JP3263762B2 - 縦形穀類選別機の受給部構造 - Google Patents

縦形穀類選別機の受給部構造

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JP3263762B2 JP14054592A JP14054592A JP3263762B2 JP 3263762 B2 JP3263762 B2 JP 3263762B2 JP 14054592 A JP14054592 A JP 14054592A JP 14054592 A JP14054592 A JP 14054592A JP 3263762 B2 JP3263762 B2 JP 3263762B2
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cylinder
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謙蔵 川島
悦雄 蓮見
栄四郎 高橋
敏行 阿部
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株式会社タイガーカワシマ
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揚穀筒を内装した立設
の網状選別筒下部内に穀粒を受給することができる縦形
穀類選別機の受給部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、選別室内に立設した網状選別筒
には外周にらせんを有する揚穀筒を内装してその間を揚
上させながら穀粒を精選できるように構成した縦形穀類
選別機において、特公平2−273117号公報に見ら
れるように、受給筒内で揚穀筒とは逆転する穀粒誘導筒
体の外周面には、隣り合う間隔が広くなって傾斜する僅
かな枚数の誘導羽根が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな構造では、揚穀筒と穀粒誘導筒体とが同方向に回転
する場合、受粒筒内に受給する穀粒を穀粒誘導口に誘導
することはできず、また、それらの誘導羽根を逆方向に
して同様に取り付けたとしても、そのような構造では、
穀粒誘導口への取り込み性能は悪く、とくに、能率を上
げる場合、不都合が生じてしまう、といった不具合を呈
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、穀粒誘導筒体内への受給を有効に行なわ
せることができるように工夫したものであり、そのた
め、供給ホッパに連通する受粒筒の内方で揚穀筒の下部
を内装した網状選別筒の下部側となる穀粒誘導筒体の下
部外周面には複数の穀粒誘導口を形成し、前記穀粒誘導
筒体の外周面には、隣り合う間隔が狭くて回転方向に前
高後低に傾斜する多数の誘導羽根を前記穀粒誘導口の上
方部位にそれぞれ取付け構成するとともに、前記揚穀筒
と前記網状選別筒の下部側となる穀粒誘導筒体の回転方
向を同方向回転としたものであり、また、穀粒誘導口は
等配の3または4個で横長にそれぞれ形成したり、各穀
粒誘導口の上縁側に少なくとも3枚の誘導羽根の下部が
それぞれ接近するようにして構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、供給ホッパから受粒筒内に穀粒が
供給されると、揚穀筒と同じ方向に穀粒誘導筒体が回転
する状態で、回転方向に前高後低に傾斜して隣り合う間
隔が狭くなる多数の誘導羽根が受粒筒内の穀粒を下方に
次々に押し下げる状態となって、そのまま、下部の各穀
粒誘導口に強制的に誘導しながら、同方向に回転する揚
穀筒下部の外周側にスムーズに送り込んで供給すること
ができる。
【0006】
【実施例】図2は縦形穀類選別機を概略示した断面図で
あり、選別室A内に立設した網状選別筒1の内部には揚
穀筒3を立設し、供給ホッパ7に連通する受粒筒8に
は、前記揚穀筒3の下部3aを内装して前記網状選別筒
1の下部に係合する穀粒誘導筒体1aを内装し、該穀粒
誘導筒体1aの上部外周には各跳出し羽根11を有する
鍔部12を固設するとともに、その跳出し羽根11の外
方位となる前記選別室Aの下部側方には2番口13を連
通連設して従来形構造同様に構成するが、前記網状選別
筒1と前記揚穀筒3とは、網状選別筒1の回転数が揚穀
筒3の回転数の10分の1以下となってモータ16によ
り同じ方向に回転するように設け、前記網状選別筒1の
上端側外周面には複数の良米掻出し羽根17を配設して
構成する。
【0007】前記揚穀筒3のらせん2は前記網状選別筒
1に対応する長さLの範囲内にピッチの小さい1条形に
形成するとともに、その外周側周面2aが内周側周面2
bより低い段面となるように形成し、前記外周側周面2
aの1周範囲には、円周方向の長さMが30mmとなる切
欠部4を図6に示すように3等配の位置に形成し、各切
欠部4の回転方向前部には、先端部が回転方向に後位と
なって図8に示すように20度の角度θで傾斜するとと
もに前記内周側周面2bより低くて4mmの高さHとなる
起立羽根5をそれぞれ形成し、前記外周側周面2aおよ
び内周側周面2bの上面には、内周側周面2b上の1つ
が前記切欠部4の上方に位置するようにして所定間隔お
きに突起6をそれぞれ形成し、1周上の3つの切欠部4
がそれぞれ上下方向に揃うように形成し、また、前記揚
穀筒3の下部3aの外周面にはピッチの大きい2条のス
トレートのらせん2cを形成するとともに、上部には突
起のないらせん2dを形成して構成する。
【0008】また、前記穀粒誘導筒体1aの下部外周面
には横長の穀粒誘導口9を4等配の位置にそれぞれ形成
し、各穀粒誘導口9と前記鍔部12の間となる穀粒誘導
筒体1aの外周面には、隣り合う間隔が狭くて回転方向
に前高後低に傾斜する誘導羽根10を設けるが、図4に
示すように各穀粒誘導口9の上縁に3枚の誘導羽根10
の下端部が接近するようにして構成する。
【0009】したがって、網状選別筒1と穀粒誘導筒体
1aは揚穀筒3の回転数の10分の1以下の回転数で揚
穀筒3と同じ方向に矢印イで示すように回転することに
なり、供給ホッパ7から受粒筒8内に穀粒が供給される
と、穀粒誘導筒体1aの外周の12枚の誘導羽根10が
受粒筒8内の穀粒を下方に次々に押し下げる状態となっ
て、そのまま、下部の各穀粒誘導口9に強制的に誘導し
ながら、同方向に回転する揚穀筒下部3aの外周側に有
効に送り込んで供給することができることになり、次い
で、らせん2cより受継いでらせん2により穀粒を揚上
させる状態では、その外周の網状選別筒1がとくに揚穀
筒3より遅いその10分の1以下の回転数で同方向に回
転しているので、小さい屑米は網状選別筒1の網目から
抵抗を受けることなくスムーズに押し出されるように通
過できることになって精度良く選別できる。また、その
場合、らせん2により穀粒を揚上させる状態で、網状選
別筒1の内周面側寄りとなる穀粒の一部を起立羽根5に
より攪拌したり網状選別筒1の内周面側に押しつけたり
して選別効果を上げるとともに、起立羽根5やらせん上
面の突起6により穀粒を有効に掻き回すことができるこ
とになり、起立羽根5上を通りこしてくる穀粒の一部は
各切欠部4より下方に落下させながらさらに一層の攪拌
作用を与えて有効に選別させることができることにな
り、選別されて選別室A内を落下する屑米は2番口13
より排出する。
【0010】図9は前記実施例と従来例との比較試験を
示したグラフであり、本発明の実施例では揚穀筒3およ
び網状選別筒1を500rpm および30rpm の同方向回
転にして、従来例では、従来形の揚穀筒と網状選別筒を
相互に逆転させながら試験を行なったものであり、穀粒
の毎時効程が多くなっても、本発明実施例では屑米2番
口仕分率(貯溜タンク15の屑米の量と2番口13に出
る屑米の量との合計に対する2番口13の屑米の量の比
率)が変ることなく良いが、従来例では悪くなる、とい
った結果が見られ、本発明の効果が顕著であることを立
証するものである。
【0011】
【発明の効果】このように本発明は、供給ホッパ7から
受粒筒8内に穀粒が供給されると、揚穀筒3と同じ方向
に穀粒誘導筒体1aが回転する状態で、回転方向に前高
後低に傾斜して隣り合う間隔が狭くなる多数の誘導羽根
10が受粒筒8内の穀粒を下方に向け次々に確実良好に
押し下げる状態となって、そのまま、下部の各穀粒誘導
口9に強制的に誘導しながら、同方向に回転する揚穀筒
下部3aの外周側に穀粒の流れによどみ状態が生じなく
スムーズに送り込んで供給することができることにな
り、穀粒誘導筒体1a内への穀粒の受給を能率良くしか
も詰まることなく有効に行なうことができることにな
り、簡単な構造にして好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部を示した断面図である。
【図2】縦形穀類選別機を概略示した断面図である。
【図3】揚穀筒を概略示した側面図である。
【図4】穀粒誘導筒体を示した側面図である。
【図5】らせんの一部を示した側面図である。
【図6】らせんの一部を示した平面図である。
【図7】図5の一部を拡大して示した側面図である。
【図8】図6の一部を示した斜視図である。
【図9】従来例との比較試験の結果を示したグラフであ
る。
【符号の説明】
A 選別室 1 網状選別筒 2 らせん 3 揚穀筒 7 供給ホッパ 8 受粒筒 3a 下部 1a 穀粒誘導筒体 9 穀粒誘導口 10 誘導羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 敏行 栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡4290番地 株式会社タイガーカワシマ内 (56)参考文献 実開 平2−20983(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/39 B07B 1/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選別室A内に立設した網状選別筒1には外
    周にらせん2を有する揚穀筒3を内装してその間を揚上
    させながら穀粒を精選できるように構成した縦形穀類選
    別機において、供給ホッパ7に連通する受粒筒8の内方
    で前記揚穀筒3の下部3aを内装した前記網状選別筒1
    の下部側となる穀粒誘導筒体1aの下部外周面には複数
    の穀粒誘導口9を形成し、前記穀粒誘導筒体1aの外周
    面には、隣り合う間隔が狭くて回転方向に前高後低に傾
    斜する多数の誘導羽根10を前記穀粒誘導口9の上方部
    位にそれぞれ取付けて構成するとともに、前記揚穀筒3
    と前記網状選別筒1の下部側となる穀粒誘導筒体1aの
    回転方向を同方向回転としたことを特徴とする縦形穀類
    選別機の受給部構造。
  2. 【請求項2】 穀粒誘導口9は等配の3または4個で横
    長にそれぞれ形成してなる請求項1記載の縦形穀類選別
    機の受給部構造。
  3. 【請求項3】 各穀粒誘導口9の上縁側に少なくとも3
    枚の誘導羽根10の下部がそれぞれ接近するようにして
    なる請求項2記載の縦形穀類選別機の受給部構造。
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