JP2850478B2 - ディスク記録装置及びディスク再生装置 - Google Patents

ディスク記録装置及びディスク再生装置

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JP2850478B2 JP2103048A JP10304890A JP2850478B2 JP 2850478 B2 JP2850478 B2 JP 2850478B2 JP 2103048 A JP2103048 A JP 2103048A JP 10304890 A JP10304890 A JP 10304890A JP 2850478 B2 JP2850478 B2 JP 2850478B2
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【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、ディスク記録装置及びディスク再生装置に
関し、例えば振動等で記録ヘッドがトラックより外れた
ときでもデータ記録を正しく行うことができるディスク
記録装置に関し、また例えば振動等で再生ヘッドがトラ
ックより外れたときでも連続したデータ再生を行うこと
ができるディスク再生装置に関する。
B.発明の概要 本発明に係るディスク記録装置は、入力データの転送
速度に相当するディスク回転速度のN倍の回転速度でデ
ィスクを回転する駆動手段と、該ディスクのトラックを
走査してデータを記録する記録ヘッドと、連続して供給
される所定量の入力データを記憶する記憶手段と、該記
憶手段から読み出されたデータを上記転送速度のN倍の
転送速度を有する記録データに変換して上記記録ヘッド
に供給する記録データ形成手段と、上記記憶手段に蓄積
されたデータを、該記憶手段に次の入力データを蓄積す
る期間中に、上記N倍の転送速度の記録データとして目
的トラックに記録し、上記時間を経過したときに該時間
中に上記記憶手段に蓄積されたデータを次の目的トラッ
クに記録する制御を行う制御手段とを有することによ
り、振動等で記録ヘッドがトラックを外れたときでも連
続して供給される入力データを正しく記録することがで
きるようにしたものである。
また、本発明に係るディスク記録装置は、再生データ
の転送速度に相当するディスク回転速度のN倍の回転速
度でディスクを回転する駆動手段と、該ディスクのトラ
ックを走査して連続して記録されているデータを再生す
る再生ヘッドと、該再生ヘッドからの再生信号より再生
データを再生するデータ再生手段と、該再生手段からの
再生データを記憶し、記憶された再生データを上記転送
速度で連続して出力する記憶手段と、上記ディスクがN
回転するのに必要な時間、上記再生ヘッドが同一トラッ
クを走査し、該時間を経過したときに上記再生ヘッドが
次のトラックの再生を開始するように制御を行う制御手
段とを有することにより、振動等で記録ヘッドがトラッ
クを外れたときでも連続して供給される入力データを正
しく記録することができるようにしたものである。
C.従来の技術 ディスク再生装置、例えばコンパクトディスクを再生
するCDプレーヤでは、ディスクをスピンドルモータで一
定線速度(CLV)で回転駆動し、ディスクにスパイラル
状に形成されたトラックに沿ってレーザビームを照射
し、トラック上にピット列として記録された音楽プログ
ラム(ディジタルデータ)を、該ピットの有無による反
射光の強度変化を検出することにより、再生するように
なっている。
また、CDプレーヤにおけるデータ再生の際のビットエ
ラーレートは、例えば10-5程度になる場合があり、ある
程度のエラーを訂正するためにエラー検出符号、エラー
訂正符号が用いられ、通常の使用環境においては支障が
ないようになされている。
D.発明が解決しようとする課題 ところで、車載用のCDプレーヤや可搬用のCDプレーヤ
等の場合、家庭で使用される据置きタイプのCDプレーヤ
と異なって大きな振動が加わり、例えばトラックを走査
する光学ヘッドがトラックから外れる(以下オフトラッ
クという)等、サーボ制御が正常に動作しなくなり、正
常なデータ再生を行うことができないことがある。この
場合、上述のエラー検出符号やエラー訂正符号を用いて
もエラーを訂正することができず、また再生が断絶する
等、音楽プログラムの再生に支障があった。
このように、CDプレーヤ、ビデオディスクプレーヤ等
のディスク再生装置において、振動等より再生ヘッドが
オフトラックすると、音楽プログラム、映像プログラム
等の連続した情報の再生が断絶する問題があった。
この問題を解決する方法として、容量の大きなバッフ
ァメモリを備え、再生ヘッドによって再生されたデー
タ、例えば音楽プログラムのデータを一旦上記バッファ
メモリに記憶し、このバッファメモリに記憶されたデー
タを再生データとして出力し、再生ヘッドがオフトラッ
クしている間も、このバッファメモリに記憶されている
データを再生データとして出力し、音楽プログラムを連
続して再生をする方法が知られている。しかし、この方
法では、音楽プログラムの再生に先立ちバッファメモリ
にデータを予め記憶するための時間が必要となり、音楽
プログラムの再生を直ちに開始するとができず、またバ
ッファメモリの容量も非常に大きくなっていた。
また、磁気ディスク装置、追記型光ディスク装置、書
換え型光ディスク装置等のデータ記録を行うことができ
るディスク記録装置においても、例えば振動等により記
録ヘッドがオフトラックするとデータの記録が断絶し、
連続して供給される入力データの記録ができなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、例えば車載用、可搬用等の比較的振動が大きい使用
環境において記録ヘッドがオフトラックした場合でも、
連続して供給される入力データを正しく記録することが
できるディスク記録装置の提供を目的とする。
また、再生ヘッドがオフトラックした場合でも、連続
したデータ再生を行うことができるディスク再生装置の
提供を目的とする。
E.課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明に係るディスク記
録装置は、入力データの転送速度に相当するディスク回
転速度のN(N>1)倍の回転速度でディスクを回転す
る駆動手段と、該ディスクのトラックを走査してデータ
を記録する記録ヘッドと、連続して供給される所定量の
入力データを記憶する記憶手段と、該記憶手段から読み
出されたデータを上記転送速度のN倍の転送速度を有す
る記録データに変換して上記記録ヘッドに供給する記録
データ形成手段と、該記憶手段に次の入力データを蓄積
する期間中に、上記記憶手段に蓄積されたデータを、上
記N倍の転送速度の記録データとして目的トラックに記
録するとともに、記録されたデータが正しいか否かを判
別し、データが正しく記録されていない場合は上記記憶
手段に蓄積されたデータを再度記録し、上記期間を経過
したときに該期間中に上記記憶手段に蓄積されたデータ
を次の目的トラックに記録する制御を行う制御手段とを
有することを特徴とする。
また、本発明に係るディスク再生装置は、再生データ
の転送速度に相当するディスク回転速度のN(N>1)
倍の回転速度でディスクを回転する駆動手段と、該ディ
スクのトラックを走査して連続して記録されているデー
タを再生する再生ヘッドと、該再生ヘッドからの再生信
号より再生データを再生するデータ再生手段と、上記デ
ィスクの第1の位置における該再生手段からの再生デー
タを記憶し、記憶された再生データを上記転送速度で出
力する第1の記憶手段と、上記ディスクの上記第1の位
置に連続する第2の位置からの再生データを記憶し、記
憶された再生データを上記第1の記憶手段から出力され
る再生データに続いて上記転送速度で出力する第2の記
憶手段と、上記第1の記憶手段から再生データが出力さ
れている間に、上記再生ヘッドを第1の位置から第2の
位置に移動させて次の再生データが上記第2の記憶手段
に記憶されるように制御する制御手段とを有することを
特徴とする。
F.作用 本発明に係るディスク記録装置では、入力データの転
送速度に相当するディスク回転速度のN(N>1)倍の
回転速度でディスクを回転し、連続して供給される入力
データをディスク上に直接記録するのではなく、連続し
て供給される所定量の入力データを記憶する。そして、
該記憶手段から読み出されたデータを転送速度のN倍の
転送速度を有する記録データに変換して記録ヘッドに供
給し、該記憶手段に次の入力データを蓄積する期間中
に、記憶手段に蓄積されたデータを、N倍の転送速度の
記録データとして目的トラックに記録するとともに、記
録されたデータが正しいか否かを判別し、データが正し
く記録されていない場合は記憶手段に蓄積されたデータ
を再度記録し、期間を経過したときに該期間中に記憶手
段に蓄積されたデータを次の目的トラックに記録する制
御を行う。
また、本発明に係るディスク再生装置は、再生データ
の転送速度に相当するディスク回転速度のN(N>1)
倍の回転速度でディスクを回転し、該ディスクのトラッ
クをN回走査して連続して記録されているデータを再生
し、該再生ヘッドからの再生信号より再生データを再生
し、第1の記憶手段によりディスクの第1の位置におけ
る該再生手段からの再生データを記憶し、記憶された再
生データを上記転送速度で出力し、第2の記憶手段によ
りディスクの第1の位置に連続する第2の位置からの再
生データを記憶し記憶された再生データを上記第1の記
憶手段から出力される再生データに続いて転送速度で出
力する。このとき、制御手段では、第1の記憶手段から
再生データが出力されている間に、再生ヘッドを第1の
位置から第2の位置に移動させて次の再生データが第2
の記憶手段に記憶されるように制御する。記憶手段に次
の入力データを蓄積する期間中に、記憶手段に蓄積され
たデータを、N倍の転送速度の記録データとして目的ト
ラックに記録するとともに、記録されたデータが正しい
か否かを判別し、データが正しく記録されていない場合
は記憶手段に蓄積されたデータを再度記録し、期間を経
過したときに該期間中に記憶手段に蓄積されたデータを
次の目的トラックに記録する制御を行う。
また、本発明に係るディスク再生装置は、再生データ
の転送速度に相当するディスク回転速度のN(N>1)
倍の回転速度でディスクを回転し、該ディスクのトラッ
クをN回走査して連続して記録されているデータを再生
し、該再生ヘッドからの再生信号より再生データを再生
し、第1の記憶手段によりディスクの第1の位置におけ
る該再生手段からの再生データを記憶し、記憶された再
生データを上記転送速度で出力し、第2の記憶手段によ
りディスクの第1の位置に連続する第2の位置からの再
生データを記憶し記憶された再生データを上記第1の記
憶手段から出力される再生データに続いて転送速度で出
力する。このとき、制御手段では、第1の記憶手段から
再生データが出力されている間に、再生ヘッドを第1の
位置から第2の位置に移動させて次の再生データが第2
の記憶手段に記憶されるように制御する。
G.実施例 以下、本発明に係るディスク記録装置及びディスク再
生装置の一実施例を図面を参照しながら説明する。第1
図は本発明に係るディスク記録装置及びディスク再生装
置を適用した光磁気ディスク装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
まず、この第1図に示す光磁気ディスク装置の構成に
ついて説明する。
第1図において、ディスク1は、スピンドルモータ2
によって、端子20を介して供給される入力データあるい
は該端子20を介して出力する再生データの転送速度に相
当するディスク回転速度のN倍、例えば該端子20の位置
で規定されるデータ転送速度のN倍に相当する一定線速
度(CLV)あるいは一定角速度(CAV)で回転される。該
ディスク1は、例えば光磁気ディスクであり、スパイラ
ル状あるいは同心円状に形成されたグルーブ、あるいは
グルーブ間のランド部を記録トラックとし、このトラッ
ク上に所謂熱磁気記録によって種々のデータが所定の変
調を施されて記録され、また、この記録されているデー
タが再生されるようになっている。すなわち、このトラ
ック上には、所定のフォーマットに準拠して同期信号、
アドレス情報、データ等が交互にトラックに沿って記録
され、この同期信号によってデータ記録時及びデータ再
生時の同期が取られ、アドレス情報によってデータが管
理されている。また、データが記録される領域には、種
々のデータ、例えば音楽プログラムや映像プログラム等
のデータが、エラー訂正符号(ECC)及び記録されるデ
ータの種類に対応したデータ転送速度情報とともに記録
されるようになっている。
光学ヘッド3は、例えば、レーザダイオード等のレー
ザ光源、コリメータレンズ、対物レンズ、偏光ビームス
プリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学部品及び所定
の配置に分割されたフォトディテクタ等から構成され、
上記ディスク1にデータを記録するときは、コイル17が
作る磁界のもとで上記レーザ光源からのレーザビームを
レーザ駆動回路16により記録データに基づいてパルス変
調して該ディスク1の目的トラックの記録面に照射し、
熱磁気記録によりデータ記録を行い、また、該ディスク
1からデータを再生するときは、レーザビームを該ディ
スク1の目的トラックの記録面に照射し、マトリックス
構成のRF回路4と共同して、記録面からの反射光の偏光
角(カー回転角)の違いを検出して再生信号を生成する
とともに、例えば所謂非点収差法によりフォーカスエラ
ー信号を検出し、例えば所謂プッシュプル法によりトラ
ッキングエラー信号を検出するようになっている。
上記RF回路4は、上記再生信号を2値化して復調回路
5に供給するとともに、上記フォーカスエラー信号、ト
ラッキングエラー信号をサーボ制御回路11に供給する。
上記復調回路5は、例えばフェーズロックループ(以
下PLLという)、同期検出回路、復調器等から構成され
る。すなわち、PLLは上記2値化された信号より上記デ
ィスク1上に記録されているクロック信号を再生する。
また同期検出回路は、該PLLからのクロック信号を用い
て上記2値化された信号から同期信号を検出して同期を
引き込むとともに、ドロップアウトやジッタ等の影響で
同期信号が検出できないときに同期が外れるのを防止す
るための同期保護を行う。また復調器は、上記2値化さ
れた信号を所定の復調方式で復調し、例えば1シンボル
8ビットの再生データに変換するとともに、上記ディス
ク1にデータとともに記録されているデータ転送速度情
報を検出する。そして、該復調回路5は、上記再生デー
タをデータコントローラ6に供給し、上記クロック信
号、同期信号、データ転送速度情報等のシステム制御に
必要な情報をシステムコントローラ12に供給する。
上記データコントローラ6は、上記システムコントロ
ーラ12の制御のもとに、データ再生時には、上記復調回
路5からの再生データをメモリ7に一時的に記憶し、エ
ラー訂正(ECC)回路8において該メモリ7に一時的に
記憶されている再生データのエラー訂正を行うように該
メモリ7及びエラー訂正回路8を制御する。そして、該
データコントローラ6はエラー訂正が施された再生デー
タをスイッチ回路9に供給する。また、該データコント
ローラ6は、データ記録時には、上記スイッチ回路9を
介して供給される入力データを上記メモリ7に一時的に
記憶し、上記エラー訂正回路8において該メモリ7に一
時的に記憶されている入力データにエラー訂正符号を付
加するように該メモリ7及び該エラー訂正回路8を制御
する。そして、該データコントローラ6はエラー訂正符
号が付加された入力データを変調回路15に供給する。ま
た、該データコントローラ6は、上記ディスク1に入力
データが正しく記録されたか否かを判断するために、上
記メモリ7に記憶されている入力データと上記復調回路
5からの再生データを比較して比較結果を上記システム
コントローラ12に供給する。
上記スイッチ回路9は、上記システムコントローラ12
の制御のもとに、データ再生時には、上記データコント
ローラ6からの再生データを直接上記端子20に出力する
か、あるいは1トラックメモリ10を介して該端子20に出
力するかの切り換えを行い、データ記録時には、該端子
20を介して供給される入力データを上記データコントロ
ーラ6に直接供給するするか、あるいは該1トラックメ
モリ10を介して該データコントローラ6に供給するかの
切り換えを行う。
上記1トラックメモリ10は、データ再生時には、上記
データコントローラ6からのエラー訂正が施された再生
データの1トラック分を一時的に記憶し、上記光学ヘッ
ド3が次のトラックに移動を開始した時点で、この記憶
している再生データを上記スイッチ回路9及び上記端子
20を介して規定のデータ転送速度で出力する。また、該
1トラックメモリ10は、データ記録時には、上記スイッ
チ回路9を介して連続して供給される入力データを蓄積
し、1トラック分の入力データを蓄積した時点で、この
記憶している1トラック分の入力データを該スイッチ回
路9を介して上記データコントローラ6に供給する。具
体的には、例えば、該1トラックメモリ10を1トラック
分の容量をそれぞれ有する第1のメモリと第2メモリと
で構成し、データ再生時には、上記光学ヘッド3が同一
トラックを走査している間に再生されるデータを第1の
メモリに記憶するとともい、該光学ヘッド3が前のトラ
ックを走査して第2のメモリに記憶したデータを再生デ
ータとして規定のデータ転送速度で上記端子20を介して
出力する。また、上記ディスク1から再生されるデータ
を第2のメモリにデータを記憶しているときに、第1の
メモリに記憶されているデータを再生データとして規定
のデータ転送速度で上記端子20を介して出力する。この
ように第1のメモリと第2のメモリを交互に使用するこ
とにより該1トラックメモリ10から上記端子20を介して
出力される再生データは連続したものとなる。また、デ
ータ記録時には、連続して供給される入力データの1ト
ラック分を第1のメモリに蓄積している間に、第2のメ
モリに蓄積されている1トラック分の入力データを上記
データコントローラ6に供給する。また、第2のメモリ
に1トラック分の入力データを蓄積している間に、第1
のメモリに蓄積されている1トラック分の入力データを
上記データコントローラ6に供給する。このように第1
のメモリと第2のメモリを交互に使用することにより上
記端子20を介して供給される連続した入力データを欠落
することなく、上記スイッチ回路9を介して上記データ
コントローラ6に供給する。
上記変調回路15は、上記データコントローラ6からの
エラー訂正符号が付加された入力データに上記システム
コントローラ12からのクロック信号等を用いて所定の変
調を施すとともに、該システムコントローラ12からのデ
ータ転送速度情報を付加し、入力データの転送速度のN
倍の転送速度を有する記録データを形成し、この記録デ
ータを上記レーザ駆動回路16に供給する。
上記レーザ駆動回路16は、上述したようにコイル17が
作る磁界のもとで上記記録データに基づいて上記光学ヘ
ッド3のレーザ光源をパルス変調する。この結果、上記
ディスク1のトラックにデータが記録される。
一方、上記サーボ制御回路11は、例えばフォーカスサ
ーボ制御回路、トラッキングサーボ制御回路、スピンド
ルモータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路等か
ら構成される。すなわち、フォーカスサーボ制御回路
は、上記RF回路4からのフォーカスエラー信号が零とな
るように上記光学ヘッド3の対物レンズを光軸方向に駆
動する。またトラッキングサーボ制御回路は、上記RF回
路4からのトラッキングエラー信号が零となるように上
記光学ヘッド3の対物レンズをディスク径方向に駆動す
る。またスピンドルモータサーボ制御回路は、上記復調
回路5のPLLがロックするように上記スピンドルモータ
2を制御する。またスレッドサーボ制御回路は、上記シ
ステムコントローラ12からの制御信号により上記光学ヘ
ッド3をディスク径方向に移動する。このように構成さ
れた上記サーボ制御回路11は、例えば該サーボ制御回路
11により制御される各部の動作状態を示す情報を上記シ
ステムコントローラ12に供給する。
上記システムコントローラ12は、上記サーボ制御回路
11からの各部の動作状態情報、上記復調回路5からのシ
ステム制御に必要な情報及び例えば端子21を介して供給
されるデータ転送速度情報を用いて上述したように、上
記復調回路5、データコントローラ6、メモリ7、エラ
ー訂正回路8、スイッチ回路9、1トラックメモリ10、
サーボ制御回路11、変調回路15、コイル17を制御する。
かくして、本実施例では、データ記録時には、入力デ
ータの転送速度に相当するディスク回転速度のN倍の回
転速度でディスク1を回転する駆動手段が上記スピンド
ルモータ2、RF回路4、サーボ制御回路11から構成さ
れ、上記光学ヘッド3がディスク1のトラックを走査し
てデータを記録する記録ヘッドとして用いられ、上記1
トラックメモリ10が連続して供給される入力データの1
トラック分を蓄積する記憶手段として用いられ、1トラ
ックメモリ10から読み出されたデータを上記転送速度の
N倍の転送速度を有する記録データに変換して光学ヘッ
ド3に供給する記録データ形成手段が上記データコント
ローラ6、メモリ7、エラー訂正回路8、変調回路15、
レーザ駆動回路16から構成され、上記システムコントロ
ーラ12が、1トラックメモリ10に蓄積された1トラック
分のデータを、1トラックメモリに次の1トラック分の
入力データ蓄積する期間中、N倍の転送速度の記録デー
タとして目的トラックに記録し、上記時間を経過したと
きに該時間中に1トラックメモリ10に蓄積された1トラ
ック分のデータを次の目的トラックに記録するように制
御する制御手段として用いられる。
また、データ再生時には、再生データの転送速度に相
当するディスク回転速度のN倍の回転速度でディスク1
を回転する駆動手段が上記スピンドルモータ2、RF回路
4、サーボ制御回路11から構成され、上記光学ヘッド3
がディスク1のトラックを走査して連続して記録されて
いるデータを再生する再生ヘッドとして用いられ、光学
ヘッド3からの再生信号より再生データを再生するデー
タ再生手段が上記RF回路4〜エラー訂正回路8から構成
され、上記1トラックメモリ10がデータ再生手段からの
再生データを1トラック分記憶し、記憶された再生デー
タを上記転送速度で連続して出力する記憶手段として用
いられ、上記システムコントローラ12がディスク1がN
回転するのに必要な時間、光学ヘッド3が同一トラック
を走査し、上記時間を経過したときに光学ヘッド3が次
のトラックの再生を開始するように制御する制御手段と
して用いられる。
次に、以上のように構成された光磁気ディスク装置に
データを記録するときの動作について第2図に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
ここで、例えば、ディスク1の回転速度を1800rpmと
し、ディスク1の1トラックが10セクタから構成(10セ
クタ/トラック)され、1セクタが98セグメントから構
成(98セグメント/セクタ)され、1セグメント内のユ
ーザが使用可能なデータ容量を24バイトとする。すなわ
ち、ディスク1が1回転する時間(周期)は33(1÷
(1800÷60×100))msとなり、端子20を介して供給可
能な最大のデータ転送速度は300(1800÷60×10)セク
タ/秒となる。また、端子20を介して供給される入力デ
ータの転送速度は、そのデータの種類で規定されてお
り、その値をRセクタ/秒とすると、1トラック(10セ
クタ)分のデータを入力するのに必要とされる時間Tは
10÷Rとなる。
そして、端子20を介して供給される入力データを例え
ば所謂CD−I(CD−Interactive media)におけるCD−D
Aモードのデータを1/4に圧縮したBレベル・ステレオ・
モードのデータとする。ところで、このBレベル・ステ
レオ・モードのデータの上記規定のデータ転送速度Rは
18.75セクタ/秒とされている。したがって、1トラッ
ク分の入力データを端子20を介して入力するのに必要と
される時間Tは533(10÷18.75)msとなる。換言する
と、1トラック分の入力データを端子20を介して入力す
る間にディスク1は16(300÷18.75)回転することにな
る。
第2図に示すフローチャートのステップST1におい
て、システムコントローラ12は、端子21を介して供給さ
れるデータ転送速度情報、すなわち上記Rを判断し、デ
ータ転送速度Rが上記最大データ転送速度300セクタ/
秒に該当するときはステップST2に進み、該当しないと
きはステップST3に進む。上述のようにBレベル・ステ
レオ・モードのデータが入力される具体例では、データ
転送速度Rは18.75セクタ/秒であるから、ステップST3
に進む。
ステップST2において、システムコントローラ12は、
スイッチ回路9の接点9aと接点9cを接続し、接点9dと接
点9fを接続するようにスイッチ回路9を制御するととも
に、ディスク1が1回転する毎に光学ヘッド3を次のト
ラックに移動するように制御する。この結果、ディスク
1が1回転する毎に端子20を介して入力されるデータ転
送速度が300セクタ/秒の入力データが所定の変調等を
施された後、ディスク1に順次に記録される。
一方、ステップST3において、システムコントローラ1
2は、1トラック分の入力データを1トラックメモリ10
に蓄積するのに必要とされる時間T(=10÷R 以下バ
ッファ時間という)を演算するとともに、スイッチ回路
9の接点9fと接点9eを接続し、ステップST4に進む。上
述のBレベル・ステレオ・モードの場合、上記バッファ
時間Tは533msとなる。
ステップST4において、システムコントローラ12は、
1トラックメモリ10に1トラック分の入力データの蓄積
を開始した時刻からの経過時間tと上記バッファ時間T
を比較し、経過時間tが小さいときはステップST4を繰
り返し、経過時間tがバッファ時間Tと等しくなったと
き、ステップST5に進む。すなわち、1トラックメモリ1
0の例えば第1のメモリに1トラック分の入力データが
蓄積されるまで、該ステップST4をループする。なお、
上述のように連続して供給される入力データを欠落する
ことなくディスク1に順次記録するために、1トラック
メモリ10の第1のメモリのデータ蓄積が完了すると、続
けて第2のメモリのデータ蓄積を開始する。
ステップST5において、システムコントローラ12はス
イッチ回路9の接点9aと接点9bを接続する。この結果、
上記ステップST4において1トラックメモリ10の第1の
メモリに蓄積された1トラック分の入力データがスイッ
チ回路9及びデータコントローラ6を介してメモリ7に
記憶される。そして、上述のようにエラー訂正符号及び
データ転送速度情報(R)が付加され、所定の変調を施
された記録データが目的トラックに記録され、ステップ
ST6に進む。
ステップST6において、上記ステップST5において目的
トラックに記録したデータが正しいか否かを判断するた
めに、記録したデータの再生が行われ、データコントロ
ーラ6は、上述のようにメモリ7に記憶されている入力
データと再生データの比較を行い、比較結果をシステム
コントローラ12に送る。そして、システムコントローラ
12は、データが正しく記録されているときは、ステップ
ST9に進み、データが正しく記録されていないときは、
ステップST7に進む。
ステップST9において、システムコントローラ12は、
データ記録が正しく行われたので、光学ヘッド3を次の
目的トラックに移動し、ステップST1に戻る。
一方、ステップST7において、システムコントローラ1
2は、今度は上記1トラックメモリ10の第2のメモリの
入力データ蓄積開始時刻からの経過時間tと上記バッフ
ァ時間Tを比較し、経過時間tが小さいときはステップ
ST8に進み、経過時間tがバッファ時間Tに等しくなっ
たとき、ステップST10に進む。
ステップST8において、システムコントローラ12は再
度同一トラックにデータ及びデータ転送速度情報の記録
を行い、ステップST6に戻る。すなわち、システムコン
トローラ12は、ステップST6〜ステップST8のループにお
いて、1トラックメモリ10の第2のメモリに次の1トラ
ック分の入力データを蓄積する期間中、現在の目的トラ
ックにデータ記録が正しく行うように記録動作と正しく
記録されたかを確認する動作(ベリファイ)を繰り返
す。
一方、ステップST10において、システムコントローラ
12は、1トラックメモリ10に次の1トラック分の入力デ
ータを蓄積する時間中に当該目的トラックにデータ記録
が正しく行われなかったので、データ記録エラーとして
例えばエラー表示を行う。
以上のように、1トラックメモリ10に規定のデータ転
送速度Rで供給される入力データを1トラック分蓄積
し、ディスク1をデータ転送速度Rに相当するディスク
回転速度のN倍の回転速度で回転し、光学ヘッド3が同
一トラックを複数回走査するようにして1トラックメモ
リ10に蓄積されているデータの記録を行い、次の1トラ
ック分の入力データが1トラックメモリ10に蓄積される
時間中、目的トラックにデータ記録を正しく行うことが
できるようにデータ記録動作を繰り返すことにより、例
えば、光学ヘッド3が振動等によりオフトラックして
も、光学ヘッド3が少なくとも1回目的トラックを正し
く走査すれば、ディスク1に連続して供給される入力デ
ータを正しく記録することができる。また、入力データ
を変調回路15において入力データの転送速度のN倍の転
送速度を有する記録データに変換することにより、ディ
スク1のトラックにデータを連続して記録することがで
きる。
次に、第1図に示す光磁気ディスク装置からデータを
再生するときの動作について第3図に示すフローチャー
トを用いて説明する。
上述のデータ記録動作の場合と同様に、ディスク1の
回転速度を1800rpmとし、ディスク1の1トラックが10
セクタから構成(10セクタ/トラック)され、1セクタ
が98セグメントから構成(98セグメント/セクタ)さ
れ、1セグメント内のユーザが使用可能なデータ容量を
24バイトとする。すなわち、ディスク1が1回転する時
間(周期)は33(1÷(1800÷60×100))msとなり、
端子20を介して出力できる最大のデータ転送速度は300
(1800÷60×10)セクタ/秒となる。また、端子20を介
して出力される再生データのデータ転送速度は、そのデ
ータの種類で規定されており、その値をRセクタ/秒と
すると、1トラック(10セクタ)分のデータを出力する
のに必要とされる時間Tは10÷Rとなる。
そして、ディスク1に記録されているデータを、例え
ばデータ記録動作の場合と同様に、所謂CD−Iにおける
CD−DAモードのデータを1/4に圧縮したBレベル・ステ
レオ・モードのデータとすると、上記規定のデータ転送
速度Rは18.75セクタ/秒となる。したがって、1トラ
ック分のデータを再生して端子20を介して出力するのに
必要とされる時間Tは533(10÷18.75×100)msとな
る。換言すると、1トラック分のデータを端子20を介し
て出力する間にディスク1は16(300÷18.75)回転す
る。
第3図に示すフローチャートのステップST1におい
て、システムコントローラ12は、上述のようにディスク
1から読み出されたデータ転送速度情報、すなわち上記
Rを判断し、データ転送速度Rが上記最大データ転送速
度300セクタ/秒に該当するときはステップST2に進み、
該当しないときはステップST3に進む。上述のようにB
レベル・ステレオ・モードのデータがディスク1に記録
されている具体例では、データ転送速度Rは18.75セク
タ/秒であるから、ステップST3に進む。
ステップST2において、システムコントローラ12は、
スイッチ回路9の接点9aと接点9cを接続し、接点9dと接
点9fを接続するようにスイッチ回路9を制御するととも
に、ディスク1が1回転する毎に光学ヘッド3を次のト
ラックに移動するように制御する。この結果、ディスク
1が1回転する毎に再生された再生データが300セクタ
/秒のデータ転送速度で端子20を介して出力される。
一方、ステップST3において、システムコントローラ1
2は、1トラック分のデータを転送するのに必要とされ
る時間T(=10÷R)及びこの時間Tから1トラック分
のデータをディスク1から読み出すのに必要な時間を引
いた時間TB(=T−33ms、以下バッファ時間という)を
演算するとともに、スイッチ回路9の接点9aと接点9bを
接続し、ステップST4に進む。上述のBレベル・ステレ
オ・モードの場合、上記バッファ時間TBは500(533−3
3)msとなる。
ステップST4において、システムコントローラ12は、
目的トラックの走査を開始した時刻からの経過時間tと
上記バッファ時間TBを比較し、経過時間tがバッファ時
間TBより小さいときはST5に進み、バッファ時間TBに等
しくなったとき、ステップST6に進む。
ステップST5において、システムコントローラ12は光
学ヘッド3が同一トラックを走査するように制御してス
テップ4に戻る。すなわち、システムコントローラ12
は、ステップST4及びステップST5のループにおいて、経
過時間tがバッファ時間TBより小さいときは、光学ヘッ
ド3が同一トラックを走査するように制御する。そし
て、光学ヘッド3が同一トラックを走査して再生された
再生データが1トラックメモリ10の例えば第1のメモリ
に記憶される。
ステップST6において、システムコントローラ12は、
上記ステップST5において1トラックメモリ10の第1の
メモリに記憶された1トラック分の再生データを出力す
るためにスイッチ回路9の接点9eと接点9fを接続すると
ともに、光学ヘッド3を次のトラックに移動するように
制御する。この結果、ステップST5において1トラック
メモリ10の第1のメモリに記憶された1トラック分の再
生データが、そのデータの種類で規定されるデータ転送
速度Rで端子20を介して出力される。上述のBレベル・
ステレオ・モードの場合、18.75セクタ/秒のデータ転
送速度で再生データが出力される。なお、1トラックメ
モリの第1のメモリに記憶されている再生データを出力
している間に、次の1トラック分の再生データが第2の
メモリに記憶される。これにより、端子20を介して規定
のデータ転送速度で再生データが連続して出力される。
ところで、例えば音楽プログラムを再生するとき、所
謂アクセス時の時間、すなわち再生指示をしてから実際
に音楽プログラムが再生されるまでの時間を短縮するた
めに、再生開始時においては上記ステップST3から直接
ステップST6に行くようにしてもよい。すなわち、同一
トラックを一回走査して再生された再生データを直ちに
出力するようにしてもよい。
以上のように、ディスク1をデータ転送速度Rに相当
するディスク回転速度のN倍の回転速度で回転し、光学
ヘッド3が同一トラックを複数回走査するようにしてデ
ータ再生を行い、再生データの1トラック分を1トラッ
クメモリ10に記憶し、この1トラックメモリ10から所定
のデータ転送速度Rで再生データを出力することによ
り、例えば、光学ヘッド3が振動等によりオフトラック
しても、バッファ時間TB内に光学ヘッド3が少なくとも
1回目的トラックを正しく走査すれば、1トラック分の
正しい再生データが1トラックメモリ10に記憶されるの
で、この1トラックメモリ10に記憶されている1トラッ
ク分の再生データを出力することができ、連続したデー
タ再生が可能になる。
なお、本発明は上記実施例には限定されるものではな
く、例えば、所謂CD−ROM、追記型の光ディスク装置、
あるいは磁気ディスク装置等に適用できることは勿論で
ある。また、本発明は一定線速度(CLV)で回転するデ
ィスクを用いるディスク装置にも適用することができ
る。
H.発明の効果 以上の説明からも明らかなように、本発明に係るディ
スク記録装置では、入力データの転送速度に相当するデ
ィスク回転速度のN(N>1)倍の回転速度でディスク
を回転し、連続して供給される入力データをディスク上
に直接記録するのではなく、連続して供給される所定量
の入力データを記憶する。そして、該記憶手段から読み
出されたデータを転送速度のN倍の転送速度を有する記
録データに変換して記録ヘッドに供給し、該記憶手段に
次の入力データを蓄積する期間中に、記憶手段に蓄積さ
れたデータを、N倍の転送速度の記録データとして目的
トラックに記録するとともに、記録されたデータが正し
いか否かを判別し、データが正しく記録されていない場
合は記憶手段に蓄積されたデータを再度記録し、期間を
経過したときに該期間中に記憶手段に蓄積されたデータ
を次の目的トラックに記録する制御を行うことにより、
記録ヘッドが途中でオフトラックしても、連続して供給
される入力データを正しく記録することができる。ま
た、入力データを記録データ形成手段において入力デー
タの転送速度のN倍の転送速度を有する記録データに変
換することにより、例えばディスクの1トラックにデー
タを連続して記録することができる。特に、車載用等の
比較的振動が大きい使用環境においても、正常なデータ
記録を行うことが可能となる。
また、本発明に係るディスク再生装置は、再生データ
の転送速度に相当するディスク回転速度のN(N>1)
倍の回転速度でディスクを回転し、該ディスクのトラッ
クをN回走査して連続して記録されているデータを再生
し、該再生ヘッドからの再生信号より再生データを再生
し、第1の記憶手段によりディスクの第1の位置におけ
る該再生手段からの再生データを記憶し、記憶された再
生データを上記転送速度で出力し、第2の記憶手段によ
りディスクの第1の位置に連続する第2の位置からの再
生データを記憶し記憶された再生データを上記第1の記
憶手段から出力される再生データに続いて転送速度で出
力することにより、再生ヘッドが途中でオフトラックし
ても、再生ヘッドが同一トラックを複数回走査してデー
タ再生を行うのでディスクより正しいデータを再生する
ことができ、また、ディスクより読み出された再生デー
タを直接出力するのではなく、例えばディスクの1トラ
ック分の再生データを一旦第1又は第2の記憶手段に記
憶した後、このとき、制御手段では、第1の記憶手段か
ら再生データが出力されている間に、再生ヘッドを第1
の位置から第2の位置に移動させて次の再生データが第
2の記憶手段に記憶されるように制御することにより、
連続したデータの再生を行うことができる。特に、車載
用等の比較的振動が大きい使用環境においても、正常な
データ再生を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスク記録装置及びディスク再
生装置を適用した光磁気ディスク装置の構成例を示すブ
ロック図であり、第2図はデータ記録動作を示すフロー
チャートであり、第3図はデータ再生動作を示すフロー
チャートである。 1……ディスク、2……スピンドルモータ、3……光学
ヘッド、4……RF回路、5……復調回路、6……データ
コントローラ、7……メモリ、8……エラー訂正回路、
10……1トラックメモリ、12……システムコントロー
ラ、15……変調回路、16……レーザ駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データの転送速度に相当するディスク
    回転速度のN(N>1)倍の回転速度でディスクを回転
    する駆動手段と、 該ディスクのトラックを走査してデータを記録する記録
    ヘッドと、 連続して供給される所定量の入力データを記憶する記憶
    手段と、 該記憶手段から読み出されたデータを上記転送速度のN
    倍の転送速度を有する記録データに変換して上記記録ヘ
    ッドに供給する記録データ形成手段と、 該記憶手段に次の入力データを蓄積する期間中に、上記
    記憶手段に蓄積されたデータを、上記N倍の転送速度の
    記録データとして目的トラックに記録するとともに、記
    録されたデータが正しいか否かを判別し、データが正し
    く記録されていない場合は上記記憶手段に蓄積されたデ
    ータを再度記録し、上記期間を経過したときに該期間中
    に上記記憶手段に蓄積されたデータを次の目的トラック
    に記録する制御を行う制御手段とを有することを特徴と
    するディスク記録装置。
  2. 【請求項2】再生データの転送速度に相当するディスク
    回転速度のN(N>1)倍の回転速度でディスクを回転
    する駆動手段と、 該ディスクのトラックを走査して連続して記録されてい
    るデータを再生する再生ヘッドと、 該再生ヘッドからの再生信号より再生データを再生する
    データ再生手段と、 上記ディスクの第1の位置における該再生手段からの再
    生データを記憶し、記憶された再生データを上記転送速
    度で出力する第1の記憶手段と、 上記ディスクの上記第1の位置に連続する第2の位置か
    らの再生データを記憶し、記憶された再生データを上記
    第1の記憶手段から出力される再生データに続いて上記
    転送速度で出力する第2の記憶手段と、 上記第1の記憶手段から再生データが出力されている間
    に、上記再生ヘッドを第1の位置から第2の位置に移動
    させて次の再生データが上記第2の記憶手段に記憶され
    るように制御する制御手段とを有することを特徴とする
    ディスク再生装置。
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