JP2612144B2 - 輸送容器のコーナ連結金具 - Google Patents

輸送容器のコーナ連結金具

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JP2612144B2
JP2612144B2 JP5282221A JP28222193A JP2612144B2 JP 2612144 B2 JP2612144 B2 JP 2612144B2 JP 5282221 A JP5282221 A JP 5282221A JP 28222193 A JP28222193 A JP 28222193A JP 2612144 B2 JP2612144 B2 JP 2612144B2
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開平 寺嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓋板との干渉を防止し
て容器の気密性を向上させた組立式の輸送容器のコーナ
連結金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用部品等の輸送に使用され
る輸送容器は箱形形状であって、容器の両側を構成する
がわパネルと、両端面を構成するつまパネルとで構成さ
れている。この従来の輸送容器は、がわパネルとつまパ
ネルの端部相互がコーナ連結金具で連結され補強されて
いる。また、容器の上端には蓋板が被冠し、この蓋板の
周縁部はがわパネルとつまパネルの上カマチ材に嵌合さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコーナ連結金具
は、がわパネルとつまパネルの上カマチ材の上面に配設
されていたり、コーナ連結金具の一部が上カマチ材の外
側面に係合していたりする。このため、容器上端に蓋板
を被冠させた時に、蓋板の下面と上カマチ材の上面との
間や、蓋板の周縁部内側面と上カマチ材の外側面との間
に、コーナ金具の板厚に相当する隙間が生じていた。
【0004】本発明の目的は、蓋板と上カマチ材との間
に隙間が生じない鋼板製輸送容器を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の輸送容器のコーナ連結金具は、輸送容器の
直交配置されたがわパネルとつまパネルの上端に固着さ
れた各上カマチ材の突合わせコーナ部の内側領域であっ
て、かつ、各上カマチ材の上面と同等高さ又は各上カマ
チ材の上面よりも僅かに低い高さで各上カマチ材と斜交
状態で配置される斜交部と、前記斜交部の両端に一体に
形成され、前記突合わせコーナ部の近傍の各上カマチ材
の内側面に各上カマチ材の長手方向に沿って夫々形成さ
れた一組のスリットに係脱可能に嵌入係止する一対の係
止部とを有する。
【0006】
【作用】本発明の連結金具によれば、がわパネル及びつ
まパネルをコーナ部でかみ合わせ、直ちにスリットに係
合させるだけで両パネルを連結することができるから、
組立作業を著しく簡易化すると共に、組立後容器をねじ
ろうとする外力に対し有効に補強具として作用し、組立
式輸送容器の剛性を高めることができる。
【0007】また、斜交部を各上カマチ材の上面と同等
高さ又は各上カマチ材の上面よりも僅かに低い高さで配
置したので、上カマチ材に被冠する蓋板の下面と斜交部
とが干渉することがなく、従って、上カマチ材と蓋板と
の間の隙間の発生を防止することができる。
【0008】さらに、斜交部は各上カマチ材の突合わせ
コーナ部の内側領域に配置しているので、蓋板周縁部と
上カマチ材の外側面との間の隙間の発生を防止すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る組立式輸送容器のコーナ
連結金具の実施例を、図1乃至図2を参照して説明す
る。
【0010】図1は、2枚のパネル材(1s)(1
e)、これらパネル材(1s)(1e)を立設する床構
造(20)、及び図2は、直交配置されたパネル材(1
s)(1e)の突合わせコーナ部を連結する連結金具
(30)を示す斜視図である。
【0011】パネル材は、がわパネル(1s)及びつま
パネル(1e)ともに、波形鋼板製であり、がわパネル
(1s)は、縦側縁にチャンネル形の第1の支柱(7)
を、つまパネル(1e)はL形の第2の支柱(7’)を
固着してある。パネル材の下端部分は波形を潰して変形
部(3)に形成され、変形部(3)の下に下カマチ材
(10)が固着されている。この下カマチ材(10)を床構
造(20)の周辺に設けたグリップ金具(24)に嵌め込む
だけで各パネルが立設され、つまパネル(1e)の第2
の支柱(7’)は、がわパネル(1s)の第1の支柱
(7)にかみ合わされる。(22)は底板である。なお、
グリップ金具(24)は足部材(21)に溶接又はネジ止め
等により固着されるもので、内側の直壁(25)と外側の
斜壁(27)とからなり、この間に前記下カマチ材(10)
が嵌め込まれて把持される。
【0012】パネル(1s)(1e)の上端には上カマ
チ材(8)が固着され、この上カマチ材(8)の内側面
に、図2のようにがわパネル(1s)とつまパネル(1
e)の端部間のコーナ部近傍において、上カマチ材の長
手方向沿いにスリット(29')(29')が形成されてい
る。このスリット(29')(29')は、上カマチ材(8)
(8)の内側面に帯状片(37)(37)を固着し、この帯
状片(37)(37)と上カマチ材(8)(8)との間に若
干の隙間を設けることにより形成する。ここで重要なこ
とは、帯状片(37)(37)の上端縁が上カマチ材(8)
の上面よりやや下側になるようにすることである。
【0013】パネル(1s)と(1e)のコーナ部の内
側領域には、各上カマチ材(8)(8)に対して斜交し
た斜交部(31'')を有するコーナ連結金具(30'')が配
設されている。このコーナ連結金具(30'')の両端部
は、前記スリット(29')(29')に係脱可能に嵌入係止
できるように、下方に向け直角に折曲された係止部(3
6')(36')とされている。
【0014】直交配置されたがわパネル(1s)とつま
パネル(1e)の上カマチ材(8)(8)の突合わせコ
ーナ部を連結するには、がわパネル(1s)の第1の支
柱(7)につまパネル(1e)の第2の支柱(7’)を
嵌め込んだ後、上記連結金具(30'')の各係止部(3
6')を各上カマチ材(8)のスリット(29')に夫々係
脱可能に嵌入係止させる。これにより、がわパネル(1
s)とつまパネル(1e)とが連結されると共に、各係
止部(36')が上カマチ材(8)の内側面に当接し、容
器を横方向から押し潰そうとする外力に耐えることがで
きる。
【0015】上記上カマチ材(8)(8)のスリット
(29')(29')に連結金具(30'')の係止部(36')(3
6')を嵌入係止させることにより、直交配置されたがわ
パネル(1s)とつまパネル(1e)の各上カマチ材
(8)(8)の突合わせコーナ部を連結する。このとき
連結金具(30'')の係止部(36')(36')が上カマチ材
(8)(8)の内側面に当接するので、容器の横方向か
ら作用する押し潰し力に耐え得る。また、連結金具(3
0'')は上カマチ材(8)(8)の上平面に突出しない
ので、容器の上に被冠する蓋板(図示せず)の下面を上
カマチ材(8)の上面に密着させることができ、かつ、
蓋板の周縁部内側面を上カマチ材(8)の外側面に密着
させることができ、容器内の防湿及び防錆効果を奏す
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の輸送容器のコーナ連結金具は、
各上カマチ材の突合わせコーナ部の内側領域であって、
かつ、各上カマチ材の上面と同等高さ又は各上カマチ材
の上面よりも僅かに低い高さで配置されているから、上
カマチ材の上面と蓋板の下面との間、および、上カマチ
材の外側面と蓋板の側部との間に殆ど隙間を生じさせ
ず、これによって湿気の侵入を最小限に抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鋼板製輸送容器の分解斜視図。
【図2】 連結金具の詳細を示す斜視図。
【符号の説明】
1s がわパネル 1e つまパネル 8、8 上カマチ材 29'、29' スリット 31'' 斜交部 36'、36' 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−154583(JP,A) 実開 昭53−45134(JP,U) 実公 昭51−13284(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送容器の直交配置されたがわパネルと
    つまパネルの上端に固着された各上カマチ材の突合わせ
    コーナ部の内側領域であって、かつ、各上カマチ材の上
    面と同等高さ又は各上カマチ材の上面よりも僅かに低い
    高さで各上カマチ材と斜交状態で配置される斜交部と、 前記斜交部の両端に一体に形成され、前記突合わせコー
    ナ部の近傍の各上カマチ材の内側面に各上カマチ材の長
    手方向に沿って夫々形成された一組のスリットに係脱可
    能に嵌入係止する一対の係止部とを有する輸送容器のコ
    ーナ連結金具。
JP5282221A 1993-11-11 1993-11-11 輸送容器のコーナ連結金具 Expired - Fee Related JP2612144B2 (ja)

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JPS5732112Y2 (ja) * 1976-09-17 1982-07-14
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