JP2007228286A - ハンズフリーインターホン装置 - Google Patents

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Hiroshi Sumiya
浩史 角谷
Toru Ando
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Abstract

【課題】 複雑な電子回路を使用することなく、確実にハウリングを防止する事が可能なハンズフリーインターホン装置を提供する。
【解決手段】 居室親機筐体5の前面に一対の音声出力部2(2a,2b)を設け、その音声出力部2同士を居室親機筐体5内に設けたダクト7により連通し、スピーカ8を一方の音声出力部2aに向けてダクト7内に設置した。そして通話のためのマイク3を、双方の音声出力部2a,2bから出力される音声が打ち消し合う中間位置に配置した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハンドセットを使用せずにハンズフリー通話を可能としたハンズフリーインターホン装置に関し、特にそのハウリング防止技術に関する。
ハンドセットを使用せずに来訪者と通話を行うハンズフリーインターホン装置が、便利なため普及している。このハンズフリーインターホン装置の場合、その構成上ハンドセット通話型に比べてハウリングが発生し易い。そのため、スピーカとマイクの配置を工夫したり、電子回路から成るエコーキャンセラ回路を設けてハウリングの発生を抑える工夫が成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−303931号公報
しかしながら、スピーカとマイクの配置を工夫するにしても限界があったし、電気的なエコーキャンセラ回路は、パラメータ設計が複雑で、外部環境のわずかな変化によりハウリング防止能力が低下する問題があった。また、エコーキャンセラ回路の能力を上げるために高度な処理能力を持たせようとすると、回路が複雑で更に高価なものとなってしまう。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、複雑な電子回路を使用することなく、確実にハウリングを防止する事が可能なハンズフリーインターホン装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、居住者を呼び出すための玄関子機と、玄関子機からの呼び出しに対してハンズフリー応答を可能とする居室親機とを有するハンズフリーインターホン装置において、居室親機は、居室親機筐体内に配置したダクトにより連通された少なくとも一対の音声出力部を有すると共に、ダクト内に、対を成す音声出力部のうちの一方に向けてスピーカを配置して互いの音声出力部から反転させた位相の出力を出し、通話のためのマイクを対を成す音声出力部の中間位置に配置したことを特徴とする。
この構成により、一対の音声出力部から出力される音声は、ダクトを用いることで互いに反転された位相で良好に出力される。そして、互いに打ち消し合う中間位置にマイクが配置されるので、スピーカからの音声がマイクに入る帰還量を極めて小さくでき、ハウリングを防止することができる。また、位相反転操作に電子回路の制御を必要としないので、安価に構成できる。
請求項2の発明は、居住者を呼び出すための玄関子機と、玄関子機からの呼び出しに対してハンズフリー応答を可能とする居室親機とを有するハンズフリーインターホン装置において、居室親機は、少なくとも一対の音声出力部を備え、対を成す音声出力部の中間となる居室親機筐体内に、一方の音声出力部に向けてスピーカを設置して互いに反転させた位相の出力を音声出力部から出させ、通話のためのマイクを対を成す音声出力部の中間位置に配置したことを特徴とする。
この構成により、一対の音声出力部から出力される音声は互いに反転位相で出力されるので、その中間に配置されたマイクに入るスピーカ音声の帰還量を極めて小さくでき、ハウリングを防止することができる。また、位相反転操作に電子回路の制御を必要としないので、安価に構成できる。
請求項3の発明は、居住者を呼び出すための玄関子機と、玄関子機からの呼び出しに対してハンズフリー応答を可能とする居室親機とを有するハンズフリーインターホン装置において、居室親機は、少なくとも一対の音声出力部を備え、対を成す音声出力部は、夫々音声を報音するスピーカを有すると共に、一方のスピーカは報音部を居室親機筐体の表面に向け、他方のスピーカは報音部を居室親機筐体の内部に向けて設置して互いの音声出力部の出力位相を反対位相で出力させ、通話のためのマイクを対を成す音声出力部の中間位置に配置したことを特徴とする。
この構成により、スピーカが表面と裏面で位相が反転することを利用するので、電子的に位相反転すること無く反転位相で出力でき、互いに打ち消し合う中間位置にマイクが配置されるので、スピーカからの音声がマイクに入る帰還量が極めて小さくなり、ハウリングを防止することができる。
更に、スピーカは音声出力部に設置できるので、居室親機筐体の奥行きを小さくでき、居室親機を小型にできる。また、位相反転操作に電子回路の制御を必要としないので、安価に構成できる。
本発明のハンズフリーインターホン装置によれば、一対の音声出力部から出力される音声は互いに反転した位相で出力されるので、その中間位置に設けられたマイクにスピーカからの音声が入る帰還量を極めて小さくでき、ハウリングを防止することができる。また、位相反転操作に電子回路の制御を必要としないので、安価に構成できる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るハンズフリーインターホン装置を構成する居室親機の一例を示す正面図である。図1において、1は玄関子機からの呼び出しに応答するための通話ボタン、2(2a,2b)は内蔵したスピーカにより拡声音が出力される音声出力部、3は来訪者と通話するためのマイクである。また、4a〜4cは付加機能ボタンであり、4aは別途設けられた副親機を呼び出す室内呼出ボタン、4bは玄関扉に設けられた電気錠を解錠操作する解錠ボタン、4cは他世帯の居室親機を呼び出すための他世帯呼出ボタンとなっている。
音声出力部2は居室親機筐体5の下部に配置され、左右に2箇所設けられている。また、通話ボタン1はほぼ中央に配置され、上部に付加機能ボタン4a〜4cが配置されている。そして、マイク3は一対の音声出力部2の中間部位に配置されている。
尚、ハンズフリーインターホン装置は、この居室親機に加えて居住者を呼び出す為に玄関に設置された玄関子機を有して構成されているが、ここでは発明の要部である居室親機のみ図示し、玄関子機は省略してある。
図2は図1のA−A線断面説明図であり、左右に設けられた音声出力部2の内部構成を示している。図示するように、左右の音声出力部2はダクト7により連通され、一方の音声出力部に近い途中にスピーカ8が配置されている。スピーカ8は近い一方の音声出力部2aに向くよう前方に向けてダクト7内に設置され、一方の音声出力部2aからはスピーカ8の表側で生成される音声が出力され、他方の音声出力部2bからは裏側で生成された音声が出力される。こうして、スピーカ8の表面と裏面では位相が正反対の音声が出力されるので、ダクト7を経由して一対の音声出力部2a,2bから出力される音声は互いにほぼ反転した位相で出力される。
尚、ダクト7はスピーカ8が生成する音声を通過させるのに十分な太さで形成され、例えば居室親機筐体5と一体に樹脂成形で形成される。
このように、一対の音声出力部から出力される音声は、ダクトを用いることで互いに反転された位相で良好に出力される。そして、互いに打ち消し合う中間位置にマイクが配置されるので、スピーカからの音声がマイクに入る帰還量が極めて小さくなり、ハウリングを防止することができる。また、位相反転操作に電子回路の制御を必要としないので、安価に構成できる。
尚、図2では、スピーカ8表面からダクト7及び一方の音声出力部2aを介してマイク3に至る空間距離と、スピーカ8裏面からダクト7及び他方の音声出力部2bを介してマイク3に至る空間距離とが等しくはないが、数センチメートルの誤差は影響なくマイク付近の位相は反転される。また、居室親機から出力される音声を聞く居住者の場合、左右何れかの耳が音声を打ち消し合う位置に来る事があっても、両耳がいずれも音声を打ち消し合う位置にあることがありえないので、通話音声が聞きづらくなることはなく、良好な通話を維持できる。
図3は、左右に設けられた一対の音声出力部2a,2bの他の構成を示している。図2とはダクトを持たない点、及びスピーカ8の配置が異なり、左右の音声出力部2のちょうど中間にあたるマイク3の背面部に、他方の音声出力部2bに向けてスピーカ8が配置され、一方の音声出力部2aはスピーカ8の裏面側となっている。
このように構成しても良く、スピーカの表面と裏面では位相が正反対の音声が出力されるため、ダクトに比べて位相の分離度が劣るが、一対の音声出力部から出力される音声は互いに反転位相で出力される。そして、互いの出力が打ち消し合う位置にマイクが配置されるため、スピーカからの音声がマイクに入る帰還量を極めて小さくでき、ハウリングを防止することができる。また、この場合も位相反転操作に電子回路の制御を必要としないので、安価に構成できる。
図4は、左右に設けられた一対の音声出力部2a,2bの更に他の構成を示している。図4では、双方の音声出力部2a,2bに夫々スピーカ8が設置されている。一方の音声出力部2aのスピーカ8は音声出力部2a前方に向けて正面配置され、他方の音声出力部2bのスピーカ8は音声出力部2bに背面を向けて配置されている。
スピーカ8の表面と裏面では位相が正反対の音声が出力されるため、居室親機筐体5の表面に出た音声はマイク3の位置で夫々が逆位相となって打ち消し合うため、マイク3に夫々のスピーカ8,8の音声が回り込むことがなくなり、ハウリングを防止することができる。
このように、スピーカが表面と裏面で位相が反転することを利用するので、電子的に位相反転すること無く完全な反転位相で出力でき、互いに打ち消し合う中間位置にマイクを配置することで、スピーカからの音声がマイクに入る帰還量が極めて小さくでき、ハウリングを防止することができる。更に、スピーカは音声出力部に設置できるので、居室親機筐体の奥行きを小さくでき、居室親機を小型にできる。
図5は、本発明に係るハンズフリーインターホン装置を構成する居室親機の他の形態を示している。上記図1とは、音声出力部2を4箇所設ている点が大きく異なっている。また、マイク3は居室親機筐体の中央部に配置され、通話ボタン1は下部に、付加機能ボタン4a〜4cは上部に夫々配置されている。尚、図1と共通する構成要素には同一の符号を付与している。
そして、図6〜図8に示す居室親機の断面説明図に示すように、各音声出力部2(2c〜2f)は居室親機筐体10内でダクト7により連通され、居室親機筐体10の中央に設けられた1個のスピーカ8により音声が出力されるよう構成されている。
図6はB−B線断面説明図であり、スピーカ8は中央に設けられたマイク3の背部に配置され、上方に向けて設置されている。そして、そのスピーカ8を覆うようにダクト7が上下方向に配置されている。その結果、ダクト7内を上方に正位相に音声が送出され、下方に逆位相の音声が送出される。
更に、ダクト7の上部及び下部は音声出力部2の背部で、図7に示すC−C線断面説明図、及び図8に示すD−D線断面説明図に示すように、左右に分岐して夫々の音声出力部2に連結されている。こうして、左右に配置された音声出力部2は同位相の音声が出力されるが、上下の音声出力部2同士は互いに反対位相の音声が出力される。このような特性から、上下に配置された左側の音声出力部2c,2dが一対の音声出力部を構成し、同様に右側に配置された音声出力部2e,2fが更に一対の音声出力部を構成している事になり、それらの中間に配置されたマイク3付近では、音声位相が打ち消し合うため、音が極めて小さくなる。
このように、対を成す音声出力部を複数設けても良く、打ち消し合う中間位置にマイクを配置することで、スピーカからの音声がマイクに入る帰還量を極めて小さくでき、ハウリングを防止することができる。
尚、上記実施形態は、ダクト7を設けたものは1つのスピーカ8を設けた構成となっているが、図5に示すように二対の音声出力部2(2c〜2f)を有する場合は、夫々の対に対してスピーカ8を設けても良い。また、図5の構成の場合、上下の音声出力部2の出力位相が反転するので、マイク3は居室親機筐体10の中央でなくとも良く、左側一対の音声出力部2(2c,2d)の中央位置から右側一対の音声出力部2(2e,2f)の中央位置に亘る左右方向の直線上で有れば良好に出力音声を打ち消すことができるので、ハウリングの発生を抑えることができる。
本発明に係るハンズフリーインターホン装置の居室親機の正面図である。 図1のA−A線断面説明図である。 A−A線断面の他の構成を示す説明図である。 A−A線断面の更に他の構成を示す説明図である。 本発明に係るハンズフリーインターホン装置の他の形態を示す居室親機の正面図である。 図5のB−B線断面説明図である。 図5のC−C線断面説明図である。 図5のD−D線断面説明図である。
符号の説明
2(2a〜2f)・・音声出力部、3・・マイク、5・・居室親機筐体、7・・ダクト、8・・スピーカ、10・・居室親機筐体。

Claims (3)

  1. 居住者を呼び出すための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに対してハンズフリー応答を可能とする居室親機とを有するハンズフリーインターホン装置において、
    前記居室親機は、居室親機筐体内に配置したダクトにより連通された少なくとも一対の音声出力部を有すると共に、前記ダクト内に、前記対を成す音声出力部のうちの一方に向けてスピーカを配置して互いの音声出力部から反転させた位相の出力を出し、
    通話のためのマイクを前記対を成す音声出力部の中間位置に配置したことを特徴とするハンズフリーインターホン装置。
  2. 居住者を呼び出すための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに対してハンズフリー応答を可能とする居室親機とを有するハンズフリーインターホン装置において、
    前記居室親機は、少なくとも一対の音声出力部を備え、前記対を成す音声出力部の中間となる居室親機筐体内に、一方の音声出力部に向けてスピーカを設置して互いに反転させた位相の出力を前記音声出力部から出させ、
    通話のためのマイクを前記対を成す音声出力部の中間位置に配置したことを特徴とするハンズフリーインターホン装置。
  3. 居住者を呼び出すための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに対してハンズフリー応答を可能とする居室親機とを有するハンズフリーインターホン装置において、
    前記居室親機は、少なくとも一対の音声出力部を備え、前記対を成す音声出力部は、夫々音声を報音するスピーカを有すると共に、一方のスピーカは報音部を居室親機筐体の表面に向け、他方のスピーカは報音部を居室親機筐体の内部に向けて設置して互いの音声出力部の出力位相を反対位相で出力させ、
    通話のためのマイクを前記対を成す音声出力部の中間位置に配置したことを特徴とするハンズフリーインターホン装置。
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