JP2510150Y2 - ドアホン子器 - Google Patents

ドアホン子器

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JP2510150Y2
JP2510150Y2 JP1990019742U JP1974290U JP2510150Y2 JP 2510150 Y2 JP2510150 Y2 JP 2510150Y2 JP 1990019742 U JP1990019742 U JP 1990019742U JP 1974290 U JP1974290 U JP 1974290U JP 2510150 Y2 JP2510150 Y2 JP 2510150Y2
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JP
Japan
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sound
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microphone
opening
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JP1990019742U
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English (en)
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JPH03128351U (ja
Inventor
克二 佐々木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、住宅・事務所等の玄関、ドア、門柱などに
装着され屋内・外で通話ができるインターホンのドアホ
ン子器に関するものである。
(従来の技術) 一般に、住宅等にあっては、防犯等の見地からドアホ
ンが広く普及している。
従来、ドアホン子器は、第7図及び第8図に例示して
いるものが一般的で、内部に機器たとえばスピーカa、
マイクロホンb、押釦スイッチc等の機器が取付けられ
た子器本体dと、該本体dに着脱可能に嵌着されたカバ
ーeとからなり、カバーeには、正面にスピーカa及び
マイクロホンbに対応して音の入出口f、gが設けられ
ている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の上記ドアホン子器にあっては、ドアホンの通話
時におけるハウリングを少なくするために、スピーカa
はマイクロホンbとの距離が長くなるように、互に離し
て配設されており、スピーカaからマイクロホンbへの
音の廻り込み量が少なくなるようにしている。しかし、
音の入出口が同じ方向に設けられているので、スピーカ
から出た音をマイクロホンがキャッチして音の廻り込み
が生じ、ハウリングを少なくすることには限度があり、
通話音量が少ないため設置場所によっては騒音により通
話に支障をきたすなどの問題があった。
本考案は、上述のような実状に着目して案出されたも
ので、その目的とするところは、通話時におけるハウリ
ングを最小限にとどめ、通話音量を最適にして良好な通
話を行ないうるドアホン子器を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的
手段を講じた。
すなわち、本考案は、機器が取付けられた子器本体と
カバーとからなるドアホン子器において、前記カバーに
設けられるスピーカからの音の出口と、マイクロホンへ
の音の入口の開口方向が互に異なるように設けられてい
る点に特徴がある。
そして、前記音の出口がカバーの前面に設けられ、音
の入口がカバーの下面に設けることができる。
(作用) 本考案によれば、カバーに設けられる音の入出口の開
口方向が互に異なっているので、例えば、マイクロホン
には下から音が入り、スピーカからは前又は左右方向に
音が出る。したがって、スピーカから出た音がマイクロ
ホンに廻り込む量が少なく、ハウリングを抑制すること
ができ、通話音量を大きくできる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示すもの
で、ドアホン子器1は、マイクロホン2、スピーカ3、
押釦スイッチ4等の機器と、該機器が取付けられた略箱
形の子器本体と、該本体5に嵌着された略箱形のカバー
6とからなっている。
前記マイクロホン2とスピーカ3は、上下両端に位置
しかつ、両者の距離が極力長くなるように配設されてい
る。そして、押釦スイッチ4に対応して、カバー6に押
釦4aが取付けられている。
前記カバー6の前面には、上下方向に延びる突条7及
び凹溝8が形成され、前記スピーカ3の前面に対応する
突条7には、第3図に示すように左右両側面に開口しか
つカバー3裏面に貫通する音の出口開口9が設けられ、
音が左右両方向に向って出るようになっている。また、
前記カバー6の下面には、マイクロホン2の下側に位置
して、音の入口開口10が下向きに貫通状に設けられ、音
が下から上方に向ってマイクロホン2に到達するように
なっている。
上記第1実施例によれば、スピーカ3から発せられた
音は、左右方向に向いた開口9から放出されるので、下
に向いた入口開口10に廻り込む音は極くわずかであり、
ハウリングを生起せしめるに至らない。
第5図及び第6図は、本考案の第2実施例を示し、第
1実施例と異なるところは、マイクロホン2への音の入
口開口10が、カバー6の前面下部でしかも前記突条7の
左側面に設けられ、かつ出口開口9が前記突条7の右側
面にのみ設けられた点である。なお、各開口9,10は、共
にカバー6の裏面に貫通されている。
したがって、第2実施例によれば、音は左側から入っ
て右側から出ることになり、スピーカ3から出た音が下
方の左側からマイクロホン2に廻り込むことは極めて少
なく、最小限に抑えることができる。
本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、た
とえば、カバー6の前面形状を横向きの突条と凹溝とす
ることができ、さらに従来同様の形状とすることができ
る。
(考案の効果) 本考案にかかるドアホン子器は、上述のように、カバ
ーに設けられるスピーカーからの音の出口をカバーの前
面に設け、マイクロホンに入る音の入口をカバーの下面
に設け、前記音の出口を、スピーカーからの音を横方向
に放出する開口としたので、スピーカーからの音出力が
下方向に向いたマイクの音の入口に廻り込む量を抑え、
ハウリングを抑制することができると共に、通話音量を
適度に大きくして良好な通話を行なうことができ、品質
を大幅に向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示すもので、
第1図は正面斜視図、第2図は第1図のA矢視図、第3
図は第1図のB−B線断面図、第4図は正面図、第5図
及び第6図は本考案の第2実施例を示し、第5図は正面
斜視図、第6図は第5図のC−C線断面図、第7図及び
第8図は従来例の正面図及び右側面図である。 1……ドアホン子器、2……マイクロホン、3……スピ
ーカ、5……子器本体、6……カバー、9……音の出口
開口、10……音の入口開口。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカー、マイクロホン、スイッチ等の
    機器が取付けられた子器本体とカバーとからなるドアホ
    ン子器において、前記カバーに設けられるスピーカーか
    らの音の出口をカバーの前面に設け、マイクロホンに入
    る音の入口をカバーの下面に設け、前記音の出口を、ス
    ピーカーからの音を横方向に放出する開口としたことを
    特徴とするドアホン子器。
JP1990019742U 1990-02-28 1990-02-28 ドアホン子器 Expired - Lifetime JP2510150Y2 (ja)

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JPH03128351U JPH03128351U (ja) 1991-12-24
JP2510150Y2 true JP2510150Y2 (ja) 1996-09-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190004685A (ko) 2012-01-17 2019-01-14 스탄레 덴끼 가부시키가이샤 액정소자 및 액정표시장치

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JPS567634B2 (ja) * 1973-10-17 1981-02-18
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