JPH073738U - スプリンクラー - Google Patents
スプリンクラーInfo
- Publication number
- JPH073738U JPH073738U JP3208393U JP3208393U JPH073738U JP H073738 U JPH073738 U JP H073738U JP 3208393 U JP3208393 U JP 3208393U JP 3208393 U JP3208393 U JP 3208393U JP H073738 U JPH073738 U JP H073738U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- water
- sprinkler
- power
- main nozzle
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 散水分布性能が向上し、かつ主ノズルの圧損
の少ないスプリンクラーをうることを目的とする。 【構成】 動力ノズルを主ノズルの下方に設けたスプリ
ンクラーである。
の少ないスプリンクラーをうることを目的とする。 【構成】 動力ノズルを主ノズルの下方に設けたスプリ
ンクラーである。
Description
【0001】
本案はスプリンクラーに関するものである。
【0002】
従来ゴルフ場においてはスプリンクラーを利用して広範囲にわたる芝生への散 水を行っており、そのスプリンクラーの形態としては地中に埋設したケーシング 中に散水ノズルを昇降自在に収納すると共に散水ノズルに送水管を接続して送水 管からの水圧によって散水ノズルを地上に上昇させて散水ノズルの先端部より水 を噴射するようにしていた。 又スプリンクラーは、散水ノズルを自動的に回転させるための回転機構部を有し ており、散水ノズルを回転させるための動力ノズルを連通連結すると共に、動力 ノズルからの水を受けて回転する回転羽根を取付けて、散水ノズルに対して回転 する回転羽根を散水ノズルに係合させて散水ノズルを自動的に一定角度ずつ回転 させて広範囲にわたる散水を行うようにしていた。 さらにスプリンクラーは散水ノズルが360°回転するフルサークル式のものと 、一定の回転角度内で散水ノズルが往復運動するパートサークル方式のものがあ り、かかるパートサークル方式は回転角度を規制する規制体に回転する散水ノズ ルを設けた切換レバーを操作させて回転羽根と散水ノズルとの係合方向を切換え て散水ノズルを往復運動させるようにしていた。
【0003】
以上のような一定の角度の散水を行うパートサークル式のものにおいては、主 ノズルの上に動力ノズルがついており、そのために主ノズルの水束に邪魔されて 動力ノズルの水束がスプリンクラーの周囲で散らない。 すなわち、動力ノズルの水束が主ノズルの水束に吸い込まれて遠くに散水される からである。 したがって散水分布性能が向上しない。又主ノズルの流水経路が小さいため管路 の圧損が多く、飛距離の向上が計れない。 本案は以上のような従来の課題を解消するために散水分布性能が向上し、かつ主 ノズルの圧損の少ないスプリンクラーをうることを目的とするものである。
【0004】
本案は以上のような目的を達成するために次のようなスプリンクラーを提供す るものである。すなわち、主ノズルと主ノズルを回転させるための回転機構部を 構成する動力ノズルとを有するスプリンクラーのノズル構造において動力ノズル を主ノズルの下方に設けてなるスプリンクラーである。
【0005】
動力ノズルが主ノズルの下方に設けたので主ノズルの水束で動力ノズルの水束 が邪魔されず散布性能が向上する。
【0006】
以下図面に示す実施例について説明する。 スプリンクラーは通常地中に埋設したケーシング中に散水ノズルを昇降自在に 収納すると共にノズルに送水管を接続して送水管からの水圧によって散水ノズル を地上に上昇させて散水ノズルの先端部より水を噴射させるようになっている。 具体的には図3の如く下ケーシング(1)に接続した送水管(2)からの水圧が スライド軸箱(3)のバルブ部(4)を経由してスライド軸箱(3)内の上下ス ライド軸(6)に作用して降下後帰用スプリング(5)に抗し、上下スライド軸 (6)が上ケーシング(7)から上昇し、ノズルパイプ(8)の主ノズル(9) から噴水される。その際水圧が回転機構部に作用してノズルパイプ(8)を上下 スライド軸(6)と共に回転させ、一定角度の首振りを行ないながら主ノズル( 9)より散水するものである。
【0007】 そこで回転機構について説明すると、 ノズルパイプ(8)の中途には分岐パイプを介して動力ノズル(10)が設けら れており、動力ノズル(10)の噴射方向には水当て具(11)が配置され、水 当て具(11)はノズルパイプ(8)の屈曲部上面に回転自在に枢支立設された 回転羽根(12)に連設されており、又回転羽根(12)の枢軸には一定方向に 回転附勢するための戻しスプリング(13)が囲繞されており、したがって水当 て具(11)が動力ノズル(10)の噴水圧を受けると、水当て具(11)が傾 斜しているため回転羽根(12)に回転トルクが生じ、戻しスプリング(13) の附勢に抗して回転羽根(12)が一定角度だけ回転し、回転した後は、噴水圧 から水当て具(11)が解放されるので戻しスプリング(13)の附勢によって 元の位置に回転羽根(12)が戻るようになっている。 そして回転羽根(12)が押し戻された時にノズルパイプ(8)から延設された 門柱部(14)に与える反動力によってノズルパイプ(8)は回動する。 このようにして動力ノズル(10)からの噴水力と戻しスプリング(13)の力 によってノズルパイプ(8)は徐々に回転していき、主ノズル(9)からの散水 方向を徐々に一定角度にずらしていきながら一定角度の散水を行うようになって いる。
【0008】 本案は以上のようなスプリンクラーにおいて動力ノズルを主ノズルの下方に設 けたものである。 図1に示す如く(9)はノズルパイプ(8)の先端に設けられた主ノズルであり 、(10)は主ノズル(9)の下方に設けられた動力ノズルであってノズルパイ プ(8)から分岐したパイプの先端に設けられている動力ノズル(10)に対向 して設けられて水当て具(11)は主ノズル(9)をかわす回転羽根(12)に 一体的に設けられている。水当て具(11)と反対側の回転羽根(12)には重 り(20)がある。 図1のものはパートサークル式のものを示しているので主ノズル(9)の回転方 向を自動的に切換えるための回転切換機構が示されており、該回転切換機構は通 常の如く、ノズルパイプ(8)の一側壁に上下回動自在に枢支し、上方回動位置 において回転羽根(12)の突片(23)と当接する切換函(22)と、同切換 函(22)の枢支部下方位置において、ノズルパイプ(8)に枢支して切換函( 22)を上下方に回動操作させるための切換レバー(25)と回転機構部によっ てノズル(8)と共に回転する切換レバーの仮想回転軌跡上に位置した切換スプ リング(21)(21)とより構成されている。切換函(22)の他端部は切換 レバー(25)の上端部と係合、離脱することにより切換函(22)を回動軸( 24)を中心に上方又は下方に回動させるように構成しており(26)は切換函 (22)を回動させるための作動用スプリングを示す。 以上の作動は通常のものと同様であるので、その説明は省略する。 何れにしても本案はスプリンクラーにおいて動力ノズルを主ノズルの下方に設け たことを特徴とするもので動力ノズル(10)は主ノズル(9)に邪魔されない ので動力ノズル(10)による近距離の散布は良好な行われ、主ノズルは本来の 通り遠距離散布を行うことができる。しかして主ノズル(9)は動力ノズル(1 0)より上方にあるため、その流水経路の曲がりを大きく構成できて、圧力損失 が少なく飛距離がでる。 従来の主ノズルは動力ノズルより下方にあるため、流水経路の曲がりが小さく、 したがって圧力損失が大きくて飛距離がでなかった。本案はこれを改良したとこ ろに特徴がある。
【0009】
本案のものによれば、動力ノズルが主ノズルの下にあるため散水分布が良好で 散水分布が向上し、又主ノズルの流水経路の曲がりが大きいため圧力損失が少な く飛距離がでるという特徴がある。
【図1】本案スプリンクラーの正面図
【図2】同上の一部省略の平面図
【図3】従来のスプリンクラーの正面図
9 主ノズル 10 動力ノズル 11 水当て具
Claims (1)
- 【請求項1】 主ノズルと主ノズルを回転させるための
回転機構部を構成する動力ノズルとを有するスプリンク
ラーのノズル構造において動力ノズルを主ノズルの下方
に設けてなるスプリンクラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208393U JPH073738U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | スプリンクラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208393U JPH073738U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | スプリンクラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073738U true JPH073738U (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=12348988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3208393U Pending JPH073738U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | スプリンクラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073738U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491736U (ja) * | 1972-04-10 | 1974-01-09 | ||
JP2007229304A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Nohmi Bosai Ltd | 旋回方式散水銃装置 |
JP2007312906A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Nohmi Bosai Ltd | 旋回方式散水銃装置 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP3208393U patent/JPH073738U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491736U (ja) * | 1972-04-10 | 1974-01-09 | ||
JP2007229304A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Nohmi Bosai Ltd | 旋回方式散水銃装置 |
JP2007312906A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Nohmi Bosai Ltd | 旋回方式散水銃装置 |
JP4664864B2 (ja) * | 2006-05-24 | 2011-04-06 | 能美防災株式会社 | 旋回方式散水銃装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991012 |