JP2001002181A - コンテナーボックスの側壁面フレ−ム構造 - Google Patents

コンテナーボックスの側壁面フレ−ム構造

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JP2001002181A
JP2001002181A JP11181129A JP18112999A JP2001002181A JP 2001002181 A JP2001002181 A JP 2001002181A JP 11181129 A JP11181129 A JP 11181129A JP 18112999 A JP18112999 A JP 18112999A JP 2001002181 A JP2001002181 A JP 2001002181A
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JP
Japan
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side wall
outer frame
container box
pipe
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11181129A
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English (en)
Inventor
Kenzo Yamashita
賢三 山下
Masayuki Kimura
正幸 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vantec Corp
Takada Kogyo KK
Original Assignee
Vantec Corp
Takada Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角パイプの強度を高めるとともに強度的に優
れた丸パイプをジグザグに連結固定することによって、
軽量で高強度の経済的なコンテナーボックスの側壁面の
フレ−ム構造を提供する。 【解決手段】 自動車の荷台に載置して運搬するコンテ
ナーボックスにおいて、輪切り断面形状が一側壁1aの
略中央部位にパイプ外側に向けて直立するリブ2を屈曲
重合形成した角パイプ1と、両端3aを平面板状に押圧
変形させて板状接続部4を形成した丸パイプ3とを使用
する。そして、コンテナーボックスの側壁面の縦枠と上
枠の外郭枠を、角パイプ1のリブ2を壁面内に向けて組
み立て、外郭枠内部に丸パイプ3をコンテナーボックス
の側壁面のコーナー間を繋ぐように斜めジグザグ状に配
列して丸パイプ3の各板状接続部4を角パイプ1のリブ
2にボルト5で連結固定して成るコンテナーボックスの
側壁面フレ−ム構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の荷台に載
せ、荷物を入れて運搬するコンテナーボックスの側壁面
のフレ−ム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の荷台に載せて荷物を運搬するコ
ンテナーボックスの壁面において、これまでは、一般的
には、その外郭枠及びその内部の壁面内側の補強材に角
パイプを使用してそのフレ−ム構造を形成していた。用
いる角パイプ自体は、断面L字型やC字型ランナー材な
どよりは強度に優れる面もあるが、コンテナーボックス
のフレ−ムとしての側壁面に用いる場合には、荷物の積
み込みによってその荷物重量で大きな荷重がかかると、
変形湾曲してしまい強度的に不充分であった。そこで、
変形を防ぐために壁面内に補強材を組み入れていた。
【0003】その一般的なフレーム構造は、図5に示す
ように、角パイプで外郭枠を形成し、その外郭枠内部の
壁面内側中間に縦枠Tを入れ、さらにその縦枠T間に筋交
い状に斜に補強材Sを組み込んでいた。しかし、それで
も角パイプ自体が外郭枠としては強度的に弱い(即ち荷
物荷重によって湾曲変形する)という欠点を克服するこ
とはできなかった。
【0004】強度を高めるために数多くの縦枠Tと補強
材Sの筋交いを入れたとしても、その場合には、総体重
量が大きくなる上にコストアップの原因ともなってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みてなされたもので角パイプの強度を高めるとともに
強度的に優れた丸パイプをジグザグに連結固定すること
によって、軽くて強く且つ経済的なコンテナーボックス
の側壁面のフレ−ム構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、自動車の荷台に載置して運搬するコンテ
ナーボックスにおいて、輪切り断面形状が補強材接続側
1aにおいてパイプ外側に向けて直立する中央合掌型の
リブ2を屈曲重合形成した角パイプ1と、両端3aを平
面板状に圧扁させて板状接続部4を形成した丸パイプ3
とを使用する。
【0007】そして、前記コンテナーボックスの各側壁
面の各上部外郭枠を前記角パイプ1でそのリブ2を下に
向け、四隅の縦外郭枠を前記角パイプ1でそのリブ2を
横長側壁面側に向け、また各下部外郭枠は断面コ字型の
ランナー7を上開きにして外郭枠を形成し、前記丸パイ
プ3を前記上部外郭枠と下部外郭枠との間に各側壁面の
一方のコーナーから他方のコーナーまで斜めジグザグ状
に配列し、上部外郭枠部の下向きリブ2と下部外郭枠の
上向き板面8に前記丸パイプ3の各板状接続部4をボル
ト5又は溶接で連結固定して成るコンテナーボックスの
側壁面フレ−ム構造である。
【0008】また、上記構成において、前記角パイプ1
のリブ2が、一方の屈曲板面2aの先端辺縁2bを他方
の屈曲板面2cの先端辺縁2dに向けて折り返して成る
ものである。
【0009】また、上記構成において、前記丸パイプ3
の各板状接続部4が、その片面側を、パイプ外周面の接
線と軸方向に面一に形成して成るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下説明す
る。本発明は、図1に示すように、自動車の荷台に載置
して運搬するコンテナーボックスのフレーム構造におけ
るものである。そして、図2の(イ)及び(ロ)に示す
ように、輪切り断面形状が補強材接続側1aにおいてパ
イプ外側に向けて直立する中央合掌型のリブ2を屈曲重
合形成した角パイプ1と、図3に示すように、両端3a
を平面板状に圧扁させて板状接続部4を形成した丸パイ
プ3とを使用する。
【0011】そして、前記コンテナーボックスの各側壁
面の各上部外郭枠を前記角パイプ1でそのリブ2を下に
向け、四隅の縦外郭枠を前記角パイプ1でそのリブ2を
横長側壁面側に向け、また各下部外郭枠は断面コ字型の
ランナー7を上開きにして外郭枠を形成する。そして、
図1に示すように、前記丸パイプ3を前記上部外郭枠と
下部外郭枠との間に各側壁面の一方のコーナーから他方
のコーナーまで斜めジグザグ状に配列し、上部外郭枠部
の下向きリブ2と下部外郭枠の上向き板面8に前記丸パ
イプ3のボルト孔6を設けた各板状接続部4を、図4に
示すように、ボルト5で連結固定する。
【0012】また、図2の(ロ)に示すように、前記角
パイプ1のリブ2が、一方の屈曲板面2aの先端辺縁2
bを他方の屈曲板面2cの先端辺縁2dに向けて折り返
したものを使用する。
【0013】さらに、図3に示すように、前記丸パイプ
3の各板状接続部4が、その片面側を、パイプ外周面の
接線と軸方向に面一の板状に形成する。また、この板状
接続部4にはボルト孔6を設けて、図4に示すように、
前記角パイプ1のリブ2にボルト5で連結固定できるよ
うにする。また、各板状接続部4を前記角パイプ1のリ
ブ2に溶接により固着することもまたボルトと溶接とを
併用して固着することもできる。
【0014】そして、その強固なフレーム構造により全
体の形が変形せずに護られ、さらにそのボックスの天面
及び床面には金属波板(図面省略)を張り、また側面に
は鉄板(図面省略)を張ってコンテナーボックスが完成
する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記のようで、角パイプ1に
リブ2にを形成することによってリブ2の縦方向のパイ
プ強度を極力高めるとともに、軽量で強度的に優れた丸
パイプを使用し、その丸パイプを枠内に、図1に示すよ
うに、ジグザグに連結固定したトラス構造にすることに
よって、これまでの単純な角パイプのみ使用した縦枠T
を補強したフレ−ム構造に比べてフレーム部材の削減が
実現する。そして、本発明は全体として軽量化された高
強度のフレ−ム構造となり、またフレーム部材が少ない
分、部材費及び組み立て手間代が削減されて経済的なフ
レ−ム構造のコンテナーボックスを実現することができ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるコンテナーボックスのフレーム
構造の全体を示す斜視図。
【図2】リブのリブ屈曲板面における(イ)が板面直合
わせ形状を、(ロ)が一方の先端辺縁折り返し形状を示
す各角パイプの輪切り断面形状を示す縦断側面図。
【図3】丸パイプの端部を示す斜視図。
【図4】角パイプと丸パイプとの連結状態を示す要部の
斜視図。
【図5】従来のコンテナーボックスのフレーム構造のり
全体を示す斜視図。
【符号の説明】
1 角パイプ 1a 角パイプの壁面 2 リブ 2a リブ屈曲板面 2b リブ屈曲板面の先端辺縁 2c リブ屈曲板面 2d リブ屈曲板面の先端辺縁 3 丸パイプ 3a 丸パイプの端部 4 板状接続部 5 固定ボルト 6 ボルト孔 7 ランナー材 8 ランナー材の上向き板面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の荷台に載置して運搬するコンテ
    ナーボックスにおいて、輪切り断面形状が補強材接続側
    (1a)においてパイプ外側に向けて直立する中央合掌
    型のリブ(2)を屈曲重合形成した角パイプ(1)と、
    両端(3a)を平面板状に圧扁させて板状接続部(4)
    を形成した丸パイプ(3)とを使用し、前記コンテナー
    ボックスの各側壁面の各上部外郭枠を前記角パイプ
    (1)でそのリブ(2)を下に向け、四隅の縦外郭枠を
    前記角パイプ(1)でそのリブ(2)を横長側壁面側に
    向け、また各下部外郭枠は断面コ字型のランナー(7)
    を上開きにして外郭枠を形成し、前記丸パイプ(3)を
    前記上部外郭枠と下部外郭枠との間に各側壁面の一方の
    コーナーから他方のコーナーまで斜めジグザグ状に配列
    し、上部外郭枠部の下向きリブ(2)と下部外郭枠の上
    向き板面(8)に前記丸パイプ(3)の各板状接続部
    (4)をボルト(5)又は溶接で連結固定して成るコン
    テナーボックスの側壁面フレ−ム構造。
  2. 【請求項2】 角パイプ(1)のリブ(2)が、一方の
    屈曲板面(2a)の先端辺縁(2b)を他方の屈曲板面
    (2c)の先端辺縁(2d)に向けて折り返して成る請
    求項1記載のコンテナーボックスの側壁面フレ−ム構
    造。
  3. 【請求項3】 丸パイプ(3)の各板状接続部(4)
    が、その片面側を、パイプ外周面の接線と軸方向に面一
    に形成して成る請求項1又は2記載のコンテナーボック
    スの側壁面フレ−ム構造。
JP11181129A 1999-06-28 1999-06-28 コンテナーボックスの側壁面フレ−ム構造 Pending JP2001002181A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104891394A (zh) * 2015-06-05 2015-09-09 周献生 铲车货物升降装置
JP2017501090A (ja) * 2013-12-16 2017-01-12 エムアイエス カーボナート ピーティーワイ リミテッド 軽量コンテナ
CN106608220A (zh) * 2015-10-22 2017-05-03 比亚迪股份有限公司 车辆底部影像的生成方法、装置和车辆

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CN104891394A (zh) * 2015-06-05 2015-09-09 周献生 铲车货物升降装置
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