JP2890932B2 - 紙葉類検出方法およびその方法を用いた紙葉類取扱装置 - Google Patents

紙葉類検出方法およびその方法を用いた紙葉類取扱装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類が保留される保
留部内の異常状態の紙葉類を検出する紙葉類検出方法お
よびその方法を用いた紙葉類取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類、例えば、紙幣を取り扱う
紙葉類取扱装置である現金自動取引装置が銀行等の店舗
内に設置されている。この現金自動取引装置は、顧客の
操作に基づき動作し、預金、出金取引を行っている。
【0003】この装置では、紙幣が投入される或いは、
払出される投出部を有している。この投出部に投入され
た紙幣は、装置内に取り込まれ預金処理が行われる。ま
た、出金時には、装置内より紙幣を繰出し、投出部に払
出し、顧客が投出部の紙幣を抜き取ることにより、出金
取引が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のように投出部に
紙葉類が正常な状態で投入、払出されればよいが、例え
ば、長手方向に半分におられたり、しわになたりして、
投出部の底部に倒れてしまった場合には、投入された紙
葉類の全てが繰り出されていないのに、検出センサが検
出できない状態となってしまう。また、投出口に払い出
された紙葉類の全てを顧客が取り除かないのに、検出セ
ンサが紙葉類の存在を検出しなくなってしまう。
【0005】従って、投出部の底部に紙葉類かまだ残っ
ているのに、処理を終了してしまうことにある。これで
は、顧客とのトラブルの原因となる。そこで、投出部の
紙葉類にどの様に紙葉類が存在したとしても、検出でき
るように検出センサを多数設け、検出する方法が考えら
れるが、これでは、装置のコストがアップし、更に、多
数の検出センサの出力を処理する必要があるため、制御
が複雑になるか、回路的に複雑となってしまう。
【0006】しかも、ガイド、繰出しローラ等の設置場
所が限られていたるため、検出センサを自由な位置に設
けることができない。従って、本発明では、コストアッ
プすることなく、現在の装置の構成を利用して、この様
な紙葉類の異常を検出できるような装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(請求項1) 紙葉類が
保留される保留部に紙葉類が存在するか否かを検出する
センサが紙葉類の存在を検出しなくなった後、保留部に
突出する繰出し部を回動し、その後再度紙葉類の有無を
検出するようにした。 (請求項2) 紙葉類が投入される投入部と、投入部に
紙葉が存在することを検出する検出センサと、投入部に
投入された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰出し部と、繰出
し部に対し、紙葉類を押圧する方向及び離れる方向に移
動可能に構成され、繰出し時に紙葉類を繰出し部に対し
押圧する押圧部と、投入部の紙葉類を繰出し部により繰
出し、検出センサの出力が投入部内に紙葉類が無いこと
を検出した場合に、繰出し部を紙葉類の投入方向とは逆
方向に回動するとともに、押圧部を押圧方向に移動する
ように制御する制御部とを有する。
【0008】(請求項3) 紙葉類が払出される払出部
と、払出部に紙葉が存在することを検出する検出センサ
と、払出部に払出された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰出
し部と、検出センサの出力が払出部内に紙葉類が無いこ
とを検出した場合に、繰出し部を紙葉類の抜き取り方向
に回動するように制御する制御部とを有する。
【0009】(請求項4) 紙葉類が投入或いは払出さ
れる投出部と、開閉可能に構成され、閉状態において投
出部を塞ぐシャッタと、投出部に紙葉が存在することを
検出する検出センサと、投出部に投出された紙葉類を一
枚ずつ繰り出す繰出し部と、投出部から繰出し部によ
り、繰り出された紙葉類を処理する処理部と、検出セン
サの出力が投出部内に紙葉類が無いことを検出した場合
に、シャッタを閉じるとともに繰出し部を紙葉類の抜き
取り方向に回動するように制御する制御部とを有する。
【0010】
【作用】
(請求項1) 保留部である投出部内に紙葉類が無くな
ったことを検出した際に、押圧部を押圧方向に移動し、
更に、繰出し部を回動することにより、検出センサで検
出できない状態の紙葉類を検出センサで検出できる状態
にすることができ、投出部内の残留紙葉類の検出が可能
となる。
【0011】(請求項2) 投入部である投出部に投入
された紙葉類を繰出し部より繰出し、検出センサが投出
部の紙葉類を検出しない状態になった際、押圧部を押圧
方向に移動させ、且つ、繰出し部を投出方向とは逆方向
に回動することにより投入時に折り畳まれ、投出部の底
部に倒れたものを、検出センサにより、検出できる状態
にすることをにより、投出部に投入された紙葉類のすべ
てが、繰り出されたか否かを検出することができる。
【0012】(請求項3) 払出部である投出部内の紙
葉類がなくなったことを検出センサにより検出した際、
押圧部と繰出し部を動作させることより、紙葉類を検出
できる状態にすることができるため、投出部の紙葉類が
すべて抜き取られたか否かを検出することができる。 (請求項4) 投出部に投入、払出しされた紙葉類を検
出センサが検出しなくなた際、シャッタを閉状態とする
とともに、押圧板を押圧方向に移動し、且つ、繰出し部
を紙葉類の抜き取り方向に移動することにより、折り畳
まれ或いは皺になり、投出部の底部にある紙葉類を検出
センサで検出できる状態にすることができるため投出部
内の紙葉類を残留紙葉類も含め、検出することができ、
更に、投入、払出のために一旦開放したシャッタを閉じ
る動作と並行して、押圧板を押圧方向に移動動作と、繰
出し部を紙葉類の抜き取り方向に移動動作を行うため、
検出する動作の終了までの時間を短縮することができ
る。
【0013】
【実施例】本発明の現金取扱装置とは、金融機関の店内
に設置された、自動入出金装置である。この自動入出金
装置は、顧客の操作により、入金及び出金を行う装置で
ある。詳細な動作については、特開昭62−21609
8号公報に記載されている。
【0014】本発明の実施例を図1乃至図 を用いて説
明する。尚、全図を通じて、同一対象物には、同一符号
を付す。図2は自動入出金装置の概略図である。図3は
自動入出金装置の構成図である。図4は投出部の構成図
ある。
【0015】図5は検出センサの検出位置を示す図であ
る。図6は入金処理フローである。図7は出金処理フロ
ーである。図8は紙幣検出処理フローである。図9乃至
図11は投出部の紙幣検出動作を示す。
【0016】図2に示すような自動入出金装置は、図6
及び図7に示すように処理を行う。つまり、顧客によ
り、入力部32の選択釦により入金取引が選択されたこ
とを検出すると入金取引が開始する(ステップ50
1)。この入力部はキーを押下するタイプ、タッチパネ
ルを利用するタイプ等種々のタイプの入力手段が考えら
れる。
【0017】まず、顧客が持参したキャッシュカードを
図示しないカード挿入口に挿入するようにディスプレイ
31に指示を出力する(ステップ502)。さらに紙幣
を投入するようにディスプレイ31に指示を出し(ステ
ップ503)同時に、シャッタ11を開放する(ステッ
プ504)。このシャッタの開閉機構の詳細について
は、実開昭63−53172号公報に記載されている。
【0018】顧客が紙幣を投出部1に投入し、シャッタ
を閉じる(ステップ505)と、投出部1内の紙幣の検
出を行う(ステップ506)。紙幣が投出部1に存在す
ることを検出センサ2により検出すると、押圧板を繰出
しローラ3側に移動する(ステップ507)。もし、紙
幣が検出差無ければ、シャッタ11を開放し、紙幣を投
出部1に投入するように再び指示をディスプレイに表示
する。
【0019】この押圧板の押圧のための駆動機構、押圧
のタイミング等の詳細な説明は、特開昭56−1656
44号公報、或いは実開平1−160578号公報に記
載されている。このことにより紙幣を繰出しローラ3に
対して押しつけながら、繰出しローラ3を回転するた
め、紙幣は一枚ずつ図2の太線でしめす搬送通路によ
り、処理部6である鑑別部11等に搬送される(ステッ
プ508)。
【0020】繰り出された紙幣は、鑑別部11により、
紙幣の真偽、金種、紙幣遣い古されボロボロのため回収
する必要がある損券なのか、否か、斜行して搬送された
紙幣であるか、ダブルフィードの紙幣であるか等の鑑別
が行われる(ステップ509)。この鑑別部11の結果
に基づいて、図示しないゲートで正常紙幣経路12と鑑
別不良紙幣経路13に切り分け、それぞれ入金プール部
14及び返却出金プール部15に一次保留される(ステ
ップ510)。
【0021】返却紙幣がある場合には、押圧板5を押圧
方向とは反対方向に移動する(ステップ512)。更
に、返却が所定回数でない場合には、返却紙幣を返却出
金プール部15より投出部1に移動し、シャッタ7を開
放し、顧客に紙幣を入れ直すように指示をディスプレイ
31に表示する(ステップ514)。
【0022】シャッタ7を閉じ(ステップ515)、紙
幣がある場合には、ステップ507から再度処理を行う
(ステップ516)。もし、数回の鑑別の結果、返却が
所定の回数に達した場合には、全ての紙幣をを入金プー
ル部14及び返却出金プール部15より、投出部1へ移
動し(ステップ517、シャッタを開放し、紙幣の抜き
取るように顧客に指示を出す(ステップ519)。
【0023】紙幣が抜き取られれば、シャッタ11を閉
鎖し(ステップ520)、取引を終了する(ステップ5
26)。入金された紙幣を鑑別した結果、返却紙幣がな
ければ、鑑別の結果得られた金額をディスプレイ31に
表示する(ステップ521)。ディスプレイ31に表示
した金額を顧客が確認し、避ければ、入力部32の図示
しない確認釦が押下されるため、これを検出する(ステ
ップ522)。
【0024】確認釦が押下されたことを検出した場合に
は、紙幣をスタッカ16乃至18に収納する(ステップ
523)。押圧板5を押圧方向とは逆方向に移動し、開
放し、次の取引に備える(ステップ524)。取引情報
をホストコンピュータに交信し、ホストコンピュータに
接続された元帳ファイルの更新を行うように依頼する
(ステップ525)。
【0025】ホストと交信すると入金取引を終了する
(ステップ526)。出金処理を説明する。入力部32
の選択釦により、出金取引が選択されたことを検出する
と出金取引を開始する(ステップ601)。
【0026】顧客が持参したキャッシュカードを図示し
ないカード挿入部に挿入するように指示をディスプレイ
31に表示する(ステップ602)。挿入されたカード
に記録された情報を読み取る(ステップ603)。暗証
番号を入力するように指示出す(ステップ604)。更
に、出金金額を入力するように指示を出す(ステップ6
05)この指示に従い顧客は、入力部32から暗証番号
及び出金金額を入力する。
【0027】カードから読み取った情報と、入力部32
から入力された情報をホストコンピュータに送信し、照
会する(ステップ606)。ホストでは、送信されてき
た情報に基づいて、銀行、支店、口座番号、暗証番号、
残高等の照会を行い、結果を返送する。この結果が不可
であれば、出金取引を終了する(ステップ613)。
【0028】この結果が良好であれば、各スタッカ16
乃至18から必要な金種を繰出し投出部1に搬送する
(ステップ607)。投出部1に出金の紙幣が整えられ
るとシャッタ7を開放する(ステップ608)。シャッ
タ7を開放するとともに、ディスプレイに投出された紙
幣を抜き取るように指示出力する(ステップ609)。
【0029】紙幣の存在を検出センサ2が検出しなくな
った場合(ステップ601)にはシャッタ7を閉鎖し
(ステップ612)、出金取引を終了する(ステップ6
13)。所定時間経過しても紙幣が抜き取られないこと
を検出した場合には(ステップ611)、投出口1の紙
幣を取り込み出金取引を終了する(ステップ613)。
【0030】但し、この場合には、紙幣が抜き取られな
かったことを記録しておき、後で顧客との間でトラブル
が発生しないようにする。以上を説明したように入金、
出金取引が行われる。入金時に投出部1返却された紙幣
及び出金時に投出部1に出金された紙幣は、顧客とのト
ラブルを回避するために、確実に顧客に抜き取ってもら
う必要がある。
【0031】そのために投出部1の紙幣の抜き取りを検
出するために、図4に示すように、検出センサ2を2−
1、2−2として2段設けられている。更にこの検出セ
ンサ2は、紙幣50の長手方向にも2段に設けられてい
る。この検出センサ2−1は、短い方向に紙幣50が折
り畳まれた等の異常状態ではない、正常な状態にある紙
幣50を検出するものであり、また、検出センサ2−1
は紙幣50の中央付近を検出するようになっており、ま
た長手方向に設けられた検出センサも同様に、長手方向
に折り畳まれた等の異常な状態の紙幣50であるか否か
を検出する。
【0032】この4つの検出センサの検出結果により、
投出部1に投入された紙幣50が正常状態であるか、2
つに半分に畳まれた状態にあるかを検出している。この
ような異常状態にある紙幣50を投出部1より装置内に
繰り出せば、障害の原因となるため、投出部1からの繰
出しを直ちに停止する必要がある。しかし、図9に示す
ように、皺になり、或いは折り畳まれ、投入された紙幣
50が投出部1の底部に倒れこんでしまった場合には、
検出センサ2で検出できなくなり、制御部4は投出部1
内の紙幣がなくなったものと検出してしまうことにな
る。
【0033】これでは、顧客とのトラブルの原因となっ
てしまう。検出センサ2−2をもっと底部付近に設ける
ことも考えられるが、これでは、途中で引っ掛かってし
まった紙幣を検出することができず、特に短手方向に折
り畳まれた紙幣が途中で引っ掛かってしまった場合に
は、検出センサ2−1と2−2の間に紙幣が存在するこ
とにより、検出できなくなり、顧客とのトラブルの原因
となる。
【0034】また、検出センサを多数設けることも考え
られるが、そのために、センサ素子を多くする必要があ
り、そのための電源、及び検出回路等ハード的が増加
し、更により多くのセンサ出力を処理する必要があるた
め、ソフトウェアも複雑とあり、装置のコストアップに
つながる。そこで、本発明の検出動作を図8に沿って説
明する。
【0035】紙幣50の検出動作は、図6、図7の乃
至の時点で行えばよい。つまり、シャッタ7がシャッ
タ駆動部37により閉鎖状態のなるとともに、押圧板5
を押圧板駆動部35により、押圧方向に移動し(ステッ
プ801)、且つ、繰出しローラ3を繰出しローラ駆動
部33により、繰出し方向とは反対方向、つまり、紙幣
の引き抜き方向に回動する(ステップ803)。
【0036】この繰出しローラ3の回動は、予め設定さ
れた時間だけ駆動される。もし、この動作により、検出
センサ2が紙幣50を検出しない場合には、投出部1の
紙幣50の全てが引き抜かれた或いは、装置内に繰り出
されたものとして正常終了する(ステップ813)。も
し、図9に示すように、投出部1に紙幣50が存在する
場合には、押圧板5に紙幣50の一端を押圧され、更
に、繰出しローラ3が引き抜き方向に回動しているた
め、投出部1の底部に倒れ込んでいた紙幣50は図10
に示すように、検出センサ2で検出可能な状態となる。
【0037】この状態になった時点で、図11に示すよ
うに、紙幣50の存在を検出センサ2が検出すると押圧
板5を押圧板駆動部35により押圧方向とは反対方向、
つまり離間方向に移動する(ステップ804)。さら
に、繰出しローラ3を停止する(ステップ805)。シ
ャッタ7をシャッタ駆動部37により、開放状態とした
のち(ステップ806)、紙幣を抜き取るようにディス
プレイ31に指示を出力する(ステップ807)。
【0038】紙幣50の存在を検出センサ2が検出した
後(ステップ808)、所定時間経過後も、紙幣50が
投出部1より抜き取られない場合には(ステップ80
9)、シャッタ7をシャッタ駆動部37により、閉鎖し
(ステップ810)、異常が発生したことを係員に通知
し、取引停止状態する異常処理を行う(ステップ81
1)。
【0039】投出部1に紙幣50が存在しないことを検
出センサ2が検出した場合は(ステップ808)、投出
部1より、紙幣50が抜き取られものとして、シャッタ
7を閉鎖状態として、検出動作を終了する(ステップ8
13)。この検出動作時に、押圧板5を離間方向に移動
した場合、再び紙幣50が投出部1の底部に倒れ込んで
しまう可能性があるので、ステップ812でシャッタ7
を閉鎖する際、再度上述した検出動作を行うようにすれ
ば、より確実な検出ができる。再度行う検出動作は、1
回に限られるものではない。
【0040】本実施例では、シャッタ7が閉じる際に、
検出動作を行うようにしているが、入金処理において
は、繰出し動作(ステップ508)を行ったのち、検出
センサ2が投出部1内の紙幣を検出しなくなった際、本
発明の検出動作を行うことにより、繰出し部3により、
繰出し出来なかった紙幣の検出を行うことができる。ま
た、本実施例では、検出センサ2が投出部1内の紙幣が
なくなった場合に、繰出しローラ3及び押圧板5の駆動
を開始しているが、検出センサ2が投出部1内に紙葉類
が存在しなくなったことを検出し、シャッタ7を動作
し、そのシャッタ7の動作を検出した後、繰出しローラ
3及び押圧板5を動作させるようにしてもよいことはい
うまでもない。
【0041】
【発明の効果】本発明のように、投出部内の紙幣が検出
されなくなった際に、押圧板を押圧方向に移動し、且
つ,繰出し部を引き抜き方向に回動することにより、折
り畳まれた或いは、皺になった等の理由より、投出部の
底部に倒れ込んだ紙幣を検出可能な状態にすることがき
でるため、投出部内の紙幣の存在を確実に検出できる。
【0042】また、シャッタの閉鎖動作と並行すること
により、この検出動作を含めた取引時間を短縮すること
ができる。そのため、顧客対する、サービスが向上する
ことができる。また、既存のハードを利用して行うた
め、制御を多少変更するのみで、本発明を実施すること
ができるため、装置のコストアップを招くことなく、信
頼性の装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】自動入出金装置の概略図である。
【図3】自動入出金装置の構成図である。
【図4】投出部の構成図ある。
【図5】検出センサの検出位置を示す図である。
【図6】入金処理フローである。
【図7】出金処理フローである。
【図8】紙幣検出処理フローである。
【図9】投出部の紙幣検出動作を示す。
【図10】投出部の紙幣検出動作を示す。
【図11】投出部の紙幣検出動作を示す。
【符号の説明】
1 投出部 2 検出センサ 3 繰出し部 4 制御部 5 押圧板 6 処理部 7 シャッタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類が保留される保留部に紙葉類が存
    在するか否かを検出するセンサが紙葉類の存在を検出し
    なくなった後に、保留部に突出する繰出し部を回動し、
    その後再度紙葉類の有無を検出するようにした紙葉類検
    出方法。
  2. 【請求項2】 紙葉類が投入される投入部(1)と、 投入部(1)に紙葉が存在することを検出する検出セン
    サ(2)と、 投入部(1)に投入された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰
    出し部(3)と、 繰出し部(3)に対し、紙葉類を押圧する方向及び離れ
    る方向に移動可能に構成され、繰出し時に紙葉類を繰出
    し部(3)に対し押圧する押圧部(5)と、 投入部(1)の紙葉類を繰出し部(3)により繰出し、
    検出センサ(2)の出力が投入部(1)内に紙葉類が無
    いことを検出した場合に、繰出し部を紙葉類の投入方向
    とは逆方向に回動するとともに、押圧部(5)を押圧方
    向に移動するように制御する制御部(4)と、を有する
    ことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類が払出される払出部(1)と、 払出部(1)に紙葉が存在することを検出する検出セン
    サ(2)と、 払出部(1)に払出された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰
    出し部(3)と、 検出センサ(2)の出力が払出部(1)内に紙葉類が無
    いことを検出した場合に、繰出し部(3)を紙葉類の抜
    き取り方向に回動するように制御する制御部(4)と、 を有することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  4. 【請求項4】 紙葉類が投入或いは払出される投出部
    (1)と、 開閉可能に構成され、閉状態において投出部を塞ぐシャ
    ッタ(7)と、 投出部(1)に紙葉が存在することを検出する検出セン
    サ(2)と、 投出部(1)に投出された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰
    出し部(3)と、 投出部(1)から繰出し部(3)により、繰り出された
    紙葉類を処理する処理部(6)と、 検出センサ(2)の出力が投出部(1)内に紙葉類が無
    いことを検出した場合に、シャッタ(7)を閉じるとと
    もに繰出し部(3)を紙葉類の抜き取り方向に回動する
    ように制御する制御部(4)とを有することを特徴とす
    る紙葉類取扱装置。
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KR101598299B1 (ko) * 2014-10-16 2016-02-26 주식회사 엘지씨엔에스 금융자동화기기의 입출금 유닛 및 이를 구비하는 금융자동화 기기

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