JP2601323Y2 - インターホーン室外機 - Google Patents

インターホーン室外機

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JP2601323Y2
JP2601323Y2 JP1993025671U JP2567193U JP2601323Y2 JP 2601323 Y2 JP2601323 Y2 JP 2601323Y2 JP 1993025671 U JP1993025671 U JP 1993025671U JP 2567193 U JP2567193 U JP 2567193U JP 2601323 Y2 JP2601323 Y2 JP 2601323Y2
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JP
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microphone
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interphone
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規 増田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はインターホーン室外
機、更に詳しくは、インターホーン装置において、門の
外側や玄関外側に固定して使用するインターホーン室外
機本体に対し、その前面を覆うカバー部材を備えたイン
ターホーン室外機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より住宅においては、来客への応対
の便宜より、インターホーン装置が多く使用されてき
た。また、近年では、室外にいる来客と室内にいる家人
との通話が行えるだけでなく、インターホーン室外機に
はテレビカメラを内蔵し、インターホーン室内機にはテ
レビモニターを内蔵し、テレビモニターでテレビカメラ
が捉えた来客の姿を家人が見ることができるようなテレ
ビ付きインターホーン装置も提供されるようになった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のインターホーン室外機には、スピーカーやマイクの穴
が設けられており、それらが外気にさらされているので
埃や風雨の影響も受け易く、偶発的な外力の影響も受け
やすいという問題点があった。しかし、単にインターホ
ーン室外機をカバー材などで覆ってしまっては、マイク
とスピーカーとによるハウリングが起きたりしてインタ
ーホーン室外機の本来の機能を損なうこととなってしま
う。
【0004】本考案は、インターホーン室外機に対する
外力や埃や風雨の影響を受けにくく、しかも本来の機能
を損なわないようなインターホーン室外機を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記した課題
を解決するためのものである。請求項1記載のインター
ホーン室外機は、スピーカー(41)及びマイク(4
2)を備えるインターホーン室外機本体(40)と、そ
のインターホーン室外機本体(40)の前面を、間隙を
設けて覆う板状のインターホーン室外機カバー(10)
とを備えて構成されたインターホーン室外機(40)で
あって、インターホーン室外機本体(40)とインター
ホーン室外機カバー(10)との間隙部分において、イ
ンターホーン室外機カバー(10)の裏面には、スピー
カー対応部(14)を囲み、一側方に開放部(21)を
形成するスピーカー遮音壁(20)と、マイク対応部
(15)を囲み、前記開放部(21)と異なる方向に開
放する開放部(31)を形成するマイク遮音壁(30)
を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作 用】請求項1記載のインターホーン室外機によれ
ば、以下のような作用を奏する。インターホーン室外機
カバー(10)が、スピーカー(41)及びマイク(4
2)を備えるインターホーン室外機本体(40)の前面
を、間隙を設けて覆う。その間隙部分には、スピーカー
遮音壁(20)及びマイク遮音壁(30)が位置する。
前面を覆われたインターホーン室外機本体(40)は、
外力や埃や風雨の影響を受けにくく、耐候性を増す。
【0007】インターホーン室内機のマイクの音声がイ
ンターホーン室外機本体(40)のスピーカー(41)
から流れ出た場合、その音声は、遮音壁(20,30
に遮られ、側方の開放部(21)から外部に伝わり、
ンターホーン室外機本体(40)のマイク(42)まで
は直接届かず、ハウリングを起こさない。インターホー
ン室外機本体(40)のマイク(42)から音声を入力
する場合、異なる側方に設けられたマイク遮音壁(3
0)の開放部(31)からマイク(42)に入力され、
その音声がスピーカー(41)に戻された場合であって
、遮音壁(20,30)に遮られ、インターホーン室
外機本体(40)のマイク(42)に再入力されること
がないので、ハウリングを起こさない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を実施例及び図面に従って更に
詳しく説明する。ここで説明に使用する図面は図1及び
図2である。図1は、本考案の一実施例を示す正面図で
ある。図2は、本考案の一実施例を示す右側面図であ
る。まず、本実施例の構成について説明する。
【0009】本実施例のインターホーン室外機は、スピ
ーカー41、マイク42、図示を省略したマイクの作動
スイッチ及びテレビカメラを備えるインターホーン室外
機本体40と、そのインターホーン室外機本体40の前
面を、一定の間隙を設けて覆う板状のカバー部材たるイ
ンターホーン室外機カバー10とを備えて構成されてい
る。
【0010】インターホーン室外機カバー10のインタ
ーホーン室外機本体40側の面には、インターホーン室
外機本体40への固定を行うための部材が設けられてい
る。具体的には、インターホーン室外機本体40側の面
の上部に側断面形状がクランク状をした上固定片11を
固定しており、インターホーン室外機本体40側の面の
下部に側断面形状が略C字形をした下固定片12を固定
している。インターホーン室外機カバー10は、これら
上固定片11及び下固定片12を用いてインターホーン
室外機本体40に固定され、インターホーン室外機本体
40の前面を覆う。
【0011】なお、本実施例では、上固定片11及び下
固定片12を用いてインターホーン室外機カバー10の
インターホーン室外機本体40への固定を行うこととし
たが、インターホーン室外機の種類に応じて、インター
ホーン室外機への固定を行うための部材は、適宜選択す
る。インターホーン室外機カバー10の上部であって上
固定片11の下側には、インターホーン室外機本体40
のテレビカメラに対応するカメラ対応部13を備えてい
る。そのカメラ対応部13は、インターホーン室外機本
体40の前に立つ人物をテレビカメラで撮影することが
できるものの、インターホーン室外機カバー10の反テ
レビカメラ側からはテレビカメラを目視しにくいあるい
はできないように形成している。具体的には、スモーク
ガラスや、一方側からは素通しのガラスであって反対側
からは鏡となっているいわゆるマジックミラーなどで形
成されている。
【0012】カメラ対応部13の下右側には、インター
ホーン室外機本体40のスピーカー41に対応するスピ
ーカー対応部14を備えている。また、そのスピーカー
対応部14の左下方には、インターホーン室外機本体4
0のマイク42に対応するマイク対応部15を備えてい
る。更に、インターホーン室外機本体40のマイク42
の作動スイッチに対応する部分には、貫通穴たるスイッ
チ用穴16が設けられている。
【0013】インターホーン室外機本体40とインター
ホーン室外機カバー10との間隙部分においては、イン
ターホーン室外機本体40のスピーカー41とマイク4
2との間を分断するための遮音壁を設けている。具体的
には、インターホーン室外機本体40とインターホーン
室外機カバー10との間隙部分におけるインターホーン
室外機カバー10には、スピーカー対応部14周辺を他
の部分から隔離するスピーカー遮音壁20と、マイク対
応部15周辺を他の部分から隔離するマイク遮音壁30
とを設けている。
【0014】スピーカー遮音壁20は、図1において、
スピーカー対応部14の周囲における右側部分を開放し
て、開放部21を設けるように形成されている。また、
マイク遮音壁30は、図1において、マイク対応部15
の周囲における左側部分及び下方部分を開放して、開放
部31を設けるように形成されている。これらスピーカ
ー遮音壁20及びマイク遮音壁30によって、インター
ホーン室外機本体40のスピーカー41とマイク42と
の間は、インターホーン室外機本体40とインターホー
ン室外機カバー10との間隙部分においては分断され、
インターホーン室外機カバー10の対応しない外側の部
分でしかインターホーン室外機本体40のスピーカー4
1とマイク42との間は連通しないこととなる。
【0015】次に、本実施例の作用について説明する。
インターホーン室外機カバー10が、インターホーン室
外機本体40の前面を、間隙を設けて覆う。その間隙部
分には、スピーカー遮音壁20及びマイク遮音壁30が
位置する。また、インターホーン室外機本体40のマイ
ク42の作動用のスイッチは、スイッチ用穴16から突
出し、インターホーン室外機本体40の操作を可能とし
ている。前面を覆われたインターホーン室外機本体40
は、外力や埃や風雨の影響を受けにくく、耐候性を増
す。
【0016】インターホーン室内機のマイクの音声がイ
ンターホーン室外機本体40のスピーカー41から流れ
出た場合、その音声のほとんどは、スピーカー遮音壁2
0に遮られて右側に形成された開放部21側へしか流れ
ない。また、スピーカー遮音壁20を通過した一部の音
声は、マイク遮音壁30に遮られる。従って、インター
ホーン室外機本体40のマイク42までは直接届かず、
ハウリングを起こさない。
【0017】一方、マイク42の作動スイッチを押して
インターホーン室外機本体40のマイク42から音声を
入力した場合にも、その音声のほとんどは、スピーカー
遮音壁20の開放部21とは異なる方向である左側及び
下側に形成された開放部31からマイク42に達し、マ
イク遮音壁30に遮られてスピーカー41までは達しな
い。
【0018】続いて、上記実施例の効果について説明す
る。上記実施例のインターホーン室外機によれば、イン
ターホーン室外機カバー10がインターホーン室外機本
体40の前面を覆うので、インターホーン室外機本体4
0は、子供のいたずらなどによる外力や埃や風雨の影響
を軽減して耐候性を増す。しかも、スピーカー遮音壁2
0及びマイク遮音壁30の存在によってハウリングを起
こさない、という効果がある。
【0019】また、インターホーン室外機カバー10に
おけるカメラ対応部13は、インターホーン室外機本体
40の前に立つ人物をテレビカメラで撮影することがで
きるものの、インターホーン室外機カバー10の反テレ
ビカメラ側からはテレビカメラを目視しにくいあるいは
できないようなスモークガラスなどで形成しているの
で、インターホーン室外機本体40を使用する来客がい
だく、家人から監視されているような感覚を軽減するこ
とができるという効果がある。
【0020】続いて、上記実施例のバリエーションにつ
いて説明する。上記実施例においては、遮音壁を、イン
ターホーン室外機カバー10に設けることとしたが、イ
ンターホーン室外機本体40側に設けることとしてもよ
い。
【0021】
【考案の効果】請求項1記載のインターホーン室外機に
よれば、インターホーン室外機本体に対する外力や埃や
風雨の影響をインターホン室外機カバーによって軽減
し、しかも本来の機能を損なわないようなインターホー
ン室外機を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す右側面図である。
【符号の説明】
10 インターホーン室外機カバー 11
上固定片 12 下固定片 13
カメラ対応部 14 スピーカー対応部 15
マイク対応部 16 スイッチ用穴 20 スピーカー遮音壁 21
開放部 30 マイク遮音壁 31
開放部 40 インターホーン室外機本体 41
スピーカー 42 マイク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカー及びマイクを備えるインター
    ホーン室外機本体と、そのインターホーン室外機本体の
    前面を、間隙を設けて覆う板状のインターホーン室外機
    カバーとを備えて構成されたインターホーン室外機であ
    って、インターホーン室外機本体とインターホーン室外
    機カバーとの間隙部分において、インターホーン室外機
    カバーの裏面にはスピーカー対応部を囲んで一側方に開
    放する開放部を形成するスピーカー遮音壁と、スピーカ
    ー遮音壁が形成する開放部と異なる方向に開放する開放
    部を形成するようにマイク対応部を囲むマイク遮音壁
    を設け、スピーカーの発音を側方の開放部からインター
    ホーン室外機の外部に伝え、マイクへの音声入力は側方
    及び下方の開放部から音声をマイクに伝えることを特徴
    とするインターホーン室外機。
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JP3811429B2 (ja) * 2002-06-26 2006-08-23 日本金属探知機製造株式会社 遮音装置、およびそれを備える遮音壁装置
JP6577356B2 (ja) * 2015-12-21 2019-09-18 パナソニック デバイスSunx竜野株式会社 浴室リモコン

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