JPH0414117Y2 - - Google Patents

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JPH0414117Y2
JPH0414117Y2 JP1988081236U JP8123688U JPH0414117Y2 JP H0414117 Y2 JPH0414117 Y2 JP H0414117Y2 JP 1988081236 U JP1988081236 U JP 1988081236U JP 8123688 U JP8123688 U JP 8123688U JP H0414117 Y2 JPH0414117 Y2 JP H0414117Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、播種前の種籾から芒、枝梗等を除去
するなどして、良好な種籾を得るための種籾処理
装置に関する。
「従来の技術」 種籾を播種機によつて播種する場合、種籾に
芒、枝梗などが付いていては、播種精度が悪くな
るために、播種前に種籾を処理してこれらの芒や
枝梗を除去しなければならない。
しかして、このような脱芒処理に用いる種籾処
理装置には下記のようなものがある。
すなわち、横置された脱芒室内に種籾を送入
し、内部に掻き混ぜ手段を設けて回転させて脱芒
させる。例えば実公昭58−55940、実公昭55−
12915、実公昭59−28677各号公報に開示されたも
のや、脱芒室内に固定の掻き混ぜ手段を置き、脱
芒室を回転させる。例えば、実公昭42−22750号
公報に開示されたものがある。
一方、例えば実開昭53−28180、実開昭59−
86241、特開昭59−6947各号公報などに開示され
ているような、縦置された脱芒室内に、鉛直軸周
りに回転する掻き混ぜ手段を備えたものがある。
さらには、実開昭60−31335号公報などに開示
されたものとして、多孔筒体の内部に、螺旋状に
ブラシが植設された鉛直回転軸を設け、多孔筒体
の下部にその全周囲から種籾を導入するようにし
たものもある。
一方、脱芒処理された種籾にも熟成度にばらつ
きがあり、播種前に選別できることが望ましく、
特に播種には不適当な未熟種籾が容易に選別でき
る種籾選別手段が求められていた。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来の種籾処理装置
は、脱芒室の構成はもとより、装置全体が脱芒装
置の専用に構成されており、他への転用や、少な
くとも製作時において、構成部材の主要部分が他
の穀類処理装置との共用を欠くもので、コスト高
と成るものであつた。
また、脱芒室内の滞留時間を自在に制御する手
段がなく、処理結果を観察しながら運転時間を伸
縮したりするものであつた。
本考案は、このような従来の技術における問題
点に着目してなされたもので、主要構成部材を多
用されている他の穀類処理装置と共用させ、コス
トの低減を計りながら、しかも高能率な種籾処理
装置を提供するとともに、種籾の粒度選別も可能
な種籾処理装置を提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 (1) 基台上に立設された外殻体の背部に、芒、枝
梗の未処理種籾を投入する供給ホツパを備え、
頭部前面には処理済種籾を受けて一時貯留する
貯留タンクを設け、 外殻体内部には、鉛直方向に回転自在に立設
された円筒の外周に、回転時上昇する螺旋羽根
を巻回して成る回転螺旋体と、 前記、回転螺旋体の外周を繞つて回転自在に
立設され、円周方向に波目が設けられ、基部に
は未処理種籾の導入口を開口し、上端部近傍に
種籾を排出する排出口が設けられた外筒体と、 前記外筒体の基部近傍を囲んで設けられ、前
記供給ホツパから未処理種籾を受けて前記外筒
体内に送る受粒筒と、外殻体と天井部に設けら
れ、前記外筒体と、前記回転螺旋体との間に上
昇気流を与え、脱落した芒、枝梗、塵埃を排出
する風選フアンとを備えて成る種籾処理装置。
(2) 前記回転螺旋体の下部一定領域を螺旋ピツチ
の粗い供給領域とし、該供給領域に続く部分に
螺旋ピツチの細かい脱芒領域を設け、最上部
の、外筒体の排出口に対応する領域に、螺旋ピ
ツチの粗い排出領域を設けたことを特徴とする
第1項記載の種籾処理装置。
(3) 外筒体の前記排出口に対応する外殻体の供給
ホツパ側に、揚粒された種籾の還元開口を穿設
し、該還元開口を開閉する還元路ダンパを設け
るとともに、貯留タンク側開口を開閉する放出
口ダンパを設けたことを特徴とする第1項なら
びに第2項記載の種籾処理装置。
(4) 一側面に、芒、枝梗を除去しない種籾を受け
る供給ホツパを備え、対応する他の側面に処理
済種籾を一時貯留する貯留タンクが備えられた
外殻体の、前記供給ホツパ側内部に円筒の外周
に螺旋羽根を巻回した回転螺旋体と、該回転螺
旋体の外周を繞つて回転自在に立設され、基部
には未処理種籾の導入口を開口し、円周方向に
波目を設け、上端部近傍に種籾を排出する排出
口を設けた外筒体と、外殻体の天井部に設けら
れ、前記外筒体と、前記回転螺旋体との間に上
昇気流を与え、脱落した芒、枝梗、塵埃を排出
する風選フアンとを備えて成る脱芒処理部を設
ける一方、 前記貯留タンク側の外殻体内部に、円筒の外
周に螺旋羽根を巻回した揚穀螺旋体と、該揚穀
螺旋体を同心に挿通させた選別網体とを、互い
に相対回転可能に収納して、脱芒された種籾を
選別する粒度選別部を設け、 前記脱芒処理部から放出された種籾を、前記
粒度選別部の前記揚穀螺旋体の基部に導入する
連通管を設けたことを特徴とする種籾処理装置
に存する。
「作用」 芒、枝梗未処理の種籾を供給ホツパに供給し
て、回転螺旋体を始動する。
種籾は、外筒体の基部に設けられた導入口から
前記回転螺旋体の基端部に供給されて、螺旋羽根
に掻き揚げられていく。そして、前記回転螺旋体
の遠心力によつて遠心と接線の合成方向に跳ねだ
された種籾は、回転する外筒体に設けられた波目
に揉まれ、また種籾同志も揉み合いながら、一部
は回転螺旋体と外筒体との間の隙間から落下を繰
り返しながら上昇していき、外筒体の上部に設け
られた排出口から貯留タンクに放出される。
還元路ダンパと放出口ダンパとを備えたもので
は、貯留タンク内の種籾を観察して、芒などの処
理が不充分な場合には、放出口ダンパを閉じ、還
元路ダンパを開いて揚穀された種籾を供給ホツパ
に還元して再処理を施す。
回転螺旋体の脱芒領域の螺旋羽根ピツチを小さ
くしたものでは、該部における脱芒処理がより充
分に行なわれる。
前記脱芒処理中、天井部に設けられた風選フア
ンによつて、芒、枝梗、塵埃などが常に排除され
ている。
脱芒処理部と粒度選別部とを併設して、連通管
によつて連通させた種籾処理装置では、脱芒処理
部で脱芒された種籾は、粒度選別部の揚穀螺旋体
の基部に導入され、揚穀螺旋体の螺旋羽根によつ
て掻き揚げられながら、選別網体によつて小粒は
排除され、良穀は貯留タンクに集積される。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の各種実施例を説明
する。
第1図は本考案の第1実施例を示している。
種籾処理装置10は、基台11上に上方に高く
立設された外殻体12を有し、外殻体12の背面
には未処理の種籾を投入する供給ホツパ13と、
前面頭部には処理済の種籾を一時貯留する貯留タ
ンク14が設けられている。
外殻体12の内部には、鉛直軸周りに回転可能
に立設された円筒21の円周上に、螺旋羽根22
を巻回して成る回転螺旋体20と、該回転螺旋体
20の外周を囲繞して立設され、円周方向に波目
31が設けられた外筒体30とを収納しており、
外筒体30の基部を囲んで供給ホツパ13から種
籾を受け、外筒体30の基部に供給する受粒筒1
5が設けられている。
基台11内には、前記回転螺旋体20を駆動す
る減速機付モータ16が収納されている。
回転螺旋体20は、下部の一定領域が螺旋ピツ
チの大きい供給領域23と成つており、続いて螺
旋ピツチを著しく小さくした脱芒領域24が設け
られ、さらに上部は再び螺旋ピツチの大きい排出
領域25と成つている。
一方 外筒体30には円周方向に波目31が設
けられており、下端部には複数個の導入口32
が、また上部にはやはり複数個の排出口33が穿
設されている。
そして、回転螺旋体20の螺旋羽根22の外周
と、外筒体30の内周には所定の隙間が設けられ
ている。
外筒体30の排出口33の下縁端よりやや下方
に外筒体30の外周を廻り、外殻体12の内周と
の間に、外筒体30から排出される種籾を受ける
仕切板17が設けられている。
外筒体30の上端部は多数の小孔を有する有孔
端板34が覆つており、該有孔端板34の中心部
には回転螺旋体20の上部回転軸26が支承され
ている。そして、この上部回転軸26には放射状
に複数本の掻出羽根支軸27が固設されており、
曲折された各掻出羽根支軸27の先端には前記仕
切板17上に堆積する種籾を貯留タンク14に掻
き出す掻出羽根28が設けられている。
さらに、外殻体12の天井部18には、脱芒作
用中に発生した芒、枝梗あるいは、その他の塵埃
を吸い上げて外部に排出する風選フアン19が配
設されている。
次に作用を説明する。
供給ホツパ13に未処理種籾を投入して、減速
機付モータ16を始動する。
受粒筒15を経て外筒体30の導入口32に導
かれた種籾は、回転螺旋体20の供給領域23の
ピツチの大きい螺旋羽根22に掻き揚げられて、
上方に揚粒され、脱芒領域24のピツチの小さい
螺旋羽根22によつて徐々に揚穀されながら遠心
と円周の合成方向に跳ねだされ、外筒体30の波
目31に衝突しながら脱芒作用を受けていく。そ
して、一部の種籾は落下しながら再び揚穀され、
充分な脱芒作用を受けて、ついには排出領域25
に至り、すばやく排出口33から排出され、仕切
板17上に堆積する。仕切板17上には掻出羽根
28が常に掻き出し作用を行なつているから、処
理済みの種籾は貯留タンク14側に掻き出され、
該部に一時貯留される。
前記脱芒処理中、天井部18に設けられた風選
フアン19によつて、芒、枝梗、塵埃などが常に
排除されている。
減速機付モータ16をインバータ制御によつて
可変回転駆動させることは今日極めて容易かつ安
価に実施可能であるから、このような可変速駆動
とすることによつて本実施例の構成による特徴が
一層顕著に発揮される。すなわち、脱芒作用中種
籾は常に一部落下を繰り返しているから、回転螺
旋体20の回転数を適切に選択調節することによ
り、脱芒領域24における種籾の平均滞留時間を
最適にすることが可能となり、他の形式、構成で
は得られない過不足の無い脱芒作用をなすことが
できる。
次に第2図に基づき本考案の第2実施例を説明
する。
本実施例における種籾処理装置40では、主要
構成は前記第1実施例と同様であるが、仕切板1
7の上方の供給ホツパ13に面する外殻体12を
穿つて還元開口41を設け、該還元開口41を開
閉する還元路ダンパ42を設けるとともに、外殻
体12の貯留タンク14側開口を開閉する放出口
ダンパ43を設けて成るものである。
本実施例における作用の基本は、第1実施例に
おけると同様であるが、本実施例では放出される
種籾を観察して適時に前記各ダンパ42,43を
開閉して脱芒処理の万全を期すことが可能であ
り、特に減速機付モータ16が定速モータである
場合に有効である。
次に第3図に基づき本考案の第3実施例を説明
する。
種籾処理装置50は、基台51の上に立設され
た外殻体52の一側面に未処理種籾を受ける供給
ホツパ53を備え、対応する他の一側面に処理済
みの種籾を一時貯留する貯留タンク54を設け、
外殻体52の内部には、供給ホツパ53側に脱芒
処理部60が、貯留タンク54側には脱芒された
種籾を選別して未熟種籾を排除する粒度選別部7
0が設けられており、前記脱芒処理部60の放出
口61から放出される脱芒済みの種籾を粒度選別
部70の基部に導く連通管62が設けられて成つ
ている。
脱芒処理部60の構成は前記第1実施例の場合
と同様である。
粒度選別部70は、円筒の外周に螺旋羽根を巻
回した揚穀螺旋体71と、該揚穀螺旋体71を同
心に挿通させ、多数の小孔を有する選別網体72
を内臓している。
揚穀螺旋体71の基部には、受粒筒73が囲繞
して設けられており、前記連通管62は該受粒筒
73に開口している。
受粒筒73の上端部には下部仕切板74が設け
られ、該下部仕切板74には、図示しない小粒種
籾を排出する小粒排出管が開口している。そし
て、選別網体72の裾部に配設された複数個の下
部掻出羽根75が配設されている。
一方、選別網体72の上部に設けられた排出口
の下端部近傍には、上部仕切板76が設けられ、
該部に堆積する処理済種籾を貯留タンクに掻き出
す上部掻出羽根77が、選別網体72の頭部外周
に配設されている。
さらに、基台51内には、前記揚穀螺旋体71
と選別網体72とを相対回転させる減速機付モー
タ78が設けられている。
次に第3実施例の作用を説明する。
供給ホツパ53に未処理種籾を供給して装置を
始動する。
脱芒処理部60では、種籾は第1実施例におい
て説明したように充分な脱芒作用を受けて放出口
61から放出され、連通管62を通つて粒度選別
部70の受粒筒73内に送り込まれる。
前記種籾は、揚穀螺旋体71によつて上方に掻
き揚げられながら外方に跳ねだされ、選別網体7
2の小孔を通る小粒種籾は選別網体72の外部に
飛出し、落下して下部仕切板74上に集積し、下
部掻出羽根75によつて外部に排出される。
選別網体72の小孔を通過しない成熟した種籾
は、上部仕切板76上に集積し、上部掻出羽根7
7によつて貯留タンク54に集められる。
選別網体72は、異つた大きさの小孔を有する
選別網体に交換可能であるから、単に劣悪な未熟
種籾の排除のみならず、一定水準以上の種籾を積
極的に選別取得することも可能である。
第1〜第3実施例の何れにも、従来から多用さ
れている縦型穀類選別機の主要構成部材が使用さ
れており、本種籾処理装置が容易かつ安価に製作
出来るのみならず、縦型穀類選別機の製作コスト
の低減にも寄与し、しかも上述のとおり極めて能
率よく種籾の処理が可能となつている。また、製
作時のみならず、使用者側においても、脱芒用の
内部部材を選別機用の部材に交換して使用するこ
とが可能であるから、投資効率がよく、営農経済
の向上に寄与するところが大きい。
「考案の効果」 本考案に係る種籾処理装置によれば、鉛直軸廻
りに回転する回転螺旋体と、この回転螺旋体を囲
繞して円周方向に波目を有する鉛直軸周りに回転
する外筒体を立設し、揚粒と落下を繰り返して充
分な機内滞留時間を与えながら脱芒作用が行なわ
れるようにし、かつ主要な構成部材が、多用され
ている他種の穀類処理装置との共用ができるよう
にしたから、能率よくしかも充分な種籾処理が可
能となり、同時に低コストで装置の製作が可能と
なり、また、粒度選別部が併設されたものでは、
脱芒処理と同時に種籾の粒度を揃えることができ
て、優良な種苗育成のための手段を提供すること
が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の各種実施例を示して
おり、第1図は第1実施例の縦断正面図、第2図
は第2実施例の縦断正面図、第3図は第3実施例
の縦断正面図である。 10……種籾処理装置(第1実施例)、11…
…基台、12……外殻体、13……供給ホツパ、
14……貯留タンク、15……受粒筒、16……
減速機付モータ、18……天井部、19……風選
フアン、20……回転螺旋体、21……円筒、2
2……螺旋羽根、23……供給領域、24……脱
芒領域、25……排出領域、30……外筒体、3
1……波目、32……導入口、33……排出口、
40……種籾処理装置(第2実施例)、41……
還元開口、42……還元路ダンパ、43……放出
口ダンパ、50……種籾処理装置(第3実施例)、
52……外殻体、53……供給ホツパ、54……
貯留タンク、60……脱芒処理部、62……連通
管、70……粒度選別部、71……揚穀螺旋体、
72……選別網体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基台上に立設された外殻体の背部に、芒、枝
    梗の未処理種籾を投入する供給ホツパを備え、
    頭部前面には処理済種籾を受けて一時貯留する
    貯留タンクを設け、 外殻体内部には、鉛直方向に回転自在に立設
    された円筒の外周に、回転上昇する螺旋羽根を
    巻回して成る回転螺旋体と、 前記、回転螺旋体の外周を繞つて回転自在に
    立設され、円周方向に波目が設けられ、基部に
    は未処理種籾の導入口を開口し、上端部近傍に
    種籾を排出する排出口が設けられた外筒体と、 前記外筒体の基部近傍を囲んで設けられ、前
    記供給ホツパから未処理種籾を受けて前記外筒
    体内に送る受粒筒と、外殻体の天井部に設けら
    れ、前記外筒体と、前記回転螺旋体との間に上
    昇気流を与え、脱落した芒、枝梗、塵埃を排出
    する風選フアンとを備えて成る種籾処理装置。 (2) 前記回転螺旋体の下部一定領域を螺旋ピツチ
    の粗い供給領域とし、該供給領域に続く部分に
    螺旋ピツチの細かい脱芒領域を設け、最上部
    の、外筒体のは排出口に対応する領域に、螺旋
    ピツチの粗い排出領域を、設けたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の種籾
    処理装置。 (3) 外筒体の前記排出口に対応する外殻体の供給
    ホツパ側に、揚粒された種籾の還元開口を穿設
    し、該還元開口を開閉する還元路ダンパを設け
    るとともに、貯留タンク側開口を開閉する放出
    口ダンパを設けたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項ならびに同第2項記載の種
    籾処理装置。 (4) 一側面に、芒、枝梗を除去しない種籾を受け
    る供給ホツパを備え、対応する他の側面に処理
    済種籾を一時貯留する貯留タンクが備えられた
    外殻体の、前記供給ホツパ側内部に円周の外周
    に螺旋羽根を巻回した回転螺旋体と、該回転螺
    旋体の外周を繞つて回転自在に立設され、基部
    には未処理種籾の導入口を開口し、円周方向に
    波目を設け、上端部近傍に種籾を排出する排出
    口を設けた外筒体と、外殻体の天井部に設けら
    れ、前記外筒体と、前記回転螺旋体との間に上
    昇気流を与え、脱落した芒、枝梗、塵埃を排出
    する風選フアンとを備えて成る脱芒処理部を設
    ける一方、 前記貯留タンク側の外殻体内部に、円筒の外
    周に螺旋羽根を巻回した揚穀螺旋体と、該揚穀
    螺旋体を同心に挿通させた選別体とを互いに相
    対回転可能に収納して、脱芒された種籾を選別
    する粒度選別部を設け、 前記脱芒処理部から放出された種籾を、前記
    粒度選別部の前記揚穀螺旋体の基部に導入する
    連通管を設けたことを特徴とする種籾処理装
    置。
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JPS6031336B2 (ja) * 1981-03-02 1985-07-22 日本電信電話株式会社 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物

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