JP2619552B2 - 電子写真製版機における感光材料の帯電方法 - Google Patents

電子写真製版機における感光材料の帯電方法

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電子写真製版のための感光材料への帯電
方法に関する。
(従来の技術) 第2図は従来から用いられているカメラタイプの電子
写真製版機2Aの概略を示す断面構造図であり、原稿台20
に保持された原稿28に原稿(図示せず)から照射された
撮影光は、原稿28の面で反射され、上方のミラー21で反
射されてレンズ22によって集光される。この集光された
撮影光は給紙部23から搬送手段によって供給され撮影部
29に保持されている電子写真感光材料(以下、単にマス
ターという)Pに結像する。撮影済みのマスターPは搬
送手段により現像部24に搬送されて現像され、定着部25
で定着、エッチング部26で親水化処理され、その後に乾
燥されて取出し口27から放出されるようになっている。
次に、このような従来の電子写真製版機2Aにおける給
紙部23について説明する。第3図は、従来の給紙部にお
けるマスターPのカッティング及び帯電方法を示す図で
あり、同図(A)はマスターPの給紙スタート時、同図
(B)はマスターPのカッティング時、同図(C)はマ
スターPの再搬送帯電時をそれぞれ示す図である。同図
に示すように従来においては、搬送されるマスターPに
対してコロナ帯電器13の前段にカッタ12を配置する構成
としていた。このような構成おいて、同図(A)に示す
ようにスタート時においては、ロール給紙装置10からの
マスターPは搬送ローラ11により搬送されて先端がカッ
タ12の位置にある。そして、スタート後、マスターPは
同図(B)に示すようにコロナ帯電器13を通過すること
により帯電が行われる。ところで、マスターPが所定の
長さL(製版すべき必要な長さL)だけ搬送したところ
で一旦搬送を停止させると共にコロナ帯電器13の電源を
オフした状態でカッタ12によりカッティングを行う。こ
のカッティングの際、マスターPは所定の長さLの帯電
途中にある。カッティングが終了したら、同図(C)に
示すようにコロナ帯電器13を再びオンし、マスターPの
再搬送を開始し帯電を継続し、帯電を終了する。以上が
従来の帯電方法であった。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来における電子写真製版機の給
紙部によれば、カッティングの際に一旦帯電を中断して
いたので、第1図(B)に示すように、マスターPの表
面にける帯電器13と対向する部分X及び帯電器13の外側
前方と対向する部分Yに、帯電器13から発生していたイ
オンガスが作用してブレークダウンを起し、帯電電荷が
減少して帯電ムラが発生する。また、マスターPの表面
における帯電器13の外側後方と対向する部分Zには未帯
電であるがイオンガスが作用している。
ところで、前記再帯電により、上記帯電ムラの部分X
には電荷が乗り電荷量の補填ができると共に、上記未帯
電の部分Zにも正常な電荷が乗るが、上記帯電ムラの部
分Yは帯電されることなく帯電ムラを残したままの状態
で次の処理部へ搬送されてしまい、高品質の電子写真が
作成できないという問題があった。尚、このような問題
点を解決する目的で帯電部に風を送りイオンガスを逃が
す方法が提案されているが、そのような方法によっても
帯電ムラの解消は不十分であり、特に平網画像等で品質
の低下が顕著となった。
この発明は上述のような事情からなされたものであ
り、この発明の目的は、電子写真感光材料への帯電をム
ラなく行い、製版される電子写真の高品質化を図ること
ができる電子写真製版機における感光材料の帯電方法を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) この発明は、感光材料への帯電をムラをなく行うこと
ができる電子写真製版機における感光材料の帯電方法に
関するものであり、この発明の上記目的は、ロール給紙
装置より搬送されるシート状の感光材料を帯電装置によ
り帯電した後に、カッタによりカッティングするように
した帯電方法であって、 前記感光材料を帯電し、その所定長の帯電終了位置が
帯電装置を通過した時点で帯電装置をオフする工程と、 次いで、感光材料を、その帯電終了位置をカッタの位
置まで搬送した時点でカッタによりカッティングする工
程と、 次いで、カッティングされた帯電済みの感光材料を次
段処理部へ搬送すると共に、カッティングされた未帯電
の感光材料を、その先端部がロール給紙装置近くに来る
まで戻すように搬送する工程と、 を有することにより達成される。
また、前記カッタには、帯電装置による感光材料表面
への帯電電荷と同符号の電圧を印加するようにしてい
る。
(作用) この発明は、マスターの搬送方向に対して帯電装置を
カッタの前段に配置し、マスターへの帯電終了位置が帯
電装置を通過した時点で帯電装置をオフし、上記帯電終
了位置をカッタの位置まで搬送してカッティングするの
で、マスターの帯電済みの部分に帯電ムラの発生がな
い。また、カッティング時の帯電済みの後方にある未帯
電部分にはイオンガスの作用があっても、逆方向に戻さ
れており、次回の帯電において電荷が乗り正常な帯電が
可能である。
また、カッタに帯電電荷と同符号の電圧を印加して、
マスターからの電荷のカッタへの放電を防止している。
(実施例) 以下、図面に基づいてこの発明の実施例について詳細
に説明する。
第1図は、この発明の電子写真製版機における給紙部
の構成とその構成におけるカッティング及び帯電の方法
を示す図である。詳細には、同時(A)はスタート時、
同図(B)は所定長さの帯電終了位置で帯電器オフ時、
同図(C)はカッティング時、同図(D)はカッティン
グ後の正逆搬送時、同図(E)は次回のスタート時をそ
れぞれ示す図である。
第1図に示すように搬送されるマスターPに対してコ
ロナ帯電器13がカッタ12の前段に配置される。このよう
な構成において、この発明のカッティング及び帯電の手
順を同図(A),(B),(C),(D)及び(E)に
基づいて以下に説明する。
先ず、スタート時は同図(A)に示すようにロール給
紙装置10からのマスターPはその先端が搬送ローラ11の
位置にある。次に、同図(B)に示すように、搬送が開
始されると、マスターPはコロナ帯電器13を通過し帯電
が行われる。マスターPの搬送に伴なうコロナ帯電がマ
スターPにおける所定位置(製版に必要な長さLの位
置)まで終了し、その位置がコロナ帯電器13を出たとこ
ろでコロナ帯電器13をオフする。次に、同図(C)に示
すように上記帯電終了位置がカッタ12の位置まで送られ
た時カッタ12によりカッティングが行われる。次に、同
図(D)に示すようにカッティングされた帯電済みのマ
スターPはそのまま撮影部(図示せず)へ送られ、残り
(未帯電)のマスターPは同図(E)に示すように先端
が搬送ローラ11の位置に来るまで戻される。
以上のように、マスターPに対する所定長さLの帯電
終了位置が帯電器13を通過した時点で帯電器13をオフし
(第1図(B))、続いて帯電終了位置をカッタの位置
まで搬送してカッティングするので(第1図(C)),
マスターPの所定長さLの帯電部分には帯電ムラの発生
がない。
そして、第1図(B)のマスターPの表面への所定長
さLの帯電終了位置で帯電器13をオフセットした後、同
図(C)のカッティング時までには未帯電部分Sの搬送
があり、この部分SのマスターPの表面には帯電器13の
オフ後のイオンガスが作用している。
そこで、同図(D),(E)に示すように、カッティ
ング後の未帯電部分Sを、その先端が搬送ローラ11の位
置まで戻しておくことにより、次回の帯電に当たって、
未帯電部分Sの先頭から電荷を乗せてイオンガスの影響
のない所定長さLの帯電を可能とするものである。
また、カッタ12は通常金属性で鋭いエッジを有し、搬
送されるマスターPの近傍に設置されているため、マス
ターPの表面の帯電電荷がカッタ12へ放電して電荷量の
減少を来たすことがあるので、この現象を防ぐために、
マスターPの表面の帯電電荷と同符号の電圧をカッタ12
に印加している。
(発明の効果) 以上のように、この発明によれば、感光材料への帯電
を行うに際し、感光材料のカッティングのため停止時に
おける帯電ムラを防止し、製版される電子写真の高品質
化を図ることができる。また、マスターの帯電電荷のカ
ッタへの放電を阻止し、操作の安全性と帯電ムラの防止
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(E)はこの発明の電子写真製版機にお
ける給紙部の構成とその構成におけるカッティング及び
帯電方法の説明図、第2図は一般的なカメラタイプの電
子写真製版機の概略を示す断面構造図、第3図(A)〜
(C)は従来における給紙部の構成とカッティング及び
帯電方法の説明図である。 10……ロール給紙装置、11……搬送ローラ、12……カッ
タ、13……コロナ帯電器、2A……電子写真製版機、20…
…原稿台、21……ミラー、22……レンズ、23……給紙
部、24……現像部、25……定着部、26……エッチング
部、2……取出口、28……原稿、29……撮影部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール給紙装置より搬送されるシート状の
    感光材料を帯電装置により帯電した後に、カッタにより
    カッティングするようにした帯電方法であって、 前記感光材料を帯電し、その所定長の帯電終了位置が帯
    電装置を通過した時点で帯電装置をオフする工程と、 次いで、感光材料を、その帯電終了位置をカッタの位置
    まで搬送した時点でカッタによりカッティングする工程
    と、 次いで、カッティングされた帯電済みの感光材料を次段
    処理部へ搬送すると共に、カッティングされた未帯電の
    感光材料を、その先端部がロール給紙装置近くに来るま
    で戻すように搬送する工程と、 からなることを特徴とする電子写真製版機における感光
    材料の帯電方法。
  2. 【請求項2】前記帯電装置による前記感光材料表面への
    帯電電荷と同符号の電圧を、前記カッタに印加するよう
    にした請求項1に記載の電子写真製版機における感光材
    料の帯電方法。
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