JP2607124B2 - 継手と流体管との接続方法及び継手 - Google Patents
継手と流体管との接続方法及び継手Info
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- JP2607124B2 JP2607124B2 JP14198888A JP14198888A JP2607124B2 JP 2607124 B2 JP2607124 B2 JP 2607124B2 JP 14198888 A JP14198888 A JP 14198888A JP 14198888 A JP14198888 A JP 14198888A JP 2607124 B2 JP2607124 B2 JP 2607124B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、湯、水等の流体管を配管する際に用いられ
る継手と流体管との接続方法及び継手に関するものであ
る。
る継手と流体管との接続方法及び継手に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、湯、水等の流体管を配管する際に使用される継
手と流体管との接続は、継手に袋ナット等に締め付ける
ことによってなされている。
手と流体管との接続は、継手に袋ナット等に締め付ける
ことによってなされている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この袋ナットによる継手と流体管との接続
は、その構造が複雑であり、かつ袋ナットと流体管との
接続には(本出願人による昭和63年5月28日提出の特許
願(1)、発明の名称「合成樹脂管端末接続部の構造」
にて既に指摘しているように)、大型で高価な専用工具
を必要としていた。
は、その構造が複雑であり、かつ袋ナットと流体管との
接続には(本出願人による昭和63年5月28日提出の特許
願(1)、発明の名称「合成樹脂管端末接続部の構造」
にて既に指摘しているように)、大型で高価な専用工具
を必要としていた。
一方、さらに本出願人は(昭和63年5月28日提出の特
許願(2)、発明の名称「湯水混合栓の取付方法及び取
付に用いる継手」にて)、第14図に示すように一つの継
手(210)に湯と水に対応する二本の流体管(30)を接
続し、その継手(210)に湯水混合栓(170)の胴体後部
に突設した二本の取水筒(173)を係入することによっ
て湯水混合栓(170)を簡便に接続して設置する方法を
提案している。
許願(2)、発明の名称「湯水混合栓の取付方法及び取
付に用いる継手」にて)、第14図に示すように一つの継
手(210)に湯と水に対応する二本の流体管(30)を接
続し、その継手(210)に湯水混合栓(170)の胴体後部
に突設した二本の取水筒(173)を係入することによっ
て湯水混合栓(170)を簡便に接続して設置する方法を
提案している。
ところが、前記継手(210)に従来通り袋ナット(21
1)によって流体管(30)を接続しようとすると、前記
袋ナット(211)が互いに邪魔になって袋ナット(211)
の締め付け作業が困難であり、それを防ぐためには継手
(211)を幅の広い大きなものにしなければならないと
いった問題があった。
1)によって流体管(30)を接続しようとすると、前記
袋ナット(211)が互いに邪魔になって袋ナット(211)
の締め付け作業が困難であり、それを防ぐためには継手
(211)を幅の広い大きなものにしなければならないと
いった問題があった。
そこで、本発明の目的は、流体管を締め付ける袋ナッ
トや、大型の専用工具を用いることなく簡単な構成でか
つ簡単な作業によって継手と流体管とを確実に接続する
とともに、継手を小さくコンパクトにすることができる
継手と流体管との接続方法及び継手を提供することにあ
る。
トや、大型の専用工具を用いることなく簡単な構成でか
つ簡単な作業によって継手と流体管とを確実に接続する
とともに、継手を小さくコンパクトにすることができる
継手と流体管との接続方法及び継手を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載
の継手と流体管との接続方法においては、水栓が接続さ
れる接続口を備えた継手の流体管挿入口から流体管を挿
入し、該流体管先端部を流体管引出し口から継手の外へ
引出し、 流体管の先端部外周に抜け止め部材を装着し、流体管
の先端部と抜け止め部材とを一体に固定し、流体管の先
端部を抜け止め部材とともに継手内に引き込み収納し、 前記流体管引出し口を蓋によって閉塞するようにした
ことを特徴としている。
の継手と流体管との接続方法においては、水栓が接続さ
れる接続口を備えた継手の流体管挿入口から流体管を挿
入し、該流体管先端部を流体管引出し口から継手の外へ
引出し、 流体管の先端部外周に抜け止め部材を装着し、流体管
の先端部と抜け止め部材とを一体に固定し、流体管の先
端部を抜け止め部材とともに継手内に引き込み収納し、 前記流体管引出し口を蓋によって閉塞するようにした
ことを特徴としている。
又、本発明の請求項2に記載の継手においては、水栓
が接続される接続口と、流体管の先端部を継手内に挿入
するための流体挿入口と、前記流体管の先端部を継手内
から引き出すための流体管引出し口と、前記流体管を継
手内から抜け止め固定するために流体管の先端部外周に
装着した抜け止め部材を収納する収納部と、前記流体管
引出し口を閉塞する蓋とを備えたことを特徴としてい
る。
が接続される接続口と、流体管の先端部を継手内に挿入
するための流体挿入口と、前記流体管の先端部を継手内
から引き出すための流体管引出し口と、前記流体管を継
手内から抜け止め固定するために流体管の先端部外周に
装着した抜け止め部材を収納する収納部と、前記流体管
引出し口を閉塞する蓋とを備えたことを特徴としてい
る。
(作用) 前記した構成により継手に流体管を接続するには、ま
ず流体管挿入口から継手に挿入した流体管の先端部を流
体管引出し口から引き出す。次いで、前記流体管の先端
部に抜け止め部材を装着し、前記流体通の先端部と抜け
止め部材とをビス等によって一体に固定する。
ず流体管挿入口から継手に挿入した流体管の先端部を流
体管引出し口から引き出す。次いで、前記流体管の先端
部に抜け止め部材を装着し、前記流体通の先端部と抜け
止め部材とをビス等によって一体に固定する。
次に前記抜け止め部材によって挿入口から流体管を抜
け止め状態として、継手内に前記流体管の先端部を引き
込み収納し、前記流体管引出し口を蓋によって閉塞する
ことによって、袋ナット等を用いずにしかも何等特別な
工具を用いることなく、継手と流体管とを簡単かつ確実
に接続することができる。
け止め状態として、継手内に前記流体管の先端部を引き
込み収納し、前記流体管引出し口を蓋によって閉塞する
ことによって、袋ナット等を用いずにしかも何等特別な
工具を用いることなく、継手と流体管とを簡単かつ確実
に接続することができる。
(実施例) 次に、本発明を具体化した一実施例について図面に従
って説明する。
って説明する。
第1図等に示すように、壁(1)裏に配置固定された
桟(2)の下面には、略L字状の継手(10)がネジによ
って固定されている。この継手(10)は、その前面側に
接続口としての雌ネジ部(11)が設けられ、該雌ネジ部
(11)には壁孔(1a)を介して水栓(20)が接続されて
いる。
桟(2)の下面には、略L字状の継手(10)がネジによ
って固定されている。この継手(10)は、その前面側に
接続口としての雌ネジ部(11)が設けられ、該雌ネジ部
(11)には壁孔(1a)を介して水栓(20)が接続されて
いる。
さらに、前記継手(10)の下端部には、合成樹脂等か
らなるフレキシブルな流体管(30)の先端部を継手(1
0)本体内に挿入するための流体管挿入口(12)が設け
られ、その上方には流体管(30)の先端部外周に嵌合し
た抜け止め部材としての抜け止めリング(40)を収納す
る収納部(13)が設けられている。そして、前記抜け止
めリング(40)は、前記流体管挿入口(12)から流体管
(30)の先端部が抜け出さないようにしている。
らなるフレキシブルな流体管(30)の先端部を継手(1
0)本体内に挿入するための流体管挿入口(12)が設け
られ、その上方には流体管(30)の先端部外周に嵌合し
た抜け止め部材としての抜け止めリング(40)を収納す
る収納部(13)が設けられている。そして、前記抜け止
めリング(40)は、前記流体管挿入口(12)から流体管
(30)の先端部が抜け出さないようにしている。
さらに、前記収納部(13)の上方には、前記流体管
(30)の先端部を継手(10)本体内から引き出すための
流体管引出し口(14)が設けられ、該引出し口(14)に
は、引出し口(14)を閉塞する蓋(15)が螺合されてい
る。前記挿入口(12)と引出し口(14)には、それぞれ
パッキン(12a,14a)が配設され、パッキン(12a)は流
体管挿入口(12)と流体管(30)との間からの漏液を防
止している。
(30)の先端部を継手(10)本体内から引き出すための
流体管引出し口(14)が設けられ、該引出し口(14)に
は、引出し口(14)を閉塞する蓋(15)が螺合されてい
る。前記挿入口(12)と引出し口(14)には、それぞれ
パッキン(12a,14a)が配設され、パッキン(12a)は流
体管挿入口(12)と流体管(30)との間からの漏液を防
止している。
又、前記流体管(30)の先端部内周には、金属製の補
強リング(45)が嵌合され、さらに流体管(30)の先端
部と前記補強リング(45)と抜け止めリング(40)とは
ビス(46)によって一体に固定されている。尚、前記抜
け止めリング(40)の形状はリング状でなくてもよく、
前記挿入口(12)から流体管(30)の先端部が抜け出さ
ないようにできる形状であればよい。又、流体管(30)
として金属の流体管を用いる場合には、補強リング(4
5)を省略して実施してよい。
強リング(45)が嵌合され、さらに流体管(30)の先端
部と前記補強リング(45)と抜け止めリング(40)とは
ビス(46)によって一体に固定されている。尚、前記抜
け止めリング(40)の形状はリング状でなくてもよく、
前記挿入口(12)から流体管(30)の先端部が抜け出さ
ないようにできる形状であればよい。又、流体管(30)
として金属の流体管を用いる場合には、補強リング(4
5)を省略して実施してよい。
さらに、前記流体管(30)の先端部、補強リング(4
5)及び抜け止めリング(40)の側面には、流体管(3
0)の流路と継手(10)の流路とを連通する切欠(48)
が形成されている。従って、その切欠(48)によって流
体の流路を大きく確保するとともに、そこに前記ビス
(46)を通して流体管(30)と両リング(40,45)を簡
単に一体固定することができる。
5)及び抜け止めリング(40)の側面には、流体管(3
0)の流路と継手(10)の流路とを連通する切欠(48)
が形成されている。従って、その切欠(48)によって流
体の流路を大きく確保するとともに、そこに前記ビス
(46)を通して流体管(30)と両リング(40,45)を簡
単に一体固定することができる。
さて、前記した継手(10)等を用いた流体管(30)の
配管手順について説明する。
配管手順について説明する。
まず、壁(1)の立設前に予め流体管(30)を壁
(1)裏に配管する。この流体管(30)の配管作業は、
壁(1)の立設前に予め針金等によって桟(2)の下面
に流体管(30)を固定しておくことによって行ってもよ
いし、水栓ボックスを用いてそこに可撓管(第13図参
照)を固定して先に配管しておいて後でその内部に流体
管(30)を挿通して配管することによって行ってもよ
い。そして、桟(2)の前面に壁(1)を立設し、その
所定位置に第2図に示すように所定の大きさの壁孔(1
a)を透設する。
(1)裏に配管する。この流体管(30)の配管作業は、
壁(1)の立設前に予め針金等によって桟(2)の下面
に流体管(30)を固定しておくことによって行ってもよ
いし、水栓ボックスを用いてそこに可撓管(第13図参
照)を固定して先に配管しておいて後でその内部に流体
管(30)を挿通して配管することによって行ってもよ
い。そして、桟(2)の前面に壁(1)を立設し、その
所定位置に第2図に示すように所定の大きさの壁孔(1
a)を透設する。
続いて第3図及び第4図に示すように前記流体管(3
0)の先端部を流体管挿入口(12)から継手(10)内に
挿入し、流体管引出し口(14)から引き出す。そして、
第5図に示すようにその流体管(30)の先端部にナイフ
等によって切欠(48)を設け、そこに切欠(48)を側面
に備えた抜け止めリング(40)と補強リング(45)とを
嵌合し、それらをビス(46)によって一体に固定する。
0)の先端部を流体管挿入口(12)から継手(10)内に
挿入し、流体管引出し口(14)から引き出す。そして、
第5図に示すようにその流体管(30)の先端部にナイフ
等によって切欠(48)を設け、そこに切欠(48)を側面
に備えた抜け止めリング(40)と補強リング(45)とを
嵌合し、それらをビス(46)によって一体に固定する。
尚、本実施例においては予め切欠(48)を備えたリン
グ(40,45)を用いたが、第6図に示すように円筒状の
リング(40a,45a)を流体管(30)に嵌合してから切欠
(48)を設けたり、あるいは第7図に示すようにそれら
リング(40a,45a)の側面にドリルにて開口(49)を設
けて実施してもよい。
グ(40,45)を用いたが、第6図に示すように円筒状の
リング(40a,45a)を流体管(30)に嵌合してから切欠
(48)を設けたり、あるいは第7図に示すようにそれら
リング(40a,45a)の側面にドリルにて開口(49)を設
けて実施してもよい。
続いて第8図及び第9図に示すように抜け止めリング
(40)等を収納部(13)内に収納してから引出し口(1
4)に蓋(15)を螺合する。そこで第10図及び第11図に
示すように前記継手(10)を壁孔(1a)から壁(1)裏
へ挿入し、継手(10)を桟(2)の下面にネジによって
固定し、継手(10)に水栓(20)を接続すれば従来とは
異なり袋ナットを締め付けたり、専用工具を用いたりす
ることなく水栓(20)の取付作業を簡単に終えることが
できる。
(40)等を収納部(13)内に収納してから引出し口(1
4)に蓋(15)を螺合する。そこで第10図及び第11図に
示すように前記継手(10)を壁孔(1a)から壁(1)裏
へ挿入し、継手(10)を桟(2)の下面にネジによって
固定し、継手(10)に水栓(20)を接続すれば従来とは
異なり袋ナットを締め付けたり、専用工具を用いたりす
ることなく水栓(20)の取付作業を簡単に終えることが
できる。
次に、本発明を具体化した第二実施例について第12図
及び第13図に従って説明する。本実施例においては前記
実施例と異なり、二本の流体管(30)を配管し、湯水混
合栓(170)を取り付けるために継手収納ボックス(10
0)内に二本の流体管(30)が接続される継手(110)を
収納するものである。
及び第13図に従って説明する。本実施例においては前記
実施例と異なり、二本の流体管(30)を配管し、湯水混
合栓(170)を取り付けるために継手収納ボックス(10
0)内に二本の流体管(30)が接続される継手(110)を
収納するものである。
壁(1)裏の桟(2)の下面に固定された継手収納ボ
ックス(100)は、その前部に壁孔(1a)と対応する円
筒状の水栓取付部(101)が突設され、又、その底部に
二つの可撓管取付部(102)が並設されている。前記両
可撓管取付部(102)には、それぞれ可撓管(120)が取
り付けられ、該可撓管(120)内には流体管(30)が配
管されている。
ックス(100)は、その前部に壁孔(1a)と対応する円
筒状の水栓取付部(101)が突設され、又、その底部に
二つの可撓管取付部(102)が並設されている。前記両
可撓管取付部(102)には、それぞれ可撓管(120)が取
り付けられ、該可撓管(120)内には流体管(30)が配
管されている。
前記ボックス(100)内には、二つの流路(111)を備
え各流路(111)の一端に前記流体管(30)が前記第一
実施例と同様にリング(40,45)等を用いてそれぞれ接
続された継手(110)が収納固定されている。尚、前記
継手(110)の流路(111)の前端部は、前後方向を向い
た直線状部(111a)となっている。
え各流路(111)の一端に前記流体管(30)が前記第一
実施例と同様にリング(40,45)等を用いてそれぞれ接
続された継手(110)が収納固定されている。尚、前記
継手(110)の流路(111)の前端部は、前後方向を向い
た直線状部(111a)となっている。
前記水栓取付部(101)には、壁孔(1a)を覆うカバ
ー(160)が取着されるとともに、給水レバー(171)及
び給水湯管(172)等を備えた湯水混合栓(170)が袋ナ
ット(165)によって取り付けられている。前記湯水混
合水栓(170)の胴体後部には、棒状の取水筒(173)が
左右一対突設され、該取水筒(173)は、前記流路(11
1)の直線状部(111a)に係入接続されている。尚、前
記直線状部(111a)には、流路(111)との間からの漏
水を防ぐ環状のパッキン(111b)が装着されている。
ー(160)が取着されるとともに、給水レバー(171)及
び給水湯管(172)等を備えた湯水混合栓(170)が袋ナ
ット(165)によって取り付けられている。前記湯水混
合水栓(170)の胴体後部には、棒状の取水筒(173)が
左右一対突設され、該取水筒(173)は、前記流路(11
1)の直線状部(111a)に係入接続されている。尚、前
記直線状部(111a)には、流路(111)との間からの漏
水を防ぐ環状のパッキン(111b)が装着されている。
さて、前記したボックス(100)及び継手(110)等を
用いて流体管(30)を配管し、湯水混合栓(170)を取
り付ける手順について説明すると、まず、桟(2)の所
定位置に前記継手収納ボックス(100)を固定し、可撓
管(120)を壁(1)裏に配管してその先端部を前記ボ
ックス(100)の可撓管取付部(102)に固定する。
用いて流体管(30)を配管し、湯水混合栓(170)を取
り付ける手順について説明すると、まず、桟(2)の所
定位置に前記継手収納ボックス(100)を固定し、可撓
管(120)を壁(1)裏に配管してその先端部を前記ボ
ックス(100)の可撓管取付部(102)に固定する。
続いて桟(2)の前面に壁(1)を立設し、壁孔(1
a)を介して湯と水を通す二本のフレキシブルな流体管
(30)を両可撓管(20)内に一本づつ配管し、室内にお
いて前記実施例と同様に前記継手(110)に両流体管(3
0)を接続する。このとき、継手(110)においては、従
来とは異なり流体管(30)と前記継手(100)とを袋ナ
ットによって固定する必要がないため、二本の流体管
(30)を極力接近させて接続しても作業性を害すること
なく継手(110)と流体管(30)とを接続(110)するこ
とができ、継手(110)全体を小さくすることができ
る。
a)を介して湯と水を通す二本のフレキシブルな流体管
(30)を両可撓管(20)内に一本づつ配管し、室内にお
いて前記実施例と同様に前記継手(110)に両流体管(3
0)を接続する。このとき、継手(110)においては、従
来とは異なり流体管(30)と前記継手(100)とを袋ナ
ットによって固定する必要がないため、二本の流体管
(30)を極力接近させて接続しても作業性を害すること
なく継手(110)と流体管(30)とを接続(110)するこ
とができ、継手(110)全体を小さくすることができ
る。
続いて前記継手(110)をボックス(100)内に固定す
る。従って、一つの継手(110)を用い一つの壁孔(1
a)を設けるだけで簡単に湯と水を供給するための継手
(110)を壁(1)裏に配置することができる。
る。従って、一つの継手(110)を用い一つの壁孔(1
a)を設けるだけで簡単に湯と水を供給するための継手
(110)を壁(1)裏に配置することができる。
続いて前記水栓取付部(101)にカバー(160)を取り
付け、次に湯水栓混合栓(170)の両取水筒(173)を継
手(110)の流路(111)の直線状部(111a)にそれぞれ
係入し、継手(110)に湯水混合栓(170)を接続する。
そして、前記袋ナット(165)を湯水混合水栓(170)に
締め付ければ、継手に対する湯水混合水栓の取付作業を
簡単に終えることができる。
付け、次に湯水栓混合栓(170)の両取水筒(173)を継
手(110)の流路(111)の直線状部(111a)にそれぞれ
係入し、継手(110)に湯水混合栓(170)を接続する。
そして、前記袋ナット(165)を湯水混合水栓(170)に
締め付ければ、継手に対する湯水混合水栓の取付作業を
簡単に終えることができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、継手(10)を柱に固定したり、可撓管を固定する水
栓ボックスに継手(10)を固定して実施したり、流体管
として鋼管を用いて実施したり、バルブとして他のガス
コック等を接続する継手に具体化して実施したり、両リ
ング(40,45)の材質及び形状を適宜変更して実施する
等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して
実施してもよい。
く、継手(10)を柱に固定したり、可撓管を固定する水
栓ボックスに継手(10)を固定して実施したり、流体管
として鋼管を用いて実施したり、バルブとして他のガス
コック等を接続する継手に具体化して実施したり、両リ
ング(40,45)の材質及び形状を適宜変更して実施する
等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して
実施してもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明においては、流体管挿入口
から継手に挿入した流体管の先端部を流体管引出し口か
ら引出し、その先端部に抜け止め部材を装着し、次に前
記挿入口からの抜け止め状態で継手内に前記流体管の先
端部を引き込み収納し、前記流体管引出し口を蓋によっ
て閉塞することによって、袋ナット等を用いずにしかも
何等特別な大型の専用工具を用いることなく、継手と流
体管とを簡単かつ確実に接続することができる。
から継手に挿入した流体管の先端部を流体管引出し口か
ら引出し、その先端部に抜け止め部材を装着し、次に前
記挿入口からの抜け止め状態で継手内に前記流体管の先
端部を引き込み収納し、前記流体管引出し口を蓋によっ
て閉塞することによって、袋ナット等を用いずにしかも
何等特別な大型の専用工具を用いることなく、継手と流
体管とを簡単かつ確実に接続することができる。
又、湯水混合栓の設置に用いる継手に従来の袋ナット
を用いることなく流体管を接続できるため、二本の流体
管を継手に取り付ける取次ピッチを非常に小さくでき、
もって継手の大幅なコンパクト化を図ることができると
いう優れた効果を奏する。
を用いることなく流体管を接続できるため、二本の流体
管を継手に取り付ける取次ピッチを非常に小さくでき、
もって継手の大幅なコンパクト化を図ることができると
いう優れた効果を奏する。
第1図は本発明を具体化した継手を壁裏に設置した状態
を示す継手の縦断面図、第2図及び第3図はそれぞれ配
管作業中の流体管の側面図、第4図は継手と流体管とリ
ングの斜視図、第5図はリングの縦断面図、第6図は流
体管とリングの斜視図、第7図はリングの縦断面図、第
8図及び第9図はそれぞれ流体管と継手の側面図、第10
図及び第11図はそれぞれ継手と流体管と水栓の側面図、
第12図は第二実施例の継手と湯水混合栓の全体斜視図、
第13図は同じく継手収納ボックスと継手と湯水混合栓の
要部断面図、第14図は従来の袋ナットを用いて継手に流
体管を接続した状態を示す継手と湯水混合栓の全体斜視
図である。 符号の説明 1……壁、10,110……継手、 11……接続口としての雌ネジ部、 12……流体管挿入口、13……収納部、 14……流体管引出し口、15……蓋、 20……水栓、30……流体管、 40……抜け止め部材としての抜け止めリング、 48……切欠、49……開口、 170……湯水混合栓。
を示す継手の縦断面図、第2図及び第3図はそれぞれ配
管作業中の流体管の側面図、第4図は継手と流体管とリ
ングの斜視図、第5図はリングの縦断面図、第6図は流
体管とリングの斜視図、第7図はリングの縦断面図、第
8図及び第9図はそれぞれ流体管と継手の側面図、第10
図及び第11図はそれぞれ継手と流体管と水栓の側面図、
第12図は第二実施例の継手と湯水混合栓の全体斜視図、
第13図は同じく継手収納ボックスと継手と湯水混合栓の
要部断面図、第14図は従来の袋ナットを用いて継手に流
体管を接続した状態を示す継手と湯水混合栓の全体斜視
図である。 符号の説明 1……壁、10,110……継手、 11……接続口としての雌ネジ部、 12……流体管挿入口、13……収納部、 14……流体管引出し口、15……蓋、 20……水栓、30……流体管、 40……抜け止め部材としての抜け止めリング、 48……切欠、49……開口、 170……湯水混合栓。
Claims (2)
- 【請求項1】水栓が接続される接続口を備えた継手の流
体管挿入口から流体管を挿入し、該流体管先端部を流体
管引出し口から継手の外へ引出し、 流体管の先端部外周に抜け止め部材を装着し、流体管の
先端部と抜け止め部材とを一体に固定し、流体管の先端
部を抜け止め部材とともに継手内に引き込み収納し、 前記流体管引出し口を蓋によって閉塞するようにしたこ
とを特徴とする継手と流体管との接続方法。 - 【請求項2】水栓が接続される接続口と、 流体管の先端部を継手内に挿入するための流体管挿入口
と、 前記流体管の先端部を継手内から引き出すための流体管
引出し口と、 前記流体管を継手内から抜け止め固定するために流体管
の先端部外周に装着した抜け止め部材を収納する収納部
と、 前記流体管引出し口を閉塞する蓋とを備えたことを特徴
とする継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14198888A JP2607124B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 継手と流体管との接続方法及び継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14198888A JP2607124B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 継手と流体管との接続方法及び継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01312289A JPH01312289A (ja) | 1989-12-18 |
JP2607124B2 true JP2607124B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=15304784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14198888A Expired - Fee Related JP2607124B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 継手と流体管との接続方法及び継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607124B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5588681A (en) * | 1994-08-01 | 1996-12-31 | Parks; Alan D. | Valve mounting device useful with flexible pipe |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP14198888A patent/JP2607124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01312289A (ja) | 1989-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |