JPS6210205Y2 - - Google Patents

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JPS6210205Y2
JPS6210205Y2 JP1144881U JP1144881U JPS6210205Y2 JP S6210205 Y2 JPS6210205 Y2 JP S6210205Y2 JP 1144881 U JP1144881 U JP 1144881U JP 1144881 U JP1144881 U JP 1144881U JP S6210205 Y2 JPS6210205 Y2 JP S6210205Y2
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JP
Japan
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cleaning
arm
wheels
vehicle
recess
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JP1144881U
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JPS57124459U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車下部洗浄装置に関し、特に先部
に異方向、複数の噴射ノズルを備える揺動アーム
を車輪の外周に沿つて揺動させつつ、これの先部
の前記噴射ノズルから圧力水を噴出せしめる一対
の洗浄台車を下部洗浄機と共に併設し、車体のリ
フトアツプや車輪の脱着作業を要することなく自
動車下部の効果的な洗浄を成し得る自動車下部洗
浄装置に関する。
自動車にあつては、通常の洗車時においても必
要なことであるが、特に車検整備時においては車
体下部の洗浄はその部分の付着した泥によつて隠
れた損傷等の発見及びそれら損傷等の適正な補修
のためにも必要であり、特にこの車検整備時の車
体下部の充分なる洗浄は法的にも義務づけられて
いるものである。
従来自動車下部洗浄装置は種々提案され、既に
実用に供されてはいるが、この種従来の洗浄装置
による洗浄作業では、特に車輪のポケツト部分で
あるホイールハウス部分の洗浄がその構造の複雑
さに起因して充分成されず、この部分の洗浄は車
体をリフトアツプし、或は車輪を車体から取り外
して別に手作業によつて行わねばならず、洗浄作
業の自動化、作業性向上の面から種々の不都合を
招いていた。
本考案者はこの種自動車下部洗浄装置における
上記した問題点に鑑み、本考案を成したもので、
その目的とする処は、下部洗浄機と共に車輪の固
定位置外方に一対の洗浄台車を設置し、該台車に
車輪の外周に沿つて揺動しつつ、且つこれの先部
に設けられた複数の噴射ノズルより圧力水を噴射
せしめる揺動アームを設け、該アームの前記作用
によりホイールハウス内部の洗浄を車体のリフト
アツプ、或は車輪の脱着を要することなく容易、
且つ確実に行わしめ、自動車下部の洗浄作業の全
自動化、作業効率の向上を企図し得る自動車下部
洗浄装置を提供するにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第5図は本考案に係る洗浄装置全体の平面図、
第6図は第5図X−X線断面図であり、これらの
図にてまず本装置全体の構成を説明する。
第5図中1は装置外枠であり、該外枠1内部は
洗浄車両2の移動床面3が形成されている。この
移動床面3上の移動方向には洗浄車両2を前方
(矢印方向)に所定位置関係を保ちつつ誘導する
ための2本の車輪ガイド4,4が前・後輪5,
5,6,6内部に平行に位置する如く敷設されて
いる。移動床面3上略中央、且つ車両2の前進と
共に前・後輪5,5,6,6の左右両端が当接す
る位置には窪部7,7が左右に対向して形成され
ており、該窪部7,7は第6図に示す如く表面近
傍がテーパ部7aを有する溝状に形成され、内部
は踏板8がスプリング9にて弾性支持されてお
り、該踏板下部内には後述する洗浄台車10,1
0に接続されたスイツチ機構11が埋設されてい
る。一方、窪部7,7前方には車両2の車幅方向
に長く溝12が形成され、該溝12内には下部洗
浄機13が埋設され、該洗浄機13は第6図に示
す如く溝12の長手方向に走るパイプ14,14
とこれの上部に設けられた多数の噴射ノズル15
…とから構成される。又前記窪部7,7の左右外
方には以下に詳述する洗浄台車10,10が移動
床面3上に敷設されたレール16…上に摺動自在
な如く載置されている。
次に上記洗浄台車10の構成を第1図乃至第4
図に基づいて詳述する。
第1図は洗浄台車10の側面図、第2図は同平
面図、第3図は同台車10要部の一部破断側面
図、第4図は同台車10の背面図である。
第1図及び第2図において、10は前述した台
車であり、該台車10はその四隅を車輪21…で
支持され、平行に敷設されたレール16,16上
に載置され、ロツク機構22を介してレール1
6,16側に固定されるシリンダ23と、該シリ
ンダ23内に内挿、嵌合する図示しないピストン
に一端が接続し、他端が台車10側に固定される
ロツド24等から構成される駆動機構25にて前
後に摺動自在に構成されている。台車10の前方
には第4図の如き矩形の支持枠26が起立し、該
支持枠26には洗浄機筐27がその上部をネジ体
28にて支持されており、該洗浄機筐27は前記
ネジ体28に螺合するハンドル29の回動にて前
記支持枠26内部に摺接しつつその高さを調節し
得る如く構成されている。洗浄機筐27前方には
先部に複数の噴射ノズル30…を設けて成る逆L
字状の垂直揺動アーム31がアーム取付部32を
介して揺動軸33に揺動自在に突設されている。
第3図及び第4図から明らかな如く洗浄機筐2
7内部には中空円筒状揺動軸33が洗浄機筐27
前面に固定されたブツシユ34にて回転自在に支
持されており、該揺動軸33先端部は同じく中空
円筒状且つ揺動軸33と直交して一体的にアーム
取付部32が形成されている。このアーム取付部
32の中空円筒内には逆L字状に成形された垂直
揺動アーム31の支持部31aが挿通し、該アー
ム31は前記アーム取付部32上端と支持部31
a上端に形成されたフランジ間に介在するスプリ
ング35にて上方に弾発付勢され、アーム31下
部に設けられたネジ部31bに螺合する調節ナツ
ト36にてその長さを調節しつつ固定される。ア
ーム31の支持部31a上方には支持部31a内
部に形成された連通孔31cに一致して逆L字状
のパイプ31dが溶着等され、該パイプ31dの
先端部には互いに異方向に開口する複数個の噴射
ノズル30…が設けられている。一方、揺動軸3
3後端は種々のプラグ類38…を介して図示しな
いポンプ等の圧力水供給設備に接続した水ホース
39が締結されている。尚アーム取付部32への
アーム31の支持部31aの挿通はシールリング
40,40にて充分気密、水密に成されている。
又アーム取付部32に付設した突起片41は車輪
センタ基準用である。
揺動軸33後方周には大歯車42が該軸33と
一体的に回転すべく嵌着され、該大歯車42に噛
合すべくモータ43の軸43a先端には小歯車4
4が嵌着されており、揺動アーム31はモータ4
3、第4図に示す如くモータ43両側に設けられ
た回動方向切替バルブ45,45、前記大小両歯
車42,44で構成される揺動機構46にて第4
図鎖線で示す如く揺動軸33を中心に左右に揺動
する如く構成されている。
次に本洗浄装置による洗浄作業及び洗浄台車1
0の作用について以下に述べる。
第5図において車両2は図中右端より車輪ガイ
ド4,4に沿つて前方(矢印方向)に誘導され、
前輪5,5が窪部7,7に位置した時、踏台8,
8に作用する車両2の自重により踏台8,8が垂
直方向下方に変位してスイツチ機構11が作動
し、車両2の前進を停止せしめて、前輪5,5を
窪部7,7に確実に固定すると共に、予め揺動ア
ーム長等を適正に調整された洗浄台車10,10
を第5図Aに示す状態からBに示す如く前進せし
め、第1図に示す如くアーム31の先端部をホイ
ールハウス50内の略中央に位置せしめ、アーム
31を揺動軸33を中心として左右に揺動させつ
つ、アーム31の先端部に設けた噴出ノズル30
…より第3図矢印で示す経路を経て圧力水47を
噴出せしめ、前車輪5,5のホイールハウス5
0,50、内部を同時に洗浄する。尚第5図では
説明の便宜上洗浄台車10,10のうち、一方は
後退している状態Aを、他方は前進している状態
Bを示しているが、実際はこの両台車10,10
は連動して前・後進を同時に行うものである。
前輪5,5のホイールハウス部の洗浄完了後、
台車10,10を第5図Aに示す如く後退せし
め、再び車両2を前方に移動させると共に、下部
洗浄機13を作動せしめて、これより噴射される
圧力水にてホイールハウス部外の車体下部を洗浄
し、後輪6,6が窪部7,7に位置した時、前記
前輪5,5に対して成したと全く同一操作にて後
部ホイールハウス部の洗浄を行なう。
かくして、全てのホイールハウス部の洗浄を終
了した後、再び台車10,10を後退せしめ、車
両2を前方に移動させつつ下部洗浄機13を作動
させ、車両下部の全範囲の洗浄を、車体のリフト
アツプ、或は車輪の脱着作業等を要することなく
効果的、且つ合理的に完了せしめることができ
る。
以上の説明から明らかな如く本考案によれば、
先部に異方向、複数の噴射ノズルを備える揺動ア
ームを車輪の外周に沿つて揺動させつつ、これの
先部の前記噴射ノズルから圧力水を噴出せしめる
一対の洗浄台車を下部洗浄機と共に併設し、ホイ
ールハウス部を含む自動車下部の洗浄を、車体の
リフトアツプ、或は車輪の脱着等を要することな
く効果的に行わしめる如くしたため、自動車下部
の洗浄が容易、且つ確実に実施でき、洗浄作業の
全自動化、作業効率の向上等を企図することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適一実施例を示すもので、第
1図は洗浄台車の側面図、第2図は同平面図、第
3図は同台車要部の一部破断側面図、第4図は同
台車の背面図、第5図は本考案に係る洗浄装置全
体の平面図、第6図は第5図X−X線断面図であ
る。 尚図面中10は洗浄台車、13は下部洗浄機、
27は洗浄機筐、30は噴射ノズル、31は垂直
揺動アーム、33は揺動軸、46は揺動機構であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄車両の移動床面上に車輪を固定可能な窪部
    を形成し、該窪部上に車輪が位置したことを検知
    するスイツチ機構を設けるとともに、前記窪部の
    外方にレールを延設して該レール上に台車を移動
    可能に配置し、該台車を前記スイツチ機構の出力
    信号に基づいて駆動する駆動機構を設けるととも
    に、前記台車に、先端部に噴射ノズルを備えた揺
    動アームおよび該揺動アームを前記スイツチ機構
    の出力信号に基づき前記駆動機構と応動して揺動
    する揺動機構を設け、前記洗浄車両の車輪が前記
    窪部上に位置した時、前記台車を車輪に向けて移
    動して前記揺動アームの噴射ノズルを前記洗浄車
    両のホイールハウス内に位置させ、前記揺動アー
    ムを揺動させつつ前記噴射ノズルから圧力水を噴
    射させるようにしたことを特徴とする自動車下部
    洗浄装置。
JP1144881U 1981-01-28 1981-01-28 Expired JPS6210205Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1144881U JPS6210205Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

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JP1144881U JPS6210205Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

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JPS57124459U JPS57124459U (ja) 1982-08-03
JPS6210205Y2 true JPS6210205Y2 (ja) 1987-03-10

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JP1144881U Expired JPS6210205Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

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JP5227921B2 (ja) * 2009-08-21 2013-07-03 株式会社ヒラマツ 車両洗浄装置とそれを用いた車両洗浄方法

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JPS57124459U (ja) 1982-08-03

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