JP2619472B2 - 電話交換システムの報知ユニット - Google Patents

電話交換システムの報知ユニット

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JP2619472B2 JP63101619A JP10161988A JP2619472B2 JP 2619472 B2 JP2619472 B2 JP 2619472B2 JP 63101619 A JP63101619 A JP 63101619A JP 10161988 A JP10161988 A JP 10161988A JP 2619472 B2 JP2619472 B2 JP 2619472B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電話交換システムの報知ユニットに関するも
のである。
[従来の技術] この種の報知ユニットは本体ブロックに被着するカバ
ーにスピーカを配設してカバーを本体ブロックに被着す
る構成で、本体ブロックとカバーとを同一デザインで形
成していた。
[発明の解決しようとする課題] 従来の報知ユニットはカバー側にスピーカを設けてい
るため、本体ブロックに対して種々のデザインのカバー
を準備することは難しく、従って設置する場所のインテ
リアに併せてカバーの色彩、デサインの選択ができなか
った。また施工時にカバーを分離して施工できず、施工
時にカバーが傷むという問題があった。
本発明は上述の問題店に鑑みて為されたもので、化粧
カバーを本体ブロックに関係なく選択することができ、
しかも施工時に化粧カバーを分離して施工ができる電話
交換システムの報知ユニットを提供することを目的とす
る。
併せて本発明は内線を接続して電話機へ中継接続を可
能とし、一斉呼出し等に使用できる電話交換システムの
報知ユニットを提供することを目的とする。
更に本発明は音量を調整することができる電話交換シ
ステムの報知ユニットを提供することを目的とする。
[課題を解決しようとする手段] 本発明は外線からの着信があると内線に接続してある
電話機と外線との通話路を形成し、且つ内線に接続した
電話機から内線呼出しがあると内線通話路を形成し、内
線呼出時や、内線に接続した電話機を一斉に呼び出す時
や内線呼出時等に音声信号や電圧信号を信号線を介して
送出する交換ユニットに信号線を介して接続され、信号
線を通じて送られてくる音声信号を報知するスピーカを
備えた電話交換システムの報知ユニットにおいて、中央
にスピーカを収納する部材収納部を設け、部材収納部の
両端に取付枠部を一体形成し、取付枠部に埋め込みボッ
クスに対応する取付ピッチで形成した取付孔と埋め込み
孔を穿設した壁パネルをはさんで固定するはさみ金具を
取り付ける孔と露出取付用孔とを穿設し、部材収納部及
び取付枠部の露出取付面に当接する裏面を同一面とした
本体ブロックと、この本体ブロックの上記部材収納部に
着脱自在に被着する化粧カバーとを備えたものである。
[作用] しかして上述のように構成しているから本体ブロック
のデザインに固定されずに好みのデザインのものを使用
することができ、設置する場所のインテリアに合わせる
ことができ、また施工時には本体ブロックより外してお
ける。
中央にスピーカを収納する部材収納部を設け、部材収
納部の両端に取付枠部を一体形成し、取付枠部に埋め込
みボックスに対応する取付ピッチで形成した取付孔と埋
め込み孔を穿設した壁パネルをはさんで固定するはさみ
金具を取り付ける孔と露出取付用孔とを穿設し、部材収
納部及び取付枠部の露出取付面に当接する裏面を同一面
とした本体ブロックと、この本体ブロックの上記部材収
納部に着脱自在に被着する化粧カバーとを備えているの
で、壁面に埋設される埋め込みボックスや、壁面に穿設
した埋め込み孔に本体ブロックを取付ける埋め込み配設
や、壁面等の造営面に露出取付ができ、従って建物の建
設に合わせて施工する先行配線施工の場合は勿論のこと
既設の電話設備を本発明を用いる電話交換システムに取
り替える場合にも同じ報知ユニットを用いることがで
き、施工形式が異なっても同一の報知ユニットを使用す
ることができるため、製造コストの低減が図れ、また在
庫管理が容易となる。
[実施例] 第1図は本発明を用いる電話交換システム全体の構成
を示しており、交換ユニット1には切り分け器2と、保
安器3を介して電話局4からの外線5を接続するととも
に、ドアホン子器6を通話線を介して接続し、また信号
線71…と内線81…とからなる内部線を通じて各報知ユニ
ット91…を接続するととともに本発明にかかる報知ユニ
ット10を接続してある。
各報知ユニット91…からは内線81…を中継導出してモ
ジュラジャックコンセント111…に接続しており、モジ
ュラコンセント111…には一般の電話機12を接続する。
報知ユニット10は信号線7を介して送られてくる音声
信号を再生報知するためのスピーカを内蔵している。
交換ユニット1は第2図に示すように外線5からの着
信を検出する着信検出部13と、外線5、内線81…上に乗
る音声信号を抽出して授受する結合トランス14と、保留
音発生部15と、各内線81…、外線5に対応させたプッシ
ュボタンダイヤル信号受信部161…と、また外線5への
接続信号となる直流閉結を行う直流閉結部17と、又外線
着信中において外線5に内線81…、モジュラコンセント
111…を通じて直接接続された電話機12で回線閉結され
た際に流れる通話電流を検出するための通話電流検出回
路18と、外部の防犯、防災センサを接続するセキュリテ
ィ信号入力端子19と、このセキュリティ信号入力端子19
から入力する低周波信号からなるセキュリティ信号の有
無に応じたデジタル信号に変換するためのセキュリティ
信号検出部20と、通話パスを設定するアナログスイッチ
からなるクロスポイントスイッチ21と、外線発信音検出
部28と、非常釦を接続する接続端子22と、外線発呼を行
うためのプッシュボタンダイヤラー23及びダイヤルリレ
ーRydと、ドアホン子器6を接続する接続端子241,242
と、ドアホン子器6からの呼び出し信号を検出する呼出
信号検出部251,252と、ドアホン子器6とクロスポイン
トスイッチ21とを接続するドアホン通話回路26と、信号
線71…を介して、或いは内線81…を介して送出する各種
情報信号としての報知用音声信号を作成する音源発生部
27と、各種情報信号を直流電圧信号として信号線71…に
印加する表示I/Fドライブ部29と、各内線81…に対応し
て設けられたフック・ダイヤルパルス検出部301…と、
各内線81…に通話電流を供給するための電流供給源I1
と、内線81…と外線5との接続及び内線81…とクロスポ
イントスイッチ21との接続を切り換える外線切り換えリ
レーRy11…とを備えるとともに、ドアホン子器6…と、
ドアホン通話回路26との接続を行うスイッチ素子S1,S2
と、プッシュボタンダイヤラー23と結合トランス14との
接続を行うスイッチ素子S3と、結合トランス14とプッシ
ュボタンダイヤル信号受信部161との接続を行うスイッ
チ素子S4と、更に報知ユニット91…、10に報知用音声信
号を信号線…或いは内線81…を介して送るためのアン
プA1…と、これら回路、素子の制御情報信号の送出制
御、更には信号判定処理を行う中枢を構成する制御回路
31とを備えている。また図中G1…はゲートである。
この交換ユニット1では電源投入が行なわれてシステ
ムがスタートするとまず1チップのマイクロコンピュー
タからなる制御回路31は初期設定を行った後、待機状態
となり、オフフックの判定、さらには外線着信の有無の
判定と外線通話処理、ドアホン呼出の有無の判定とドア
ホン通話処理、内線呼出の有無の判定と内線通話処理、
外線発呼処理等を行う。
報知ユニット10は本発明にかかるもので、第3図に示
す化粧カバー32のブッロックと、第4図、第5図に示す
部材からなる本体ブロック33とから構成され、本体ブロ
ック33はボディ34とこのボディ34に被着されるカバー44
とから構成される。ボディ34は中央に四角状に周壁35で
囲まれた部材収納部36を設けており、この部材収納部36
の片側に回路基板37を取付ねじ38により取り付ける。39
はタッピングねじのような取付ねじ38を螺合する取付孔
40を設けた突起であり、41は回路基板37の位置決め用突
起で、回路基板37の取り付け時に回路基板37側の孔(図
示せず)に係合しかつ周部の上面で突起39とともに回路
基板37を支える。
また部材収納部36の中央の台部42上の凹平面42aには
報知用のスピーカ43を載置する。
回路基板37には第10図に示す回路が配設されている。
図示する回路は信号線7の2線間に接続するスピーカ43
と、直流カット用コンデンサC1,C2と、音量切換回路45
との直列回路からなり、回路基板37にはスピーカ43側の
プラグ48を接続するためのコネクタ46と、音量切換回路
45の各抵抗R1,R2とスライド型の切換スイッチSW1とを
配設するとともに上記直列回路を構成するための配線パ
ターンを形成し、且つ直列回路の両端にリード線47,47
を接続配線してある。
部材収納部26の両端に一体連設した取付枠部34a,34a
には既製の埋め込み配線器具用の埋め込みボックスに対
応する取付ピッチで形成した取付孔49,49aを穿設すると
ともに、埋め込み孔を穿設した壁パネルに取り付ける際
に用いる既製のはさみ金具を取り付けるためのL状の孔
50を穿設し、更に露出取付を行う場合の取付ねじを挿通
するための露出取付用孔51を穿設している。この取付枠
部34a,34bと部材収納部26の露出取付面に当接する裏面
は同一面となっている。
また部材収納部26の片側面より側方に突出した部位34
bにはカバー44側に取り付けられる端子金具52の下部を
収納する穴53を設けてある。
カバー44は上記部材収納部26の周壁35上に被着するも
ので、表面中央にはスピーカ43の音出し孔54を多数穿設
した円形状の突部55を形成し、片側面には端子金具52の
端子ねじ52bを螺合する端子板52aを取り付ける端子台56
を突設し、また反対側の側面には上記音量切換回路45の
切換スイッチSW1の摘子57を外部に露出するための切り
欠き孔58を穿設してある。そして両側面の両端には化粧
カバー32の係止爪59を係合する係止受け孔60を穿設した
係止受け部61を突出してある。
しかしてボディ34の部材収納部36に回路基板37を取着
し、スピーカ43を台部42の凹平面42aに載置した状態で
カバー44を部材収納部36の開口部に被着し、ボディ34の
裏面よりタピングねじのような組み立てねじ62を、部材
収納部36内の4隅に貫通した挿通孔63に挿通してカバー
44の裏面に第9図に示すように設けてある受け穴69に螺
合してカバー44と、ボディ34とを結合固定することによ
り本体ブロック33が完成する。この時スピーカ43をカバ
ー44とボディ34の台部42とで挟持固定する。尚リード線
47,47はカバー44をボディ34に被着する前に周壁35の切
り欠き64より外部に導出して、カバー44側の信号線7を
接続する端子金具52の端子板52aの下端に形成した札入
溝52cに圧入接続する。
第8図は本体ブロック33の完成状態を示しており、端
子台56には上記信号線7を接続する端子金具52,52以外
に内線8を中継接続する端子金具52′,52′を設けてい
る。尚第8図中65は電線引き出し溝で、ボディ34の下面
に形成され、露出取付時に取付面とボディ34との間で電
線引き出す際に使用されるものである。
化粧カバー32のブロックは第6図に示すように合成樹
脂製の化粧カバー32とネット体66とからなり、化粧カバ
ー32は円皿状に形成され、中央には上記本体ブロック33
のカバー44の突部55を嵌合する円形孔67を穿孔し、更に
この円形孔67と同心の円周状の溝68を表面に穿設し、ま
た裏面には弾性を持つ係止爪59を4個突出してある。第
7図は化粧カバー32の一部破断した拡大側面図を示す。
ネット体66は全面がネット様に形成され、周縁の下端
に突起66aを等間隔に突設してある。
而してネット体66を化粧カバー66に被着するに当たっ
ては突起66aを溝68に圧入するのである。化粧カバー32
のブロックは色や、形を各種準備することにより設置場
所のインテリアに応じて対応させることができるように
なっている。
このようにネット体66を装着した化粧カバー32は係止
爪59を本体ブロック33のカバー44の係止受け孔60に挿入
し、第9図に示すように係止爪59の先端を係止受け孔60
内の下向き段部60aに着脱自在に係止することにより本
体ブロック33に装着する。尚化粧カバー66を本体ブロッ
ク33より外す際には化粧カバー66の周縁に設けてある溝
70にドライバ等を挿入して化粧カバー66を本体ブロック
33より浮かせるようにして係止爪59と係止受け孔60の段
部60aとの係止を解けばよい。
このように完成された報知ユニット10は取付孔49,49
a、孔50、露出取付用孔51を用いることにより埋め込み
ボックスや、埋め込み孔、或いは天井面等の露出取付面
のいずれにも自在に取り付けることができるのである。
次に第2図に示す回路に基づいて第1図のシステム全
体の動作を説明する。
今モジュラコンセント111に接続された電話機12のハ
ンドセットを上げると、このとき外線切換リレーRy11
切換接点r1がa接点側、つまりクロスポイントスイッチ
21側に接続されている状態にあるため、フック・ダイヤ
ルパルス検出部301がオフフックを検出して検出信号を
制御回路31に入力する。制御回路31はクロスポイントス
イッチ21のXs10をオンさせてゲートG3を通じて400Hzか
らなる疑似発信信号をクロスポイントスイッチ21と内線
81とを通じて当該モジュラコンセント111へ送出する。
又同時に制御回路31は表示I/F表示ドライブ部29を制御
して各モジュラコンセント111…に設けた外線話中表示
用の発光ダイオードを点灯させる電圧信号を出力させ
る。この時同様にモジュラコンセント111…に設けてあ
る内線話中を示す発光ダイオードは消灯状態に制御され
る。
この送出はダイヤル信号の入力まで継続し、1番目の
ダイヤル信号がフック・ダイヤルパルス検出部30
1(プッシュダイヤル式であればプッシュダイヤル信号
受信部162)が検出すると、制御回路31は疑似発信信号
の出力を停止し、ダイヤルデータを内蔵バッファメモリ
に格納する。そして内蔵の3秒タイマを動作させる。こ
のタイマの動作中に2番目のダイヤル信号が検出され
ると、外線発呼と判定する。この3秒以内に2番目のダ
イヤル信号の入力が無ければ内線発信と判定し、内線
発信処理を行う。さて外線発呼の場合にはバッファメモ
リに引き続いて入力するダイヤル信号のデータを順次格
納するとともに直流閉結部17を動作させる信号を出力す
る。
そして回線閉結により外線発信音検出部28が外線発信
音を検出して検出信号が制御回路31に入力すると、制御
回路31はバッファメモリに格納したダイヤルデータを1
番目から順次読み出して、スイッチ素子S3とプッシュボ
タンダイヤラー23を動作させるか或いはダイヤルリレー
Rydを動作させて順次ダイヤル信号を外線5に送出させ
る。同時に電話機12から入力するダイヤル信号のデータ
をバッファメモリに格納して行く。
このようにして外線5へのダイヤル信号の送出と同時
に電話機12からのダイヤルデータをバッファメモリに格
納する。そしてバッファメモリに格納されているダイヤ
ルデータが無くなって、一定時間経過すれば次に外線通
話へ移行するのである。尚ダイヤル信号を外線5へ送出
するときには回線閉結を中断させる。プッシュボタンダ
イヤラー23を動作させるかダイヤルリレーRydを動作さ
せるかは回線の種別により設定されるのは勿論である。
而して通話は結合トランス14、ミュートスイッチ素子
S4、クロスポイントスイッチ21、切換接点r1、内線81
介して行なわれることになる。
次に内線呼び出し時の動作を説明する。
まずダイヤル信号がモジュラコンセント111に接続さ
れた電話機12から入力され、疑似発信信号が出力された
後に、次のダイヤル信号が3秒以内に入力されなけれ
ば、入力したダイヤルデータを内線番号(例えばモジュ
ラコンセント112)と判定し、制御回路31はオフフック
からオンさせているクロスポイントスイッチ21のXs10
オフさせて外線5を切り離すとともに内線81に通話パス
を設定するようにXs17をオンさせる。またオフフックか
ら点灯させていた各モジュラコンセント111…の発光ダ
イオードを消灯させ、同時に内線話中を示す発光ダイオ
ードを点灯させる電圧信号を表示I/F表示ドライブ部29
より出力させる。さらに制御回路31は音源発生部27を制
御して内線呼出しの音声信号を出力をさせる。この音声
信号は内線82…を通じて送出され、またクロスポイント
スイッチ21のXs05を通じて例えば報知ユニット92の信号
線72に重畳送出される。尚これらの送出は交互に行なわ
れる。さて音声信号が送られてきた報知ユニット92では
スピーカより呼び出し音を発鳴する。この発鳴により当
該モジュラコンセント112に接続された電話機12のハン
ドセットが取り上げられると、フック・ダイヤルパルス
検出部302がこのオフフックを検出して制御回路31へ検
出信号を送る。制御回路31はこのオフフックに基づいて
上記音声信号の発生を停止させるとともにクロスポイン
トスイッチ21のXs27をオンさせ、モジュラコンセント11
1の内線81とモジュラコンセント112の内線82とを接続し
通話状態とする。
これ以後モジュラコンセント111に接続された電話機1
2と、モジュラコンセント112に接続された電話機12との
間の通話が行えることになる。尚この時外線切換リレー
Ry11は切換接点r1をa接点側に接続したままに維持され
る。
また一斉呼出時には呼出をかけた電話機12以外に対応
する電話機12を接続したモジュラコンセント11に対する
報知ユニット9及び10に各信号線7を通じて音源発生部
27から音声信号を送り各報知ユニット9のスピーカ及び
報知ユニット10のスピーカ43から呼び出し音を発鳴させ
その後、呼出をかけた電話機12からの音声信号がクロス
ポイント21を通じて各信号線7に重畳されて送られ、夫
々の報知ユニット9及び10より再生されて聞こえること
になる。この時いずれかのモジュラコンセント11に接続
した電話機12を取れば内線通話ができる。又音量を調整
する場合には例えば報知ユニット10の切換スイッチSW1
を切換えることにより、調整できる。
待機中に外線5より着信信号が入力すると、この着信
信号を着信検出部13が検出して、着信検出信号を制御回
路31に出力する。制御回路31はこの着信検出信号が入力
すると、各外線切換リレーRy11…の励磁を停止させて各
切換接点r1…をb接点側に切り換える。従って各モジュ
ラコンセント111…に接続された電話機12は内線81…を
通じて外線5に接続され、各電話機12において内蔵ベル
が鳴動することになる。この鳴動により例えばモジュラ
コンセント111に接続された電話機12のハンドセットが
上げられると、回線に通話電流が流れることになる。こ
の通話電流は通話電流検出回路13で検出され、この検出
によりいずれかの電話機12がオフしたことを制御回路31
が検出して、直流閉結部17をオンさせ、同時に外線切換
リレーRy11…を励磁して、各切換接点r1…をa接点側に
切換える。これによりフック・ダイヤルパルス検出部30
1…でオフフックが検出可能となり、制御回路31はモジ
ュラコンセント111に接続されている電話機12のハンド
セットが取り上げられたことを検出するとともに、この
検出と同時にクロスポイントスイッチ21のXs10をオン
し、外線5とモジュラコンセント111の内線81…とを接
続し、外線通話を可能とするのである。
更に上述の外線通話中内線呼出を行いたい場合や、ド
アホン通話を行いたい場合には保留を行うことができ
る。
まず外線通話中の当該電話機12のハンドセットがオン
フックされずに予め保留に対応するダイヤル信号例えば
“0"が当該電話機Tより送られてくると、制御回路31で
はこのダイヤルデータを読み取って保留処理と判断し、
保留処理を行う。つまりクロスポイントスイッチ21のXs
10をオフし、Xs11,Xs17をオンする。そして保留音発生
部15を動作させて結合トランス14を介して保留音メロデ
ィ信号を外線5に送出させるとともに、直流閉結部17を
オン状態に維持したまま呼出処理に移行する。
上記の保留状態になった後、入力するダイヤルデータ
がドアホン通話を指定する“7"以外であれば内線呼出と
して当該内線番号のモジュラコンセント11への接続を上
述した内線処理により行う。また保留状態のままが一定
時間以上継続した場合には音源発生部27にて保留警報音
の音声信号を発生させて、各モジュラコンセント111
へ信号線…を介して送出し、夫々の報知ユニット91
及び10より報知させるようになっている。保留解除を行
う場合はオフフックしたいずれかの電話機12より“0"の
ダイヤル信号を発信すれば良く、“0"のダイヤルデータ
を検出した制御回路31は保留音発生部15の動作を停止さ
せて、元の外線通話状態に各部を制御するのである。
またドアホン通話の指定のダイヤルデータが保留後入
力されると、制御回路31はドアホン通話処理の制御を行
う。まず指定の“0"のダイヤルデータが入力して、クロ
スポイントスイッチ21の外線ラインに対応するXs10がオ
フさせられ、更に内線ラインに対応するXs17及び内線発
信音ラインに対応するXs11がオフさせられ、また保留音
発生部15が動作されて保留音送出が為される。
同時に表示I/Fドライブ部29からは内線話中を表示す
る発光ダイオードも点灯させる電圧信号を発生させて信
号線71…に印加し、内線表示用と外線表示用の発光ダイ
オードを夫々点灯させるのである。ここまでが保留処理
となり、ついで“7"のダイヤルデータが入力すると、制
御回路31はドアホン通話と判定してクロスポイントスイ
ッチ21のXs11をオフし、同時にドアホン通話ラインに対
応するクロスポイントスイッチ21のXs13をオンさせる。
そして例えばスイッチ素子S1をオンさせてドアホン5を
ドアホン通話回路26に接続してドアホン通話を可能とす
るのである。
直流閉結部17はオン状態が継続され回線閉結を維持す
る。又外線切換リレーRy11…は切換接点r1…をa接点側
に接続している状態を維持する。
またドアホン子器6からの呼出しがあった場合には制
御回路31、クロスポイント21等の働きの下で、音源発生
部27から発生させたドアホン呼出のチャイム音の音声信
号を信号線71…を通じて各報知ユニット91…及び10に送
出して報知させる。
[発明の効果] 本発明は外線からの着信があると内線に接続してある
電話機と外線との通話路を形成し、且つ内線に接続した
電話機から内線呼出しがあると内線通話路を形成し、内
線呼出時や、内線に接続した電話機を一斉に呼び出す時
や内線呼出時等に音声信号や電圧信号を信号線を介して
送出する交換ユニットに信号線を介して接続され、信号
線を通じて送られてくる音声信号を報知するスピーカを
備えた電話交換システムの報知ユニットにおいて、 中央にスピーカを収納する部材収納部を設け、部材収
納部の両端に取付枠部を一体形成し、取付枠部に埋め込
みボックスに対応する取付ピッチで形成した取付孔と埋
め込み孔を穿設した壁パネルをはさんで固定するはさみ
金具を取り付ける孔と露出取付用孔とを穿設し、部材収
納部及び取付枠部の露出取付面に当接する裏面を同一面
とした本体ブロックと、この本体ブロックの上記部材収
納部に着脱自在に被着する化粧カバーとを備えたもので
あるから、設置する場所のインテリアに対応したデザイ
ンや好みのデザインの化粧カバーを、本体カバーのデザ
インに固定されることなく使用することができ、しかも
施工時に化粧カバーを本体ブロックより外して施工がで
きるからネット体の破損や、化粧カバーに傷が付くなど
の事故が防止できるものであって、中央にスピーカを収
納する部材収納部を設け、部材収納部の両端に取付枠部
を一体形成し、取付枠部に埋め込みボックスに対応する
取付ピッチで形成した取付孔と埋め込み孔を穿設した壁
パネルをはさんで固定するはさみ金具を取り付ける孔と
露出取付用孔とを穿設し、部材収納部及び取付枠部の露
出取付面に当接する裏面を同一面とした本体ブロック
と、この本体ブロックの上記部材収納部に着脱自在に被
着する化粧カバーとを備えているので、壁面に埋設され
る埋め込みボックスや、壁面に穿設した埋め込み孔に本
体ブロックを取付ける埋め込み配設や、壁面等の造営面
に露出取付ができ、従って建物の建設に合わせて施工す
る先行配線施工の場合は勿論のこと既設の電話設備を本
発明を用いる電話交換システムに取り替える場合にも同
じ報知ユニットを用いることができ、施工形式が異なっ
ても同一の報知ユニットを使用することができるため、
製造コストの低減が図れ、また在庫管理が容易となると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を使用する電話交換システムのシステム
構成図、第2図は電話交換システムに用いる交換ユニッ
トの回路構成図、第3図(a),(b)は本発明の実施
例のネット体を取付けた状態の化粧カバーの正面図,一
部破断せる側面図、第4図は同上の本体ブロックのボデ
ィ部分の分解斜視図、第5図は同上の本体ブロックのカ
バー部分の分解斜視図、第6図は同上の化粧カバーブロ
ックの分解斜視図、第7図は同上の化粧カバーの一部破
断せる拡大側面図、第8図(a),(b),(c)は同
上の本体ブロックの一部破断せる正面図、X1−X2−X3
面図、Y1−Y2断面図、第9図は同上の化粧カバーと本体
ブロックとの結合部分の拡大断面図、第10図は同上の回
路図である。 1は交換ユニット、5は外線、71…は信号線、81…は内
線、10は報知ユニット、12は電話機、32は化粧カバー、
33は本体ブロック、43はスピーカ、45は音量切換回路、
52,52′は端子金具、SW1は切換スイッチである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線からの着信があると内線に接続してあ
    る電話機と外線との通話路を形成し、且つ内線に接続し
    た電話機と外線との通話路を形成し、且つ内線に接続し
    た電話機から内線呼出しがあると内線通話路を形成し、
    内線呼び出し時や、内線に接続した電話機を一斉に呼び
    出す時や内線呼出時に音声信号や電圧信号を信号線を介
    して送出する交換ユニットに信号線を介して接続され、
    信号線を通じて送られてくる音声信号を報知するスピー
    カを備えた電話交換システムの報知ユニットにおいて、
    中央にスピーカを収納する部材収納部を設け、部材収納
    部の両端に取付枠部を一体形成し、取付枠部に埋め込み
    ボックスに対応する取付ピッチで形成した取付孔と埋め
    込み孔を穿設した壁パネルをはさんで固定するはさみ金
    具を取り付ける孔と露出取付用孔とを穿設し、部材収納
    部及び取付枠部の露出取付面に当接する裏面を同一面と
    した本体ブロックと、この本体ブロックの上記部材収納
    部に着脱自在に被着する化粧カバーとを備えて成ること
    を特徴とする電話交換システムの報知ユニット。
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Citations (2)

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JPS5797256A (en) * 1980-12-09 1982-06-16 Iwatsu Electric Co Ltd Button telephone set
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