JP2546323Y2 - 回転同軸コネクタ - Google Patents
回転同軸コネクタInfo
- Publication number
- JP2546323Y2 JP2546323Y2 JP1990123300U JP12330090U JP2546323Y2 JP 2546323 Y2 JP2546323 Y2 JP 2546323Y2 JP 1990123300 U JP1990123300 U JP 1990123300U JP 12330090 U JP12330090 U JP 12330090U JP 2546323 Y2 JP2546323 Y2 JP 2546323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- coaxial connector
- movable portion
- contact leaf
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、携帯用電話機等に使用するアンテナ用の回
転同軸コネクタに関する。
転同軸コネクタに関する。
[従来の技術] 従来、この種の回転同軸コネクタは、第4図に示す様
に、携帯用電話機等の装置本体側へ嵌着される固定部10
とこれに対し回動自在な可動部20との嵌合部30に、その
回転軸方向に沿ってスリットなどの複数のエッジ部31を
設けて、可動部20を段階的に回動できるようにしてい
た。
に、携帯用電話機等の装置本体側へ嵌着される固定部10
とこれに対し回動自在な可動部20との嵌合部30に、その
回転軸方向に沿ってスリットなどの複数のエッジ部31を
設けて、可動部20を段階的に回動できるようにしてい
た。
[解決すべき課題] 上述した従来の回転同軸コネクタは、電気接触部の回
転軸方向にスリットなどのエッジ部31を有しているの
で、回転させることにより、エッジ部31によって電気接
触部が摩耗して金属粉が発生し、同軸コネクタの絶縁不
良及びショートの要因となる欠点がある。
転軸方向にスリットなどのエッジ部31を有しているの
で、回転させることにより、エッジ部31によって電気接
触部が摩耗して金属粉が発生し、同軸コネクタの絶縁不
良及びショートの要因となる欠点がある。
本考案は上述した従来の欠点に鑑みてなされたもので
あり、固定部と可動部の電気接触部に金属粉が発生する
ことを回避して絶縁不良をショート等を起こすことな
く、良好な接続をなしうる回転同軸コネクタを提供する
ことを目的としている。
あり、固定部と可動部の電気接触部に金属粉が発生する
ことを回避して絶縁不良をショート等を起こすことな
く、良好な接続をなしうる回転同軸コネクタを提供する
ことを目的としている。
[課題の解決手段] 上記目的を達成するため本考案の回転同軸ケーブル
は、携帯用電話機等の装置本体側へ嵌着される固定部に
対し、アンテナ等を取付ける可動部を回転自在に取付け
ると共に、上記固定部と可動部の対向面を導電部とし、
この対向面間に湾曲して弾性を有する導電性の接触板ば
ねを介在させて固定部と可動部の電気的接触を維持して
なる回転同軸コネクタにおいて、 上記湾曲した接触板ばねは、湾曲頂部に2つの突起部
を形成すると共に湾曲底部にキー部を有し、上記固定部
あるいは可動部のいずれか一方の導電部には、接触板ば
ねのキヒ部を嵌合するキー溝を設け、他方の導電部には
可動部の回転に伴なって接触板ばねの2つの突起部が、
同時に、順次嵌合する複数の凹部を設けた構成としてい
る。
は、携帯用電話機等の装置本体側へ嵌着される固定部に
対し、アンテナ等を取付ける可動部を回転自在に取付け
ると共に、上記固定部と可動部の対向面を導電部とし、
この対向面間に湾曲して弾性を有する導電性の接触板ば
ねを介在させて固定部と可動部の電気的接触を維持して
なる回転同軸コネクタにおいて、 上記湾曲した接触板ばねは、湾曲頂部に2つの突起部
を形成すると共に湾曲底部にキー部を有し、上記固定部
あるいは可動部のいずれか一方の導電部には、接触板ば
ねのキヒ部を嵌合するキー溝を設け、他方の導電部には
可動部の回転に伴なって接触板ばねの2つの突起部が、
同時に、順次嵌合する複数の凹部を設けた構成としてい
る。
[実施例] 次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の斜視図である。
上記図において本考案の回転同軸コネクタは、携帯用
電話機等の装置本体側へ嵌着される固定部1と、アンテ
ナ等を取付けて上記固定部1に対し回動自在にされる可
動部2と、固定部1と可動部2との間に介在させて両者
の電気的接続を維持する接触板ばね4とから構成され
る。
電話機等の装置本体側へ嵌着される固定部1と、アンテ
ナ等を取付けて上記固定部1に対し回動自在にされる可
動部2と、固定部1と可動部2との間に介在させて両者
の電気的接続を維持する接触板ばね4とから構成され
る。
上記固定部1と可動部2の対向面は、それぞれ導電部
とされ、接触板ばね4を介して電気的に接続される。接
触板ばね4は、弾性を有する導電性材料より成形され、
第2図及び第3図に示すように、やや弓形に湾曲され、
その頂部には2つの突起部7を、またその低部にはキー
5をそれぞれ形成してある。接触板ばね4は、その弓形
形状により固定部1と可動部2間で常にその対向面に圧
力を与え電気接触を良好に行なう。
とされ、接触板ばね4を介して電気的に接続される。接
触板ばね4は、弾性を有する導電性材料より成形され、
第2図及び第3図に示すように、やや弓形に湾曲され、
その頂部には2つの突起部7を、またその低部にはキー
5をそれぞれ形成してある。接触板ばね4は、その弓形
形状により固定部1と可動部2間で常にその対向面に圧
力を与え電気接触を良好に行なう。
3は可動部2に設けられたキー溝であり、これに接触
板ばね4のキー5が組み込まれることにより、接触板ば
ね4は可動部2と一体になって回転する。また固定部1
の導電部である可動部2とその対向面には、その同心円
上に複数の凹部6が設けられている。接触板ばね4の湾
曲頂部に設けられた2つの突起7は、この固定部1に設
けられた凹部6に嵌合するものであり、可動部2の回転
に伴い順次凹部6と嵌合して段階的に回転角度を得るこ
とになる。
板ばね4のキー5が組み込まれることにより、接触板ば
ね4は可動部2と一体になって回転する。また固定部1
の導電部である可動部2とその対向面には、その同心円
上に複数の凹部6が設けられている。接触板ばね4の湾
曲頂部に設けられた2つの突起7は、この固定部1に設
けられた凹部6に嵌合するものであり、可動部2の回転
に伴い順次凹部6と嵌合して段階的に回転角度を得るこ
とになる。
[考案の効果] 以上のような構成からなる考案によれば、小型かつ簡
潔な構造でありながら、段階的に確実な接触状態が得ら
れると共に、接触面が摩耗して金属粉が発生するような
ことがなくなり、絶縁不良及びショートのない良好な接
続が簡素な構造によって実現できる効果がある。
潔な構造でありながら、段階的に確実な接触状態が得ら
れると共に、接触面が摩耗して金属粉が発生するような
ことがなくなり、絶縁不良及びショートのない良好な接
続が簡素な構造によって実現できる効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は接触
板ばねの一実施例の斜視図、第3図は第2図の側面図、
第4図は従来例を示す一部を破断した側面図である。 1:固定部、2:可動部、3:キー溝 4:接触板ばね、5:キー、6:凹部 7:突起部
板ばねの一実施例の斜視図、第3図は第2図の側面図、
第4図は従来例を示す一部を破断した側面図である。 1:固定部、2:可動部、3:キー溝 4:接触板ばね、5:キー、6:凹部 7:突起部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−176387(JP,U) 実開 昭64−54284(JP,U) 実開 平4−24283(JP,U) 実開 昭64−3309(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】携帯用電話機等の装置本体側へ嵌着される
固定部に対し、アンテナ等を取付ける可動部を回転自在
に取付けると共に、上記固定部と可動部の対向面を導電
部とし、この対向面間に湾曲して弾性を有する導電性の
接触板ばねを介在させて固定部と可動部の電気的接触を
維持してなる回転同軸コネクタにおいて、 上記湾曲した接触板ばねは、湾曲頂部に2つの突起部を
形成すると共に湾曲底部にキー部を有し、上記固定部あ
るいは可動部のいずれか一方の導電部には、接触板ばね
のキー部を嵌合するキー溝を設け、他方の導電部には可
動部の回転に伴なって接触板ばねの2つの突起部が、同
時に、順次嵌合する複数の凹部を設けたことを特徴とす
る回転同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990123300U JP2546323Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 回転同軸コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990123300U JP2546323Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 回転同軸コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0481381U JPH0481381U (ja) | 1992-07-15 |
JP2546323Y2 true JP2546323Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31871014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990123300U Expired - Lifetime JP2546323Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 回転同軸コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546323Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014132380A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | エムテックコーポレーション株式会社 | 通信ケーブル用コネクタ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6454284U (ja) * | 1987-09-24 | 1989-04-04 | ||
JPH064556Y2 (ja) * | 1988-05-31 | 1994-02-02 | 日本電気株式会社 | 回転同軸コネクタ |
JPH0737263Y2 (ja) * | 1990-06-19 | 1995-08-23 | 株式会社横尾製作所 | 同軸コネクタ |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP1990123300U patent/JP2546323Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0481381U (ja) | 1992-07-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |