JPH0736256B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JPH0736256B2
JPH0736256B2 JP63264985A JP26498588A JPH0736256B2 JP H0736256 B2 JPH0736256 B2 JP H0736256B2 JP 63264985 A JP63264985 A JP 63264985A JP 26498588 A JP26498588 A JP 26498588A JP H0736256 B2 JPH0736256 B2 JP H0736256B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、コンパクトディスク、ビデオディスク等の光
ディスクを再生する光ディスク再生装置に関する。
<従来技術> 光ディスク再生装置、例えばコンパクトディスク再生装
置は、索引部のデータ、トラックアクセス時のデータお
よび音声信号等の再生されるべきデータの読み取りを第
1基準クロックで読み取る通常モードを備える。また、
第1基準クロックの発振周波数を超える周波数で発振す
る第2基準クロックで光ディスクに記録されているトラ
ックアクセス時のデータおよび再生されるべきデータを
読み取る高速モードを備える。
光ディスクを再生する場合、第3図のフローチャートに
示すように、再生されるべきデータの読み取りにあたっ
て、ステップn1において通常モードに入り、クロックを
第1基準クロックに設定する。ステップn2において索引
部のデータを読み取る。ステップn3において再生指定、
例えばPLAYキーが押されたか、が判断される。押されて
いなければステップn3を繰り返す。押されていればステ
ップn4に移る。
ステップn4では高速モードの指定がなされたか判断され
る。指定がなされていれば、ステップn5に移り、クロッ
クを第2基準クロックに設定する。ステップn6において
トラックアクセスを行なう。ステップn7においてトラッ
クサーチが完了したか判断される。完了していなけれ
ば、ステップn6に戻り完了するまで繰り返す。完了して
いれば、ステップn8に移り再生されるべきデータが再生
される。
ステップn4で高速モードの指定がされていなければ、通
常モードの第1基準クロックのままステップn9に移りト
ラックアクセスが行なわれる。ステップn10においてト
ラックサーチが完了したか判断される。完了していなけ
れば、ステップn9に戻り完了するまで繰り返す。完了し
ていれば、ステップn11に移り再生されるべきデータが
再生される。
しかし、この光ディスク再生装置では、再生されるべき
データの読み取りにあたって、索引部のデータを通常モ
ードの第1基準クロックで読み込んでいるので、索引部
のデータ読み込みは高速モードを持たない光ディスク再
生装置と同じになる。また、高速モードを指定しない限
りトラックアクセス時のデータの読み取りは、第2基準
クロックにならず、通常モードでのトラックアクセス時
のデータの読み取りは第1基準クロックで行なってい
る。従って、この光ディスク再生装置では、索引部のデ
ータ読み取りおよびトラックアクセス時のデータ読み取
りにおいて高速モードの機能を十分に発揮しておらず、
索引部のデータの読み取りおよびトラックアクセス時の
データ読み取りに時間がかかり、再生されるべきデータ
が再生されるまでの待ち時間が長いという欠点があっ
た。
<発明の目的> 本発明は、上述の技術的課題を解決し、高速モードの機
能を十分に発揮し、索引部のデータの読み取りトラック
アクセス時のデータの読み取りを短時間で処理し、再生
されるべきデータが再生されるまでの待ち時間が短い光
ディスク再生装置を提供することを目的とする。
<発明の構成> 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
本発明は、光ディスクに記録されている索引部のデー
タ、トラックアクセス時のデータおよび再生対象データ
を読み取る読主手段と、 読主手段からの出力信号を、第1基準クロックによる通
常モードまたは第1基準クロックの発振周波数を超える
周波数で発振する第2基準クロックによる高速モードの
いずれか一方で選択的に信号処理する信号処理手段と、 再生対象データの良き取りにあたって、索引部のデータ
およびトラックアクセス時のデータの信号処理手段によ
る信号処理を高速モードで行わせるように設定し、再生
対象データの信号処理手段による信号処理を、オペレー
タにより指定される通常モードまたは高速モードのいず
れか一方のモードで行わせるように設定する制御手段と
を備える構成である。
この構成による作用は、次の通りである。
通常モードにおける再生されるべきデータの読み取り時
のみ第1基準クロックになる。従って、高速モードの機
能を十分に発揮し、索引部のデータの読み取りおよびト
ラックアクセス時のデータ読み取りを短時間で処理し、
再生されるべきデータが再生されるまでの待ち時間を短
くすることができる。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例のコンパクトディスク再生
装置のブロック回路図である。
光ディスク再生装置としてのコンパクトディスク再生装
置1は、スピンモータ2と、光ピックアップ3と、プリ
アンプ4と、信号処理装置5と、D/Aコンバータ6と、
ローパスフィルタ7と、音声出力用アンプ8と、音声信
号出力端子9と、マイクロコンピュータ10と、基準クロ
ック発生装置11と、分周比切換装置12と、サーボアンプ
13と、サーボドライブアンプ14とを備える。このような
構成は、従来のコンパクトディスク再生装置とを基本的
に同様である。前述の光ピックアップ3、プリアンプ
4、サーボアンプ13、サーボドライブアンプ14は、請求
項に記載の読主手段として機能する。また、信号処理装
置5が請求項に記載の信号処理手段として、またマイク
ロコンピュータ10が請求項に記載の制御手段としてそれ
ぞれ機能する。但し、これら信号処理装置5およびマイ
クロコンピュータ10の機能は、後述するように、従来例
のものとは異なる。
この実施例のコンパクトディスク再生装置1では、索引
部のデータ、トラックアクセス時のデータおよび再生さ
れるべきデータの読み取り速度を高速化するために、基
準クロック発生装置11の発振周波数は、例えば、第1基
準クロックの発振周波数を超える周波数で発振する第2
基準クロックの周波数に設定される。そして、分周比切
換装置12は、マイクロコンピュータ10の指令に従い、高
速モードでは、分周なしとして第2基準クロックを信号
処理装置5に与え、通常モードでは、1/2分周の分周あ
りとして第1基準クロックを信号処理装置5に与える。
従って、第2基準クロックは、この実施例では、第1基
準クロックの2倍の発振周波数となる。これによって、
通常モードの音声信号再生時には、分周比切換装置12の
分周をなしとして第1基準クロックで信号処理をした場
合は、音声信号出力端子9から原音に忠実な速度で音声
信号を再生することができる。また、高速モードの索引
部のデータおよびトラックアクセス時のデータの読み取
り時ならびに音声信号再生時には、分周比切換装置12の
分周をなしとして、索引部のデータおよびトラックアク
セス時のデータ読み取りならびに音声信号再生時の読み
取りの速度を高速化することができる。
光ディスクとしてのコンパクトディスク15には、再生さ
れるべきデータ、即ち音声データと、索引部のデータ
と、トラックデータ、即ち曲数等とが記録されている。
コンパクトディスク15は、スピンモータ2によって回転
駆動される。コンパクトディスク15に記録されているデ
ータは、光ピックアップ3によって読み取られる。光ピ
ックアップ3により読み取られたデータは、プリアンプ
4により、コンパクトディスク15からのサーボ情報と書
き込まれている音声情報に分けられる。
サーボ情報は、サーボアンプ13により適正な補償が行な
われ、サーボライブアンプ14を介して光ピックアップ3
およびスピンモータ2に与えられ、光ピックアップ3お
よびスピンモータ2の制御が行なわれ、これによって、
データ読み取りの制御(フォーカス制御、トレース制
御)が行なわれる。
一方、音声情報は、信号処理装置5に入力され、音声デ
ジタル信号と演奏時間等の付随情報とに分離され、ま
た、整理、エラーの訂正等が行なわれる。また、信号処
理装置5は、分周比切換装置12から入力される第1基準
クロックまたは第2基準クロックに応じて信号処理を行
なうとともに、これらの基準クロックと入力データの速
度差を検出し、そのエラー信号によりサーボアンプ13、
サーボドライブアンプ14を介してスピンモータ2を制御
する。
音声デジタル信号は、分周比切換装置12からの第1基準
クロックまたは第2基準クロックに応じた一定速で信号
処理装置5からD/Aコンバータ6に入力され、ローパス
フィルタ7、音声出力用アンプ8を介して音声信号出力
端子9よりアナログ音声信号として出力される。また、
信号処理装置5から出力された演奏時間等の付随情報
は、マイクロコンピュータ10に入力され、図示しない表
示器に表示される。
マイクロコンピュータ10は、使用者からのPLAY、STOP、
FF、REW等というキー操作による命令を受け付け、サー
ボアンプ13をコントロールし、トラックサーチ、プレ
イ、ストップ等を行なう。また、マイクロコンピュータ
10は、分周比切換装置12に命令を与え、これによって、
分周比切換装置12から第1基準クロックまたは第2基準
クロックが信号処理装置5に与えられる。
コンパクトディスク15を再生する場合、第2図のフロー
チャートに示すように、再生されるべきデータの読み取
りにあたって、ステップm1において高速モードに入り、
クロックを第2基準クロックに設定する。即ち、マイク
ロコンピュータ10は分周比切換装置12に分周なしの指令
を与える。ステップm2において索引部のデータを読み取
る。ステップm3において再生指定、例えばPLAYキーが押
されたか、が判断される。押されていなければステップ
m3を繰り返す。押されていればステップm4に移る。ステ
ップm4においてトラックアクセスを行なう。ステップm5
においてトラックサーチが完了したか判断される。完了
していなければ、ステップm4に戻り完了するまで繰り返
す。完了していれば、ステップm6に移る。
ステップm6では、高速モードの指定がなされたか判断さ
れる。指定がされていれば、高速モードのままステップ
m7に移り再生されるべきデータが第2基準クロックで再
生される。
ステップm7で高速モードの指定がされていなければ、ス
テップm8に移り、通常モードに入りクロックを第1基準
クロックに設定する。即ち、マイクロコンピュータ10
は、分周比切換装置12に分周ありの指令を与える。ステ
ップm8に移り再生されるべきデータが第1基準クロック
で再生される。
従って、この実施例では、索引部のデータの読み取りを
従来に比べて常に高速に行なうことができる。また、通
常モードで再生されるべきデータを再生する場合におい
ても、この実施例では、トラックアクセス時のデータの
読み取りを常に高速モードで読み取っているので、従来
に比べて高速に行なうことができる。
なお、本発明の他の実施例として、基準クロック発生装
置11の基準クロックを変え分周比切換装置12の分周比を
変えるようにしてもよい。
また、本発明は、コンパクトディスク再生装置だけでな
く、CD−ROM再生装置、ビデオディスク再生装置等の他
の光ディスク再生装置においても、実施することができ
る。
<発明の効果> 以上のことから、本発明によれば、通常モードにおける
再生されるべきデータの読み取り時のみ第1基準クロッ
クになり、従って、高速モードの機能を十分に発揮し、
索引部のデータの読み取りおよびトラックアクセス時の
データ読み取り短時間で処理し、再生されるべきデータ
が再生されるまでの待ち時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のコンパクトディスク再生装
置のブロック回路図であり、第2図はその動作を説明す
るためのフローチャートであり、第3図は従来のコンパ
クトディスク再生装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。 1……コンパクトディスク再生装置 5……信号処理装置 10……マイクロコンピュータ 11……基準クロック発生装置 12……分周比切換装置 15……コンパクトディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに記録されている索引部のデー
    タ、トラックアクセス時のデータおよび再生対象データ
    を読み取る手段と、 読取手段からの出力信号を、第1基準クロックによる通
    常モードまたは第1基準クロックの発振周波数を超える
    周波数で発振する第2基準クロックによる高速モードの
    いずれか一方で選択的に信号処理する信号処理手段と、 再生対象データの読み取りにあたって、索引部のデータ
    およびトラックアクセス時のデータの信号処理手段によ
    る信号処理を高速モードで行わせるように設定し、再生
    対象データの信号処理手段による信号処理を、オペレー
    タにより指定される通常モードまたは高速モードのいず
    れか一方のモードで行わせるように設定する制御手段
    と、 を備えていることを特徴とする光ディスク再生装置。
JP63264985A 1988-10-20 1988-10-20 光ディスク再生装置 Expired - Fee Related JPH0736256B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH09106613A (ja) * 1995-10-06 1997-04-22 Sony Corp ディスク再生装置

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JPS5977606A (ja) * 1982-10-25 1984-05-04 Sony Corp デジタルデイスク再生装置

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