を受けて円滑に集積される。
この羽根のガイド作用は受けない紙幣は、次の紙幣の集
積力を受けて円滑に集積される。
この一時停止制御操作の一例を第4図のタイムチャー
トについて説明する。
トについて説明する。
これは、図中Aの位置で、第2搬送間隔検知センサS2
が紙幣15の後端部を検知しても、第1搬送間隔検知セン
サS1が次の紙幣を検知して、次の紙幣との搬送間隔が狭
いと判定するため、羽根車29の回転動作を一時停止制御
する。また、図中BおよびCの位置では、第2搬送間隔
検知センサS2のみの検知のため、次の紙幣との搬送間隔
が広いと判定して、羽根車29の回転動作を許容する。
が紙幣15の後端部を検知しても、第1搬送間隔検知セン
サS1が次の紙幣を検知して、次の紙幣との搬送間隔が狭
いと判定するため、羽根車29の回転動作を一時停止制御
する。また、図中BおよびCの位置では、第2搬送間隔
検知センサS2のみの検知のため、次の紙幣との搬送間隔
が広いと判定して、羽根車29の回転動作を許容する。
上述のように、紙幣の搬送間隔の長短に対応した羽根
車の回転・停止制御によって、常に適切な紙幣の取込み
動作を行ない、紙幣を円滑に集積動作することができ
る。
車の回転・停止制御によって、常に適切な紙幣の取込み
動作を行ない、紙幣を円滑に集積動作することができ
る。
この結果、紙幣の紙詰りを確実に回避することがで
き、しかも羽根車は必要最小限の回転動作となるため、
騒音防止効果に有効であり、また構造が複雑化すること
もなく、搬送状態に応じた安定した集積性能を有する信
頼性の高い集積装置となる。
き、しかも羽根車は必要最小限の回転動作となるため、
騒音防止効果に有効であり、また構造が複雑化すること
もなく、搬送状態に応じた安定した集積性能を有する信
頼性の高い集積装置となる。
この発明と、上述の一実施例の構成との対応におい
て、 この発明の紙幣集積装置は、実施例の一時ストア部21
に対応し、 以下同様に、 搬送間隔検知センサは、第1搬送間隔検知センサS1と
第2搬送間隔検知センサS2とに対応し、 羽根車の回転を停止制御する構成は、CPU等を備えた
羽根車制御回路に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるも
のではない。
て、 この発明の紙幣集積装置は、実施例の一時ストア部21
に対応し、 以下同様に、 搬送間隔検知センサは、第1搬送間隔検知センサS1と
第2搬送間隔検知センサS2とに対応し、 羽根車の回転を停止制御する構成は、CPU等を備えた
羽根車制御回路に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるも
のではない。
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は一時ストア部の要部側面図、 第2図は紙幣入出金処理装置の斜視図、 第3図は紙幣入出金処理装置の内部側面図、 第4図は羽根車の回転動作状態を示すタイムチャートで
ある。 11……装置本体、15……紙幣 29……羽根車、29a……回転羽根 S1……第1搬送間隔検知センサ、S2……第2搬送間隔検
知センサ
ある。 11……装置本体、15……紙幣 29……羽根車、29a……回転羽根 S1……第1搬送間隔検知センサ、S2……第2搬送間隔検
知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 19/00 G07D 9/00 405B G07D 9/00 405 G06F 15/30 D (72)発明者 竹内 泰治 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 立石電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−124649(JP,A) 特開 昭56−65757(JP,A) 特開 昭61−114958(JP,A) 実開 昭61−59254(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】紙幣を重ねて集積する紙幣集積部の前段に
取込みガイド用の羽根車を設置し、この羽根車を介して
紙幣を集積ガイドする紙幣集積装置であって、前記羽根
車の前段に紙幣の搬送間隔を検知する搬送間隔検知セン
サを配備し、 前記搬送間隔検知センサの出力値に応じて、羽根車の回
転を停止する制御を行う 紙幣集積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5248088A JP2628881B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 紙幣集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5248088A JP2628881B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 紙幣集積装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01226661A JPH01226661A (ja) | 1989-09-11 |
JPH02221055A JPH02221055A (ja) | 1990-09-04 |
JP2628881B2 true JP2628881B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12915883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5248088A Expired - Lifetime JP2628881B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 紙幣集積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2628881B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170044944A (ko) * | 2015-10-16 | 2017-04-26 | 기산전자 주식회사 | 에스크로우 장치 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4695405B2 (ja) * | 2005-02-03 | 2011-06-08 | 株式会社東芝 | 紙葉類処理装置 |
JP5013909B2 (ja) | 2007-03-12 | 2012-08-29 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙幣処理装置 |
DE102008018961A1 (de) | 2008-04-15 | 2009-10-29 | Wincor Nixdorf International Gmbh | Einzelblatthandhabungsvorrichtung zur Eingabe von rechteckigen Einzelblättern in einen Behälter |
DE102008018935A1 (de) | 2008-04-15 | 2009-10-22 | Wincor Nixdorf International Gmbh | Einzelblatthandhabungsvorrichtung zur Eingabe und zur Ausgabe von rechteckigen Einzelblättern, insbesondere von Banknoten, in einen bzw. aus einem Behälter |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP5248088A patent/JP2628881B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170044944A (ko) * | 2015-10-16 | 2017-04-26 | 기산전자 주식회사 | 에스크로우 장치 |
KR102416321B1 (ko) * | 2015-10-16 | 2022-07-07 | 기산전자(주) | 에스크로우 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02221055A (ja) | 1990-09-04 |
JPH01226661A (ja) | 1989-09-11 |
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