JPH05253516A - スプリンクラー - Google Patents
スプリンクラーInfo
- Publication number
- JPH05253516A JPH05253516A JP8646692A JP8646692A JPH05253516A JP H05253516 A JPH05253516 A JP H05253516A JP 8646692 A JP8646692 A JP 8646692A JP 8646692 A JP8646692 A JP 8646692A JP H05253516 A JPH05253516 A JP H05253516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- nozzle body
- water
- main body
- supply pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 散水範囲を単一の形状だけでなく、円形状、
非円形状等の多種類の散水範囲を、部材の変更を行う事
なく容易に得る事を可能とし、散水目的地に対応した形
状の散水を可能とする。 【構成】 モーター7により回動可能なノズル本体1
に、ノズル5の回転角度の角度検出器10を接続する。
またノズル本体1と連結する給水管2に圧力調整器11
を設け、この圧力調整器11を角度検出器10に接続
し、ノズル5の回転角度に対応して噴射圧力を制御し、
散水範囲の調整を行う。
非円形状等の多種類の散水範囲を、部材の変更を行う事
なく容易に得る事を可能とし、散水目的地に対応した形
状の散水を可能とする。 【構成】 モーター7により回動可能なノズル本体1
に、ノズル5の回転角度の角度検出器10を接続する。
またノズル本体1と連結する給水管2に圧力調整器11
を設け、この圧力調整器11を角度検出器10に接続
し、ノズル5の回転角度に対応して噴射圧力を制御し、
散水範囲の調整を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道の軌道、道路等へ
の積雪を防止したり、学校のグランド、農園ゴルフ場の
芝生等に水を散水するためのスプリンクラーに係るもの
である。
の積雪を防止したり、学校のグランド、農園ゴルフ場の
芝生等に水を散水するためのスプリンクラーに係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、円形以外の散水範囲で散水を行お
うとしたスプリンクラーには、特開昭61−95106
号公報記載の発明が知られている。この従来方法は、ノ
ズル本体の外筒部分と、給水管の内筒部分とに、水の連
通孔を各々開口し、この外筒と内筒との連通孔が一致し
た時に、水の噴射流量を最大にし、連通孔が一致しない
時は水の噴射流量を少なくする事により、長方形状の散
水範囲を得ようとするものである。
うとしたスプリンクラーには、特開昭61−95106
号公報記載の発明が知られている。この従来方法は、ノ
ズル本体の外筒部分と、給水管の内筒部分とに、水の連
通孔を各々開口し、この外筒と内筒との連通孔が一致し
た時に、水の噴射流量を最大にし、連通孔が一致しない
時は水の噴射流量を少なくする事により、長方形状の散
水範囲を得ようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来方法は、外筒と内筒を一度セットすると、散水範囲が
限定され、散水パターンの変更が行えない。また外筒と
内筒の交換を行っても、任意の形状の散水を行う事はで
きないものであった。
来方法は、外筒と内筒を一度セットすると、散水範囲が
限定され、散水パターンの変更が行えない。また外筒と
内筒の交換を行っても、任意の形状の散水を行う事はで
きないものであった。
【0004】本発明は上述のごとき課題を解決しようと
するものであって、鉄道の軌道、道路、学校のグラン
ド、農場、ゴルフ場の芝生等の散水目的地で散水を行う
スプリンクラーに於て、散水範囲を単一の形状だけに限
定する事がなく、円形状、非円形状等の多種類の散水範
囲を、部材の変更を行う事なく容易に得る事を可能と
し、散水目的地に対応した形状の散水が可能なスプリン
クラーを提供しようとするものである。
するものであって、鉄道の軌道、道路、学校のグラン
ド、農場、ゴルフ場の芝生等の散水目的地で散水を行う
スプリンクラーに於て、散水範囲を単一の形状だけに限
定する事がなく、円形状、非円形状等の多種類の散水範
囲を、部材の変更を行う事なく容易に得る事を可能と
し、散水目的地に対応した形状の散水が可能なスプリン
クラーを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき課
題を解決するため、モーターにより回動可能なノズル本
体に、ノズルの回転角度の角度検出器を接続し、この角
度検出器を、ノズル本体と連結する給水管に設けた圧力
調整器に接続し、ノズルの回転角度に対応して噴射圧力
を制御し、散水範囲を調整する事を特徴とする。
題を解決するため、モーターにより回動可能なノズル本
体に、ノズルの回転角度の角度検出器を接続し、この角
度検出器を、ノズル本体と連結する給水管に設けた圧力
調整器に接続し、ノズルの回転角度に対応して噴射圧力
を制御し、散水範囲を調整する事を特徴とする。
【0006】また、第2の発明は、モーターにより回動
可能なノズル本体に、ノズルの回転角度の角度検出器を
接続し、この角度検出器を、ノズル本体およびノズル本
体とは別個に設けた従動ノズル本体に連結する給水管の
圧力調整器に接続するとともにこの角度検出器を設けた
ノズル本体と従動ノズル本体とを同期して回動可能と
し、ノズルの回転角度に対応して噴射圧力を制御し、複
数のノズルの散水範囲を調整する事を特徴とする。
可能なノズル本体に、ノズルの回転角度の角度検出器を
接続し、この角度検出器を、ノズル本体およびノズル本
体とは別個に設けた従動ノズル本体に連結する給水管の
圧力調整器に接続するとともにこの角度検出器を設けた
ノズル本体と従動ノズル本体とを同期して回動可能と
し、ノズルの回転角度に対応して噴射圧力を制御し、複
数のノズルの散水範囲を調整する事を特徴とする。
【0007】また、モーターにより回動可能なノズル本
体は、360°回動しても良い。
体は、360°回動しても良い。
【0008】また、モーターにより回動可能なノズル本
体は、360°未満の範囲に於て回動しても良い。
体は、360°未満の範囲に於て回動しても良い。
【0009】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであるから、
鉄道の軌道、道路、学校のグランド、農場、ゴルフ場の
芝生等の散水目的地に散水を行うには、給水管に水を通
水し、この給水管と連通するノズル本体のモーターを作
動する。
鉄道の軌道、道路、学校のグランド、農場、ゴルフ場の
芝生等の散水目的地に散水を行うには、給水管に水を通
水し、この給水管と連通するノズル本体のモーターを作
動する。
【0010】このモーターによって、ノズル本体はノズ
ルから水を噴射可能な状態で回動する。また、このノズ
ル本体は、ノズルの回転角度を検出する角度検出器を接
続している。そしてこの角度検出器は、給水管に設けた
圧力調整器と接続しているから、角度検出器はノズルの
回転角度を常時圧力調整器に伝達する。またこの圧力調
整器は、ノズルの回転角度から適性水圧を算出し、給水
管の水圧を調整可能としている。
ルから水を噴射可能な状態で回動する。また、このノズ
ル本体は、ノズルの回転角度を検出する角度検出器を接
続している。そしてこの角度検出器は、給水管に設けた
圧力調整器と接続しているから、角度検出器はノズルの
回転角度を常時圧力調整器に伝達する。またこの圧力調
整器は、ノズルの回転角度から適性水圧を算出し、給水
管の水圧を調整可能としている。
【0011】このため、スプリンクラーは、ノズルの回
転角度に対応した水の噴射圧力が得られ、円形は勿論、
四角、三角、楕円等の非円形状の散水範囲を任意に選択
でき、散水目的地に対応して正確で無駄のない散水が可
能となる。
転角度に対応した水の噴射圧力が得られ、円形は勿論、
四角、三角、楕円等の非円形状の散水範囲を任意に選択
でき、散水目的地に対応して正確で無駄のない散水が可
能となる。
【0012】また、上記第1の発明に於ては、散水は、
一つのノズルから行われた。しかし、第2の発明に於て
は、散水は、ノズル本体およびこのノズル本体とは別個
の従動ノズル本体に設けた複数のノズルから行ってい
る。この場合、角度調整器は、ノズル本体のノズルの回
転角度を給水管の圧力調整器に伝達する。そして、この
圧力調整器は、ノズル本体および従動ノズル本体と連結
する給水管の適性な水圧調整を行う。
一つのノズルから行われた。しかし、第2の発明に於て
は、散水は、ノズル本体およびこのノズル本体とは別個
の従動ノズル本体に設けた複数のノズルから行ってい
る。この場合、角度調整器は、ノズル本体のノズルの回
転角度を給水管の圧力調整器に伝達する。そして、この
圧力調整器は、ノズル本体および従動ノズル本体と連結
する給水管の適性な水圧調整を行う。
【0013】また、上記角度検出器を設けたノズル本体
は、従動ノズル本体を同期して回動可能としているた
め、ノズル本体のノズルの回転角度に対応して従動ノズ
ル本体のノズルの噴射圧力を制御し、ノズル本体や従動
ノズル本体に設けた複数のノズルの散水範囲を調整可能
としている。
は、従動ノズル本体を同期して回動可能としているた
め、ノズル本体のノズルの回転角度に対応して従動ノズ
ル本体のノズルの噴射圧力を制御し、ノズル本体や従動
ノズル本体に設けた複数のノズルの散水範囲を調整可能
としている。
【0014】このため、従動ノズル本体は、ノズル本体
と完全に同期した状態で散水を行う事が可能となり、例
えば鉄道の軌道等の長い距離に複数のノズル本体を用い
る場合にも、同一の散水形状を長さ方向に連続して形成
し、無駄のない正確で簡易な散水が可能となる。また、
複数のノズル本体の行う散水範囲は、給水管の圧力調整
器を調整すれば、円形でも非円形の形状でも散水範囲を
一斉に変更する事が可能となり、多くの人力や手間が掛
からず、簡便な散水が可能となる。
と完全に同期した状態で散水を行う事が可能となり、例
えば鉄道の軌道等の長い距離に複数のノズル本体を用い
る場合にも、同一の散水形状を長さ方向に連続して形成
し、無駄のない正確で簡易な散水が可能となる。また、
複数のノズル本体の行う散水範囲は、給水管の圧力調整
器を調整すれば、円形でも非円形の形状でも散水範囲を
一斉に変更する事が可能となり、多くの人力や手間が掛
からず、簡便な散水が可能となる。
【0015】また、モーターにより回動可能なノズル本
体を、360°回動すれば、全外周方向への散水が可能
となり、広範囲な散水形状を得る事が可能となる。
体を、360°回動すれば、全外周方向への散水が可能
となり、広範囲な散水形状を得る事が可能となる。
【0016】また、モーターにより回動可能なノズル本
体を、360°未満の範囲に於て回動すれば、ノズル本
体の外周に水濡れを嫌う範囲が形成されていても、この
範囲を除く外周を正確に散水し、設置目的場所に対応し
た散水が可能となるものである。
体を、360°未満の範囲に於て回動すれば、ノズル本
体の外周に水濡れを嫌う範囲が形成されていても、この
範囲を除く外周を正確に散水し、設置目的場所に対応し
た散水が可能となるものである。
【0017】
【実施例】以下本発明の第1実施例を図面に於て説明す
れば、(1)はノズル本体で、図2に示す如く下端に給水
管(2)への接続部(3)を形成し、軸方向に通水路(4)を
貫通形成している。またこの通水路(4)と連通してノズ
ル本体(1)の上端に、軸方向を適宜な角度で傾斜形成し
たノズル(5)を外周方向に突設している。
れば、(1)はノズル本体で、図2に示す如く下端に給水
管(2)への接続部(3)を形成し、軸方向に通水路(4)を
貫通形成している。またこの通水路(4)と連通してノズ
ル本体(1)の上端に、軸方向を適宜な角度で傾斜形成し
たノズル(5)を外周方向に突設している。
【0018】また、ノズル本体(1)は、ギヤー(6)を外
周に固定突設し、このギヤー(6)に、ステッピングモー
ター等のモーター(7)と接続した駆動ギヤー(8)を連結
する事により、回動を可能としている。
周に固定突設し、このギヤー(6)に、ステッピングモー
ター等のモーター(7)と接続した駆動ギヤー(8)を連結
する事により、回動を可能としている。
【0019】また、ノズル本体(1)は、図1に示す如く
ロータリーエンコーダー等の角度検出器(10)を接続
し、ノズル(5)の回転角度を検出可能としている。また
この角度検出器(10)は、給水管(2)に設けた圧力調整
器(11)に接続する。
ロータリーエンコーダー等の角度検出器(10)を接続
し、ノズル(5)の回転角度を検出可能としている。また
この角度検出器(10)は、給水管(2)に設けた圧力調整
器(11)に接続する。
【0020】この圧力調整器(11)は、ノズル(5)の回
転角度に対応して、予め設定された圧力で、水の噴射圧
力の制御を可能としている。
転角度に対応して、予め設定された圧力で、水の噴射圧
力の制御を可能としている。
【0021】上述の如く構成したものに於て、鉄道の軌
道、道路、学校のグランド、農場、ゴルフ場の芝生等の
散水目的地に散水を行うには、給水管(2)に通水し、こ
の給水管(2)と連通するノズル本体(1)のモーター(7)
を作動する。
道、道路、学校のグランド、農場、ゴルフ場の芝生等の
散水目的地に散水を行うには、給水管(2)に通水し、こ
の給水管(2)と連通するノズル本体(1)のモーター(7)
を作動する。
【0022】このモーター(7)によって、ノズル本体
(1)はノズル(5)を回動する。またこのノズル本体(1)
の回動に伴い、角度検出器(10)はノズル(5)の回転角
度の検出を行い、この検出したノズル(5)の回転角度を
常時圧力調整器(11)に伝達する。また圧力調整器(1
1)は、ノズル(5)の回転角度に対応して適性水圧を算
出し、給水管(2)の水圧を調整する。
(1)はノズル(5)を回動する。またこのノズル本体(1)
の回動に伴い、角度検出器(10)はノズル(5)の回転角
度の検出を行い、この検出したノズル(5)の回転角度を
常時圧力調整器(11)に伝達する。また圧力調整器(1
1)は、ノズル(5)の回転角度に対応して適性水圧を算
出し、給水管(2)の水圧を調整する。
【0023】このため、スプリンクラー(12)は、ノズ
ル(5)の回転角度に対応した水の噴射圧力が得られる。
この場合、モーター(7)により回動可能なノズル本体
(1)を、360°回動すれば、ノズル本体(1)の全外周
方向への散水が可能となる。そのため、円形は勿論、三
角、楕円、また図4に示す如く長方形等の非円形状を成
す広範囲な散水パターンを得る事が可能となり、散水目
的地に対応して正確で無駄のない散水が可能となる。
ル(5)の回転角度に対応した水の噴射圧力が得られる。
この場合、モーター(7)により回動可能なノズル本体
(1)を、360°回動すれば、ノズル本体(1)の全外周
方向への散水が可能となる。そのため、円形は勿論、三
角、楕円、また図4に示す如く長方形等の非円形状を成
す広範囲な散水パターンを得る事が可能となり、散水目
的地に対応して正確で無駄のない散水が可能となる。
【0024】また、上記では、ノズル本体(1)は360
°の回動を行ったが、ノズル本体(1)を、360°未満
の範囲に於て回動すれば、ノズル本体(1)の外周に水濡
れを嫌う範囲が形成されていても、この範囲を除く外周
を正確に散水し、設置目的場所に対応した散水が可能と
なる。
°の回動を行ったが、ノズル本体(1)を、360°未満
の範囲に於て回動すれば、ノズル本体(1)の外周に水濡
れを嫌う範囲が形成されていても、この範囲を除く外周
を正確に散水し、設置目的場所に対応した散水が可能と
なる。
【0025】例えば、ノズル本体(1)の回動を180°
の範囲で行えば、散水形状は、図5に示す如くノズル本
体(1)の横方向に長方形状を成す。また、ノズル本体
(1)の回動範囲をさらに変化すれば、散水形状は、ノズ
ル本体(1)の横方向に図6に示す如く円形を形成した
り、また図7に示す如く三角形を形成する事が可能とな
る。
の範囲で行えば、散水形状は、図5に示す如くノズル本
体(1)の横方向に長方形状を成す。また、ノズル本体
(1)の回動範囲をさらに変化すれば、散水形状は、ノズ
ル本体(1)の横方向に図6に示す如く円形を形成した
り、また図7に示す如く三角形を形成する事が可能とな
る。
【0026】また、上記第1実施例に於ては、スプリン
クラー(12)は、ノズル本体(1)を一台とし、散水を一
つのノズル(5)から行った。しかし、第2実施例に於て
は、スプリンクラー(12)は、ノズル本体(1)を一台設
け、このノズル本体(1)とは別個に従動ノズル本体(1
3)を複数台設けている。
クラー(12)は、ノズル本体(1)を一台とし、散水を一
つのノズル(5)から行った。しかし、第2実施例に於て
は、スプリンクラー(12)は、ノズル本体(1)を一台設
け、このノズル本体(1)とは別個に従動ノズル本体(1
3)を複数台設けている。
【0027】この第2実施例は、ノズル本体(1)を形成
し、角度検出器(10)を圧力調整器(11)に接続するま
では、第1実施例と同様である。また、この場合、圧力
調整器(11)は、ノズル本体(1)と従動ノズル本体(1
3)とに連結する給水管(2)に設けている。
し、角度検出器(10)を圧力調整器(11)に接続するま
では、第1実施例と同様である。また、この場合、圧力
調整器(11)は、ノズル本体(1)と従動ノズル本体(1
3)とに連結する給水管(2)に設けている。
【0028】また、従動ノズル本体(13)は、ノズル本
体(1)と同様に、ギヤー(6)を外周に固定突設し、この
ギヤー(6)に、ステッピングモーター等の従動モーター
(14)と接続した駆動ギヤー(8)を連結している。また
従動ノズル本体(13)は、従動モーター(14)をノズル
本体(1)のモーター(7)と同期し、ノズル本体(1)と同
期して回動可能としている。
体(1)と同様に、ギヤー(6)を外周に固定突設し、この
ギヤー(6)に、ステッピングモーター等の従動モーター
(14)と接続した駆動ギヤー(8)を連結している。また
従動ノズル本体(13)は、従動モーター(14)をノズル
本体(1)のモーター(7)と同期し、ノズル本体(1)と同
期して回動可能としている。
【0029】そのため、ノズル本体(1)と接続した角度
調整器(10)は、ノズル本体(1)のノズル(5)の回転角
度を給水管(2)の圧力調整器(11)に伝達する。そし
て、この圧力調整器(11)は、ノズル本体(1)および従
動ノズル本体(13)と連結する給水管(2)の適性な水圧
調整を行う。
調整器(10)は、ノズル本体(1)のノズル(5)の回転角
度を給水管(2)の圧力調整器(11)に伝達する。そし
て、この圧力調整器(11)は、ノズル本体(1)および従
動ノズル本体(13)と連結する給水管(2)の適性な水圧
調整を行う。
【0030】また、上記角度検出器(10)を設けたノズ
ル本体(1)は、従動ノズル本体(13)を同期して回動可
能としているため、ノズル本体(1)のノズル(5)の回転
角度に対応して従動ノズル本体(13)のノズル(5)の噴
射圧力を制御し、ノズル本体(1)や従動ノズル本体(1
3)に設けた複数のノズル(5)の散水範囲を調整可能と
している。
ル本体(1)は、従動ノズル本体(13)を同期して回動可
能としているため、ノズル本体(1)のノズル(5)の回転
角度に対応して従動ノズル本体(13)のノズル(5)の噴
射圧力を制御し、ノズル本体(1)や従動ノズル本体(1
3)に設けた複数のノズル(5)の散水範囲を調整可能と
している。
【0031】このため、従動ノズル本体(13)は、ノズ
ル本体(1)と完全に同期した状態で散水を行う事が可能
となる。例えば、図8に示す如く、鉄道の軌道等の長い
距離に複数のノズル本体(1)を用いる場合にも、同一の
散水形状を長さ方向に連続して形成し、無駄のない正確
で簡易な散水が可能となる。
ル本体(1)と完全に同期した状態で散水を行う事が可能
となる。例えば、図8に示す如く、鉄道の軌道等の長い
距離に複数のノズル本体(1)を用いる場合にも、同一の
散水形状を長さ方向に連続して形成し、無駄のない正確
で簡易な散水が可能となる。
【0032】また、複数のノズル本体(1)(13)の行う
散水範囲は、給水管(2)の圧力調整器(11)を調整すれ
ば、円形でも非円形の形状でも散水範囲を一斉に変更す
る事が可能となり、多くの人力や手間が掛からず、簡便
な散水が可能となる。
散水範囲は、給水管(2)の圧力調整器(11)を調整すれ
ば、円形でも非円形の形状でも散水範囲を一斉に変更す
る事が可能となり、多くの人力や手間が掛からず、簡便
な散水が可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、スプリンクラーは、ノズルの回転角度に対応した
水の噴射圧力が得られ、円形は勿論、四角、三角、楕円
等の非円形状の散水範囲を任意に選択でき、散水目的地
に対応して正確で無駄のない散水が可能となる。
から、スプリンクラーは、ノズルの回転角度に対応した
水の噴射圧力が得られ、円形は勿論、四角、三角、楕円
等の非円形状の散水範囲を任意に選択でき、散水目的地
に対応して正確で無駄のない散水が可能となる。
【0034】また、スプリンクラーは、複数のノズル本
体を用いる場合にも、従動ノズル本体を、ノズル本体と
完全に同期した状態で散水を行う事が可能となる。この
ため、鉄道の軌道等の長い距離に複数のノズル本体を用
いる場合にも、同一の散水形状を長さ方向に連続して形
成し、無駄のない正確で簡易な散水が可能となる。
体を用いる場合にも、従動ノズル本体を、ノズル本体と
完全に同期した状態で散水を行う事が可能となる。この
ため、鉄道の軌道等の長い距離に複数のノズル本体を用
いる場合にも、同一の散水形状を長さ方向に連続して形
成し、無駄のない正確で簡易な散水が可能となる。
【0035】また、複数のノズル本体の行う散水範囲
は、給水管の圧力調整器を調整すれば、円形でも非円形
の形状でも散水範囲を一斉に変更する事が可能となり、
多くの人力や手間が掛からず、簡便な散水が可能となる
ものである。
は、給水管の圧力調整器を調整すれば、円形でも非円形
の形状でも散水範囲を一斉に変更する事が可能となり、
多くの人力や手間が掛からず、簡便な散水が可能となる
ものである。
【図1】第1実施例の概念図。
【図2】ノズル本体の部分断面図。
【図3】第2実施例の概念図。
【図4】第1実施例のスプリンクラーによる散水形状の
一例を示す平面図。
一例を示す平面図。
【図5】第1実施例のスプリンクラーによる散水形状の
一例を示す平面図。
一例を示す平面図。
【図6】第1実施例のスプリンクラーによる散水形状の
一例を示す平面図。
一例を示す平面図。
【図7】第1実施例のスプリンクラーによる散水形状の
一例を示す平面図。
一例を示す平面図。
【図8】第2実施例のスプリンクラーによる散水形状の
一例を示す平面図。
一例を示す平面図。
1 ノズル本体 2 給水管 5 ノズル 7 モーター 10 角度検出器 11 圧力調整器 13 従動ノズル本体
Claims (4)
- 【請求項1】 モーターにより回動可能なノズル本体
に、ノズルの回転角度の角度検出器を接続し、この角度
検出器を、ノズル本体と連結する給水管に設けた圧力調
整器に接続し、ノズルの回転角度に対応して噴射圧力を
制御し、散水範囲を調整する事を特徴とするスプリンク
ラー。 - 【請求項2】 モーターにより回動可能なノズル本体
に、ノズルの回転角度の角度検出器を接続し、この角度
検出器を、ノズル本体およびノズル本体とは別個に設け
た従動ノズル本体に連結する給水管の圧力調整器に接続
するとともにこの角度検出器を設けたノズル本体と従動
ノズル本体とを同期して回動可能とし、ノズルの回転角
度に対応して噴射圧力を制御し、複数のノズルの散水範
囲を調整する事を特徴とするスプリンクラー。 - 【請求項3】 モーターにより回動可能なノズル本体
は、360°回動する事を特徴とする請求項1、2のス
プリンクラー。 - 【請求項4】 モーターにより回動可能なノズル本体
は、360°未満の範囲に於て回動する事を特徴とする
請求項1、2のスプリンクラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8646692A JPH05253516A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | スプリンクラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8646692A JPH05253516A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | スプリンクラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05253516A true JPH05253516A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13887739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8646692A Pending JPH05253516A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | スプリンクラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05253516A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06277568A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-04 | Hidoro Kogyo Kk | スプリンクラ− |
JP2005305208A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-11-04 | Hidoro Kogyo Kk | スプリンクラー |
JP2007312906A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Nohmi Bosai Ltd | 旋回方式散水銃装置 |
JP2011146442A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | 太陽電池発電パネル散水システム |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP8646692A patent/JPH05253516A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06277568A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-04 | Hidoro Kogyo Kk | スプリンクラ− |
JP2005305208A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-11-04 | Hidoro Kogyo Kk | スプリンクラー |
JP4712312B2 (ja) * | 2004-04-16 | 2011-06-29 | ヒドロ工業株式会社 | スプリンクラー |
JP2007312906A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Nohmi Bosai Ltd | 旋回方式散水銃装置 |
JP4664864B2 (ja) * | 2006-05-24 | 2011-04-06 | 能美防災株式会社 | 旋回方式散水銃装置 |
JP2011146442A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | 太陽電池発電パネル散水システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2606979B1 (en) | Spray head and agricultural sprayer with such | |
US3940066A (en) | Pop-up sprinkler head having flow adjustment means | |
US5911363A (en) | Vehicle mounted spray apparatus and method | |
US5050800A (en) | Full range sprinkler nozzle | |
US20090108099A1 (en) | Rotary Stream Sprinkler Nozzle with Offset Flutes | |
CN105457777A (zh) | 混合流喷嘴和控制系统 | |
US3650478A (en) | Arcuate sprinkler | |
US2739839A (en) | Sprinkling device | |
JPH05253516A (ja) | スプリンクラー | |
US6834814B1 (en) | Adjustable pattern irrigation system | |
US2589942A (en) | Nozzle | |
JPH0724793B2 (ja) | 散水装置 | |
US7246756B2 (en) | Transverse axes oscillating water sprinkler with cam driven, oscillating nozzles | |
US9221065B1 (en) | Helical water distribution restrictor | |
US20200156089A1 (en) | Spray head | |
US10376914B2 (en) | Product applicator system | |
JP3527554B2 (ja) | 散水器 | |
US4718606A (en) | Method and device for agricultural crop spraying | |
JP3542643B2 (ja) | 液体散布装置の散液頭部 | |
CN207357381U (zh) | 一种农用雾化扇形喷嘴旋洒装置 | |
US5829687A (en) | Independently variable ARC low-flow spray head apparatus and method | |
US20230211369A1 (en) | Arid Land Sprinkler | |
JP2510980Y2 (ja) | 粒体散布装置 | |
JP3542639B2 (ja) | 液体散布装置の散液頭部 | |
JPS6335816Y2 (ja) |