JPH08204803A - 音声会議装置 - Google Patents

音声会議装置

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JPH08204803A
JPH08204803A JP1222495A JP1222495A JPH08204803A JP H08204803 A JPH08204803 A JP H08204803A JP 1222495 A JP1222495 A JP 1222495A JP 1222495 A JP1222495 A JP 1222495A JP H08204803 A JPH08204803 A JP H08204803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
microphone
box
parts
covered
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1222495A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Hashisaka
則喜 端坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP1222495A priority Critical patent/JPH08204803A/ja
Publication of JPH08204803A publication Critical patent/JPH08204803A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置を小型化する。 【構成】 スピーカ4及びマイクロホン3a〜3dが載
置される箱部2に、各マイクロホン3a〜3dの周囲を
夫々覆う壁部2a〜2dを設ける。この箱部2に蓋部1
を被せて音響会議装置を構成する。 【効果】 箱部2と蓋部1とからなるケースの容量の大
部分をバッフル容積に利用できるので、スピーカ4用の
スピーカボックスが不要となり、装置を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声会議装置に関し、特
にスピーカと、マイクロホンとを含む音声会議装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の音声会議装置は図4に示
されているように、マイクロホン3及びスピーカ4が載
置された箱部20を含んで構成されている。そして、か
かる箱部20に蓋部10を被せることにより、音声会議
装置が構成される。
【0003】かかる装置は会議室等に設置され、発言者
の音声がマイクロホン3で集音されると共に、増幅され
た音声がスピーカ4から出力されるように構成されてい
る。すなわち、スピーカ4は箱部20に設けられた図示
せぬ孔部から音声を出力し、マイクロホン3は本装置が
設置された場所の周囲の音声を集音するように構成され
ているのである。
【0004】ところで、マイクロホン3とスピーカ4と
を同一のケースに収容すると、音響結合を起こしてハウ
リングが発生することがある。そこで、従来の装置にお
いては、スピーカボックス5をケース内に設けた後、箱
部20に蓋部10を被せた構成になっている。すなわ
ち、スピーカボックス5を設けることにより、スピーカ
4をマイクロホン3から隔離しているのである。
【0005】ここで、音響結合を防止する技術が特開昭
58―56563号公報に記載されている。これは、ス
ピーカの位置を低くすると共に、マイクロホンをスピー
カボックスの上面に設けることで、反射波の影響を除去
し、音響結合を少なくするものである。また、特公昭6
3―22702号公報には、スピーカをスピーカボック
スの上面に上向きに取付けると共に、その底面の周縁に
マイクロホンを取付けることで、直接波と反射波との干
渉現象をなくし、ハウリングやエコーをなくす技術が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
おいては、スピーカボックス5の容積を、音質を劣化さ
せない充分なものする必要があった。そのため、装置を
小型化することはできず、デザインの自由度を阻害し、
また装置原価を上げる要因になっているという欠点があ
った。
【0007】また、上述した各公報に記載された公知技
術は、マイクロホンとスピーカとを同一のケースに収容
しない場合を前提としている。このため、これらを同一
のケースに収容した場合は、かかる技術を適用すること
はできず、音響結合を防ぐことはできない。
【0008】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は装置を小型化
することのできる音声会議装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による音声会議装
置は、スピーカと、マイクロホンとを含む音声会議装置
であって、前記スピーカ及び前記マイクロホンが載置さ
れ該マイクロホンの周囲の一部を覆う第1の壁部を有す
る箱部材と、前記マイクロホンの周囲のうち前記第1の
壁部に覆われた部分以外の部分を覆う第2の壁部を有し
前記箱部材と共に前記スピーカ及び前記マイクロホンを
収容するケースを構成する蓋部とを含むことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】スピーカ及びマイクロホンが載置される箱部材
に、マイクロホンの周囲の一部を覆う壁部を設ける。マ
イクロホンの周囲のうち箱部材の壁部に覆われた部分以
外の部分を覆う壁部を、蓋部に設ける。この蓋部と箱部
とによりスピーカ及びマイクロホンを収容するケースを
構成する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明による音声会議装置の一実施
例の構成を示す分解斜視図であり、図4と同等部分は同
一符号により示されている。図において、本発明の一実
施例による音声会議装置は、箱部2と、蓋部1とから構
成されている。
【0013】箱部2の中央にはスピーカ4が載置され、
図示せぬ信号線を介して伝達される音声信号がスピーカ
4によって音声に変換されて出力される。
【0014】また、略円筒型のマイクロホン3a、3
b、3c及び3dを載置するために、各マイクロホンに
対応して中空円筒型の壁部2a、2b、2c及び2dが
箱部2の角部の近傍に設けられている。この壁部2a、
2b、2c及び2dの各々は、その内径が対応する各マ
イクロホン3a、3b、3c及び3dの外径とほぼ一致
しており、対応するマイクロホンを挿入できるように構
成されている。
【0015】すなわち、壁部2aは、マイクロホン3a
を矢印Yaの方向に挿入して載置できるように構成され
ており、壁部2bは、マイクロホン3bを矢印Ybの方
向に挿入して載置できるように構成されている。同様
に、壁部2cは、マイクロホン3cを矢印Ycの方向に
挿入して載置できるように構成されており、壁部2d
は、マイクロホン3dを矢印Ydの方向に挿入して載置
できるように構成されている。
【0016】そして、箱部2にスピーカ4及びマイクロ
ホン3a〜3dを載置した後、蓋部1を被せることによ
り、音声会議装置が完成する。このとき、各マイクロホ
ン3a〜3dは、夫々対応する壁部2a〜2dによって
周囲が覆われる他、壁部によって覆われていない部分は
蓋部1によって覆われることになる。
【0017】ところで、図1中の矢印YA の方向から見
た箱部2は、図2に示されているように、略正方形であ
り、その中央にはスピーカ4を載置して音声を出力する
ための載置部40が設けられている。そして、箱部2の
角部の近傍には、上述したように、マイクロホン3a〜
3dを載置するための中空円筒型の壁部2a〜2dが設
けられている。
【0018】また、中空円筒型の壁部2a、2b、2c
及び2dの夫々の内部には集音用の孔部6a、6b、6
c及び6dが設けられている。すなわち、各壁部に挿入
されるマイクロホンは、その集音部が孔部の方向を向く
ように(ケースの外側を向くように)載置されるのであ
る。
【0019】図1に戻り、箱部2にスピーカ及びマイク
ロホンを載置した後、蓋部1を被せると、音声会議装置
が完成する。かかる音声会議装置を矢印YB の方向から
見ると、図3に示されているようになる。すなわち、箱
部2の角部の近傍には集音用の孔部6a〜6dが設けら
れており、本装置が設置された場所の周囲の音声をこれ
ら孔部6a〜6dから集音するのである。つまり、各マ
イクロホンはケースの外側からのみ集音することとな
り、よってケース内部の反射音による音響結合を防止で
きるのである。
【0020】以上のように、マイクロホンの周囲に壁部
を設けてマイクロホン側で音響結合を防ぐことにより、
スピーカボックスを削除でき、装置を小型化できるので
ある。これにより、デザイン性を向上し、部品点数削減
による原価低減を実現できる。
【0021】すなわち、箱部2及び蓋部1からなるケー
スの容量の大部分をバッフル容積に利用できるので、ス
ピーカ4用のスピーカボックスが不要となり、装置を小
型化できるのである。
【0022】なお、以上の実施例においては、ケース内
に載置されるマイクロホンの個数が4であるが、その数
に限定されないことはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
ホンの周囲を覆う壁部を設けることにより、ケースの容
量の大部分をバッフル容積に利用できるので、スピーカ
ボックスが不要となり、装置を小型化できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による音声会議装置の構成を示
す分解斜視図である。
【図2】図1における箱部の構成を示す上面図である。
【図3】図1の音声会議装置の外観図である。
【図4】従来の音声会議装置の構成を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 蓋部 2 箱部 2a〜2d 壁部 3a〜3d マイクロホン 4 スピーカ 6a〜6d 孔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカと、マイクロホンとを含む音声
    会議装置であって、前記スピーカ及び前記マイクロホン
    が載置され該マイクロホンの周囲の一部を覆う第1の壁
    部を有する箱部材と、前記マイクロホンの周囲のうち前
    記第1の壁部に覆われた部分以外の部分を覆う第2の壁
    部を有し前記箱部材と共に前記スピーカ及び前記マイク
    ロホンを収容するケースを構成する蓋部とを含むことを
    特徴とする音声会議装置。
  2. 【請求項2】 前記マイクロホンを複数含み、そのマイ
    クロホン夫々に対応して前記第1及び第2の壁部が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の音声会議装
    置。
JP1222495A 1995-01-30 1995-01-30 音声会議装置 Withdrawn JPH08204803A (ja)

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JP1222495A JPH08204803A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 音声会議装置

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JPH08204803A true JPH08204803A (ja) 1996-08-09

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JP1222495A Withdrawn JPH08204803A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 音声会議装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008016080A1 (fr) 2006-08-01 2008-02-07 Yamaha Corporation système de conférence vocale
US8243951B2 (en) 2005-12-19 2012-08-14 Yamaha Corporation Sound emission and collection device
US8526633B2 (en) 2007-06-04 2013-09-03 Yamaha Corporation Acoustic apparatus

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