JPS6217315Y2 - - Google Patents

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JPS6217315Y2
JPS6217315Y2 JP1980139541U JP13954180U JPS6217315Y2 JP S6217315 Y2 JPS6217315 Y2 JP S6217315Y2 JP 1980139541 U JP1980139541 U JP 1980139541U JP 13954180 U JP13954180 U JP 13954180U JP S6217315 Y2 JPS6217315 Y2 JP S6217315Y2
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JP
Japan
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microphone
driver
microphone cover
cover
sound
Prior art date
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JP1980139541U
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English (en)
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JPS5760850U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両に設置されるマイクロホンの取付
装置に関するものである。
音声認識装置を車両に応用するにあたつては、
周辺騒音が認識性能に大きな影響を与える。音声
認識装置に於いて、周辺騒音の影響を除く為に一
般的に行われている方法は、接話型ノイズキヤン
セルマイクロホンを使用することである。この接
話型ノイズキヤンセルマイクロホンは、口から2
〜3cmの所にマイクロホンを置き、それを発声者
の頭部にセツトする様に構成されている。
しかしながら、頭部セツトの接話型ノイズキヤ
ンセルマイクロホンを車両運転時に使用すること
は、きわめて煩わしく実用的でない。また、一般
の単一指向性マイクロホンを運転者から離して例
えばダツシユボード上に固定した場合には周辺騒
音を拾いすぎ、また運転者から離れるので発声さ
れた音声の音圧が低くなつてS/Nが悪くなり、
音声認識ができなくなるという問題がある。
本考案は上記問題に鑑みて、車室内の騒音を拾
うことなく、運転者の音声のみを指向性よく集音
できる車両用マイクロホン装置を提供することを
目的とする。
このため、本考案では、ステアリングコラムの
上面部に設けられたマイクカバーと、このマイク
カバーの運転席と対向する面に開口された集音窓
と、前記マイクカバーの前記運転席方向とは角度
が90゜異なる方向の面に開口された干渉窓と、音
を受ける一面部が前記集音窓に対向する状態で、
前記マイクカバー内部に配設されており、前記一
面部の方向に対して高感度を有する狭指向性のマ
イクロホンとを備えるという取付構造を採用す
る。
したがつて本考案によればマイクカバー内部に
は運転席方向からの運転者の音声と周囲のノイズ
音とが導入されるが、運転者の音声はマイクロホ
ンの最も感度の優れた一面部に向かつてまつすぐ
入力され感度よく集音される。一方マイクカバー
の干渉窓からマイクカバー内に導入されたノイズ
音は、前記マイクロホンに対しマイクロホンの一
面部とは角度が90゜異なる感度の悪い方向から入
射されるため、入射された音はマイクロホン内部
で互いに干渉し合い、打ち消されてしまう。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図,第2図はその一実施例を示す部分断
面側面図と斜視図である。
この第1図および第2図に於いて、1はステア
リング、2はステアリングコラム、3はステアリ
ングコラム2の上部に突出させたマイクロホン収
納部のマイクカバー、3a,3bはマイクカバー
であり、このマイクカバー3の運転席と対向する
面には、運転者の音声をマイクカバー3内に導入
するための集音窓3aが開口されている。またマ
イクカバー3の上面および両側面には、周囲の騒
音をマイクカバー3内に導入するための干渉窓3
bが開口されている。また各窓3a,3bには、
異物侵入防止用の網状のスクリーンが取付られて
いる。
上記マイクカバー3内部には、音が入射される
前面部5aが集音窓3aに対向するように、前面
部5aの感度を上昇させた狭指向角を持つマイク
ロホン5が収納されている。したがつてこのマイ
クロホン5は、第1図のA方向(運転席方向)へ
の感度が最高になるとともに、干渉窓3bから入
射される騒音は、上記A方向に対し直角方向から
マイクロホン5に入射されるため、マイクロホン
5内部で干渉し打消されるようになつている。ま
た、このマイクロホン5は図示しない音声認識装
置に接続され、集音した音を電気信号に変換して
音声認識装置に入力するようになつている。6
a,6bはマイクロホン5をステアリングコラム
2に取り付けるとともに車両の振動がマイクロホ
ン5に伝わらない様にするゴム等でできた防振
材、7はステアリングコラム2に通常とりつけら
れているワイパスイツチ、8はマイクロホン5か
ら図示しない音声認識装置への電気信号をオンオ
フするための操作スイツチである。この操作スイ
ツチ8はモーメンタリ構造となつており、第1図
中のイの方向に引いた時にマイクロホン5のスイ
ツチが入り、離せば元の位置に戻つてスイツチが
オフする様に構成されている。
第3図は指向特性図で、実線は本考案に使用す
るマイクロホン5の指向特性、一点鎖線は一般の
単一指向性マイクロホンの指向特性を示す。
上記構成による本考案装置は、ステアリングコ
ラム2の上部に、運転者の口の方向へ向けて第3
図に示すような狭指向角および高感度のマイクロ
ホン5を取り付けてある為に、運転者から離れて
いても周辺騒音を拾いにくく、またマイクロホン
5のオン,オフ操作スイツチ7をステアリング1
近辺のステアリングコラム2部に取り付けてある
為に運転者がステアリング1を両手で操作しなが
らマイクロホン5のオン,オフが行える。
なお、マイクロホン5のオン,オフを行う操作
スイツチ8は、音声認識装置のリモートスイツチ
を兼用してもよく、また操作スイツチ8の回動方
向は第1図のイ方向のみでなく、上方向,下方向
またはプツシユオンスイツチでもよい。また、そ
の操作スイツチ8はステアリング1のアーム部に
プツシユオン式にて取り付けるようにしてもよ
い。
以上述べたように、本願考案によれば、狭指向
性を有するマイクロホンに対して、運転者の音声
を集音感度が最もよい方向から入射し、他の騒音
を角度が90゜異なる方向から入射するようになつ
ているため、他の騒音を拾うことなく運転者の音
声のみを指向性よく集音することができるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面側面
図、第2図はその斜視図、第3図はマイクロホン
の指向性を示す特性図である。 1……ステアリング、2……ステアリングコラ
ム、5……マイクロホン、8……操作スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングコラムの上面部に設けられたマイ
    クカバーと、このマイクカバーの運転席と対向す
    る面に開口された集音窓と、前記マイクカバーの
    前記運転席方向とは角度が90゜異なる方向の面に
    開口された干渉窓と、 音を受ける一面部が前記集音窓に対向する状態
    で、前記マイクカバー内部に配設されており、前
    記一面部の方向に対して高感度を有する狭指向性
    のマイクロホンとを備えることを特徴とする車両
    用マイクロホン取付装置。
JP1980139541U 1980-09-29 1980-09-29 Expired JPS6217315Y2 (ja)

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JP1980139541U JPS6217315Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29

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JP1980139541U JPS6217315Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29

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Publication Number Publication Date
JPS5760850U JPS5760850U (ja) 1982-04-10
JPS6217315Y2 true JPS6217315Y2 (ja) 1987-05-02

Family

ID=29499519

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JP1980139541U Expired JPS6217315Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29

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JPS5760850U (ja) 1982-04-10

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