JP2009532838A - 回転可能ピンを備える電気プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】格納時に小型化が図れる三叉電気プラグを提供する。
【解決手段】本発明は、三叉電気プラグ1の改善された設計に関し、プラグ1の複数のピンのうちの1本のピンが、接続部材を介してプラグの本体2に取り付けられる可動ピン5を構成する。可動ピン5は、作動位置と格納位置との間で移動可能であり、作動位置では、プラグを標準三叉ソケット(BS1363に準拠するものなど)に差し込むことができる。可動ピンが、作動位置から格納位置に移動すると、プラグの全体的寸法が縮小される。このことは、本発明のプラグが、従来の三叉プラグに比べて都合よく格納できることを意味している。
【選択図】図2

Description

本発明は、三叉電気プラグの改善された設計に関する。
従来の三叉プラグは、3本のピンすべてが取り付けられ、3本のピンすべてが外を向いている本体を備える。英国では、このような従来のプラグは、BS1363に準拠している。この従来の設計では、3本のピンはすべて、本体に対し位置を固定されている。このような配列であるということは、従来の三叉電気プラグが、比較的広い、固定された体積を占有することを意味する。
パームトップ型またはラップトップ型のコンピュータなどの現代の電気デバイスのいっそうの小型化が進むにつれ、伝統的な三叉プラグが占有する総体積が、デバイスそれ自体が占有する体積のかなりの割合を占めるようになってきている。
このことは、電子デバイスおよびプラグ(例えば、電源リードに接続することが可能である)を同じパッケージングに格納する場合に特に問題になる。この問題は、伝統的な三叉プラグが、形状に関して、3つの寸法すべてがほぼ同じ長さである立方体に類似しているという事実により悪化する。これは、一方の寸法が他の2つの寸法に比べて目立って小さい、プラグが使用される電気デバイス、例えば、ラップトップ型コンピュータとは対照的である。
結果として、伝統的な三叉プラグの最小の寸法は、多くの場合、電気デバイスそれ自体の最小の寸法よりも長いものとなる。このことは、電気デバイスと三叉プラグを両方とも収納するように設計されているパッケージングの1つの寸法が、プラグそれ自体によって決められ、そのため、電子デバイスのみを収納するだけでよい場合と比べて幅広になる可能性のあることを意味する。
本発明の電気プラグは、3本のピンと、1つの接続部材と、1つの本体とを備え、ピンのうちの1本は、接続部材に回転可能に接続され、接続部材は、本体に回転可能に接続される。これにより、プラグの形状は、本体に対するピンの相対的移動、例えば、可動ピンを作動位置から格納位置に移動することにより変えることができる。
本発明の他の実施形態によれば、これら3本のピンのうちの2本は、いずれも接続部材に回転可能に接続されたピン(これ以降、「可動ピン」と呼ぶ)ではなく、本体に取り付けられ、本体に相対的に固定される。これら2本の固定されたピンの長軸は、平面を形成し、可動ピンは、作動位置にあるときに比べて格納位置にあるときの方が可動ピンの長軸がこの平面内に横たわる形に近いように折り畳み可能であるものとするとよい。
可動ピンは、接続部材への相対的回転により格納位置と作動位置との間で可動なものとしてよい。他の実施形態によれば、可動ピンが作動位置にあるときの接続部材の長軸は、前記可動ピンが格納位置にあるときに比べて、接続されている前記可動ピンの長軸に垂直である状態に近くなる。これは、可動ピンおよび接続部材の長軸は、可動ピンが作動位置にあるときよりも可動ピンが格納位置にあるときにより密接に揃えることができ、これにより、接続部材/可動ピンアセンブリの全体的寸法を縮小することができるという利点を有する。
本発明の一実施形態によれば、可動ピンが作動位置にあるときの他の2本のピンの軸により定められる平面と前記平面に対し法線方向にある可動ピンとの間の最大距離は、可動ピンが格納位置にあるときの他の2本の軸により定められる平面と前記平面に対し法線方向にある可動ピンとの間の最大距離よりも大きい。このような構造の場合、本発明の三叉電気プラグの少なくとも1つの全体的寸法は、可動ピンが作動位置にあるときよりも可動ピンが格納位置にあるときの方が小さい。このようにして、電気プラグは、可動ピンが作動位置にあるときよりも可動ピンが格納位置にあるときの方がより平坦なものとすることができる。
格納位置では、可動ピンの長軸は、好ましくは、他の2本のピンの軸により定められる平面内に実質的に置かれる。このことは、3本のピンは、従来のプラグの場合のように配列された3本のピンを格納するのに必要な体積の最小寸法に比べて小さい最小寸法を有する体積内に格納されうることを意味する。他の実施形態では、可動ピンが格納位置にあるときに、3本のピンすべての長軸は、3本のピンを格納するのに必要な体積の最小寸法を最小にするために実質的に平行である。
他の実施形態では、3本のピンの長軸は、可動ピンが格納位置にあるときにほぼ同じ方向を向いているだけでよい。これは、可動ピンが固定ピンの長軸と同じ平面内に置かれていない点のところで本体に取り付けられている場合に可動ピンが格納位置にあるときにプラグの厚さを最小にするうえで都合がよいと考えられる。好ましくは、3本のピンの長軸は、可動ピンが格納位置にあるときに互いの軸の30度以内にあり、より好ましくは、これらのピンは、可動ピンが格納位置にあるときに互いの軸の10度以内にある。
他の実施形態では、可動ピンが格納位置にあるときに、接続部材の長軸は、可動ピンの長軸に平行であるか、またはほぼ平行であり、これにより、接続部材も、他の2本のピンの長軸により形成される平面内に実質的に置かれる。他の実施形態によれば、可動ピンが格納位置にあるときに、前記ピンの長軸は、接続部材の長軸の30度以内にある。これは、2本の固定ピンの長軸の平面の法線方向のプラグの全厚を減らすという利点を有する。
好ましくは、可動ピンが格納位置にあるときに、3本のピンのすべておよび接続部材は、同じ平面内に実質的に置かれる。さらに、本発明の他の実施形態では、プラグの本体は、2本の固定ピンの長軸により形成される平面の法線方向の寸法が、比較的小さくなるように形成することができ、したがって、可動ピンが格納位置にあるときには、プラグ装置全体が、実質的に平たくなる。
可動ピンが作動位置にある場合、プラグの3本のピンは、互いのピンに相対的に従来の三叉プラグのピンと同じ位置にある。他の実施形態では、ピンの相対的位置は、BS1363による英国標準プラグと同じ位置にある。他の実施形態では、ピンの形状は、BS1363に準拠する3本のピンの形状と同じ形状であり、したがって、可動ピンが作動位置にあるときに、本発明のプラグを、BS1363に準拠する英国標準ソケットに差し込むことができる。
他の実施形態によれば、接続部材は、可動ピンが格納位置と作動位置との間で移動するときに本体に相対的に回転する。これにより、接続部材は、長軸が2本の固定ピンの長軸により形成される平面に平行であるか、またはほぼ平行である位置と、その長軸が2本の固定ピンの長軸により形成される平面に平行でない位置との間で折り畳み可能であるものにできる。
本発明の他の実施の形態によれば、3本のピンと1つの本体を備える電気プラグが実現され、これらのピンのうちの2本のピンの長軸により定められる平面に対し定められた法線方向のプラグの全体的寸法は、プラグが格納状態にあるときよりもプラグが作動状態にあるときの方が大きく、また長軸が前記平面を形成する2本のピンは、本体に相対的に固定される。したがって、三叉電気プラグの少なくとも1つの全体的寸法は、プラグが作動状態から格納状態に移動したときに縮小され、これにより、プラグの格納が容易になる。
本発明の他の実施の形態によれば、一方のピンが第1の位置から第2の位置に移動可能であり、前記可動ピンの長軸は第1の位置と第2の位置の両方においてプラグの本体に相対的に実質的に同じ方向である、3本のピンを備える電気プラグが実現される。可動ピンの移動は、本体に相対的な回転のみ、本体に相対的な平行移動のみ、または本体に相対的な回転と平行移動の組み合わせを含むことができる。一実施形態では、第1の位置は、作動位置とすることが可能であり、第2の位置は、格納位置とすることが可能であり、プラグの全体的寸法は、作動位置のときよりも格納位置のときの方が小さい。このため、プラグを格納するために必要なパッケージングの最小寸法を、従来の三叉プラグの場合に、または可動ピンが作動位置にあるときの本発明によるプラグの場合に要求される最小寸法よりも小さくすることができる。
本発明の他の実施の形態によれば、上述のような、さらに本体に2つの開口部を備える、電気プラグアダプタが実現される。この電気プラグアダプタを使用することで、従来の二叉プラグを三叉プラグアダプタに差し込むのに要求される最小寸法に比べて、より小さな最小寸法に納めることができるという利点を保ちつつ、従来の二叉プラグ(米国または欧州大陸で使用されているようなプラグ)を従来の三叉ソケット(英国、マレーシア、シンガポール、香港、マルタ、キプロス、またはアイルランドで使用されているようなソケット)に差し込むことが可能になる。
本発明の更に他の実施の形態によれば、2本のピンと標準三叉プラグのライブピンおよびニュートラルピンを受け入れるための2つの開口部を備える電気プラグアダプタが実現される。一実施形態では、標準三叉プラグは、英国用プラグとすることが可能である。本明細書で説明されている電気プラグの複数の実施形態のうちのどれか1つの実施形態の電気プラグをそのような電気プラグアダプタとともに使用することで、三叉プラグを装着した電子機器を、二叉ソケットが使われている国で、かさばる三叉−二叉プラグ変換アダプタを用いずに使用することが可能である。
本発明によるプラグは、さまざまな用途に対応するように適合されうる。例えば、本発明の一実施の形態により、本願において説明されている複数の実施形態のどれかの実施形態の電気プラグおよび電気デバイスに適宜差し込めるケーブルを備える充電器ユニットが実現される。
充電器ユニットは、さらに、好適な充電装置を備え、その一部または全部を電気プラグの本体またはハウジング内に備えることが可能である。他の実施形態では、充電装置は、プラグのハウジングの外部に設けることが可能である。例えば、充電ユニットは、携帯電話、PDA、ラジオ、MP3プレーヤー、ラップトップ型コンピュータ、パームトップ型コンピュータ、またはGPSデバイスを充電するのに適していると考えられる。折り畳み可能又は移動可能なピンは、充電器を従来の3ピン型充電器よりも平坦化するために折り畳むことができる手段である。
他の実施形態によれば、上述の電気プラグは、電気ケーブルの第1の端部に接続することが可能であり、これは、ラップトップ型コンピュータなどの電気機器に給電するのに使用されるトランスに接続される第2の端部を有する。他の実施形態では、電気ケーブルの第2の端部を電気ソケットに接続し、プラグを電気機器に差し込むことが可能である。両方の場合において、折り畳み可能または可動ピンであるということは、プラグおよびケーブル装置を、同等の従来の三叉プラグおよびケーブル装置に比べて平たい体積内に格納できることを意味する。
本発明は、付属の図面を参照しつつ実施例のみを用いて説明される。
本発明によれば、可動ピンおよび接続部材を作動位置から格納位置に移動させることができる。従って、可動ピンおよび接続部材をより密接に揃えて平坦化することができ、プラグ全体の寸法を縮小することができる。
本発明は、類似の参照番号が同じまたは類似のコンポーネントを指し示す添付の図面に示されている実施形態を参照しつつ説明される。
図1および2は、上面2Aおよび下面2Bを有する本体またはフレーム2、および3本のピン3、4、5を備える電気プラグ1を示している。この説明では、「ピン」という用語は、プラグソケットに挿入するのに適しているプラグの部分を意味する。複数の電気ピンのうちの1本のピンは、接続部材6を介して本体2に接続されている可動ピン5である、つまり、本体2への取り付けが固定されていないということである。接続部材6は、本体2と異なる。
可動ピン5は、近位端5Aと遠位端5Bを有し、接続部材6は、近位端6Aと遠位端6Bを有する。図に示されている実施形態では、接続部材6の近位端6Aは、本体2に回転可能に取り付けられるか、または枢動するように取り付けられ、可動ピン5の近位端5Aは、接続部材6の遠位端6Bに回転可能に取り付けられるか、または枢動するように取り付けられる。
図に示されている実施形態では、複数のピンのうちの2本のピン3、4は、本体2に取り付けられ、本体に相対的な位置で固定される、つまり、操作者側で自由に動かせるようには設計されていない。
本発明は、三叉電気プラグの格納に必要な体積の最小寸法を低減する。一実施形態では、伝統的な三叉プラグ(英国、マレーシア、シンガポール、香港、マルタ、キプロス、またはアイルランドで使用されているものなど)と同じ配列になっている作動位置である第1の位置と、本発明の三叉プラグにより占有される格納体積がより小さな最小な寸法を有する格納位置である第2の位置との間で、移動可能な複数のピンのうちの1本のピンを電気プラグのピンが備えることにより、その目的は達成される。
図に示されている実施形態では、可動ピン5が作動位置にある場合、3本すべてのピン3、4、5の長軸は、揃えられ、可動ピン5は、2本の固定ピンよりもさらに前へ延びる。つまり、BS1363に準拠する従来の三叉プラグの場合と同様であろうが、可動ピン5の先端は、2本の固定ピン3、4の長軸に対し法線方向にある、本体2の一番前の点を通過する平面から、2本の固定ピン3、4の先端に比べて遠くにある。プラグ1の作動時に、この構成のおかげで可動ピン5を2本の固定ピン3、4の前の3孔ソケットに入れることができ、したがって、2本の固定ピン3、4の接触ゲートが開くが、これは、BS1363に準拠する従来の英国用ソケットの作動時のアースピンの機能である。
他の実施形態によれば、3本のピン3、4、5と1つの本体2を備える電気プラグ1があり、これらのピン3、4、5のうちの2本のピン3、4の長軸により定められる平面に対し定められた法線方向のプラグ1の全体的寸法は、プラグ1が格納状態にあるときよりもプラグ1が作動状態にあるときの方が大きく、また長軸が前記平面を形成する2本のピン3、4は、本体2に相対的に固定される。
図に示されている実施形態では、接続部材6は、付属の図5に示されているように、第1のシャフト7により本体2に回転可能に取り付けられるか、蝶番で連結され、2本の固定された固定ピン3、4の長軸により形成された平面に平行であり、2本の固定ピン3、4の長軸に垂直である回転中心軸を中心に回転可能である。図に示されている実施形態では、この軸は、本体2の下面2Bと2本の静止ピン3、4の長軸により形成される平面との間にある。他の実施形態では、回転中心軸は、本体2の上面2Aと2本の静止ピン3、4の長軸により形成される平面との間にあるか、または2本の静止ピン3、4の長軸により形成される平面内にあってもよい。
可動ピン5は、接続部材6の回転中心軸に実質的に平行な軸を中心として回転可能または枢動可能であるように、第2のシャフト8により接続部材6の遠位端6Bに対し近位端5Aのところで回転可能に取り付けられるか、または蝶番で連結される。
他の実施形態では、可動ピン5は、接続部材6の回転中心軸に実質的に垂直な軸を中心として回転可能または枢動可能であるように、第2のシャフト8により接続部材6の遠位端6Bに対し近位端5Aのところで蝶番により連結される。
図に示されている実施形態では、2本の静止している、固定ピン3、4の長軸により形成される平面上への可動ピン5の長軸の突出は、可動ピン5が作動位置と格納位置の両方にあるときに2本の固定ピン3、4の長軸から等距離にある。他の実施形態では、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面上への可動ピン5の長軸の突出は、可動ピン5が格納位置にあるときに2本のピン3、4の長軸から等距離にない場合がある。
他の実施形態では、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面上への可動ピン5の長軸の突出は、可動ピン5が格納位置にあるときに2本のピン3、4の長軸に平行でない場合がある。
他の実施形態では、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面上への可動ピン5の長軸の突出は、可動ピン5が格納位置にあるときに2本のピン3、4の長軸に垂直である場合がある。
他の実施形態では、これらの接続部材6は、複数のセグメントを備えることができる。これらのセグメントは、独立して回転可能であってよい。
図1および図4Bは、可動ピン5が格納位置にあるときの本発明の一実施形態によるプラグ1の配列を示している。図からわかるように、可動ピン5および接続部材6の長軸は、プラグ1がこの構成にあるときに揃えることができる。
本発明を利用することで、複数のピン3、4、5のうち、作動位置と格納位置との間で移動可能な1本の可動ピン5を持たせることにより、三叉プラグ1の格納に必要な形状および/または体積を変えることができる。したがって、本発明の他の実施形態では、可動ピン5および接続部材6は、必ずしも、可動ピン5が格納位置にあるときに長軸が揃えられている必要はないことは理解されるであろう。例えば、図4Cに示されているように、可動ピン5が格納位置にあるときに、接続部材6の近位端6Aは本体2の下面2Bの方に向けて配置され、可動ピン5の遠位端5Bは接続部材6の近位端6Aの上に(本体2の上面2Aの方に向けて)配置される。
それとは別に、接続部材5の近位端6Aは本体2の上面2Aの方に向けて配置され、可動ピン5の遠位端5Bは接続部材6の近位端6Aの下に(本体2の下面2Bの方に向けて)配置されてもよい。これらの両方の場合において、可動ピン5および接続部材6の長軸は、揃えられていないが、格納位置にあるプラグが必要とする全体的格納体積は、可動ピン5および接続部材6の長軸が揃えられている図1および図4Bに示されている実施形態により必要とされるものと類似している。
他の実施形態では、可動ピン5が格納位置にあるときに、その長軸は、2本の固定ピン3、4の長軸に対し実質的に法線方向にあり、また2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面に実質的に平行である。好ましくは、可動ピン5の長軸は、作動位置にあるときに比べて格納位置にあるときの方が2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面に近く、より好ましくは、可動ピン5の長軸は、格納位置にあるときに2本の固定ピン3、4の長軸により形成されるのと同じ平面内に実質的に置かれる。
プラグの格納体積の最小寸法を低減するために、可動ピン5が格納位置にあるときに、その長軸を、2本の固定ピン3、4の長軸とほぼ同じ平面内に置くことができる。接続部材6の長軸は、さらに、ほぼ同じ平面内にあってもよく、これにより、3本のピン3、4、5すべてと接続部材6は、可動ピン5が格納位置にあるときに実質的に平坦な装置を形成する。他の実施形態では、可動ピン5および接続部材6の軸は、可動ピン5が格納位置にあるときに2本静止ピン3、4の長軸の30度以内である。他の実施形態では、可動ピン5および接続部材6の長軸は、可動ピン5が格納位置にあるときに2本の静止ピン3、4の長軸に対して10度の角度範囲内である。
2本の静止ピン3、4の長軸により形成される平面内に置かれていない第1のシャフト7の軸を有する一実施形態では、図4Aに示されているように、パッケージングを改善するために、可動ピン5の長軸および/または接続部材6の長軸を2本の固定ピン3、4の長軸に平行でないようにすると都合がよいと思われる。
図1〜図4に示されている実施形態では、ハウジング2は、第1のシャフト7を使用して接続部材6の近位端6Aが取り付けられている陥凹部9を有する。この陥凹部9は、陥凹部9が、本体2の上面2A側よりも本体2の下面2B側に広くなるような狭隘部10を備える。これにより、可動ピン5の遠位端5Bさらには接続部材6の回転可能に取り付けられている近位端6Aを、可動ピン5が格納位置にあるときに陥凹部9の広くなっている部分の中に収納することができる。さらに狭隘部10により、陥凹部9は、第1のシャフト7により定められる軸を中心に接続部材6を回転移動できるようにするために必要な幅を有するが、本体2の陥凹部9内で接続部材6を横方向に移動できるほどには広くない。
図に示されている実施形態では、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面の法線方向の陥凹部9の狭い部分の中心線は、他の固定ピン4に比べて複数の固定ピン3のうちの1本の固定ピン3により近い。他の実施形態では、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面の法線方向の陥凹部の狭い部分の中心線は、2本の固定ピンの長軸から等距離にある。
さらに、図1および図2に示されている実施形態では、可動ピン5が格納位置と作動位置との間に移動したときに、狭隘部または段10は、可動ピン5の上で、可動ピン5を接続部材6に接続する第2のシャフト8により定められる軸を中心に互いに可動ピン5および接続部材6の長軸を回転させ、それにより、可動ピン5が作動位置に移動するときに独立してより容易に移動できるように可動ピン5と接続部材6を分離する。
図1〜4に示されている実施形態では、可動ピン5が作動位置にある場合(図2に示されているように)、接続部材6の位置は、陥凹部9の背面11と係合する接続部材6の背面により決定される。好ましくは、接続部材6の回転の中心となる第1のシャフト7は、接続部材6の背面と作動位置にある陥凹部9の背面11との間に大きな接触領域があり、接続部材6の支持力を高め、プラグの構造的完全性および寿命を改善するように本体2の下面2Bの方に向けて配置される。
他の本実施形態では、可動ピン5が作動位置にあるときに接続部材6の位置を決めるスナップ式の取付具がある。スナップ式取付具は、本体2または接続部材6のいずれかにノッチを備えることができ、可動ピン5が作動位置にあるために必要な位置に接続部材6が置かれている場合に、ノッチの中に本体2または接続部材6のいずれかの他方の突出部が嵌合する。
図に示されている実施形態では、例えば図2に示されているように、可動ピン5が作動位置にある場合、接続部材6の長軸は、2本の静止ピン3、4の長軸により形成される平面のほぼ法線方向にあり、可動ピン5の長軸は接続部材6の長軸にほぼ垂直である。他の実施形態では、可動ピン5が作動位置にある場合に、接続部材6は、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面に垂直でなくてもよく、また可動ピン5の長軸も、作動位置にある接続部材6の長軸に垂直でなくてもよい。唯一の必要条件は、作動位置では、3本のピンが、例えばBS1363に準拠するソケットなどの従来の三叉プラグソケットに挿入できるように配列されるということである。
格納位置にある図4Bに示されている実施形態では、可動ピン5および接続部材6は、2本の固定ピン3、4とほぼ同じ方向で本体2から外へ延びる。代替え実施形態では、本体2は、本体2の上面2A側または下面2B側のいずれかにスロットを備えることが可能であり、この中に接続部材6と格納状態に回転された可動ピン5との両方が中に入るように構成されている。スロットは、接続部材6が枢着される陥凹部9と連通する構成としてもよく、また、連通していない構成としてもよい。接続部材6および可動ピン5が、そのようなスロット内に格納される場合、可動ピン5は、2本の固定ピン3、4の長軸を含む平面に平行で、格納位置と作動位置との間で移動したときに2本の固定ピン3、4の軸の法線方向にある軸を中心として約180度の角度まで回転する。他の実施形態では、回転は、150度から210度までの間とすることも可能である。
可動ピン5は、図7に示されているように、突出部12を備えることができる。突出部12は、突出部12が溝13の第1の端部13Aと係合するときに、可動ピン5に対する接続部材6の相対位置が作動位置のときと同じになるように、接続部材6内に形成される溝13内に延びている。溝13はまた、突出部12が溝13の第2の端部13Bと係合するときに、接続部材6に対する可動ピン5の相対位置が格納位置にあるときと同じになるように形成される。このようにして、接続部材6および可動ピン5の相対位置は、突出部12および溝13により格納位置と作動位置に定められる。代替え実施形態では、突出部12は、接続部材6上に配置することが可能であり、これは可動ピン5上の溝13の内側に延びている。
図3Aに示されている実施形態では、接続部材は、接続部材6がさらに回転して作動位置から離れるのを防ぐストッパー14を有する。これは、図3Aに示されている実施形態において、角度の付いている近位端14を有する接続部材6により実現され、その端部の一部または全部は、可動ピン5が格納位置に移動したときに陥凹部9の背面11と回転可能に係合する。このようにして、接続部材6の長軸の方向は、可動ピン5が格納位置にあるときに固定されうる。
図6に例示されているように、可動ピン5の一方または両方および接続部材6が、格納位置から作動位置に付勢するための付勢手段15、16を備えることができる。付勢手段は、バネ15、16を備えることができる。図に示されている実施形態では、第1の付勢手段15は、接続部材6の近位端6Aを本体2に接続する第1のシャフト7を中心として格納位置から作動位置に回転するように接続部材6を付勢する。また、図に示されている実施形態では、第2の付勢手段16は、可動ピン5の近位端5Aを接続部材6の遠位端6Bに接続する接続シャフト8の長軸を中心にして、格納位置にある接続部材6に対する可動ピン5の相対位置から作動位置にある接続部材6に対する可動ピン5の相対位置まで回転させるように可動ピン5を付勢する。異なる実施形態は、第1および第2の付勢手段の一方の配列、両方の配列、他の配列を有しうるか、またはいずれも有しえない。
可動ピン5および接続部材6を格納位置に保持するために、拘束具17を使用することができる。図5に示されている実施形態では、拘束具またはクリップ17は、接続部材6が格納位置から作動位置に移動するのを防ぐ第1の延長部17A、および可動ピン5が格納位置から作動位置に移動するのを防ぐ第2の延長部17Bを有する。クリップ17は、可動ピン5および接続部材6が、例えば、バネとすることも可能である、付勢手段18により格納位置から作動位置に移動するのを防ぐ位置の方へ付勢される。この機能を遂行するクリップ17は、接続部材6および可動ピン5を格納位置から作動位置に付勢する付勢手段15、16を有する実施形態、さらにはそのような付勢手段を持たない実施形態でも使用することが可能である。
可動ピン5は、例えば、アースピンとすることが可能である。他の実施形態では、可動ピン5は、ライブピンまたはニュートラルピンのいずれかとすることも可能である。可動ピン5がアースピンである場合、プラスチックまたはカーボンファイバーなどの非導電性材料(一部または全部)から作ることが可能である。例えば、多くのモデム電子デバイスでは、アース接続を有しないプラグを使用し、アースピンは三叉プラグのライブピンおよびニュートラルピンに対する接触ゲートを開くためにのみ使用される。この場合、非導電性材料は、アースピンに使用することが可能である。他の実施形態では、可動ピンは、部分的にまたは全部金属から作ることが可能である。
一実施形態では、2本の固定ピン3、4をライブピンおよびニュートラルピンとすることが可能であり、また一部または全部金属から作ることも可能である。一実施形態では、2本の固定ピン3、4は、部分的に金属を使用した表面、および部分的に絶縁された表面を有する。
本体2は、二重に絶縁することが可能である。さらに、本体2は、ヒューズを収納することが可能なハウジングを備えることも可能である。
他の実施形態では、本体またはハウジング2は、2つまたはそれ以上の部分を含むことができる。2つまたはそれ以上の部分は、締め付け手段を使用して接続するか、取り付けるか、または固定することができる。締め付け手段は、クリップなどの本体またはハウジング2の2つまたはそれ以上の部分のうちのいずれかの部分としてよいか、または締め付け手段を、1つまたは複数のネジなど、本体またはハウジング2の2つまたはそれ以上の部分から分離することが可能である。
好ましくは、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面に対して法線方向の本体2の最大高さは、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面に対し法線方向の2本の固定ピン3、4の高さの3倍未満である。他の実施形態では、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面に対して法線方向の本体2の最大高さは、2本の固定ピン3、4の長軸により形成される平面に対し法線方向の2本の固定ピン3、4の高さの最大4倍とすることが可能であり、それでも、従来の三叉プラグに比べて可動ピン5が格納位置にあるときの方が薄いプラグを有するなどの利点を持つ。
他の実施形態では、第1の端部のところでプラグの電気接点に接続される、本体2から延びる電気ケーブルがある。ケーブルの第2の端部には、例えば電気機器に直接接続する他のプラグまたはソケットがありうる。この実施形態では、本発明のプラグ、ケーブル、および他のプラグもしくはソケットは、電力ケーブル装置を形成する。それとは別に、ケーブルの第2の端部をトランスに接続し、電源を電気機器向けに変換する際に使用することが可能である。
図8Aおよび図8Bに示されている本発明の他の実施の形態によれば、上述の三叉プラグを他の国の従来の二叉ソケットとともに使用できるようにするために使用することが可能なアダプタソケット19が実現される。アダプタ19は、従来の三叉−二叉プラグ変換アダプタよりも小型であるが、それは、3本すべてのピンではなく、可動ピン5とは別の2本のピン3、4を受け入れる2つの孔20があればよいからである。アダプタ19は、2つの孔20を一方の側に有し、2本のピン21を他方の側に有する。図に示されている実施形態では、これら2本のピンが付いているアダプタ19の本体22の表面は、2つの孔が形成されている表面から本体22の反対側にある。アダプタ19の内側に、孔20内に差し込んだときに三叉プラグ1の2本のピン3、4と接触する孔20の中の電気的接続部がある。
図に示されている電気プラグ1の実施形態が、このアダプタ19とともに使用される場合、接続部材6および可動ピン5の長軸は、2本の固定ピン3、4がアダプタ19内に差し込まれたときに2本の固定ピン3、4の長軸に揃わないが、その代わりに、可動ピン5または接続部材6から妨げられることなく、アダプタ19内に2本の固定ピン3、4を挿入可能な方向を向いている。アダプタ19内の孔20は、例えば、英国、マレーシア、シンガポール、香港、マルタ、キプロス、またはアイルランドで使用されているような従来の三叉プラグのライブピンおよびニュートラルピンを受け入れるのに必要な寸法と同じ寸法とすることが可能である。アダプタ19の2本のピン21は、ヨーロッパまたは米国で使用されているような従来の二叉プラグの2本のピンと同じものとすることが可能である。このプラグアダプタ19は、従来の三叉−二叉プラグ変換アダプタに比べて占有体積が小さく、上述の可動ピン5を備える三叉プラグ1を補完する。
図9Aおよび図9Bに示されている本発明の他の実施の形態によれば、二叉電気プラグ25を従来の三叉電気プラグソケットと併用できるようにする電気アダプタプラグ23が実現される。アダプタ23は、本明細書で説明されている電気プラグ25のいずれかの可動ピン5を有し、本明細書で説明されている三叉プラグと同様の格納効果を有する。また、これは、ヨーロッパまたは米国で使用されているような、従来の二叉プラグの2本のピンを受け入れることができる2つの開口部または孔24を有する。二叉プラグを孔24内に差し込んだときに従来の二叉プラグの2本のピンが接触する電気的接続部が、アダプタ23の本体26の内側にある。このようなアダプタ23は、二叉電気プラグを用いる国から三叉電気プラグを使用する国に旅行したときに、従来のかさばる三叉アダプタプラグを購入する必要がないため、有益である。
本発明の他の実施の形態によれば、本出願において説明されている複数の実施形態のどれかの実施形態の電気プラグおよび電気デバイスに適宜差し込めるケーブルを備える充電器ユニットが実現される。図10に示されている実施形態は、電話機充電器27として動作させるのに適している。この実施形態では、充電装置は、充電器27のハウジング28内に収納される。ハウジング28内の電気接点に接続されているケーブル29は、ハウジング28に取り付けられ、携帯電話の適当なソケット内に差し込めるその一端に接続されているプラグ30を有する。充電器27は、本発明の他の実施形態を参照しつつ本明細書で説明されている折り畳み可能または可動ピン5を有するが、これは、従来の三叉充電器に比べて平たくなるように充電器27を折り畳めることを意味する。他の実施形態では、充電装置は、プラグのハウジングの外部に設けることが可能である。図10に示されている実施形態の充電器27は、携帯電話とともに使用することが意図されているが、他の実施形態では、この充電器は、例えば、PDA、ラジオ、MP3プレーヤー、ラップトップ型コンピュータ、パームトップ型コンピュータ、またはGPSデバイスを充電および/または給電するのに適しているとも考えられる。
図11は、本発明によるプラグの他の実施形態を例示している。図11の実施形態では、複数の特徴が上述の実施形態に追加されている。これらの特徴は、特に、プラグの安全性の向上ならびに使い勝手および耐久性の向上に関するものである。
図11A〜図11Gでは、順番に、プラグがどのように開かれるかを示しており、特に、プラグが使用位置にあるときにヒューズに触れないようにするヒューズ格納機能を備える接続部材6の相互作用を示している。
凹部50は、中のヒューズ55の位置決めのため本体内に備えられる。ヒューズ55をライブピン4と通常の方法でプラグから出ているケーブルとの間に電気的に接続するため凹部50内に接続部が設けられている。
凹部50への接近が可能な位置から凹部50の開口部の上にある位置まで移動可能な(例示されている実施形態では回転可能な)ドアまたはカバー部材60が備えられ、ヒューズ55および関連する端子を覆う。カバー60は、カバー60が、一般に、故意にこじ開けられない限り凹部50を覆う閉位置に留まるようにスナップ式取付具などの閉鎖デバイスを備えることができる。凹部50の内側は、スクリュードライバーまたは類似の道具を使用してヒューズ55を交換する場合に接近することができる。
図11B〜図11Eを比較することでわかるように、プラグ1を使用しているとき(つまり、ソケット内にあるとき)にはカバー60を開けられないようにするために、接続部材6の底部に突起部70が設けられている。プラグ1の相対的幾何学的形状は、接続部材6が使用位置にあるときに、突起部70がカバー60の上に配置され、これにより、接続部材6が使用位置にあるときにカバー60が開くのを防ぐような形状である。この特徴は、ヒューズを備えることができ、プラグ1がソケット内に挿入されている間にヒューズに触ったり、ヒューズを取り外したりする潜在的に危険であると思われる行為を妨げる特徴を有するという点で、プラグ1の安全性を大いに高める。
接続部材6の突起部70の特徴は、さらに、使用位置にある接続部材6を支持するというものである。突起部70は、突起部70とカバー60および/または本体2の他の部分の間の相互作用によりほぼ垂直位置を超えて接続部材6がさらに回転するのを防ぐ。この特徴は、特に、大きな力が接続部材6の本体2とのジョイント部分に加えられうる場合にプラグ1をソケットに挿入する際にプラグ1の強度を高める。
図11にさらに例示されているのは、ソケット内に、また第2のシャフト8のその端部の反対側に挿入される可動ピン5の端部と反対側にある可動ピン5の端部に取り付けられている板部材80である。この板部材80は、使用位置において、接続部材6の板受け入れ面82と係合し、可動部材5が可動ピン5のほぼ水平位置を超えてさらに回転するのを防ぐように配列されている。
板部材80は、溝と、接続部材6に相対的に可動ピン5をユーザー側で回転するのを助ける人間工学的に考えられた形状を持つ伸長突起部85(図11Cを参照)とを備える。板80は、主要面がピン5の長軸に実質的に垂直になるように付けられる。したがって、板部材80の主面は接続部材6の長軸に実質的に平行な板部材80の受け入れ面82と係合する。さらに、板部材80の端面83(図11Dを参照)は、接続部材6の板部材端面受け入れ面84(図11Fを参照)と係合する。接続部材6の板部材端面受け入れ面84は、接続部材6の長軸に実質的に垂直である。
このようにして、図11Hからわかるように、プラグ1の美的側面は、後ろから見たときに実質的に改善されており、また使い勝手および強度も改善されている。これは、一部は板部材80によるものであり、さらには接続部材6の特定の形状によるものでもある。接続部材6は、可動ピン5のいずれかの側に位置する2枚の板62、64を備える(図11Cを参照)。そこで、第2のシャフト8は、最初に接続部材6の第1の板62を通り、次いで、可動ピン5を通り、次いで、接続部材6の第2の板64を通る。この機構は、使用位置にあるときに板部材80により背後から隠されている。板62、64は、それぞれ個別に、図2の第1のシャフト7と同等の2本のシャフトが本体内にあるように、蝶番で本体2に連結することができる(図1の実施形態の第1のシャフトと比べて)。これにより、長軸が同時に生じるか、または平行になるように回転可能ピン5を接続部材6に相対的に回転させることができる。つまり、図11Aに示されている折り畳まれた位置で、ピン5の端部は、実際には、接続部材6が本体2に相対的に回転する際に中心となる軸が通過する位置にある。
図11の実施形態の最後の特徴は、プラグ1がソケット内に挿入されたときにソケットと同一平面上に据え付けられる本体2の面の周りにフランジ90(図11Aを参照)を設けることである。対応するフランジ92(図11Bを参照)は、接続部材上に備えられる。フランジ90、92は、本体2のかさを目立って大きくすることなくソケットの孔からプラグ2のエッジまでの距離を長くすることによりデバイスの安全性を改善する。
図12A〜Eは、図10と似た充電器ユニット/電源を例示している。図10の充電器/ユニット電源の潜在的欠点の1つは、ソケットに挿入したときに、ハウジング28が、ソケットからかなり遠くまで延びることである。したがって、ソケットから最も遠いハウジング28の末端に小さな力を加えただけでもプラグにきわめて大きな力がかかる可能性がある。しかし、充電器ユニットは、さらなる小型化を進めることは困難であり、問題になる可能性がある。この問題は図12の実施形態において解消されている。
図12Aは、上から見た使用位置の図であり、図12B〜Eは、充電器ユニットのさまざまなコンポーネントが組み立てのために、格納位置から使用位置にどのように移動されるかを示している。
適切であれば、図11の実施形態の特徴は、図12の充電器ユニット/電源のプラグコンポーネント内に組み込まれる。
図12Bおよび図12Cを比較すると最もはっきりわかるように、ピン3、4が取り付けされ固定される本体2は、充電器のコンポーネントの大半を収納するハウジング28に相対的に回転可能である。このように、一般的に平坦で細長い設計のハウジング28を製造することにより、格納位置における充電器ユニット/電源の厚みを最小にすることが可能である。これは、ハウジング28が本体2の厚さに比べて厚くないか、またはあまり厚くならないようにすることにより可能である。次いで、本体2は、シャフト7、8の軸に実質的に平行な軸を通してハウジング28に相対的に約90°まで回転可能であるように配列される。そこで、接続部材6および可動ピン5が、使用位置に移動された場合、ハウジング28は、その厚さに等しい量だけソケットから突き出るような(図10の実施形態の場合の長さに対する量とは反対に)位置に回転されている。これは、ピン3、4をハウジングに相対的に回転可能にし、また可動ピン5を、それ自体ハウジングとは無関係にピン3、4に相対的に回転可能でもある接続部材に相対的に回転可能にすることにより実現される。この方法で、デバイスの安全性はさらに向上する。図12のデバイスは、図10に関して説明されているように機能のすべてにおいて使用されうる。
図13は、本発明の一実施形態による複数の部品からなるキットとともに使用する挿入物100に対するピン110の6種類の配列を示している。ピン110は、本体120上に固定された関係を持つように取り付けられる。例示されている実施形態によれば、本体120は、円筒状であるが、他の実施形態では、本体120は、異なる形状であってもよい。
本発明による部品のキットは、図15に例示されているようなハウジング130といっしょに、挿入物100のうちの少なくとも2つを含む。ハウジング130は、例えば、ヒューズ、充電器ハウジング130、または電源ユニットを備えることができる、プラグハウジングとすることができる。例えば、挿入物100は、充電器ユニット130と挿入物100のうちの1つとを合わせることにより図15に示されている充電器ユニット130とともに使用することが可能である。挿入された後、挿入物100は、図12の実施形態と同様に、格納位置と作動位置との間で、ハウジング130に相対的に回転可能である。図14の実施形態は、さらに、部品のキットに対する挿入物のうちの1つを形成することができる。
異なる挿入物100上のピン110のそれぞれの配列は、その結果として得られるプラグを特定の国(または国々)のソケットとともに使用できるような配列である。ピン110の配列は、図に示されているもの限定されず、したがって、ピン110は、どの国のソケットにも対応できる。したがって、挿入物100は、任意の数のピン110を備えることができる。
挿入物100は、製造時に選択または変更することができるか、またはどのソケットにプラグ、充電器、または電源ユニットを挿入されるかに応じてユーザー側で選択または変更することができる。
図14Aおよび図14Bは、可動ピン5および/または接続部材6を配置するためのストッパー140を備える本発明の一実施形態を示している。ストッパー140は、接続部材6上に配置され、また接続部材6とともに移動可能であってよい。ストッパー140を含む接続部材6の一実施形態の詳細図は、図17に示されている。
ストッパー140は、可動ピン5上の突起部150と係合することにより作動位置にあるときに接続部材6に相対的に可動ピン5の位置を決めるために使用できる。ストッパー140は、このようにして、可動ピン5と接続部材6との間の角度が、所定の最大値、例えば、90度を超えないようにするために使用できる。
ストッパー140は、それに加えて、またはそれとは別に、図14Bに示されているように、本体2の一部と係合させることにより、接続部材6と本体2との間の角度が所定の最大値を超えないようにするために使用することができる(ストッパー140は、ハウジング160と係合する)。
図14Aおよび図14Bに例示されている実施形態は、ストッパー140を、図15に示されている充電本体130内に挿入することが可能なハウジング160上に取り付けられた接続部材6の一部として示している。可動ピン5および接続部材6をストッパー140とともに組み込む、結果として得られる充電ユニット170は、図16A〜Cに示されている。
ストッパー140は、それとは別に、接続部材6および可動ピン5を伴う本明細書で説明されている本発明の他の実施形態のいずれかとともに使用することが可能である。例えば、図17に示されているような、ストッパー140を含む、可動ピン5および接続部材6の幾何学的形状を、三叉プラグ内に、または充電器ユニット内に組み込むことが可能である。
図11を参照しつつ上で説明されているように、接続部材6は、2つの部分からなる。これは、可動ピン5を格納位置にある部分の間に配置できること、およびさらに、組み立てやすいように接続部材6を本体に取り付けられている位置に軽く押し付けることができることを含む、いくつかの利点を有する。
図18は、例えば、プラスチックなどの絶縁材料を使用して、プラグが重ね成形される一実施形態を示している。この特徴は、本明細書で説明されているプラグまたは充電器ユニットのどれかに使用することができる。ヒューズなどの電気的内蔵部品を重ね成形することにより、例えば、耐水性にすることで、プラグまたは充電器ユニットをより安全なものにできる。
格納位置にある本発明の一実施形態による三叉プラグの斜視図。 作動位置にある本発明の一実施形態による三叉プラグの斜視図。 作動位置にある本発明の一実施形態による三叉プラグの側面図。 作動位置にある本発明の一実施形態による三叉プラグの平面図。 格納位置にある本発明の一実施形態による三叉プラグの側面図。 格納位置にある本発明の一実施形態による三叉プラグの平面図。 格納位置にある本発明の他の実施形態による三叉プラグの側面図。 本発明の一実施形態による三叉プラグの内部の斜視図。 本発明の一実施形態による三叉プラグの内部の分解図。 可動ピンが突出部を有し、接続部材が溝を有する一実施形態の分解斜視図。 本発明の一実施形態による三叉−二叉電気プラグ変換アダプタの斜視図。 本発明による三叉プラグの一実施形態が差し込まれている、本発明の一実施形態による三叉−二叉電気プラグ変換アダプタを示す図。 本発明の一実施形態による二叉−三叉電気プラグ変換アダプタの斜視図。 従来の二叉プラグが差し込まれている、本発明の一実施形態による二叉−三叉電気プラグ変換アダプタを示す図。 本発明の一実施形態による電話充電器を示す図である。 本発明のさらなる実施形態を示す図。 本発明のさらなる実施形態を示す図。 本発明のさらなる実施形態を示す図。 本発明のさらなる実施形態を示す図。 本発明のさらなる実施形態を示す図。 本発明のさらなる実施形態を示す図。 本発明のさらなる実施形態を示す図。 本発明のさらなる実施形態を示す図。 本発明によるアダプタまたは充電器を示す図。 本発明によるアダプタまたは充電器を示す図。 本発明によるアダプタまたは充電器を示す図。 本発明によるアダプタまたは充電器を示す図。 本発明によるアダプタまたは充電器を示す図。 本発明による部分からなるキットで使用する充電可能挿入物を示す図。 本発明による部分からなるキットで使用する充電可能挿入物を示す図。 本発明による部分からなるキットで使用する充電可能挿入物を示す図。 本発明による部分からなるキットで使用する充電可能挿入物を示す図。 本発明による部分からなるキットで使用する充電可能挿入物を示す図。 本発明による部分からなるキットで使用する充電可能挿入物を示す図。 本発明による停止要素を備える三叉プラグを示す図。 本発明による停止要素を備える三叉プラグを示す図。 本発明による部分からなるキットで使用する充電器本体を示す図である。 格納および作動位置にある本発明による組み立てられた充電器ユニットを示す図。 格納および作動位置にある本発明による組み立てられた充電器ユニットを示す図。 格納および作動位置にある本発明による組み立てられた充電器ユニットを示す図。 本発明とともに使用する停止要素を備える回転ピンを示す図である。 重ね成形された格納位置にある本発明による三叉プラグを示す図である。
符号の説明
1 電気プラグ
2 本体
3、4 固定ピン
5 可動ピン
6 接続部材
9 陥凹部
12 突起部
13 溝
15、16 付勢手段

Claims (61)

  1. 電気プラグであって、3本のピンと、1つの接続部材と、1つの本体とを備え、前記ピンのうちの1本のピンは、前記接続部材に回転可能に接続され、前記接続部材は、前記本体に回転可能に接続されていることを特徴とする電気プラグ。
  2. 前記3本のピンのうちの2本は、いずれも前記接続部材に回転可能に接続されたピンではなく、前記本体に取り付けられ、前記本体に相対的に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電気プラグ。
  3. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンは、格納位置と作動位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気プラグ。
  4. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが作動位置にあるときに、前記他の2つのピンの長軸により定められる平面と、前記平面に対し法線方向にある前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンとの間の最大距離は、
    前記他の2本のピンの長軸により定められる前記平面と、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記格納位置にあるときに前記平面に対し法線方向の接続部材に回転可能に接続されている前記ピンとの間の最大距離よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の電気プラグ。
  5. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンは、前記接続部材への相対的回転により前記格納位置と前記作動位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電気プラグ。
  6. 前記接続部材は、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記格納位置と前記作動位置との間で移動するときに前記本体に相対的に回転することができることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  7. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンは、前記格納位置にあるときに、前記他の2本のピンと実質的に同じ平面内に存在し、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンは、前記作動位置にあるときに、前記他の2本のピンの前記平面の外に存在することを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  8. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記作動位置にあるときに、前記ピンの長軸は、前記他の2本のピンの前記長軸に平行でかつ、前記他の2本のピンの前記長軸により共有される前記平面とは異なる平面内に存在することを特徴とする請求項3から7のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  9. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記作動位置にあるときの前記接続部材の前記長軸は、前記ピンが前記格納位置にあるときと比べて、前記ピンの前記長軸に対して垂直に近い状態であることを特徴とする請求項3から請求項8のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  10. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記格納位置にあるときに、前記ピンの長軸が、前記接続部材の長軸に対して30度の角度範囲内に存在していることを特徴とする請求項3から請求項9のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  11. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記格納位置にあるときの前記接続部材の前記長軸は、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記作動位置にあるときと比べて、前記他の2本のピンの前記長軸に対して平行に近い状態であることを特徴とする請求項3から請求項10のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  12. 前記本体は、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記格納位置にあるときに、(i)前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンと、(ii)前記接続部材とが配置されるスロットを備えることを特徴とする請求項3から請求項11のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  13. 前記接続部材は、前記本体の陥凹部内で回転可能に接続されており、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記作動位置に移動するときに、前記接続部材が前記本体の陥凹部の表面に当たって静止し、前記本体に相対的にさらに回転するのを防ぐことによりその向きを固定することを特徴とする請求項3から請求項11のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  14. 前記接続部材は、前記本体の前記陥凹部内で回転可能に接続されており、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記作動位置に移動するときに、前記接続部材が前記本体の陥凹部の表面に当たって静止し、前記本体に相対的にさらに回転するのを防ぐことによりその向きを固定するように構成され、前記陥凹部は、前記スロットに連通していることを特徴とする請求項13に記載の電気プラグ。
  15. 前記本体の前記陥凹部の前記表面は、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンのさらなる回転を防止して、前記ピンが前記他の2本のピンから離れるのを防ぐことを特徴とする請求項13または請求項14に記載の電気プラグ。
  16. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンが前記格納位置にあるときに、前記ピンおよび前記接続部材は、前記2本の他のピンと実質的に同じ方向で前記本体から外向きに突出することを特徴とする請求項3から請求項15のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  17. さらに、前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンおよび/または前記接続部材を前記格納位置から前記作動位置に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項6から請求項16のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  18. 前記付勢手段は、バネを含むことを特徴とする請求項17に記載の電気プラグ。
  19. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンおよび/または前記接続部材を前記格納位置に解放可能に拘束する拘束具を備えることを特徴とする請求項3から請求項18のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  20. 前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンの回転の軸は、前記2本の他のピンの長軸により形成される前記平面に実質的に平行であり、前記他の2本のピンの縦軸方向に対して実質的に垂直であることを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  21. 前記接続部材の回転の軸は、前記2本の他のピンの長軸により形成される前記平面に実質的に平行であり、前記他の2本のピンの縦軸方向に対して実質的に垂直であることを特徴とする請求項1から請求項20のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  22. (i)前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンと(ii)前記接続部材の一方が突起部を備え、(i)前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンと(ii)前記接続部材の他方が、前記突起部の移動が可能な溝を備えることを特徴とする請求項1から請求項21のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  23. 前記ピンは、前記突起部が前記溝の一方端部と係合する第1の位置に移動可能な構成を有することを特徴とする請求項22に記載の電気プラグ。
  24. 前記本体は、前記プラグ用のヒューズを中に挿入するための凹部を備えることを特徴とする請求項1から請求項23のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  25. 前記接続部材は、前記接続部材の使用位置では、前記凹部にユーザーが接近するのを妨げ、前記接続部材の格納位置では、ユーザーが前記凹部に接近するのを許す突起部を備えることを特徴とする請求項24に記載の電気プラグ。
  26. 前記凹部を覆うためのカバーを備えることを特徴とする請求項24または請求項25に記載の電気プラグ。
  27. 前記接続部材は、使用時に、前記可動ピンと前記接続部材との間の角度、および/または前記接続部材と前記本体との間の角度が、所定の最大値を超えないようにするストッパーを備えることを特徴とする請求項1から請求項26のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  28. 3本のピンと1つの本体を備える電気プラグであって、
    前記ピンのうちの2本のピンの長軸により定められる平面に対し定められた法線方向の前記プラグの全体的寸法は、前記本体に固定されて長軸が前記平面を形成する前記2本の固定ピンに対して他の残りの1本の可動ピンを折り畳み、および/または回転させて、前記プラグを格納状態としたときよりも前記プラグを作動状態にしたときの方が大きくなることを特徴とする電気プラグ。
  29. 前記可動ピンは、格納位置である第1の位置から作動位置である第2の位置に移動可能であることを特徴とする請求項28に記載の電気プラグ。
  30. 前記可動ピンに一端が回転可能に接続され、前記本体に他端が回転可能に接続された接続部材を備えることを特徴とする請求項29に記載の電気プラグ。
  31. 前記可動ピンの長軸は、前記第1の位置と前記第2の位置の両方において実質的に同一の方向に向いていることを特徴とする請求項29または請求項30に記載の電気プラグ。
  32. 前記第1の位置と前記第2の位置との間における前記可動ピンの移動は、前記他の2本の固定ピンにより定められる前記平面に対して法線方向に延在しかつ前記可動ピンの長軸を含む平面に沿って平行に移動する軌跡を描くことを特徴とする請求項29から請求項31のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  33. 前記第1の位置と前記第2の位置との間における前記可動ピンの移動は、前記移動平面に対する法線方向の軸を中心とする回転を含まないことを特徴とする請求項32に記載の電気プラグ。
  34. 前記第1の位置と前記第2の位置との間における前記可動ピンの移動は、前記移動平面に対する法線方向の軸を中心とする回転を含むことを特徴とする請求項32に記載の電気プラグ。
  35. 前記回転は、150度から210度までであることを特徴とする請求項34に記載の電気プラグ。
  36. 前記回転の角度は、−30度から+30度までであることを特徴とする請求項34に記載の電気プラグ。
  37. 前記可動ピンまたは前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンは、アースピンであることを特徴とする請求項1から請求項36のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  38. 前記可動ピンまたは前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンは、少なくとも部分的には非導電性材料から作られていることを特徴とする請求項1から請求項37のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  39. 前記可動ピンまたは前記接続部材に回転可能に接続されている前記ピンは、プラスチックまたはカーボンファイバーから作られることを特徴とする請求項1から請求項38のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  40. 前記電気プラグは、二重絶縁プラグであることを特徴とする請求項1から請求項39のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  41. 前記本体は、ハウジングであることを特徴とする請求項1から請求項40のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  42. さらに、電気ケーブルを備え、前記電気ケーブルは、前記ピンと電気的に接触していることを特徴とする請求項1から請求項41のいずれか一項に記載の電気プラグ。
  43. 2つの開口部を持つソケットを備える本体を有する請求項1から請求項41のいずれかに記載した電気プラグを具備することを特徴とする電気プラグアダプタ。
  44. 前記ソケットの開口部内の電気接点、及び、前記ピンのうちの1本のピンと電気接点との間の電気的接続部、及び、前記ピンのうちの他の1本のピンと前記他の電気接点との間の電気的接続部を備えることを特徴とする請求項43に記載の電気プラグアダプタ。
  45. 請求項1から請求項41に記載の前記電気プラグを備えることを特徴とする充電器ユニットまたは電源。
  46. 電気デバイスに差し込むのに適しているケーブルを備えることを特徴とする請求項45に記載の充電器ユニットまたは電源。
  47. 前記充電器ユニットまたは電源のコンポーネントを収納するためのハウジングを備えることを特徴とする請求項45または請求項46に記載の充電器または電源。
  48. 前記ハウジングは、前記本体に相対的に回転可能であることを特徴とする請求項47に記載の充電器ユニットまたは電源。
  49. 前記ハウジングおよび本体は、前記本体に相対的な前記接続部材の回転の中心となる軸に実質的に平行な軸によって互いに回転可能に支持されていることを特徴とする請求項48に記載の充電器ユニットまたは電源。
  50. 携帯電話、PDA、ラジオ、MP3プレーヤー、ラップトップ型コンピュータ、パームトップ型コンピュータ、またはGPSデバイスを充電するのに適していることを特徴とする請求項45から請求項49のいずれか一項に記載の充電器ユニットまたは電源。
  51. さらに、前記充電器を備え、前記充電器の一部は、前記本体内に含まれることを特徴とする請求項45から請求項50のいずれか一項に記載の充電器ユニットまたは電源。
  52. 2本のピンと、標準三叉プラグのライブピンおよびニュートラルピンを受け入れるための2つの開口部と、を備えることを特徴とする電気プラグアダプタ。
  53. 本体と3本のピンを備える電気プラグであって、前記ピンのうちの少なくとも1本のピンは、前記プラグの少なくとも1つの全体的寸法が使用位置のときよりも小さい格納位置から、使用位置での前記プラグのヒューズへの接近が阻止される使用位置まで移動可能であることを特徴とする電気プラグ。
  54. 前記ヒューズへの接近は、前記使用位置における前記可動ピンの正しい位置決めのため前記プラグの少なくとも1つのコンポーネントの必要な位置により前記使用位置において阻止されることを特徴とする請求項53に記載の電気プラグ。
  55. さらに、請求項1から請求項42のいずれか一項に記載の特徴を備えることを特徴とする請求項53または請求項54に記載の電気プラグ。
  56. 電気デバイスであって、
    ハウジングと、
    少なくとも2つの挿入物とを備え、前記各挿入物は前記ハウジング内に挿入可能に製作され、それぞれの挿入物は電気ソケット内に挿入可能な少なくとも1本のピンを備えることを特徴とする電気デバイス。
  57. それぞれの挿入物は、前記ハウジング内に挿入されたときに前記ハウジングに相対的に回転可能に製作されることを特徴とする請求項56に記載の電気デバイス。
  58. 前記ハウジングは、充電器ユニット、電源ユニット、またはプラグであることを特徴とする請求項56または請求項57に記載の電気デバイス。
  59. 実質的に以上で説明したように、または付属の図面のうちの1つを参照して、製作され、配列されたことを特徴とする電気プラグ。
  60. 実質的に以上で説明したように、または付属の図面のうちの1つを参照して、製作され、配列されたことを特徴とする電気プラグアダプタ。
  61. 実質的に以上で説明したように、または付属の図面のうちの1つを参照して、製作され、配列されたことを特徴とする充電器ユニット。
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