JP3713002B2 - プラグ可動式電源アダプタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源接続用の一対のブレードを有するプラグが、ブレードをケース内部へ収納する収納位置とブレードをケース外部へ突出させる接続位置との間で回転自在となったプラグ可動式電源アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、商用交流電源を直流電源に変換する比較的小型のACアダプタとしては、プラグを90度の角度範囲内で回転自在に設けたものが知られている。このACアダプタは、使用時にプラグの一対のブレードをケースから突出させて商用交流電源の電源コンセントに差し込み可能状態とし、不使用時にプラグを回転させてブレードをケースの内部に収納することにより、保管性、携帯性および安全性の向上を図ったものである。
【0003】
上述のプラグ可動式ACアダプタは、一対のブレードの一部を絶縁性樹脂でモールドしたプラグを有し、このプラグにおけるブレードが突出する前面に直交する2つの側面のうちの一方から、ブレードの接点部が、突出しない面一状態で露出し、他方から回転軸が突出している。このプラグは、絶縁樹脂製のケースの収納凹所内に配置されて、一側面の回転軸がケース内部の軸受で回転自在に支持されているとともに、他側面のブレード接点部がケース内のプリント回路基板に設けられた接触子に弾性的に接触している。接触子は、ブレードがケースの外部に突出した使用状態時のみブレードの接点部に弾性的に接触して電気的に接続され、これ以外の状態時にプラグの他側面に弾性的に圧接されている。プリント回路基板には、所要の回路部品が実装されて、AC電源をDC電源に変換するAC−DC変換回路が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成とした従来のプラグ可動式ACアダプタでは、一対のブレードの接点部が面一に露出されたプラグの他側面に、ケース側のプリント回路基板に設けられた接触子が常時圧接されているので、プラグの回転操作を繰り返したときには、プラグの他側面が接触子の摺接により磨耗して樹脂の削り屑が発生する。この絶縁体である削り屑が接触子と接点部との間に入り込むと接触不良を起こす。
【0005】
また、上記従来のACアダプタでは、ケースの収納凹所の壁面とプラグとの間に、プラグをスムーズに回転させる目的から必然的に適当な隙間を設けることが必要となるが、この隙間からケースの内部に塵埃や異物などが侵入する可能性がある。この侵入する塵埃などが導電性を有したものである場合には、ケース内部のプリント回路基板の電気回路が電気的にショートする原因になり易い。
【0006】
さらに、プラグは、その一側面にのみ突設された回転軸によってケースに片持ち式に支持されているだけであるから、円滑な回転操作性が得られ難い。しかも、プラグは、自身の一側面の回転軸のみによって回転自在に支持されているので、堅牢な回転支持機構とは言い難く、長期にわたり使用した時の信頼性に欠ける。
【0007】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、プラグを磨耗の発生が生じないよう回転自在に支持でき、ケースの内部に外部から塵埃や異物などが侵入するのを防止でき、プラグを堅牢な支持機構で支持しながら回転操作できる構成を備えたプラグ可動式電源アダプタを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ケースにプラグが接続位置と収納位置とに回動自在に支持されたプラグ可動式電源アダプタであって、前記プラグは、絶縁性のプラグ本体と、このプラグ本体の前面から突出して電源に接続される1対のブレードと、回動軸心上に形成された軸孔と、前記回動軸心と直交する一側面から回動軸心方向に突出するブレード接点部とを有し、前記ケース内に、前記プラグが前記接続位置にあるときに前記ブレード接点部と接触する接触子と、回動規制部材とが設けられている。前記回動規制部材は、前記プラグの一側面に対向するプレート状の規制部材本体を有し、この規制部材本体に、前記プラグの軸孔に挿通される軸体が突設され、さらに、前記ブレード接点部を挿通させて前記接続位置と収納位置に位置規制する規制溝が形成されている。
【0009】
このプラグ可動式電源アダプタでは、プラグ本体の一側面から突設されたブレード接点部が、回動規制部材の規制溝を挿通しながらケース内へ突出されて、ブレードがケースから突出する接続位置にプラグが位置決めされたときのみ、ケース内の接触子に接触する。したがって、プラグ本体に接触子が接触しないので、プラグ本体の磨耗や削り屑の発生が生じない。また、ケースにおけるブレード接点部が挿入される開口は、回動規制部材の規制部材本体によって覆われているので、塵埃や異物などがケースの内部に侵入するのを防止することができる。
【0010】
さらに、プラグは、自身の軸孔に回動規制部材の軸体を挿通させるとともに、自身のブレード接点部が回動規制部材の規制溝に挿通された安定した回転支持機構で回転自在に支持されているので、円滑な回転操作性を得られるとともに、長期にわたり使用する場合にも高い信頼性を得ることができる。
【0011】
本発明の実施形態では、さらに前記回動規制部材が、前記プラグ本体の一側面に近接して、前記一側面とケースとの隙間から異物がケース内に侵入するのを防止する異物侵入防止壁を有するものとされている。これにより、ケースの収納凹所におけるブレード接点部が内部に挿入される開口を、回動規制部材の異物侵入防止壁で確実に閉塞することができる。
【0012】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記プラグ本体の一側面に、前記異物侵入防止壁の先端部を進入させる凹所が形成されている。これにより、ケースの収納凹所におけるブレード接点部が内部に挿入される開口を、回動規制部材の異物侵入防止壁でより確実に閉塞することができる。
【0013】
さらに、本発明の好ましい実施形態では、前記プラグ本体の一側面と反対側の他側面に、前記軸体と協動して前記プラグをケースに対して回動自在に支持する支軸が突出して形成されている。これにより、プラグが、その一側面では軸体により、他側面では支軸により回転自在に支持されることになるので、さらに安定した回転支持機構とすることができ、より円滑な回転操作性が得られる。
【0014】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記回動規制部材の軸体が、前記プラグ本体の軸孔を貫通して前記一側面と反対側の他側面から突出し、その突出部がケースに回動自在に支持されている。これにより、プラグを、安定した回転支持機構で回転自在に支持できるとともに、プラグを簡単な構造とすることができ、組立性の向上や、コスト低減が可能となる。
【0015】
さらに、本発明の好ましい実施形態では、前記異物侵入防止壁が、前記軸体と同芯の環状壁とされている。これにより、プラグの回転に共回りするブレード接点部と干渉することがないように、異物侵入防止壁をコンパクトに構成することができる。
【0016】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記ケースが2つのケース半体に分割されており、前記回動規制部材は一方のケース半体に形成された取付溝に差し込まれ、他方のケース半体により前記取付溝から離脱不能に位置決めされている。これにより、回動規制部材をケース内に容易に支持させることができ、組立性が向上する。
【0017】
さらに、本発明の好ましい実施形態では、前記回動規制部材の規制溝に、前記ブレード接点部に接触して前記プラグの回動に抵抗を与える接触部が形成されている。これにより、プラグを接続位置と収納位置とに安定良く位置決めできるとともに、プラグの回転に際しクリック感が得られて回転操作性も向上する。
【0018】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記回転規制部材と前記プラグ本体の一方に接触突起が設けられ、他方に、前記接触突起に接触して前記プラグ本体の回動に抵抗を与える接触面が設けられている。この場合も、プラグを接続位置と収納位置とに安定良く位置決めできるとともに、プラグの回転に際しクリック感が得られて回転操作性も向上する。
【0019】
さらに、本発明の好ましい実施形態では、前記プラグ本体に、回転方向の第1の位置および第2の位置に設けられた係合部が形成され、前記回動規制部材に、前記第1の位置と第2の位置の前記係合部に選択的に係合されて前記プラグを前記接続位置と収納位置に保持する被係合部が形成されている。これにより、プラグが接続位置と収納位置とに位置決めされたとき、回動規制部材の被係合部がプラグの第1および第1の位置の係合部に選択的に係合することになり、プラグを位置決め状態に確実に保持でき、また、プラグの回転に際しクリック感が得られて回転操作性も向上する。
【0020】
【発明の実施形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るプラグ可動式電源アダプタを示す分解斜視図である。この電源アダプタは、絶縁性樹脂で形成されたケース上半体2とケース下半体3からなるケース1と、AC電源をDC電源に変換するAC−DC変換回路が形成されてケース下半体3の内部に装着されたプリント回路基板4と、AC電源に接続される導電性金属からなる1対のブレード8,8の一部が絶縁性樹脂のプラグ本体9にモールドされてなるプラグ7と、絶縁性および弾性を有する樹脂で形成されてなり、前記プラグ本体9の一側面9aに近接して対向配置された回動規制部材10と、プリント回路基板4の入力端子部24に基部を接合して装着された1対の接触子11,11とを備えている。前記プラグ7は、そのブレード8,8が前記接触子11,11に接続される接続位置と、ケース1内に完全に収納される収納位置とに回動自在となるように、ケース1に回動自在に支持されている。
【0021】
ケース1は、ケース上半体2とケース下半体3とが相互に組み合わされて、全体として薄型の直方体の外観を有し、衣服のポケットなどに収容可能な携帯型のサイズになっている。このケース1の外形は、図7に示す第2実施形態と同一である。図1のケース上半体2およびケース下半体3の各々の内部には、互いに突き合わされることによってプラグ7を収納するための後述する収納凹所28(図4)をケース1の一側部に形成する立壁12,13が相対向して形成されている。この立壁12,13のうち対向壁12a,12b、13a,13bがプラグ本体9の両側面9a,9bに対向しており、そのうちの一方(ケース1の中央寄り)の対向壁12a,13aには、大径の半円状切欠き12c,13cが形成されているとともに、各々の他方(ケース1の一端寄り)の対向壁12b,13bには、小径の半円状切欠き12d,13dが形成されている。さらに、各々の一方の対向壁12a,13aの外面側には、回動規制部材10の両側端部を嵌め込ませて保持する一対の取付溝12e,12f、13e ,13fが一体形成されている。
【0022】
上記プラグ7のプラグ本体9には、プラグ7の回動軸心Oと直交し前記回動規制部材10に対向する一側面9aに、回動軸心O上に位置する軸孔14が形成されている。また、プラグ本体9の一側面9aには、一対のブレード8,8からそれぞれ一体に延設されたブレード接点部19,19が、軸孔14の両側で相対向する配置で互いに平行に回動軸心O方向に向け突出されている。プラグ7の1対のブレード8,8は、プラグ本体9の前面9cから突出している。
【0023】
上記回動規制部材10は、プラグ本体9の一側面9aに対向するプレート状の規制部材本体20と、この規制部材本体20のプラグ本体9と対向する一面中央部から一体に突設された軸体21と、規制部材本体20に穿設された90度の角度幅を持つほぼ円弧状の一対の規制溝23,23と、規制部材本体20のプラグ本体9に対向する一面に一体に突出形成された環状の異物侵入防止壁22とを有する。異物浸入防止壁22は軸体21と同芯の環状に形成されている。軸体21は、プラグ本体9の軸孔14に挿通されてプラグ7を回転自在に支持するものである。一対の規制溝23,23は、それぞれプラグ7のブレード8の一端部で形成されたブレード接点部19,19を挿通させて、プラグ7の回転時にブレード接点部19,19を案内し、上述した接続位置と収納位置に位置規制する。これら規制溝23の外周縁途中には、ブレード接点部19に接触して、プラグ7の回動に抵抗を与える接触部23aがそれぞれ形成されている。また、前記接触部23aの径方向への弾性変位を容易にするために、規制部材本体20における各規制溝23の外周側には、各規制溝23に沿う切り抜き部26がそれぞれ形成されている。異物侵入防止壁22は、プラグ本体9の一側面9aに近接して、その一側面9aとケース1の対向壁12a,13aとの隙間から異物がケース1内に侵入するのを防止する。
【0024】
また、プラグ本体9の前記回動規制部材10と対向する一側面9aには、回動規制部材10の異物侵入防止壁22の先端部を進入させる円形の凹所25が、軸孔14と同芯に形成されている。さらに、プラグ本体9の前記一側面9aと反対側の他側面9bには、図2に斜視図で示すように、前記回動規制部材10の軸体21と協動して前記プラグ7をケース1に対して回動自在に支持する支軸31が突出して形成されている。この支軸31は、ケース上半体2およびケース下半体3の立壁12,13における半円状切欠き12d(図1),13dで支承される。また、立壁12,13における対向壁12b,13bの前記半円状切欠き12d,13dの左右両側には、図1に示すように、ケース上半体2,ケース下半体3の外壁に跨がる仕切壁32a,32b,33a,33bが形成され、これにより、対向壁12b,13bを補強するとともに、前記半円状切欠き12d,13dからケース1内へ異物が侵入するのを防止している。
【0025】
プリント回路基板4には、図示していないが、電源トランス、整流器ユニットおよび平滑回路などを備えたAC−DC変換回路が設けられている。図1には、プリント回路基板4に取り付けられる各部品のうちの一対の接触子11,11のみを図示してある。この接触子11,11は、各々の基端部をプリント回路基板4の入力端子部24,24にそれぞれ接合して、前記基板4から起立した状態に取り付けられている。接触子11、11は、導電性の金属薄板をほぼ逆U字形状に折り曲げることによって弾性が付加され、その内側の相対向する接触部11a,11aでブレード接点部19,19と弾性的に接触するようになっている。
【0026】
図3は上記プラグ可動式電源アダプタにおけるプラグ7がケース1内に収納された状態をケース上半体2を除外して示した平面図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5はプラグ7のブレード8,8がケース1から突出した状態をケース上半体2を除外して示した平面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。つぎに、これらの図を参照しながら、上記プラグ可動式電源アダプタの組立手順について説明する。
【0027】
先ず、ケース下半体3には、一対の接触子11,11が装着されたプリント回路基板4が、図4に示すように、ケース下半体3の取付ボス27を介して固定される。一方、プラグ7と回動規制部材10とは、図1の相対位置において、回動規制部材10の軸体21をプラグ7の軸孔14に挿通させ、かつプラグ7の1対のブレード接点部19,19を回動規制部材10の対応する規制溝23,23に挿通させた状態に組み立てられる。
【0028】
こうしてプラグ7が組み付けられた回動規制部材10は、図3に示すように、その下方の両側端部をケース下半体3の立壁13における一対の取付溝13e,13fに嵌め込むとともに、プラグ本体9の支軸31を立壁13における他方の対向壁13bの小径の半円状切欠き13dに嵌め込んでケース下半体3に取り付ける。このとき、図4に示すように、プラグ7の下半部はケース下半体3の立壁13で囲まれた空間内に入り込み、規制溝23,23に挿通されている一対のブレード接点部19,19は、立壁13における一方の対向壁13aの大径の半円状切欠13c内を挿通する配置となる。
【0029】
最後に、ケース下半体3にはケース上半体2が所定の突き合わせ状態で固定され、プラグ可動式電源アダプタの組み立てが完了する。このとき、ケース上半体2とケース下半体3との各々の立壁12,13は、互いに突き合わされて、プラグ7を収納する収納凹所28を構成する。また、上記両立壁12,13における各々の一方の対向壁12a,13aの大径の半円状切欠き12c,13cは、互いに突き合わされて、一対のブレード接点部19,19を回動規制部材10側へ貫通させ、回動規制部材10の異物侵入防止壁22をプラグ7側に突出させる貫通孔29を形成する。この貫通孔29は、環状の異物侵入防止壁22の外径より若干大きな径の円形孔となる。
【0030】
さらに、上記両立壁12,13における各々の他方の対向壁12b,13bの小径の半円状切欠き12d,13dは、互いに突き合わされて、プラグ本体9の他側面9bから突出する支軸31を上下から挟み込む状態で回転自在に支持する支持孔30を形成する。また、回動規制部材10の上方の両側端部は、図1に示すケース上半体3の立壁12における一対の取付溝12e,12f内に嵌め込まれている。こうして、回動規制部材10は、その両側端部が上下の各一対の取付溝13e,13f、12e,12fに嵌め込まれて確実に固定される。これにより、接続位置と収納位置とに回動自在となるように、プラグ7をケース1内に容易に支持させることができ、組立性が向上する。ケース上半体3の取付溝12e,12fを省略して、ケース上半体3の上壁の内面で規制部材本体10の上端縁を押さえるようにして、規制部材本体10をケース1内に固定してもよい。
【0031】
つぎに、上記プラグ可動式電源アダプタの使用方法について説明する。プラグ7は、自身の軸孔14に挿通された回動規制部材10の軸体21と、プラグ本体9の他側面9bから突出する支軸31(図2)とを回転軸として、90度の角度範囲内で回転可能である。非使用時には、プラグ7を、その1対のブレード8,8が横向き姿勢となって、図3および図4に示すケース1の収納凹所28内に完全に収納される収納位置に設定する。このとき、1対のブレード接点部19,19は両接触子11,11の中間で非接触状態になる。
【0032】
使用時には、収納凹所28内の1対のブレード8,8を手でケース1の外部に引き出すようにして、プラグ7を90度回転させる。このとき、1対のブレード接点部19,19は、回動規制部材10の規制溝23,23を摺動する。その摺動途中で、ブレード接点部19は規制溝23の外周縁の途中に形成された接触部23aを越えるので、プラグ7の回動抵抗が急激に軽くなる。これにより、図6に示すように、ブレード8,8がケース1の下方に突出した接続位置に位置決め保持されるとともに、図5に示すように、1対のブレード接点部19,19は、それぞれ対応する接触子11,11に弾性的に確実に接触して、ブレード8,8をプリント回路基板4のAC−DC変換回路に電気的に接続される。この状態でブレード8,8を商用交流電源の電源コンセントに差し込めば、出力コード(図示せず)から所要のDC電源を取り出すことができる。
【0033】
図1の接触子11,11は、プラグ7に対して、使用時にブレード接点部19,19に接触するが、プラグ本体9に対し全く接触しないので、従来のACアダプタにおいて生じていた樹脂製のプラグ本体の磨耗や絶縁性の削り屑の発生といった不具合が解消される。また、図4に示すケース1の収納凹所28における一方側の大径の半円状切欠き12c,13cによる貫通孔29、つまりブレード接点部19が挿入される開口は、回動規制部材10の規制部材本体20によって覆われ、収納凹所28における他方側の小径の半円状切欠き12d,3dによる支持孔30は、プラグ本体9の他側面9bから突出する支軸31でほぼ閉塞される。したがって、ケース1内に塵埃や異物が侵入するのを防止することができ、導電性を有する塵埃などの侵入に起因してケース1内部のプリント回路基板4が電気的にショートされるおそれがない。
【0034】
とくに、この実施形態では、回動規制部材10が、プラグ本体9の一側面9aに近接して、前記一側面9aとケース1との隙間から異物ケース1内に侵入するのを防止する異物侵入防止壁22を有するものとされているので、ケース1の収納凹所28におけるブレード接点部19,19が内部に挿入される開口(貫通孔29)を、異物侵入防止壁22で確実に閉塞することができる。
また、プラグ本体9の一側面9aには、前記異物侵入防止壁22の先端部を進入させる凹所25が形成されているので、前記開口箇所(貫通孔29)を、異物侵入防止壁22でより確実に閉塞することができる。
さらに、前記異物侵入防止壁22が、軸体21と同芯の環状壁とされているので、プラグ7の回転に共回りするブレード接点部19,19と干渉することがないように、異物侵入防止壁22をコンパクトに構成することができる。
【0035】
さらに、プラグ7は、図2の回動規制部材10に一体形成されてプラグ本体9の軸孔14に嵌合された軸体21と、プラグ本体9の他側面9bから突出してケース1の支持孔30に嵌合された支軸31とによる安定した回転支持機構で回転自在に支持されているので、円滑な回転操作性が得られるとともに、長期間にわたり高い信頼性を確保することができる。さらに、図1のブレード接点部19,19が、プラグ7の回動に伴い回動規制部材10の規制溝23,23を摺動して、これら規制溝23,23の外周縁途中に形成された接触部23a,23aを越えるとき、プラグ7の回動に抵抗が与えられ、前記接触部23a,23aを越えたときその抵抗が急激に小さくなることにより、ケース1に対しプラグ7が収納位置および接続位置に位置決めされたことを明確に確認できるクリック感が得られる。また、規制溝23,23に形成された接触部23a,23aにより、プラグ7を、収納位置と突出した接続位置とに安定良く位置規制できる。
【0036】
図7は本発明の他の実施形態に係るプラグ可動式電源アダプタを示す分解斜視図である。この電源アダプタは、図1〜図6に示した先の実施形態において、プラグ本体9の外周面における回転方向90度の間隔で第1の位置と第2の位置とに配置された凹溝からなる第1および第2の係合部17,18が形成されている。また、回動規制部材10における規制部材本体20のプラグ7に対向する一面の上端中央部には、この部分から突出する突起である被係合部43が一体に形成されている。この被係合部43は、プラグ7が回動するときに弾性変形してプラグ本体9の外周面に摺接するとともに、プラグ7が収納位置にあるとき、および接続位置にあるときに、第1および第2の係合部17,18に選択的に嵌まり込んで係合され、プラグ7を位置決め状態に保持する。このため、先の実施形態において同様の機能を持つ規制溝23,23の接触部23a,23aは省略されている。
【0037】
また、回動規制部材10の軸体21は、プラグ本体9の一側面9a側から軸孔14を貫通して、プラグ本体9の他側面9bから突出し、その突出部がケース上半体2,ケース下半体3における対向壁12b,13bの半円状切欠き12d,13dからなる支持孔30で回動自在に支持されている。したがって、先の実施形態におけるプラグ本体9の支軸31は省略されている。
さらに、この実施形態では、図1の回動規制部材10の異物侵入防止壁22や、プラグ本体9の凹所25も省略されている。その他の構成は先の実施形態の場合とほぼ同様であり、ここではその説明を省略する。
【0038】
図8は上記プラグ可動式電源アダプタにおけるプラグ7が収納位置にある状態をケース上半部2を除外して示した平面図、図9は図8のIX−IX線断面図、図10はプラグ7が接続位置にある状態をケース上半体2を除外して示した平面図、図11は図10のXI−XI線断面図である。
【0039】
組立時に、プラグ7と回動規制部材10とは、図7の相対位置において、回動規制部材10の軸体21をプラグ7の軸孔14に挿通させ、かつプラグ7の1対のブレード接点部19,19を回動規制部材10の対応する規制溝23,23に挿通させ、さらに、回動規制部材10の被係合部43を第1の係合部17に嵌め込む状態に組み立てられる。
【0040】
プラグ7は、自身の軸孔14に挿通された回動規制部材10の軸体21を回転軸として、図7の第1および第2の係合部17,18に被係合部43が選択的に嵌まり込む90度の角度範囲内で回転可能である。非使用時には、図8および図9に示すように、プラグ7を第1の係合部17に被係合部43が嵌まり込む位置決め状態まで回転操作する。このとき、プラグ7は、その一対のブレード接点部19,19がケース1の収納凹所28内に完全に収納されるとともに、1対のブレード接点部19,19が両接触子11,11の中間で非接触状態となる収納位置に設定される。
【0041】
使用時には、収納凹所28内の1対のブレード8,8を手でケース1の外部に引き出して、第2の係合部18に被係合部43が嵌まり込むまでプラグ7を回転させる。このとき、突起からなる被係合部43は、弾性変形しながら図7の第1の係合部17から抜脱してプラグ本体9の外周面に摺接したのち、第2の係合部18に嵌まり込む。これにより、図11に示すように、プラグ7は、そのブレード8,8がケース1の下方に突出するとともに、図10に示すように、1対のブレード接点部19,19がそれぞれ対応する接触子11,11に弾性的に接触する接続位置に位置決めされ、プラグ7のブレード8,8がプリント回路基板4のAC−DC変換回路に電気的に接続される。
【0042】
このプラグ可動式電源アダプタの場合も、図9のケース1の収納凹所28における一側方の大径の半円状切欠き12c,13cによる貫通孔29が、回動規制部材10によって覆われ、収納凹所28における他側方の小径の半円状切欠き12d,13dによる支持孔30は、これによって回転自在に支持する軸体21の先端部で閉塞されている。したがって、ケース1内に塵埃や異物が侵入するのを確実に防止することができ、導電性を有する塵埃などの侵入に起因してケース1内部のプリント回路基板4が電気的にショートされるおそれがない。
【0043】
さらに、図7のプラグ7は、回動規制部材10に一体形成されて先端部をケース1の支持孔30に嵌合された軸体21による安定した回転支持機構で回転自在に支持されているので、円滑な回転操作性が得られるとともに、長期間にわたり高い信頼性を確保することができ、さらに、第1および第2の係合部17,18への被係合部43の係合により、ケース1に対し収納位置および接続位置に確実に保持でき、また、プラグ7の回転に際しクリック感が得られて回転操作性も向上する。
【0044】
さらに、この実施形態では、図9に示す回動規制部材10の軸体21が、プラグ本体9の軸孔14を貫通して他側面9bから突出し、その突出部がケース1の支持孔30で回動自在に支持されているので、プラグ7を安定した回転支持機構で回転自在に支持できるとともに、プラグ7を簡単な構造とすることができ、組立性の向上や、コスト低減が可能となる。
【0045】
図12は、本発明のさらに他の実施形態に係るプラグ可動式電源アダプタの一部を示す分解斜視図である。この電源アダプタは、図1〜図6に示した先の実施形態において、回転規制部材10の接触部23a(図1)に代えて、図12に示す回転規制部材10Aに一対の接触突起44,44が設けられ、プラグ本体9には前記接触突起44に接触してプラグ本体9の回動に抵抗を与える接触面45が設けられている。図13は、回動規制部材10Aを、プラグ本体9と対向する一面側から見た斜視図である。
【0046】
回動規制部材10Aの規制部材本体20には、90度の角度幅を持つ円弧状の一対の規制溝23,23が穿設されるとともに、各規制溝23内の外周側に、その外周にほぼ沿うように径方向への弾性変位が可能な弾性片47がそれぞれ一体に形成されており、さらに各弾性片47の中央部にはプラグ本体9の一側面9aに対向するように、前記接触突起44がプラグ7の回動軸心O方向に向けてそれぞれ突出させてある。一方、図12に示すプラグ本体9の一側面9aには、回動軸心O上に位置する軸孔14と同芯にボス46が形成され、このボス46の径方向外方が、回動規制部材10Aの異物浸入防止壁22の先端部を進入させる環状の凹所25とされている。ボス46の外周面は、径方向外方に突出する接触山部45aと径方向内方に後退する接触谷部45bとを周方向に交互に複数並べた前記接触面とされている。
【0047】
プラグ7と回動規制部材10Aとは、図12の相対位置において、回動規制部材10Aの軸体21(図13)をプラグ7の軸孔14に挿通させ、かつプラグ7の一対のブレード接点部19,19を回動規制部材10Aの対応する規制溝23,23に挿通させた状態に組み立てられる。この組立状態において、回動規制部材10Aの一対の接触突起44,44が、前記接触面45の対応する一対の接触谷部45bに接触ないし近接するように配置してある。その他の構成は、図1〜図6に示した先の実施形態とほぼ同様である。
【0048】
この実施形態では、図14に示すように、プラグ7を一対の接触谷部45b,45bに位置する収納位置P1から矢印Q方向に回転させると、一対のブレード接触部19,19が図12の回動規制部材10Aの規制溝23,23に沿って回動するとともに、これと並行して、図14の回動規制部材10Aの各接触突起44が、接触面45の1つの接触谷部45bから接触山部45aを越えて隣の接触谷部45bに移動し(45°回転)、さらにもう一つの接触山部45aを越えて、二点鎖線で示すように、その隣の接触谷部45bに移動する。これにより、プラグ7が90°回転した接続位置(突出位置)P2に移動する。このとき、接触突起44は、図13の弾性片47の復元力に抗して、図14の接触山部45aを越えるので、プラグ7に回動抵抗が働き、隣の接触谷部45bに移行し終わると回動抵抗が急激に軽くなる。これにより、プラグ7が接続位置P2に安定良く位置決めされる。
【0049】
接続位置P2から収納位置P1にプラグ7を回転させるときにも同様の動作が行われ、収納位置P1でプラグ7が安定する。また、プラグ7の回転に際しクリック感が得られて回転操作性も向上する。さらに、収納位置P1と接続位置P2の間(この例では45°位置)でもプラグ7が安定して位置するから、プラグ7を収納位置P1から一気に90°回転させて接続位置P2に移動させる必要はなく、2段階で90°回転させればよいので、操作性がさらに向上する。
【0050】
なお、この実施形態では、回動規制部材10A側に接触突起44,44を設け、プラグ本体9に接触面45を設けた場合を示したが、逆にプラグ本体9に接触突起44,44を設け、回動規制部材10A側に接触面45を設けるようにしても、この実施形態の場合と同様の機能を持たせることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るプラグ可動式電源アダプタによれば、プラグのブレード接点部がケースの内部に装着された接触子に接触するが、プラグ本体に接触しないので、プラグ本体の磨耗や削り屑の発生が抑制され、接触不良が発生しない。また、ケースにおけるブレード接点部が内部に挿入される開口は回動規制部材によって覆われているので、塵埃や異物などがケースの内部に侵入するのを防止することができ、導電性を有する塵埃などの侵入に起因するプリント回路基板の電気的ショートの発生といったおそれがない。
【0052】
さらに、プラグは、自身の軸孔に回動規制部材の軸体を挿通させるともに自身のブレード接点部が回動規制部材の規制溝に挿通された安定した回転支持機構で回転自在に支持されているので、円滑な回転操作性を得られるとともに、長期にわたり使用する場合にも高い信頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプラグ可動式電源アダプタを一方向から見た分解斜視図である。
【図2】同上のプラグ可動式電源アダプタを他の方向から見た分解斜視図である。
【図3】同上のプラグ可動式電源アダプタにおけるプラグがケース内に収納された状態をケース上半体を除外して示した平面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】同上のプラグ可動式電源アダプタにおけるプラグがケースから突出された状態をケース上半体を除外して示した平面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係るプラグ可動式電源アダプタを示す分解斜視図である。
【図8】同上のプラグ可動式電源アダプタにおけるプラグがケース内に収納された状態をケース上半体を除外して示した平面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】同上のプラグ可動式電源アダプタにおけるプラグがケースから突出された状態をケース上半体を除外して示した平面図である。
【図11】図10のX1−XI線断面図である。
【図12】本発明のさらに他の実施形態に係るプラグ可動式電源アダプタの一部を示す分解斜視図である。
【図13】同上のプラグ可動式電源アダプタにおける回動規制部材をプラグ本体対向側から見た斜視図である。
【図14】同上のプラグ可動式電源アダプタのプラグ回転動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ケース、2…ケース上半体、3…ケース下半体、4…プリント回路基板、7…プラグ、8…ブレード、9…プラグ本体、10…回動規制部材、11…接触子、12,13…立壁、12a,12b,13a,13b…対向壁、12e,12f,13e,13f…取付溝、14…軸孔、17,18…係合部、19…ブレード接点部、20…規制部材本体、21…軸体、22…異物侵入防止壁、23…規制溝、23a…接触部、25,25A…凹所、28…収納凹所、29…貫通孔、30…支持孔、31…支軸、43…被係合部、44…接触突起、45…接触面、45a…接触山部、45b…接触谷部、47…弾性片
Claims (10)
- ケースにプラグが接続位置と収納位置とに回動自在に支持されたプラグ可動式電源アダプタであって、
前記プラグは、絶縁性のプラグ本体と、このプラグ本体の前面から突出して電源に接続される1対のブレードと、回動軸心上に形成された軸孔と、前記回動軸心と直交する一側面から回動軸心方向に突出するブレード接点部とを有し、
前記ケース内に、前記プラグが前記接続位置にあるときに前記ブレード接点部と接触する接触子と、回動規制部材とが設けられ、
前記回動規制部材は、前記プラグの一側面に対向するプレート状の規制部材本体を有し、この規制部材本体に、前記プラグの軸孔に挿通される軸体が突設され、さらに、前記ブレード接点部を挿通させて前記接続位置と収納位置に位置規制する規制溝が形成されているプラグ可動式電源アダプタ。 - 請求項1において、さらに前記回動規制部材は、前記プラグ本体の一側面に近接して、前記一側面とケースとの隙間から異物がケース内に侵入するのを防止する異物侵入防止壁を有するプラグ可動式電源アダプタ。
- 請求項2において、前記プラグ本体の一側面に、前記異物侵入防止壁の先端部を進入させる凹所が形成されているプラグ可動式電源アダプタ。
- 請求項1から3のいずれかにおいて、前記プラグ本体の一側面と反対側の他側面に、前記軸体と協動して前記プラグをケースに対して回動自在に支持する支軸が突出して形成されているプラグ可動式電源アダプタ。
- 請求項1から3のいずれかにおいて、前記回動規制部材の軸体は、前記プラグ本体の軸孔を貫通して前記一側面と反対側の他側面から突出し、その突出部がケースに回動自在に支持されているプラグ可動式電源アダプタ。
- 請求項2から5のいずれかにおいて、前記異物侵入防止壁は、前記軸体と同芯の環状壁であるプラグ可動式電源アダプタ。
- 請求項1から6のいずれかにおいて、前記ケースは2つのケース半体に分割されており、前記回動規制部材は一方のケース半体に形成された取付溝に差し込まれ、他方のケース半体により前記取付溝から離脱不能に位置決めされているプラグ可動式電源アダプタ。
- 請求項1から7のいずれかにおいて、前記回動規制部材の規制溝に、前記ブレード接点部に接触して前記プラグの回動に抵抗を与える接触部が形成されているプラグ可動式電源アダプタ。
- 請求項1から7のいずれかにおいて、前記回転規制部材と前記プラグ本体の一方に接触突起が設けられ、他方に、前記接触突起に接触して前記プラグ本体の回動に抵抗を与える接触面が設けられているプラグ可動式電源アダプタ。
- 請求項1から7のいずれかにおいて、前記プラグ本体に、回転方向の第1の位置および第2の位置に設けられた係合部が形成され、
前記回動規制部材に、前記第1の位置と第2の位置の前記係合部に選択的に係合されて前記プラグを前記接続位置と収納位置に保持する被係合部が形成されているプラグ可動式電源アダプタ。
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