JPH021948Y2 - - Google Patents

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JPH021948Y2
JPH021948Y2 JP16214082U JP16214082U JPH021948Y2 JP H021948 Y2 JPH021948 Y2 JP H021948Y2 JP 16214082 U JP16214082 U JP 16214082U JP 16214082 U JP16214082 U JP 16214082U JP H021948 Y2 JPH021948 Y2 JP H021948Y2
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circuit
signal
information pit
detection signal
voltage
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JP16214082U
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は光学式デイスク再生装置におけるデ
イスク情報ピツト検出信号の自動利得制御
(AGC:Auto Gain Control)回路に関し、デイ
スク情報ピツト検出信号のゲインを変化させてそ
の立上り、立下りの傾斜を一定にすることによ
り、後の波形整形における検出ポイントのずれを
防止するようにしたものである。
光学式デイスクにおいては、情報ピツトの形状
が規格化されているが、デイスク製造過程におけ
る誤差により、わずかに高さ、幅およびエツジの
切立ち具合にばらつきがある。このため、情報ピ
ツト検出信号の波形は立上りおよび立下りの傾斜
が一定していない。また、デイスク再生時のレー
ザスポツトの焦点ずれや、光学式ピツクアツプの
対物レンズのMTF(Modulation Transfar
Function)特性によつても情報ピツト検出信号
の立上りおよび立下りの傾斜が変化する。
一方、情報ピツト検出信号を波形整形する波形
整形回路はゼロクロスコンパレータで構成される
が、チヤタリングを防止するため、ヒステリシス
を持たせてある。このため、情報ピツト検出信号
がゼロクロスしてから波形整形回路の出力が
“1”に立上りあるいは“0”に立下るまでに時
間を要する。この時間は情報ピツト検出信号の傾
斜によつて異なり、第1図aに示すように急な場
合はt1で示すように短くなり、第1図bに示すよ
うにゆるやかな場合にはt2で示すように長くな
る。
ここで、情報ピツト検出信号を単なる電圧信号
であるので、当然のことながら、ノイズ分が重畳
されるわけであるが、ノイズ程度によつては信号
の反転時期の誤認あるいは読み取り誤りを引き起
こすおそれが多分にある。そして、これらの誤つ
た動作はすべてノイズによる情報ピツト検出信号
の時間軸変動を伴う波形変形により、引き起こさ
れるものであるので、同一ヒステリシスという条
件で考えれば、情報ピツト検出信号の立上り、立
下りの傾斜が、急であればあるほどノイズに対し
て情報ピツト検出信号の時間軸変動が少く抑える
ことができる。逆に、前記傾斜が緩やかになると
信号再生にエラーを生じやすくなるわけであり、
回路設計上傾斜があまり緩やかになることは好ま
しくなかつた。
この考案は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、波形整形の前に情報ピツト検出信号のゲイン
を調節して、その立上りおよび立下りの傾斜を均
一にすることにより、エラーの発生を防止するよ
うにした光学式デイスク再生装置における自動利
得制御回路を提供しようとするものである。
この考案によれば、波形整形回路の前に電圧制
御形増幅器(VCA)を挿入し、この電圧制御形
増幅器の出力を微分し、微分波形の各ピーク値
(このピーク値は情報ピツト検出信号の立上り、
立下りの傾斜に対応している)で上記VCAをの
ゲインをピーク値が小のときは大に、ピーク値が
大のときは小に制御する。ようにしている。
以下、この考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。
第2図は、この考案のAGC回路10を組込ん
だデイジタルデイスクオーデイオ再生装置の全体
構成を示すものである。
第2図において、デイスク1はターンテーブル
2上に載置されてデイスク回転モータ3により駆
動される。光学式ピツクアツプヘツド4は内部に
半導体レーザ、光学系、受光素子、フオーカス制
御コイル5、トラツキング制御コイル6等を収容
し、対物レンズ7からレーザ光をデイスク1の記
録面に照射するとともに、その反射光を対物レン
ズ7を通して受光する。光学式ピツクアツプヘツ
ド4はフイードモータ8によりデイスク1の径方
向に送られる。
光学式ピツクアツプヘツド7で検出された信号
は、情報ピツトの形状のばらつきやレーザスポツ
トの焦点ずれなどにより、立上りおよび立下りの
傾斜が異なつている。この情報ピツト検出信号は
プリアンプ9を介してこの考案のAGC回路10
に入力される。AGC回路10は後述するように、
VCAを具え、情報ピツト検出信号の傾斜に応じ
てVCAのゲインを制御して(傾斜がゆるやかな
場合はゲインを大きくし、傾斜が急な場合はゲイ
ンを小さくする)、その傾斜を一定にする。
AGC回路10から出力された情報ピツトの再
生信号は、波形整形回路11を介して復調回路1
2に送り込まれる。
フオーカスサーボ回路13は受光信号にもとづ
いてレーザ光の焦点のずれを検出し、デイスク1
の記録面上に焦点を結ぶようにフオーカス制御コ
イル5を駆動する。トラツキングサーボ回路14
は、受光信号にもとづいてトラツキング誤差検出
回路15でピツト列に対するレーザ光のずれを検
出し、そのずれを補正するようにトラツキング制
御コイル6を駆動する。デイスクの再生が進み、
トラツキング変位が大きくなつてトラツキング制
御コイル6では対処しきれなくなつた場合は、ト
ラツキング変位検出回路24がフイードリクエス
ト信号を出し、システムコントロール回路37か
らフイードモータ駆動回路40を介してフイード
モータ8を駆動する。
波形整形回路11の出力信号は、復調回路12
に送られるほか、CLV方式のデイスク回転サー
ボにおける検出信号の作成に利用される。すなわ
ち、波形整形回路11の出力信号はクロツク再生
回路16に加えられ、ここでクロツク信号が再生
される。同期信号検出回路17では波形整形回路
11の出力信号に含まれている同期信号を検出
し、その信号を出力する。同期信号検出回路17
から出力された同期信号は分周回路18で分周さ
れ、位相比較回路19に加えられる。位相比較回
路19はこの信号と、マスタクロツク発生回路2
0から発生されるマスタクロツクを分周回路21
で分周した信号とを位相比較し、これらの位相が
一致するようにデイスク回転サーボ回路22を介
してデイスク回転モータ3を制御する。
復調回路12ではEFM(Eight to Fourteen
Modulation)変調されて記録されているデイス
ク1の信号をもとの8ビツトの信号に復調し、ま
た結合ビツトや同期信号などの不要なものを取り
外す。データ制御回路26、エラー訂正回路2
7、メモリ回路28では、復調回路12から出力
される信号(インタリーブされて記録されている
デイスク1の信号)をデイインタリーブしてもと
の信号に直し、エラーの有無を調べ、エラーがあ
るものについてはエラー訂正回路27でエラー訂
正を行ない、訂正不能なものについては補正を行
なう。また、訂正、補正の終つた信号を前記再生
クロツク信号のタイミングでメモリ回路28に一
旦記憶し、これを前記マスタクロツクのタイミン
グで読出すことにより、データ整列とターンテー
ブル2の回転むら吸収を行なつている。
メモリ回路28から読み出される信号(右チヤ
ンネル信号と左チヤンネル信号を時分割的に交互
に配列した信号)はD/A変換器29,30にそ
れぞれ加えられ、マスタクロツクのタイミングで
左右各チヤンネルに分離されてもとのアナログ信
号(音声信号)に変換される。
サブコード検出回路36は復調回路12で復調
された信号の中からサブコード(アドレス、曲
番、時間コードなど)を検出し、システムコント
ロール回路37に送る。システムコントロール回
路37は操作キー38で指定されるアドレス、曲
番等をデコーダ39を介して入力し、上記検出さ
れたサブコードと比較して、それらが一致するよ
うにフイードモータ駆動回路40を介してフイー
ドモータ8を駆動する。また、システムコントロ
ール回路37は検出されたサブコードを駆動回路
41を介して表示部42に表示する。
前記AGC回路10の一実施例を第3図に示す。
第3図において、プリアンプ9から波形整形回路
11に至る信号ラインにはVCA50が挿入されて
いる。微分回路51はVCA50の出力信号を微分
して、その傾斜に応じた信号を出力する。ピーク
検波回路52は微分回路51の出力をピーク検波
して微分回路51の出力ピーク値が常に一定にな
るように、すなわち、情報ピツト再生信号の立上
り、立下りの傾斜が一定になるように、VCA50
のゲインを制御する。
第3図のAGC回路10の動作の一例を第4図
に示す。第4図では、VCA50の入力信号が前半
でレーザスポツトの焦点ずれなどにより、レベル
が低くなつている状態を示している。VCA50の
入力信号の波形のライズタイム、フオールタイム
はレベルに関係なくほぼ一定であるから、立上
り、立下りの波形は、レベルが低いとなまり、レ
ベルが高いと切立つている。したがつて、第4図
の場合、微分回路51の出力波形のピーク値は前
半で低く、後半で高くなつている。この微分回路
51の出力をピーク検波してVCA50を制御すれ
ば(ピーク検波回路52の出力が低いとき
VCA50のゲインを大きくし、ピーク検波回路5
2の出力が高いときVCA50のゲインを小さくす
る)、VCA50からは第4図最下段に示すような立
上り、立下りの傾斜が一定に制御された情報ピツ
ト検出信号が出力される。
以上説明したようにこの考案によれば、波形整
形の前に情報ピツト検出信号のゲインを調節して
その立上り、立下りの傾斜を一定にしたので、波
形整形回路においてそのヒステリシスによる検出
ポイントのずれ量が均一となり、エラーの発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はデイスク情報ピツト検出信号の波形整
形動作を示す波形図、第2図はこの考案のAGC
回路10を組込んだデイスク再生装置を示すブロ
ツク図、第3図は第2図のAGC回路10の実施
例を示すブロツク図、第4図は第3図の回路の動
作の一例を示す波形図である。 1……デイスク、2……ターンテーブル、3…
…デイスク回転モータ、5……フオーカス制御コ
イル、6……トラツキング制御コイル、7……対
物レンズ、10……AGC回路、20……マスタ
クロツク発生回路、22……デイスク回転サーボ
回路、42……表示装置、50……VCA、51
……微分回路、52……ピーク検出回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 波形整形前のデイスク情報ピツト検出信号を増
    幅する電圧制御形増幅器と、 前記電圧制御形増幅器から出力されるデイスク
    情報ピツト検出信号を微分する微分回路と、 前記微分回路から出力される微分波形のピーク
    値に応じて、前記電圧制御形増幅器のゲインを当
    該ピーク値が小のときは大に、当該ピーク値が大
    のときは小に制御して、当該電圧制御形増幅器か
    ら出力されるデイスク情報ピツト検出信号の立上
    り、立下りの傾斜を一定化する回路と を具えたデイスク再生装置における自動利得制御
    回路。
JP16214082U 1982-10-26 1982-10-26 デイスク再生装置における自動利得制御回路 Granted JPS59187221U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16214082U JPS59187221U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 デイスク再生装置における自動利得制御回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16214082U JPS59187221U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 デイスク再生装置における自動利得制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59187221U JPS59187221U (ja) 1984-12-12
JPH021948Y2 true JPH021948Y2 (ja) 1990-01-18

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ID=30356136

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JP16214082U Granted JPS59187221U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 デイスク再生装置における自動利得制御回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2566262B2 (ja) * 1987-12-28 1996-12-25 アルパイン 株式会社 ディジタルオ−ディオ用a/dコンバ−タにおける波形クリップ防止方法

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JPS59187221U (ja) 1984-12-12

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