JPH0597017A - ワイパブレード - Google Patents

ワイパブレード

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JPH0597017A
JPH0597017A JP3260863A JP26086391A JPH0597017A JP H0597017 A JPH0597017 A JP H0597017A JP 3260863 A JP3260863 A JP 3260863A JP 26086391 A JP26086391 A JP 26086391A JP H0597017 A JPH0597017 A JP H0597017A
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JP
Japan
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cleaning liquid
blade rubber
blade
liquid passage
lever
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JP3260863A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Ibe
博光 井辺
Yoshimichi Shirai
義道 白井
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
    • B60S1/522Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms
    • B60S1/524Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms arranged in wiper blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S2001/3812Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber
    • B60S2001/3817Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber chacterised by a backing strip to aid mounting of squeegee in support
    • B60S2001/382Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber chacterised by a backing strip to aid mounting of squeegee in support the backing strip being an essentially planar reinforcing strip, e.g. vertebra

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄液が窓面に向けて的確に吹き付けられ、
構造が簡単で、取り付け作業も容易であって低コストの
ワイパ装置を得る。 【構成】 ブレードラバー20の長手方向に沿って配設
されて剛性を付与するバッキング部材34の内部には、
洗浄液路39が形成されるとともに、洗浄液路39に
は、接続管44が接続されるとともに、開口部41が形
成され、接続管44から洗浄液路39内に供給される洗
浄液が、開口部41から窓ガラス面に向かって吹き付け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の窓ガラス面
に洗浄液を吹き付けることができるワイパブレードに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般には、洗浄液は、ワイパブレードと
は別に車のボンネットに取り付けたノズルからフロント
ガラスに向けてポンプで吹き付けられるようになってお
り、ブレードラバーでガラス面を払拭する際、ガラス面
に吹き付けられた洗浄液によって、そのガラス面の油膜
や汚れの除去が有効になされる。
【0003】これによれば、ノズルの吹き付け方向及び
ポンプの能力が、洗浄液の吹き付け程度に影響を及ぼ
す。すなわち、ノズルの吹き付け方向及びポンプの能力
が適正でないと、ノズルから吹き付けられる洗浄液が飛
散してガラス面に届かない等、所定の位置に適量の洗浄
液が均一に吹き付けられず、問題があった。特に、高速
運転時には、風圧が増して洗浄液が飛散し易くなり、上
記問題は、深刻である。
【0004】また、洗浄液がガラス面に的確に吹き付け
られない状態で、ガラス面に十分な洗浄液を付与しよう
とすれば、多量の洗浄液を吹き付けなければならず洗浄
液の消費量が増し、また、それに伴い洗浄液を収容する
タンクの大型化が必要となって車両全体の小型化が図れ
ない。
【0005】これを解決するために、自から洗浄液を吹
き付けることができるワイパブレードが提案されてい
る。
【0006】例えば、ブレードラバーを支持するブレー
ド支持部材に、その長手方向に沿ってチューブを固定し
てそのチューブ内を洗浄液路とし、チューブに形成され
た孔から洗浄液を吹き付けるようにしたもの(特開平2
−254049号)や、ブレードラバーの内部に洗浄液
路を形成するとともに、ブレードラバーに洗浄液路と連
通する吹付口を形成したもの(特開昭61−28515
8号)、あるいは、ブレード支持部材に洗浄液を吹き付
けるノズルを取付けたもの(実開平2−132566
号)、その他種々の(例えば、実開昭57−32560
号、実開昭55−111858号、実開昭61−382
57号、実開昭61−185654号)ものが公知であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ワイパブレードにあって、ブレード支持部材にチューブ
を固定するものでは、チューブがブレードラバーに対し
てその片側にのみ取付けられているため、チューブの取
付け側と反対側にブレードラバーが移動するときは、ブ
レードラバーによる払拭が有効に行われずガラス面の汚
れが取れ難くなる。また、チューブが柔軟性を有するた
め、チューブ内の洗浄液路が閉塞したり、チューブに形
成された孔の位置が変動したりする恐れがあり、これに
起因して洗浄液の吹き付けが的確に行われず、また、こ
れを解消しようとすれば、バッキングが必要となる等、
ブレード支持部材への固定が容易ではない。
【0008】また、ブレードラバーの内部に洗浄液路を
形成したものでは、ブレードラバーに対してその両側に
吹付口が形成されており、ブレードラバーの弾性変形に
よってブレードラバーの移動方向前方側の吹付口が開く
とともに、後方側の吹付口が閉じて、常に、ブレードラ
バーの移動方向前方側において、洗浄液が吹き付けられ
るようになっているが、ブレードラバーは必ずしも規則
正しく弾性変形せず、吹付口の開閉が確実に行われず、
また吹付口の開閉部位だけでなく洗浄液路部位も弾性変
形して、洗浄液路が中途で変形、ひいては閉塞される恐
れもある。
【0009】更に、ブレード支持部材に洗浄液吹き付け
用ノズルを取付けたものでは、必要数のノズルをそれぞ
れ取り付ける必要があって、取付け作業が面倒である。
【0010】このように、従来のものでは、チューブや
洗浄液吹き付け用ノズル等を別に用意して取り付けなけ
ればならず構造が複雑で、取付けも面倒で、製造コスト
が上昇し、更に、ブレードラバーに洗浄液路を形成する
ものも含め、洗浄液の吹き付けに関し、特に高速運転時
において、今だ、満足できる的確性が得られず、それら
の改善が待たれる。
【0011】本発明は、上記事実を考慮し、洗浄液がブ
レードラバーの払拭面に向けて的確に吹き付けられ、構
造が簡単で、取付け作業も容易であって低コストのワイ
パブレードを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ブレードラバーの長手方向に沿って配置
されてブレードラバーに剛性を付与するとともに、内部
に形成された洗浄液路と該洗浄液路に形成されて洗浄液
路内に洗浄液を供給する供給口部と洗浄液路に形成され
て洗浄液路内の洗浄液をブレードラバーの払拭面に向け
て吹き付ける開口部とを有するバッキング部材、を備え
ることを特徴とするワイパブレードを提案するものであ
る。
【0013】
【作用】上記構成により、ブレードラバーの所定位置に
通常設けられるバッキング部材の内部に洗浄液路が形成
されるとともに、その洗浄液路に開口部が形成されてい
るので、洗浄液の吹き付け方向及び吹き付けられる洗浄
液の量が的確に得られるとともに、構造が簡単で、取付
けも容易となり、低コストが果たされる。
【0014】
【実施例】本発明に係るワイパブレードの一実施例を図
1乃至図4に基づき詳細に説明する
【0015】図2に示すように、ワイパアーム10の一
端部には、アームヘッド12が具備され、アームヘッド
10を図示しない車体側のピボット軸に固定してピボッ
ト軸を正逆交互に回転駆動することにより、ワイパアー
ム10の他端部が、図示しない窓ガラス面に沿って揺動
可能となっている。
【0016】ワイパアーム10の他端部には、ワイパブ
レードが設けられている。ワイパブレードは、1次レバ
ー14、2次レバー16及び3次レバー18で構成する
ブレード支持部材と、該ブレード支持部材に支持された
長尺なブレードラバー20で構成されており、ワイパア
ーム10の揺動に伴いブレードラバー20が窓ガラス面
を往復動して払拭するようになっている。各レバー1
4、16、18は、長手方向をワイパブレード20の長
手方向と同一方向として、長手方向に沿って円弧状に形
成され、1次レバー14、2次レバー16及び3次レバ
ー18の順で、ワイパアーム10の他端部からブレード
ラバー20に向けてトーナメント構造の態様で位置され
ている。すなわち、1次レバー14は、その中央部がワ
イパアーム10の他端部に軸支され、また、2次レバー
16は、一対設けられて各2次レバー16の中央部が1
次レバー14の各端部に軸支され、更に、3次レバー1
8は、一対設けられて各3次レバー18の中央部が各2
次レバーの外側の端部に軸支されており、これら1次レ
バー14、2次レバー16及び3次レバー18は、共
に、窓ガラス面と直交する面を回動面とするように各レ
バー14、16、18の軸支部を中心にして回動可能と
なっている。
【0017】また、各2次レバー16の内側の端部と各
3次レバーの両端部には、それぞれ、図1に示すよう
に、略C字型に一体的に曲げ形成された支持具22が設
けられている。
【0018】一方、ブレードラバー20は、合成ゴム材
等の弾性素材よりなり、図1に示すように、頂部が窓ガ
ラス面に当接する断面3角形状の先端部24と、断面矩
形状の基端部26と、先端部24と基端部26とを連接
する平板状の連接片28とで一体的に形成され、また、
ワイパブレード20の基端部26には、長手方向に沿っ
て左右両側に、一対の支持溝30が形成されている。両
支持溝30には、上記支持具22の両先端が係入され、
これにより、支持具22内において、ブレードラバー2
0の基端部28が挟持されるようになっている。
【0019】なお、ワイパアーム10は、窓ガラス面と
直交する面を回動面とするように、前記アームヘッド1
2に回動可能に軸支されており、ワイパアーム10とア
ームヘッド12との間に介装された図示しないコイルば
ねによって、前述した1次レバー14、2次レバー16
及び3次レバー18よりなるトーナメント構造を介し、
ブレードラバー20の先端部24が、窓ガラス面に押接
されるようになっている。この際、ブレードラバー20
の先端部24は、1次レバー14、2次レバー16及び
3次レバー18よりなるトーナメント構造によって、長
手方向全体に亘って、窓ガラス面の湾曲面に沿うように
強制される。
【0020】更に、ブレードラバー20の基端部には、
図1に示すように、長手方向に沿って左右両側に、支持
溝30の連接片28と反対側において、一対のバッキン
グ用溝32が形成されている。各バッキング用溝32に
は、長手方向に亘って、長尺な一対のバッキング部材3
4が介在されており、各バッキング部材34は、支持具
22によってバッキング部材34の基端部が挟持された
状態で、バッキング用溝32内に挟み込まれるようにな
っている。このバッキング部材34によれば、ブレード
ラバー20に剛性が付与され、ワイパアーム10の揺動
に伴い、1次レバー14、2次レバー16及び3次レバ
ー18よりなるブレード支持部材を介してブレードラバ
ー20が払拭移動する際、ブレードラバー20の先端部
24が的確に窓ガラス面と接触しブレードラバー20が
過度に弾性変形しないようにブレードラバー20の形状
が維持される。
【0021】ここで、バッキング部材34は、図3及び
図4に示すように、一枚の長板36を加工して得られ
る。まず、図3に示すように、プレス加工によって、長
板36をその幅方向に2分した一方の半分領域におい
て、長板36の板面に、長手方向に沿って断面半円形状
の一本の縦溝38が形成されるとともに、縦溝38と直
交する方向に沿って、同様に断面半円形状の3〜4本の
横溝40とが形成される。縦溝38の一端は、外部にま
で延びず閉じられ、他端は、外部まで延びて開放される
とともに開放端部42が大径に形成されている。各横溝
40の一端は、縦溝38と連通するとともに、他端は、
外部まで延びて開放されている。次に、長板36は、そ
の幅方向の中央部で、長手方向に沿って折り曲げ加工さ
れて各半分領域が重ねられ、その後、折り曲げられた長
板36の周部が溶接される。その結果、図4に示すよう
に、長板36の重ねられた各半分領域間には、縦溝38
において、洗浄液路39が形成され、横溝40におい
て、開口部41が形成される。また、洗浄液路39に
は、縦溝38の開放端部42において、供給口部を構成
するU字型の接続管44の一端部が嵌入接続されてい
る。
【0022】このように形成されたバッキング部材34
は、バッキング用溝32に介在した状態で、開口部41
は、ブレードラバー20の左右両側外方、ないし、ブレ
ードラバー20の移動方向前後側に向くように位置され
ている。また、接続管44の他端部には、1次レバー1
4、2次レバー16及び3次レバー18よりなるブレー
ド支持部材に沿って配設された図示しないチューブの一
端部が接続され、チューブの他端部は、図示しないポン
プを介して、同様に図示しない洗浄液収容タンクに至っ
ている。
【0023】また、洗浄液路39に洗浄液を供給するポ
ンプは、図示しない洗浄液吹き付け操作スイッチにより
起動される。この際、一対のバッキング部材34の各洗
浄液路39のいずれか一方の洗浄液路39に、洗浄液を
供給できる図示しない供給液路切り換え装置と、ブレー
ドラバー20の移動方向を検出する同様に図示しないセ
ンサとによって、ブレードラバー20の移動方向前方側
のバッキング部材34の洗浄液路39に洗浄液が常に供
給されるようになっている。
【0024】次に、本実施例の作用を説明する。
【0025】ガラス面の油膜等の汚れを除去するため、
ワイパアーム10がガラス面に沿って揺動してブレード
ラバー20がガラス面を払拭移動する過程で、洗浄液吹
き付け操作スイッチを操作すると、ブレードラバー20
の移動速度と連動して、まず、センサがブレードラバー
20の移動方向を検出して洗浄液路切り換え装置を作動
させる。これにより、ブレードラバー20が、図1に示
すように、矢印Aの向きに動く場合には、矢印A側のバ
ッキング部材34の洗浄液路39に接続管44を介して
洗浄液が供給され、そのバッキング部材34の開口部4
1から洗浄液が吹き付けられる。このとき、反対側のバ
ッキング部材34の洗浄液路39には、洗浄液が供給さ
れない。
【0026】逆に、ブレードラバー20が、図1に示す
ように、矢印Bの向きに動く場合には、矢印B側のバッ
キング部材34の洗浄液路39に洗浄液が供給され、そ
のバッキンブ部材34の開口部41から洗浄液が吹き付
けれ、常に、ブレードラバー20の移動方向前方側のバ
ッキング部材34の開口部41から洗浄液が吹き付けら
れる。
【0027】これにより、ブレードラバー20の移動方
向前方側において、洗浄液がガラス面に向けて吹き出さ
れ、ブレードラバー20がびびることなく、むらなく均
一にきれいにガラス面を払拭することができる。
【0028】このように、ブレードラバー20の所定位
置に通常設けられるバッキング部材34の内部に洗浄液
路39が形成されるとともに、洗浄液路39に開口部4
1が形成されているので、ブレードラバー20の払拭面
に対して、洗浄液の吹き付け方向及び吹き付けられる洗
浄液の量が的確に得られるとともに、構造が簡単で、取
付けも容易となり、低コストが実現される。また、従来
のように、ノズルの角度の調整が不要となるとともに、
洗浄液の無駄がなくなり、小型の洗浄液タンク、及びポ
ンプで足りる。更に、洗浄液路39及び開口部41の形
状は、ブレードラバー20内に洗浄液路を形成した従来
のものに比し、弾性変形の影響を受けず、変形せずに原
形状が維持される。これらの効果は、一対のバッキンン
グ部材34に、それぞれ洗浄液路39と開口部41とを
具備させなくても、一対のうち、一方のバッキンング部
材34に、あるいは、バッキンング部材34を一対設け
ずにブレードラバー20のいずれか片側に設けてそのバ
ッキンング部材34に、すなわちブレードラバー20の
いずれか片側において、洗浄液路39を具備させ、ブレ
ードラバー20の片側からのみ洗浄液を吹き付けるよう
にしても、十分得られるものである。
【0029】また、一対のバッキンング部材34は、別
体に形成しなくても一体に形成することができ、この場
合には、洗浄液路39がブレードラバー20の両側にそ
れぞれ形成され、各洗浄液路39に、開口部41が形成
されるとともに接続管44が接続されておればよいもの
である。
【0030】なお、洗浄液路切り換え装置としては、一
般に、使用されるスイッチング回路を用いることがで
き、また、センサとしては、光電スイッチの他に、ワイ
パアーム10を揺動駆動するモータの回転、あるいは、
モータの回転をワイパアーム10の揺動運動に変換する
リンク機構を構成するリンク部材の往復運動から直接ブ
レードラバー20の移動方向を検出するものも可能であ
る。
【0031】また、縦溝38の開放端部42に接続管4
4を直接的に接続する代わりに、図5の第1の変形例に
示すように、L型の接続管48を突設した箱状のキャッ
プ部材50を、縦溝38の開放端部42側のバッキング
部材34の端部に嵌めて接続管48を洗浄液路39と連
通させてもよい。
【0032】更に、長板36をプレス加工してバッキン
グ部材34を得る以外に、第2の変形例として、図6に
示すように、丸パイプ72を用い、長手方向に沿って開
口部70となる複数の孔を穿孔し、その後、図7に示す
ように、丸パイプ72を角状パイプ76に変形加工し、
その内部を洗浄液路74とするとともに、続いて、角状
パイプ76の一端を閉成するとともに、開放他端に、U
字型の接続管56を連接することによって得られるバッ
キング部材78も適用可能である。
【0033】また、図8に第3の変形例を示すように、
丸パイプ54を用い、その内部を洗浄液路55とすると
ともに、長手方向に沿って複数の孔を穿孔して開口部5
8を構成し、更に、丸パイプ54の一端を閉成するとと
もに、閉成他端に、U字型の接続管56を連接すること
によってもバッキング部材57が得られる。
【0034】あるいは、図9の第4の変形例に示すよう
に、角パイプ52を用いて、他の構成は上記第3の変形
例と同様に構成したバッキング部材53や、他の形状の
パイプを用いるものも適用可能である。
【0035】更に、図10乃至図12に示すように、長
板60に開口部62となる孔を予め穿孔した(図10)
後、長板60を断面円形(図11)や断面角形(図1
2)に曲げ形成し、接続端縁を突き合わせ溶接して内部
に洗浄液路68を形成するとともに、更に、上記第2乃
至第4変形例と同様に、一端を閉成し、他端に接続管5
6を連接することにより、図11に示すバッキング部材
64及び図12に示すバッキング部材66が、第5及び
第6の変形例としてそれぞれ得られる。
【0036】バッキング部材34、78、57、53、
64、66の素材としては、ステンレスチール、真鍮、
プラスチック等が可能である。また、開口部41、7
0、58、62は、バッキング部材34、78、57、
53、64、66がブレードラバー20の所定の位置に
配置された際、ブレードラバー20の左右両側方向に向
けて開口形成されなくても、ブレードラバー20の先端
部24の突出方向に向けて開口形成されるものでもよ
い。この場合には、開口部に対面するブレードラバー2
0の部位が切り欠かれ、開口部から洗浄液を窓ガラス面
に向けて吹き付けるのに障害とならないようにされる。
更に、開口部41、70、58、62は、その数量及び
開口径、間隔、向きが、車種に応じて適宜選定されるも
のである。
【0037】また、接続パイプ44、48、56のバッ
キンブ部材34、78、57、53、64、66との接
続位置は、バッキング部材の端部でなくても、中央部そ
の他の任意の部位でよいものである。
【0038】以上、実施例及びその各変形例について本
発明を説明したが、本発明は、上記実施例及びその各変
形例に限定されるものではなく、種々変更可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワイ
パブレードでは、洗浄液が窓面に向けて的確に吹き付け
られ、構造が簡単で、取付け作業も容易であって製造コ
ストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線拡大断面図である。
【図2】本発明に係るワイパブレードの一実施例を示す
正面図である。
【図3】一実施例に係るワイパブレードの要部の一製造
過程を示す斜視図である。
【図4】一実施例に係るワイパブレードの要部斜視図で
ある。
【図5】第1の変形例に係るワイパブレードの要部斜視
図である。
【図6】第2の変形例に係るワイパブレードの要部の一
製造過程を示す斜視図である。
【図7】第2の変形例に係るワイパブレードの要部斜視
図である。
【図8】第3の変形例に係るワイパブレードの要部斜視
図である。
【図9】第4の変形例に係るワイパブレードの要部斜視
図である。
【図10】第5及び第6の変形例に係るワイパブレード
の要部の一製造過程を示す斜視図である。
【図11】第5の変形例に係るワイパブレードの要部斜
視図である。
【図12】第6の変形例に係るワイパブレードの要部斜
視図である。
【符号の説明】
14 1次レバー(ブレード支持部材) 16 2次レバー(ブレード支持部材) 18 3次レバー(ブレード支持部材) 22 ブレードラバー 34 バッキング部材 39 洗浄液路 41 開口部 44 接続管(供給口部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレードラバーの長手方向に沿って配置
    されてブレードラバーに剛性を付与するとともに、内部
    に形成された洗浄液路と該洗浄液路に形成されて洗浄液
    路内に洗浄液を供給する供給口部と洗浄液路に形成され
    て洗浄液路内の洗浄液をブレードラバーの払拭面に向け
    て吹き付ける開口部とを有するバッキング部材、を備え
    ることを特徴とするワイパブレード。
JP3260863A 1991-10-08 1991-10-08 ワイパブレード Pending JPH0597017A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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