JP2607262B2 - 電話交換システムの増設ユニット - Google Patents

電話交換システムの増設ユニット

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JP2607262B2
JP2607262B2 JP9403488A JP9403488A JP2607262B2 JP 2607262 B2 JP2607262 B2 JP 2607262B2 JP 9403488 A JP9403488 A JP 9403488A JP 9403488 A JP9403488 A JP 9403488A JP 2607262 B2 JP2607262 B2 JP 2607262B2
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真吾 野崎
章三 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は家庭等に用いる簡易型の電話交換システムの
増設ユニットに関するものである。
[従来の技術] 第4図はこの種の家庭用電話交換システムの構成図を
示しており、主装置4は電話局1からの外線2と宅内の
複数の内線31…と或いはドアホン子器5と内線31…とを
切換接続する機能や、保留、保留転送等の機能を持ち、
導出した内線31…と呼出報知等の情報信号を送出する制
御線61…とには表示機能及び報知機能とともに内線31
に電話器7…を接続するモジュラーコンセント81…を備
えた電話機コンセント91…を接続してある。
電話機コンセント91…に接続する電話機7は通常の電
話機を使用し、外線着信は通常の電話機のように電話機
7内蔵のベルが鳴動し、ドアホン子器5の呼び出しや、
内線呼び出し等は電話機コンセント91…に設けてあるス
ピーカにより報知を行う。
第5図は主装置4の回路構成を示し、この回路では外
線2からの着信を検出する着信検出部11と、外線2、内
線31…上に乗る音声信号を抽出して授受する結合トラン
ス21と、保留音発生部22と、各内線31…、外線2に対応
させたプッシュボタンダイヤル信号受信部101…を設
け、また外線2への接続信号となる直流閉結を行う直流
閉結部12を設け、又線着信中において外線2に内線3
1…、電話コンセント91…を通じて直接接続された電話
機7で回転閉結された際に流れる通話電流を検出するた
めの通話電流検出回路13と、外部の防犯、防災センサを
接続するセキュリティ信号入力端子14と、このセキュリ
ティ信号入力端子14から入力する低周波信号からなるセ
キュリティ信号の有無に応じたデジタル信号に変換する
ためのセキュリティ信号検出部15と、通話パスを設定す
るアナログスイッチからなるクロスポイントスイッチ16
と、外線発信音検出部17と、非常釦を接続する接続端子
18と、外線発呼を行うためのプッシュボタンダイアラー
19及びダイヤルリレーRydと、ドアホン子器5を接続す
る接続端子241,242と、ドアホン子器5からの呼び出し
信号を検出する呼出信号検出部201,202と、ドアホン子
器5とクロスポイントスイッチ16とを接続するドアホン
通話回路23と、制御線61…を介して、或いは内線31…を
介して送出する各種情報信号としての報知用音声信号を
作成する音源発生部25と、各種情報信号を直流電圧信号
として制御線61…に印加する電話コンセントI/Fドライ
ブ部26と、各内線31…に対応して設けられたフック・ダ
イヤルパルス検出部271…と、各内線31…に通話電流を
供給するための電流供給源281…と、内線31…と外線2
との接続及び内線31…とクロスポイントスイッチ16との
接続を切り換える外線切り換えリレーRy11…とを備える
とともに、ドアホン子器5…と、ドアホン通話回路23と
の接続を行うスイッチ素子S1,S2と、プッシュボタンダ
イアラー19と結合トランス21との接続を行うスイッチ素
子S3と、結合トランス21とプッシュボタンダイヤル信号
受信部101との接続を行うスイッチ素子S4と、更に電話
コンセント91…に報知用音声信号を制御線61…或いは内
線31…を介して送るためのアンプA1…と、これら回路、
素子の制御情報信号の送出制御、更には信号発生処理を
行う中枢を構成する制御回路29とを備えている。また図
中G1…はゲートである。
この主装置4では電源投入が行なわれてシステムがス
タートするとまず1チップのマイクロコンピュータから
なる制御回路29は初期設定を行った後、待機状態とな
り、フックオフの判定、さらには外線着信の有無の判定
と外線通話処理、ドアホン呼出の有無の判定とドアホン
通話処理、内線呼出の有無の判定と内線通話処理、外線
発呼処理等を行う。
今電話コンセント91に接続された電話機7のハンドセ
ットを上げると、このとき外線切換リレーRy11の切換接
点r1がa接点側、つまりクロスポイントスイッチ16側に
接続されている状態にあるため、フック・ダイヤルパル
ス検出部271がオフフックを検出して検出信号を制御回
路29に入力する。制御回路29はクロスポイントスイッチ
16のXs10をオンさせてゲートG3を通じて400Hzからなる
疑似発信信号をクロスポイントスイッチ16と当該電話コ
ンセント91へ内線5を通じて送出する。又同時に制御回
路29は電話コンセントI/F表示ドライブ部26を制御して
各電話コンセント91…において外線話中表示用の発光ダ
イオードLaを点灯させる電圧信号を出力させる。この時
内線話中を示す発光ダイオードLbは消灯状態に制御され
る。
この送出はダイヤル信号の入力まで継続し、1番目の
ダイヤル信号がフック・ダイヤルパルス検出部27
1(プッシュダイヤル式であればプッシュダイヤル信号
受信部102)が検出すると、制御回路29は疑似発信信号
の出力を停止し、ダイヤルデータを内蔵バッファメモリ
に格納する。そして内蔵の3秒タイマを動作させる。こ
のタイマの動作中に2番目のダイヤル信号が検出され
ると、外線発呼と判定する。この3秒以内に2番目のダ
イヤル信号の入力が無ければ内線発信と判定し、内線
発信処理を行う。さて外線発呼の場合にはバッファメモ
リに引き続いて入力するダイヤル信号のデータを順次格
納するとともに直流閉結部12を動作させる信号を出力す
る。
そして回線閉結により外線発信音検出部17が外線発信
音を検出して検出信号が制御回路29に入力すると、制御
回路29はバッファメモリに格納したダイヤルデータを1
番目から順次読み出して、スイッチ素子S3とプッシュボ
タンダイアラー19を動作させるか或いはダイヤルリレー
Rydを動作させて順位ダイヤル信号を外線2に送出させ
る。同時に電話機7から入力するダイヤル信号のデータ
をバッファメモリに格納して行く。このようにして外線
2へのダイヤル信号の送出と同時に電話機7からのダイ
ヤルデータをバッファメモリを格納する。そしてバッフ
ァメモリに格納されているダイヤルデータが無くなっ
て、一定時間経過すれば次に外線通話へ移行するのであ
る。尚ダイヤル信号を外線2へ送出するときには回線閉
結を中断させる。プッシュボタンダイアラー19を動作さ
せるかダイヤルリレーRydを動作させるかは回線の種別
により設定されるのは勿論である。
而して通話は結合トランス21、ミュートスイッチ素子
S4、クロスポイントスイッチ16、切換接点r1…、内線5
を介して行なわれることになる。
次に内線呼び出し時の動作を説明する。
まずダイヤル信号が電話コンセント91に接続された電
話機7から入力され、疑似発信信号が出力された後に、
次のダイヤル信号が3秒以内に入力されなければ、入力
したダイヤルデータ内線番号(例えば電話コンセント
92)と判定し、制御回路29はオフフックからオンさせて
いるクロスポイントスイッチ16のXs10をオフさせて外線
2を切り離すとともに内線31に通話パスを設定するよう
にXs17をオンさせる。またオフフックから点灯させてい
た各電話コンセント91…の発光ダイオードLaを消灯さ
せ、同時に内線話中を示す発光ダイオードLbを点灯させ
る電圧信号を電話コンセントI/F表示ドライブ部26より
出力させる。さらに制御回路29は音源発生部25を制御し
て内線呼出し音声信号を出力をさせる。この音声信号は
内線31…を通じて送出され、またクロスポイントスイッ
チ16のXs05を通じて例えば電話コンセント92の制御線6
に重畳送出される。尚これらの送出は交互に行なわれ
る。さて音声信号が送られてきた電話コンセント92では
スピーカより呼び出し音を発鳴する。この発鳴により当
該電話コンセント92に接続された電話機7のハンドセッ
トが取り上げられると、フック・ダイヤルパルス検出部
272がこのオフフックを検出して制御回路29へ検出信号
を送る。制御回路29はこのオフフックに基づいて上記音
声信号の発生を停止させるとともにクロスポイントスイ
ッチ16のXs27をオンさせ、電話コンセント91の内線31
電話コンセント92の内線32とを接続し通話状態とする。
これ以後電話コンセント91に接続された電話機7と、
電話コンセント92に接続された電話機7との間の通話が
行えることになる。尚この時外線切換リレーRy11は切換
接点r1をa接点側に接続したままに維持される。
尚一斉呼出時には各電話コンセント91…のスピーカか
ら呼び出し音を発鳴させる。
ところで外線2より着信信号が入力すると、この着信
信号を着信検出部11が検出して、着信検出信号を制御回
路29に出力する。制御回路29はこの着信検出信号が入力
すると、各外線切換リレーRy11…の励磁を停止させて各
切換接点r1…をb接点側に切り換える。従って各電話コ
ンセント91…に接続された電話機7は内線31…を通じて
外線2に接続され、各電話機7において内蔵ベルが鳴動
することになる。この鳴動により例えば電話コンセント
91に接続された電話機7のハンドセットが上げられる
と、回線に電話電流が流れることになる。この通話電流
は通話電流検出回路13で検出され、この検出によりいず
れかの電話機7がオフしたことを制御回路29が検出し
て、直流閉結部12をオンさせ、同時に外線切換リレーRy
11…を励磁して、各切換接点r1…をa接点側に切換え
る。これによりフック・ダイヤルパルス検出部271…で
オフフックが検出可能となり、制御回路29は電話コンセ
ント91に接続されている電話機7のハンドセットが取り
上げられたことを検出するとともに、この検出と同時に
クロスポイントスイッチ16のXs10をオンし、外線2と電
話コンセント91の内線31…とを接続し、外線通話を可能
とするのである。
さて上述の外線通話中内線呼出を行いたい場合や、ド
アホン通話を行いたい場合には保留を行うことができ
る。
まず外線通話中の当該電話機7のハンドセットがオン
フックされずに予め保留に対応するダイヤル信号例えば
“0"が当該電話機Tより送られてくると、制御回路29で
はこのダイヤルデータを読み取って保留処理と判断し、
補給処理を行う。つまりクロスポイントスイッチ16のXs
10をオフし、Xs11,Xs17をオンする。そして保留音発生
部22を動作させて結合トランス21を介して保留音メロデ
ィ信号を外線2に送出させるとともに、直流閉結部12を
オン状態に維持したまま呼出処理に移行する。
上記の保留状態になった後、入力するダイヤルデータ
がドアホン通話を指定する“7"以外であれば内線呼出と
して当該内線番号の電話コンセントへの接続を上述した
内線処理により行う。また保留状態のままが一定時間以
上継続した場合には音源発生部25にて保留警報音の音声
信号を発生させて、各電話コンセント91…へ制御線61
を介して送出し、夫々のスピーカより鳴動させるように
なっている。保留解除を行う場合はオフフックしたいず
れの電話機7より“0"のダイヤル信号を発信すれば良
く、“0"のダイヤルデータを検出した制御回路29は保留
音発生部22の動作を停止させて、元の外線通話状態に各
部を制御するのである。
さてドアホン通話の指定のダイヤルデータが保留後入
力されると、制御回路29はドアホン通話処理の制御を行
う。まず指定の“0"のダイヤルデータが入力して、クロ
スポイントスイッチ16の外線ラインに対応するXs10がオ
フさせられ、更に内線ラインに対応するXs17及び内線発
信音ラインに対応するXs11がオフさせられ、また保留音
発生部22が動作されて保留音送出が為される。
同時に電話コンセントI/Fドライブ部26からは内線話
中を表示する発光ダイオードLbをも点灯させる電圧信号
を発生させて制御線61…に印加し、発光ダイオードLa、
Lbを夫々消灯させるのである。
ここまでが保留処理となり、ついで“7"のダイヤルデ
ータが入力すると、制御回路29はドアホン通話と判定し
てクロスポイントスイッチ16のXs11をオフし、同時にド
アホン通話ラインに対応するクロスポイントスイッチ16
のXs13をオンさせる。そして例えばスイッチ素子S1をオ
ンさせてドアホン5をドアホン通話回路23に接続してド
アホン通話を可能とするのである。
直流閉結部12はオン状態が継続され回線閉結を維持す
る。又外線切換リレーRy11…は切換接点r1…をa接点側
に接続している状態を維持する。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記システムでは電話コンセントに一般の電
話機を接続できる特徴があるが電話コンセント側には電
源を持たないため主装置側の電源容量で定まる個数しか
電話コンセントを接続することが出来ないという問題が
あった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたものでその目
的とするところは接続できる電話コンセントの台数を増
やすことができる電話交換システムの増設ユニットを提
供するにある。
併せて既製の埋め込み配線器具と同様に配設施工が可
能な電話交換システムの増設ユニットを提供するにあ
る。
[課題を解決する手段] 本発明は電話局からの外線及び宅内の内線を接続し、
外線着信時や外線発呼時に外線と内線との間を接続し、
内線呼び出し時に内線同士を接続する手段と各種情報信
号を直流電圧信号及び音声信号として制御線を介して送
出する送出手段とを備えた主装置と、上記内線に接続さ
れた電話機接続部と、上記内線に接続された電話機接続
部と上記制御線に接続され主装置からの情報信号を受け
て報知表示を行う報知表示機能とを持つ電話コンセント
とを基本構成とする電話交換システムに用いるものであ
って、主装置からの制御線及び内線を夫々接続する入力
端子部と、増設される電話コンセントへの内線と制御線
とを接続する出力端子部とを備えるとともに、入力端子
部と出力端子部との間の制御線に挿入されて直流電圧信
号を増幅する電圧増幅回路及び音声信号を増幅する音声
増幅回路と、これら両増幅回路に電源を供給する電源回
路と、音声信号が検出されると音声増幅回路の電源供給
をオンする音声受付回路と、電圧増幅回路から出力され
る直流電圧信号のレベルを弁別してレベルに応じた表示
を行う発光表示部と、音声増幅回路から出力される音声
信号を再生報知するスピーカとを備えたものである。
そして音声増幅回路と、電源回路と、電圧増幅回路
と、発光表示部と、スピーカとを内装するユニット本体
を埋め込み配線器具のモジュール寸法で形成して、埋め
込み配線器具の取付枠に係止取付るための係止手段をユ
ニット本体に設けてある。
またユニット本体の寸法を埋め込み配線器具の2連モ
ジュール寸法に設定してある。
[作用] しかして主装置からの内線及び制御線を入力端子部に
接続し、出力端子部には増設する電話コンセントへの制
御線及び内線を接続するだけで本発明増設ユニットの設
置が図れる。そして、主装置から音声信号が制御線を介
して送出されたると音声増幅路で増幅して増設された電
話コンセントへ音声信号の中継送出を行い且つスピーカ
でモニタすることができる。また直流電圧信号は電圧信
号増幅回路で増幅し、増設された電話コンセントへ中継
送出し且つ発光表示部でモニタ表示を行う。
施工配線を行う際には既製の配線器具に対応した埋め
込み配線器具用の埋め込みボックス乃至は埋め込み孔に
取り付ける。このとき使用する取付枠には2連モジュー
ル寸法のものを使用する。
[実施例] 以下本発明を実施例により説明する。
第1図は本発明の実施例の回路を示し、入力端子部30
には主装置4からの内線3を接続する端子30a,30bと、
制御線6を接続する端子30c,30dとを備え、出力端子部3
1には上記端子30a,30bに接続され増設側の内線を接続す
る端子31a,31bと、上記端子30c,30dに電圧増幅回路32を
介して接続され増幅側の制御線を接続する端子31c,31d
とを備えている。また端子30c,30dに入力する音声信号
を直流カット用コンデンサC1を介して入力して増幅し、
増幅出力を直流カット用コンデンサC2を介して端子31c,
31d間に出力する音声増幅回路33と、音声増幅回路33で
増幅された音声信号を再生報知するスピーカ35及び再生
音の大きさを抵抗R1…の切り換えにより調整する音量切
換回路36と、電圧増幅回路32で増幅された直流電圧信号
のレベルを弁別してレベルに応じて発光ダイオードLE
D1,LED2の点灯、消灯を制御する発光表示部37と、上記
電圧増幅回路32に駆動電源を供給するとともに、音声増
幅回路33に電源を供給する電源回路38とから構成され
る。
電圧増幅回路32は2個の演算増幅器32a32b等から構成
され、制御線6を介して主装置4の電話コンセンI/F表
示ドライブ部26から印加送出されてくる直流電圧信号の
減衰を補償して所定の電圧信号に戻すようになってい
る。
電源回路38は交流電源電圧をトランスTRにより6V,24V
の電源に対応する電圧に降圧して整流器DB1,DB2、コン
デンサC3,C4で整流平滑後、安定化回路38a,38bで6V,24V
に安定化するようになっている。
発光表示部37は制御線6に印加される直流電圧信号レ
ベル、例えば5V,10V,15V,20Vの4つのレベルを弁別して
発光ダイオードLED1,LED2の点灯を制御するようになっ
ており、回路中のツェナーダイオードZD1は電圧が10V以
上で導通し、ツェナーダイオードZD2は20V以上で導通
し、ツェナーダイオードZD3は15V以上で導通するように
なっており、待機時の電圧10VではツェナーダイオードZ
D1が導通し、トランジスタQaのみがオンとなるため、発
光ダイオードLED1,LED2共発光電流が流れず消灯状態に
設定される、ついで電圧5Vのときにはツェナーダイオー
ドZD1が導通しないため、トランジスタQaがオフとなる
が、トランジスタQbにベース電流が流れて該トランジス
タQbがオンし、発光ダイオードLED2に発光電流が流れて
発光ダイオードLED2が発光する。次に電圧15Vの時には
ツェナーダイオードZD1及びZD3が導通するためトランジ
スタQa,Qdに夫々ベース電流が流れてトランジスタQa,Qd
がオンする。従って発光ダイオードLED1は点灯し、LED2
は消灯状態に設定される。また電圧20Vのときにはツェ
ナーダイオードZD1〜ZD3が共に導通するのでトランジス
タQa,Qc,Qdが夫々オンし、発光ダイオードLEDE1,LED2
共に発光することになる。
従って主装置4側において外線話中、内線話中等に応
じて直流電圧信号レベルを変化させることにより、本発
明増設ユニットにおいても電話コンセント9と同様にシ
ステムの状態を表示することができるのである。
第2図は本発明増設ユニットの分解斜視図を示してお
り、ユニット本体はカバー39と、ボディ40とから構成さ
れ、その大きさは既製の配線器具の2連モジュール寸法
に形成されている。ボディ40は内部を両側に分け、片側
には第1図に示した回路中の弱電回路を配線せるプリン
ト基板41aを内装し、他方側には電源回路38を配線した
プリント基板41bを内装してある。そしてボディ40に被
着するカバー39に設けた孔42a,42bより上記発光ダイオ
ードLED1,LED2の発光部を露出し、また音量切換回路36
の切換スイッチSWの摘子43を窓孔44より露出させてい
る。カバー39裏面には音声を発鳴させるためのスピーカ
35を取付け、カバー39に穿孔した音声発鳴用の孔45に臨
ましている。ボディ40の裏部には第3図(b)に示すよ
うに上記の入力端子部30,出力端子部31の端子金具62を
配設し、また交流電源を接続するための速結端子部58を
設けてある。
カバー39とボディ40との結合はカバー9の両側に設け
た係止突起46をボディ40に設けた係止受け孔47に第3図
(b)に示すように係止することにより行なわれる。そ
してカバー39とボディ40とが結合されて構成されたユニ
ット本体は埋め込みボックスに対応する合成樹脂製取付
枠48又は金属製取付枠に取り付けられる。この場合カバ
ー39は中央突抜39aを取付枠48の中央窓孔50に下方から
嵌合して、両側面に設けた係止爪51を取付枠48に設けた
係止受け52に係止させて取り付けるのである。この係止
爪51、係止受け52は既製の配線器具及び取付枠に設けら
れているもので、周知の構成である。また金属製取付枠
の場合にはカバー39の両側面に設けた係止凹部53に取付
枠側の係止片をかしめて係止させて取り付ける。
取付枠48に取り付けた後にはタッピング螺子54でボデ
ィ40とカバー39とを固定するのである。
このようにして第3図に示すように取付枠48に取り付
けられた増設ユニットは既製の埋め込みボックス或いは
埋め込み孔に取り付けることができるのである。尚第3
図(a)中62は取付孔、60は取付金具用取付孔、61はプ
レート取付用螺子孔である。
又第2図中55は化粧プレート、56は化粧枠であって埋
め込みボックスに取り付ける際に壁面側に配設した化粧
枠56の両端片56a上に取付枠48の両端片48aを重ねた状態
で取付枠48を埋め込みボックス或いは埋め込み孔に固定
し、しかる後に化粧プレート55をユニット本体の外周に
嵌め込むようにして化粧枠56に結合するのである。この
結合は化粧枠56の係止孔57に化粧プレート55側の係止爪
(図示せず)を係止させることにより行う。
[発明の効果] 本発明は主装置からの制御線及び内線を夫々接続する
入力端子部と、増設される電話コンセントへの内線と制
御線とを接続する出力端子部とを備えるとともに、入力
端子部と出力端子部との間の制御線に挿入されて直線電
圧信号を増幅する電圧増幅回路及び音声信号を増幅する
音声増幅回路と、これら両増幅回路に電源を供給する電
源回路とを備えているから主装置の電源容量に制限され
ることなく電話コンセントを増設追加することができ、
更に電圧増幅回路から出力される直流電圧信号のレベル
を弁別してレベルに応じた表示を行う発光表示部と、音
声増幅回路から出力される音声信号を再生報知するスピ
ーカとを備えたので、電話コンセントと同様に音声信号
のモニタ及び情報信号のモニタが行えるという効果を奏
する。
特に音声増幅回路と、電源回路と、電圧増幅回路と、
発光表示部と、スピーカとを内装するユニット本体を埋
め込み配線器具のモジュール寸法で形成して、埋め込み
配線器具の取付枠に係止取付るための係止手段をユニッ
ト本体に設ければ、既製の埋め込みボックス等に取り付
けることができ、先行配線等に対応できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路図、第2図は同上の分解
斜視図、第3図(a)(b)(c)は同上の正面図、背
面図、横断面図、第4図は電話交換システムのシステム
構成図、第5図は同上に使用せる主装置の回路構成図で
ある。 30は入力端子部、31は出力端子部、32は電圧増幅回路、
33は音声増幅回路、35はスピーカ、36は音量切換回路、
37は発光表示部、38は電源回路である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話局からの外線及び宅内の内線を接続
    し、外線着信時や外線発呼時に外線と内線との間を接続
    し、内線呼び出し時に内線同士を接続する手段と各種情
    報信号を直流電圧信号及び音声信号として制御線を介し
    て送出する送出手段とを備えた主装置と、上記内線に接
    続された電話機接続部と、上記内線に接続された電話機
    接続部と上記制御線に接続され主装置からの情報信号を
    受けて報知表示を行う報知表示機能とを持つ電話コンセ
    ントとを基本構成とする電話交換システムに用いられ、
    主装置からの制御線及び内燃を夫々接続する入力端子部
    と、増設される電話コンセントへの内線と制御線とを接
    続する出力端子部とを備えるとともに、入力端子部と出
    力端子部との間の制御線に挿入されて直流電圧信号を増
    幅する電圧増幅回路及び音声信号を増幅する音声増幅回
    路と、これら両増幅回路に電源を供給する電源回路と、
    電圧増幅回路から出力される直流電圧信号のレベルを弁
    別してレベルに応じた表示を行う発光表示部と、音声増
    幅回路から出力される音声信号を再生報知するスピーカ
    とを備えたことを特徴とする電話交換システムの増設ユ
    ニット。
  2. 【請求項2】電話局からの外線及び宅内の内線を接続
    し、外線着信時や外線発呼時に外線と内線との間を接続
    し、内線呼び出し時に内線同士を接続する手段と各種情
    報信号を直流電圧信号及び音声信号として制御線を介し
    て送出する送出手段とを備えた主装置と、上記内線に接
    続された電話機接続部と、上記内線に接続された電話機
    接続部と上記制御線に接続され主装置からの情報信号を
    受けて報知表示を行う報知表示機能とを持つ電話コンセ
    ントとを基本構成とする電話交換システムに用いられ、
    主装置からの制御線及び内線を夫々接続する入力端子部
    と、増設される電話コンセントへの内線と制御線とを接
    続する出力端子部とを備えるとともに、入力端子部と出
    力端子部との間の制御線に挿入されて直流電圧信号を増
    幅する電圧増幅回路及び音声信号を増幅する音声増幅回
    路と、これら両増幅回路に電源を供給する電源回路と、
    電圧増幅回路から出力される直流電圧信号のレベルを弁
    別してレベルに応じた表示を行う発光表示部と、音声増
    幅回路から出力される音声信号を再生報知するスピーカ
    とを備え、音声増幅回路と、電源回路と、電圧増幅回路
    と、発光表示部と、スピーカとを内装するユニット本体
    を埋め込み配線器具のモジュール寸法で形成して、埋め
    込み配線器具の取付枠に係止取付るための係止手段をユ
    ニット本体に設けて成ることを特徴とする電話交換シス
    テムの増設ユニット。
  3. 【請求項3】ユニット本体の寸法を埋め込み配線器具の
    2連モジュール寸法に設定して成ることを特徴とする請
    求項2記載の電話交換システムの増設ユニット。
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