JP2612259B2 - 画像記録装置および画像記録方法 - Google Patents
画像記録装置および画像記録方法Info
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- JP2612259B2 JP2612259B2 JP61197206A JP19720686A JP2612259B2 JP 2612259 B2 JP2612259 B2 JP 2612259B2 JP 61197206 A JP61197206 A JP 61197206A JP 19720686 A JP19720686 A JP 19720686A JP 2612259 B2 JP2612259 B2 JP 2612259B2
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- JP
- Japan
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- color
- print heads
- image
- head
- temperature
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
- B41J2/2107—Ink jet for multi-colour printing characterised by the ink properties
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像記録装置にかかわり、さらに詳細には、
複数色のインクを印字することによりカラー画像を形成
する画像記録装置および画像記録方法に関するものであ
る。
複数色のインクを印字することによりカラー画像を形成
する画像記録装置および画像記録方法に関するものであ
る。
従来、微小な径のノズルからインクを噴射させて画像
形成を行なうインクジェット記録装置がよく知られてい
る。インクジェット記録装置は、複数色のインクを重ね
合わせて印字させることによりカラー画像を得ることが
容易であるため、カラー画像記録装置として広く用いら
れている。
形成を行なうインクジェット記録装置がよく知られてい
る。インクジェット記録装置は、複数色のインクを重ね
合わせて印字させることによりカラー画像を得ることが
容易であるため、カラー画像記録装置として広く用いら
れている。
第4図は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のイン
クを重ね合わせることによりカラー画像を得る場合のイ
ンクジェットヘッドの走査方法を示している。
クを重ね合わせることによりカラー画像を得る場合のイ
ンクジェットヘッドの走査方法を示している。
図中1A,1B,1Cは、マルチノズルヘッドでそれぞれ距離
dを保って配列され、オリフィス2からインクを吐出し
ながら記録紙3上を矢印4の方向に速度υで走査され
る。ヘッド1Aはイエローインク用、1Bはマゼンタインク
用、1Cはシアンインク用であり、記録紙3上で、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの順に印字されていく。
dを保って配列され、オリフィス2からインクを吐出し
ながら記録紙3上を矢印4の方向に速度υで走査され
る。ヘッド1Aはイエローインク用、1Bはマゼンタインク
用、1Cはシアンインク用であり、記録紙3上で、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの順に印字されていく。
第5図は、このようなインクジェット記録装置の画像
信号処理のブロック図である。
信号処理のブロック図である。
イエロー、マゼンタ、シアンの3色の画像濃度を示す
入力信号5a〜5cは、処理部6に入力され、マスキング処
理等の色処理を施された後、階調補正部7に入力され、
γ補正が行なわれる。補正後、3色信号のうち、イエロ
ー信号はそのまま記録ヘッド9Aに送られるが、マゼンタ
信号及びシアン信号はそれぞれバッファー8A,8Bに一度
記憶された後、記録ヘッドの走査方向の間隔dに相当す
る時間分、すなわち、マゼンタ信号は、d/υ、シアン信
号は2d/υだけ遅らせて、ヘッド9B、9Cに送られる。
入力信号5a〜5cは、処理部6に入力され、マスキング処
理等の色処理を施された後、階調補正部7に入力され、
γ補正が行なわれる。補正後、3色信号のうち、イエロ
ー信号はそのまま記録ヘッド9Aに送られるが、マゼンタ
信号及びシアン信号はそれぞれバッファー8A,8Bに一度
記憶された後、記録ヘッドの走査方向の間隔dに相当す
る時間分、すなわち、マゼンタ信号は、d/υ、シアン信
号は2d/υだけ遅らせて、ヘッド9B、9Cに送られる。
この結果、イエロー、マゼンタ、シアンの各色インク
が、記録紙3上の同一の場所に印字され、カラー画像が
再現される。
が、記録紙3上の同一の場所に印字され、カラー画像が
再現される。
このようなインクジェット記録装置では、ヘッドが駆
動により発熱し、印字を続けるとヘッドが昇温してしま
う。一般にインクの粘度は温度が上昇すれば低下する
が、ヘッドからのインクの吐出量は粘度が低いほど多く
なる。
動により発熱し、印字を続けるとヘッドが昇温してしま
う。一般にインクの粘度は温度が上昇すれば低下する
が、ヘッドからのインクの吐出量は粘度が低いほど多く
なる。
また、記録紙上でのインクのにじみ量も、インクの粘
度が低いほど大きくなる。このため、ヘッドの昇温によ
り記録紙上のドット面積が大きくなり画像濃度が上昇す
る 第6図は、この様子を説明するもので、ヘッド温度の
変化により、γ特性が変化することを示している。
度が低いほど大きくなる。このため、ヘッドの昇温によ
り記録紙上のドット面積が大きくなり画像濃度が上昇す
る 第6図は、この様子を説明するもので、ヘッド温度の
変化により、γ特性が変化することを示している。
このように、ヘッドの昇温により画像濃度及びγ特性
が変化する。また第4図のように、複数のヘッドから異
なる色のインクを吐出してカラー画像を形成する装置に
おいては、各ヘッドの昇温の様子は一様でなく、原稿に
よって各ヘッドの昇温の差が出てくる。例えば、青空を
背景とするような画像ではシアン用ヘッドの昇温が特に
著しく、夕日を背景とする画像ではシアン用ヘッドの昇
温が特に少ない。このような場合には、各色のγ特性に
差が出てくるため、昇温前と後とで、色バランスが変化
し、安定した色再現ができなくなるという欠点があっ
た。
が変化する。また第4図のように、複数のヘッドから異
なる色のインクを吐出してカラー画像を形成する装置に
おいては、各ヘッドの昇温の様子は一様でなく、原稿に
よって各ヘッドの昇温の差が出てくる。例えば、青空を
背景とするような画像ではシアン用ヘッドの昇温が特に
著しく、夕日を背景とする画像ではシアン用ヘッドの昇
温が特に少ない。このような場合には、各色のγ特性に
差が出てくるため、昇温前と後とで、色バランスが変化
し、安定した色再現ができなくなるという欠点があっ
た。
特にインクをヒーターで加熱し、その熱エネルギーで
吐出させるものは、このような不都合が著しい。
吐出させるものは、このような不都合が著しい。
本発明は、上述した従来の欠点を除去し、それぞれ異
なる色のインクを吐出する複数の印字ヘッドの状態を印
字ヘッド毎に検出することにより、その検出結果に基づ
き、印字ヘッド毎に良好な色処理を行うことができる画
像記録装置および画像記録方法を提供することを目的と
する。
なる色のインクを吐出する複数の印字ヘッドの状態を印
字ヘッド毎に検出することにより、その検出結果に基づ
き、印字ヘッド毎に良好な色処理を行うことができる画
像記録装置および画像記録方法を提供することを目的と
する。
このような目的を達成するために、本発明の画像記録
装置は、複数の印字ヘッドからそれぞれ異なる色のイン
クを吐出させることによりカラー画像を形成する画像記
録装置において、複数の色成分信号を入力する入力手段
と、前記入力手段により入力された複数の色成分信号の
組み合わせに基づく色処理を行い、前記複数の印字ヘッ
ドのそれぞれに対応する印字色データを出力する色処理
手段と、前記複数の印字ヘッドのそれぞれの温度を検知
する温度検知手段と、該温度検知手段による前記複数の
印字ヘッドのそれぞれについての検知結果に応じて前記
色処理手段における色処理特性を前記印字ヘッド毎に変
化させる手段とを有することを特徴とする。
装置は、複数の印字ヘッドからそれぞれ異なる色のイン
クを吐出させることによりカラー画像を形成する画像記
録装置において、複数の色成分信号を入力する入力手段
と、前記入力手段により入力された複数の色成分信号の
組み合わせに基づく色処理を行い、前記複数の印字ヘッ
ドのそれぞれに対応する印字色データを出力する色処理
手段と、前記複数の印字ヘッドのそれぞれの温度を検知
する温度検知手段と、該温度検知手段による前記複数の
印字ヘッドのそれぞれについての検知結果に応じて前記
色処理手段における色処理特性を前記印字ヘッド毎に変
化させる手段とを有することを特徴とする。
本発明の画像記録方法は、複数の印字ヘッドからそれ
ぞれ異なる色のインクを吐出させることによりカラー画
像を形成する画像記録方法において、複数の色成分信号
を入力する入力工程と、入力された前記複数の色成分信
号の組み合わせに基づく色処理を行い、前記複数の印字
ヘッドのそれぞれに対応する印字色データを出力する色
処理工程と、前記複数の印字ヘッドのそれぞれの温度を
検知する検知工程とを有し、検知された前記複数の印字
ヘッドのそれぞれの温度に応じて前記色処理工程におけ
る色処理特性を前記印字ヘッド毎に変化させることを特
徴とする。
ぞれ異なる色のインクを吐出させることによりカラー画
像を形成する画像記録方法において、複数の色成分信号
を入力する入力工程と、入力された前記複数の色成分信
号の組み合わせに基づく色処理を行い、前記複数の印字
ヘッドのそれぞれに対応する印字色データを出力する色
処理工程と、前記複数の印字ヘッドのそれぞれの温度を
検知する検知工程とを有し、検知された前記複数の印字
ヘッドのそれぞれの温度に応じて前記色処理工程におけ
る色処理特性を前記印字ヘッド毎に変化させることを特
徴とする。
本発明によれば、複数の印字ヘッドのそれぞれの温度
を検知し、検知された複数の印字ヘッドのそれぞれの温
度に応じて色処理特性を印字ヘッド毎に変化させるよう
にしたので、印字ヘッド毎の温度変化に応じて、印字ヘ
ッド毎の色処理特性を良好に制御することができ、カラ
ーバランスが安定したカラー画像を再生すすることがで
きる。
を検知し、検知された複数の印字ヘッドのそれぞれの温
度に応じて色処理特性を印字ヘッド毎に変化させるよう
にしたので、印字ヘッド毎の温度変化に応じて、印字ヘ
ッド毎の色処理特性を良好に制御することができ、カラ
ーバランスが安定したカラー画像を再生すすることがで
きる。
以下、図面を参照し、実施例によって本発明を説明す
る。
る。
第1図に本発明の画像記録装置の一実施例における画
像処理部のブロック図を、第2図に本発明の実施例の概
略図を示す。
像処理部のブロック図を、第2図に本発明の実施例の概
略図を示す。
第2図においてイエロー用ヘッド10A、マゼンタ用ヘ
ッド10B、シアン用ヘッド10Cは、それぞれインク供給管
11A、11B、11Cによりインクを供給され、矢印方向に走
査されながら、記録紙12上に印字を行いカラー画像を形
成する。各ヘッドには例えばサーミスタ等の温度検知素
子13A、13B、13Cが取り付けられており、各ヘッドの温
度信号14a〜14cを画像処理部15に入力する。
ッド10B、シアン用ヘッド10Cは、それぞれインク供給管
11A、11B、11Cによりインクを供給され、矢印方向に走
査されながら、記録紙12上に印字を行いカラー画像を形
成する。各ヘッドには例えばサーミスタ等の温度検知素
子13A、13B、13Cが取り付けられており、各ヘッドの温
度信号14a〜14cを画像処理部15に入力する。
第1図は、本実施例の画像処理部のブロック図であ
る。
る。
図示しない読取部又は画像データ記憶部から入力し
た、イエロー、マゼンタ、シアンの各色信号16a
(Y)、16b(M)、16c(C)は色処理部17に入力し、
マスキング等の色処理が行なわれる。マスキングは、入
力信号Y.M.Cに対して、 Y′=a11Y−a12M−a13C (1) M′=−a21Y+a22M−a23C (2) C′=−a31Y−a32M+a33C (3) となるような処理を行ない、色補正するものである。マ
スキングにより色補正された信号は、続いてγ補正部18
に入力し階調補正された後、図示されていないヘッドに
送られ、インクが印字されて画像が形成される。
た、イエロー、マゼンタ、シアンの各色信号16a
(Y)、16b(M)、16c(C)は色処理部17に入力し、
マスキング等の色処理が行なわれる。マスキングは、入
力信号Y.M.Cに対して、 Y′=a11Y−a12M−a13C (1) M′=−a21Y+a22M−a23C (2) C′=−a31Y−a32M+a33C (3) となるような処理を行ない、色補正するものである。マ
スキングにより色補正された信号は、続いてγ補正部18
に入力し階調補正された後、図示されていないヘッドに
送られ、インクが印字されて画像が形成される。
一方、各ヘッドの温度信号14a、14b、14cは、A/D変換
器19A〜19Cによりデジタル信号に変換された後、色処理
部17に係数選択信号20a〜20cとして入力する。
器19A〜19Cによりデジタル信号に変換された後、色処理
部17に係数選択信号20a〜20cとして入力する。
色処理部17は、係数選択信号によって、前述のマスキ
ング方程式(1)〜(3)式の係数を切換える。
ング方程式(1)〜(3)式の係数を切換える。
第3図は、本発明のマスキング処理演算回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
3色のデジタル信号16a〜16cは、それぞれ係数ROM21
A、21B、21Cに入力し、それぞれ係数a11、−a12、−a13
を乗じた信号22a〜22cを出力する。係数ROM21A、21B、2
1Cは入力信号をアドレスデータとし、各アドレスに係数
を乗じた値を記憶させたもので、これにより、入力に係
数を乗じた信号が得られる。3つの係数ROMのうち、21A
は、係数を数種類用意してあり、外部からの選択信号に
よって係数を切換えられるようになっている。選択信号
としては、イエロー用ヘッドの温度信号をA/D変換した
信号20aが入力し、これに応じて係数a11が切換えられ
る。
A、21B、21Cに入力し、それぞれ係数a11、−a12、−a13
を乗じた信号22a〜22cを出力する。係数ROM21A、21B、2
1Cは入力信号をアドレスデータとし、各アドレスに係数
を乗じた値を記憶させたもので、これにより、入力に係
数を乗じた信号が得られる。3つの係数ROMのうち、21A
は、係数を数種類用意してあり、外部からの選択信号に
よって係数を切換えられるようになっている。選択信号
としては、イエロー用ヘッドの温度信号をA/D変換した
信号20aが入力し、これに応じて係数a11が切換えられ
る。
信号22a〜22cは、加算器23で加算され、(1)式の演
算を終了する。
算を終了する。
また、(2)、(3)式についても同様の構成で演算
が行なわれ、マゼンタ用ヘッドの温度信号に応じて
(2)式の係数a22が、シアン用ヘッドの温度に応じて
(3)式の係数a33が切換えられる。
が行なわれ、マゼンタ用ヘッドの温度信号に応じて
(2)式の係数a22が、シアン用ヘッドの温度に応じて
(3)式の係数a33が切換えられる。
切換えられる各係数の値は、ヘッドの温度が高いほど
小さくなるように設定しておく。
小さくなるように設定しておく。
例えば、シアン用ヘッドが特に昇温が激しくなった場
合、従来例では、画像の色相がシアンが強調される方向
にシフトしていくが、本発明によれば、シアン用ヘッド
の昇温に伴って(3)式のa33の値が小さくなり、シア
ンの印字信号が減少するため、色相の安定した画像が得
られる。
合、従来例では、画像の色相がシアンが強調される方向
にシフトしていくが、本発明によれば、シアン用ヘッド
の昇温に伴って(3)式のa33の値が小さくなり、シア
ンの印字信号が減少するため、色相の安定した画像が得
られる。
上述した実施例では、ヘッドの温度に応じて切換える
係数を(1)式のa11、(2)式のa22、(3)式のa33
としたが、a11を減少させるかわりにa12、a13を増すな
ど、他の係数を切換えてもかまわない。
係数を(1)式のa11、(2)式のa22、(3)式のa33
としたが、a11を減少させるかわりにa12、a13を増すな
ど、他の係数を切換えてもかまわない。
また色処理部で行なわれる処理は、線型マスキングの
場合を例にとり説明したが、非線型マスキング等、他の
色処理であってもヘッド温度に応じて、昇温の影響がな
くなる方向に係数を切換えるものであれば、本発明の範
囲に含まれる。
場合を例にとり説明したが、非線型マスキング等、他の
色処理であってもヘッド温度に応じて、昇温の影響がな
くなる方向に係数を切換えるものであれば、本発明の範
囲に含まれる。
また、前記実施例では、下色除去を行なわず、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの3色のみでカラー画像を記録す
るものについて説明したが、下色除去を行ない、ブラッ
クを加えた4色で記録するものについても、本発明は同
様に実施できる。この場合は、入力の3色信号に対し、 Y″=Y−a1′×min(Y.M.C) (4) M″=M−a2′×min(Y.M.C) (5) C″=C−a3′×min(Y.M.C) (6) なる演算を行ない、さらに、ブラック信号として、 Bk=a4′×min(Y.M.C) (7) なる演算を行なうが、ブラック用ヘッドの温度に応じて
a4′の値を切換えるようにすればよい。また、この場合
には、イエロー用、マゼンタ用、シアン用の各ヘッド温
度に応じてマスキング係数を切換えるかわりに、上記の
(4)〜(6)式の係数a1′〜a3′を切換えるようにし
てもよい。
ー、マゼンタ、シアンの3色のみでカラー画像を記録す
るものについて説明したが、下色除去を行ない、ブラッ
クを加えた4色で記録するものについても、本発明は同
様に実施できる。この場合は、入力の3色信号に対し、 Y″=Y−a1′×min(Y.M.C) (4) M″=M−a2′×min(Y.M.C) (5) C″=C−a3′×min(Y.M.C) (6) なる演算を行ない、さらに、ブラック信号として、 Bk=a4′×min(Y.M.C) (7) なる演算を行なうが、ブラック用ヘッドの温度に応じて
a4′の値を切換えるようにすればよい。また、この場合
には、イエロー用、マゼンタ用、シアン用の各ヘッド温
度に応じてマスキング係数を切換えるかわりに、上記の
(4)〜(6)式の係数a1′〜a3′を切換えるようにし
てもよい。
また、実施例においては全ヘッドの温度を検知した
が、イエローのように温度が変化してγ特性が変化して
も、画像の色相変化が目立ちにくいものに対しては、温
度検知を行なわない構成としてもよい。
が、イエローのように温度が変化してγ特性が変化して
も、画像の色相変化が目立ちにくいものに対しては、温
度検知を行なわない構成としてもよい。
要は、複数のヘッド温度を検知して、その結果に応じ
て色処理を切換えるものであればよい。
て色処理を切換えるものであればよい。
また、色処理の係数を切換えたが、色処理テーブルを
選択切換してもよい。
選択切換してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数の印字ヘ
ッドからそれぞれ異なる色のインクを吐出させることに
よりカラー画像を形成する場合に、複数の印字ヘッドの
それぞれの温度を検知し、検知された複数の印字ヘッド
のそれぞれの温度に応じて色処理特性を印字ヘッド毎に
変化させるようにしたので、印字ヘッド毎の温度変化に
応じて、印字ヘッド毎の色処理特性を良好に制御するこ
とができ、カラーバランスが安定したカラー画像を再生
することができる。
ッドからそれぞれ異なる色のインクを吐出させることに
よりカラー画像を形成する場合に、複数の印字ヘッドの
それぞれの温度を検知し、検知された複数の印字ヘッド
のそれぞれの温度に応じて色処理特性を印字ヘッド毎に
変化させるようにしたので、印字ヘッド毎の温度変化に
応じて、印字ヘッド毎の色処理特性を良好に制御するこ
とができ、カラーバランスが安定したカラー画像を再生
することができる。
第1図は本発明における画像処理部の実施例のブロック
図、 第2図は、本発明実施例のヘッド付近の概略図、 第3図は、本発明実施例のマスキング演算回路のブロッ
ク図、 第4図はカラーインクジェット装置のヘッドの配置及び
走査方法を示す概略図、 第5図は従来例の画像処理ブロック図、 第6図はヘッド温度を変化させた時のγ特性図である。 1A、1B、1C、9A、9B、9C、10A、10B、10C……ヘッド、 6……色処理部、 7……従来例のγ補正部、 13A、13B、13C……温度検知素子、 17……色処理部、 18……γ補正部、 21A、21B、21C……係数ROM。
図、 第2図は、本発明実施例のヘッド付近の概略図、 第3図は、本発明実施例のマスキング演算回路のブロッ
ク図、 第4図はカラーインクジェット装置のヘッドの配置及び
走査方法を示す概略図、 第5図は従来例の画像処理ブロック図、 第6図はヘッド温度を変化させた時のγ特性図である。 1A、1B、1C、9A、9B、9C、10A、10B、10C……ヘッド、 6……色処理部、 7……従来例のγ補正部、 13A、13B、13C……温度検知素子、 17……色処理部、 18……γ補正部、 21A、21B、21C……係数ROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−118269(JP,A) 特開 昭57−13855(JP,A) 特開 昭60−229771(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】複数の印字ヘッドからそれぞれ異なる色の
インクを吐出させることによりカラー画像を形成する画
像記録装置において、 複数の色成分信号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された複数の色成分信号の組み
合わせに基づく色処理を行い、前記複数の印字ヘッドの
それぞれに対応する印字色データを出力する色処理手段
と、 前記複数の印字ヘッドのそれぞれの温度を検知する温度
検知手段と、 該温度検知手段による前記複数の印字ヘッドのそれぞれ
についての検知結果に応じて前記色処理手段における色
処理特性を前記印字ヘッド毎に変化させる手段とを有す
ることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】複数の印字ヘッドからそれぞれ異なる色の
インクを吐出させることによりカラー画像を形成する画
像記録方法において、 複数の色成分信号を入力する入力工程と、 入力された前記複数の色成分信号の組み合わせに基づく
色処理を行い、前記複数の印字ヘッドのそれぞれに対応
する印字色データを出力する色処理工程と、 前記複数の印字ヘッドのそれぞれの温度を検知する検知
工程とを有し、検知された前記複数の印字ヘッドのそれ
ぞれの温度に応じて前記色処理工程における色処理特性
を前記印字ヘッド毎に変化させることを特徴とする画像
記録方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61197206A JP2612259B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 画像記録装置および画像記録方法 |
US07/087,918 US4829323A (en) | 1986-08-25 | 1987-08-21 | Color image recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61197206A JP2612259B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 画像記録装置および画像記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353046A JPS6353046A (ja) | 1988-03-07 |
JP2612259B2 true JP2612259B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16370583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61197206A Expired - Fee Related JP2612259B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 画像記録装置および画像記録方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4829323A (ja) |
JP (1) | JP2612259B2 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5905511A (en) * | 1985-04-15 | 1999-05-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus for accurately recording regardless of ambient temperature |
JPS6353045A (ja) * | 1986-08-25 | 1988-03-07 | Canon Inc | 画像記録装置 |
US4954889A (en) * | 1987-04-30 | 1990-09-04 | Nec Home Electronics Ltd. | Color masking circuit and color video printer using the same |
US4992863A (en) * | 1987-12-22 | 1991-02-12 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Colored image reading apparatus |
US5172223A (en) * | 1987-12-29 | 1992-12-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of processing a color image to obtain color and black reproduction signals |
JP2683126B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1997-11-26 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
US5610639A (en) * | 1989-02-14 | 1997-03-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a correction recording condition feature and related method |
JP2854318B2 (ja) | 1989-04-28 | 1999-02-03 | キヤノン株式会社 | 画像記録装置 |
JP2840323B2 (ja) * | 1989-09-28 | 1998-12-24 | キヤノン株式会社 | カラー画像記録装置 |
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