JP2620980B2 - 穀類調整装置 - Google Patents

穀類調整装置

Info

Publication number
JP2620980B2
JP2620980B2 JP25295689A JP25295689A JP2620980B2 JP 2620980 B2 JP2620980 B2 JP 2620980B2 JP 25295689 A JP25295689 A JP 25295689A JP 25295689 A JP25295689 A JP 25295689A JP 2620980 B2 JP2620980 B2 JP 2620980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral blade
inner cylinder
grains
small
grain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25295689A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03112413A (ja
Inventor
謙蔵 川島
正行 鶴見
Original Assignee
株式会社タイガーカワシマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タイガーカワシマ filed Critical 株式会社タイガーカワシマ
Priority to JP25295689A priority Critical patent/JP2620980B2/ja
Publication of JPH03112413A publication Critical patent/JPH03112413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2620980B2 publication Critical patent/JP2620980B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、、未調整の穀粒を供給し、揚穀螺旋体によ
って揚穀しながら調整網体によって研ぎ、選別、排塵等
の調整作用を行う穀類調整装置に関する。
「従来の技術」 円筒体に螺旋羽根を巻回して穀類を揚穀しながら、調
整網体によって研ぎ、粒径別の選別あるいは小穀粒、破
砕穀粒、塵埃等を除去する穀類調整装置には種々のもの
が知られている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の穀類調整装置では次のような問
題点があった。
1.例えば麦粒を供給して効率的に芒や枝梗を除去する穀
類調整装置がなかった。
2.穀類に当初から混在していた多量の塵埃や未熟穀粒
と、装置内で調整動作中に発生する大量の塵埃を効率的
に除去することができなかった。
3.単位時間あたりの揚穀量(以下揚穀能という)と調整
穀粒の取得量(以下精穀率と称する)とがともに最大と
なるような穀類調整装置が強く求められていた。
本発明は、このような要請に着目してなされたもの
で、従来多数の縦型穀類選別機の製造によって蓄積され
た技術を随所に採用しながら、共用部材を多用した安価
で使い勝手がよく、揚穀能と精穀率とがともに最大とな
るとともに、能率よく麦粒の枝梗や芒が除去でき、水稲
籾などでは小穀粒や砕穀、あるいは当初から混入してい
たり、新たに発生した塵埃などを完全に除去できるよう
な穀類調整装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするとこ
ろは、 (1)縦長の外殻体内に、回転自在に立設され、周面に
多数の小孔を穿設して成る調整網体と、該調整網体の下
部に配設され、殻体の外部に設けられた供給ホッパから
未調整の穀粒を受けて供給する供給部と、前記調整網体
に挿通されて同心に相対回転可能に立設され、多数の小
孔を有する円筒体に螺旋羽根を巻回して成る揚穀螺旋体
と、該揚穀螺旋体の内側から外方に向う気流を発生させ
る粉塵排出手段とを具備して成るとともに、 前記供給部は、前記調整網体の下部に係脱可能に結合
され、周面に多数の小孔を穿設するとともに、掻込羽根
付きの複数個の取入口を、底面より高い位置に具備する
円筒状の内筒と、該内筒を同心に挿通し、円筒の周面に
多数の小孔を穿設して殻体内部に固設されて穀粒を受け
るとともに、前記内筒の前記取入口の下縁部において前
記内筒に近接して囲繞する外筒仕切板を備えた外筒とか
ら成り、 前記揚穀螺旋体は、下部始端の掻上部から、前記供給
部の内筒内にある領域を供給域、調整網体に対応する領
域を抵抗域、頭部を放出域とするとともに、 前記螺旋羽根は主螺旋羽根と補助螺旋羽根とで構成さ
れ、 主螺旋羽根は、前記掻上部から内筒の取入口の下縁部
に対応する部分までをリードの小さい下部小ピッチ帯と
し、続く供給域を大ピッチ帯とし、抵抗域は再びリード
を小さくした上部小ピッチ帯に形成するとともに、 補助螺旋羽根は、前記主螺旋羽根の前記大ピッチ帯の
領域において、主螺旋羽根とは位相を異ならせて設けら
れ、該領域は前記主螺旋羽根とともに局部的に多重螺旋
羽根構造に成されたことを特徴とする穀類調整装置。
(2)揚穀螺旋体の円筒体と螺旋羽根の外径比を 1:1.17 とした1項記載の穀類調整装置に存する。
「作用」 未調整穀粒を供給して穀類調整装置を始動すると、調
整網体と揚穀螺旋体とは互いに反対方向に回転し、同時
に粉塵排出手段は揚穀螺旋体の円筒体の内側から外方に
向こう気流を発生させる。
前記気流は、装置稼動中常に揚穀螺旋体の円筒体の小
孔から噴出し、さらに、調整網体の小孔および供給部を
通る排塵気流となっている。
供給された未選別穀粒は揚穀螺旋体の螺旋羽根によっ
て上昇し、外方に放出され、また落下して再上昇を繰り
返しながら、ついには最上部に達し外部に取り出され
る。
前記螺旋羽根を構成する主螺旋羽根は、内筒の取入口
の下縁部から上の全供給域において、他の部分よりも大
きな大ピッチ帯に成され、しかも揚穀螺旋体のこの部分
には位相を異らせて補助螺旋羽根が巻回されて、部分的
に多重螺旋構造に成されているから、供給された穀類は
内筒の底部に至ることなく直接に主および補助螺旋羽根
に供給される。また、該部は羽根のピッチが大きくしか
も多重螺旋構造を成しているから、揚穀能力が大きく、
全体の揚穀能を最大のものとしている。
一方、抵抗域では主螺旋羽根のみの単列羽根構造を成
し、しかもピッチは小さいので揚穀量はむしろ制約さ
れ、綿密な穀粒の調整作用が行われる。
すなわち、揚穀螺旋体から遠心力によって半径方向に
跳ねだされた穀粒は螺旋軌跡を描きながら、調整網体に
よって麦粒では芒などが折りとられ、籾類では小穀粒な
どが、揚穀螺旋体の内側から外方に向こう前記気流に乗
って外部に排除され、調整された精穀のみが揚穀螺旋体
の放出域から取得される。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
穀類調整装置10は第1図に示すように、外殻体11の筒
部12内に、多数の小孔61を穿設して成る円筒状の調整網
体60と、多数の小孔71を有する円筒体73の外周に主螺旋
羽根74および補助螺旋羽根75を巻回し、前記調整網体60
の内部に同心に内挿され、調整網体60とは相反方向に回
転する揚穀螺旋体70と、調整網体60の基部に結合して同
時に回転する供給部40の内筒50と、この内筒50の外周を
囲繞し、図示しない供給ホッパからの穀粒を受ける外筒
45と、粉塵排出手段を構成し、前記揚穀螺旋体70の内部
に空気を送入する空気送入部20と、同じく粉塵排出手段
を構成する排気部30とから成っている。
一方、筒部12の頭部には調整された穀類を受けて一時
貯留する貯留タンク15が設けられており、基台部13には
キャスタ14が配設されている。
供給部40を構成する外筒45は、第4図に示すように、
円筒状の周面全域に後述する第5図のような縦長の小孔
46が穿設され、同じく第5図のように円周内側縦方向に
突設された多数の縦状突起47が設けられている。
さらに内周の円周方向に第4図に示すような、穀粒を
受ける外筒仕切板48が設けられている。この外筒仕切板
48は、次に述べる内筒50の取入口53の下縁部53aにほぼ
一致する内筒50の外周に近接して囲繞しており、穀粒は
この外筒仕切板48上に落下してから内筒50内に取り込ま
れる。
同じく供給部40を構成する内筒50は、第4図に示すよ
うに円筒状をなし、前記外筒45と同様の縦長の小孔51お
よび内面に突出する縦状突起52を有している。そして、
穀粒を取り込む複数個の取入口53が設けられ、各取入口
53には回転方向に傾斜させた掻込羽根54が配設されてい
る。取入口53の下縁部53aは、上述のように外筒45の外
筒仕切板48にほぼ対応する位置にあり、掻込羽根54は外
筒仕切板48の上面を浚うように回転して穀粒を取り込ん
でいく。
内筒50の上端部近傍には、円周外部方向に外筒45の上
縁端に摺接してこれを覆う内筒仕切板55が設けられてい
る。そして、図示のように、調整網体60の裾部と係合さ
せる駆動継手56が設けられている。
内筒50は有底に成されており、底板57は第1図のよう
に、減速機付モータ90の第1出力軸91に結合されてい
る。
調整網体60は、前記内筒50や外筒45などと同様の縦長
小孔61を有し、内周に同様の縦状突起62が設けられた調
整部63と、裾部の下部環状部64および上端部の上部環状
部65とから成っている。
下部環状部64には、前記内筒50の駆動継手56と係合す
る係合切欠66が設けられ、上部環状部65には外殻体筒部
12の上部仕切板17の上面に摺接する張出し部65aが設け
られている。なお、前記上部仕切板17の下部には、調整
網体60の上端部近傍を回転支持する複数個の支持ローラ
18が設けられている。
揚穀螺旋体70は、前記調整網体60などと同様の縦長小
孔71(ただし、第1図、第2図には図示省略)と、内周
面に突設した縦状突起72(第1図、第2図には図示せ
ず)とを有する円筒体73に、主螺旋羽根74と補助螺旋羽
根75とを巻回して成っている。
揚穀螺旋体70は、内筒50の底板57に接する掻上部70d
から供給部40内にある部分を供給域70a、調整網体60に
対応する部分を抵抗域70b、最上部を放出域70cとしてい
る。円筒体73における前記小孔71は供給域70aおよび抵
抗域70bには設けられているが、放出域70cには設けられ
ていない。そして、この放出域70cは複数の放出羽根76
と上面を覆う端部材77とから成っている。
主螺旋羽根74および補助螺旋羽根75の巻回状態を展開
して第3図に示す。
同図に示すように、主螺旋羽根74は掻上部70dから、
内筒50の取入口53の下縁部53aまでの区間はリードの小
さい下部小ピッチ帯74a、次いで供給域70cの残余の部分
はリードの大きな第ピッチ帯74b、そして抵抗域70bでは
再び小リードの上部小ピッチ帯74cとなっている。
一方の補助螺旋羽根75は、主螺旋羽根74の前記大ピッ
チ帯74bにおいて、180度位相をずらせて約1−1/2巻の
羽根を巻回している。したがって、この領域では大リー
ド、二重螺旋羽根の構造を成している。
本実施例では上記1枚の補助螺旋羽根75が、主螺旋羽
根74とは180度の位相差をもって設けられ、二重螺旋羽
根構造を成しているが、例えば120度の位相差を付けて
2枚の補助螺旋羽根75を設け、三重螺旋羽根構造とする
こともできる。また、さらに多くの多重螺旋羽根構造と
してもよい。
一方、第2図のように、円筒体73の外径dと前記各螺
旋羽根74、75の外径Dとの比は、 1:1.17 とすることにより非常に良好な揚穀能と精穀率のバラン
スを得ることができたが、もちろんこの数値に限定され
るものではない。
前記内筒50の取入れ口53は、この揚穀螺旋体70の前記
供給域70aの中程に開口しいるから、穀粒は螺旋羽根74
に直接供給され、内筒底部から掻き上げる必要がない。
揚穀螺旋体70の前記端部材76の中心には、第1図に示
すように中空軸78が突設されており、この中空軸78は外
殻体11の天井板11aを貫通して設けられた連通部材80に
回転自在に嵌合している。また、前記端部材76の下面に
は、前記中空軸78と同軸、同径の空気導出管81が植設さ
れている。
空気送入部20は、モータ付の空気送入ファン21と前記
送風管22とで構成されている。
揚穀螺旋体70の底部は底板79で密閉され、この底板79
は減速機付モータ90の第2出力軸92に結合され、供給部
40の内筒45とは反対方向に駆動される。なお、第1と第
2の出力軸91、92と同芯に構成され、第2出力軸92は、
第1出力軸91の中心部を貫通して外部に突出している。
排気部30は、第1図に示すように、外殻体11の基台部
13に設けられ、基台仕切板16に設けられた複数の連通口
16aと連通する吸込ダクト32と、排気ファン31およびこ
れを駆動する図示省略の駆動モータ、および排気ダクト
33とから構成されている。
調整網体60などに穿設された縦長小孔46、51、61、71
等、および縦状突起47、52、62、72等の実際の形状を第
5図に示す。なお、図中には調整網体60の符号を用いて
おり、以後もこの符号で説明するが、他の部材のものに
おいても全く同様である。
図示のように、円筒面に沿って内側にやや高い断面三
角形の縦状突起61が、全長に亙って突設されている。そ
して、内面から見て各山と山の間に縦方向に可成り細長
い小孔61が穿設されている。小孔61の穿孔されている面
61aは部分的に扁平な面61aに成されており、外周から見
ると縦溝のある平滑な円筒面を形成している。
次に作用を説明する。
図示外の供給ホッパに未調整の穀粒を供給して穀類調
整装置10を始動すると、供給部40の内筒45は調整網体60
とともに回転し、揚穀螺旋体70は反対方向に回転を始め
る。同時に空気送入ファン21と排気ファン31も始動す
る。
そして、空気は調整網体60の小孔61から噴出し、排気
ファン31と共働して、基台仕切板16の連通口16aから吸
込ダクト32を経て排気ダクト33から外部に噴出してい
る。
供給部40の外筒45内に送入された穀粒は、内筒50の掻
込羽根54に掻き込まれ、取入口53から内部に取り込まれ
る。そして、揚穀螺旋体70の主螺旋羽根74および補助螺
旋羽根75によって揚穀され、上方に送られる。
前記螺旋羽根を構成する主螺旋羽根74は、内筒50の取
入口53の下縁部53aから上の全供給域70aにおいて、他の
部分よりも大きなピッチに成され、しかも揚穀螺旋体70
のこの大ピッチ帯74bには位相を異らせて補助螺旋羽根7
5が巻回されて、部分的に多重螺旋羽根構造に成されて
おり、さらに、取入口53は内筒50の中程に開口している
から、供給された穀類は内筒50の底板57まで落下するこ
となく直接に主および補助螺旋羽根74、75に供給され
る。また、該部は羽根のピッチが大きくしかも多重螺旋
羽根構造を成しているから、揚穀能力が大きく、全体の
揚穀能を最大のものとしている。
一方、抵抗域70bでは主螺旋羽根74のみの単列羽根構
造を成し、しかもリードの小さい上部小ピッチ帯74cと
なっているので、揚穀量はむしろ制約され、綿密な穀粒
の調整作用が行われる。
揚穀螺旋体70によって揚穀される穀粒は極めて複雑な
運動を強いられる。すなわち、主螺旋羽根74による掻き
上げ作用、揚穀螺旋体70の回転遠心力による外方への放
射運動、調整網体60の縦状突起62への激突、下方への落
下、そして揚穀螺旋体70の主螺旋羽根74による再上昇な
ど。この間穀粒どうしの相互作用も当然重要な作用であ
る。
このような作用によって、例えば麦粒では次第に枝
梗、芒などが脱落し、これらの枝梗、芒などは揚穀螺旋
体70の内部から吹き出る気流と、排気部30の吸引気流に
よって調整網体60の小孔61から排出され、排気ダクト33
から外部に排出される。
芒や塵埃などを取り去られた穀粒は、次第に上昇し、
揚穀螺旋体70の放出羽根76によって放出され、外殻体11
の放出口19から貯留タンク15に一時貯留される。
なお、供給部40の内筒50、外筒45などにも前記小孔5
1、46が設けられており、また粉塵排出手段による排出
気流はこの部分にも作用するから、供給された未処理の
穀粒に、当初から混在していた粉塵、および供給部40内
の掻き混ぜ作用によって脱落した芒や粉塵などは、供給
部40からも間断なく排除される。
穀粒調整装置10の外殻体11や、駆動系の構成などは従
来の縦型穀類選別機の使用部材と共用でき、極めて安価
に製作することができる。
「発明の効果」 本発明に係る穀類調整装置によれば、多孔円筒体に主
および補助螺旋羽根を巻回した揚穀螺旋体と、多孔円筒
の調整網体とを同心に回転させ、同じく多孔体になる供
給部を設け、揚穀螺旋体の内部から外方に向こう気流を
発生させる粉塵排出手段を配設するとともに、主螺旋羽
根は、前記掻上部から内筒の取入口の下縁部に対応する
部分までをリードの小さい下部小ピッチ帯とし、続く供
給域を大ピッチ帯とし、抵抗域は再びリードを小さくし
た上部小ピッチ帯に形成し、補助螺旋羽根は前記大ピッ
チ帯の領域において、主螺旋羽根とは位相を異にして設
けられ、該領域は前記主螺旋羽根とともに局部的に多重
螺旋羽根構造に成されたから、安価で使い勝手がよく、
揚穀能と精穀率とがともに最大となるとともに、供給部
での滞留穀粒が無く、能率よく麦粒の枝梗や芒が除去で
き、水稲籾などでは小穀粒や砕穀、あるいは当初から混
入していたり、新たに発生した塵埃などを完全に除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示しており、第1
図は穀類調整装置の縦断面図、第2図は要部を拡大した
縦断面図、第3図は揚穀螺旋体の螺旋羽根の展開図、第
4図は主要構成部材を分離して示した斜視図、第5図は
要部を拡大して示した斜視図である。 10……穀類調整装置、11……外殻体 20……空気送入部(粉塵排出手段) 30……排気部(粉塵排出手段) 40……供給部、45……外筒 46……小孔、48……外筒仕切板 50……内筒、51……小孔 53……取入口、53a……下縁部 54……掻込羽根、55……内筒仕切板 60……調整網体、61……小孔 70……揚穀螺旋体、71……小孔 70a……供給域、70b……抵抗域 70c……放出域、70d……掻上部 74……主螺旋羽根、74a……下部小ピッチ帯 74b……大ピッチ帯、74c……上部小ピッチ帯 75……補助螺旋羽根

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦長の外殻体内に、回転自在に立設され、
    周面に多数の小孔を穿設して成る調整網体と、該調整網
    体の下部に配設され、殻体の外部に設けられた供給ホッ
    パから未調整の穀粒を受けて供給する供給部と、前記調
    整網体に挿通されて同心に相対回転可能に立設され、多
    数の小孔を有する円筒体に螺旋羽根を巻回して成る揚穀
    螺旋体と、該揚穀螺旋体の内側から外方に向う気流を発
    生させる粉塵排出手段とを具備して成るとともに、 前記供給部は、前記調整網体の下部に係脱可能に結合さ
    れ、周面に多数の小孔を穿設するとともに、掻込羽根付
    きの複数個の取入口を、底面より高い位置に具備する円
    筒状の内筒と、該内筒を同心に挿通し、円筒の周面に多
    数の小孔を穿設して殻体内部に固設されて穀粒を受ける
    とともに、前記内筒の前記取入口の下縁部において前記
    内筒に近接して囲繞する外筒仕切板を備えた外筒とから
    成り、 前記揚穀螺旋体は、下部始端の掻上部から、前記供給部
    の内筒内にある領域を供給域、調整網体に対応する領域
    を抵抗域、頭部を放出域とするとともに、 前記螺旋羽根は主螺旋羽根と補助螺旋羽根とで構成さ
    れ、 主螺旋羽根は、前記掻上部から内筒の取入口の下縁部に
    対応する部分までをリードの小さい下部小ピッチ帯と
    し、続く供給域を大ピッチ帯とし、抵抗域は再びリード
    を小さくした上部小ピッチ帯に形成するとともに、 補助螺旋羽根は、前記主螺旋羽根の前記大ピッチ帯の領
    域において、主螺旋羽根とは位相を異ならせて設けら
    れ、該領域は前記主螺旋羽根とともに局部的に多重螺旋
    羽根構造に成されたことを特徴とする穀類調整装置。
  2. 【請求項2】揚穀螺旋体の円筒体と螺旋羽根の外径比を 1:1.17 とした請求項1記載の穀類調整装置。
JP25295689A 1989-09-28 1989-09-28 穀類調整装置 Expired - Lifetime JP2620980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25295689A JP2620980B2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 穀類調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25295689A JP2620980B2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 穀類調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112413A JPH03112413A (ja) 1991-05-14
JP2620980B2 true JP2620980B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=17244502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25295689A Expired - Lifetime JP2620980B2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 穀類調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2620980B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115430689B (zh) * 2022-07-21 2023-07-14 北京市首发天人生态景观有限公司 一种废弃树枝的多级细化破碎回收设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03112413A (ja) 1991-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07227550A (ja) 研削式竪型精穀機
JPH02142415A (ja) 穀物用コンバイン
JP2620980B2 (ja) 穀類調整装置
JP2620979B2 (ja) 穀類調整装置
CN1042488C (zh) 一种谷物脱出物处理装置
JPH062792Y2 (ja) 穀類調整装置
JPH0818008B2 (ja) 麦調整機
JPH062793Y2 (ja) 穀類調整装置
JP2782378B2 (ja) 縦形穀類選別調整装置
JP3845810B2 (ja) 縦型穀類選別機
JPH0349621A (ja) 麦粒調整装置
JP3249599B2 (ja) 縦型穀類選別機
JP2515132B2 (ja) 縦型穀類選別機
JPS6349340Y2 (ja)
JPH0356299Y2 (ja)
JP2003170067A (ja) インペラ羽根型籾摺選別機
JPH0414117Y2 (ja)
JPS5854230Y2 (ja) 揺動選別機に於ける穀粒供給装置
JP2666016B2 (ja) 縦型穀類選別機
JPS641030Y2 (ja)
JPS6327813Y2 (ja)
JP3263762B2 (ja) 縦形穀類選別機の受給部構造
JP2699516B2 (ja) 脱穀装置
JPS6349342Y2 (ja)
JP2593382B2 (ja) 縦型穀類選別機