JP2604201Y2 - 電熱線を内蔵した受口を有する管継手 - Google Patents
電熱線を内蔵した受口を有する管継手Info
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- JP2604201Y2 JP2604201Y2 JP3878292U JP3878292U JP2604201Y2 JP 2604201 Y2 JP2604201 Y2 JP 2604201Y2 JP 3878292 U JP3878292 U JP 3878292U JP 3878292 U JP3878292 U JP 3878292U JP 2604201 Y2 JP2604201 Y2 JP 2604201Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- heating wire
- peripheral surface
- connector
- pair
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、受口内周面に電熱線を
埋設した管継手に関する。
埋設した管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からガス管等の配管分野では、図3
に要部断面図で示したような管継手を用いて合成樹脂管
を融着接合することが行なわれている。この管継手は合
成樹脂製継手本体1aの受口11aの内周面に電熱線2
aを埋設すると共に、該受口11aの外周面に電源接続
コネクター13aを突設して該コネクター13aの電源
端子14aに電熱線2aの両端部を接続したものであっ
て、受口11aに合成樹脂管の端部を嵌挿してからコネ
クター13aの電源端子14aに電力線を接続し、電熱
線2aを発熱させて受口11aの内周面と合成樹脂管の
端部外周面とを融着接合していた。
に要部断面図で示したような管継手を用いて合成樹脂管
を融着接合することが行なわれている。この管継手は合
成樹脂製継手本体1aの受口11aの内周面に電熱線2
aを埋設すると共に、該受口11aの外周面に電源接続
コネクター13aを突設して該コネクター13aの電源
端子14aに電熱線2aの両端部を接続したものであっ
て、受口11aに合成樹脂管の端部を嵌挿してからコネ
クター13aの電源端子14aに電力線を接続し、電熱
線2aを発熱させて受口11aの内周面と合成樹脂管の
端部外周面とを融着接合していた。
【0003】しかしながら、この従来管継手は受口11
aの外周面から電源接続コネクター13aおよび電源端
子14aが突出しているため、運搬・保管等の際にコネ
クター13aおよび電源端子14aを破損して融着接合
が行なえないことがあった。
aの外周面から電源接続コネクター13aおよび電源端
子14aが突出しているため、運搬・保管等の際にコネ
クター13aおよび電源端子14aを破損して融着接合
が行なえないことがあった。
【0004】本考案はかかる課題を解決したものであっ
て、運搬・保管等の際に電源接続コネクターおよび電源
端子を破損する恐れが全くなく、合成樹脂管を簡単かつ
確実に融着接合できる管継手を提供するものである。
て、運搬・保管等の際に電源接続コネクターおよび電源
端子を破損する恐れが全くなく、合成樹脂管を簡単かつ
確実に融着接合できる管継手を提供するものである。
【0005】本考案は、合成樹脂製継手本体の一端部に
設けた受口の内周面に電熱線を所定間隔で螺旋状に埋設
すると共に、受口の外周面に凹陥部を設け、該凹陥部の
両側壁の相対する位置に一対の軸受部材を埋設してそれ
ぞれの軸受部材に前記電熱線の両端部を接続し、また双
方の軸受部材ど電源接続コネクターの一端側の両側縁と
をピンで軸支して電源接続コネクターを凹陥部に収納お
よび起立可能に設け、電源接続コネクターの他端側の両
側縁には前記ピンを介して軸受部材と電気的に接続した
一対の電源端子を設けたことを特徴とする。
設けた受口の内周面に電熱線を所定間隔で螺旋状に埋設
すると共に、受口の外周面に凹陥部を設け、該凹陥部の
両側壁の相対する位置に一対の軸受部材を埋設してそれ
ぞれの軸受部材に前記電熱線の両端部を接続し、また双
方の軸受部材ど電源接続コネクターの一端側の両側縁と
をピンで軸支して電源接続コネクターを凹陥部に収納お
よび起立可能に設け、電源接続コネクターの他端側の両
側縁には前記ピンを介して軸受部材と電気的に接続した
一対の電源端子を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】受口の外周面に設けた凹陥部に電源接続コネク
ターを収納および起立可能に設けたので、運搬・保管等
の際には電源接続コネクターを倒して凹陥部に収納する
ことができる。また、配管施工の際には凹陥部から電源
接続コネクターを起立させて、該電源接続コネクターの
電源端子に電力線を接続することができる。
ターを収納および起立可能に設けたので、運搬・保管等
の際には電源接続コネクターを倒して凹陥部に収納する
ことができる。また、配管施工の際には凹陥部から電源
接続コネクターを起立させて、該電源接続コネクターの
電源端子に電力線を接続することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面にて詳細に説明
する。図1は本考案の一実施例を示す管継手の斜視図、
図2は本考案の管継手の要部断面図である。
する。図1は本考案の一実施例を示す管継手の斜視図、
図2は本考案の管継手の要部断面図である。
【0008】図中1はポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブテン等の合成樹脂からなる継手本体である。継手
本体1の一端部には受口11が設けられており、該受口
11の内周面に電熱線2が所定間隔で螺旋状に埋設され
ている。また、受口11の外周面には凹陥部12が設け
られており、該凹陥部12に合成樹脂からなる電源接続
コネクター3が収納および起立可能に設けられている。
ポリブテン等の合成樹脂からなる継手本体である。継手
本体1の一端部には受口11が設けられており、該受口
11の内周面に電熱線2が所定間隔で螺旋状に埋設され
ている。また、受口11の外周面には凹陥部12が設け
られており、該凹陥部12に合成樹脂からなる電源接続
コネクター3が収納および起立可能に設けられている。
【0009】即ち、電源接続コネクター3の一端側の相
対する両側縁には一対のピン孔32が穿設されており、
それぞれのピン孔32にコイルバネとピン33が挿入さ
れている。ピン33はその背面がコイルバネで押圧され
て電源接続コネクター3の側縁から突出している。そし
て、それぞれのピン33は前記凹陥部12の両側壁に埋
設した軸受部材121の軸孔に嵌入して回動自在に軸支
されている。このため、一対のピン33,33を中心と
して電源接続コネクター3を回転させたときに、該電源
接続コネクター3を凹陥部12に収納したり、凹陥部1
2から起立させることができるようになっている。
対する両側縁には一対のピン孔32が穿設されており、
それぞれのピン孔32にコイルバネとピン33が挿入さ
れている。ピン33はその背面がコイルバネで押圧され
て電源接続コネクター3の側縁から突出している。そし
て、それぞれのピン33は前記凹陥部12の両側壁に埋
設した軸受部材121の軸孔に嵌入して回動自在に軸支
されている。このため、一対のピン33,33を中心と
して電源接続コネクター3を回転させたときに、該電源
接続コネクター3を凹陥部12に収納したり、凹陥部1
2から起立させることができるようになっている。
【0010】一方、電源接続コネクター3の他端側の両
側縁には一対の電源端子31が設けられており、それぞ
れの電源端子31と一対のピン33とが導線を介して接
続している。また、それぞれの軸受部材121と前記電
熱線2の両端部とが接続しており、受口11の内周面に
埋設した電熱線2の両端部は電源接続コネクター3の電
源端子31と導線を介して接続している。
側縁には一対の電源端子31が設けられており、それぞ
れの電源端子31と一対のピン33とが導線を介して接
続している。また、それぞれの軸受部材121と前記電
熱線2の両端部とが接続しており、受口11の内周面に
埋設した電熱線2の両端部は電源接続コネクター3の電
源端子31と導線を介して接続している。
【0011】本考案の管継手は以上の構成からなるもの
であって、この管継手を運搬・保管する際には電源接続
コネクター3を倒して凹陥部12に収納しておく。この
ようにすると、運搬・保管する際に電源接続コネクター
3を破損する恐れが全くない。次に、現場での配管施工
の際には電源接続コネクター3を起立させ、該電源接続
コネクター3の電源端子31に電力線を接続する。そこ
で、電熱線2に通電して発熱させると、受口11の内周
面と該受口11に嵌挿した合成樹脂管の端部外周面とが
溶融して両者が一体的に融着接合する。
であって、この管継手を運搬・保管する際には電源接続
コネクター3を倒して凹陥部12に収納しておく。この
ようにすると、運搬・保管する際に電源接続コネクター
3を破損する恐れが全くない。次に、現場での配管施工
の際には電源接続コネクター3を起立させ、該電源接続
コネクター3の電源端子31に電力線を接続する。そこ
で、電熱線2に通電して発熱させると、受口11の内周
面と該受口11に嵌挿した合成樹脂管の端部外周面とが
溶融して両者が一体的に融着接合する。
【0012】尚、前記実施例では一対のピンを介して電
源接続コネクターを倒立および起立可能に軸支したもの
を例示したが、本考案はこの構成に限定されるものでは
ない。例えば、肉薄のヒンジ部を介して電源接続コネク
ターを倒立および起立可能に設けてもよく、配管施工後
にこの肉薄部で電源接続コネクターを切除できるように
してもよい。
源接続コネクターを倒立および起立可能に軸支したもの
を例示したが、本考案はこの構成に限定されるものでは
ない。例えば、肉薄のヒンジ部を介して電源接続コネク
ターを倒立および起立可能に設けてもよく、配管施工後
にこの肉薄部で電源接続コネクターを切除できるように
してもよい。
【0013】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案の管継手は受
口の外周面に設けた凹陥部に電源接続コネクターを収納
および起立可能に設けたので、運搬・保管の際には電源
接続コネクターを倒して凹陥部に収納しておけば、電源
接続コネクターおよび電源端子を破損する恐が全くな
い。また、凹陥部に収納および起立可能に設けた電源接
続コネクターの他端側の両側縁には受口内周面に埋設し
た電熱線と電気的に接続した一対の電源端子を設けたの
で、現場での配管施工の際に、電源接続コネクターを起
立させ、各電源端子に電力線を接続して受口の内周面に
埋設した電熱線を発熱させるだけで、該受口に嵌挿した
合成樹脂管を簡単かつ確実に融着接合することができ
る。
口の外周面に設けた凹陥部に電源接続コネクターを収納
および起立可能に設けたので、運搬・保管の際には電源
接続コネクターを倒して凹陥部に収納しておけば、電源
接続コネクターおよび電源端子を破損する恐が全くな
い。また、凹陥部に収納および起立可能に設けた電源接
続コネクターの他端側の両側縁には受口内周面に埋設し
た電熱線と電気的に接続した一対の電源端子を設けたの
で、現場での配管施工の際に、電源接続コネクターを起
立させ、各電源端子に電力線を接続して受口の内周面に
埋設した電熱線を発熱させるだけで、該受口に嵌挿した
合成樹脂管を簡単かつ確実に融着接合することができ
る。
【図1】図1は本考案の一実施例を示す管継手の斜視図
である。
である。
【図2】図2は本考案の管継手の要部断面図である。
【図3】図3は従来管継手の要部断面図である。
1 継手本体 2 電熱線 3 電源接続コネクター 11 受口 12 凹陥部 31 電源端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 47/02
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製継手本体(1)の一端部に設
けた受口(11)の内周面に電熱線(2)を所定間隔で
螺旋状に埋設すると共に、受口(11)の外周面に凹陥
部(12)を設け、該凹陥部(12)の両側壁の相対す
る位置に一対の軸受部材(121)を埋設してそれぞれ
の軸受部材(121)に前記電熱線(2)の両端部を接
続し、また双方の軸受部材(121)と電源接続コネク
ター(3)の一端側の両側縁とをピン(33)で軸支し
て電源接続コネクター(3)を凹陥部(12)に収納お
よび起立可能に設け、電源接続コネクター(3)の他端
側の両側縁には前記ピン(33)を介して軸受部材(1
21)と電気的に接続した一対の電源端子(31)を設
けたことを特徴とする電熱線を内蔵した受口を有する管
継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3878292U JP2604201Y2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 電熱線を内蔵した受口を有する管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3878292U JP2604201Y2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 電熱線を内蔵した受口を有する管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596688U JPH0596688U (ja) | 1993-12-27 |
JP2604201Y2 true JP2604201Y2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=12534868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3878292U Expired - Fee Related JP2604201Y2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 電熱線を内蔵した受口を有する管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604201Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100730035B1 (ko) * | 2006-10-18 | 2007-06-20 | (주)케이지엔지니어링 | 상수도용 신축편수관 융착연결구 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2597761B2 (ja) * | 1991-03-05 | 1997-04-09 | 積水化学工業株式会社 | 電気融着継手 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP3878292U patent/JP2604201Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0596688U (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |