JPH064556Y2 - 回転同軸コネクタ - Google Patents

回転同軸コネクタ

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JPH064556Y2
JPH064556Y2 JP7198388U JP7198388U JPH064556Y2 JP H064556 Y2 JPH064556 Y2 JP H064556Y2 JP 7198388 U JP7198388 U JP 7198388U JP 7198388 U JP7198388 U JP 7198388U JP H064556 Y2 JPH064556 Y2 JP H064556Y2
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JP
Japan
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fitted
leaf spring
rotary
sleeve
fixed part
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Application number
JP7198388U
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JPH01176387U (ja
Inventor
浩勇 石川
篤 平瀬
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は携帯用電話機に使用するアンテナ用回転同軸コ
ネクタの構造に関する。
〔従来の技術〕 一般に携帯用電話機では、使用状態に応じて電話機本体
に対するアンテナの向きを変更する必要があり、このた
めに電話機本体とアンテナとを接続する同軸コネクタを
回転可能な構造に構成する必要がある。従来、この種の
回転同軸コネクタは、第4図に示すように、電話機本体
に固定的に接続させる固定部11と、この固定部11に
対して軸回り方向に回転可能でアンテナに接続される回
転可動部12とで構成される。そして、この固定部11
はスリーブ部13として構成され、ここに回転可動部1
2の円形ボス部14が嵌入され、この円形ボス部14が
スリーブ部13内で回転することにより、回転可動部1
2の軸回りを可能に構成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の回転同軸コネクタでは、固定部11と回
転可動部12の相互電気接続を行うために、円形ボス部
14の周面に複数の突条15を形成しているので、回転
可動部12の回転動作に伴ってスリーブ部13の内面と
突条15が摩擦接触され、摩耗により金属粉が発生して
しまう。この金属粉は同軸コネクタの絶縁不良及びショ
ートの要因となり、コネクタの信頼性を低下させるとい
う問題がある。
本考案は、金属粉が発生することがない高信頼性の回転
同軸コネクタを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の回転同軸コネクタは、電話機本体等に取着され
る固定部のスリーブ内に嵌入させた回転可動部の一端部
にキー溝を設ける一方、このスリーブ内に設けた同軸端
子にはその外部導体に接触するように弓状に湾曲させた
円環状の接触板ばねを嵌合させ、かつこの接触板ばねの
外周に設けたキーを前記回転可動部のキー溝に嵌合させ
た構成としている。
〔作用〕
上述した構成によれば、接触板ばねは回転可動部の回転
に伴って同軸端子と電気接続を保持しながら回転され、
回転可動部の回転に伴う両者間での摩耗を抑制し、金属
粉の発生を防止する。
〔実施例〕
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の一部破断斜視図、第2図は
その一部破断側面図である。図において、1は電話機本
体に取着される固定部、2は図外のアンテナに接続され
る回転可動部である。前記固定部1はスリーブ部3を有
し、その内部には中心導体4,絶縁筒5及びスリーブ部
3を外部導体とする同軸端子が構成されている。また、
前記回転可動部2は全体をL字状に形成され、その水平
方向の端部6を前記固定部1のスリーブ部3内に嵌入さ
せ、かつスリーブ部3内で軸回り方向に回転できるよう
にしている。
そして、この回転可動部2の端部7の円周方向2箇所に
はキー溝7を形成しており、このキー溝7に接触板ばね
8を嵌合させている。
前記接触板ばね8は、第3図に示すように円環状をした
金属製の板ばねからなり、全体を厚さ方向に弓状に湾曲
させている。また、その円周方向対向位置には半径方向
に突出されたキー9を一体に形成している。そして、こ
の接触板ばね8は前記固定部1の同軸端子の絶縁筒5の
外周に嵌合され、湾曲された突面をスリーブ部3の内面
一部に当接させている。また、キー9を可回転可動部2
の端部6のキー溝7内に嵌合させている。
したがって、この構成によれば、回転可動部2は接触板
ばね8を介して固定部1の同軸端子の外部導体としての
スリーブ部3に電気接続される。また、回転可動部2の
回転動作に際しては、接触板ばね8はキー溝7とキー9
との嵌合により回転可動部2と一体的に回動される。こ
のとき、接触板ばね8は、ゆるやかな突面がスリーブ部
3に接触されながら回転されるため、常時電気接続を保
持する一方で、摩耗による金属粉が発生することはな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、固定部に嵌入させた回転
可動部の一端部にキー溝を設ける一方、固定部の同軸端
子の外部導体に接触するように弓状に湾曲させた円環状
の接触板ばねを嵌合させ、かつこの接触板ばねの外周に
設けたキーを前記回転可動部のキー溝に嵌合させている
ので、接触板ばねは回転可動部の回転に伴って同軸端子
と電気接続を保持しながら回転され、これにより両者間
での摩耗を抑制し、金属粉の発生を防止して信頼性の高
い回転同軸コネクタを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部破断斜視図、第2図は
本考案の一部破断側面図、第3図は接触板ばねの斜視
図、第4図は従来のコネクタの一部破断側面図である。 1…固定部、2…回転可動部、3…スリーブ部、4…中
心導体、5…絶縁筒、6…回転可動部の水平端部、7…
キー溝、8…接触板ばね、9…キー、11…固定部、1
2…回転可動部、13…スリーブ部、14…円形ボス
部、15…突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機本体等に取着される固定部と、この
    固定部に対して回転可能に接続される回転可動部とで構
    成される回転同軸コネクタにおいて、前記固定部のスリ
    ーブ内に嵌入させた回転可動部の一端部にキー溝を設け
    る一方、このスリーブ内に設けた同軸端子にはその外部
    導体に接触するように弓状に湾曲させた円環状の接触板
    ばねを嵌合させ、かつこの接触板ばねの外周に設けたキ
    ーを前記回転可動部のキー溝に嵌合させたことを特徴と
    する回転同軸コネクタ。
JP7198388U 1988-05-31 1988-05-31 回転同軸コネクタ Expired - Lifetime JPH064556Y2 (ja)

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JP7198388U JPH064556Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 回転同軸コネクタ

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JP7198388U JPH064556Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 回転同軸コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH01176387U JPH01176387U (ja) 1989-12-15
JPH064556Y2 true JPH064556Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31297164

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JP7198388U Expired - Lifetime JPH064556Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 回転同軸コネクタ

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Families Citing this family (8)

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JP2546323Y2 (ja) * 1990-11-22 1997-08-27 日本電気株式会社 回転同軸コネクタ
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Publication number Publication date
JPH01176387U (ja) 1989-12-15

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