JP2568705B2 - 光ディスクサーチ装置 - Google Patents

光ディスクサーチ装置

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JP2568705B2
JP2568705B2 JP1295853A JP29585389A JP2568705B2 JP 2568705 B2 JP2568705 B2 JP 2568705B2 JP 1295853 A JP1295853 A JP 1295853A JP 29585389 A JP29585389 A JP 29585389A JP 2568705 B2 JP2568705 B2 JP 2568705B2
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豊 上川
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、線速度一定な光ディスクのサーチ装置に関
するものである。
従来の技術 近年、光ディスクの高速サーチ化が重要となってい
る。記録方式には高密度記録を特徴とした線速度一定方
式(以下、CLVと略記する。)と、高速サーチが特徴の
角速度一定方式(以下、CAVと略記する。)がある。ビ
デオディスクには両方式ともに用いられている。以下、
CLV方式を用いたビデオディスクについて説明する。
従来の光ディスクサーチ装置としては、例えば「レー
ザーディスクテクニカルブック」アスキー出版局ISBN4
−87148−206−5に示されている。
第4図は、従来の光ディスクサーチ装置の構成を示す
ブロック図である。
第4図において、1は光ディスク、2は光ピックアッ
プ、3は音声信号復調器、4は映像信号復調器、5は水
平同期信号分離器、6は位相比較器、7は基準水平同期
信号発生器、8は基準クロック発生器、9は補償増幅
器、10は駆動増幅器、11はスピンドルモータである。
次に、この動作について説明する。
光ディスク1上のピット列を光ピックアップ2がトラ
ッキングして高周波信号を出力する。個の出力は音声信
号復調器3及び映像信号復調器4に入力される。映像信
号復調器4の出力である再生映像信号出力は水平同期信
号分離器5に入力され、ここで水平同期信号が分離され
る。一方、基準クロック発生器8からの基準クロックは
基準水平同期信号発生器7にて分周され、基準水平同期
信号が出力される。これら水平同期信号及び基準水平同
期信号は位相比較器6に入力される。誤差信号である位
相比較器6の出力は低減フィルタ特性を持つ補償増幅器
9に入力される。この増幅器9の出力は駆動増幅器10に
入力され、スピンドルモータ11を駆動する。
さて、光ピックアップ2を最内周から最外周に向かっ
てサーチさせるとする。CAVディスクの場合には約3秒
で終了する。これはスライダの移動時間、トラッキング
のキック及び引込み時間、スピンドルサーボがかかるま
での時間により決定される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、CLVディスクの
場合、スピンドルサーボがかかるまでの時間が長く、最
内周から最外周に向かうサーチに10秒以上を要した。CL
Vディスクでは最内周の回転数約1800rpmから最外周の約
600rpmへ回転数を下げなければならない。しかし、ディ
スクの質量が大きいため限られた電源容量が供給される
スピンドルモータでは急激な回転数以降は無理である。
従って、サーチ時間が長いという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、CLVデ
ィスクの場合にもCAVディスクとほぼ同じサーチ時間を
もつ光ディスクサーチ装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の光ディスクサーチ
装置は、CLVディスクの再生において、光ピックアップ
半径方向位置センサと、そのセンサの出力と最内周半径
との比を求める回転数倍率算出器と、その算出器の出力
の値で基準クロック発生器の出力の周波数を倍率する周
波数倍率器と、光ピックアップ出力の高周波信号を入力
とするバッファメモリの入力用アドレスを前記倍率器の
出力で更新する第1のアドレスカウンタと、前記基準ク
ロック発生器の出力で前記バッファメモリの出力用アド
レスを更新する第2のアドレスカウンタと、前記算出器
の出力を入力とし前記バッファメモリの入力期間の制御
とトラックキックの制御を行うメモリキック制御器を有
している。
作用 本発明は上記した構成により、CLVディスクの場合
は、スピンドルモータの回転数を最内周における回転数
に近い値に保持したままバッファメモリの入力制御とト
ラックキックの制御により再生を行う。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本発明の実施例における光ディスクサーチ
装置の構成を示すブロック図である。
第1図において、1は光ディスク、2は光ピックアッ
プ、3は音声信号復調器、4は映像信号復調器、5は水
平同期信号分離器、6は位相比較器、7は基準水平同期
信号発生器、8は基準クロック発生器、9は補償増幅
器、10は駆動増幅器、11はスピンドルモータ、12はAD変
換器、13はバッファメモリ、14はDA変換器、15は光ピッ
クアップ半径方向位置センサ、16は回転数倍率算出器、
17は周波数倍率器、18はメモリキック制御器、19,20は
アドレスカウンタ、21はトラックキック駆動増幅器、22
はCAV検出器である。ここで、1〜11の構成要素は従来
例で述べたものと同一である。
AD変換器12は、光ピックアップ2からの高周波信号を
周波数倍率器17の出力であるサンプリングクロックによ
ってデジタル信号に変換する。周波数倍率器17には基準
クロック発生器8の出力である基準クロックが供給され
る。基準クロックの周波数は高周波信号の帯域によって
決定できる。バッファメモリ13では、この信号をアドレ
スカウンタ19の出力である書き込み信号及びアドレス信
号により書き込む。そして、基準クロックが供給されて
いるアドレスカウンタ20の出力である読み出し信号及び
アドレス信号により読み出す。DA変換器14では基準クロ
ックによってアナログ信号に変換する。この出力は映像
信号復調器4及び音声信号復調器3に供給される。光ピ
ックアップ半径方向位置センサ(以下、算出器と略記す
る。)15は光ピックアップの半径方向の位置を検出する
センサであり、例えばポテンショメータがある。センサ
15により半径位置が検出できる。このセンサ15の出力を
回転数倍率算出器(以下、算出器と略記する。)16に入
力する。CAV検出器22において、映像信号の垂直帰線期
間内の第16,17,18番目及び第279,280,281番目の各水平
走査線にある信号からCLVディスクと検出された場合、
算出器16では通常のCLVディスク再生時の回転角速度と
最内周における回転角速度との比である倍率kを、以下
に示す原理により求める。
いま、最内周における半径をR(cm)、回転角速度を
W(l/s)、そして任意の位置における半径をr(c
m)、回転角速度をw(l/s)とすると、線速度一定であ
るから、 R・W=r・w=一定線速度 ∴w/W=R/r 従ってr=k・R(但しk≧1)とおくと、 ∴k=r/R=W/w なお、CAV検出器22において、CAVディスクと検出され
た場合、k=lとする。この値kを周波数倍率器17に入
力する。
このように任意の半径位置にある光ピックアップ2に
対しバッファメモリ13への書き込み速度を半径位置に基
づいて速くする一方、読み出し速度は一定にする。する
と、フィードバックループにより光ピックアップ2が如
何なる位置にあっても、スピンドルの回転数は最内周に
おける速度に近い値に保持することができる。
ところで、バッファメモリ13への書き込み速度は読み
出し速度より大きいので、再生時間が長いとデータが溢
れ、機能しなくなる。そこで、キックを適切に行い、信
号を区切って入力する方法が必要になる。これはメモリ
キック制御器18で制御される。
この制御方式について、第2図を用いて説明する。
第2図は、メモリキック制御器18での制御によるバッ
ファメモリ13の入力と出力との時間関係を示したもので
ある。この例ではK=3の場合を扱っている。これはほ
ぼ最外周に相当するもので、一周に6フィールドある。
横軸に回転方向時間軸を、縦軸に半径方向時間軸を示
す。
メモリ入力のフィールド番号を
…、メモリ出力のフィールド番号を(1)(2)(3)
(4)(5)(6)(7)(8)と記す。1段目前半に
おいて、を入力しながら半周回転する間に(1)
を出力する。後半の半周そして2段面前半の半周では入
力しないで、各々(2)そして(3)を出力する。この
間に1トラック分の後方キックを行う。後方キック可能
な期間を図では太実線で示す。2段目後半では、
を入力しながら半周回転する間に(4)を出力する。3
段目前半そして後半では入力しないで各々(5)そして
(6)を出力する。この間に1トラック分の後方キック
を行う。4段目以降についても同様にを入力しな
がら半周回転する間に(7)を出力する。後半の半周で
は入力しないで(8)を出力する。
次に、この処理過程をまとめたものを第3図に示す。
aは整数であり、一周の位相を2とするときのメモリ
出力の開始位相を表すものである。bは正数であり、一
周の位相を2kとするときのメモリ入力の開始位相を表す
ものである。iは連続してメモリ入力するフィールド数
である。第2図の1段目においては、メモリ入出力の開
始位相は共に左端である。このときa,b共に0とする。
そしてiを1から順に増加させ、(a+i)k−(b+
i)≧2kとなるまで繰り返す。
ここでは、メモリ出力とメモリ入力の同一フィールド
の終端の時間差が1回転所用時間より大きくなるときま
で毎フィールド分、即ち、T/kの時間分のAD変換器12出
力データをメモリに入力する。但し、Tは1フィールド
期間16.7msとする。その後、後方に1トラック分キック
する信号をトラックキック駆動増幅器21に送る。キック
した分だけメモリ入力の次の開始位相を戻し、また、フ
ィールド数をリセットする為a+i−2をaに、そし
て、b+iをbにセットする。更に、a,bの値が大きく
なり過ぎないようにa≧2かつb≧2kならばa−2をa
に、b−2kをbにセットして共に1回転分減らす。そし
て、メモリ入力終了後、1回転分即ち2T経過したかを調
べる。経過したならばメモリキック制御器18の再動信号
をアドレスカウンタ19へ送り、T/kの時間分のAD変換器1
2の出力データをメモリに入力する。このような機能を
持つメモリキック制御器18は、CPU,RAM,ROM等で構成さ
れるマイクロコンピュータで容易に実現できる。上記の
方法により、CLVディスクの場合光ピックアップ2が如
何なる位置にあっても、スピンドルの回転数は最内周に
おける速度に近い値に保持することができ、また、その
状態で映像、音声等が再生できる。倍率kに誤差がある
場合、あるいは周波数倍率器がkとして離散値しかとれ
ない場合でもスピンドル回転数は1800rpmの近傍にあ
る。光ピックアップが移動したとき、kの値に従ってス
ピンドル回転数は微小に変更される。しかし、この変更
に要する回転駆動力は小さく、それ故回転の整定時間も
微小である。従って、スピンドルサーボがかかるまでの
時間はCAVディスクと同等にすることができ、その結
果、サーチ時間もCAVディスクと同じ位に短くすること
ができる。
発明の効果 以上のように本発明はCLVディスクの再生において、
光ピックアップ半径方向位置センサと、そのセンサの出
力と最内周半径との比を求める回転数倍率算出器と、そ
の算出器の出力の値で基準クロック発生器の出力の周波
数を倍率する周波数倍率器と、光ピックアップ出力の高
周波信号を入力とするバッファメモリの入力用アドレス
を前記倍率器の出力で更新する第1のアドレスカウンタ
と、前記基準クロック発生器の出力で前記バッファメモ
リの出力用アドレスを更新する第2のアドレスカウンタ
と、前記算出器の出力を入力とし前記バッファメモリの
入力期間の制御とトラックキックの制御を行うメモリキ
ック制御器とを具備することにより、光ピックアップが
如何なる位置にあってもスピンドルの回転数は最内周に
おける速度に近い値に保持することができ、また、その
状態で映像,音声等が再生できる。従って、スピンドル
サーボがかかるまでの時間はCAVディスクと同等にする
ことができ、その結果、サーチ時間もCAVディスクと同
じ位に短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における光ディスクサーチ装置
の構成を示すブロック図、第2図はバッファメモリの入
力と出力との時間関係図、第3図はメモリキック制御器
の処理過程図、第4図は従来の光ディスクサーチ装置の
構成を示すブロック図である。 12…AD変換器、13…バッファメモリ、14…DA変換器、15
…光ピックアップ半径方向位置センサ、16…回転数倍率
算出器、17…周波数倍率器、18…メモリキック制御器、
19,20…アドレスカウンタ、21…トラックキック駆動増
幅器、22…CAV検出器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線速度一定方式光ディスクの再生におい
    て、 光ピックアップ半径方向位置センサと、 そのセンサの出力と最内周半径との比を求める回転数倍
    率算出器と、 その算出器の出力の値で基準クロック発生器の出力の周
    波数を倍率する周波数倍率器と、 光ピックアップ出力のRF信号を入力とするバッファメモ
    リの入力用アドレスを前記倍率器の出力で更新する第1
    のアドレスカウンタと、前記基準クロック発生器の出力
    で前記バッファメモリの出力用アドレスを更新する第2
    のアドレスカウンタと、 前記算出器の出力を入力とし前記バッファメモリの入力
    期間の制御とトラックキックの制御を行うメモリキック
    制御器とを具備する光ディスクサーチ装置。
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