JP2621073B2 - スプリンクラ− - Google Patents

スプリンクラ−

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JP2621073B2
JP2621073B2 JP5092214A JP9221493A JP2621073B2 JP 2621073 B2 JP2621073 B2 JP 2621073B2 JP 5092214 A JP5092214 A JP 5092214A JP 9221493 A JP9221493 A JP 9221493A JP 2621073 B2 JP2621073 B2 JP 2621073B2
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nozzle
cylinder
support
motor
sprinkler
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JPH06277568A (ja
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健育 高野
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ヒドロ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広い範囲にわたって自動
的に散水するスプリンクラ−に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場や学校のグランドなどで広い範
囲にわたり散水するスプリンクラ−には、インパクト方
式、ギヤドライブ方式又はカムドライブ方式のものがあ
る。
【0003】インパクト方式のスプリンクラ−は、支持
体に回転可能に支えられたノズルからの噴流水によって
スイングア−ムをバネ力に抗してはじき、はじかれたス
イングア−ムが噴流水から解放されてバネ力により急速
に復帰し、ノズルに衝突してこのノズルを回転させるも
のであり、水車駆動を利用したギヤドライブ方式又はカ
ムドライブ方式のものと比較して流水中のスラッジやゴ
ミの影響を受けにくいため、特に水道水を利用しない場
合には多く採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インパ
クト方式のスプリンクラ−も水力を利用してノズルを回
転させるものであるため、水圧の変化によってノズルの
回転速度が変わってしまう。また、スイングア−ムの形
状・寸法、取り付け状態及びア−ム用スプリングのバネ
力の誤差がノズルの回転速度に大きな影響を及ぼす。し
たがって、所定のノズルの回転速度を確保し、適当な散
水状態を得ることが困難である。しかも、スイングア−
ムとノズルとを衝突させるために装置の寿命が短い。
【0005】 したがって、本発明は適当な散水状態を
常に確保することができ、しかも寿命が長く、さらに簡
単にノズルの回転角度を変えることのできるスプリンク
ラーの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のスプリンクラーは、支持体と、この支持体
シリンダを介して回転可能に支えられたノズルとを備
え、このノズルを回転させて広い範囲にわたり散水する
スプリンクラーにおいて、前記支持体に、前記ノズルを
回転させるための電動機を取り付けるとともに、この支
持体の外側に位置して所定角度揺動するたびに前記電動
機を逆に回転させる反転レバーを備えた回転角度検出セ
ンサ装置を設け、前記シリンダの外周に、押圧部及び取
付けリングを有する一対の押圧部材をこれらの押圧部が
前記反転レバーを挟むように、前記取付けリングを嵌め
て固定し、前記押圧部材を前記押圧部間の角度を変えて
前記シリンダに固定できるように構成したものである。
【0007】 ノズルは支持体に回転可能に支持された
シリンダに取り付けられている
【0008】
【作用】水力駆動によってノズルを回転させるものでは
ない。回転力を得るためにノズルと衝突する駆動伝達手
段を設ける必要がない。シリンダの回転により一方の押
圧部材の押圧部が反転レバーに当接してこの反転レバー
を所定角度揺動させると電動機はそれまでとは逆に回転
する。そして、シリンダの逆の回転により他方の押圧部
材の押圧部が反転レバーに当接してこの反転レバーを逆
方向に所定角度揺動させると電動機は再び逆に回転を行
う。押圧部の向く方向を変化させることにより押圧部間
の角度を変化させることができ、したがって、反転レバ
ーが所定角度揺動するまでのシリンダの回転角度、すな
わちノズルの回転角度を変えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は本発明に係るスプリンクラ−の右側
を断面で示す正面図である。
【0011】支持体1の内側にはシリンダ3が回転可能
に配置され、このシリンダ3の内側には導水パイプ5が
シリンダ3に対して上下方向にのみ移動可能な状態で配
置されている。導水パイプ5の上端にはノズル7が固定
されていて、したがって、このノズル7はシリンダ3及
び導水パイプ5を介して支持体1に回転可能に支えられ
ている。シリンダ3から突出する導水パイプ5部分の長
さは短く、しかも支持体1がシリンダ3の上端部分まで
延びているので、流水噴出時の導水パイプ5及びシリン
ダ3に作用する曲げモ−メントは小さく、それゆえ、ノ
ズル7の回転に対して大きなブレ−キ力は働かない。
【0012】支持体1にはモ−タケ−ス9が固定されて
いて、このモ−タケ−ス9内にはモ−タ11(電動機)
が配置されている。モ−タ11はシリンダ3の外周に取
り付けられたウォ−ムホイ−ル13と噛み合い状態にあ
る。
【0013】導水パイプ5の下側外周には上下方向に延
びる溝15が形成されていて、この溝15にはシリンダ
3の下側に取り付けられた回止めピン17が嵌り込んで
いる。そして、シリンダ3の下側外周に形成された段部
19と導水パイプ5の下側外周に形成された段部21と
の間には圧縮コイルバネ23が配置されていて、導水パ
イプ5を常に下方に押している。
【0014】したがって、支持体1の流入口25から流
水が入り込むと、下端面27が流水に押されて導水パイ
プ5は圧縮コイルバネ23のバネ力に抗して上昇し、ノ
ズル7を散水位置に押し上げる。流水は導水パイプ5の
内部を通りノズル7から噴出する。モ−タ11によって
シリンダ3が回転すると、回止めピン17の作用により
導水パイプ5、したがって、ノズル7がシリンダ3と一
体的に回転する。
【0015】支持体1の上側には回転角度検出センサ装
置29が構成され、この回転角度検出センサ装置29の
反転レバ−31がシリンダ3の回転によりこのシリンダ
3の上端に固定された押圧部材33,35の押圧部3
8,40に押されて所定角度揺動するとモ−タ11はそ
れまでとは逆に回転する。
【0016】なお、図中37はベアリング、39はダス
トシ−ル、41はクッション部材である。
【0017】図2はモ−タ11部分を示すための側面図
である。
【0018】モ−タ11の出力軸43はギヤ45を介し
てウォ−ム47に接続され、このウォ−ム47はウォ−
ムホイ−ル13と噛み合っている。
【0019】図3は押圧部材33,35部分を示すため
の平面図である。
【0020】 シリンダ3が矢印X方向に回転し、押圧
部材33の押圧部38が反転レバー31を符号49位置
まで揺動させるとモータ11(図2参照)は逆転し、シ
リンダ3が矢印Y方向に回転し、押圧部材35の押圧部
40が反転レバー31を符号51位置まで揺動させると
モータ11は再び正転する。したがって、ノズル7(図
1参照)は一定角度の正逆回転を繰り返す。押圧部材3
3,35はそれぞれ、取付けリング34,36(図1も
参照)に押圧部38,40を一体的に形成したものであ
り、この押圧部38,40が反転レバー31を挟んで
当な方向を向くようにシリンダ3の外周嵌めて取り付
けることができ、かつ取外しも自由である。したがっ
て、簡単に押圧部38と40との角度θを変えてノズル
7の回転角度を変更することができる。
【0021】図4は回転角度検出センサ装置29の正面
図、図5は側面図である。
【0022】反転レバ−31が揺動して金属片53が符
合55位置まで回転し、近接センサ57が金属片53を
感知しなくなるとモ−タ11(図2参照)は逆転し、そ
の後、反転レバ−31が揺動して金属片53が符合59
位置まで回転し、近接センサ57が再び金属片53を感
知しなくなるとモ−タ11は正転する。ノズル7(図1
参照)の回転角度を検出するために近接センサ57を用
いることにより、ゴミなどの影響でノズル7の回転角度
が小さくなってしまうことを防止できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスプリン
クラーは支持体に取り付けられた電動機によってノズル
を回転させるので、常に所定のノズルの回転速度を得て
適当な散水状態を確保することができるものである。し
かも、回転力を得るためにノズルと衝突する駆動伝達手
段を設ける必要がないので寿命の長いものとなり、ノズ
ルの回転状態もきわめてスムーズである。そして、押圧
部の向く方向を適当に変えて簡単に押圧部材をシリンダ
外周に固定できる構成を採用できるので、ノズルの回転
角度の変更がきわめて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプリンクラ−の右側を断面で示
す正面図である。
【図2】モ−タ部分を示すための側面図である。
【図3】押圧部材部分を示すための平面図である。
【図4】回転角度検出センサ装置の正面図である。
【図5】回転角度検出センサ装置の側面図である。
【符号の説明】
1 支持体 7 ノズル 11 モ−タ(電動機)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と、この支持体にシリンダを介し
    回転可能に支えられたノズルとを備え、このノズルを
    回転させて広い範囲にわたり散水するスプリンクラーに
    おいて、 前記支持体に、前記ノズルを回転させるための電動機を
    取り付けるとともに、この支持体の外側に位置して所定
    角度揺動するたびに前記電動機を逆に回転させる反転レ
    バーを備えた回転角度検出センサ装置を設け、 前記シリンダの外周に、押圧部及び取付けリングを有す
    る一対の押圧部材をこれらの押圧部が前記反転レバーを
    挟むように、前記取付けリングを嵌めて固定し、 前記押圧部材を前記押圧部間の角度を変えて前記シリン
    ダに固定できるように構成した、 ことを特徴とするスプ
    リンクラー。
JP5092214A 1993-03-26 1993-03-26 スプリンクラ− Expired - Fee Related JP2621073B2 (ja)

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JPH06277568A JPH06277568A (ja) 1994-10-04
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JPS6388066A (ja) * 1986-10-01 1988-04-19 Ngk Insulators Ltd 首振りノズル装置
JPS6359968U (ja) * 1986-10-08 1988-04-21
JPS6437853U (ja) * 1987-03-11 1989-03-07
JPH0642752Y2 (ja) * 1991-09-10 1994-11-09 尼崎重機株式会社 散水装置
JPH05253516A (ja) * 1992-03-10 1993-10-05 Toyo Sprinkler Kk スプリンクラー

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