JP2604286B2 - 回転式アンテナ - Google Patents

回転式アンテナ

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JP2604286B2
JP2604286B2 JP3124818A JP12481891A JP2604286B2 JP 2604286 B2 JP2604286 B2 JP 2604286B2 JP 3124818 A JP3124818 A JP 3124818A JP 12481891 A JP12481891 A JP 12481891A JP 2604286 B2 JP2604286 B2 JP 2604286B2
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覚 紀平
康之 藤本
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JST Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信機や車携帯型
無線機等に使用する着脱可能な回転式アンテナの改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同軸コネクタを組み付けた回転式
アンテナについては、例えば実公平1−13346号公
報に記載されたものが知られている。
【0003】上記考案に係る回転式アンテナは、図6に
示すように、L字状外導体(支持部材)12Aの一端部
24が筒状の取付け用導体(接続スリーブ)23Aに回
動自在に挿入保持され、他端部25に絶縁部材の保持体
20Aが挿入保持されていて、他端部25に嵌合したア
ンテナ素子11Aが保持体20Aの中心孔に装入したコ
ンタクト21に電気的に接続される一方、取付け用導体
23Aの中心線上に配置した中心コンタクト14Aが保
持体20Aに挿入保持され、コンタクト21と電気的に
接続されている。
【0004】そして、L字状外導体12Aの一端部に固
着したロック板26と取付け用導体23Aの環状鍔部2
7との間に、一方に凸部17A、他方に凸部17Aと係
合する凹部16Aとを設け、その係合をばね18Aによ
って保持される間欠割出し回転機構19Aを備えてい
て、L字状外導体12Aを取付け用導体23Aの中心線
を中心に任意の適当な角度に回動させ、その位置を保持
させることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回転式アン
テナでは、L字状外導体12Aと同軸コネクタの取付け
用導体23Aとの回転支承部分が導体で構成されている
ため、通信中にアンテナ素子11Aを回転操作する際、
前記回転支承部分が絶えず電気的に接続され、導体抵抗
を一定に保たなければ、ノイズが発生するおそれがあっ
た。
【0006】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たもので、アンテナ素子の回転操作時に、ノイズが発生
せず、また、アンテナ素子の回動位置における位置決め
停止が確実で、操作性の点でもすぐれている回転式アン
テナを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の回転式アンテナにおいては、無線機器本体
等に取り付けられるリセプタクル部に嵌合可能なプラグ
部を具備した同軸コネクタを含み、前記同軸コネクタの
プラグ部と、アンテナ素子を保持する支持部材とが、前
記プラグ部の中心コンタクトの軸芯の周りに回転可能に
連結されている回転式アンテナにおいて、前記中心コン
タクトに絶縁筒軸を同心状に嵌装する一方、前記支持部
材を絶縁樹脂材料で形成し、前記支持部材を前記絶縁筒
軸に回転可能に支承し、かつ、前記リセプタクル部と前
記プラグ部との間で、前記中心コンタクトの接触部の他
に電気的接触部を有しない構造としたことを特徴とす
る。
【0008】また、前記絶縁筒軸と前記支持部材との回
転支承部分に、間欠割出し回転機構を介装したことを特
徴とする。
【0009】
【作用】上記構成により、アンテナ素子の支持部材と同
軸コネクタとの回転支承部分が絶縁材料で構成されてい
るので、前記アンテナ素子の回転操作時にノイズが発生
しない。また、前記回転支承部分に介装した間欠割出し
回転機構がアンテナ素子の回動位置における位置決め停
止を確実にする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本発明に係る回転式アンテナの要
部縦断正面図を示しており、アンテナ素子11を保持す
る支持部材12と、機器本体に接続する同軸コネクタの
プラグ部13とが、前記プラグ部13の中心コンタクト
14の軸芯の周りに回転可能に連結されている。
【0012】支持部材12と中心コンタクト14に同心
状に嵌装する絶縁筒軸15とは、剛性の大きい絶縁樹脂
材料、例えばポリアセタールにより成形されている。そ
して、支持部材12が絶縁筒軸15の後端に設けた鍔部
15aに回転自在に支承されている。
【0013】また、鍔部15aの外周面には周方向に一
定間隔をおいて設けた複数の係合溝16を有し、該係合
溝16に係合するころ17と、支持部材12に組み付け
られ前記ころ17を係合溝16に押し付けるように付勢
する押えばね18とによって間欠割出し回転機構19を
構成している。
【0014】アンテナ素子11の下端には絶縁材料から
なるコイル芯20が固着され、該コイル芯20に巻着し
た銅線のコイル21を介してアンテナ素子11とプラグ
部13の中心コンタクト14の後端突出部14aとが電
気的に接続されている。
【0015】一方、絶縁筒軸15の前端部には黄銅で形
成した筒状の金属スリーブ22が中心コンタクト14と
同心状に被嵌して固着されている(図2参照)。
【0016】接続スリーブ23は内周面に雌ねじ部24
を有し、図2に示すように、該雌ねじ部24を機器本体
31に装着した同軸コネクタのリセプタクル部32のシ
エル33のねじ部34に螺着して、プラグ部13の中心
コンタクト14をリセプタクル部32のソケットコンタ
クト35に嵌合接続するようになっている。このため接
続スリーブ23は、絶縁筒軸15の外周部に嵌着固定し
た止め座金25、該止め座金25の両側に嵌挿したリン
グ状のスペーサ26,27、接続スリーブ23の後端開
口部に嵌着固定されスペーサ27に当接する押え座金2
8及びスペーサ26に隣接して絶縁筒軸15に嵌着され
たシリコンゴム製のガスケット29を介して、絶縁筒軸
15に対し回転のみ自在に被嵌されている。ガスケット
29は絶縁筒軸15に被嵌した金属スリーブ22の基端
部を係止する段部30に係止されている。
【0017】次に、上記構成を有する回転式アンテナの
取付けについて説明する。プラグ部13の接続スリーブ
23をリセプタクル部32のシエルを33に螺着し、中
心コンタクト14をソケットコンタクト35に嵌合接続
すると、図2に示すように、シエル33の前端面33a
がガスケット29に当接すると共に、内側の中間段部3
3bに金属スリーブ22の前端が押圧接触し、接続スリ
ーブ23を介して絶縁筒軸15がシエル33に対し固定
される。この状態でアンテナ素子11を回転操作する
と、絶縁筒軸15が固定されているので、ころ17が押
えばね18に抗して係合溝16から鍔部15aの外周面
に乗り上げた後、隣接する係合溝16に係合して割出し
回転され、この回転位置でアンテナ素子11を位置決め
停止する。さらに、回転操作を続けると、ころ17が次
の係合溝16に係合するたびに明瞭なクリック感を伴っ
て間欠的な割出し回転が行なわれるので、所望の回転位
置で位置決め停止して使用する。このとき、回転支承部
分である絶縁筒軸15の鍔部15aと支持部材12はい
ずれも絶縁樹脂材料で形成されているので、アース接点
が無く、アンテナ素子11による通信中にノイズが発生
するおそれはない。
【0018】上記の実施例においては、支持部材12に
組み付ける同軸コネクタにねじ嵌合式のTNC型コネク
タを用いた例を示したが、本発明はかかる実施例に限定
されるものではなく、例えば図4に示すように、同じく
ねじ嵌合式のSMA型コネクタ、あるいは図5に示すよ
うな嵌め込み式のBNC型コネクタなどを用いてもよ
い。
【0019】また、上記実施例に示した間欠割出し回転
機構19の係合溝16の間隔を変更することによって、
割出し角度を任意に設定することが可能である。更に、
割出し角度を0度にすること、すなわち絶縁筒軸15に
係合溝16を有しない構造とすることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アンテナ素子の支持部材と同軸コネクタとの回転支承部
分が絶縁材料で構成されているので、通信中における前
記アンテナ素子の回転操作時によってノイズが発生する
おそれはない。しかも重量の軽減を図ることが可能であ
る。
【0021】また、前記回転支承部分に絶縁樹脂材料を
使用し、かつ間欠割出し回転機構を介装したので、アン
テナ素子の回転操作時に、間欠的に明瞭なクリック感を
伴って前記アンテナ素子が一定角度ずつ割出し回転せし
められ、かつ所望の回転位置において前記アンテナ素子
を確実に位置決め停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転式アンテナの要部縦断正面図
である。
【図2】同要部の拡大縦断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う矢印断面図である。
【図4】及び
【図5】それぞれ別の実施態様を示す正面図である。
【図6】従来装置の要部縦断正面図である。
【符号の説明】
11 アンテナ素子 12 支持部材 13 同軸コネクタのプラグ部 14 中心コンタクト 15 絶縁筒軸 15a 筒軸15の後端鍔部 16 係合溝 17 ころ 18 押えばね 19 間欠割出し回転機構 22 外部コンタクト 23 接続スリーブ 32 同軸コネクタのリセプタクル部 33 シエル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−80585(JP,U) 実開 昭64−3309(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機器本体等に取り付けられるリセプ
    タクル部に嵌合可能なプラグ部を具備した同軸コネクタ
    を含み、前記同軸コネクタのプラグ部と、アンテナ素子
    を保持する支持部材とが、前記プラグ部の中心コンタク
    トの軸芯の周りに回転可能に連結されている回転式アン
    テナにおいて、 前記中心コンタクトに絶縁筒軸を同心状に嵌装する一
    方、前記支持部材を絶縁樹脂材料で形成し、 前記支持部材を前記絶縁筒軸に回転可能に支承し、 かつ、前記リセプタクル部と前記プラグ部との間で、前
    記中心コンタクトの接触部の他に電気的接触部を有しな
    い構造としたことを特徴とする回転式アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁筒軸と前記支持部材との回転支
    承部分に、間欠割出し回転機構を介装したことを特徴と
    する請求項1記載の回転式アンテナ。
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