JP2605233B2 - コンクリート製の人工漁礁 - Google Patents

コンクリート製の人工漁礁

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JP2605233B2
JP2605233B2 JP7030111A JP3011195A JP2605233B2 JP 2605233 B2 JP2605233 B2 JP 2605233B2 JP 7030111 A JP7030111 A JP 7030111A JP 3011195 A JP3011195 A JP 3011195A JP 2605233 B2 JP2605233 B2 JP 2605233B2
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正彦 上田
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大日建設株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海底に設置して人工的に
魚の生息環境を設ける人工漁礁に関する。
【0002】
【従来の技術】漁礁は、極めて広大な海底に魚の生息環
境を作るものである。漁礁は、小型のものを多数に設置
するものと、大型の漁礁を少なく設置するものとがあ
る。小型の漁礁は、1個の単価は安価にできるが、多数
に設置する必要があって、空体積当りの単価が高くな
る。漁礁の空体積当りの単価とは、漁礁のコストを閉鎖
される空間容積で割った値である。漁礁の空体積当りの
単価は、大型にすることによって安価にできる。
【0003】大型漁礁として、図1に示すように方形状
のブロック1をピラミッド型に積み重ねるピラミッド漁
礁と、図2に示すように方形状のブロックを直方体に連
結する方形状漁礁とがある。これ等の図に示す漁礁は、
ブロックを連結する個数を調整して全体の大きさを変更
できる。ブロックの連結数を多くすると大型になり、連
結数を少なくすると小型の漁礁となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1と
図2に示す漁礁は、ブロック状に成形した状態で運搬が
簡単にできない欠点がある。とくに、ブロックが大きい
と、陸上輸送ができなくなって、輸送が極めて難しくな
る。陸上輸送ができるように、ブロックを小さく成形す
ると、容積当りの漁礁コストが高くなる。それは、所定
の大きさの漁礁にするために、連結するブロックの個数
が多くなるからである。
【0005】このような弊害を防止するために、大きな
漁礁は、工場ではなくて、設置する海の近くの岸壁で型
枠を組んでコンクリートを成形しているのが実状であ
る。しかしながら、岸壁で型枠を組んでコンクリートブ
ロックを成形し、これを連結して大きな漁礁に組み立て
る方法は、たとえば、数カ月もの長期間にわたって、岸
壁を専有してしまう弊害がある。さらに、岸壁で製造す
る方法は、工場生産に比較すると、製造能率が低下して
生産コストが高くなる欠点がある。
【0006】さらにまた、図1と図2に示す漁礁は、コ
ンクリートを複雑な形状に成形するので、ブロックの製
造コストが高くなる。ブロック成形用に型枠コストが高
くなり、型枠を組み立てて分解するのに手間がかかり、
さらに、生コンクリートの打設にも手数がかかるからで
ある。
【0007】さらに、人工漁礁は、魚を集めるために海
底に設置されるものであるから、いかにして効率よく集
魚できるかは極めて大切な特性である。海水の流動環境
を攪乱させる部分には、イシダイ等の魚群が来遊するこ
とが経験的に知られている。このことは、1989年度
(第25回)水工学に関する夏期研修会講義集(土木学
会水理委員会1989年7月)において、鳥取大学工学
部教授の野田英男氏が「水産土木の現状と問題点」のB
−9−11からB−9−12ページにも記載されてい
る。この刊行物には、模型水路に障害物7を設けると、
図3に示すように流速が変化し、流速が変化する部分に
は、図4ないし図6に示すように、イシダイが好んで集
まって遍在することが示されている。図4ないし図6に
おいて黒くした部分は、イシダイが集まった部分を示し
ている。ただし、図3は流速を30cm/secとした
ときの流速の変化を示し、図4ないし図6は、順番に流
速を15.8cm/sec、25.7cm/sec、4
1.3cm/secとしている。これ等の図に示すよう
に、魚群は、流動環境の背面部分に好んで来遊する性質
がある。
【0008】漁礁に垂直板を設けて、海水を効率よく流
動環境とすることができる。このことを実現するため
に、図7に示す構造の漁礁が開発されている。この図の
漁礁は、内部に交差して設けた垂直板2でもって、効果
的に流動環境を乱すことができるので、漁礁の内部に、
魚群の好む流動環境を設けることができる。しかしなが
ら、この構造のコンクリート漁礁は、漁礁の内部に垂直
板2を配設するために、箱形のコンクリートを成形し、
箱型のコンクリートの内部に垂直板2を配設するので、
全体として製造コストが高くなる欠点がある。
【0009】本発明は、従来の漁礁が有するこれ等の欠
点を解決することを目的に開発されたものである。本発
明の重要な目的は、漁礁の構成パーツを工場で能率よく
多量生産し、岸壁の専有期間を短くして、能率よく大型
漁礁にできるコンクリート製の人工漁礁を提供すること
にある。また、本発明の他の重要な目的は、空体積当り
の単価を低減し、魚介類が好んで生息する海水の流動環
境を実現できるコンクリート製の人工漁礁を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリート製
の人工漁礁は、前述の目的を達成するために下記の構成
を備えている。 (a) 人工漁礁は、基礎フレーム3と、コンクリート
でもって細長い板状に成形されている複数枚のコンクリ
ートパネル4と、上端連結フレーム5とを備える。 (b) 基礎フレーム3と上端連結フレーム5は、型鋼
を格子状に連結した部材である。 (c) 基礎フレーム3は、コンクリートパネル4を連
結する部分の真上に、上端連結フレーム5を配設してい
る。。 (d) 基礎フレーム3と上端連結フレーム5は水平に
配設されている。 (e) コンクリートパネル4は、下端を基礎フレーム
3に、上端を上端連結フレーム5に連結して、基礎フレ
ーム3と上端連結フレーム5の間に垂直に固定されてい
る。 (f) 複数枚のコンクリートパネル4は、互いに平行
に、あるいは直交する方向に配設されている。
【0011】本発明の人工漁礁は、全てのコンクリート
パネル4を平行に、あるいは、互いに直角に配設するの
を理想とするが、必ずしも全てのコンクリートパネル4
を平行に、あるいは直角に配設する必要はない。それ
は、一部にコンクリートパネル4を特定の角度で配設し
ても、海流の流動環境を攪乱できるからである。
【0012】
【作用】本発明のコンクリート漁礁は、この好ましい実
施例を示す図8に示すように、基礎フレーム3と上端連
結フレーム5の間に複数枚のコンクリートパネル4を配
設している。基礎フレーム3と人工漁礁とは型鋼を格子
状に連結したもので、コンクリートパネル4を介して連
結されている。この構造の人工漁礁は、板状のコンクリ
ートパネル4を工場で能率よく多量生産する。成形され
た板状のコンクリートパネル4は、型鋼と一緒に岸壁に
運搬される。板状のコンクリートパネル4は、相当に大
きく成形しても、トラック等で簡単に能率よく陸上運送
できる。細長い板状に成形しているからである。岸壁に
運搬された型鋼を格子状に連結して基礎フレーム3と上
端連結フレーム5とする。基礎フレーム3と上端連結フ
レーム5の間に複数枚のコンクリートパネル4を連結し
て、簡単に能率よく大型の人工漁礁を製造できる。岸壁
で、型鋼とコンクリートパネル4とを組み立てて大型漁
礁となるので、岸壁の専有期間を短くできる。このよう
に製造できる本発明の人工漁礁は、大型のものを安価に
能率よく多量生産できる。さらに、型鋼を格子状に連結
した基礎フレーム3と上端連結フレーム5の間にコンク
リートパネル4を配設して組立できるので、構造と組立
を簡単にできる。
【0013】さらに、コンクリートパネル4を垂直に配
設する本発明の人工漁礁は、複数枚のコンクリートパネ
ル4を海流の方向と直角に配設して、海水の流動環境を
効率よく攪乱できる。海水が流動する方向は時間によっ
て変わる。ただ、海流は種々の方向に変わるのではなく
て、時間によって180度変化する地域がほとんどであ
る。満ち潮のときの流動方向と、引潮のときでは流動方
向が180度変化する。したがって、本発明の人工漁礁
は、コンクリートパネル4を海流に直角に配設して、流
動環境を攪乱できる特長がある。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための人工漁礁を例示するものであって、
本発明は人工漁礁を下記のものに特定しない。
【0015】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0016】図8に示すコンクリート製の人工漁礁は、
基礎フレーム3と、コンクリートで細長い板状に成形さ
れている18枚のコンクリートパネル4と、上端連結フ
レーム5とを備える。
【0017】基礎フレーム3と上端連結フレーム5は、
型鋼を格子状に連結した部材である。図の漁礁は、型鋼
にH鋼を使用する。H鋼は、溝6を下向きとする状態に
連結して、図9に示すように、コンクリートパネル4の
端部を溝6に挿入して連結している。この連結構造は、
コンクリートパネル4を強固に、基礎フレーム3と上端
連結フレーム5に連結できる特長がある。ただ、本発明
の人工漁礁は、型鋼をH鋼に特定しない。型鋼には、た
とえば、図示しないが、L型鋼やC型鋼も使用できる。
【0018】図8の人工漁礁は、上端連結フレーム5と
上端連結フレーム5を同じ形状の格子状に連結して、基
礎フレーム3の真上に上端連結フレーム5を配設してい
る。この構造の人工漁礁は、同じ型鋼を同じ形状に連結
して基礎フレーム3と上端連結フレーム5にできるの
で、能率よく生産できる特長がある。ただ、本発明の人
工漁礁は、基礎フレーム3と上端連結フレーム5の形状
を必ずしも同じにする必要はない。基礎フレーム3のコ
ンクリートパネル4を連結する部分の真上に、上端連結
フレーム5を配設して、基礎フレーム3と上端連結フレ
ーム5とでコンクリートパネル4を垂直に固定できる。
【0019】図8の人工漁礁は、縦鋼の間に、短く切断
して横鋼を溶接して、基礎フレーム3と上端連結フレー
ム5とを格子状に連結している。基礎フレーム3と上端
連結フレーム5は、長い型鋼を交点で連結して格子状に
連結することもできる。長い型鋼を格子状に連結する基
礎フレーム3と上端連結フレーム5は、溶接して連結す
ることもできるが、型鋼の交点を貫通するボルトで連結
することもできる。
【0020】高さの等しいコンクリートパネル4を垂直
に配設するために、基礎フレーム3と上端連結フレーム
5とは水平に配設されている。コンクリートパネル4
は、下端を基礎フレーム3に連結し、上端を上端連結フ
レーム5に連結して、基礎フレーム3と上端連結フレー
ム5の間に垂直に固定されている。
【0021】図8に示す人工漁礁は、18枚のコンクリ
ートパネル4を互いに平行で、千鳥に配設している。こ
の構造の人工漁礁は、全てのコンクリートパネル4を海
流に交差させる姿勢で海底に沈設して、潮流の流動環境
を最も効率よく攪乱できる。
【0022】図8に示す人工漁礁は、好ましくは、基礎
フレーム3と上端連結フレーム5の縦横寸法を約9mと
する。コンクリートパネル4の外形は、高さを約5m、
幅を約1mとする。ただ、本発明の人工漁礁は大きさを
特定するものでない。たとえば、コンクリートパネル4
の高さは、深い水深に設置する人工漁礁では高く、浅い
海底に沈設する漁礁では低くする。基礎フレーム3と上
端連結フレーム5の縦横寸法は、たとえば、3〜20
m、好ましくは5〜15m、さらに好ましくは7〜12
mに設計する。コンクリートパネル4は、縦寸法を3〜
15m、幅を30cm〜3m、好ましくは50cm〜2
m、さらに好ましくは50cm〜1.5mの範囲とす
る。
【0023】コンクリートパネル4は、鉄筋(図示せ
ず)を埋設して細長い板状に成形される。図8の人工漁
礁は、同じ形状のコンクリートパネル4を連結してい
る。コンクリートパネル4は水平の基礎フレーム3と上
端連結フレーム5に連結されるので、高さを同じに成形
するが、幅は必ずしも同じにする必要はない。
【0024】コンクリートパネル4は、基礎フレーム3
と上端連結フレーム5に強固に連結するために、図9に
示すように、上下端に連結金具7を固定している。連結
金具7は、コ字状に折曲された金属板である。連結金具
7は、基礎フレーム3と上端連結フレーム5のH鋼の溝
6に挿入できる幅に折曲されている。連結金具7はコン
クリートパネル4の鉄筋に溶接されている。この構造の
コンクリートパネル4は、図9に示すように、連結金具
7を型鋼に溶接して確実に連結できる。さらに、この図
に示すように、型鋼と連結金具7とを貫通するボルト8
で連結することもできる。
【0025】図10と図11は、H鋼の溝よりも薄く成
形したコンクリートパネル4を基礎フレーム3と上端連
結フレーム5に連結する構造を示す。図10に示すコン
クリートパネル4は、連結金具7の幅よりもコンクリー
トパネル4を薄く成形している。連結金具7はH鋼の溝
に嵌入された両面で溶接して固定されている。図11に
示すコンクリートパネル4は、H鋼の溝の片側に接触さ
せて連結金具7を溶接して連結している。これ等の図に
示すように、コンクリートパネル4を薄くすると、人工
漁礁の全体重量を軽くして、コンクリートパネル4を確
実に基礎フレーム3と上端連結フレーム5に連結でき
る。
【0026】上下の端部に連結金具7を固定するコンク
リートパネル4は、図12に示すように、型鋼の表面に
沿わせて溶接して固定することもできる。
【0027】図13は、本発明の他の実施例の人工漁礁
を示す。この図に示す人工漁礁は、コンクリートパネル
4を直角に交差させる姿勢で、基礎フレーム3と上端連
結フレーム5にコンクリートパネル4を連結している。
この構造の人工漁礁は、海底に自由な方向に沈設して、
流動環境を攪乱できる特長がある。それは、2方向に流
れる潮流に対してコンクリートパネル4が流動環境を攪
乱させるからである。
【0028】
【発明の効果】本発明のコンクリート製の人工漁礁は、
下記の優れた特長がある。 大型の人工漁礁を能率よく安価に製造できる。それ
は、本発明の人工漁礁が、細長い板状に成形した複数枚
のコンクリートパネルの上下端を、格子状の基礎フレー
ムと上端連結フレームの間に連結して組み立てできるか
らである。この構造の人工漁礁は、コンクリートパネル
を工場生産して岸壁等に運搬して組立できる。このた
め、コンクリートパネルは安価に能率よく多量生産され
る。コンクリートパネルは、トラック等を利用して便利
に陸上移送できる。コンクリートパネルと型鋼とを岸壁
に運び、型鋼とコンクリートパネルとを組み立てて大き
な人工漁礁にできる。このため、大型の人工漁礁を、岸
壁等を長期間専有することなく、能率よく安価に多量生
産できる。
【0029】 コンクリートパネルと型鋼とを連結し
て大きな人工漁礁にできるので、魚介類が好んで生息す
る閉鎖空間に対する単価を安価にできる。それは、本発
明の人工漁礁が、複数枚のコンクリートパネルの上下端
を、基礎フレームと上端連結フレームに連結して製作で
き、垂直に配設される複数枚のコンクリートパネルの間
に、魚介類の好んで生息する閉鎖空間を作るからであ
る。
【0030】 潮流の流動環境を効率よく攪乱して、
魚介類の好む空間がある。互いに平行に、あるいは直角
に交差する姿勢に配設された複数枚のコンクリートパネ
ルは、潮流の方向と直角に配設して、海流の流動環境を
効率よく攪乱できる。とくに、本発明の人工漁礁は、格
子状に連結した基礎フレームと上端連結フレームにコン
クリートパネルの上下を連結して組立できるので、多数
のコンクリートパネルが流動環境を攪乱させるように配
設して、簡単に組立できる特長がある。このため、本発
明のコンクリート製の人工漁礁は、製造単価を低減し
て、魚介類の極めて快適な広い生息環境を設けることが
できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコンクリート漁礁の一例を示す斜視図
【図2】従来のコンクリート漁礁の他の例を示す斜視図
【図3】水路に配設した部材が水流の流動環境を乱す状
態を示す垂直断面図
【図4】図4に示す水路にイシダシが集まる状態を示す
垂直断面図
【図5】図4に示す水路にイシダシが集まる状態を示す
垂直断面図
【図6】図4に示す水路にイシダシが集まる状態を示す
垂直断面図
【図7】さらに従来のコンクリート漁礁の他の例を示す
斜視図
【図8】本発明の実施例の人工漁礁を示す斜視図
【図9】垂直板に線材を連結する状態を示す要部の断面
【図10】垂直板に線材を連結する他の具体例を示す断
面図
【図11】垂直板に線材を連結する他の具体例を示す断
面図
【図12】垂直板に線材を連結する他の具体例を示す断
面図
【図13】本発明の他の実施例の人工漁礁の平面図
【符号の説明】
1…ブロック 2…垂直板 3…基礎フレーム 4…コンクリートパネル 5…上端連結フレーム 6…溝 7…連結金具 8…ボルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の全ての構成を有するコンクリート
    製の人工漁礁。 (a) 人工漁礁は、基礎フレーム(3)と、コンクリー
    トで細長い板状に成形されている複数枚のコンクリート
    パネル(4)と、上端連結フレーム(5)とを備える。 (b) 基礎フレーム(3)と上端連結フレーム(5)は、型
    鋼を格子状に連結した部材である。 (c) 基礎フレーム(3)は、コンクリートパネル(4)を
    連結する部分の真上に、上端連結フレーム(5)を配設し
    ている。 (d) 基礎フレーム(3)と上端連結フレーム(5)は水平
    に配設されている。 (e) コンクリートパネル(4)は、下端を基礎フレー
    ム(3)に、上端を上端連結フレーム(5)に連結して、基礎
    フレーム(3)と上端連結フレーム(5)の間に垂直に固定さ
    れている。 (f) 複数枚のコンクリートパネル(4)は、互いに平
    行に、あるいは直交する方向に配設されている。
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