JP2613775B2 - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は感熱記録材料に関し、特に画像安定性の良好
な感熱記録材料に関する。
〔従来技術〕
感熱記録材料は一般に、紙、合成紙、プラスチックフ
ィルム等の支持体上に発色剤として無色又は淡色の発色
性染料及びこれを熱時発色しせめる顕色剤からなる発色
系を主成分とする感熱発色層を設けたもので、熱ペン、
熱ヘッド、レーザー光、ストロボランプ等で加熱するこ
とにより発色画像が得られる。この記録材料は他の記録
材料と比べて現像、定着等の煩雑な処理を施すことな
く、比較的簡単な装置で短時間に記録が得られること、
騒音の発生及び環境汚染が少ないこと、コストが安いこ
となどの利点により、図書、文書などの複写に用いられ
る他、電子計算機、ファクシミリ、券売機、ラベル、レ
コーダー等の種々の記録材料として有用である。
感熱記録材料に用いられる発色性染料としては、例え
ばラクトン、ラクタム又はスピロピラン環を有する無色
又は淡色のロイコ染料が、また顕色剤としては従来から
有機酸、フェノール性物質等が用いられている。この発
色剤と顕色剤を用いた記録材料は、画像濃度が高く且つ
地肌の白色度が高いことから広く利用されているが、近
年感熱記録方式の需要が増大するにつれて感熱記録材料
の品質向上に対する要求が高まってきており、特に記録
画像の信頼性が重視される分野では、油脂類、プラスチ
ック等に含まれる可塑剤等に対して安定性の高い画像を
与えることが感熱記録材料の必須な条件となっている。
従来記録画像の安定性を高めるために、例えば耐水及
び耐薬品性の樹脂を大量含有させた感熱発色層、熱若し
くは光によって硬化する樹脂を含有させた感熱発色層又
は表面に樹脂保護層を形成させたもの等が提案されてい
るが、処理が煩雑化してコスト高となる上、熱応答性を
低下させてしまうという問題がある。
一方顕色剤を改良して画像の安定性を高める提案とし
て、特開昭58−20493号、同58−82788号、同59−96991
号、同60−13852号各公報等にビスフェノールSの誘導
体を用いる方法、特開昭58−160191号公報にトリスフェ
ノール類を用いる方法、また特開昭57−6795号、同61−
47292号公報等にカルボン酸金属塩を用いる方法等があ
るが、何れも地肌着色、地肌変色、可塑剤や溶剤等によ
る地肌発色あるいは油、可塑剤に対する画像安定性等の
点で充分なものであるとは言い難い。
〔目的〕
本発明の目的は、発色画像の安定性に優れ、しかも地
肌白色度が高く、且つ地肌部安定性にも優れた感熱記録
材料を提供することにある。
〔構成〕 本発明によれば、ロイコ染料と該ロイコ染料を接触時
発色せしめる顕色剤との間の発色反応を利用した感熱記
録材料において、該顕色剤として一般式 (式中、X及びYは夫々独立にハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基又はアルケニル基を示し、Rはアルキ
レン基、アルケニレン基、エーテル結合を1若しくは2
個有するアルキレン基、水酸基を有するアルキレン基、
アラルキレン基又はフェニレン基を示し、m及びnは夫
々独立に1〜3の整数を示す。) で表わされるフェノール性化合物を用いたことを特徴と
する感熱記録材料が提供される。
本発明の感熱記録材料は、顕色剤として前記フェノー
ル性化合物を使用したことにより、画像安定性に優れる
と共に、地肌部の安定性にも優れたものとなる。
以下に本発明で使用するフェノール性化合物の具体例
を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明において用いられるロイコ染料は単独又は2種
以上混合して適用されるが、このようなロイコ染料とし
ては、この種の感熱材料に適用されているものが任意に
適用され、例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン
系、フエノチアジン系、オーラミン系、スピロピラン
系、インドリノフタリド系等の染料のロイコ化合物が好
ましく用いられる。このようなロイコ染料の具体例とし
ては、例えば、以下に示すようなものが挙げられる。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリ
ド、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
エチルアミノフタリド、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、 3,3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリ
ド、 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、 3−N−メチル−N−イソブチル−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、 3−N−エチル−N−イソアミル−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオ
ラン、 3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、 2−{N−(3′−トリフルオルメチルフェニル)ア
ミノ}−6−ジエチルアミノフルオラン、 2−{3,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−ク
ロルアニリノ)キサンチル}安息香酸ラクタム、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリク
ロロメチルアニリノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フ
ルオラン、 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フ
ルオラン、 3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、 3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2′,4′−
ジメチルアニリノ)フルオラン、 3−(N,N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−
(N,N−ジベンジルアミノ)フルオラン、 ベンゾイルロイコメチレンブルー、 6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾインドリノ−
ピリロスピラン、 6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベンゾインドリノ−
ピリロスピラン、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−クロルフェニ
ル)フタリド、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−ニトロフェニ
ル)フタリド、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−メチルフェニ
ル)フタリド、 3−(2′−メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2′−ヒドロキシ−4′−クロル−5′−
メチルフェニル)フタリド、 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロ
メチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフ
ルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジ
ル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−(ジ−p−クロルフェニル)メ
チルアミノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニ
ルエチルアミノ)フルオラン、 3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フ
ェニルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−メトキシカルボニル
フェニルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニ
ルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、 2−クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−
(p−n−ブチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−メチル−N−イソプロピルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、 3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレンスピロ(9,
3′)−6′−ジメチルアミノフタリド、 3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)−
5、6−ベンゾ−7−α−ナフチルアミノ−4′−ブロ
モフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−アニリノフル
オラン、 3−N−エチル−N−(2−エトキシプロピル)アミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、 3−N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノ−
4′、5′−ベンゾフルオラン等。
また本発明においては、前記一般式で表わされる顕色
剤を用いるが、必要に応じ、他の顕色剤を併用すること
ができ、この場合併用される顕色剤としては、前記ロイ
コ染料を接触時発色させる電子受容性の種々の化合物、
例えばフェノール性化合物、チオフェノール性化合物、
チオ尿素誘導体、有機酸及びその金属塩等が好ましく適
用され、その具体例としては以下に示すようなものが挙
げられる。
4,4′−イソプロピリデンビスフェノール、 4,4′−イソプロピリデンビス(o−メチルフェノー
ル)、 4,4′−セカンダリーブチリデンビスフェノール 4,4′−イソプロピリデンビス(2−ターシャリーブ
チルフェノール)、 4,4′−シクロヘキシリデンジフェノール、 4,4′−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノー
ル)、 2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−ターシャリ
ーブチルフェノール)、 2,2′−メチレンビス(4−エチル−6−ターシャリ
ーブチルフェノール)、 4,4′−ブチリデンビス(6−ターシャリーブチル−
2−メチルフェノール)、 1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−
ターシャリーブチルフェニル)ブタン、 1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−
シクロヘキシルフェニル)ブタン、 4,4′−チオビス(6−ターシャリーブチル−2−メ
チルフェノール)、 4,4′−ジフェノールスルホン、 4−イソプロポキシ−4′−ヒドロキシジフェニルス
ルホン、 4−ベンジロキシ−4′−ヒドロキシジフェニルスル
ホン、 4,4′−ジフェノールスルホキシド、 P−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル、 P−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、 プロトカテキユ酸ベンジル、 没食子酸ステアリル、 没食子酸ラウリル、 没食子酸オクチル、 1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジ
オキサヘプタン、 1,5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オ
キサペンタン、 1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−プロパ
ン、 1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−2−ヒ
ドロキシプロパン、 N,N′−ジフェニルチオ尿素、 N,N′−ジ(m−クロロフェニル)チオ尿素、 サリチルアニリド、 5−クロロ−サリチルアニリド、 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、 2−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸、 1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、 ヒドロキシナフトエ酸の亜鉛、アルミニウム、カルシ
ウム等の金属塩、 ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチルエステ
ル、 ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ベンジルエス
テル、 1,3−ビス(4−ヒドロキシクミル)ベンゼン、 1,4−ビス(4−ヒドロキシクミル)ベンゼン、 2,4′−ジフェノールスルホン、 3,3′−ジアリル−4,4′−ジフェノールスルホン、 3,4−ジヒドロキシ−4′−メチルジフェニスルホ
ン、 α,α−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−α−メチ
ルトルエン、 チオシアン酸亜鉛のアンチピリン錯体、 テトラブロモビスフェノールA、 テトラブロモビスフェノールS等。
本発明の感熱記録材料を製造するには、ロイコ染料、
顕色剤及び補助成分を支持体上に結合支持させればよ
い。この場合の結合剤としては、慣用の種々の結合剤を
適宜用いることができ、その具体例としては、例えば、
以下のものが挙げられる。
ポリビニルアルコール、殿粉及びその誘導体、メトキ
シセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロ
ース等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポ
リビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル酸エス
テル共重合体、アクリルアミド/アクリル酸エステル/
メタクリル酸三元共重合体、ステレン/無水マレイン酸
共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共
重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルジン酸ソ
ーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子の他、ポリ
酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸エステル、
ポリメタクリ酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重
合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体等のエマルジョン
やスチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/ブタジエ
ン/アクリル系共重合体等のラテックス等。
また、本発明においては、必要に応じ、この種の感熱
記録材料に慣用される補助添加成分、例えば、填料、界
面活性剤、熱可融性物質(又は滑剤)等を併用すること
ができる。この場合、填料としては、例えば、炭酸カル
シウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミ
ニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレー、タルク、
表面処理されたカルシウムやシリカ等の無機系微粉末の
他、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共
重合体、ポリスチレン樹脂等の有機系の微粉末を挙げる
ことができる。また熱可融性物質としては、例えば、ス
テアリン酸、ベヘン酸等の脂肪酸類、ステアリン酸アミ
ド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アミド類、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カ
ルシウム、パルミチン酸亜鉛、ベヘン酸亜鉛等の脂肪酸
金属塩類、p−ベンジルビフェニル、ターフェニル、ト
リフェニルメタン、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジ
ル、β−ベンジルオキシナフタレン、β−ナフトエ酸フ
ェニルエステル、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェ
ニルエステル、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸メチル
エステル、ジフェニルカーボネート、テレフタル酸ジベ
ンジルエステル、テレフタル酸ジメチルエステル、1,4
−ジメトキシナフタレン、1,4−ジエトキシナフタレ
ン、1,4−ジベンジルオキシナフタレン、1,2−ビス(フ
ェノキシ)エタン、1,2−ビス(3−メチルフェノキ
シ)エタン、1,2−ビス(4−メチルフェノキシ)エタ
ン、1,4−ビス(フェノキシ)ブタン、1,4−ビス(フェ
ノキシ)−2−ブテン、ジベンゾイルメタン、1,4−ビ
ス(フェニルチオ)ブタン、1,4−ビス(フェニルチ
オ)−2−ブテン、1,3−ビス(2−ビニルオキシエト
キシ)ベンゼン、1,4−ビス(2−ビニルオキシエトキ
シ)ベンゼン、p−(2−ビニルオキシエトキシ)ビフ
ェニル、p−アリールオキシビフェニル、p−プロパギ
ルオキシビフェニル、ジベンゾイルオキシメタン、1,3
−ジベンゾイルオキシプロパン、ジベンジルジスルフィ
ド、1,1−ジフェニルエタノール、1,1−ジフェニルプロ
パノール、p−(ベンジルオキシ)ベンジルアルコー
ル、1,3−ジフェノキシ−2−プロパノール、N−オク
タデシルカルバモイル−p−メトキシカルボニルベンゼ
ン、N−オクタデシルカルバモイルベンゼン等が挙げら
れる。
〔効果〕
顕色剤として前記フェノール性化合物を用いた本発明
の感熱記録材料は、画像部及び地肌部の安定性が極めて
高く、実用性の高いものである。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
なお、以下に示す部及び%はいずれも重量基準である。
実施例1〜9及び比較例 下記の混合物をそれぞれ磁性ボールミル中で2日間粉
砕して〔A液〕、〔B液〕及び〔C液〕を調製した。
〔A液〕
3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 20部 ポリビニルアルコールの10%水溶液 20部 水 60部 〔B液〕 表−1中の顕色剤 20部 ポリビニルアルコールの10%水溶液 20部 水 60部 〔C液〕 炭酸カルシウム 20部 メチルセルロースの5%水溶液 20部 水 60部 次に〔A液〕10部、〔B液〕30部、〔C液〕30部及び
イソブチレン/無水マレイン酸共重合体の20%アルカリ
水溶液10部を混合して感熱発色層形成液とし、これを坪
量50g/m2の上質紙上に乾燥後の染料付着量が0.5g/m2
なるように塗布乾燥して感熱発色層を設けた後、更にそ
の表面平滑度が500〜600秒になるよう層表面をカレンダ
ー掛けして感熱記録材料を作成した。
以上のようにして得た感熱記録材料について、東洋精
機製作所製、熱傾斜試験機を用いて温度180℃、圧力2kg
/cm2、1秒の条件で印字し、その印字濃度をマクベス濃
度計R−914(フィルター:W−106)で測定した。次に印
字後のサンプルについて、耐可塑剤性、耐油性及び耐ア
ルコール性を試験した。これらの試験は、夫々可塑剤
(アジピン酸ジオクチル)、綿実油及びエチルアルコー
ルを脱脂綿でサンプルに塗布し、24時間放置した後の画
像部及び地肌部の濃度を測定した。これらの結果を表−
1に示す。
表−1から明らかなように、本発明の感熱記録材料は
画像部及び地肌部の安定性に優れた極めて実用性の高い
ものであることが判る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロイコ染料と該ロイコ染料を接触時発色せ
    しめる顕色剤との間の発色反応を利用した感熱記録材料
    において、該顕色剤として一般式 (式中、X及びYは夫々独立にハロゲン原子、アルキル
    基、アルコキシ基又はアルケニル基を示し、Rはアルキ
    レン基、アルケニレン基、エーテル結合を1若しくは2
    個有するアルキレン基、水酸基を有するアルキレン基、
    アラルキレン基又はフェニレン基を示し、m及びnは夫
    々独立に1〜3の整数を示す。) で表わされるフェノール性化合物を用いたことを特徴と
    する感熱記録材料。
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