JP2000150053A - Acプラグクリック機構 - Google Patents

Acプラグクリック機構

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JP2000150053A
JP2000150053A JP10317540A JP31754098A JP2000150053A JP 2000150053 A JP2000150053 A JP 2000150053A JP 10317540 A JP10317540 A JP 10317540A JP 31754098 A JP31754098 A JP 31754098A JP 2000150053 A JP2000150053 A JP 2000150053A
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JP
Japan
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plug
spring member
projection
housing
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP10317540A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Kaiwa
良一 貝和
Tetsuo Hirabayashi
哲生 平林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転して充電器に収納できるACプラグを、
簡単な機構で使用位置と収納位置に保持できるようにす
るとともに、製造コストを低減する。 【解決手段】 充電器のハウジング3に、ACプラグの
回転軸4を支持する軸受け8と、バネ部材7を保持する
バネ保持部9を設ける。ACプラグは、回転基部2と、
一対のブレード1と、回転軸4と、突起部5と、回路接
点6とからなる。ACプラグは、収納位置と起立位置の
間で90度回転可能である。1本の合成樹脂製弾性体の棒
を折り畳んだ形に成形したバネ部材7を使用し、ACプ
ラグの収納位置で、バネ部材7の一端が突起部5に弾力
的に当接して保持する。収納位置から90度回転した起立
位置で、バネ部材7の他端が突起部5に弾力的に当接し
て保持する。弾性係数の小さいバネ部材7を利用して、
安定したクリック感を出すとともに、バネ部材7の摩耗
を防止する。クリック機構の部品数を減らし、組立工程
を簡単にして、コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ACプラグクリッ
ク機構に関し、特に、充電器に収納可能な回転型ACプ
ラグを定位置で保持するためのACプラグクリック機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商用電源を電源とする電気機器の
ACプラグを、携帯時にコンパクト化するため、電気機
器本体内部に収納可能にしたものが使用されている。こ
のようなACプラグとしては、電気機器本体からACプ
ラグをスライドして突出させるスライド式、回転動作を
利用してACプラグを本体内に収納しあるいは突出させ
る回転式のもの等がある。
【0003】図4は、従来の回転式のACプラグの例を
示したものである。図4において、回転体42は、回転機
構によって回転自在となっており、180°と90°と0°の
3か所の位置で安定に保持される部材である。ACプラ
グのブレード41は、回転体42に埋設されている。この回
転体42の両側には、ほぼ矩形の位置決め部材43が設けら
れている。その中央にはピン状の回転軸44が設けられて
いる。ケース側には、回転軸44を受ける一対の軸受け板
45がある。軸受け板45の両側に、位置決め部材43と接す
る弾力性の板状接触片46がある。接触片46はケースと一
体に成型されている。
【0004】回転体42の側面と位置決め部材43との間の
部分を軸受け板45に支持させると、位置決め部材43は接
触片46と弾接する。位置決め部材43の角部が両接触片46
に接触する状態では、各接触片46は最も外側に押し広げ
られる。接触片46との接触状態が角部から側辺へ切り替
わるとき、接触片46の復元力が作用して位置決め部材43
が回転し、接触片46と側辺とが安定な接触状態となり位
置決めされる。このようにして、板バネ等の高価な別部
材を用いなくとも、回転型ACプラグにおいて、クリッ
ク感のある位置決めをすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のACプ
ラグでは、回転の所定位置で止めるためのクリック機構
の部品数が多く組立工程も複雑で、コストが高くなると
いう問題があった。また、機構が簡単なものでは、AC
プラグの回転軸の凸部を係止するケース本体側の係止部
は、撓まない平面壁であったためクリック感もなく、摩
耗してしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決し、簡単
な機構でACプラグを使用位置と収納位置で保持できる
ようにするとともに、コストを低減することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、ACプラグクリック機構を、商用交流
電源を利用する電気機器を収納するハウジングと、回転
基部と回転基部に植えた一対のブレードと回転基部の両
端の回転軸と回転基部のブレードの反対側中央部に設け
た突起部とブレードを電気的に接続する回路接点とから
なるACプラグと、収納位置と起立位置の間で90度回転
可能なACプラグの収納位置で突起部に弾力的に当接し
て保持する第1端部と収納位置から90度回転した起立位
置で突起部に弾力的に当接して保持する第2端部とを有
するバネ部材と、回転軸を支持するためにハウジングに
設けた軸受けと、バネ部材を保持するためにハウジング
に設けたバネ保持部材とを具備する構成とした。
【0008】このように構成したことにより、弾性係数
の小さいバネ部材を利用して、安定したクリック感を出
すとともに、バネ部材の摩耗を防止できる。
【0009】また、バネ部材を、1本の合成樹脂製弾性
体の棒を折り畳んだ形に成形したもので構成した。
【0010】このように構成したことにより、クリック
機構の部品数を減らし、組立工程を簡単にして、コスト
を低減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
商用交流電源を利用する電気機器を収納するハウジング
と、回転基部と回転基部に植えた一対のブレードと回転
基部の両端の回転軸と回転基部のブレードの反対側中央
部に設けた突起部とブレードを電気的に接続する回路接
点とからなるACプラグと、収納位置と起立位置の間で
90度回転可能なACプラグの収納位置で突起部に弾力的
に当接して保持する第1端部と収納位置から90度回転し
た起立位置で突起部に弾力的に当接して保持する第2端
部とを有するバネ部材と、回転軸を支持するためにハウ
ジングに設けた軸受けと、バネ部材を保持するためにハ
ウジングに設けたバネ保持部材とを具備するACプラグ
クリック機構であり、バネにより収納位置と起立位置で
ACプラグを安定に保持するという作用を有する。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載のACプラグクリック機構において、前記バネ部材
は、1本の合成樹脂製弾性体の棒を折り畳んだ形に成形
したものであり、バネ係数を小さくするとともに、組み
立てを簡単にするという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を参照しながら詳細に説明する。
【0014】(実施の形態)本発明の実施の形態は、回
転基部と一対のブレードと回転軸と突起部と回路接点と
からなり、収納位置と起立位置の間で90度回転可能なA
Cプラグを、1本の合成樹脂製弾性体の棒を折り畳んだ
形に成形したバネにより、収納位置および90度回転した
起立位置で保持するACプラグクリック機構である。
【0015】図1は、本発明の実施の形態のACプラグ
クリック機構を備えた充電器の全体斜視図である。図2
は、本発明の実施の形態のACプラグクリック機構の断
面図である。図3は、本発明の実施の形態のACプラグ
クリック機構の平面図である。図1〜図3において、ブ
レード1は、コンセントに挿入される電極である。回転
基部2は、ブレード1が埋め込まれた回転体である。ハ
ウジング3は、充電器を収納するケースである。回転軸
4は、回転基部2の両端にある軸である。突起部5は、
回転基部2を保持するための突起である。回路接点6
は、AC電流を導く接点である。バネ部材7は、合成樹
脂製弾性体のバネである。軸受け8は、回転軸4を支持
する軸受けである。バネ保持部9は、バネ部材7を保持
する部分である。
【0016】上記のように構成された本発明の実施の形
態のACプラグクリック機構の機能を説明する。ACプ
ラグの絶縁性樹脂製の回転基部2には、一対のブレード
1がモールド成形によって埋設され、反対側に回路接点
6が突き出ている。回転基部2の左右両側には回転軸4
が設けられている。充電器のハウジング3の上半分と下
半分にそれぞれ凹部があり、ACプラグの回転軸4を支
える軸受け8を構成している。
【0017】充電器を組立てる際に、1本の合成樹脂製
弾性体の棒をW字形に折り畳んだ形に成形したバネ部材
7を、充電器のハウジング3に設けたバネ保持部9に挿
入する。バネ部材7を少し撓ませてバネ保持部9に挿入
するのみで、弾性力で自己保持されるので、保持部材は
不要であり、組立ては簡単である。下部ハウジングの凹
部へACプラグの回転基部2を挿入し、左右の回転軸4
をそれぞれ軸受け8へ嵌合して、上部ハウジングを合わ
せてネジ留めする。こうして、充電器のハウジング3に
ACプラグを装着すると、ACプラグは収納位置と起立
位置の間で90度回転可能になる。
【0018】収納位置にあるACプラグの回転基部2の
突起部5は、バネ部材7の一端に当接する。バネ部材7
の一端には小さな凹部があり、突起部5が凹部に嵌まっ
て安定に保持される。収納位置にあるACプラグを起こ
して回転すると、突起部5が凹部から外れて自由に動く
ようになる。収納位置と起立位置の中間では、ACプラ
グの回転基部2の突起部5はどこにも接していないの
で、軽く動く。ACプラグを90度回転させて、起立位置
にまでもってくると、ACプラグの回転基部2の突起部
5は、バネ部材7の他端に当接する。バネ部材7の他端
にも小さな凹部があり、突起部5が凹部に嵌まって安定
に保持される。起立位置では、回路接点6は、ハウジン
グ3側にある接点部材に接触する。この状態で、ACプ
ラグをコンセントに差し込んで、充電器を使用すること
ができる。
【0019】バネ部材7は、1本の合成樹脂製弾性体の
棒を折り畳んだ形に成形したものであり、バネ定数を小
さくできるので、ほぼ一定の力で突起部5を押さえる。
したがって、ACプラグを収納位置と起立位置で安定に
保持できるとともに、操作時のクリック感が良好とな
る。突起部5を回転基部2の中央部に設けたので、左右
のバランスがよく、1か所の突起部5で安定に保持で
き、構造が単純で組立ても簡単になる。
【0020】上記の実施の形態では、充電器に適用した
例を説明したが、充電器に限らずACプラグを使用する
電気機器であれば、どのようなものでも適用可能であ
る。
【0021】上記のように、本発明の実施の形態では、
ACプラグクリック機構を、ハウジングに軸受けとバネ
保持部を設け、回転基部と一対のブレードと回転軸と突
起部と回路接点とからなるACプラグを、収納位置と起
立位置の間で90度回転可能に取り付け、1本の合成樹脂
製弾性体の棒を折り畳んだ形に成形したバネにより、A
Cプラグの収納位置と起立位置で保持する構成としたの
で、良好なクリック感で操作でき、安定に保持できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明では、ACプラグ
クリック機構を、商用交流電源を利用する電気機器を収
納するハウジングと、回転基部と回転基部に植えた一対
のブレードと回転基部の両端の回転軸と回転基部のブレ
ードの反対側中央部に設けた突起部とブレードを電気的
に接続する回路接点とからなるACプラグと、収納位置
と起立位置の間で90度回転可能なACプラグの収納位置
で突起部に弾力的に当接して保持する第1端部と収納位
置から90度回転した起立位置で突起部に弾力的に当接し
て保持する第2端部とを有するバネ部材と、回転軸を支
持するためにハウジングに設けた軸受けと、バネ部材を
保持するためにハウジングに設けたバネ保持部材とを具
備する構成としたので、弾性係数の小さいバネを利用し
て、安定したクリック感を出すとともに、バネの摩耗を
防止できるという効果が得られる。
【0023】また、バネ部材を、1本の合成樹脂製弾性
体の棒を折り畳んだ形に成形したので、クリック機構の
部品数を減らし、組立工程を簡単にしてコストを低減で
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のACプラグクリック機構
を備えた充電器の全体斜視図、
【図2】本発明の実施の形態のACプラグクリック機構
の断面図、
【図3】本発明の実施の形態のACプラグクリック機構
の平面図、
【図4】従来のACプラグクリック機構の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ブレード 2 回転基部 3 ハウジング 4 回転軸 5 突起部 6 回路接点 7 バネ部材 8 軸受け 9 バネ保持部 41 ブレード 42 回転体 43 位置決め部材 44 回転軸 45 軸受け板 46 接触片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源を利用する電気機器を収納
    するハウジングと、回転基部と回転基部に植えた一対の
    ブレードと回転基部の両端の回転軸と回転基部のブレー
    ドの反対側中央部に設けた突起部とブレードを電気的に
    接続する回路接点とからなるACプラグと、収納位置と
    起立位置の間で90度回転可能なACプラグの収納位置で
    突起部に弾力的に当接して保持する第1端部と収納位置
    から90度回転した起立位置で突起部に弾力的に当接して
    保持する第2端部とを有するバネ部材と、回転軸を支持
    するためにハウジングに設けた軸受けと、バネ部材を保
    持するためにハウジングに設けたバネ保持部材とを具備
    することを特徴とするACプラグクリック機構。
  2. 【請求項2】 前記バネ部材は、1本の合成樹脂製弾性
    体の棒を折り畳んだ形に成形したものであることを特徴
    とする請求項1記載のACプラグクリック機構。
JP10317540A 1998-11-09 1998-11-09 Acプラグクリック機構 Pending JP2000150053A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100677369B1 (ko) 2004-10-23 2007-02-02 엘지전자 주식회사 접이식 플러그를 갖는 충전기
KR100790722B1 (ko) * 2006-11-07 2008-01-02 삼성전기주식회사 선회형 전원 플러그
EP2869410A1 (en) * 2013-10-29 2015-05-06 Velvetwire LLC A plug-in device having a foldable plug

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2869410A1 (en) * 2013-10-29 2015-05-06 Velvetwire LLC A plug-in device having a foldable plug
US9270066B2 (en) 2013-10-29 2016-02-23 Velvetwire Llc Plug-in device having a plug with blades and a pivot with a locking cam and a bending cam

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