JP2615907B2 - 光学式ディスク再生装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学式ディスク再生装置におけるディスクの
任意目標位置を探すマニュアルサーチ動作に関するもの
である。

従来の技術 近年、光学式ディスク再生装置はその操作性の良さか
ら幅広い分野に利用されている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の光学式ディ
スク再生装置の一例について説明する。

第２図は従来の光学式ディスク再生装置のブロック図
を示すものである。第２図において、１は光学式ディス
ク、２は前記光学式ディスクを回転させるスピンドルモ
ータ、３は前記光学式ディスクから記録された信号を再
生する光学ピックアップ、４は前記光学ピックアップを
トラッキング方向に移動させるトラバース、５は前記光
学ピックアップの再生信号からスピンドル制御信号を出
力し、現像位置情報を出力し、デジタル音楽信号を処理
する信号処理手段、６は前記信号処理手段から出力され
るスピンドル制御信号によりスピンドルモータを駆動す
るスピンドル駆動手段、７は前記光学ピックアップの再
生信号からトラッキングエラー量を検出するトラッキン
グエラー検出手段、８は前記トラッキングエラー検出手
段から出力されるトラッキングエラー信号により前記光
学ピックアップのアクチュエータを駆動するアクチュエ
ータ駆動手段、９は前記トラッキングエラー信号により
前記トラバースを駆動するトラバース駆動手段、10は前
記信号処理手段からのデジタル音楽信号をアナログ音楽
信号に変換するD/A変換手段、11は前記アナログ音楽信
号をミュートするミューティング手段、12は前記アクチ
ュエータ駆動手段を制御してフォワード方向にｎ（ｎは
１以上の任意の正整数）本トラックキックすることによ
り高速サーチ動作を行なうフォワード方向ｎ本キック手
段、13はリバース方向にｎ本トラックキックすることに
より高速サーチ動作を行なうリバース方向ｎ本キック手
段、14はフォワードサーチ指令を受け付けるフォワード
サーチ入力手段、15はリバースサーチ指令を受け付ける
リバースサーチ入力手段、16はポーズ状態において１ト
ラックキック動作を繰り返すポーズキック手段、17は再
生状態指令を受ける再生状態入力手段、18は前記現在位
置情報を読み込み、前記入力手段の情報からミューティ
ング手段を制御し、前記フォワード方向ｎ本キック手段
とリバース方向ｎ本キック手段とポーズキック手段を選
択する論理演算手段である。

以上のように構成された光学式ディスク再生装置につ
いて、以下その動作について説明する。

マニュアルサーチ動作を行い、音を聞きながらディス
クの任意目標位置を探す場合は次のようになる。まず、
再生状態入力手段17からポーズ指令を入力し、論理演算
手段18がボースキック手段16を選択することにより光学
式ディスク再生装置をポーズ状態にし、ミューティング
手段11を制御して１トラックの繰り返し音を出力する。
この状態でフォワードサーチ入力手段14からフォワード
サーチ指令を論理演算手段18が受け取るとフォワード方
向ｎ本キック手段12を選択して動作させ、前記フォワー
ド方向ｎ本キック手段12の出力がアクチュエータ駆動手
段８を動作させて、光学ピックアップ３をトラッキング
方向に通常ｎ本トラック移動させ、信号処理手段５から
現在位置情報を読み取る間プレイ再生した後、フォワー
ドサーチ指令がある場合はフォワード方向ｎ本トラック
キックを再度行なう。前記光学ピックアップ３の再生信
号の一方は信号処理手段５に送られ、もう一方はトラッ
キングエラー検出手段７に送られる。前記処理手段５に
送られた信号はスピンドル制御信号と現在位置情報信号
とデジタル音楽信号とに処理されて、スピンドル制御信
号はスピンドル駆動手段６を通してスピンドルモータ２
を制御し、現在位置情報信号は論理演算手段18に送ら
れ、デジタル音楽信号はD/A変換手段10によりアナログ
音楽信号に変換されて、ミューティング手段11を通して
オーディオ出力となる。前記トラッキングエラー検出手
段７に送られた信号は前記光学ピックアップ３のトラッ
キングエラー量が検出されて、その検出信号がアクチュ
エータ駆動手段８とトラバース駆動手段９に送られて前
記光学ピックアップ３とトラバース４を動作させ、トラ
ッキングエラーがゼロになるように制御がかかる。ま
た、リバースサーチ入力手段15からリバースサーチ指令
を論理演算手段18が受け取るとリバース方向ｎ本キック
手段13を選択して動作させ、前記のフォワードサーチ動
作と同様の動作をする。このようにして、音楽信号を再
生しながら目標位置の近傍を前後させることにより目標
位置に近づける。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、第３図（ａ）に
示すようにトラック単位でトラックキックが連続的に行
なわれ、サーチ速度が通常プレイ再生速度よりも速く、
キック動作時間と再生時間の比においてキック動作時間
の方が長いために音が聞き取りにくく、トラック単位の
サーチ動作のため１トラック以内の細かい任意目標位置
をサーチすることができないという問題点を有してい
た。

本発明は上記問題点に鑑み、位置情報フレーム単位に
任意目標ポイントを音を聞きながら細かくサーチするこ
とができるようにした光学式ディスク再生装置を提供す
るものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の光学式ディスク
再生装置は、光学式ディスクと、前記光学式ディスクを
回転させるスピンドルモータと、前記光学式ディスクか
ら記録された信号を再生する光学ピックアップと、前記
光学ピックアップをトラッキング方向に移動させるトラ
バースと、前記光学ピックアップの再生信号からスピン
ドル制御信号を出力し、現在位置情報を出力し、デジタ
ル音楽信号を処理する信号処理手段と、前記信号処理手
段から出力されるスピンドル制御信号によりスピンドル
モータを駆動するスピンドル駆動手段と、前記光学ピッ
クアップの再生信号からトラッキングエラー量を検出す
るトラッキングエラー検出手段と、前記トラッキングエ
ラー検出手段から出力されるトラッキングエラー信号に
より前記光学ピックアップのアクチュエータを駆動する
アクチュエータ駆動手段と、前記トラッキングエラー信
号により前記トラバースを駆動するトラバース駆動手段
と、前記信号処理手段からのデジタル音楽信号をアナロ
グ音楽信号に変換するD/A交換手段と、前記アナログ音
楽信号をミュートするミューティング手段と、前記アク
チュエータ駆動手段を制御してフォワード方向にｎ（ｎ
は１以上の任意の正整数）本トラックキックすることに
より高速サーチ動作を行なうフォワード方向ｎ本キック
手段と、前記アクチュエータ駆動手段を制御してリバー
ス方向にｎ本トラックキックすることにより高速サーチ
動作を行なうリバース方向ｎ本キック手段と、位置情報
フレーム単位に任意目標ポイントをアクセスすることに
より低速リバースサーチ動作を行なうリバース方向ポイ
ントアクセス手段と、再生状態がプレイ状態あるいはポ
ーズ状態であるかを記憶する再生状態記憶手段と、前記
リバース方向ポイントアクセス手段に新たな目標位置情
報指令を送る周期を決めるタイマー手段と、フォワード
サーチ指令を受け付けるフォワードサーチ入力手段と、
リバースサーチ指令を受け付けるリバースサーチ入力手
段と、ポーズ状態において１トラックキック動作を繰り
返すポーズキック手段と、再生状態指令を受ける再生状
態入力手段と、前記現在位置情報を読み込み、前記入力
手段の情報と前記再生状態記憶手段の情報とからミュー
ティング手段を制御し、前記フォワードｎ本キック手段
と前記リバースｎ本キック手段とリバース方向ポイント
アクセス手段とポーズキック手段を選択する論理演算手
段とを備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、ポーズ再生状態にお
いてリバースサーチ指令が連続的に入力された場合はあ
る一定周期で新たな位置への位置情報フレーム単位のア
クセス動作と繰り返し再生動作を行なうため、アクセス
動作時間と再生時間の比において再生時間の方が長くな
るため音が聞きやすくなり、かつ低速がサーチできるよ
うになる。また、ポーズ再生状態においてフォワードサ
ーチ指令が入力された場合はその指令入力がある間ポー
ズキック動作を中止し、通常のプレイ再生動作を行なう
ため、連続した音楽再生音を聞くことができる。そのた
めディスクの任意目標位置をマニュアルで探すことが非
常に容易になる。

実 施 例 以下本発明の一実施例の光学式ディスク再生装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例における光学式ディス
ク再生装置のブロック図を示すものである。第１図にお
いて、19は光学式ディスク、20は前記光学式ディスクを
回転させるスピンドルモータ、21は前記光学式ディスク
から記録された信号を再生する光学ピックアップ、22は
前記光学ピックアップをトラッキング方向に移動させる
トラバース、23は前記光学ピックアップの再生信号から
スピンドル制御信号を出力し、現在位置情報を出力し、
デジタル音楽信号を処理する信号処理手段、24は前記信
号処理手段から出力されるスピンドル制御信号によりス
ピンドルモータを駆動するスピンドル駆動手段、25は前
記光学ピックアップの再生信号からトラッキングエラー
量を検出するトラッキングエラー検出手段、26は前記ト
ラッキングエラー検出手段から出力されるトラッキング
エラー信号により前記光学ピックアップのアクチュエー
タを駆動するアクチュエータ駆動手段、27は前記トラッ
キングエラー信号により前記トラバースを駆動するトラ
バース駆動手段、28は前記信号処理手段からのデジタル
音楽信号をアナログ音楽信号に変換するD/A変換手段、2
9は前記アナログ音楽信号をミュートするミューティン
グ手段、30は前記アクチュエータ駆動手段を制御してフ
ォワード方向にｎ（ｎは１以上の任意の正整数）本トラ
ックキックすることにより高速サーチ動作を行なうフォ
ワード方向ｎ本キック手段、31は前記アクチュエータ駆
動手段を制御してリバース方向にｎ本トラックキックす
ることにより高速サーチ動作を行なうリバース方向ｎ本
キック手段、32は位置情報フレーム単位に任意目標ポイ
ントをアクセスすることにより低速リバースサーチ動作
を行なうリバース方向ポイントアクセス手段、33は再生
状態がプレイ状態あるいはポーズ状態であるかを記憶す
る再生状態記憶手段、34は前記リバース方向ポイントア
クセス手段に新たな目標位置情報指令を送る周期を決め
るタイマー手段、35はフォワードサーチ指令を受け付け
るフォワード入力手段、36はリバースサーチ指令を受け
付けるリバースサーチ入力手段、37はポーズ状態におい
て１トラックキック動作を繰り返すポーズキック手段、
38は再生状態指令を受ける再生状態入力手段、39は前記
現在位置情報を読み取り、前記入力手段の情報と前記再
生状態記憶手段の情報とからミューティング手段を制御
し、前記フォワードｎ本キック手段と前記リバースｎ本
キック手段とリバース方向ポイントアクセス手段を選択
する論理演算手段である。

以上のように構成された光学式ディスク再生装置につ
いて、以下第１図，第３図及び第４図を用いてその動作
を説明する。

マニュアルサーチ動作を行い、音を聞きながらディス
クの任意目標位置を探す場合は次のようになる。光学式
ディスク再生装置がプレイ再生状態において、フォワー
ドサーチ入力手段35あるいはリバースサーチ入力手段36
からサーチ指令を論理演算手段39が受け取るとプレイ再
生状態であることを再生状態記憶手段33から読みだし、
サーチする方向にしたがってフォワード方向ｎ本キック
手段30あるいはリバース方向ｎ本キック手段31を選択し
て動作させ、前記ｎ本キック手段の出力がアクチュエー
タ駆動手段26を動作させて、光学ピックアップ21をトラ
ッキング方向にｎ本トラック移動させ、信号処理手段23
から現在位置情報を読みとる間プレイ再生した後、サー
チ指令がある場合はｎ本トラックキックを再度行なう。
前記光学ピックアップ21の再生信号の一方は信号処理手
段23に送られ、もう一方はトラッキングエラー検出手段
25に送られる。前記信号処理手段23に送られた信号はス
ピンドル制御信号と現在位置情報信号とデジタル音楽信
号とに処理されて、スピンドル制御信号はスピンドル駆
動手段24を通してスピンドルモータ20を制御し、現在位
置情報信号は論理演算手段37に送られ、デジタル音楽信
号はD/A交換手段28によりアナログ音楽信号に変換され
て、ミューティング手段29を通してオーディオ出力とな
る。前記トラッキングエラー検出手段25に送られた信号
は前記光学ピックアップ21のトラッキングエラー量が検
出されて、その検出信号がアクチュエータ駆動手段26と
トラバース駆動手段27に送られて前記光学ピックアップ
21とトラバース22を動作させ、トラッキングエラーがゼ
ロになるように制御がかかる。このようにして、光学ピ
ックアップ21を目標位置の近傍に高速に移動させる。次
に再生状態入力手段38からポーズ指令を入力し、論理演
算手段39がポーズキック手段37を選択することにより光
学式ディスク再生装置をポーズ状態にし、ミューティン
グ手段29を制御して１トラックの繰り返し音を出力す
る。この状態でリバースサーチ入力手段36からサーチ指
令を論理演算手段39が受け取るとポーズ再生状態である
ことを再生状態記憶手段33から読みだし、リバース方向
ポイントアクセス手段32を選択し現在位置より数フレー
ムリバース方向の目標位置をリバース方向ポイントアク
セス手段32に設定し動作させ、かつタイマー手段34を起
動する。目標位置アクセス後においてリバースサーチ入
力手段36からサーチ指令を論理演算手段39が連続的に受
け取っても前記タイマー手段34において、ある一定時間
にならなければその位置でポーズ再生動作を行い繰り返
し再生動作をする。そして、タイマー手段34において一
定時間になれば、ポーズ再生動作を終了し、再度リバー
ス方向ポイントアクセス手段32を選択し現在位置より数
フレームリバース方向の目標位置をリバース方向ポイン
トアクセス手段32に設定し動作させ、かつタイマー手段
34を起動する。このようにして、低速リバースサーチを
行なう。

またポーズ再生状態でフォワードサーチ入力手段35か
らサーチ指令を論理演算手段39が受け取るとポーズ再生
状態であることを再生状態記憶手段33から読みだし、前
記フォワードサーチ入力がある間はポーズキック手段37
の動作を止めて通常のプレイ再生状態にして、音楽信号
再生をする。このようにして、通常のプレイ再生速度で
フォワードサーチを行なう。

そして、上記のフォワードサーチとリバースサーチを
組み合わせることにより光学ピックアップ21を近傍から
目標位置に収束させる。

このようにすると、プレイ再生状態においてはフォワ
ード，リバース両方向とも第３図（ａ）に示すように連
続的にキック動作を繰り返しながらサーチするので高速
サーチ動作になるが、ポーズ再生状態のリバースサーチ
においては、第３図（ｂ）に示すように１トラック中に
おいて繰り返し再生を一定時間行いながらポイントアク
セスを繰り返すのでアクセス動作時間と再生時間の比に
おいて再生時間の方が長いため音が聞き取りやすく、通
常プレイ再生速度より十分に遅い低速サーチ動作とな
り、ポーズ再生状態のフォワードサーチにおいては、通
常プレイ再生速度と同一なので連続した音楽信号を聞き
ながらサーチすることができる。

上記の内容を第４図のフローチャートに示す。

以上のように本実施例によれば、位置情報フレーム単
位に任意目標ポイントをアクセスすることにより低速リ
バースサーチ動作を行なうリバース方向ポイントアクセ
ス手段と、再生状態がプレイ状態あるいはポーズ状態で
あるかを記憶する再生状態記憶手段と、前記リバース方
向ポイントアクセス手段に新たな目標位置情報指令を送
る周期を決めるタイマー手段とを新たに設け、再生状態
とサーチ方向により光学ピックアップ移動手段を選択す
ることにより高速サーチから低速サーチまでスムーズな
サーチ動作ができ、位置情報フレーム単位に任意目標ポ
イントを音を聞きながらマニュアルサーチすることがで
きる。

発明の効果 以上のように本発明は位置情報フレーム単位に任意目
標ポイントをアクセスすることにより低速リバースサー
チ動作を行なうリバース方向ポイントアクセス手段と、
再生状態がプレイ状態あるいはポーズ状態であるかを記
憶する再生状態記憶手段と、前記リバース方向ポイント
アクセス手段に新たな目標位置情報指令を送る周期を決
めるタイマー手段とを新たに設け、プレイ再生状態にお
いてはサーチ方向によって、高速サーチ動作を行なうフ
ォワード方向ｎ本キック手段とリバース方向ｎ本キック
手段を選択し、またポーズ再生状態においてはリバース
サーチ時はリバース方向ポイントアクセス手段を選択
し、フォワードサーチ時はポーズキック手段を止めるこ
とにより通常プレイ再生をする。このことにより、高速
から低速までスムーズなサーチができ、特に低速フォワ
ードサーチにおいてはキック動作やアクセス動作をせず
に連続プレイ再生をするため従来にないほど細かい位置
情報フレーム単位のマニュアルサーチ動作が可能にな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における光学式ディスク再生装
置のブロック図、第２図は従来の光学式ディスク再生装
置のブロック図、第３図（ａ）は高速マニュアルサーチ
動作説明図、第３図（ｂ）は低速マニュアルリバースサ
ーチ動作説明図、第４図は本発明の実施例の動作フロー
チャートである。 1,19……光学式ディスク、2,20……スピンドルモータ、
3,21……光学ピックアップ、4,22……トラバース、5,23
……信号処理手段、6,24……スピンドル駆動手段、7,25
……トラッキングエラー検出手段、8,26……アクチュエ
ータ駆動手段、9,27……トラバース駆動手段、10,28…
…D/A変換手段、11,29……ミューティング手段、12,30
……フォワード方向ｎ本キック手段、13,31……リバー
ス方向ｎ本キック手段、14,35……フォワードサーチ入
力手段、15,36……リバースサーチ入力手段、16,37……
ポーズキック手段、17,38……再生状態入力手段、18,39
……論理演算手段、32……リバース方向ポイントアクセ
ス手段、33……再生状態記憶手段、34……タイマー手
段。

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】光学式ディスクと、前記光学式ディスクを
   回転させるスピンドルモータと、前記光学式ディスクか
   ら記録された信号を再生する光学ピックアップと、前記
   光学ピックアップをトラッキング方向に移動させるトラ
   バースと、前記光学ピックアップの再生信号からスピン
   ドル制御信号を出力し、現在位置情報を出力し、デジタ
   ル音楽信号を処理する信号処理手段と、前記信号処理手
   段から出力されるスピンドル制御信号によりスピンドル
   モータを駆動するスピンドル駆動手段と、前記光学ピッ
   クアップの再生信号からトラッキングエラー量を検出す
   るトラッキングエラー検出手段と、前記トラッキングエ
   ラー検出手段から出力されるトラッキングエラー信号に
   より前記光学ピックアップのアクチュエータを駆動する
   アクチュエータ駆動手段と、前記トラッキングエラー信
   号により前記トラバースを駆動するトラバース駆動手段
   と、前記信号処理手段からのデジタル音楽信号をアナロ
   グ音楽信号に変換するD/A交換手段と、前記アナログ音
   楽信号をミュートするミューティング手段と、前記アク
   チュエータ駆動手段を制御してフォワード方向にｎ（ｎ
   は１以上の任意の正整数）本トラックキックすることに
   より高速サーチ動作を行なうフォワード方向ｎ本キック
   手段と、前記アクチュエータ駆動手段を制御してリバー
   ス方向にｎ本トラックキックすることにより高速サーチ
   動作を行なうリバース方向ｎ本キック手段と、位置情報
   フレーム単位に任意目標ポイントをアクセスすることに
   より低速リバースサーチ動作を行なうリバース方向ポイ
   ントアクセス手段と、再生状態がプレイ状態あるいはポ
   ーズ状態であるかを記憶する再生状態記憶手段と、前記
   リバース方向ポイントアクセス手段に新たな目標位置情
   報指令を送る周期を決めるタイマー手段と、フォワード
   サーチ指令を受け付けるフォワードサーチ入力手段と、
   リバースサーチ指令を受け付けるリバースサーチ入力手
   段と、ポーズ状態において１トラックキック動作を繰り
   返すポーズキック手段と、再生状態指令を受ける再生状
   態入力手段と、前記現在位置情報を読み込み、前記入力
   手段の情報と前記再生状態記憶手段の情報とからミュー
   ティング手段を制御し、前記フォワードｎ本キック手段
   と前記リバースｎ本キック手段とリバース方向ポイント
   アクセス手段とポーズキック手段とを選択する論理演算
   手段とを備えたことを特徴とする光学式ディスク再生装
   置。