JPH0737263Y2 - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JPH0737263Y2
JPH0737263Y2 JP1990064779U JP6477990U JPH0737263Y2 JP H0737263 Y2 JPH0737263 Y2 JP H0737263Y2 JP 1990064779 U JP1990064779 U JP 1990064779U JP 6477990 U JP6477990 U JP 6477990U JP H0737263 Y2 JPH0737263 Y2 JP H0737263Y2
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JP
Japan
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coaxial connector
fitting
center contact
center
outer peripheral
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雅明 飯田
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株式会社横尾製作所
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軸回りに回転可能であるとともに、回転され
た任意の位置を保持し得るようにした同軸コネクタに関
するものである。
(従来の技術) トランシーバーや移動無線電話機等の携帯用無線通信機
に、取り付け取り外しが可能な同軸コネクタを用いてア
ンテナが結合されるものがある。そして、使用中はアン
テナが無線通信機の筐体に対して垂直となるように引き
起し、不使用中はアンテナを無線通信機の筐体に沿うよ
うに傾け得るように構成することが要望される。これ
は、携帯時に突起したアンテナが他の器物に当って破損
するのを極力回避しようとするためである。そこで、従
来の携帯用無線通信機にあっては、無線通信機に同軸コ
ネクタで結合されるアンテナ自体をその基部で折り曲げ
自在に構成していた。
(考案が解決しようとする課題) 上述のごときアンテナ自体を折り曲げ自在に構成したも
のは、アンテナの構造がそれだけ複雑で高価なものとな
る。また、アンテナ基部に整合用回路を組み込むのに不
都合である。そこで、無線通信機にアンテナを結合する
ために用いられる同軸コネクタをL字形状とし、無線通
信機に結合したコネクタ側の軸に対して直交する平面内
で、アンテナを回転可能とすれば、アンテナ自体を折り
曲げ自在のものとする必要がなく、構造が簡単なものと
なる。しかるに、従来の軸回りに回転し得る同軸コネク
タは、回転させたアンテナを任意の位置で保持できるも
のでなく、特に耐久性の点で不具合があった。
本考案は、上述のごとき事情に鑑みてなされたもので、
軸回りに回転可能であるとともに任意の位置を保持し得
る同軸コネクタを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案の同軸コネクタ
は、ホルダーに有底の円孔を穿つとともにこの円孔の底
の軸心に貫通孔を穿ち、大径外周部と小径外周部を有す
る筒状回転金具を前記小径外周部を前記貫通孔より突出
させて前記円孔内に軸回りに回転自在で前記貫通孔より
抜け出さないように配設し、前記筒状回転金具の前記大
径外周部と小径外周部の段差で形成される面と前記円孔
の底との間に弾性材からなる波形スプリングワッシャを
介装し、前記貫通孔より突出した前記筒状回転金具の小
径外周部に接栓金具を嵌合固定し、この接栓金具と前記
筒状回転金具にわたって軸心に絶縁材からなる第1のイ
ンシュレータを挿入固定するとともにこの第1のインシ
ュレータの軸心に導電材からなる第1の中心コンタクト
を貫通固定し、前記接栓金具の外周に回転自在で軸方向
に抜けないようにカップリング用の雌ネジ部材を設け、
さらに前記ホルダーに絶縁材からなる第2のインシュレ
ータで導電材からなる第2の中心コンタクトを固定し、
この第2の中心コンタクトが前記第1の中心コンタクト
の端部に弾接するように構成されている。
そして、前記筒状回転金具の段差で形成される面と前記
波形スプリングワッシャの間に、前記筒状回転金具の軸
回りの回転に対して複数のクリック位置を有するクリッ
ク機構を前記波形スプリングワッシャの弾力を用いて構
成しても良い。
さらに、前記筒状回転金具の段差で形成される面に放射
状の複数の溝を刻設し、この溝に係合する放射状の突条
部を有するとともに軸方向に移動自在で軸回りに回転し
ないクリック部材を、前記筒状回転金具と前記波形スプ
リングワッシャの間に介装させてクリック機構を構成す
ることもできる。
また、前記第1の中心コンタクトの軸方向に対して、軸
方向が直交するように前記第2の中心コンタクトを前記
ホルダーに組み付けても良い。
そしてまた、前記第2の中心コンタクトの先端に導電弾
性材からなる舌片状の接触バネを設け、この接触バネを
前記第1の中心コンタクトの先端に弾接させるように構
成することもできる。
そしてさらに、前記第2の中心コネクタをアンテナに結
合し、前記雌ネジ部材で前記第1の中心コンタクトを無
線通信機等の接栓に対して結合分離自在に構成しても良
い。
(作用) 無線通信機等に雌ネジ部材により接栓金具が固定される
のに伴ない筒状回転金具も固定されるが、この筒状回転
金具に対してホルダーは軸回りに回転し得る。しかも、
筒状回転金具に固定された第1の中心コンタクトの先端
に第2の中心コンタクトが弾接していて、この第2の中
心コンタクトが軸回りに回転しても電気的接続は維持さ
れる。したがって、第1の中心コンタクトと第2の中心
コンタクトの電気的接続を維持したままホルダーの軸回
りの回転が許容される。しかも、波形スプリングワッシ
ャの弾力によって、筒状回転金具とホルダーの相対回転
に対する摩擦抵抗力が定まり、波形スプリングワッシャ
の弾力を適宜に設定することで、ホルダーの軸回りに回
転可能にするとともに回転された任意の位置で容易に保
持させ得る。
そして、筒状回転金具の段差で形成された面と波形スプ
リングワッシャとの間に、クリック機構を構成するなら
ば、ホルダーの軸回りの回転位置決めが容易である。
さらに、筒状回転金具の段差で形成された面に放射状に
設けた溝に、クリック部材に放射状に設けた突条部を係
合または離脱させるようにしてクリック機構を構成する
ならば、構造が簡単であり、また軸方向の寸法が比較的
に短く構成し得る。
また、第1と第2の中心コンタクトの軸方向を直交させ
て組み付けるならば、L字形状の同軸コネクタが構成さ
れ、雌ネジ部材の軸方向に直交する平面内で第2の中心
コンタクトの軸方向を任意に設定し得る。
そしてまた、導電弾性材からなる舌片状の接触バネで、
第1の中心コンタクトに第2の中心コンタクトを電気的
接続させるならば、簡単な構造で回転に対しても電気的
接続の確実な維持が図れる。
そしてさらに、本考案の回転コネクタをL字形状とし
て、雌ネジ部材で第1の中心コンタクトを無線通信機の
接栓に結合し、第2の中心コンタクトをアンテナに結合
するならば、アンテナを無線通信機の筐体から垂直に引
き起しおよび無線通信機の筐体に沿うように傾け得る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図ないし第6図を参照して
説明する。第1図は、アンテナを接続した本考案の同軸
コネクタの一実施例の縦断面図であり、第2図は、第1
図の同軸コネクタの分解斜視図であり、第3図は、第2
図の筒状回転金具の斜視図であり、第4図は、第2図の
ホルダーの平面図であり、第5図は、安定状態にあるク
リック機構を説明する一部切り欠き側面図であり、第6
図は、非安定状態にあるクリック機構を説明する一部切
り欠き側面図である。
図において、まず、導電材からなるホルダー1に有底の
円孔2が穿設され、この円孔2の底3の軸心に貫通孔4
が穿設される。さらに、ホルダー1には、前記円孔2の
軸方向と直交させて円孔2の周壁に筒条突起5が一体的
に連接される。なお、この筒状突起5の内孔は、円孔2
に連通される。そして、円孔2内に、大径外周部6と小
径外周部7を有する筒状回転金具8が、小径外周部7を
貫通孔4より突出させて軸回りに回転自在で貫通孔4か
ら抜け出さないように配設される。さらに、底3に対向
し、筒状回転金具8の大径外周部6と小径外周部7の段
差で形成される面9に、放射条の複数の断面半円径の溝
10、10・・・が刻設される。そして、この筒状回転金具
8とホルダー1の底3との間に、弾性材からなる波形ス
プリングワッシャ11とクリック部材12が介装される。こ
のクリック部材12はホルダー1の内孔2の内周面に軸方
向に刻設された縦溝13、13に挿入される周り止め突起1
4、14で軸周りに回転が阻止されるが軸方向に移動自在
で、しかも筒状回転金具8の面9に対向する面に放射条
の複数の突条部15、15・・・が形成され、この突条部1
5、15・・・が筒状回転金具8に波形スプリングワッシ
ャ11の弾力で弾接されるように配設される。
また、貫通孔4より突出した筒状回転金具8の小径外周
部7の先端部にワッシャ16を遊嵌させ、さらに接栓金具
17を嵌合固定させる。さらに、筒状回転金具8と接栓金
具17にわたって軸心に絶縁材からなる第1のインシュレ
ータ18が挿入される。これらの第1のインシュレータ18
と接栓金具17および筒状回転金具8は、固定ピン19、19
により一体的に固定される。また、この第1のインシュ
レータ18には、予め軸心に導電材からなる第1の中心コ
ンタクト20が貫通挿入され、ピン21により抜け止めがな
されている。さらに、接栓金具17の外周には、平ワッシ
ャ22が遊嵌され、接栓金具17の軸回りの溝23に嵌合され
た2分割リング24、24およびガスケット25、26により抜
けが阻止される。そして、この平ワッシャ22に雌ネジ部
材27が圧接固定される。この雌ネジ部材22の内周面に
は、無線通信機等に設けられる接栓の雄コネクタに螺合
し得るネジが刻設されている。
さらに、ホルダー1の筒状突起5には、絶縁材からなる
第2のインシュレータ28により導電材からなる第2の中
心コンタクト29が固定され、そのホルダー1側の先端に
導電性弾性材からなる略U字状の舌片状の接触バネ30が
設けられて、第1の中心コンタクト20の先端に弾接され
る。また、第2の中心コンタクト29の他端にマッチング
コイル31を介してアンテナエレメント32が適宜に接続さ
れる。そして、このアンテナエレメント32および筒状突
起5が全体的にアンテナカバー33で覆われている。な
お、34は絶縁スペーサであり、35はキャップである。
かかる構成において、雌ネジ部材27によって無線通信機
等に設けられた接栓の雄コネクタ(図示せず)に結合さ
れると、雌ネジ部材27と接栓金具17と第1の中心コンタ
クト20および筒状回転金具8が無線通信機等に固定され
る。しかし、ホルダー1は筒状回転金具8に対して軸回
りに回転し得る。ここで、第5図のごとく、筒状回転金
具8の溝10、10・・・にクリック部材12の突条部15、15
・・・が嵌合されたクリック位置にある状態であれば、
波形スプリングワッシャ11の弾性変形が少なく、筒状回
転金具8とホルダー1の回転は安全状態にある。そし
て、ホルダー1を軸回りに回転させるとクリック部材12
も回転し、筒状回転金具8の溝10、10・・・から突条部
15、15・・・の位置がずれて離脱してクリック位置でな
くなり、第6図のごとく、波形スプリングワッシャ11が
大きな弾性変形を受けて強い弾力を生じさせてホルダー
1の回転に対して大きな摩擦抵抗力を与える。なお、ホ
ルダー1の回転に対して、接触バネ30により第1と第2
の中心コンタクト20、29の電気的接続は、確実に維持さ
れる。
したがって、本考案の回転コネクタでは、第1の中心コ
ンタクト20の軸方向と直交する平面内で、第2の中心コ
ンタクト29の軸方向を回転させることができ、しかもク
リック機構により複数のクリック位置で確実な位置決め
ができる。
第7図ないし第9図は、本考案の同軸コネクタの他の実
施例を示し、第7図は、本考案の同軸コネクタの他の実
施例でクリック機構が安定状態にある一部切り欠き側面
図であり、第8図は、第7図に示す同軸コネクタでクリ
ック機構が非安定状態にある一部切り欠き側面図であ
り、第9図は、第7図に示す同軸コネクタのクリック部
材の斜視図である。第7図および第8図において、第1
図ないし第2図と同一部材には同一符号を付けて重複す
る説明を省略する。
第7図ないし第9図で示す本考案の回転コネクタのクリ
ック機構は、ホルダー1の底3に対向する筒状回転金具
40の面41に、同一円上に複数の嵌入孔42、42・・・を穿
ち、これらの嵌入孔42、42・・・にそれぞれ球体43、43
・・・が略半球だけ挿入されている。また、クリック部
材44は、周り止め突起45、45により軸回りに回転が阻止
されるが軸方向に移動自在であり、筒状回転金具40に対
向する面に嵌入孔42、42・・・に対向させて同一円上に
複数の係止孔46、46・・・が穿たれる。
かかる構成にあっては、ホルダー1の回転に伴ないクリ
ック部材44が回転し、このクリック部材44と筒状回転金
具40の相対回転に対して嵌入孔42、42・・・と係止孔4
6、46・・・が対向するクリック位置では、第7図のご
とく、球体43、43・・・が係止孔43、43・・・に挿入さ
れて波形スプリングワッシャ11の弾性変形が少なく安定
状態となり、対向してない位置では、第8図のごとく、
球体43、43・・・が係止孔46、46・・・に挿入されずに
クリック部材44の面上にあり、波形スプリングワッシャ
11の弾性変形が大きく非安定状態となる。
したがって、第1図ないし第6図に示す実施例と同様
に、ホルダー1は回転が可能で、しかも複数のクリック
位置で位置決めが容易である。
なお、クリック機構は、第1図ないし第6図に示す実施
例および第7図ないし第9図に示す他の実施例に限られ
ず、いかなる構成であっても良い。
第10図および第11図は、本考案の同軸コネクタの別の実
施例を示し、第10図は、アンテナを接続した本考案の同
軸コネクタの別の実施例の縦断面図であり、第11図は、
第10図の同軸コネクタの分解斜視図である。第10図およ
び第11図において、第1図ないし第2図と同一部材には
同一符号を付けて重複する説明を省略する。
第10図および第11図において、第1図および第2図と相
違するところは、クリック機構が設けられていないこと
にある。すなわち、クリック部材12が省かれているとと
もに、筒状回転金具8の面9からは溝10、10・・・が省
かれる。さらに、ホルダー1の円孔2の内周面からは縦
溝13、13が省かれている。そして、筒状回転金具8の面
9に直接に波形スプリングワッシャ11が弾接されてい
る。
かかる構成にあっては、波形スプリングワッシャ11によ
る弾力により筒状回転金具8とホルダー1の相対回転に
対する摩擦抵抗力が設定される。そこで、この弾力を適
宜に設定することで、ホルダー1の軸回りの回転が可能
であるとともに、任意の位置でホルダー1を固定させる
ことが可能である。
第12図は、本考案の同軸コネクタのさらに別の実施例の
縦断面図である。第12図において、第1図と同一部材に
は同一符号を付けて重複する説明を省略する。
第12図に示す本考案の回転コネクタは、第1と第2の中
心コンタクトが同一の軸心上にあることを特徴とする。
そこで、ホルダー1に穿設された円孔2の開口部にキャ
ップ35に代えて、雄ネジ部材60が圧入固定され、この雄
ネジ部材60の軸心に絶縁材からなる第2のインシュレー
タ61が固定され、さらにその軸心に導電材からなる第2
の中心コンタクト62が固定される。そして、この第2の
中心コンタクト62の第1の中心コンタクト20側の先端部
に導電性弾性材からなる接触バネ63が設けられて第1の
中心コンタクト20の先端に弾接される。また、第2の中
心コンタクト62の他端に有底孔64が軸方向に穿たれると
ともにこの有底孔64の周壁に軸方向の複数のスリット6
5、65・・・が形成される。
かかる構成にあっては、雄ネジ部材60に結合されるアン
テナを軸回りに回転させることができ、アンテナの指向
方向を任意に設定することができる。
なお、第1と第2の中心コンタクト20、29、62の電気的
接続は、上記実施例に示したものに限られず、適宜な弾
接等によって回転を許容する構造であれば良い。
(考案の効果) 本考案の同軸コネクタは、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
無線通信機等の接栓の雄コネクタに結合固定される雌ネ
ジ部材に対して、ホルダーを軸回りに相対回転させるこ
とができ、しかもこの相対回転に対する摩擦抵抗力は波
形スプリングワッシャの弾力によって調整される。そこ
で、波形スプリングワッシャの弾力を適宜に設定するこ
とで、ホルダーを回転可能とさせ得るとともに、回転さ
せた任意の位置を確実に保持することができる。
そして、波形スプリングワッシャの弾力を用いてクリッ
ク機構を構成するならば、このクリック機構によりホル
ダーの回転位置を複数のクリック位置で簡単に位置決め
することができる。
さらに、筒状回転金具に放射状の複数の溝とクリック部
材に放射状の複数の突条部とを形成してクリック機構を
構成するならば、軸方向に短いクリック機構を簡単な構
造で安価に製造できる。
また、本考案の同軸コネクタをL字形状とするならば、
雌ネジ部材の軸方向に直交する平面内でホルダーに設け
られた第2の中心コンタクトの軸方向を適宜に回転させ
得る。
そしてまた、第1と第2の中心コンタクトを舌片状の接
触バネで弾接させるならば、回転による摩耗等が生じて
も電気的接続が確実に維持されて耐用寿命を長くでき
る。
そしてさらに、本考案の同軸コネクタをL字形状とし
て、雌ネジ部材で第1の中心コンタクトをを無線通信機
の接栓に結合し、第2の中心コンタクトにアンテナを結
合するならば、無線通信機の筐体に対してアンテナを自
在に引き起しおよび筐体に沿うように傾けることがで
き、さらに任意に設定した位置でアンテナを保持でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アンテナを接続した本考案の同軸コネクタの
一実施例の縦断面図であり、第2図は、第1図の同軸コ
ネクタの分解斜視図であり、第3図は、第2図の筒状回
転金具の斜視図であり、第4図は、第2図のホルダーの
平面図であり、第5図は、安定状態にあるクリック機構
を説明する一部切り欠き側面図であり、第6図は、非安
定状態にあるクリック機構を説明する一部切り欠き側面
図であり、第7図は、本考案の同軸コネクタの他の実施
例でクリック機構が安定状態にある一部切り欠き側面図
であり、第8図は、第7図に示す同軸コネクタでクリッ
ク機構が非安定状態にある一部切り欠き側面図であり、
第9図は、第7図に示す同軸コネクタのクリック部材の
斜視図であり、第10図は、アンテナを接続した本考案の
同軸コネクタの別の実施例の縦断面図であり、第11図
は、第10図の同軸コネクタの分解斜視図であり、第12図
は、本考案の同軸コネクタのさらに別の実施例の縦断面
図である。 1:ホルダー、2:円孔、3:底、4:貫通孔、6:大径外周部、
7:小径外周部、8,40:筒状回転金具、9:面、10:溝、11:
波形スプリングワッシャ、12,44:クリック部材、15:突
条部、17:接栓金具、18:第1のインシュレータ、20:第
1の中心コンタクト、27:雌ネジ部材、28,61:第2のイ
ンシュレータ、29,62:第2の中心コンタクト、30,63:接
触バネ、32:アンテナエレメント。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルダーに有底の円孔を穿つとともにこの
    円孔の底の軸心に貫通孔を穿ち、大径外周部と小径外周
    部を有する筒状回転金具を前記小径外周部を前記貫通孔
    より突出させて前記円孔内に軸回りに回転自在で前記貫
    通孔より抜け出さないように配設し、前記筒状回転金具
    の前記大径外周部と小径外周部の段差で形成される面と
    前記円孔の底との間に弾性材からなる波形スプリングワ
    ッシャを介装し、前記貫通孔より突出した前記筒状回転
    金具の小径外周部に接栓金具を嵌合固定し、この接栓金
    具と前記筒状回転金具にわたって軸心に絶縁材からなる
    第1のインシュレータを挿入固定するとともにこの第1
    のインシュレータの軸心に導電材からなる第1の中心コ
    ンタクトを貫通固定し、前記接栓金具の外周に回転自在
    で軸方向に抜けないようにカップリング用の雌ネジ部材
    を設け、さらに前記ホルダーに絶縁材からなる第2のイ
    ンシュレータで導電材からなる第2の中心コンタクトを
    固定し、この第2の中心コンタクトが前記第1の中心コ
    ンタクトの端部に弾接するように構成したことを特徴と
    する同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の同軸コネクタにおいて、前
    記筒状回転金具の段差で形成される面と前記波形スプリ
    ングワッシャの間に、前記筒状回転金具の軸回りの回転
    に対して複数のクリック位置を有するクリック機構を前
    記波形スプリングワッシャの弾力を用いて構成したこと
    を特徴とする同軸コネクタ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の同軸コネクタにおいて、前
    記筒状回転金具の段差で形成される面に放射状の複数の
    溝を刻設し、この溝に係合する放射状の突条部を有する
    とともに軸方向に移動自在で軸回りに回転しないクリッ
    ク部材を、前記筒状回転金具と前記波形スプリングワッ
    シャの間に介装させてクリック機構を構成したことを特
    徴とする同軸コネクタ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3記載のいずれかの同軸コ
    ネクタにおいて、前記第1の中心コンタクトの軸方向に
    対して、軸方向が直交するように前記第2の中心コンタ
    クトを前記ホルダーに組み付けたことを特徴とする同軸
    コネクタ。
  5. 【請求項5】請求項4記載の同軸コネクタにおいて、前
    記第2の中心コンタクトの先端に導電弾性材からなる舌
    片状の接触バネを設け、この接触バネを前記第1の中心
    コンタクトの先端に弾接させるように構成したことを特
    徴とする同軸コネクタ。
  6. 【請求項6】請求項4記載の同軸コネクタにおいて、前
    記第2の中心コネクタをアンテナに結合し、前記雌ネジ
    部材側で前記第1の中心コンタクトを無線通信機の接栓
    に対して結合分離自在に構成したことを特徴とする同軸
    コネクタ。
JP1990064779U 1990-06-19 1990-06-19 同軸コネクタ Expired - Lifetime JPH0737263Y2 (ja)

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JP2546323Y2 (ja) * 1990-11-22 1997-08-27 日本電気株式会社 回転同軸コネクタ
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