JP2621997B2 - ルーフ開閉装置 - Google Patents
ルーフ開閉装置Info
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- JP2621997B2 JP2621997B2 JP1250392A JP25039289A JP2621997B2 JP 2621997 B2 JP2621997 B2 JP 2621997B2 JP 1250392 A JP1250392 A JP 1250392A JP 25039289 A JP25039289 A JP 25039289A JP 2621997 B2 JP2621997 B2 JP 2621997B2
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- wing panel
- roof
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/22—Wind deflectors for open roofs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、半開式サンルーフ型ルーフの開閉装置、特
に乗物の居住スペース内の換気用に利用される開閉装置
に係る。殊に大型車の換気用の複数の半開式両翼パネル
からなるサンルーフが本発明の対象となる。
に乗物の居住スペース内の換気用に利用される開閉装置
に係る。殊に大型車の換気用の複数の半開式両翼パネル
からなるサンルーフが本発明の対象となる。
既に流通しているルーフ開閉装置としては、乗物のル
ーフのどちらかの側にジョイント式に設けられた、大抵
の場合、透明な一枚の半開式可動パネルよりなるガラス
製の開閉部のタイプがある。この型の装置は、車外へ可
動パネルが半開することによりルーフを開くことがで
き、このようにして車内に換気ゾーンを設ける。ただ
し、大型車の場合には、車内全体の良好な換気のために
は開口部が一つだけでは必ずしも十分ではない。そこで
車内の前部であれ後部であれきちんと行き渡る換気ゾー
ンを設けることができる、ジョイント式、または取り外
し可能な両翼パネルを複数有するサンルーフの利用を検
討することになった。しかし、この型の装置は、ルーフ
上の開口部の数に応じて、両翼パネル各々の操作は複雑
化する。こうした傾向から、半開式両翼パネルの開閉操
作には、例えば乗物の運転手が扱いやすい集中された制
御装置からは行なうことができない、といった大きな不
都合が生じやすい。
ーフのどちらかの側にジョイント式に設けられた、大抵
の場合、透明な一枚の半開式可動パネルよりなるガラス
製の開閉部のタイプがある。この型の装置は、車外へ可
動パネルが半開することによりルーフを開くことがで
き、このようにして車内に換気ゾーンを設ける。ただ
し、大型車の場合には、車内全体の良好な換気のために
は開口部が一つだけでは必ずしも十分ではない。そこで
車内の前部であれ後部であれきちんと行き渡る換気ゾー
ンを設けることができる、ジョイント式、または取り外
し可能な両翼パネルを複数有するサンルーフの利用を検
討することになった。しかし、この型の装置は、ルーフ
上の開口部の数に応じて、両翼パネル各々の操作は複雑
化する。こうした傾向から、半開式両翼パネルの開閉操
作には、例えば乗物の運転手が扱いやすい集中された制
御装置からは行なうことができない、といった大きな不
都合が生じやすい。
以上のことから、本発明は半開する旋回式両翼パネル
を複数有する自動ルーフ開閉装置の開発を内容としてお
り、一つの操作だけでこの両翼パネルの開閉を行うこと
ができる。その結果として運転手は一つの操作だけで車
内の換気を良好に行える。
を複数有する自動ルーフ開閉装置の開発を内容としてお
り、一つの操作だけでこの両翼パネルの開閉を行うこと
ができる。その結果として運転手は一つの操作だけで車
内の換気を良好に行える。
本発明にはもう一つ付随的な目的があるが、それは同
じ方法によって、旋回式両翼パネルそれぞれの開閉操作
を同時ないし選択的に可能とさせるような、乗用車のル
ーフ開閉装置を開発することである。
じ方法によって、旋回式両翼パネルそれぞれの開閉操作
を同時ないし選択的に可能とさせるような、乗用車のル
ーフ開閉装置を開発することである。
本発明にはさらにもう一つの目的があるが、それは旋
回式両翼パネルの操作方法によって制御された。平行移
動する一枚の半開式中央パネルを有するルーフの開閉装
置を開発することである。
回式両翼パネルの操作方法によって制御された。平行移
動する一枚の半開式中央パネルを有するルーフの開閉装
置を開発することである。
これらの目的は以下に述べるその他の目的とともに、
ルーフ開閉装置によって実現されたが、これは特に一つ
の屋根を有する型の乗物の換気用となっている。この屋
根は旋回式両翼パネルを縦方向に、連続して最低でも二
枚有することに特徴がある。このパネルの一枚一枚はほ
ぼ長方形をしており、交互に交差するその両端が、屋根
の縦方向に順ぐりに平行移動する可動制御スライドと連
繋回転する誘導器用のカムによって共に機能する。制御
スライドは、二枚の旋回式パネルと斜めに相対し、これ
らは二つずつ、旋回式両翼パネルに開閉を同時ないし選
択的に制御できる同じ操作装置によって連結されてい
る。
ルーフ開閉装置によって実現されたが、これは特に一つ
の屋根を有する型の乗物の換気用となっている。この屋
根は旋回式両翼パネルを縦方向に、連続して最低でも二
枚有することに特徴がある。このパネルの一枚一枚はほ
ぼ長方形をしており、交互に交差するその両端が、屋根
の縦方向に順ぐりに平行移動する可動制御スライドと連
繋回転する誘導器用のカムによって共に機能する。制御
スライドは、二枚の旋回式パネルと斜めに相対し、これ
らは二つずつ、旋回式両翼パネルに開閉を同時ないし選
択的に制御できる同じ操作装置によって連結されてい
る。
そのうえ、オプションとして、屋根に沿って平行移動
する一枚の旋回式中央パネルをルーフ開閉装置に付け加
えることができる。その形はほぼ長方形で、二枚の旋回
式両翼パネルの間に据えられる。平行移動するこの旋回
式中央パネルは、交差する各末端が、旋回式両翼パネル
の片側の制御スライドと連繋回転する、共通の操作装置
によって開閉ならびに中央パネルの平行移動を操作させ
る旋回式両翼パネル誘導器用のカムによって共に機能す
る。
する一枚の旋回式中央パネルをルーフ開閉装置に付け加
えることができる。その形はほぼ長方形で、二枚の旋回
式両翼パネルの間に据えられる。平行移動するこの旋回
式中央パネルは、交差する各末端が、旋回式両翼パネル
の片側の制御スライドと連繋回転する、共通の操作装置
によって開閉ならびに中央パネルの平行移動を操作させ
る旋回式両翼パネル誘導器用のカムによって共に機能す
る。
本発明において、ルーフ開閉装置には、さらに、平行
移動する旋回式中央パネルと旋回式両翼パネルの片側と
の間に、取り外しできるもう一枚の中央パネルをつける
ことができることも特徴と一つである。
移動する旋回式中央パネルと旋回式両翼パネルの片側と
の間に、取り外しできるもう一枚の中央パネルをつける
ことができることも特徴と一つである。
本発明において、ギヤ軸の両側据えられた二本のケー
ブルをそのギヤによって反対方向に引っぱることができ
る。各ケーブルの各々の端は制御スライドの一つに接続
しているため、ローテーション方式に、ギヤならびに正
反対に据えられたスライドが反対方向に平行移動するこ
とも特徴の一つである。
ブルをそのギヤによって反対方向に引っぱることができ
る。各ケーブルの各々の端は制御スライドの一つに接続
しているため、ローテーション方式に、ギヤならびに正
反対に据えられたスライドが反対方向に平行移動するこ
とも特徴の一つである。
本発明において、旋回式両翼パネルが重ね板ばねで作
られた半開維持装置を有することも特徴の一つである。
られた半開維持装置を有することも特徴の一つである。
本発明において、乗物のルーフと平行して据え付けら
れたレールにおいて、制御スライドが平行移動すること
も特徴の一つである。
れたレールにおいて、制御スライドが平行移動すること
も特徴の一つである。
本発明において、先に述べた中央パネルのうち、少く
とも一枚には遮蔽幕がつけられていることも特徴の一つ
である。
とも一枚には遮蔽幕がつけられていることも特徴の一つ
である。
本発明において、ギヤがクランクまたはモーターによ
って駆動することも特徴の一つである。
って駆動することも特徴の一つである。
本発明のその他の特徴ないし長所については、本発明
のオプションを例として示す以下の記述で理解されよ
う。
のオプションを例として示す以下の記述で理解されよ
う。
本発明によるルーフ開閉装置は、乗物の屋根1の上に
並んで据えられた4枚の中央パネルを有する。これは第
1図に示されている。第一の前部小型中央パネル、また
は旋回式両翼パネル(前翼パネル)2はジョイント方式
により組み立てられており、車外に半開することがで
き、車内前部においての換気を可能にする。大型の中央
パネル3は両翼パネル2の後に据えられており、車内の
中央前部の換気を行う。このパネルはまた屋根1の上で
レールに沿って滑り、車内の中央前部に開口部を設け
る。中央パネル3が屋根1の上をレールに沿って滑ると
き、可動性の両翼パネル2がそらせ板の役割を果たし、
騒音や乱流を起こさないために、細い空気の流れが車内
に流入しないように向きを変える。三番目の中央パネル
4は、中央パネル2の後ろに据えることができる。この
中央パネル4は、屋根1の中央後部に開口部を設けるた
めに固定させたり、組み外したりすることができる。四
番目の小型の中央パネルまたは旋回式両翼パネル(後翼
パネル)5は、中央パネル4の後に据えられ、車内から
外側に向けて、半開させることができる。中央パネル3,
4、そして旋回式両翼パネル2,5は、ガラス,鉄板,合成
素材,または全く別種の素材でつくることができる。
並んで据えられた4枚の中央パネルを有する。これは第
1図に示されている。第一の前部小型中央パネル、また
は旋回式両翼パネル(前翼パネル)2はジョイント方式
により組み立てられており、車外に半開することがで
き、車内前部においての換気を可能にする。大型の中央
パネル3は両翼パネル2の後に据えられており、車内の
中央前部の換気を行う。このパネルはまた屋根1の上で
レールに沿って滑り、車内の中央前部に開口部を設け
る。中央パネル3が屋根1の上をレールに沿って滑ると
き、可動性の両翼パネル2がそらせ板の役割を果たし、
騒音や乱流を起こさないために、細い空気の流れが車内
に流入しないように向きを変える。三番目の中央パネル
4は、中央パネル2の後ろに据えることができる。この
中央パネル4は、屋根1の中央後部に開口部を設けるた
めに固定させたり、組み外したりすることができる。四
番目の小型の中央パネルまたは旋回式両翼パネル(後翼
パネル)5は、中央パネル4の後に据えられ、車内から
外側に向けて、半開させることができる。中央パネル3,
4、そして旋回式両翼パネル2,5は、ガラス,鉄板,合成
素材,または全く別種の素材でつくることができる。
オプションとして、少なくとも中央パネル3,4のうち
一方に、遮蔽幕400を付けることができる。この幕は中
央パネルが透明である場合には、付属するパネルの全面
ないし一部を覆うことができる。
一方に、遮蔽幕400を付けることができる。この幕は中
央パネルが透明である場合には、付属するパネルの全面
ないし一部を覆うことができる。
第2図に示した通り、ほぼ長方形をしている旋回式両
翼パネル2,6の各々は、制御スライド22,52と連繋して、
ローラー21,51の誘導のために、相互に交差するその両
端でカム20,50によって共に機能する。旋回式両翼パネ
ル翼2,5は各々セットになっている同様の仕様の二つの
カム20,50に結合している。第1の制御スライド22及び
第2の制御スライド52は屋根の上を縦方向に沿って交互
に平行移動することができる。この方向性は、旋回式両
翼パネル2,5の両側に据えられたレール25,55のセットに
よって設定される。そこをスライド22,52が移動するよ
うになっている。このレール25,55の各々がスライド22,
52を導く。
翼パネル2,6の各々は、制御スライド22,52と連繋して、
ローラー21,51の誘導のために、相互に交差するその両
端でカム20,50によって共に機能する。旋回式両翼パネ
ル翼2,5は各々セットになっている同様の仕様の二つの
カム20,50に結合している。第1の制御スライド22及び
第2の制御スライド52は屋根の上を縦方向に沿って交互
に平行移動することができる。この方向性は、旋回式両
翼パネル2,5の両側に据えられたレール25,55のセットに
よって設定される。そこをスライド22,52が移動するよ
うになっている。このレール25,55の各々がスライド22,
52を導く。
旋回式両翼パネル2,5の各々と斜めに向かい合った制
御スライド22,52は、ケーブル100,200によってこれら二
つの各々と互いに結び付いている。このため、斜めに向
かい合ったスライドは同時に平行移動するが、それは反
対方向の動きとなる。ケーブル100,200は一つの軸の上
に設けられたギア300によって同時に引っぱられ、それ
は反対方向の動きとなる。このギアはクランクまたはモ
ーターによってローテーション方式で駆動させることが
できる。
御スライド22,52は、ケーブル100,200によってこれら二
つの各々と互いに結び付いている。このため、斜めに向
かい合ったスライドは同時に平行移動するが、それは反
対方向の動きとなる。ケーブル100,200は一つの軸の上
に設けられたギア300によって同時に引っぱられ、それ
は反対方向の動きとなる。このギアはクランクまたはモ
ーターによってローテーション方式で駆動させることが
できる。
両翼パネル2,5の各々は、屋根の縦軸や旋回式両翼パ
ネル各々の前部にほぼ直交するように据えられた二つの
軸28,58の上にジョイント方式により組み立てられてい
る。その結果、旋回式両翼パネルの一方が、各々の軸の
回りにローテーション方式で半開する。
ネル各々の前部にほぼ直交するように据えられた二つの
軸28,58の上にジョイント方式により組み立てられてい
る。その結果、旋回式両翼パネルの一方が、各々の軸の
回りにローテーション方式で半開する。
旋回式両翼パネル2,5の各々のカム20,50は波型や台形
を呈しており、そのために、ケーブル100,200の操作に
よって、スライド22,52の平行移動は、旋回式両翼パネ
ル2,5のジョイント運動を引き起こす。この運動は、カ
ム20,50におけるローラー21,51の移動によって引き起こ
される。カム20,50が特殊な形態をしているおかげで、
旋回式両翼パネル2,5はどちらか一方の、または同時の
半開や閉鎖が可能である。
を呈しており、そのために、ケーブル100,200の操作に
よって、スライド22,52の平行移動は、旋回式両翼パネ
ル2,5のジョイント運動を引き起こす。この運動は、カ
ム20,50におけるローラー21,51の移動によって引き起こ
される。カム20,50が特殊な形態をしているおかげで、
旋回式両翼パネル2,5はどちらか一方の、または同時の
半開や閉鎖が可能である。
第2図に示されている通り、可動する中央パネル3
は、スライド25と連繋しているローラー21を誘導するた
め、交差する各々の両端に据えられたセットをなす二つ
のカム30と共に機能する。屋根1の縦軸や中央パネル3
の前部にほぼ直交するように据えられている軸38の上に
中央パネル3はジョイント方式により組み立てられてい
る。軸38は、屋根の前部から後部にかけて屋根の縦軸に
沿って平行移動する。
は、スライド25と連繋しているローラー21を誘導するた
め、交差する各々の両端に据えられたセットをなす二つ
のカム30と共に機能する。屋根1の縦軸や中央パネル3
の前部にほぼ直交するように据えられている軸38の上に
中央パネル3はジョイント方式により組み立てられてい
る。軸38は、屋根の前部から後部にかけて屋根の縦軸に
沿って平行移動する。
成形された合成素材または鋳造アルミニウムででき
た、ほぼ長方形のフレーム60によって、中央パネル3,4
や、旋回式両翼パネル2,5は、屋根1にしっかりと固定
されている。
た、ほぼ長方形のフレーム60によって、中央パネル3,4
や、旋回式両翼パネル2,5は、屋根1にしっかりと固定
されている。
このフレームには、溶接されて密着した、または全く
異なる方法で接着されたか組立られたかしたアーチ形の
面がある。数個の中央パネルからなるサンルーフは、乗
物の屋根に一度又は二度にわたって取り付けるという方
法で組み立てられる。
異なる方法で接着されたか組立られたかしたアーチ形の
面がある。数個の中央パネルからなるサンルーフは、乗
物の屋根に一度又は二度にわたって取り付けるという方
法で組み立てられる。
屋根への固定はフレーム60につなぎあわせた近接フレー
ム62によってなされている。気密性の継手61は、中央パ
ネル3,4の各々の回りに据えられ、旋回式両翼パネル2,5
は車内への水の侵入を防ぐために両翼パネルと中央パネ
ルの閉鎖部に据えられている。これは第3図に示されて
いる通りである。一般的には、また特に旋回式両翼パネ
ル2については、軸28の回りにジョイント方式により据
え付けられた溝23につなぎあわせてある。旋回式の両翼
パネル2,5や中央パネル3の各々は、カム20,30,50が各
々据えられているセットをなす専用の溝を持っている。
二つの旋回式両翼パネル2,5については、この両翼パネ
ルの開閉位置を維持する重ね板ばね90がレール25と溝23
の間に据えられている。その結果、圧縮機としての機能
を果たす重ね板ばね90の働きによって、両翼パネル2は
それが半開する位置に留まる。
ム62によってなされている。気密性の継手61は、中央パ
ネル3,4の各々の回りに据えられ、旋回式両翼パネル2,5
は車内への水の侵入を防ぐために両翼パネルと中央パネ
ルの閉鎖部に据えられている。これは第3図に示されて
いる通りである。一般的には、また特に旋回式両翼パネ
ル2については、軸28の回りにジョイント方式により据
え付けられた溝23につなぎあわせてある。旋回式の両翼
パネル2,5や中央パネル3の各々は、カム20,30,50が各
々据えられているセットをなす専用の溝を持っている。
二つの旋回式両翼パネル2,5については、この両翼パネ
ルの開閉位置を維持する重ね板ばね90がレール25と溝23
の間に据えられている。その結果、圧縮機としての機能
を果たす重ね板ばね90の働きによって、両翼パネル2は
それが半開する位置に留まる。
屋根の縦軸と対称的に配置されたルーフ開閉装置の機
能について述べてきたが、一側面にある部品の働きしか
見てこなかった。すなわち、第4a〜第4e図に示されてい
るように左側面しか見てこなかったのである。
能について述べてきたが、一側面にある部品の働きしか
見てこなかった。すなわち、第4a〜第4e図に示されてい
るように左側面しか見てこなかったのである。
旋回式両翼パネル2につながれたカム20は、波形を呈
しており、波頭と谷を持つ。第4a図に明示されている通
り、旋回式両翼パネル2.5の閉鎖位置で、カム20,50と共
に機能するローラー21,51の各々は、二つの両翼パネル
2,5とつながり、カム20,50の頂点と対応しながら、Aと
A′の位置を交互に占めている。スライド22が距離dを
とって、ケーブル100によって屋根の前部へ平行移動す
るとき、スライド52は距離dをとってケーブル200によ
って屋根の後部に平行移動する。ケーブル100,200はギ
ア300によって正反対の動きをする。このスライド22,52
の位置において、ローラー21,51の各々はカム20の頂点
Bとカム50の谷B′に位置する。カム50の谷B′におけ
るローラー51の位置決めは、結果として軸58の回りにお
いてローテーション方式によって両翼パネル5を引き上
げることになるが、この間、両翼パネル5は閉鎖位置に
留まっている。これは第4b図に示されている。
しており、波頭と谷を持つ。第4a図に明示されている通
り、旋回式両翼パネル2.5の閉鎖位置で、カム20,50と共
に機能するローラー21,51の各々は、二つの両翼パネル
2,5とつながり、カム20,50の頂点と対応しながら、Aと
A′の位置を交互に占めている。スライド22が距離dを
とって、ケーブル100によって屋根の前部へ平行移動す
るとき、スライド52は距離dをとってケーブル200によ
って屋根の後部に平行移動する。ケーブル100,200はギ
ア300によって正反対の動きをする。このスライド22,52
の位置において、ローラー21,51の各々はカム20の頂点
Bとカム50の谷B′に位置する。カム50の谷B′におけ
るローラー51の位置決めは、結果として軸58の回りにお
いてローテーション方式によって両翼パネル5を引き上
げることになるが、この間、両翼パネル5は閉鎖位置に
留まっている。これは第4b図に示されている。
スライド22が再び距離d′をとって屋根の前部に平行
移動した場合、ローラー21はカム20の谷Cに位置し、こ
うして翼2は半開される。この間に対照的に、ローラー
51は距離d′をとって、カム50の谷C′に位置しなが
ら、かつ翼パネル45を閉鎖させ屋根の後部に平行移動す
る。これは第4c図に示されている。
移動した場合、ローラー21はカム20の谷Cに位置し、こ
うして翼2は半開される。この間に対照的に、ローラー
51は距離d′をとって、カム50の谷C′に位置しなが
ら、かつ翼パネル45を閉鎖させ屋根の後部に平行移動す
る。これは第4c図に示されている。
以上のことから、時計の針が回る方向にギア300がロ
ーテーション方式で回り、反対方向へケーブル100,200
を平行移動させながら、両翼パネル5を半開させたり、
ついで両翼パネル2を半開させたりする選択ができる。
両翼パネル3,5の閉鎖はギア300がローテーション方式で
時計の進むのとは逆方向に進んで、最初の位置に戻って
くることによって行なわれる。この位置第4A図に示され
た両翼パネルの位置に対応する。
ーテーション方式で回り、反対方向へケーブル100,200
を平行移動させながら、両翼パネル5を半開させたり、
ついで両翼パネル2を半開させたりする選択ができる。
両翼パネル3,5の閉鎖はギア300がローテーション方式で
時計の進むのとは逆方向に進んで、最初の位置に戻って
くることによって行なわれる。この位置第4A図に示され
た両翼パネルの位置に対応する。
都合の良いことに、平行移動する半開式中央パネル3
は、両翼パネル2の後ろに据えられている。中央パネル
3は半ば波形を呈し、波頭Fと谷Eを持つカム30のセッ
トと共に機能する。最初の位置から、ギア300はローテ
ーション方式で時計とは逆回りに駆動する。この動きに
より、スライド23は距離d″をとって屋根の後部に平行
移動する。この間、スライド52は同じ距離d″をとって
屋根に平行移動する。
は、両翼パネル2の後ろに据えられている。中央パネル
3は半ば波形を呈し、波頭Fと谷Eを持つカム30のセッ
トと共に機能する。最初の位置から、ギア300はローテ
ーション方式で時計とは逆回りに駆動する。この動きに
より、スライド23は距離d″をとって屋根の後部に平行
移動する。この間、スライド52は同じ距離d″をとって
屋根に平行移動する。
この位置においてローラー21は両翼パネル2を半開さ
せるカム20の谷Dに位置し、ローラー51は同様に両翼パ
ネル5を半開させるカム50の谷D′に位置する。これは
第4d図に示されている。
せるカム20の谷Dに位置し、ローラー51は同様に両翼パ
ネル5を半開させるカム50の谷D′に位置する。これは
第4d図に示されている。
カム20,50の各々の末端をD,D′とすると、これはそれ
ぞれ谷に対応する。この結果ローラー21,51はこの末端
に達したとたんに、それまで滑ってきたカムから離れる
ことができる。同様にしてカム10もまた波頭Fに対応す
る末端を有し、その結果、ローラー21はこの末端の右に
出たときカム30の中に入り込むことができる。
ぞれ谷に対応する。この結果ローラー21,51はこの末端
に達したとたんに、それまで滑ってきたカムから離れる
ことができる。同様にしてカム10もまた波頭Fに対応す
る末端を有し、その結果、ローラー21はこの末端の右に
出たときカム30の中に入り込むことができる。
以上のことから、スライド22が距離dをとって屋根
の後部へ平行移動するとき、ローラー21はカム20を離
れ、カム30の波頭Fのところで、カム30に入り込む。両
翼パネル2は重ね板ばね90の働きを受けて半開状態に保
たれる。対照的に、ローラー51はもう一つの重ね板ばね
90の働きを受けて両翼パネル5を半開にさせたままカム
50を離れていく。ローラー21は続けて屋根の後部に移動
していき、ついで、中央パネル3と共に機能しながら、
カム30の谷Eに位置し、その結果このパネルは軸38の回
りをローテーション方式で回りながら車外へと半開す
る。カム30の終りに達して、ローラー21は屋根の後部へ
中央パネル3を平行移動させる。これは第4e図に示され
ている。
の後部へ平行移動するとき、ローラー21はカム20を離
れ、カム30の波頭Fのところで、カム30に入り込む。両
翼パネル2は重ね板ばね90の働きを受けて半開状態に保
たれる。対照的に、ローラー51はもう一つの重ね板ばね
90の働きを受けて両翼パネル5を半開にさせたままカム
50を離れていく。ローラー21は続けて屋根の後部に移動
していき、ついで、中央パネル3と共に機能しながら、
カム30の谷Eに位置し、その結果このパネルは軸38の回
りをローテーション方式で回りながら車外へと半開す
る。カム30の終りに達して、ローラー21は屋根の後部へ
中央パネル3を平行移動させる。これは第4e図に示され
ている。
時計と逆回りのギア300の回転により、二つの旋回式
両翼パネル2,5の半開が同時に行なわれ、ついで、中央
パネル3の半開と平行移動が行われる。
両翼パネル2,5の半開が同時に行なわれ、ついで、中央
パネル3の半開と平行移動が行われる。
本願発明によれば、前側より後方に向かって、順に、
前翼パネル、中央パネル、取り外し可能パネル、後翼パ
ネルが並んだ構成のルーフにおいて、前翼パネルは前翼
パネル用カムを有し、後翼パネルは後翼パネル用カムを
有し、中央パネルは中央パネル用カムを有し、第1の制
御スライドと第2の制御スライドとが関連して移動する
ことによって、また、第1の制御スライドが前翼パネル
用カムから外れた後には、半開状態維持装置が前翼パネ
ルを支えて半開状態に保ち、第2の制御スライドが後翼
パネル用カムから外れた後には、半開状態維持装置が後
翼パネルを支えて半開状態に保つことによって、以下の
4つのパネル開状態を得ることが出来る。
前翼パネル、中央パネル、取り外し可能パネル、後翼パ
ネルが並んだ構成のルーフにおいて、前翼パネルは前翼
パネル用カムを有し、後翼パネルは後翼パネル用カムを
有し、中央パネルは中央パネル用カムを有し、第1の制
御スライドと第2の制御スライドとが関連して移動する
ことによって、また、第1の制御スライドが前翼パネル
用カムから外れた後には、半開状態維持装置が前翼パネ
ルを支えて半開状態に保ち、第2の制御スライドが後翼
パネル用カムから外れた後には、半開状態維持装置が後
翼パネルを支えて半開状態に保つことによって、以下の
4つのパネル開状態を得ることが出来る。
後翼パネル(5)だけが傾斜して開いた状態(FIG.4b
参照) 前翼パネル(2)だけが傾斜して開いた状態(FIG.4c
参照) 後翼パネル(5)と前翼パネル(2)とが傾斜して開
いた状態(FIG.4d参照) 後翼パネル(5)と前翼パネル(2)とが傾斜して開
き、且つ中央パネル(3)が半開すると共に屋根に沿っ
て後方に移動して一部が上記取り外し可能パネル(4)
の上方にかかった状態(FIG.4e参照) 当然のことながら、本発明は上に述べた実例に留まる
ものではない。本発明の範囲内において、ここに述べた
以外の応用例もできる。
参照) 前翼パネル(2)だけが傾斜して開いた状態(FIG.4c
参照) 後翼パネル(5)と前翼パネル(2)とが傾斜して開
いた状態(FIG.4d参照) 後翼パネル(5)と前翼パネル(2)とが傾斜して開
き、且つ中央パネル(3)が半開すると共に屋根に沿っ
て後方に移動して一部が上記取り外し可能パネル(4)
の上方にかかった状態(FIG.4e参照) 当然のことながら、本発明は上に述べた実例に留まる
ものではない。本発明の範囲内において、ここに述べた
以外の応用例もできる。
第1図は乗物の屋根に付けられたルーフの開閉装置の概
略図、第2図は本発明によるルーフの開閉装置の原理を
示す概略図、第3図はルーフ開閉装置の一部分の断面
図、第4a〜第4e図は夫々旋回式両翼パネルと中央パネル
がさまざまにとりうる位置を示す図である。 1……屋根、2,5……旋回式両翼パネル、3,4……旋回式
中央パネル、20,30,50……カム、21,51……ローラー、2
2,52……可動性制御スライド、23……溝、25,55……レ
ール、28,38,58……軸、60……フレーム、61……気密性
の継手、62……近接フレーム、90……重ね板ばね、100,
200……ケーブル、300……ギア、400……遮蔽幕。
略図、第2図は本発明によるルーフの開閉装置の原理を
示す概略図、第3図はルーフ開閉装置の一部分の断面
図、第4a〜第4e図は夫々旋回式両翼パネルと中央パネル
がさまざまにとりうる位置を示す図である。 1……屋根、2,5……旋回式両翼パネル、3,4……旋回式
中央パネル、20,30,50……カム、21,51……ローラー、2
2,52……可動性制御スライド、23……溝、25,55……レ
ール、28,38,58……軸、60……フレーム、61……気密性
の継手、62……近接フレーム、90……重ね板ばね、100,
200……ケーブル、300……ギア、400……遮蔽幕。
Claims (6)
- 【請求項1】特に屋根付の乗物の換気用に使われるルー
フ開閉装置であって、 該屋根(1)のうち該乗物の進行方向上前側に位置して
おり半開する略長方形の旋回式の前翼パネル(2)と、
該屋根のうち該乗物の進行方向上後側に位置しており半
開する略長方形の旋回式の後翼パネル(5)と、該前翼
パネル(2)と該後翼パネル(5)との間の位置であっ
て該前翼パネル(2)の直ぐ後側に位置しており半開す
ると共に該屋根に沿って後方に移動する略長方形の旋回
式の一の中央パネル(3)と、該中央パネル(3)と上
記後翼パネル(5)との間に取り外し可能に設けてある
取り外し可能パネル(4)とを有し、 上記前翼パネル(2)は前翼パネル用カム(20)を有
し、上記後翼パネル(5)は後翼パネル用カム(50)を
有し、上記中央パネル(3)は中央パネル用カム(30)
を有し、 上記屋根にその前後方向に移動可能に設けてあり、通常
は上記前翼パネル用カム(20)に嵌合しており、前方に
移動して上記前翼パネル(2)を半開させ、後方に移動
して上記前翼パネル(2)を半開させ、更に後方に移動
すると、上記前翼パネル用カム(20)より抜け出して上
記中央パネル用カム(30)に嵌合して、上記中央パネル
(3)を半開させ、更には半開した上記中央パネル
(3)を後方に移動させる第1の制御スライド(22)
と、 上記屋根にその前後方向に移動可能に設けてあり、上記
後翼パネル用カム(50)に嵌合しており、後方に移動し
て上記後翼パネル(5)を半開させ、且つ前方に移動し
ても上記後翼パネル(5)を半開させ、更に前方に移動
すると上記後翼パネル用カム(50)より抜け出す第2の
制御スライド(52)と、 上記第1の制御スライド(22)と上記第2の制御スライ
ド(52)とを関連させて移動させる操作装置(100、20
0、300)と、 前翼パネル(2)及び上記後翼パネル(5)を開く方向
に付勢しており、上記第1の制御スライド(22)が後方
に移動して上記前翼パネル用カム(20)より抜け出した
後に、上記前翼パネル(2)を半開状態に維持し、且つ
第2の制御スライド(52)が前方に移動して上記後翼パ
ネル用カム(50)より抜け出した後に、上記後翼パネル
(5)を半開状態に維持する装置(90)とを有し、 上記第1の制御スライド(22)と上記第2の制御スライ
ド(52)とが関連して移動することによって、上記前翼
パネル(2)と上記後翼パネル(5)との開閉が同時的
又は選択的に行われ、また、上記第1の制御スライド
(22)と上記第2の制御スライド(52)とが更に移動す
ることによって、上記中央パネル(3)が半開すると共
に上記屋根に沿って後方に移動して一部が上記取り外し
可能パネル(4)の上方にかかった状態とし、且つ上記
前翼パネル(2)と上記後翼パネル(5)とは上記装置
(90)によって半開状態に維持される構成としたことを
特徴とするルーフ開閉装置。 - 【請求項2】請求項1の操作装置(100、200、300)
は、ギヤ軸の両側に引かれた二本のケーブル(100、20
0)を反対方向に引っ張るギヤ(300)を有し、各ケーブ
ル(100、200)のどの末端も上記第1、第2制御スライ
ド(22、52)とつながれていて、その結果、軸の回りを
巡るギヤ(300)の回転により、斜めに相対した各制御
スライド(22、52)は互いに反対方向に移動する構成と
したことを特徴とするルーフ開閉装置。 - 【請求項3】上記屋根(1)にその前後方向に延在して
平行に据えられており、上記第1、第2制御スライド
(22、52)がこれに沿って移動するレール(25、55)を
更に有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の
ルーフ開閉装置。 - 【請求項4】請求項1の半開維持用の弾性を保つ装置
(90)は、重ね板ばねよりなる構成としたことを特徴と
するルーフ開閉装置。 - 【請求項5】上記中央パネル(3)及び上記取り外し可
能パネル(4)とのうち少なくとも一方に遮蔽幕(40
0)を付してなる構成としたことを特徴とする請求項1
記載のルーフ開閉装置。 - 【請求項6】請求項2のギヤ(300)がクランクまたは
モータで駆動される構成としたことを特徴とするルーフ
開閉装置。
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FR8812546 | 1988-09-26 | ||
FR8812546A FR2636892B1 (fr) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | Dispositif d'ouverture de toit a au moins deux volets orientables |
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---|---|
JPH02185825A JPH02185825A (ja) | 1990-07-20 |
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EP (1) | EP0362028B1 (ja) |
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DE (1) | DE68901238D1 (ja) |
FR (1) | FR2636892B1 (ja) |
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FR2694522B1 (fr) * | 1992-08-07 | 1994-10-21 | Heuliez Webasto | Dispositif ouvrant comportant un déflecteur de vent et véhicule le comprenant. |
DE19510822A1 (de) * | 1995-03-24 | 1996-09-26 | Porsche Ag | Fahrzeugdach |
US5768834A (en) * | 1995-08-31 | 1998-06-23 | Pinder; Robert C. | Rain shield |
DE19549200A1 (de) * | 1995-12-30 | 1997-07-03 | Webasto Karosseriesysteme | Windleitelement für ein Fahrzeugdach |
DE19620879A1 (de) * | 1996-05-23 | 1997-11-27 | Bayerische Motoren Werke Ag | Be- und Entlüftungseinrichtung an einem Fahrzeugdach |
EP0853012A1 (de) * | 1997-01-10 | 1998-07-15 | WEBASTO KAROSSERIESYSTEME GmbH | Windleitelement für ein Fahrzeugdach |
DE19802301A1 (de) * | 1998-01-22 | 1999-07-29 | Bosch Gmbh Robert | Windabweiser für ein mit einem Schiebedach ausgestattetes Kraftfahrzeug |
DE19822006A1 (de) * | 1998-05-15 | 1999-11-18 | Bayerische Motoren Werke Ag | Windabweiseranordnung an einem Fahrzeugdach |
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DE19941984C1 (de) | 1999-09-03 | 2000-10-19 | Porsche Ag | Mehrteiliges Schiebedach für ein Kraftfahrzeug |
NL1013832C2 (nl) * | 1999-12-13 | 2001-06-14 | Inalfa Ind Bv | Open-dakconstructie voor een voertuig. |
DE10013720C1 (de) * | 2000-03-21 | 2001-10-04 | Webasto Vehicle Sys Int Gmbh | Fahrzeugdach mit Lüftereinrichtung |
NL1015492C2 (nl) * | 2000-06-21 | 2001-12-28 | Inalfa Ind Bv | Open-dakconstructie voor een voertuig. |
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DE102008024891B4 (de) * | 2008-05-16 | 2019-09-12 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug |
FR3020344B1 (fr) * | 2014-04-24 | 2016-05-13 | Airbus Operations Sas | Assemblage pour un aeronef comportant un panneau d'acces mobile |
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US4178036A (en) * | 1977-10-17 | 1979-12-11 | American Sunroof Corporation | Positive lock mechanism for vehicular sliding roof panels |
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FR2527256A2 (fr) * | 1982-03-01 | 1983-11-25 | Heuliez Dea | Dispositif d'ouverture a surface decouvrable, notamment toit ouvrant pour vehicule automobile |
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-
1989
- 1989-09-21 DE DE8989402583T patent/DE68901238D1/de not_active Expired - Fee Related
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- 1989-09-26 US US07/412,437 patent/US5031959A/en not_active Expired - Lifetime
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DE68901238D1 (de) | 1992-05-21 |
US5031959A (en) | 1991-07-16 |
EP0362028A1 (fr) | 1990-04-04 |
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