JP3156163B2 - カメラ付ロビーインターホン - Google Patents

カメラ付ロビーインターホン

Info

Publication number
JP3156163B2
JP3156163B2 JP27455791A JP27455791A JP3156163B2 JP 3156163 B2 JP3156163 B2 JP 3156163B2 JP 27455791 A JP27455791 A JP 27455791A JP 27455791 A JP27455791 A JP 27455791A JP 3156163 B2 JP3156163 B2 JP 3156163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
decorative panel
lobby intercom
inner box
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27455791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0591380A (ja
Inventor
英夫 戸川
俊朗 田伏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP27455791A priority Critical patent/JP3156163B2/ja
Publication of JPH0591380A publication Critical patent/JPH0591380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3156163B2 publication Critical patent/JP3156163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラブロックを内蔵
したカメラ付ロビーインターホンの改良に関し、特に化
粧パネルの透光窓のカメラレンズ前方に形成される隙間
における結露発生の防止策が施されたカメラ付ロビーイ
ンターホンに関する。
【0002】
【従来技術】カメラ付ロビーインターホンは住戸の玄関
先に設置され、来訪者が該カメラ付ロビーインターホン
のテンキーを操作して住戸番号を指定入力すると、該ロ
ビーインターホンに内装されているカメラが来訪者を撮
像し、該カメラに接続されている室内のモニタテレビに
映し出すとともに、室内側からの操作により玄関ドアを
開放させることのできる装置であり、該カメラ付ロビー
インターホンの表パネルである化粧パネルの後部には、
カメラブロックを内装した内器ボックスが一体的に組み
合わされて玄関先の壁面に埋め込まれ、化粧パネルの一
部を形成する透明樹脂板等からなる透光窓を通じて入射
される光を受けて来客などの映像を映し撮るようになっ
ている。
【0003】このように構成されたカメラ付ロビーイン
ターホンの従来構造のものは、図5に示したように、内
器ボックス5のフランジ部5bの内方で後方側に突出す
るようにして囲壁5cを形成して、その内部に必要な回
路部品をカメラブロックとともに収容させ、囲壁5cに
収容させたカメラブロック6のレンズ面6aを、化粧パ
ネル1の裏面より化粧パネル1に形成した透光窓1bに
向けているが、内器ボックス5の表面に形成した起立部
5dによって仕切られて化粧パネル1の内面とカメラブ
ロック6のレンズ面6aとの間に形成された隙間P1
と、内器ボックス5のフランジ部5bと起立部5dによ
って仕切られた空間P2と、内器ボックス5のフランジ
部5bによって仕切られた壁W内の空間P3とが互いに
分離独立しているために隙間P1の外気の流通は遮断さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来構造の
ものでは、例えば冬夜のように低い外気温に変化したと
きには、上記隙間内の温度と外気温との間に急激な温度
差が生じて、隙間内の化粧パネルの裏面に結露Rが生じ
てカメラ付ロビーインターホンの内部を腐食させたり、
電気系統の故障を招来させるばかりでなく、カメラによ
って撮像された映像も不鮮明で歪んだものになるなどの
問題を生じていた。本発明は斯かる事情に鑑みてなされ
たものであり、化粧パネルの裏面とカメラブロックのカ
メラレンズの前面に形成される隙間と外気との通気性を
もたせるように構成することによって、急激な温度変化
に対しても化粧パネルの透光部内面に結露が発生するの
を防ぎ、不鮮明で歪んだ映像をなくすことのできるカメ
ラ付ロビーインターホンを提供することを目的とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
めに提案される本発明のカメラ付ロビーインターホン
は、請求項1において提案されたものは、フランジ部の
内方に後方側に突出する囲壁を設け、その囲壁内部に、
化粧パネルに形成された透光窓にカメラレンズを向けて
カメラブロックを収容させた内器ボックスを、化粧パネ
ルの裏面に組み付けて構成されたカメラ付ロビーインタ
ーホンであって、上記化粧パネルの上方と、上記内器ボ
ックスのフランジ部とに通気孔を形成するとともに、上
記カメラブロックのカメラレンズと化粧パネル間に隙間
を形成するようにして上記内器ボックスの前面側に形成
された起立部には通気切欠孔を形成した構造となってい
る。また、請求項2において提案されたものは、通気切
欠孔が内器ボックスの前面に形成された起立部の側壁に
形成された構造となっている。
【0006】
【作用】このような本発明のロビーインターホンによれ
ば、冬夜のように急激に外気温が低下した場合であって
も、化粧パネル上部に形成されている通気孔から入った
外気は、内器ボックスのフランジ部に形成された通気孔
及び内器ボックスの前面側に形成された起立部の側壁に
形成された通気切欠孔を通じて、カメラブロックのカメ
ラレンズと化粧パネル間に形成された隙間内に侵入し、
また隙間内からフランジ部に形成された通気孔を通って
壁内に形成された空間内に入って行くので、外気温の低
下に伴って上記隙間やそれぞれの空間の温度も低下す
る。このために、化粧パネルの裏面とカメラレンズの前
面との間に形成される隙間内で発生していた結露の問題
も未然に防止できる(請求項1)。また、請求項2にお
いて提案された化粧パネルの裏面とカメラレンズの前面
との間に形成される隙間への通気は、内器ボックスの前
面側に形成された起立部の側壁に形成された通気切欠孔
を通して行われるので、化粧パネルの上端などから雨水
等が浸入して来ても、内部のカメラブロックや、電気部
品を濡らせる虞もない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面とともに説明
する。図1は本発明に係るカメラ付ロビーインターホン
の一部を破断した正面図、図2は同じく背面図、図3は
側面の部分拡大断面図である。これらの図に示すよう
に、カメラ付ロビーインターホンは、化粧パネル1と、
囲壁5cの周囲にフランジ部5bを形成した内器ボック
ス5とが一体となって化粧パネルブロック10が形成さ
れており、玄関口の外の壁面Wに埋め込まれる取付枠部
材11に取り付けられるようになっている。上記化粧パ
ネル1は、その上端には外気を導入するための通気孔1
e,1eを形成するとともに、外周端から後方に突出し
ているリブ枠1aを有した化粧パネル1面の適所には、
透明部材からなる透光窓1bと表示部1cとを具備させ
た樹脂一体成形品となっているが、透光窓1bに透明ガ
ラス等を嵌め込んだ金属板等によって形成してもよい。
一方の内器ボックス5は、樹脂成形加工によって一体成
形され、後述するテンキー2、ドアホン7、カメラブロ
ック6、表示部1c等の電気部品の一部を露見させる開
口部を形成した表面5aの裏に、上記化粧パネル1と上
記取付枠部材11との連結部を構成するフランジ部5b
を形成するようにして、背面を開口させた囲壁5cを周
設したボックス体を構成し、この囲壁5cの内部には、
中央仕切壁5hを設け、テンキー2、ドアホン7、カメ
ラブロック6、表示部1cなどの電気部品や回路基板が
実装されるようになっている。また、内器ボックス5の
背面開口には裏板9がネジ止めされ、該裏板9に形成さ
れた開孔9aから信号線L1が延出されている他、電気
接続線L2とカメラコードL3とが延出されており、こ
れらは各室内のモニタ装置等に接続されている。
【0008】このような内器ボックス5の表面5aには
開窓5fを形成しており、該開窓5f内から上記カメラ
ブロック6の前面のカメラレンズ6aを突出させてい
る。そして、表面5aには、前面を開口させた前後高さ
の低い起立部5dを周設しており、この起立部5dの側
壁にはスリット状の通気切欠孔5gを形成している。内
器ボックス5と化粧パネル1とは、リブ枠1a内から上
記化粧パネル1の裏面に接し、フランジ部5b後方から
化粧パネル1に向けてネジ15を螺入することによって
一体的に組み合わせられ、化粧パネル1の裏面とカメラ
ブロック6のカメラレンズ6aとの間には隙間P1が形
成される。また、上記内器ボックス5のフランジ部5b
前面と上記起立部5dと化粧パネル1のリブ枠1aとの
間にも空間P2が形成されており、更に壁W内に埋め込
まれている内器ボックス5と該壁Wとの間にも空間P3
が形成されている。これら各空間P2、P3及び上記隙
間P1との間は、仕切られているために本来ならば通気
性に欠けるのであるが、本発明のロビーインターホンに
おいては、上記カメラブロック6の近傍位置のフランジ
部5bに、上下に複数の通気孔5eを形成して空間P2
とP3との間に通気性をもたせるとともに、該通気孔5
eの側方の上記起立部5dにも、上記隙間P1と上記空
間P2との間に通気性をもたせるためにスリット状の通
気切欠孔5gを上下に複数形成して、化粧パネル1のリ
ブ枠1aの上端に形成した通気孔1e,1eより導入し
た外気との通気性をもたせる構造としている。
【0009】図4は図2におけるAーA線拡大断面図で
あり、図4において図1〜図3と共通する箇所には同一
符号を付してある。図4において示すように、上記内器
ボックス5の表面5aの開口5fより突出するカメラレ
ンズ6aの前面には、僅かの隙間をもって上記化粧パネ
ル1の透光窓1bが位置している。このため、前述した
ように急激に外気温が低下すると、本来ならば上記隙間
P1及び上記空間P2、P3内の温度と上記外気温度と
において温度差が生じて、上記透光窓1bの裏面や内器
ボックス5の裏面などに結露が発生し易いのであるが、
本発明のロビーインターホンにおいては、上述の如く外
気と上記空間P2内との間に外気との通気性をもたせ、
また該空間P2と上記空間P3及び上記隙間P1との間
にも外気との通気性をもたせているために、これら各隙
間P1や各空間P2、P3内にも外気が容易に侵入して
外気温との温度差が大きくならず、上記透光窓1bの裏
面に結露が発生することが未然に防止される。
【0010】
【発明の効果】以上の説明より理解されるように、請求
項1において提案された本発明のカメラ付ロビーインタ
ーホンによれば、化粧パネルの裏面とカメラブロックの
前面との間に形成される隙間と外気との間は通気性が確
保された構造になっているために、外気温度が急激に低
下しても、カメラレンズの置かれた化粧パネルの透光窓
の裏面等に結露を発生させることはない。このため、該
透光窓後方のカメラレンズで撮像された映像が、結露に
より不鮮明になったり、歪んだりすることはなく、外気
温度等の変化にかかわらず常時良好な映像を撮像するこ
とができる。また、請求項2において提案されたカメラ
付ロビーインターホンによれば、内器ボックスの前面に
形成された起立部の側壁に通気切欠孔を形成した構造で
あるので、結露防止効果が奏される他に、化粧パネルの
上部などから浸入した雨水がカメラブロックや電気部品
を濡らせるようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラ付ロビーインターホンの一
部を破断した正面図である。
【図2】同じく背面図である。
【図3】同じく側面部分拡大断面図である。
【図4】図2におけるAーA線拡大断面図である。
【図5】従来技術に係るカメラ付ロビーインターホンの
平面一部断面図である。
【符号の説明】
W 壁面 1 化粧パネル 1e 通気孔 5 内器ボックス 5a 表面 5b フランジ部 5c 囲壁 5d 起立部 5e 通気孔 5g 通気切欠孔 6 カメラブロック 6a カメラレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257 H04M 1/02 H04N 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ部の内方に後方側に突出する囲
    壁を設け、その囲壁内部に、化粧パネルに形成された透
    光窓にカメラレンズを向けてカメラブロックを収容させ
    た内器ボックスを、化粧パネルの裏面に組み付けて構成
    されたカメラ付ロビーインターホンにおいて、 上記化粧パネルの上方と、上記内器ボックスのフランジ
    部とに通気孔を形成するとともに、上記カメラブロック
    のカメラレンズと化粧パネル間に隙間を形成するように
    して上記内器ボックスの前面側に形成された起立部には
    通気切欠孔を形成した構造としたカメラ付ロビーインタ
    ーホン。
  2. 【請求項2】 上記通気切欠孔が上記内器ボックスの起
    立部の側壁に形成された構造とした請求項1に記載のカ
    メラ付ロビーインターホン。
JP27455791A 1991-09-25 1991-09-25 カメラ付ロビーインターホン Expired - Fee Related JP3156163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27455791A JP3156163B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 カメラ付ロビーインターホン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27455791A JP3156163B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 カメラ付ロビーインターホン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0591380A JPH0591380A (ja) 1993-04-09
JP3156163B2 true JP3156163B2 (ja) 2001-04-16

Family

ID=17543390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27455791A Expired - Fee Related JP3156163B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 カメラ付ロビーインターホン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3156163B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0591380A (ja) 1993-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0230473A1 (en) Monitoring device applying noctovision for a doorphone system
US7880806B2 (en) Imaging operation controller
US5940122A (en) Housing assembly for housing a surveillance television camera
JP3156163B2 (ja) カメラ付ロビーインターホン
JP3154070B2 (ja) 防滴型ロビーインターホン
EP0986038B1 (en) Housing containing a PIR sensor and a camera
JPS63126382A (ja) テレビカメラ付きドアホン子器
KR200333530Y1 (ko) 결로방지용 감시카메라
JP3491391B2 (ja) カメラ付ドアホン子器
JPH04355546A (ja) ロビーインターホン
JP3200928B2 (ja) カメラ付ドアホン子器
JP2821821B2 (ja) ロビーインターホン
CN210201963U (zh) 可视对讲设备室外机及可视对讲设备
JP2504947Y2 (ja) カメラ付ドアホン子器
JPH087198Y2 (ja) 防水ケース
JPH11312877A (ja) 監視カメラの防水ケース
JPH04301975A (ja) ビデオカメラ装置
JP2018037499A (ja) 電子機器の筐体、およびその筐体を有する撮像装置
JP7464979B2 (ja) 屋外用検知装置
CN219287612U (zh) 可视门铃
JPH0742591U (ja) ドアスコープ型ccdカメラ
JPH0569980U (ja) 電子機器の防雨構造
JP3750424B2 (ja) ハンズフリー型テレビインターホン
KR19990004769U (ko) 수차를 줄이는 폐쇄회로 텔레비젼용 돔카메라
JPH07177495A (ja) 赤外線テレビジョンカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080209

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees