JP2007103304A - Acアダプタ - Google Patents

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岳久 松澤
Yuji Abe
優二 阿部
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Abstract

【課題】 電源プラグ部の操作時における操作性,円滑性及び安定性の向上、更には長期使用によるガタ付きの発生を防止するとともに、ピン接続部とブラシ接続部が接触しない不具合を回避して十分な信頼性を確保する。
【解決手段】 電源プラグ部4に、一対のブレード部5a,5bとそれぞれ導通する一対のピン接続部6a,6bを当該電源プラグ部4における回動軸部7の両側にそれぞれ突出させて設け、かつアダプタ本体部3に、各ピン接続部6a,6bの周面に接触可能なブラシ接続部8a,8bを設けるとともに、回動軸部7上に、電源プラグ部4を少なくとも使用位置Xs又は格納位置Xrに停止可能なクリック機構部9を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アダプタ本体部から突出する使用位置又はアダプタ本体部に格納する格納位置に選択的に変位可能な電源プラグ部を備えるACアダプタに関する。
従来、AC電源をDC電源に変換する機能を有するACアダプタであって、特に、アダプタ本体部に電源プラグ部を付設し、この電源プラグ部をアダプタ本体部から突出する使用位置又はアダプタ本体部に格納する格納位置に選択的に変位可能となるように構成した携帯可能な小型のACアダプタとしては、特許第3329258号公報で開示されるACアダプタがが知られている。
同公報に開示されるACアダプタは、AC電源をDC電源に変換する回路部品を収容したケースと、AC電源に接続するための導電性ブレードと、このブレードの一部をモールドした絶縁性プラグとを備え、ブレードはケースの一部に収納された状態とケースから突出した状態との間で90°回転可能に軸支されたACアダプタであって、プラグは、AC電源に接続するためのブレードの端子部を突出させる端面と、この端面に直交して互いに対向する第1面及び第2面と、第1面からブレードと直交する方向に突出した第1回転軸と、第2面から第1回転軸とは逆方向に突出した第2回転軸と、この第2回転軸の端面から突出したブレードの接点部とを備え、ケース内には、プラグが突出した状態にあるときに、ブレードの接点部の側面と弾性的に接触する導電性接触子が設けられたものであり、特に、回転式プラグの摩擦防止を企図している。
特許第3329258号
しかし、上述した従来のACアダプタは、次のような問題点があった。
第一に、ブレードの接点部の側面に導電性接触子が弾性的に接触するも、軸方向一方に位置する第2回転軸側にのみ弾性力が付与されるため、絶縁性プラグの軸方向左右(第1回転軸と第2回転軸)に付加される応力がアンバランスとなり、プラグ操作時における操作性,円滑性及び安定性を低下させる要因になるとともに、長期の使用によりガタ付きを発生しやすい。
第二に、ブレードの接点部の側面と導電性接触子が接触する回転角度範囲が狭い範囲に限られるため、例えば、使用時において、プラグが電源コンセントに十分に差し込まれず、プラグの回転角度が途中の角度で停止したような場合、ブレードの接点部の側面と導電性接触子が接触しない虞れがあり、信頼性に難がある。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したACアダプタの提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、ケーシング2に収容されたアダプタ本体部3と、このアダプタ本体部3に付設し、アダプタ本体部3から突出する使用位置Xs又はこの使用位置Xsから90°回動させることによりアダプタ本体部3に格納する格納位置Xrに選択的に変位可能な電源プラグ部4とを備えるACアダプタ1を構成するに際して、電源プラグ部4に、一対のブレード部5a,5bとそれぞれ導通する一対のピン接続部6a,6bを当該電源プラグ部4における回動軸部7の両側にそれぞれ突出させて設け、かつアダプタ本体部3に、各ピン接続部6a,6bの周面に接触可能なブラシ接続部8a,8bを設けるとともに、回動軸部7上に、電源プラグ部4を少なくとも使用位置Xs又は格納位置Xrに停止可能なクリック機構部9を設けたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、ピン接続部6a,6bは、使用位置Xs及び格納位置Xrを含めてブラシ接続部8a,8bに常時接触するように、回動軸部7の中心位置に配してもよいし、或いは使用位置Xsでブラシ接続部8a,8bに接触し、かつ格納位置Xrでブラシ接続部8a,8bから離間するように、回動軸部7の中心から径方向にオフセットした位置に配してもよい。
このような構成を有する本発明に係るACアダプタ1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 電源プラグ部4に、一対のブレード部5a,5bとそれぞれ導通する一対のピン接続部6a,6bを当該電源プラグ部4における回動軸部7の両側にそれぞれ突出させて設け、かつアダプタ本体部3に、各ピン接続部6a,6bの周面に接触可能なブラシ接続部8a,8bを設けたため、電源プラグ部4における回動軸部7の両側に応力が付加されることによる左右のバランスが確保され、電源プラグ部4の操作時における操作性,円滑性及び安定性を向上させることができるとともに、長期使用によるガタ付きの発生を防止することができる。
(2) ピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bが接触する角度範囲が狭い範囲に限られる不具合が解消されるため、例えば、使用時において、電源プラグ部4が電源コンセントに十分に差し込まれず、電源プラグ部4が途中の回動角度で停止した場合であっても、ピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bが接触しない不具合を回避でき、もって十分な信頼性を確保することができる。
(3) 好適な態様により、ピン接続部6a,6bを、使用位置Xs及び格納位置Xrを含めてブラシ接続部8a,8bに常時接触するように、回動軸部7の中心位置に配すれば、ピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bが接触しない不具合をより確実に回避でき、更なる高信頼性を確保できる。
(4) 好適な態様により、ピン接続部6a,6bを、使用位置Xsでブラシ接続部8a,8bに接触し、かつ格納位置Xrでブラシ接続部8a,8bから離間するように、回動軸部7の中心から径方向にオフセットした位置に配すれば、特に、オフセット量を選定するなどにより、ピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bが接触する角度範囲を任意に設定でき、ピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bが接触する角度範囲が狭い範囲に限られる不具合を解消しつつ、格納位置Xrでピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bの接続を解除する機能を享受できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るACアダプタ1の構成について、図1〜図5を参照して説明する。
ACアダプタ1は、大別してアダプタ本体部3とこのアダプタ本体部3に付設した電源プラグ部4を備える。
電源プラグ部4は、合成樹脂等の絶縁材料により一体形成したプラグ基部11を有し、このプラグ基部11から一対のブレード部5a,5bと一対のピン接続部6a,6bが突出する。プラグ基部11は偏平なブロック状に形成し、比較的面積の大きい一対の側面11a,11bには、それぞれ円柱状の凸軸部7a,7bを一体形成する。この凸軸部7a及び7bは、側面11a,11bに対して直角方向の軸心を有する回動軸部7を構成する。また、一方の凸軸部7aの端面には、後述するクリック機構部9を構成するクリック係合部12を一体形成する。
そして、プラグ基部11における凸軸部7a(クリック係合部12)及び凸軸部7bの中心から一対のピン接続部6a,6bがそれぞれ突出するとともに、プラグ基部11における比較的面積の小さい先端面11fからは一対のブレード部5a,5bが突出する。一対のブレード部5a,5bは、商用AC100〔V〕の電源コンセントに差込むことによりアダプタ本体部3にAC電源を入力させる機能を有する。この場合、プラグ基部11の内部では、一方のピン接続部6aと一方のブレード部5aが導通するとともに、他方のピン接続部6bと他方のブレード部5bに導通する。また、各ピン接続部6a,6b及び各ブレード部5a,5bは、プラグ基部11の成形時にインサート成形により当該プラグ基部11に埋設する。なお、先端面11fの反対側に位置する背面11rは、図3に示すように、凸軸部7a,7bに対して同心となる半円状に形成する。
他方、アダプタ本体部3は、図4及び図5に示すように、合成樹脂等の絶縁材料により偏平な直方体状に形成したケーシング2を備え、このケーシング2の内部に、図1に示す回路基板21を収容して構成する。この回路基板21は、詳細な回路を省略したが、AC電源をDC電源に変換する機能を有し、アダプタ本体部3からはDC電源が出力するDC出力ケーブル22が導出する。ケーシング2は、図5に示すように、分割形状に形成した二つのケーシング半体2xと2yからなり、このケーシング半体2xと2yを組合わせて構成する。
また、ケーシング2には、電源プラグ部4を収容する収容凹部23を設ける。収容凹部23は、図4に示すように、面積の大きい一方の底面部2rから一方の側面部2pに至る切欠状に設ける。したがって、収容凹部23が開口するのはケーシング2の二面、即ち、底面部2rと側面部2pのみである。収容凹部23には、電源プラグ部4を幅の狭い側から収容できるようにし、収容凹部23の形状及び大きさは、電源プラグ部4の長さ,横幅及び縦幅に、ほぼ一致させる。なお、23sは、ケーシング2に設けた操作用凹部であり、この操作用凹部23sに指を入れることにより、収容凹部23に収容された電源プラグ部4を外へ押出すことができる。
さらに、ケーシング2には、収容凹部23に電源プラグ部4を収容した際に、凸軸部7a,7bを回動自在に支持する軸受部24a,24b(図1の仮想線)を一体形成する。したがって、収容凹部23に電源プラグ部4を収容し、凸軸部7a,7bを軸受部24a,24bに装填した際には、電源プラグ部4は、アダプタ本体部3から突出する使用位置Xs又はこの使用位置Xsから90°回動させることによりアダプタ本体部3に格納する格納位置Xrに回動変位可能となる。
一方、ケーシング2の内部に収容した回路基板21には、各ピン接続部6a,6bの周面に接触可能なブラシ接続部8a,8bを取付ける。この場合、一方のブラシ接続部8bは、図2に示すように、全体を逆U形に形成し、一端に回路基板21への取付部25bを形成する。この取付部25bは、回路基板21に設けた孔部に挿入し又は回路基板21を挟むことにより、回路基板21の回路パターンに半田付けにより固定できる。図2中、26bが半田付部を示す。これにより、同図に示すように、ブラシ接続部8bの他側をピン接続部6bの周面に圧接させることができる。なお、他方のブラシ接続部8aも、上述したブラシ接続部8bと同様に取付ける。
また、凸軸部7a上には、電源プラグ部4を少なくとも使用位置Xs又は格納位置Xrに停止可能なクリック機構部9を設ける。クリック機構部9は、図3に示すように、前述したクリック係合部12と、このクリック係合部12に係合するクリック係合受部31により構成する。この場合、クリック係合部12は、端面形状が正方形となる角柱状に形成し、四周面の各中央位置には、軸方向に沿った三角山状の係合凸部12c…を設ける。他方、クリック係合受部31は、合成樹脂等の弾性材料により矩形枠形に形成し、長手方向に沿った二つの面の内面中央位置には、係合突部12c…が係合可能な三角谷状の係合凹部31s…を設ける。なお、クリック係合受部31の長手方向両端は、それぞれケーシング半体2x,2yの内面に形成した保持部(不図示)により位置決め保持される。
これにより、電源プラグ部4を使用位置Xs又は格納位置Xrにクリック的に停止させることができる。この場合、クリック係合部12は角柱状となるため、使用位置Xsと格納位置Xrの中間位置(角度45°位置)でも停止することになるが、使用位置Xsと格納位置Xrでは、クリック係合部12とクリック係合受部31が面接触するため、安定に停止できる利点がある。
このACアダプタ1における主要部分は、次のように組立てることができる。まず、各ブラシ接続部8a,8bを回路基板21に取付け、この回路基板21を一方のケーシング半体2xに収容する。次いで、電源プラグ部4のクリック係合部12にクリック係合受部31を図3に示すように装着し、電源プラグ部4を一方のケーシング半体2xにセットする。この場合、電源プラグ部4の凸軸部7a,7bを軸受部24a,24bに装着するとともに、クリック係合受部31をケーシング半体2xの保持部に装着する。そして、他方のケーシング半体2yをケーシング半体2xに装着すればよい。
これにより、ケーシング2に収容されたアダプタ本体部3と、このアダプタ本体部3に付設し、アダプタ本体部3から突出する使用位置Xs又はこの使用位置Xsから90°回動させることによりアダプタ本体部3に格納する格納位置Xrに選択的に変位可能な電源プラグ部4を備えるACアダプタ1を得ることができる。
一方、このACアダプタ1は、次のように操作することができる。まず、使用する際は、ケーシング2に設けた操作用凹部23sに手の指を入れ、格納位置Xrにある電源プラグ部4の一方のブレード部5bに指を掛けて押出すとともに、90°回動操作することにより、図5に示す使用位置Xsに変位させることができる。一方、使用位置Xsにある電源プラグ部4を格納位置Xrに変位させる際には、一方のブレード部5bを、押出した方向に対して反対方向へ手で押倒し、90°回動操作すれば、図4に示す格納位置Xrに変位させることができる。この場合、使用位置Xs及び格納位置Xrでは、係合凸部12c…が係合凹部31s…に係止し、電源プラグ部4はクリック的に停止する。
よって、このような本実施形態に係るACアダプタ1によれば、電源プラグ部4に、一対のブレード部5a,5bとそれぞれ導通する一対のピン接続部6a,6bを当該電源プラグ部4における凸軸部7a,7bの両側にそれぞれ突出させて設け、かつアダプタ本体部3に、各ピン接続部6a,6bの周面に接触可能なブラシ接続部8a,8bを設けたため、電源プラグ部4における回動軸部7の両側に応力が付加されることによる左右のバランスが確保され、電源プラグ部4の操作時における操作性,円滑性及び安定性を向上させることができるとともに、長期使用によるガタ付きの発生を防止できる。また、ピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bが接触する角度範囲が狭い範囲に限られる不具合が解消されるため、使用時において、電源プラグ部4が電源コンセントに十分に差し込まれず、電源プラグ部4が途中の回動角度で停止したような場合であっても、ピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bが接触しない不具合を回避でき、もって十分な信頼性を確保できる。特に、ピン接続部6a,6bを、使用位置Xs及び格納位置Xrを含めてブラシ接続部8a,8bに常時接触するように、凸軸部7a,7bの中心位置に配したため、ピン接続部6a,6bとブラシ接続部8a,8bが接触しない不具合をより確実に回避でき、更なる高信頼性を確保できる利点がある。
次に、本発明に係るACアダプタ1の変更実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、クリック機構部9の変更実施形態を示す。図6に示すクリック機構部9は、図3に示したクリック係合部12及びクリック係合受部31の代わりに、クリック係合部12e及びクリック係合受部31eを用いたものである。この場合、クリック係合部12eは、端面形状が円形となる円柱状に形成し、周方向に90°間隔で軸方向に沿った半円状の係合凹部12es…を設けるとともに、クリック係合受部31eは、合成樹脂等の弾性材料によりコの字形に形成し、対峙する一対の先端部に、係合凹部12es…に係合可能な半円山状の係合凸部31ec…を設けて構成する。なお、クリック係合受部31eはケーシング2の内面に固定することができる。
これにより、電源プラグ部4を使用位置Xs又は格納位置Xrにクリック的に停止させることができる点は、図3に示したクリック機構部9と同様であるが、クリック係合部12eを円柱状に形成したため、使用位置Xsと格納位置Xrの中間位置(角度45°位置)で停止することはない。しかし、使用位置Xsと格納位置Xrにおいて、クリック係合部12eとクリック係合受部31eが十分に面接触しないため、停止時の安定性に劣る側面がある。なお、他の構成は図3に示した実施形態と同じである。したがって、図6において図3と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にするとともにその詳細な説明は省略する。
図7は、ピン接続部6a,6bの変更実施形態、特に、ピン接続部6b(6a側も同じ)の取付位置に係わる変更実施形態を示す。図7に示すピン接続部6bは、使用位置Xsにおいてブラシ接続部8bに接触し、かつ格納位置Xrでブラシ接続部8bから離間するように、凸軸部7bの中心から径方向にオフセットした位置に配したものである。
これにより、図7(a)に示す格納位置Xrでは、ピン接続部6bがブラシ接続部8bから離間し、接続が解除される。一方、格納位置Xrから90°回動操作して図7(b)に示す使用位置Xsに変位させれば、オフセットした位置にあるピン接続部6bがブラシ接続部8b側へ変位して当該ブラシ接続部8bに接触(圧接)し、接続状態となる。この変更実施形態では、特に、オフセット量を選定するなどにより、ピン接続部6bとブラシ接続部8bが接触する角度範囲を任意に設定することができ、ピン接続部6bとブラシ接続部8bが接触する角度範囲が狭い範囲に限られる不具合を解消しつつ、格納位置Xrでピン接続部6bとブラシ接続部8bの接続を解除する機能を享受できる利点がある。なお、他の構成は図2に示した実施形態と同じである。したがって、図7において図2と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にするとともにその詳細な説明は省略する。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態(変更実施形態)に限定されるものではなく、細部の構成,形状,材料,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、クリック機構部9は、凸軸部7a側に設けた場合を示したが、凸軸部7b側に設けてもよい。一方、ピン接続部6a,6bを回動軸部7の中心から径方向にオフセットする場合を示したが、この場合、オフセットは、ピン接続部6aと6bの双方に適用してもよいし一方にのみ適用してもよい。また、直線形のピン接続部6a…を凸軸部7a…のオフセット位置に配してもよいし、クランク形のピン接続部6a…を凸軸部7a…の中心位置に配してもよい。その他、ACアダプタ1は各種用途に利用することができ、用途は限定されない。
本発明の最良の実施形態に係るACアダプタの主要部の構成を明示する内部構造図、 図1中A−A線から見たピン接続部とブラシ接続部を含む内部構造図、 図1中B−B線から見たクリック機構部を含む内部構造図、 同ACアダプタの外観底面図、 同ACアダプタの外観側面図、 本発明に係るACアダプタの変更実施形態によるクリック機構部を含む内部構造図、 本発明に係るACアダプタの変更実施形態によるピン接続部とブラシ接続部を含む内部構造図、
符号の説明
1 ACアダプタ
2 ケーシング
3 アダプタ本体部
4 電源プラグ部
5a… ブレード部
6a… ピン接続部
7 回動軸部
8a… ブラシ接続部
9 クリック機構部
Xs 使用位置
Xr 格納位置

Claims (3)

  1. ケーシングに収容されたアダプタ本体部と、このアダプタ本体部に付設し、前記アダプタ本体部から突出する使用位置又はこの使用位置から90°回動させることにより前記アダプタ本体部に格納する格納位置に選択的に変位可能な電源プラグ部とを備えるACアダプタにおいて、前記電源プラグ部に、一対のブレード部とそれぞれ導通する一対のピン接続部を当該電源プラグ部における回動軸部の両側にそれぞれ突出させて設け、かつ前記アダプタ本体部に、各ピン接続部の周面に接触可能なブラシ接続部を設けるとともに、前記回動軸部上に、前記電源プラグ部を少なくとも前記使用位置又は前記格納位置に停止可能なクリック機構部を設けたことを特徴とするACアダプタ。
  2. 前記ピン接続部は、前記使用位置及び前記格納位置を含めて前記ブラシ接続部に常時接触するように、前記回動軸部の中心位置に配することを特徴とする請求項1記載のACアダプタ。
  3. 前記ピン接続部は、前記使用位置で前記ブラシ接続部に接触し、かつ前記格納位置で前記ブラシ接続部から離間するように、前記回動軸部の中心から径方向にオフセットした位置に配することを特徴とする請求項1記載のACアダプタ。
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