JPH0737251Y2 - 電源入力装置 - Google Patents

電源入力装置

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JPH0737251Y2
JPH0737251Y2 JP3939191U JP3939191U JPH0737251Y2 JP H0737251 Y2 JPH0737251 Y2 JP H0737251Y2 JP 3939191 U JP3939191 U JP 3939191U JP 3939191 U JP3939191 U JP 3939191U JP H0737251 Y2 JPH0737251 Y2 JP H0737251Y2
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JP
Japan
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plug
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power input
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JPH04131869U (ja
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良正 川島
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、小型電子機器等に設
けられ、その小型電子機器等に対し商用交流電源等を入
力する電源入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば携帯用電話器等の通信機器、ラ
ップトップパソコン等の情報処理機器または携帯用VT
R等の映像・音響機器等の電源として用いられる二次電
池を充電する充電器等においては、壁面に設けられてい
るACコンセントに充電器を直接取り付けて使用する形
態と、ACコードを用いて充電器を卓上等で使用する形
態とがある。
【0003】一般に、小型機器を壁面のコンセントに直
接取り付ける場合には、機器底面からプラグを突出さ
せ、また機器を卓上等に置いてACコードから電源入力
を行う場合には、ACコードを機器の後面から引き出し
ている。このように機器の使用形態に応じて電源入力部
の構造はそれぞれ別個に設計されているが、機器本体か
ら電源入力用プラグを直接突出させたタイプでは、その
プラグを回転自在とすることによって、前述した二通り
の使用形態に対応することができる。
【0004】プラグを回転自在とした従来の電源入力装
置の構造を図4に示す。図4において2はプラグの突出
端子、3はその突出端子の機器内部側の接触部である。
このプラグ突出端子は図における後方にも平行に存在
し、絶縁体1により一体化されている。また4は接触部
3が接触する接触片である。突出端子2が水平方向であ
時には図における実線で示す位置にあり、これを矢印方
向に90度回転させることによって二点鎖線で示す位置
まで回転し、突出端子2を機器の底面方向に突出させる
ことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図4に示した構造を有
する従来の電源入力装置では、実線で示す状態から二点
鎖線で示す状態に変化させる場合には、特に問題は生じ
ないが、二点鎖線の状態から実線の状態に変化させる場
合には、接触部3が接触片4の曲率を増す方向に荷重を
加えるため、接触片4に過大な曲げ応力が加わり、接触
片4が経時的に変形する。その結果、接触片4と接触部
3との接触状態が不完全となり接触不良を起こすおそれ
があった。
【0006】この考案の目的は、プラグの回転方向に係
わらず接触片と接触部とが常に良好に接触する信頼性の
高い電源入力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の電源入力装置
は、少なくとも二つの突出端子を絶縁体により一体化
し、回転中心軸の近傍に回転位置規制用の扇状突起部を
設け、回転中心軸付近に前記突出端子の一端を接触部と
して露出させてなるプラグと、前記プラグの回転中心軸
を軸支するとともに、前記扇状突起部に対しプラグの回
転方向に当接し、且つ強制回転により前記扇状突起部を
乗り越える突起部を設けてなる軸受けと、前記プラグの
接触部に接触して電気的に導通する接触片とからなる。
【0008】
【作用】この考案の電源入力装置は、プラグ、軸受け及
び接触片からなり、プラグが軸受けに軸支されている状
態で、プラグに設けた扇状突起部が軸受け側の突起部に
当接することによって回転方向に位置規制される。その
状態でプラグを強制回転させれば、プラグの扇状突起部
が軸受け側の突起部を押し広げつつ回転する。相対的に
は軸受け側の突起部がプラグ側の扇状突起部を乗り越え
て移動することになる。またプラグの回転中心軸付近に
露出している接触部に接触片が接触しているため、プラ
グの回転及びその方向に係わらず、常に安定してプラグ
の突出端子との間で電気的導通がとられる。
【0009】
【実施例】この考案の実施例である電源入力装置の構造
を図1及び図2に示す。
【0010】図1は電源入力装置の主要部の分解斜視図
である。図1において11はプラグ、9,10はプラグ
11を軸支する軸受けである。プラグ11において12
a,12bは突出端子、3は二つの突出端子12a,1
2bを一体化する絶縁体である。図に示すように絶縁体
13を円柱状に成形するとともに、その上底面部に回転
中心軸14a,14bを突出させている。この中心軸1
4a,14bは突出端子12a,12bの他方の端部で
あり、後述するように図外の接触片が接触する接触部を
兼ね、接触片との間で電気的導通をとる。更に中心軸1
4a,14bの近傍にはプラグ11の回転位置規制用の
扇状突起部15a,15bを絶縁体3により一体成形し
ている。
【0011】図1において軸受けの下半部9はハウジン
グの下ケースの一部であり、プラグ保持部16a,16
bにそれぞれ半円形の切欠部17a,17bを設けてい
る。
【0012】一方、軸受けの上半部10はハウジングの
上ケースの一部であり、プラグ保持部18a,18bに
半円形の切欠部19a,19bを設け、更にプラグ保持
部18a,18bの互いに対向する内面に突起部20
a,20bを設けている。軸受けの下半部9のプラグ保
持部16a−16bの間隔と軸受けの上半部10のプラ
グ保持部18a−18bの間隔は、共にプラグ11の扇
状突起部15a−15b間の距離にほぼ等しく、プラグ
11の中心軸14a,14bを軸受けの下半部9の切欠
部17a,17bに乗せて、上ケースを下ケースに嵌合
させることによって、軸受けの上半部の切欠部19a,
19bがプラグ11の中心軸14a,14bを上方から
軸支することになる。なお軸受けの上半部10のプラグ
保持部18a,18bはハウジングの上ケースから十分
長く突出していて、プラグの軸方向に揺動できる弾性を
備えている。
【0013】図2は図1に示したプラグ11とこれに接
触する接触片との関係を示す上面図である(軸受けは省
略している)。図2において21a,21bは弾力性に
富み電気抵抗値の低い金属材料からなる接触片であり、
プラグ11の接触部である中心軸14a,14bの中心
付近に接触している。したがってプラグ11が回転して
も、接触片21a,21bと接触部14a,14bとが
慴動し、突出端子12a,12bは接触片21a、21
bと常に安定して導通することになる。
【0014】次に、図1に示した構造を有する電源入力
装置のプラグ回転動作を図3を参照して説明する。図3
は電源入力装置の左側面図である。ただし接触片は省略
している。図3(A)はプラグの突出端子12a(12
b)が水平方向にある状態であり、プラグの扇状突起部
15a(15b)が軸受け側の突起部20a(20b)
に当接してプラグの矢印A方向への回転を規制してい
る。なお、プラグはハウジングの上ケースの開口部(不
図示)によって破線方向への回転が阻止されている。第
3図(A)の状態からプラグを矢印A方向に強制回転さ
せれば、プラグ保持部18a(18b)の弾性によって
軸受け側の突起部20a(20b)がプラグ側の扇状突
起部15a(15b)に乗り上げる。その後、プラグを
第3図(B)の状態にまで回転させれば、ハウジングの
下ケースの開口部(不図示)によってそれ以上の破線方
向への回転は阻止される。またこの時、軸受け側の突起
部20a(20b)はプラグ側の扇状突起部15a(1
5b)の乗り上げ状態から外れて、突起部20a(20
b)が扇状突起部15a(15b)の他方の端部に当接
する。このことにより、その後は逆にプラグの矢印B方
向への回転が規制される。この状態からB方向に強制回
転させれば同様にして同図(A)の状態に戻る。
【0015】以上のように構成したことにより、軸受け
側の突起部20a,20bがプラグ側の扇状突起部15
a、15bに乗り上げた状態で、軸受けの上半部である
プラグ保持部18a,18bの間隔が広がるため、プラ
グの回転中心軸との摩擦が減少する。従って定常位置か
らプラグにある程度の回転トルクを与えれば、その後は
プラグを容易に回転させてその向きを変えることができ
る。
【0016】
【考案の効果】この考案によれば、プラグの回転中心軸
付近でプラグの接触部に接触片を接触させるようにした
ことにより、プラグの回転方向に係わらず接触片に過大
な応力が加わることがなく、常に安定した圧力で接触部
に接触片を当接させることができ、信頼性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電源入力装置の主要部の分解斜視
図である。
【図2】プラグと接触片との関係を示す上面図である。
【図3】プラグの回転作用を示す左側面図である。
【図4】従来の電源入力装置の構造を示す図である。
【符号の説明】
9−軸受けの下半部 10−軸受けの上半部 11−プラグ 12−突出端子 13−絶縁体 14−接触部兼回転中心軸 15−扇状突起部 16,18−プラグ保持部 17,19−半円形切欠部 20−突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも二つの突出端子を絶縁体により
    一体化し、回転中心軸の近傍に回転位置規制用の扇状突
    起部を設け、回転中心軸付近に前記突出端子の一端を接
    触部として露出させてなるプラグと、前記プラグの回転
    中心軸を軸支するとともに、前記扇状突起部に対しプラ
    グの回転方向に当接し、且つ強制回転により前記扇状突
    起部を乗り越える突起部を設けてなる軸受けと、前記プ
    ラグの接触部に接触して電気的に導通する接触片とから
    なる電源入力装置。
JP3939191U 1991-05-29 1991-05-29 電源入力装置 Expired - Fee Related JPH0737251Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3939191U JPH0737251Y2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電源入力装置

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JP3939191U JPH0737251Y2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電源入力装置

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Publication Number Publication Date
JPH04131869U JPH04131869U (ja) 1992-12-04
JPH0737251Y2 true JPH0737251Y2 (ja) 1995-08-23

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ID=31920676

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JP3939191U Expired - Fee Related JPH0737251Y2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電源入力装置

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KR100677369B1 (ko) * 2004-10-23 2007-02-02 엘지전자 주식회사 접이식 플러그를 갖는 충전기

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Publication number Publication date
JPH04131869U (ja) 1992-12-04

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