JP3037349U - 音響部品収納筐体の防水構造 - Google Patents

音響部品収納筐体の防水構造

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JP3037349U
JP3037349U JP1996011058U JP1105896U JP3037349U JP 3037349 U JP3037349 U JP 3037349U JP 1996011058 U JP1996011058 U JP 1996011058U JP 1105896 U JP1105896 U JP 1105896U JP 3037349 U JP3037349 U JP 3037349U
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JP
Japan
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acoustic
housing
grid
cover
opening
Prior art date
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JP1996011058U
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之久 後藤
俊夫 堀田
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Aiphone Co Ltd
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨雪等のかかる所に取付けられるインターホ
ン等に採用される音響部品収納筐体に嵌着されるカバー
に各種の音響用格子が採用されても、水膜を形成させな
い音響部品収納筐体の防水構造を提供する。 【解決手段】 音響部品9を収納した筐体1に、音響部
品のために空気を流通させる開口部11を備え、筐体を
外装するカバー2は、筐体の開口部に対応する位置に音
響用格子21を有し、音響用格子から侵入した水滴8を
流下させるため、開口部のカバーに面する側12に、筐
体が設置された状態で実質的に上下方向に配設される水
滴流下格子3を備えている。水滴流下格子によって、音
響用格子から侵入した水滴を流下させることができ、水
膜形成は妨げられ、音響ユニットの性能が発揮される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は音響部品収納筐体の防水構造に係わり、特に、音響部品が収納された 筐体の音響格子に表面張力で付着した水滴を流下させ、音響機器の性能を保持す る音響部品収納筐体の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3(a)、(b)に示すように、インターホンの玄関子機は、取付け ボックス8に固定される筐体10と、筐体10を外装するためのカバー20とか らなる。 取付けボックス7に固定される筐体10は、室内親機と通話するたの音響部品 9としてのマイク、スピーカを内蔵し、壁面に設けられた取付けボックス7から 引出されたケーブルLに接続される。
【0003】 マイク、スピーカからなる音響部品としての音響ユニット9が収納された筐体 10の表面には、音響ユニット9のために空気を流通させる開口部11(11A 、11B)が穿設され、開口部11には補強のための格子19が設けられている 。 外装のため筐体10に嵌着されるカバー20は、筐体10の開口部11に対応 する位置に音響用格子21を備えている。音響用格子21としては、図3(a) に示すような横長格子、同図(d)に示すような小さく独立した小格子の集合、 あるいは縦長格子(図示せず)が任意に採用される。
【0004】 取付けボックス7から引出されたケーブルLに接続され、音響ユニット9が収 納された筐体10は、取付けボックス7にねじ等で固定され、筐体10の表面に は、図3(b)、(c)に示すように、音響用格子21を備えたカバー20が嵌 着される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、カバー20の音響用格子21として、意匠上の選択から、図3(a )に示すような横長格子あるいは同図(d)に示すような小さく独立した小格子 の集合が採用されたとき、インターホンの玄関子機が門柱や玄関先で雨雪等のか かる所に取付けられると、これら音響用格子21に付着した水滴80が、表面張 力により音響用格子21を塞いでしまい(同図(c)、(d))、筐体10の開 口部11を通して室内親機と通話を行う際に水滴による膜に妨げられて、十分に 空気が通過せず、音響ユニット9の性能を発揮できないという難点があった。
【0006】 本考案は、上記従来の難点を解決するためになされたもので、雨雪等のかかる 所に取付けられるインターホン等に採用される音響部品収納筐体に、各種の音響 用格子が採用されても、水滴による膜を構成させない音響部品収納筐体の防水構 造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案による音響部品収納筐体の防水構造は、音響部品を収納した筐体に、音 響部品のために空気を流通させる開口部を備え、筐体を外装するカバーは、筐体 の開口部に対応する位置に音響用格子を有し、音響用格子から侵入した水滴を流 下させるため、開口部のカバーに面する側に、筐体が設置された状態で実質的に 上下方向に配設される水滴流下格子を備えている。
【0008】 実質的に上下方向に配設される水滴流下格子によって、音響用格子から侵入し た水滴を流下させることができ、水膜形成は妨げられ、音響ユニットの性能が発 揮される。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案による音響部品収納筐体の防水構造の実施例を図面を参照して詳 述する。 図1(a)に示すように、インターホンの玄関子機は、取付けボックス7に固 定される筐体1と、筐体1を外装するためのカバー2とからなる。
【0010】 取付けボックス7に固定される筐体1は、室内親機と通話するたの音響部品9 としてのマイク、スピーカを内蔵し、壁面に設けられた取付けボックス7から引 出されたケーブルLに接続される。 マイク、スピーカからなる音響部品としての音響ユニット9が収納された筐体 1の表面には、図1(a)、(c)、(d)に示すように、音響ユニット9のた めに空気を流通させる開口部11(11A、11B)が穿設され、開口部11のカ バーに面する側12に、音響用格子21から侵入した水滴を流下させるため、筐 体1が設置された状態で実質的に上下方向に配設される水滴流下格子3を備えて いる。この水滴流下格子3は、カバー2の個々の音響用格子21を縦に連結し、 且つ、侵入した水滴を横に広げないような間隔で設けられ、嵌着されたカバー2 と密着するように設けられる。また、開口部11には補強のための補強格子19 が設けられている(図1(c)、(d))。
【0011】 外装のための筐体1に嵌着されるカバー2は、薄い部材で形成され、図1(a )、(b)に示すように、筐体1の開口部11に対応する位置に音響用格子21 (21A、21B)を備えている。音響用格子21としては、図1(a)に示すよ うな小さく独立した小格子の集合、同図(b)に示すような横長格子、あるいは 縦長格子(図示せず)が任意に採用される。
【0012】 取付けボックス7から引出されたケーブルLに接続され、音響ユニット9が収 納された筐体1は、取付けボックス7にねじ等で固定され、筐体1の表面には、 図2(a)に示すように、音響用格子21を備えたカバー2が嵌着される。カバ ー2と筐体1の嵌着によって、筐体1に設けられた水滴流下格子3とカバー2の 音響用格子21は接することになる(図2(b))。空気は、音響用格子21、 水滴流下格子3、開口部11の補強格子19間を通過する。
【0013】 意匠上の選択から、カバー2の音響用格子21として、図1(a)に示すよう な小さく独立した小格子の集合が採用され、インターホンの玄関子機が門柱や玄 関先で雨雪等のかかる所に取付けられたとき、これら音響用格子21に付着した 水滴8は、カバー2と筐体1の嵌着によって、水滴流下格子3まで侵入し、幅が 狭く縦に伸びた水滴流下格子3間を自重で下方移動しながら下側の水滴と合わさ り、更に落下しやすくなって、ついには筐体1の下部に流下してしまう。従って 、音響用格子21に膜が形成されることはなく、音響ユニットと外部との空気の 流通が自由で、音響ユニットの性能が発揮される。
【0014】 図1(b)に示すような横長の音響用格子21のカバー2が採用されても同様 に、本考案による音響部品収納筐体の防水構造は好適である。また、水滴流下格 子3は垂直に限らず斜めに設けられても同様の効果を有する。
【0015】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案による音響部品収納筐体の防水構 造は、音響部品を収納した筐体に、音響部品のために空気を流通させる開口部を 備え、筐体を外装するカバーは、筐体の開口部に対応する位置に音響用格子を有 し、音響用格子から侵入した水滴を流下させるため、開口部のカバーに面する側 に、筐体が設置された状態で実質的に上下方向に配設される水滴流下格子を備え ている。
【0016】 実質的に上下方向に配設される水滴流下格子によって、音響用格子から侵入し た水滴を流下させることができ、水膜形成は妨げられ、音響ユニットの性能が発 揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による音響部品収納筐体の防水構造を
説明する図で、(a)は全体構成を説明する図、(b)
はカバーを説明する図、(c)、(d)は水滴流下格子
を説明する図である。
【図2】 本考案の作用を説明する図である。
【図3】 (a)〜(d)は、従来の音響部品収納筐体
を説明する図である。
【符号の説明】
1 ‥筐体 11‥開口部 12‥カバーに面する側 2 ‥カバー 21‥音響用格子 3 ‥水滴流下格子 8‥水滴 9‥音響部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響部品(9)を収納した筐体(1)に、
    前記音響部品のために空気を流通させる開口部(11)
    を備え、 前記筐体を外装するカバー(2)は、前記筐体の前記開
    口部に対応する位置に音響用格子(21)を有し、 前記音響用格子から侵入した水滴(8)を流下させるた
    め、前記開口部の前記カバーに面する側(12)に、前
    記筐体が設置された状態で実質的に上下方向に配設され
    る水滴流下格子(3)を備えたことを特徴とする音響部
    品収納筐体の防水構造。
JP1996011058U 1996-10-30 1996-10-30 音響部品収納筐体の防水構造 Expired - Lifetime JP3037349U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254201A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Anden 筐体構造
JP2013070262A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Aiphone Co Ltd インターホン機器の水抜き構造

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