JP4664864B2 - 旋回方式散水銃装置 - Google Patents
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Description
給水口13は、シリンダ12が最上位置から最下位置に移動する際、最上位置の時点から給水穴18との重なりが開始され、最下位置では、給水穴18との重なりが解除されるような位置関係で第1シリンダ室10aに穿設されている。また、排水口14は、シリンダ12が最上位置から最下位置に移動する際、最下位置の直前から排水穴19との重なりが開始され、最下位置に到達したときに排水穴19との重なり面積が最大となるような位置関係で第1シリンダ室10aに4つ穿設されている。
第1切換レバー26Aが、図4中右方向に移動されると、スライドブロック25はガイド穴24に案内されて右方向に移動し、第1ラック29Aがピニオン22と係合する第1の状態をとる。また、第2切換レバー26Bが、図4中左方向に移動されると、スライドブロック25はガイド穴24に案内されて左方向に移動し、第2ラック29Bがピニオン22と係合する第2の状態をとる。
まず、消火水9がシリンダ12内に供給されていない初期状態では、図5の(a)に示されるように、ダイアフラム11がスプリング16の付勢力により第1シリンダ室10a側(復方向)に変位し、シリンダ12は、最上位置に位置している。この時、給水口13は細長の給水穴18の往方向端部と重なっており、消火水9がシリンダ12内に供給可能な状態となっている。また、排水口14は排水穴19の往方向に位置し、排水穴19との重なりが回避されている。
このように、動力発生機構部100は、上述の動作を繰り返し、ロッド15が最上位置と最下位置との間のシリンダ12の移動距離に相当するストロークで往復移動することになる。
まず、第1切換レバー26Aが作動され、第1ラック29Aが、図6の(a)に示されるように、ピニオン22と係合する第1の状態となる。この時、第1ブロック28Aが第1バネ32Aにより押圧され、第1ラック29Aが切り欠き31の内壁面に当接している(初期位置)。
その後、ロッド15が復方向に移動すると、第1ラック29Aはピニオン22から離反する。そして、第1ラック29Aの先端が歯40bを超えると、第1ブロック28Aが第1バネ32Aの付勢力により押圧され、図6の(d)に示されるように、初期位置に復帰する。
また、第2切換レバー26Bが作動されて、第2ラック29Bがピニオン22と係合する第2の状態に切り換えられると、同様にして、ピニオン22はロッド15の1往復毎にシャフト21周りの他側に第1所定角度ずつ回動することになる。
まず、旋回機構部6が、ロッド15の軸心を縦配管3の管路方向に一致させ、シャフト21の軸心を縦配管3の管路方向に直交させ、さらにシャフト21の一端を縦配管3に向けて、配設される。そして、各リング体34は、一対のラック切換ピン33がシャフト21の軸心を含む鉛直面を挟んで等しい角度(第2所定角度)を有するように回転位置を調整されて、ネジなどにより縦配管3に固定される。また、第1かさ歯車35と第2かさ歯車36とが歯合している。
この動作が繰り返し行われ、シャフト21がロッド15の1往復移動毎に、シャフト21周りの一側に第1所定角度ずつ回動する。このシャフト21の回動力が第2かさ歯車36および第1かさ歯車35を介して縦配管3の管路方向周りの回動力に変換されて縦配管3に伝達され、縦配管3が鉛直配管1の管路方向周りの一側に回動する。そして、縦配管3が初期位置(旋回中心)から一側に第2所定角度だけ回動すると、ラック切換ピン33が第2切換レバー26Bを押圧する。これにより、スライドブロック25がガイド穴24に案内されて移動し、第2ラック29Bがピニオン22と係合する第2の状態に切り換えられる。
また、給水口13、排水口14、給水穴18および排水穴19の形状および位置を工夫し、シリンダ12を最上位置と最下位置との間を往復移動するように構成しているので、簡易な構成でロッド15を往復移動させる機構を実現できる。
また、第1ラック29Aが第1バネ32Aにより弾性支持されている。そこで、第1ラック29Aでピニオン22の歯40aを押圧する際に、次の歯40bから押圧を受けると、第1バネ32Aが収縮して、第1ラック29Aが歯40bとの干渉を避ける方向に移動する。これにより、次の歯40bとの干渉を避けつつ、当該歯40aを押圧し、確実に第1所定角度だけピニオン22を回動させることができる。
また、リング体34が縦配管3に対して回転角度を調整可能に取り付けられているので、散水銃2の旋回角度を簡易に調整できる。
また、パイロット弁8が給水配管7の経路途中に配設されているので、パイロット弁8の開度を調整することで、散水銃2の旋回速度を簡易に調整できる。
Claims (3)
- 管路方向を鉛直にして配設されて消火水が供給される鉛直配管と、
上記鉛直配管の上部開口部に管路方向周りに回動可能に連結された縦配管および該縦配管の上部に連結された散水ノズルを有する散水銃と、
上記消火水の一部を駆動源とし、往復移動力を発生する動力発生機構部と、
上記動力発生機構部により発生された上記往復移動力を上記縦配管の管路方向と直交する軸周りの回動力に変換する動力変換機構部と、
上記動力変換機構部により変換された回動力を上記縦配管の管路方向周りの回動力に変換して該縦配管に伝達し、上記散水銃を旋回させる動力伝達機構部と、を備え、
上記動力発生機構部は、
シリンダ室と、
上記シリンダ室内に軸方向に変位可能に配設されて、該シリンダ室内を軸方向に第1シリンダ室と第2シリンダ室とに画成する仕切り部材と、
上記仕切り部材に固着され、一端が上記第1シリンダ室内に位置され、かつ他端側が上記第2シリンダ室を挿通して上記シリンダ室から延出され、該仕切り部材の変位に連動して該シリンダ室の軸方向に往復移動可能に配設されたロッドと、
穴方向を軸方向とする細長の給水穴が外周面の一端側に穿設され、かつ排水穴が外周面の他端側に穿設され、他端を上記ロッドの一端に固着されて上記第1シリンダ室内に上記第2シリンダ室から離反する最上位置と該第2シリンダ室に接近する最下位置との間を往復移動可能に配設されたシリンダと、
上記シリンダの上記最上位置から上記最下位置への移動時に、上記最上位置の時点から上記給水穴との重なりが開始され、該最下位置で該給水穴との重なりが解除されるように上記第1シリンダ室に設けられ、該給水穴との重なり部を介して上記消火水を該シリンダ内に供給する給水口と、
上記シリンダが上記最上位置から上記最下位置への移動時に、上記最下位置の直前から上記記排水穴との重なりが開始され、該最下位置に到達したときに該排水穴との重なり面積が最大となるように上記第1シリンダ室に設けられ、該排水穴との重なり部を介して該シリンダ内の上記消火水を排出する排出口と、
上記第2シリンダ室内に配設されて、上記シリンダ内の消火水が排出された際に該シリンダを上記最下位置から上記最上位置に復帰させるように上記仕切り部材を付勢する付勢手段と、
を有していることを特徴とする旋回方式散水銃装置。 - 上記動力変換機構部は、
上記縦配管の管路方向と直交するシャフトに固着されたピニオンと、
上記ロッドの上記シリンダ室からの延出部に配設され、該ロッドの往移動時に上記ピニオンと係合して、上記ピニオンを上記シャフト周りの一側に第1所定角度回動させる第1駆動部と、
上記ロッドの上記シリンダ室からの延出部に配設され、該ロッドの往移動時に上記ピニオンと係合して、上記ピニオンを上記シャフト周りの他側に上記第1所定角度回動させる第2駆動部と、
上記縦配管が管路方向周りの一側に第2所定角度回動したときに、上記ピニオンとの係合を上記第1駆動部から上記第2駆動部に切り換え、上記縦配管が管路方向周りの他側に上記第2所定角度回動したときに、上記ピニオンとの係合を上記第2駆動部から上記第1駆動部に切り換える切換手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の旋回方式散水銃装置。 - 上記動力伝達機構部は、
上記縦配管に外嵌状態に取り付けられた第1かさ歯車と、
上記シャフトの端部に固着されて、上記第1かさ歯車に歯合する第2かさ歯車と、
から構成されていることを特徴とする請求項2記載の旋回方式散水銃装置。
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