JP2009016321A - 抜け止めコンセント - Google Patents
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Abstract
【課題】当発明の課題は、今までとは異なる手段で、差し抜きし易く、プラグが中途半端な状態にならず、作業中のプラグの不用意な脱落の現象を犯さない抜き止めコンセントを提供することである。
【解決の手段】プラグ栓刃をコンセントに挿入して略90度回動可能にし、それと同歩してプラグ栓刃孔に挿通可能な阻止体をプラグと異なる円心と軌道で回転させ、プラグと阻止体との回転軌道の距離差を利用して、プラグをさしぬきするときは円柱形物体がプラグ栓刃差入孔から離れ、プラグが差しぬきし易く、電源をつなげた状態では円柱形物体がプラグ栓刃孔に挿通されプラグを完全にロックするようにする。そしてこれらの動きをすべてワンタッチ操作で同時に行われるようにする。
【選択図】図1
【解決の手段】プラグ栓刃をコンセントに挿入して略90度回動可能にし、それと同歩してプラグ栓刃孔に挿通可能な阻止体をプラグと異なる円心と軌道で回転させ、プラグと阻止体との回転軌道の距離差を利用して、プラグをさしぬきするときは円柱形物体がプラグ栓刃差入孔から離れ、プラグが差しぬきし易く、電源をつなげた状態では円柱形物体がプラグ栓刃孔に挿通されプラグを完全にロックするようにする。そしてこれらの動きをすべてワンタッチ操作で同時に行われるようにする。
【選択図】図1
Description
当発明は、電源をつなぐ配線用差込接続器のうち、導体となる平条状栓刃を2本持つプラグの差込を受ける2極コンセント(Aタイプコンセントとも言う、以下Aタイプコンセントという)に関するものであり、同じ2極プラグの挿入を受けるコネクタボディ、マルチダプ、テーブルタップなども含む。
従来の上記記載のAタイプコンセントは主に次のような四つの欠点があった。
1、プラグをコンセントに差し込むときは、プラグ栓刃を挟持するコンセント端子の弾性圧力に抗して力を加えて押し込まなければならなかった。また、プラグをコンセントから引き抜くときも、プラグ栓刃がコンセント端子に挟持された状態から強引に引っ張り出すしかなかった。そのため握力の弱い人や、片手での扱いがしにくく、特に狭い場所での操作が不便で、プラグ首の電線が切れやすくなる誘因でもあった。
2、コンセント端子の挟持力が弱くなったりすることが原因で、プラグ栓刃とコンセント端子との接触不良状態や、プラグがコンセントに中途半端に差しこまれた状態になりやく、それがコンセントとプラグ栓刃の接触部位が発熱して火事や事故を引起こす原因の一つであった。
3、プラグを差し込むと同時に電源が接通されるため、電源を切断したいときはプラグをコンセントから引き抜くか、あるいはコンセントに別途切換スイチを設けなければならなかった。
4、コンセントを使用中に、プラグが何かに引っかかってコンセントから抜かれてしう、ドラブルを引き起こしやすい大きな欠点があった。
これらの問題点を解決するために、今までAタイプコンセントの構造に関する技術思想が多く発表された。なかでコンセントの抜け止め機能を目的としたものは主に特開平10−92512、特開平2000−77137、特開平9−320671などが知られている。
1、プラグをコンセントに差し込むときは、プラグ栓刃を挟持するコンセント端子の弾性圧力に抗して力を加えて押し込まなければならなかった。また、プラグをコンセントから引き抜くときも、プラグ栓刃がコンセント端子に挟持された状態から強引に引っ張り出すしかなかった。そのため握力の弱い人や、片手での扱いがしにくく、特に狭い場所での操作が不便で、プラグ首の電線が切れやすくなる誘因でもあった。
2、コンセント端子の挟持力が弱くなったりすることが原因で、プラグ栓刃とコンセント端子との接触不良状態や、プラグがコンセントに中途半端に差しこまれた状態になりやく、それがコンセントとプラグ栓刃の接触部位が発熱して火事や事故を引起こす原因の一つであった。
3、プラグを差し込むと同時に電源が接通されるため、電源を切断したいときはプラグをコンセントから引き抜くか、あるいはコンセントに別途切換スイチを設けなければならなかった。
4、コンセントを使用中に、プラグが何かに引っかかってコンセントから抜かれてしう、ドラブルを引き起こしやすい大きな欠点があった。
これらの問題点を解決するために、今までAタイプコンセントの構造に関する技術思想が多く発表された。なかでコンセントの抜け止め機能を目的としたものは主に特開平10−92512、特開平2000−77137、特開平9−320671などが知られている。
上記記載の先行技術の中で、特開平10−92512はコンセントの中にプラグ栓刃を両側から挟持する楕円形固定ローラを設け、楕円形ローラが90度以上回転しないよう防止手段を設け、楕円形ローラが回転する際軸長による生じる圧力の変動を利用して抜け止め作用を図ったものであるが、ある程度抜けにくい効果はあるものの、抜けと止めにはならず、抜けにくくされた分挿入や脱出の際に力を加えなければならない。特開平2000−77137においては、コンセントの中にプラグ栓刃孔に挿入可能な抜け止めピンを設け、その抜け止めピンをプラグ栓刃孔に貫通させ、抜け止め作用を図ったもので、抜け止め状態の解除はコンセントの外部に別途スイチのような操作機関を設け、テコやクサビなどの部材でコンセントの中のピンを操作して解除するようにしたものであるが、コンセントの外部に別途抜け止め解除手段を設ける自体がよい発想とは思わないし、抜け止めピンをプラグ栓刃孔に貫通させる手段が、抜け止めピンの先端部分の僅かな太さの傾斜度により挿入されたプラグ栓刃の先端部を案内して行われるので、僅かな角度のずれや弾力の変化でも不具合が発生し易く、実用性が欠ける欠点がある。また、特開平9−320671においては、プラグ栓刃をコンセントに挿入して、横に回転させる際に、平面を呈するプラグ栓刃を弧状体に沿って回転させる際に生じる軌道角度差を利用して、半弧状の抜け止め部材をプラグ栓刃孔に差通して、抜け止め作用を図ったものであり、当技術は既に商品化され市販中であるが、プラグ栓刃孔に差通する抜け止め部材が半弧状の物であるため、完全に抜け止めにはならず、ある程度抜けにくくしたものに過ぎない。しかもプラグを差脱する回数が増すにつれ、阻止体部材の弾力が段々緩くなって役に立たなくなる場合が多い。何れにしても、今まで知られた技術の中では、上記で指摘した従来のコンセントの問題点をすべて解決したものはなかった。当発明の課題は、上記指摘した問題点を解決し、挿し抜きがし易く、プラグが中途半端な差込状態にならず、プラグをコンセントに差し入れた状態で電源の切換ができ、かつ作業中の不用意な脱落現象を犯さない真の抜き止めコンセントを提供することである。
Aタイププラグは導体となる2本の平行した平条状栓刃を持ち、栓刃の先端には丸い孔が設けられてある。当発明はAタイププラグのこの形状上の特徴を利用して、2本のプラグ栓刃の差込を受けるコンセントに、従来のコンセントと同じく、銅などの弾性を持つ導体でプラグ栓刃を挟持、又は接触させ、電源の接通役割を果たせると同時に、プラグ栓刃の先端部分に設けられた丸い栓刃孔に円柱形突出物から形成された阻止体を挿通させ、完全な抜きとめ役を果させる。さらにこれらの機能を合理的な構造により、ワンタッチ操作を実現するために、次の技術を利用した。
円心の位置が変動されれば、その円心を中心として回転する物体の回転軌道も相応に変動されると言う自然原理を応用して、プラグ栓刃をコンセントに挿入して右又は左に所定の円心と軌道で約90度回動可能にし、それと同時にプラグ栓刃孔に挿通可能な阻止体をプラグと異なる円心と軌道で回転させ、プラグと阻止体の回転軌道が重合されたり分離されたりする軌道差を利用して、プラグをコンセントに差入する時と引き抜く時は円柱形突出物がプラグ栓刃差入孔から離れ、プラグ栓刃が解放された状態におかれ挿し抜きがし易く、プラグ栓刃を横に回転させるにつれ、上記阻止体も回転されながらプラグ栓刃と阻止体の両軌道の距離が段々接近され、プラグ栓刃と阻止体が略90度回転された時は、プラグ栓刃がコンセント端子と接触され、電源が接通されると同時に、上記両軌道が重合され阻止体がプラグ栓刃孔に挿通され、プラグが抜け止め状態となり、プラグをコンセントの挿入位置にまわし戻すと、プラグ栓刃がコンセント端子から脱離され、電源が切断されると同時に、阻止体も回転しながらプラグ栓刃孔から抜かれ、プラグが解放状態に戻るようにする。そしてこれらの動きがすべてプラグをコンセントに差し入れて横に回すだけのワンタッチ操作で同時に行うようにする。
当発明は以上の技術思想により実現し、それにより次のような効果を現す。
当発明は以上の技術思想により実現し、それにより次のような効果を現す。
(イ)2本のプラグ栓刃をコンセントのプラグ栓刃差入孔に差入すると、プラグ栓刃の先端がコンセント基板に接するまで、通過する場所はすべて空間になってあるので、圧力を加える必要がなく、簡単に差し入れることができる。また、プラグを抜くときは、電源がつながった状態からプラグを挿入するときの位置までまわし戻すと、プラグがコンセントに差入されたときと同じ開放された状態に戻るので、力を入れずに引き抜くことができる。プラグを横に回す動きは、プラグを押し入れたり、引っ張ったりする時の腕全体の動きとは違い、手首だけを動いてプラグを回せれば良いので、ドアの鍵を閉める動きと同様にとっても簡単でやさしい動きになる。
(ロ)プラグをコンセントに差し入れて横に略90度まわすと、2本のプラグ栓刃がコンセント端子と接触され電源がつながると同時に、阻止体がプラグ栓刃孔に挿通される。すると阻止体が球状ではなく円柱形であることと、円柱形物体がプラグ栓刃孔に完全に挿通されるため、プラグが完全にロックされるので、抜けにくくした抜けとめコンセントとは違い、コンセントが破壊されない限り電源がつながった状態でプラグが中途半端な状態になることも、作業中に何かに引かれて抜けてしまう可能性もなくなる。
(ハ)プラグをコンセントに差込むと同時に電源がつながり、電源を切断したいときはプラグをコンセントから引き抜くしかなかったため、メンドなときは電源を使わないときも電源を繋いたまま放置した場合がおおかった今までのコンセントに比べ、当発明はプラグをコンセントに差入れたままの状態で、電源を接通した工作状態と、切断した休止状態と二つの状態を切換しながら使うことができるので、電源を使わない時は休止状態にすることで安全かつ節電になる。そしてコンセントのカバーの表面にプラグの挿入位置と回転後の位置に合わせて文字や矢印で、簡単にコンセントの電源接通状態を表示することが可能である。
(ニ)当発明は上記記載のような新しい機能を備えたコンセントであるが、当発明と同一発明者が出願した壁内設置型コンセントボックス(特開2005−245187)と結合することで、より優れた機能を発揮することが出来る。特開2005−245187は壁内に設置して使用するコンセントボックスに関するもので、コンセントを壁内の上、下、左、右の面に設置可能なことと、一つのコンセントを壁の両側から使えることを特徴としたものであるが、コンセントボックスの中に当発明品のコンセントを取り付けることで、今まで下向きと横向きにしか設置できながったコンセントを天井などに上向きに設置するなど、如何なる方向や角度で設置することが可能となるし、コンセントボックスをよりコンパックトにすることができるなどの利点がある。
(ロ)プラグをコンセントに差し入れて横に略90度まわすと、2本のプラグ栓刃がコンセント端子と接触され電源がつながると同時に、阻止体がプラグ栓刃孔に挿通される。すると阻止体が球状ではなく円柱形であることと、円柱形物体がプラグ栓刃孔に完全に挿通されるため、プラグが完全にロックされるので、抜けにくくした抜けとめコンセントとは違い、コンセントが破壊されない限り電源がつながった状態でプラグが中途半端な状態になることも、作業中に何かに引かれて抜けてしまう可能性もなくなる。
(ハ)プラグをコンセントに差込むと同時に電源がつながり、電源を切断したいときはプラグをコンセントから引き抜くしかなかったため、メンドなときは電源を使わないときも電源を繋いたまま放置した場合がおおかった今までのコンセントに比べ、当発明はプラグをコンセントに差入れたままの状態で、電源を接通した工作状態と、切断した休止状態と二つの状態を切換しながら使うことができるので、電源を使わない時は休止状態にすることで安全かつ節電になる。そしてコンセントのカバーの表面にプラグの挿入位置と回転後の位置に合わせて文字や矢印で、簡単にコンセントの電源接通状態を表示することが可能である。
(ニ)当発明は上記記載のような新しい機能を備えたコンセントであるが、当発明と同一発明者が出願した壁内設置型コンセントボックス(特開2005−245187)と結合することで、より優れた機能を発揮することが出来る。特開2005−245187は壁内に設置して使用するコンセントボックスに関するもので、コンセントを壁内の上、下、左、右の面に設置可能なことと、一つのコンセントを壁の両側から使えることを特徴としたものであるが、コンセントボックスの中に当発明品のコンセントを取り付けることで、今まで下向きと横向きにしか設置できながったコンセントを天井などに上向きに設置するなど、如何なる方向や角度で設置することが可能となるし、コンセントボックスをよりコンパックトにすることができるなどの利点がある。
以下、上記技術思想の実施形態に置いて実施例を通して、図面を参照しながら詳細に説明する。まず、図7の分解斜視図に基ついてコンセントの下から上の順に実施例1の構造及び機能を説明する。
コンセントの最底層は基板13から形成し、基板13の中心に中心軸21を垂直に設け、中心軸21を後述の中心幹31と連動させることで、プラグ1を中心軸21を円心として回転するようにし、中心軸21とは異なる円心で、基板13の周壁を上方に突出させて形成した円形の回動枠軌道穴9を設け、それによって基板13の断面は凹形を呈し、基板13の両辺縁にはカバーを嵌入させるための溝32が設けてある。(図7参照)
そして、回動枠軌道穴9の中に回動枠4を嵌入させるが、回動枠4は略長方形枠の両端に、プラグ栓刃2a、2bを挿入可能な幅と、少なくともプラグ栓刃の厚さの二倍の四角形貫通空間5a、5bを設けるが、貫通空間5a、5bは中の半分はプラグ栓刃2a、2bを差通できるように貫通された空間であって、その空間と隣接した残った半分の空間は中心部に円柱形突出部6a、6bが両方同じ方向を向いて突設されてあり、突出部の長さは、少なくともプラグ栓刃2a、2bの厚さと同じく、完全にプラグ栓刃を貫通可能に突出されてある。(図7、図8参照)
そして、回動枠4の中心部には略長方形を呈する移動中心孔7を貫設するが、移動中心孔7には後述の中心幹31に設けられた突出部23が、中で所望の位置まで自在に前後スライド可能な幅と長さに設け、回動枠4の両端の外側表面は回動枠軌道穴9のなかで潤滑に回転させるため弧形を形成し、回動枠4の高さは、回動枠4を回動枠軌道穴9の中に嵌入した状態で、プラグ栓刃2a、2bを差し入れたとき、円柱形突出部6a、6bとプラグ栓刃孔3a、3bの高さとが一致するようになってある。(図7、図8参照)
回動枠軌道穴9の中に回動枠4を嵌入させた基板13の上に、隔離板15を載設する。隔離板15には中心部に上記記載の突出部23を通過させるための長方形中心孔18と、長方形中心孔18の中心点を円心として約90度回転させた半円形を呈するプラグ栓刃軌道孔17a、17bを対向して貫設されており、隔離板15の上のプラグ栓刃2a、2bが約90度回転された時のプラグ栓刃軌道孔17a、17bの両側に電線と連接されたコンセント端子16a、16bを架設し、コンセント端子16a、16bはそれぞれがプラグ栓刃2a、2bを両側から挟持するよう弾性挟持片から形成する。(図7参照)
そして、コンセント端子16a、16bの上方に回動天井板19を設けるが、回動天井板19は円形板から形成し、円形板の上にプラグ栓刃2a、2bを垂直に挿入可能なプラグ栓刃差入孔20a、20bと円形板の周辺に辺縁30を突設させる。そして円形板の裏面の中心部から下方に向けて垂直に伸びて形成された中心幹31が設けられてあり、中心幹31の下端部には略立方体の突出部23を設け、中心幹31と突出部23は中空状にし、中心軸21を突出部23と中心幹31に嵌入させることで、回動天井板19の裏面はコンセント端子16a、16bに当たらない高さで、中心軸21を円心として回転自在になる。また、略立方体の突出部23は上記隔離板15に設けられた長方形中心孔18を通過して、上記回動枠4に貫設された移動中心孔7の中で前後スライド可能に嵌入される。(図7参照)
そして最上層は回動天井板19の上に、カバー29を被せるのだが、カバー29には回動天井板嵌合口22が設けられてあり、カバーの表面には回動天井板19に設けられたプラグ栓刃差入孔20a、20bのプラグ挿入位置と回転後の電源接通位置と一致する場所に、異色で矢印や文字などで電源の接通状態や回転方向などを示す。(図7参照)
当実施例は以上の構造で形成されており、これを使用する際は、プラグ1を片手で持って、プラグ栓刃2a、2bを回動天井板19に設けられたプラグ栓刃差入孔20a、20bに差入する。するとプラグ栓刃2a、2bはプラグ栓刃差入孔20a、20bと隔離板15に設けられたプラグ栓刃軌道孔17a、17bを通過して、回動枠4に設けられた貫通空間5a、5bに入り、先端部分はコンセント基板13に接触する。それまでプラグ栓刃が通る場所はすべて空間になってあるため、圧力を加える必要がなく、簡単に差込することができる。(図4参照)
プラグ1をコンセントに差入したら、そのままプラグ1を時計方向に約90度回転させる。するとプラグ1は中心幹31を中心点として回動天井板19と一緒に回転されるのだが、プラグ栓刃2a、2bは、中心軸21に嵌合された中心幹31の固定作用と、カバー29に設けられた回動天井板嵌合口22の回動天井板19に対しての軌道安定作用と、そして隔離板15に設けたプラグ栓刃軌道孔17a、17bのプラグ栓刃に対しての控制作用などで、プラグ栓刃2a、2bは所定の軌道から離れることなく、精確な軌道で回転することになる。(図1参照)
そしてプラグ栓刃2a、2bが約90度回転されると、隔離板15の上の部分のプラグ栓刃2a、2bはプラグ栓刃軌道孔17a、17bの両側に架設されたコンセント端子16a、16bの間にそれぞれ挟持され電源が接通される。(図6参照)
一方、隔離板15の下の部分に配置された回動枠4は、貫通空間5a、5bに挿入されたプラグ栓刃2a、2bの回動枠4の側壁に対しての推動作用と、中心幹31の下端に設けた突出部23の中心孔7に対しての連動作用で、回動枠4はプラグ栓刃2a、2bと同時に同歩回転を始める。(図1参照)
しかし、回動枠4はプラグ栓刃2a、2bと同時に回転しながらも、基板13に設けられた回動枠軌道穴9に制限された軌道を沿って回転されるのだが、回動枠軌道穴9の回転軌道とプラグ栓刃2a、2bの軌道がつれてある為、回動枠4は中心孔7の中で中心幹31の下端に設けられた突出部23との滑動で、回転しながら中心点が移動され、当初は貫通空間5a、5bの中の貫通された半分の空間で収納されていたプラグ栓刃2a、2bが、プラグ1が略90度回転された時点では、上記両軌道が重合され、貫通空間5a、5bの中の隣の半分の空間に移動され、その空間の中に突設された円柱形突出部6a、6bがそれぞれプラグ栓刃孔3a、3bに挿通されるようになる。(図1参照)
円柱形突出部6a、6bがプラグ栓刃孔3a、3bに挿通されると、突出部の形状が球状ではなく円柱形であるため、プラグ栓刃との接触面積が一点ではなく弧状の一面になるため、プラグ栓刃2a、2bを完全にロックされてしまう。そして、回動枠4の上には隔離板15が載設固定されたため、そのままではプラグを引きぬくことができなくなる。(図1、図6参照)
プラグ1をコンセントから抜くときは、まずプラグ1を電源が接通された状態から差入するときと反対方向に、つまり反時計方向に略90度回し戻す。すると隔離板15の上の部分のプラグ栓刃2a、2bはコンセント端子16a、16bに挟持された状態から脱離されると同時に電源が切断される。そして隔離板15の下のプラグ栓刃2a、2bは差入するときと相反の作用で、回動枠4と同時に回転を始め、プラグ栓刃2a、2bが元の挿入位置に巻き戻されたときは、プラグ栓刃2a、2bと回動枠4との軌道差で、円柱形突出部6a、6bもプラグ栓刃孔3a、3bから完全に脱離され、プラグ1は解放された状態に戻るので軽く引き出せるようになる。
プラグ1を挿脱可能な位置に戻してからは、必要によってプラグをコンセントから抜き出すこともできるし、次回使用するとき電源を簡単に接通させるため、抜かずに、コンセントに挿入されたまま状態にしておいても、電源が切断されているため、安全かつ節電にもなる。
そして、コンセントにプラグが挿入されていない時は、回動枠4の外側面と回動枠軌道穴9の内壁との適度の摩擦力と、中心幹31の下端部に設けられた突出部23の移動中心孔7に対しての係止作用で、回動枠4が勝手に回転され、プラグ挿入位置が移動されるようなことは起きない。
当実施例では、抜け止め部分の円柱形突出部6a、6bを一つの回動枠4の両端に設け、それを一つの丸い回動枠軌道穴9の中で回動させた前記実施例1の構造とは違い、抜け止め部分の円柱形突出部6a、6bを二つの単体回動枠8a、8bに別々に設け、回動軌道を制限する回動軌道穴もそれに相応した二つの半円形単体回動枠軌道穴36a、36bを対向して別々に設け、その中に単体回動枠8a、8bをそれぞれ嵌入させたもので、単体回動枠軌道穴36a、36bの回動軌道は上記回動枠軌道穴9と同じ軌道にしたものである。(図9参照)
それに従って、中心幹31の下端に設けた突出部23をなくし、隔離板15の上の四角形中心孔18は変りに円形中心孔27を設ける。
そして、コンセントにプラグが挿入されていない時、単体回動枠8a、8bが勝手に回転され、プラグ差入口が移動されることのないようにするために、単体回動枠軌道穴36a、36bの中に常時単体回動枠8a、8bを電源切断位置に付勢させるよう弾性体11a、11bを設ける。それ以外の構造は前記実施例1と同様である。(図9参照)
この実施例を使用するときは、プラグ栓刃2a、2bをコンセントに差入すると、プラグ栓刃2a、2bは上記実施例1と同じ解放された位置に置かれる。そして、プラグ1を時計方向に横に回転させると、プラグ栓刃2a、2bの側面が単体回動枠8a、8bの側壁に対しての推圧作用で、単体回動枠8a、8bがプラグと一緒に回転し、単体回動枠8a、8bは単体回動枠軌道穴36a、36bの軌道に沿って回転するため、プラグが約90度回転された時は、最初5a、5bの中の貫通空間に収容されていたプラグ栓刃2a、2bは、その隣の空間に移され、その空間に突設された円柱形突出部6a、6bがそれぞれプラグ栓刃孔3a、3bに挿通されるようになる。そして電源の切断操作や、プラグの抜く操作などは、実施例1と同じ操作をすることで、同じ原理により同じ効果を得られる。(図1、図9参照)
当実施例では、抜け止め部分の円柱形突出部を回動枠の中に設け、回動枠を回転させて抜け止め役の円柱形突出部をプラグ栓刃孔に挿通させた上記実施例1と実施例2の方法とは違い、円柱形突出部代わりに長い棒状から形成された円柱形回動棒14a、14bを、基板13の中心から離れた左右両側を支点として各自回略90度回動自在に設け、プラグ栓刃2a、2bと異なる円心と軌道で回動させたものである。それによりプラグ栓刃2a、2bが差し抜き位置に置かれたときは、プラグ栓刃2a、2bが円柱形回動棒14a、14bと離れ、解放された状態に置かれるが、プラグ1を略90度回転させた時は、円柱形回動棒14a、14bも同歩回転された先端部分がそれぞれプラグ栓刃孔3a、3bに挿通され、プラグを完全にロックさせるようになる。(図10、図11、図12、図13参照)
そして、円柱形回動棒14a、14bをプラグ栓刃2a、2bの回転に同歩回転させるため、基板13に中心軸21を円心とした回動枠軌道穴33を基板13の周壁を突出させて設け、その回動枠軌道穴33の中に回転可能な円形回動枠35を設け、円形回動枠35の中にプラグ栓刃2a、2bを収容するためのプラグ栓刃差入口10a、10bを貫通させ、周囲の壁には円柱形回動棒14a、14bの動きをコントロルするための突出壁28a、28bと突出壁38a、38bを設ける。(図10参照)
そして基板13の上に設けた中心軸21の両羽に円形回動枠35と同じ高さまでの間壁26を設け、円柱形回動棒14aと14bを完全に隔離させる。そして基板13の上には隔離板15をなくし、プラグ栓刃2a、2bが略90度回転された位置に電源となるコンセント端子37a、37bを基板13の上に直接設ける。(図11、図12参照)
さらにコンセント端子37a、37bはプラグ栓刃2a、2bを両側から挟持する上記実施例1と実施例2の構造と違い、コンセント端子を形成する素材の弾性圧力を利用して一側からプラグ栓刃2a、2bと接触して電源を接通するようにしたものにする。それ以外のところは実施例1と同様にする。(図13参照)
この実施例は上記構造により形成し、これを使用する際は、プラグ1をコンセントに差入すると、プラグ栓刃2a、2bはプラグ栓刃差入孔20a、20bを通って直接円形回動枠35に貫通されたプラグ栓刃差入口10a、10bの中に入って、先端部はコンセント基板13の底面に接触する。それまでのプラグ栓刃が通る場所はすべて空間になってあるので、プラグ1は抵抗なく差し抜き可能になる。
そして、プラグ1を時計方向に回転させると、プラグ栓刃2a、2bの側面が突出壁28a、28bを推動して円形回動枠35が回転し始め、プラグ栓刃2a、2bに設けられたプラグ栓刃孔3a、3bが円柱形回動棒14a、14bとそれぞれ一直線になった時、突出壁38b、38aがそれぞれ円柱形回動棒14a、14bの先端部に当接され、突出壁38a、38bの推動作用で、プラグ栓刃2a、2bと円柱形回動棒14a、14bが同じ高さでの同歩回転を始める。そしてプラグが略90度回転された時は、プラグ栓刃2a、2bの下の部分は、円柱形回動棒14a、14bの先端部分がプラグ栓刃孔3a、3bの中に挿通され、プラグ1が完全にロックされる。一方プラグ栓刃2a、2bの上の部分はコンセント端子37a、37bと接触され、電源が接通される。そしてプラグ1を抜き出す際は、挿入のときと逆の方向へ操作すれば、相反の作用により元の状態に戻る。(図10、図11、図12、図13参照)
当実施例での電源が接通された時の抜け止め機制は、コンセントを組み合わせる段階で先に円形回動枠35を基板13に設けた回動枠軌道穴33の中に嵌め込み、その上にコンセント端子37a、37bをネジで固定することで円形回動枠35を回動枠軌道穴9から抜けられないようにし、さらに円形回動枠35の内側の上方辺縁を内側に僅かに突出させる。それによって、電源が接通された状態でプラグ1が引っ張られた場合、プラグ栓刃孔3a、3bには円柱形回動棒14a、14bがそれぞれ差通されてあるため安定されるし、円柱形回動棒14a、14bの回動支点となる一端は基板13に軸着されてあり、もう一端は円形回動枠35の内側壁の突出された辺縁に係止され抜けられなくなり、また円形回動枠35は上述の回動枠軌道穴33の中に嵌合されてあるので、コンセント全体が一体化され抜け止め状態となる。
そしてコンセントにプラグが挿入されていない時、円形回動枠35が勝手に回転され、プラグ差入口が移動されることのないようにするためには、円形回動枠35と基板13に設けた回動枠軌道穴33との間に適度の摩擦力か、あるいは一定の弾性を持たせる。他のところは上記実施例1と同様にする。
当発明は、電源となるコンセント端子の設け手段として、上記実施例1と実施例2においては基板13の上に隔離板15を設け、隔離板15の上にコンセント端子16a、16bを設けた構造に代わり、実施例3においては隔離板15をなくし、コンセント端子37a、37bを直接基板13の上に設けたのだが、これらの手段はお互いに置き換え、又は部分的に組み替えることができるので、それについて下記説明する。
まず、実施例1の場合、隔離板15をなくして、コンセント端子を直接基板13の上に設置することができる。その場合、プラグ栓刃2a、2bを両側から挟持して電源を接通するコンセント端子16a、16b代わりに、素材の弾性を利用して、プラグ栓刃を片側から接触して電源を接通させることができるコンセント端子37a、37bを直接基板13の上のプラグ栓刃2a、2bが略90度回転された位置に対向して設ける。(図14参照)
従って、回動枠軌道穴9の中に回動枠4を嵌入させた後、電源の接通状態で回動枠4を押さえて固定する役目を果たせるため、回動枠軌道穴9代わりに回動枠軌道穴9と同じ軌道でありながら、回動枠4が抜けないようにした回動枠軌道穴40を基板13の周壁を突出させて設けるが、回動枠軌道穴40は、コンセント端子37a、37bを設ける位置を、回動枠4を嵌入させるときの嵌め込み口として残して、ほかの回動枠軌道穴の上部辺縁を内側に向けて僅かに突出させてなる辺縁41を設ける。そしてコンセントを組み立てる際に、まず回動枠軌道穴40の辺縁41を設けていない嵌め込む口から回動枠4を嵌めこみ、その上にコンセント端子37a、37bを固着する。すると嵌め込まれた回動枠4は辺縁41々コンセント端子37a、37bの作用で、どの方位に回されても抜けることができなくなる。(図15参照)
次に、実施例2の場合は、隔離板15をなくし、プラグ栓刃2a、2bを両側から挟持して電源を接通するコンセント端子16a、16bをそのまま直接基板13の上の単体軌道枠軌道穴36a、36bの両側から架設してもよいし、コンセント端子16a、16b代わりに、素材の弾性を利用して、プラグ栓刃を片側から接触して電源を接通させることができるコンセント端子37a、37bを直接基板13の上単体軌道枠軌道穴36a、36bに側面から対向して設けることも可能である。そして単体回動枠8a、8bをはめ込んだ後、抜けないようにするために、コンセント端子を設ける口以外の辺縁を上記実施例1同様、単体軌道枠軌道穴36a、36bを内側に向け僅かに突出させてなる辺縁41を設ける。そして、これを組み立てる際は、まず単体回動枠8a、8bをそれぞれ単体軌道枠軌道穴36a、36bにはめ込んだ後、回動枠4を辺縁41を設けてない嵌め込む口から回動枠4を嵌めこみ、その上にコンセント端子37a、37bもしくはコンセント端子16a、16bを固着すればよい。(図16参照)
そして実施例3の場合は、回動枠軌道穴33の中に回動可能な円形回動枠35を嵌めこんでから、基板13の上に設けたコンセント端子37a、37bをなくし、実施例2のプラグ栓刃軌道孔17a、17bとコンセント端子16a、16bと円形中心孔27などが設けられた隔離板15を、丸こと基板13の上に載設すればよい。(図18参照)
上記三つの実施例の部分的置き換えは、当発明の成り立つ原理においても、機能性においても問題がないので、生産設計の段階で構造の簡素化、コストの削減、部品を構成する素材の性質など様々の要因を考慮した上で、選択することが可能である。
また、当発明に置いて、プラグをコンセントに挿入して所定の円心と軌道で略90度回転させる手段として、回動天井板19を設けず、プラグ挿入口20a、20b代わりにプラグを挿入して略90度回動可能にしたプラグ栓刃軌道孔42a、42bを直接コンセントカバー29に設けることも可能である。(図17参照)
しかし、そうした場合は、コンセントの内部が、いつも大きな開き口によって外側に解放されたことになり、その開放口から埃と虫が侵入しやすく、プラグ栓刃の回転軌道の精確度と安定性が弱くなる、コンセントの外観形状が醜いなどの問題があるので、実用性に欠ける。
また、当発明において、コンセントにプラグが挿入されていない時、阻止体が勝手に回転されないようにする方法や、電源となるコンセント端子の形状、コンセント端子とプラグとの接続方法などについては、前記した三つの実施例の方法に限らない。
そして、上記記載の実施例1、実施例2、実施例3を製品化する際の素材は、コンせント端子の電源接続部分は、銅などの弾性と適度の強度を有する金属導体を使用し、他の部品はなるべく合成樹脂や合成金属等の十分な耐熱性と、強度、耐久性などを備えた材料の絶縁体であって、電源の短絡や燃焼現象などを完全に防止可能な素材を採用する。
また、当発明は、コンセントのカバーや外筐の形状を変えるだけで、壁や床に設けられるアウトレットやコネクタボディなどの同じ種類のコンセントにも適用する。そして、日本ではプラグの左側の接地栓刃が右側の栓刃より僅かに長い(左側9mm、右側7mm)場合があるのだが、長いほうの左側のサイズに合わせれば影響を及ばないので、適用する。(図2参照)
1 プラグ
2a、2b プラグ栓刃
3a、3b プラグ栓刃孔
4 回動枠
5a、5b 貫通空間
6a、6b 円柱形突出部
7 移動中心孔
8 単体回動枠
9 回動枠軌道穴
10a、10b プラグ栓刃差入
11 弾性体
12 プラグ栓刃回動軌道を示す線
13 基板
14a、14b 円柱形回動棒
15 隔離板
16a、16b コンセント端子
17a、17b プラグ栓刃軌道孔
18 四角形中心孔
19 回動天井板
20a、20b プラグ栓刃差入孔
21 中心軸
22 回動天井板嵌合口
23 突出部
24 電線
25 螺子孔
26 間壁
27 円形中心孔
28 突出壁
29 カバー
30 辺縁
31 中心幹
32 溝
33 回動枠軌道穴
34 ねじ
35 円形回動枠
36a、36b 回動枠軌道穴
37a、37b コンセント端子
38a、38b 突出壁
39 円柱形突出部回動軌道を示す線
40 回動枠軌道穴
41 突出辺縁
42a、42b プラグ栓刃軌道孔
2a、2b プラグ栓刃
3a、3b プラグ栓刃孔
4 回動枠
5a、5b 貫通空間
6a、6b 円柱形突出部
7 移動中心孔
8 単体回動枠
9 回動枠軌道穴
10a、10b プラグ栓刃差入
11 弾性体
12 プラグ栓刃回動軌道を示す線
13 基板
14a、14b 円柱形回動棒
15 隔離板
16a、16b コンセント端子
17a、17b プラグ栓刃軌道孔
18 四角形中心孔
19 回動天井板
20a、20b プラグ栓刃差入孔
21 中心軸
22 回動天井板嵌合口
23 突出部
24 電線
25 螺子孔
26 間壁
27 円形中心孔
28 突出壁
29 カバー
30 辺縁
31 中心幹
32 溝
33 回動枠軌道穴
34 ねじ
35 円形回動枠
36a、36b 回動枠軌道穴
37a、37b コンセント端子
38a、38b 突出壁
39 円柱形突出部回動軌道を示す線
40 回動枠軌道穴
41 突出辺縁
42a、42b プラグ栓刃軌道孔
Claims (4)
- 2本の平条状栓刃を有するプラグの挿入を受ける2極コンセントにおいて、プラグ栓刃をコンセントに挿入して所定の円心と軌道で略90度回動可能にし、コンセントの中の上記プラグ栓刃が略90度回転された時の位置に電源となるコンセント端子を設け、上記プラグ栓刃の先端部に有するプラグ栓刃孔に挿通可能な阻止体を、上記プラグ栓刃と異なる円心と軌道でありながら、プラグ栓刃孔とは同じ高さで同歩回転を可能にすることで、プラグ栓刃を差し抜きするときは、プラグ栓刃と阻止体がお互いに離れ、プラグ栓刃が阻止体から解放された状態に置かれ、挿しぬきしやすく、プラグ栓刃を横に回転させるにつれ、上記阻止体も回転されながらプラグ栓刃との軌道が段々接近され、プラグ栓刃と阻止体が略90度同歩回転された時は、プラグ栓刃が上記コンセント端子と接触され、電源が接通されると同時に、上記両軌道が重合され阻止体がプラグ栓刃孔に挿通され、プラグが抜け止め状態となり、プラグをコンセントの挿入位置に再びまわし戻すと、プラグ栓刃がコンセント端子から脱離され、電源が切断されると同時に、阻止体も回転しながらプラグ栓刃孔から抜かれ、プラグが解放状態に戻されることを特徴とする抜きとめコンセント。
- プラグ栓刃2a、2bをプラグ栓刃挿入孔20a、20bに挿入して、中心幹31を円心として、回動天井板19と一緒に回動可能にし、プラグ栓刃軌道孔17a、17bが貫設された隔離板15を基板13の上に載設し、隔離板15の上の上記プラグ栓刃2a、2bが略90度回転された時のプラグ栓刃軌道孔17a、17bの両側に、電源となるコンセント端子16a、16bを架設し、上記プラグ栓刃2a、2bの先端部に有するプラグ栓刃孔3a、3bに挿通可能な阻止体を円柱形突出部6a、6bから形成し、その円柱形突出部6a、6bを回動枠4の両端に同一方向に設け、コンセント基板13の上には中心軸21を垂直に設け、中心軸21と上記中心幹31とを連接し、中心軸21と異なる点を円心とした回動枠軌道穴9を基板13の周壁を突出さて設け、回動枠軌道穴9の中に上記回動枠4を嵌合させて回動可能にすることで、プラグ栓刃2a、2bと円柱形突出部6a、6bから形成された阻止体が異なる軌道で同歩回転を可能にしたことを特徴とする請求項1の抜きとめコンセント。
- プラグ栓刃2a、2bをプラグ栓刃挿入孔20a、20bに挿入して、中心幹31を円心として、回動天井板19と一緒に回動可能にし、プラグ栓刃軌道孔17a、17bが貫設された隔離板15を基板13の上に載設し、隔離板15の上の上記プラグ栓刃2a、2bが略90度回転された時のプラグ栓刃軌道孔17a、17bの両側に、電源となるコンセント端子16a、16bを架設し、上記プラグ栓刃2a、2bの先端部に有するプラグ栓刃孔3a、3bに挿通可能な阻止体を円柱形突出部6a、6bから形成し、その円柱形突出部6a、6bを、それぞれ二つの回動枠8a、8bに同一方向に向けて個別に設け、コンセント基板13の上に、基板の中心点と異なる点を円心とした回動枠軌道穴36a、36bを対向して設け、回動枠8a、8bを回動枠軌道穴36a、36bの中で回動可能にすることで、プラグ栓刃2a、2bと円柱形突出部6a、6bから形成された阻止体が異なる軌道で同歩回転を可能にしたことを特徴とする請求項1の抜きとめコンセント。
- プラグ栓刃2a、2bをプラグ栓刃挿入孔20a、20bに挿入して、中心幹31を円心として、回動天井板19と一緒に回動可能にし、コンセント基板13の上のプラグ栓刃2a、2bが略90度回転された時の位置に、電源となるコンセント端子37a、37bを対向して設け、上記プラグ栓刃2a、2bの先端部に有するプラグ栓刃孔3a、3bに挿通可能な阻止体を、円柱形回動棒14a、14bから形成し、その円柱形回動棒14a、14bを基板13の中心点から離れた左右両側を円心として各自回転自在に設け、コンセント基板13の上に中心軸21を円心として、基板13の周壁を突出させてなる回動枠軌道穴33を設け、回動枠軌道穴33の中に円形回動枠35を回動可能に設けることで、円柱形回動棒14a、14bをプラグ栓刃2a、2bと相違する軌道でありながら上記プラグ栓刃孔3a、3bと同じ高さで同歩回転を可能にしたことを特徴とする請求項1の抜きとめコンセント。
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JP2007198122A JP4117344B1 (ja) | 2007-07-02 | 2007-07-02 | 抜け止めコンセント |
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JP4355025B1 (ja) * | 2008-09-30 | 2009-10-28 | 合同会社 十八子発明 | 抜け止めコンセント |
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EP2213223A1 (en) | 2009-01-28 | 2010-08-04 | Panasonic Corporation | Intra-oral measurement device and intra-oral measurement system |
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