JPH07132933A - 輸送容器のコーナ連結金具 - Google Patents
輸送容器のコーナ連結金具Info
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- JPH07132933A JPH07132933A JP28222193A JP28222193A JPH07132933A JP H07132933 A JPH07132933 A JP H07132933A JP 28222193 A JP28222193 A JP 28222193A JP 28222193 A JP28222193 A JP 28222193A JP H07132933 A JPH07132933 A JP H07132933A
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Abstract
量単純化を実現する組立式輸送容器のコーナ連結金具を
提供する。 【構成】 輸送容器の直交配置されたがわパネル1sと
つまパネル1eの各上カマチ材8の突合わせコーナ部に
上カマチ材8と斜交状態で配置される斜交部31と、斜
交部31の両端に一体に形成され、かつ、上カマチ材8
の突合わせコーナ部の近傍に長手方向に沿って夫々形成
されたスリット29に係脱可能に嵌入係止する一対の係
止部32とを有するものである。
Description
ーナ連結金具に関するもので、比較的小数の部品から簡
易迅速に組立てられる組立式輸送容器、特に、波形鋼板
をがわパネル及びつまパネルとして用いた軽量で頑丈な
組立式輸送容器のコーナを簡易に連結すると共に、組立
てられた容器の剛性を高めるのに寄与するコーナ連結金
具に関するものである。
る輸送容器は、箱形形状であって、容器の両側を構成す
るがわパネルと、両端面を構成するつまパネルとで構成
され、がわパネル及びつまパネルを、例えば、平鋼板で
製作し、その内側に縦、横及び斜めに補強支材を施して
頑丈に作り上げたものである。
わたり、コスト高となる上に、一度組立てられたものは
分解が容易でなく、分解したら再組立が事実上不可能で
あるという問題がある。
パネルを、平鋼板でなく、波形鋼板で製作し、その波形
構造を利用して、特に、縦及び斜め補強支材の数を減少
させるようにした波形鋼板製輸送容器を先に開発した。
形鋼板製輸送容器は、部品数が少なく組立工数も少なく
てすみ簡易であるが、組上げた容器のコーナ部を連結す
る部材及び作業をさらに単純化することが望ましい。
発揮できるように、その組立作業を一層容易化すると共
に部品の軽量単純化を実現する輸送容器のコーナ連結金
具を提供することを目的としている。
め、本発明は、波形鋼板で製作されたがわパネル及びつ
まパネル等のような一定の厚みを有する容器壁部の上縁
に一対のスリットを上縁長さ方向沿いに設け、このスリ
ットに分離容易に係合する一対の係止部と、両係止部を
つなぐ斜交部とからなる、事実上一枚ものとして連続し
ているコーナピースをもってコーナ連結金具とするもの
である。
まパネルをコーナ部でかみ合わせ、直ちにスリットに係
合させるだけで両パネルを連結することができるから、
組立作業を著しく簡易化すると共に、組立後容器をねじ
ろうとする外力に対し有効に補強具として作用し、組立
式輸送容器の剛性を高めることができる。
結金具の実施例を図1乃至図4を参照して説明する。
s)(1e)、これらパネル材(1s)(1e)を立設
する床構造(20)、及び直交配置されたパネル材(1
s)(1e)の突合わせコーナ部を連結する連結金具
(30)を示す斜視図である。
パネル(1e)ともに、波形鋼板製であり、がわパネル
(1s)は、縦側縁にチャンネル形の第1の支柱(7)
を、つまパネル(1e)はL形の第2の支柱(7’)を
固着してある。パネル材の下端部分は波形を潰して変形
部(3)に形成され、変形部(3)の下に下カマチ材
(10)が固着されている。この下カマチ材(10)を床構
造(20)の周辺に設けたグリップ金具(24)に嵌め込む
だけで各パネルは立設され、つまパネル(1e)の第2
の支柱(7’)は、がわパネル(1s)の第1の支柱
(7)にかみ合わされる。(22)は底板である。なお、
グリップ金具(24)は足部材(21)に溶接又はネジ止め
等により固着されるもので、内側の直壁(25)と外側の
斜壁(27)とからなり、この間に前記下カマチ材(10)
が嵌め込まれて把持される。
材(8)が固着され、その上平面の両端付近に上カマチ
材の長手方向沿いにスリット(29)が穿設される。スリ
ット(29)は、隣接するパネル(1s)(1e)の近接
するスリットが一組として作用する。
に、直交配置されたがわパネル(1s)とつまパネル
(1e)の各上カマチ材(8)(8)の突合わせコーナ
部に上カマチ材(8)(8)と斜交状態で配置される帯
板状の斜交部(31)と、斜交部(31)の両端に一体に連
続形成され、かつ、上カマチ材(8)(8)の突合わせ
コーナ部の近傍に長手方向に沿って夫々形成された上記
スリット(29)(29)に係脱可能に嵌入係止される一対
の係止部(32)(32)とから構成されている。一対の係
止部(32)(32)は、夫々断面コ字形状であって、頂部
(33)の外側に、上カマチ材(8)(8)のスリット
(29)(29)に嵌入する垂下した係止片部(34)(34)
を有し、かつ、内側に、上カマチ材(8)(8)の内側
面に当接する垂直な当接部(35)(35)を有している。
パネル(1e)の上カマチ材(8)(8)の突合わせコ
ーナ部を連結する場合は、がわパネル(1s)の第1の
支柱(7)につまパネル(1e)の第2の支柱(7’)
を嵌め込んだ後、上記連結金具(30)の各係止部(32)
の係止片部(34)を各上カマチ材(8)のスリット(2
9)に夫々係脱可能に嵌入係止させる。上記連結金具(3
0)の各係止片部(34)を各上カマチ材(8)のスリッ
ト(29)に嵌入させることにより、がわパネル(1s)
とつまパネル(1e)とが連結されると共に、各当接部
(35)が上カマチ材(8)の内側面に当接し、容器を横
方向から押し潰そうとする外力に耐えることができる。
0')は、図3に示すように、斜交部(31')の両端に、
係止部である下方に垂下した一対の垂直片(36)(36)
を折曲形成したもので、がわパネル(1s)とつまパネ
ル(1e)の連結時、上記垂直片(36)(36)を各上カ
マチ材(8)のスリット(29)に係脱可能に嵌入係止さ
せる。これにより両パネルの分離を防止すると共に、各
垂直片(36)の外側面と各スリット(29)の開口縁との
当接により横方向からの押し潰し力にも有効に耐え得
る。このタイプの連結金具(30')は、第1の実施例の
ものより製作が簡単であって、かつ、材料の節減と重量
軽減に寄与し得る。
0'')の特徴は、図5に示すように、形状的には第2実
施例と同じであるが、斜交部(31'')の両端に、上カマ
チ材(8)(8)の内側面と当接可能で、かつ、上記内
側面に形成されたスリット(29')(29')に嵌入可能な
係止部である垂直片(36')(36')を形成したことであ
る。上記スリット(29')(29')は、上カマチ材(8)
(8)の内側面に帯状片(37)(37)を固着して、上記
内側面と帯状片(37)(37)との間に形成されたもので
ある。この場合実施例1及び2のように、上カマチ材
(8)(8)の上平面に形成されたスリット(29)(2
9)は廃止する。
(29')(29')に連結金具(30'')の垂直片(36')(3
6')を嵌入係止させることにより、直交配置されたがわ
パネル(1s)とつまパネル(1e)の各上カマチ材
(8)(8)の突合わせコーナ部を連結する。このとき
連結金具(30'')の垂直片(36')(36')が上カマチ材
(8)(8)の内側面に当接するので、容器の横方向か
ら作用する押し潰し力に耐え得る。また、このタイプは
上カマチ材(8)(8)の上平面に突出物を残さないの
で、容器の上に被冠する蓋又は天パネル(図示せず)を
密着させることができ、容器内の防湿及び防錆効果を奏
する。
組立式の輸送容器のコーナ各部に嵌め込むだけで、容器
の組立作業を極めて簡易化することができると共に、組
立てた容器の剛性を強化し、乱暴な荷扱いによっても容
器を歪ませたり、ねじれさせたりすることを防止して組
立式輸送容器の使用性能を一段と向上させる効果があ
る。また、容器を分解しようとする時は、単にスリット
から連結金具を引き抜くだけでよく、ネジの螺脱等のよ
うに時間のかかる操作は一切不要であるので、迅速な作
業が可能となる。本発明の連結金具は、嵩及び重量が非
常に小さく、取扱いも極めて単純簡易であるから、軽量
で、かつ、少部品という組立式輸送容器の利点を一段と
高める効果がある。
によって連結されるがわパネル材、つまパネル材及びこ
れらパネル材を立設する床構造とを分離して示す斜視
図。
Claims (5)
- 【請求項1】 輸送容器の直交配置されたがわパネルと
つまパネルの各上カマチ材の突合わせコーナ部に上カマ
チ材と斜交状態で配置される斜交部と、斜交部の両端に
一体に形成され、かつ、上カマチ材の突合わせコーナ部
の近傍に長手方向に沿って夫々形成された一組のスリッ
トに係脱可能に嵌入係止する一対の係止部とを有する輸
送容器のコーナ連結金具。 - 【請求項2】 一対の係止部は、夫々断面コ字形状であ
って、外側に、上カマチ材のスリットに嵌入する係止片
部を有し、かつ、内側に、上カマチ材の内側面に当接す
る当接部を有することを特徴とする請求項1記載の輸送
容器のコーナ連結金具。 - 【請求項3】 一対の係止部を、斜交部の両端から折曲
垂下する垂直片としたことを特徴とする請求項1記載の
輸送容器のコーナ連結金具。 - 【請求項4】 一対の係止部を、上カマチ材の上平面に
形成されたスリットに嵌入可能に形成したことを特徴と
する請求項1記載の輸送容器のコーナ連結金具。 - 【請求項5】 一対の係止部を、上カマチ材の内側面と
当接可能で、かつ、上記内側面に形成されたスリットに
嵌入可能に形成したことを特徴とする請求項1記載の輸
送容器のコーナ連結金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5282221A JP2612144B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 輸送容器のコーナ連結金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5282221A JP2612144B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 輸送容器のコーナ連結金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132933A true JPH07132933A (ja) | 1995-05-23 |
JP2612144B2 JP2612144B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=17649641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5282221A Expired - Fee Related JP2612144B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 輸送容器のコーナ連結金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2612144B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101465840B1 (ko) * | 2012-10-22 | 2014-11-26 | 주식회사 우일팩 | 중량물 포장박스의 조립식 커버 |
JP2017119539A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | キヤノンベトナム カンパニー リミテッドCanon Vietnam Co., Ltd. | コンテナ |
WO2017121385A1 (zh) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | 上海鸿研物流技术有限公司 | 可折叠容器及其底座 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5113284U (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-30 | ||
JPS5345134U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-18 | ||
JPH04154583A (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-27 | Shinwa Corp:Kk | 分解・返送容易な輸送容器 |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP5282221A patent/JP2612144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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JPS5113284U (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-30 | ||
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WO2017121385A1 (zh) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | 上海鸿研物流技术有限公司 | 可折叠容器及其底座 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2612144B2 (ja) | 1997-05-21 |
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