JPH0579173U - 電熱線を内蔵した受口を有する合成樹脂管 - Google Patents
電熱線を内蔵した受口を有する合成樹脂管Info
- Publication number
- JPH0579173U JPH0579173U JP1762892U JP1762892U JPH0579173U JP H0579173 U JPH0579173 U JP H0579173U JP 1762892 U JP1762892 U JP 1762892U JP 1762892 U JP1762892 U JP 1762892U JP H0579173 U JPH0579173 U JP H0579173U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- connection terminal
- heating wire
- receiving port
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管施工が簡単、かつ確実に行なえると共
に、運搬・保管の際に電源接続端子を損傷することのな
い電熱線を内蔵した受口を有する合成樹脂管を提供す
る。 【構成】 合成樹脂製管本体1の一端部に受口21を設
け、該受口21の内周面に電熱線3を所定間隔で螺旋状
に埋設する。また、該受口21の端面または肩部に管軸
方向に突出した電源接続端子41を設けて該接続端子4
1に前記電熱線3の両端部を接続する。 【効果】 運搬・保管の際に電源接続端子を損傷するこ
とがなく、また合成樹脂管同志を簡単、かつ確実に融着
接合できる。
に、運搬・保管の際に電源接続端子を損傷することのな
い電熱線を内蔵した受口を有する合成樹脂管を提供す
る。 【構成】 合成樹脂製管本体1の一端部に受口21を設
け、該受口21の内周面に電熱線3を所定間隔で螺旋状
に埋設する。また、該受口21の端面または肩部に管軸
方向に突出した電源接続端子41を設けて該接続端子4
1に前記電熱線3の両端部を接続する。 【効果】 運搬・保管の際に電源接続端子を損傷するこ
とがなく、また合成樹脂管同志を簡単、かつ確実に融着
接合できる。
Description
【0001】
本考案は取扱いが容易で、管同志を簡単に融着接合できる電熱線を内蔵した受 口を有する合成樹脂管に関する。
【0002】
従来からガス管等の配管施工分野では、図3に半断面図で示した如く、両端部 内周面に電熱線3aを埋設した継手2aを用いて合成樹脂管1aを融着接合する ことが行われている。この場合、継手2aの両端部にそれぞれの合成樹脂管1a の端部を嵌挿し、継手2aの両端部外周面に突設したコネクター4aの電源接続 端子41aに電源コードを接続した後、電熱線3aに通電して継手2aの内周面 と合成樹脂管1aの端部外周面とを融着接合していた。
【0003】 しかしながら、現場での配管施工の際に、継手2aの両端部に合成樹脂管1a の端部を嵌挿してから融着接合するのは面倒であり、時間がかかるという問題が あった。そこで、予め合成樹脂管1aの一端部に継手2aを融着接合しておくこ とが行なわれているが、長尺の合成樹脂管1aを運搬・保管する際に、継手2a の両端部外周面に突出したコネクター4aおよび接続端子41aが損傷して融着 接合が行なえないことがあった。
【0004】 本考案はかかる課題を解決したものであって、配管施工が簡単に行なえると共 に、運搬・保管等の際に電源接続端子を損傷することがない合成樹脂管を提供す るものである。
【0005】
本考案は、合成樹脂製管本体の一端部に受口を設け、該受口の内周面に電熱線 を所定間隔で螺旋状に埋設する。そして、受口の端面または肩部に管軸方向に突 出した電源接続端子を設けて該接続端子に前記電熱線の両端部を接続したことを 特徴とするものである。
【0006】
受口外周面よりも内周側に位置する受口の端面または肩部に管軸方向に突出し た電源接続端子を設けたので、運搬・保管等の際に合成樹脂管を積み重ねても電 源接続端子は他の部材と接触しない。また、受口の内周面に電熱線を埋設したの で、該受口内に他方の合成樹脂管の端部を嵌挿してから電熱線に通電すると、該 電熱線が発熱して受口の内周面と合成樹脂管の端部外周面とが融着接合する。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面にて詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す合成樹脂管の半断面図、図2は他の実施例を示す 合成樹脂管の半断面図であって、図中1はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ ブテン等の合成樹脂からなる管本体、2は管本体1と同種の合成樹脂からなる受 口部材2である。
【0008】 図1に示した合成樹脂管A1は、管本体1の一端部に受口部材2の継手部22 を外嵌して融着接合したものである。受口部材2の他端部には受口21が設けら れており、該受口21の内周面には電熱線3が所定間隔で螺旋状に埋設されてい る。また、受口21の端面には管軸方向に突出したコネクター4と電源接続端子 41とが設けられている。電源接続端子41は受口端面の円周上の相対する二箇 所に設けられており、それぞれの接続端子41に電熱線3の両端部が接続してい る。
【0009】 この実施例の合成樹脂管A1は、受口21の端面からコネクター4および電源 接続端子41が突出しているので、合成樹脂管A1を運搬・保管する際に受口2 1の端部をカバー5で覆って保護するのが好ましい。そして、配管施工の際にカ バー5を取り外し、受口21に他方の合成樹脂管の端部を嵌挿してから電熱線3 に通電すると、該電熱線3が発熱して受口21の内周面と他方の合成樹脂管の端 部外周面とが融着接合する。
【0010】 図2に示した合成樹脂管A2は、管本体1の一端部に受口部材2の継手部22 をバット融着したものである。受口部材2の他端部には拡径した受口21が設け られており、該受口21の内周面には電熱線3が所定間隔で螺旋状に埋設されて いる。一方、拡径受口21の外周面と継手部22の外周面とが交差する受口21 の肩部には、管軸方向に突出したコネクター4と電源接続端子41とが設けられ ている。電源接続端子41は受口肩部の円周上の相対する二箇所に設けられてお り、それぞれの接続端子41に電熱線3の両端部が接続している。
【0011】 この実施例の合成樹脂管A2の場合にも前記実施例と同様にして、他方の合成 樹脂管を融着接合することができる。尚、図1および図2には、別体構造の管本 体と受口部材とを融着接合して形成した合成樹脂管を例示したが、本考案の合成 樹脂管はこの構造に限定されるものではなく、管本体の一端部を拡径して受口を 一体的に設けたものであってもよい。
【0012】
以上詳述した如く、本考案の合成樹脂管は受口外周面よりも内周側に位置する 受口の端面または肩部に管軸方向に突出した電源接続端子を設けたので、運搬・ 保管等の際に合成樹脂管を積み重ねても電源接続端子を損傷することがない。ま た、合成樹脂管の一端部に設けた受口の内周面に電熱線を埋設したので、該受口 に他方の合成樹脂管の端部を嵌挿してから電熱線に通電するだけで合成樹脂管同 志を簡単、かつ確実に融着接合することができる。
【図1】図1は、本考案の一実施例を示す合成樹脂管の
半断面図である。
半断面図である。
【図2】図2は、他の実施例を示す合成樹脂管の半断面
図である。
図である。
【図3】図3は、従来例を示す半断面図である。
A1 合成樹脂管 A2 合成樹脂管 1 管本体 2 受口部材 3 電熱線 21 受口 41 電源接続端子
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製管本体(1)の一端部に受口
(21)を設け、該受口(21)の内周面に電熱線
(3)を所定間隔で螺旋状に埋設すると共に、該受口
(21)の端面または肩部に管軸方向に突出した電源接
続端子(41)を設けて該接続端子(41)に前記電熱
線(3)の両端部を接続したことを特徴とする電熱線を
内蔵した受口を有する合成樹脂管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1762892U JPH0579173U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 電熱線を内蔵した受口を有する合成樹脂管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1762892U JPH0579173U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 電熱線を内蔵した受口を有する合成樹脂管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579173U true JPH0579173U (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=11949133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1762892U Pending JPH0579173U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 電熱線を内蔵した受口を有する合成樹脂管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579173U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6474383A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-20 | Osaka Gas Co Ltd | Pipe joint made of synthetic resin |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1762892U patent/JPH0579173U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6474383A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-20 | Osaka Gas Co Ltd | Pipe joint made of synthetic resin |
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