JP2600981B2 - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP2600981B2
JP2600981B2 JP2145113A JP14511390A JP2600981B2 JP 2600981 B2 JP2600981 B2 JP 2600981B2 JP 2145113 A JP2145113 A JP 2145113A JP 14511390 A JP14511390 A JP 14511390A JP 2600981 B2 JP2600981 B2 JP 2600981B2
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JP
Japan
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battery
terminal
connector
standby mode
card
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賢一 ▲高▼比良
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電池を内蔵するICカードに関し、特に電池用
コネクタの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ICカードとしては、カード本体に電池を内蔵し
たものがある。この電池は、主にICカード製造工程中に
装着され、ICカード利用段階において消耗した時に交換
されている。電池脱着時には、IC回路のプログラム暴走
やRAMデータバケを防止すると共に、回路電流を最小に
して電池交換時間を長くさせるために動作モードを制御
する必要がある。このため、電池交換時には、IC回路は
回路動作を停止させるスタンバイモードにするのが一般
的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、従来のICカードは内蔵電池の着脱を自ら検
出する手段がないために、電池交換時にはIC回路をスタ
ンバイモードにするための特別な操作が必要であった。
この操作は、電池交換前に予め外部装置によってICに指
令を与えたり、また、製造工程中においては回路基板上
に制御用端子を設けてその端子にモード信号を与えるも
ので、複雑な操作手順を経て行なわなければならず作業
が煩雑であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るICカードは、ICカード本体に、電池を差
込み口内で挿脱自在に支持しかつこの差込み口に臨み電
池の電極に接触される主電源用接触子を備えた電池用コ
ネクタを設け、このコネクタの差込み口内であって前記
主電源用接触子より奥側に、電池電極の挿入端部によっ
て接離される一対の切片からなりスタンバイモード用回
路に接続されたスタンバイモード切換え用スイッチを設
けたものである。
〔作 用〕
電池用コネクタから電池を抜脱させると、電池から主
電源用接触子への給電が断たれる前にスタンバイモード
切換え用スイッチが閉じてスタンバイモードに切換えら
れる。また、電池を電池用コネクタに挿入すると、スタ
ンバイモード切換え用スイッチが開かれる前に電池から
主電源用接触子に給電される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図(a),(b)ない
し第4図によって詳細に説明する。
第1図(a),(b)は本発明に係るICカードの電池
コネクタ部分を示す断面図で、同図(a)は電池が装着
される前の状態を示し、同図(b)は電池を装着した状
態を示す。第2図は本発明に係るICカードの電池コネク
タ部分を拡大して示す平面図、第3図(a),(b)は
同じく電池コネクタ部分の断面図で、同図(a)は第2
図におけるA−A線断面図、同図(b)は第2図におけ
るB−B線断面図である。第4図は本発明に係るICカー
ドの等価回路図である。これらの図において、1はICカ
ードの回路基板、2はこの回路基板1に実装されたICを
示す。
3は前記回路基板1に電池4を装着させるための電池
コネクタで、この電池コネクタ3は、合成樹脂等の絶縁
材によって断面略コ字状に形成されたコネクタ本体5
と、電池4の(+)側電極4aに接触する端子6,(−)側
電極4bに接触する端子7からなる主電源用接触子と、端
子8,9からなるスタンバイモード切換えスイッチとから
構成されており、回路基板1に各端子を接合させること
によって取付けられている。なお、電池4は、本実施例
では薄板構造のペーパー電池が使用される。
前記コネクタ本体5は、コ字状の上辺と下辺との間に
電池4が挿入される差込み口10が形成されており、その
上辺および下辺には、後述する各端子の切片が臨む開口
部5a〜5cがコネクタ本体5を上下に貫通するように形成
されている。3箇所の開口部5a〜5cのうち中央の開口部
5bは、両側の開口部5a,5cより回路基板1寄りに配設さ
れている。なお、両側の開口部5a,5cの配設位置は、回
路基板1からの距離が両者とも略等しくなるように設定
されている。
前記主電源用の端子6,7およびスタンバイモード切換
えスイッチの端子8,9は、両面にめっき処理された薄い
金属板をエッチング処理し成形することによって形成さ
れており、コネクタ本体5に接着剤(図示せず)等を使
用してそれぞれ固定されている。主電源用の端子6,7
は、第2図に示すように、それぞれ平面視コ字状に形成
され、端子6はコネクタ本体5の上面に、端子7は下面
に固定されている。そして、これら両端子6,7には、前
記開口部5a,5cから差込み口10内に臨む切片6a,7aが設け
られている。また、端子6は、第4図に示すようにIC2
のVCC端子に、端子7はGND端子に接続されている。
前記端子8,端子9は、前記主電源用の端子6,7におけ
るコ字状の中央部分にそれぞれ配置され、端子8はコネ
クタ本体5の上面に、端子9はコネクタ本体5の下面に
固定されている。なお、これら端子8,9には、前記開口
部5bから差込み口10内に臨み切片8a,9aがそれぞれ設け
られている。これらの切片8a,9aは、電池未装置時には
互いに接触するように構成されている。そして、端子8
はIC2のスタンバイ入力端子に接続され、端子9はGND端
子に接続されている。なお、11は電池交換時の補助電源
になるコンデンサ、12はIC2の動作クロックを供給する
振動子である。
次に、このように構成された電池コネクタ3を備えた
ICカードの動作について説明する。電池コネクタ3に電
池4が装着されていない時には、第3図(b)に示すよ
うに、端子8と端子9とは両者の切片8a,9aどうしが互
いに接触することで導通状態となる。端子8はIC2のス
タンバイ入力端子に接続され、端子9はGND端子に接続
されている関係から、この状態ではIC2に“L"信号が伝
達される。これによってIC2はスタンバイモードとな
り、コンデンサ11から給電されることになる。そして、
電池4はコネクタ本体5の差込み口10に挿入すると、挿
入初期においては端子6,7のみが電池4の電池4a,4bに接
触し、IC2に電源が供給される。この時、電池4におけ
る電池コネクタ3内に挿入される部分が端子8に到達し
ない場合は、IC2は“L"信号が入力された状態であるた
めにスタンバイモードのまま動作を停止している。電池
4を装着させるには、この状態からさらに差込み、その
先端が差込み口10の最奥部に到達するように先端を端子
8と端子9との間に挟み込ませて行なう。この際、端子
8は端子9から離れながら電池4の(+)側電極4aに接
続され、端子9は電池4の(−)側電極4bに接続され
る。なお、本実施例で使用する電池4は、(+)側電極
4aが差込み側先端まで設けられておらず、先端の上面は
絶縁構造となるように構成されている。これは、上述し
たように電池4が両端子8,9に当接した時に、両端子8,9
が接触した状態で(+)側電極4aが端子8に接触して
(+)側と(−)側とがショートしないようにするため
である。したがって、電池4を装着した状態では、IC2
においては“H"信号が伝達されてスタンバイモードが解
除され、所定の動作を開始することができるようにな
る。ここで、端子8は、より確実な動作を行なわせるた
めに端子6とプルアップ抵抗(図示せず)を介して接続
してもよい。そして、電池4を交換するためにIC2が動
作状態の時に電池コネクタ3から抜脱させると、IC2は
上述した装着時の動作と逆の動作を実施する。すなわ
ち、通常の動作時に電池4を抜くと、先ず端子8,端子9
が電池4から外れて互いに接触し合う。この時、IC2の
スタンバイ入力端子に“L"信号が伝達され、IC2はスタ
ンバイモードに移る。スタンバイモードはその消費電力
が少なく設計されているので、コンデンサ11にチャージ
されている電荷を比較的長時間消費しながらIC2を動作
させることができる。すなわち、この状態で電池4を交
換すれば電池取外し前の状態を維持して再び通常の動作
モードに復帰することが可能となる。
したがって、電池4の交換作業を、IC2に何らの操作
を施すことなく電池4を電池コネクタ3に挿抜させるだ
けで行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るICカードは、ICカー
ド本体に、電池を差込む口内で挿脱自在に支持しかつこ
の差込み口に臨み電池の電極に接触される主電源用接触
子を備えた電池用コネクタを設け、このコネクタの差込
み口内であって前記主電源用接触子より奥側に、電池電
極の挿入端部によって接離さ一対の切片からなりスタン
バイモード用回路に接続されたスタンバイモード切換え
用スイッチを設けたため、電池用コネクタから電池を抜
脱させると、電池から主電源用接触子への給電が断たれ
る前にスタンバイモード切換え用スイッチが閉じてスタ
ンバイモードに切換えられる。また、電池を電池用コネ
クタに挿入すると、スタンバイモード切換え用スイッチ
が開かれる前に電池から主電源用接触子に給電される。
このため、電池交換作業を、ICに何らの操作を施すこと
なく電池を電池用コネクタに対して挿抜させるだけで行
なうことができ、速やかに実施することができる。した
がって、電池脱着時にIC回路のプログラム暴走やRAMデ
ータバケが起こるのを確実に防止でき、しかも回路電流
を最小にして電池交換時間を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明に係るICカードの電池コ
ネクタ部分を示す断面図で、同図(a)は電池が装着さ
れる前の状態を示し、同図(b)は電池を装着した状態
を示す。第2図は本発明に係るICカードの電池コネクタ
部分を拡大して示す平面図、第3図(a),(b)は同
じく電池コネクタ部分の断面図で、同図(a)は第2図
におけるA−A線断面図、同図(b)は第2図における
B−B線断面図である。第4図は本発明に係るICカード
の等価回路図である。 1……回路基板、2……IC、3……電池コネクタ、4…
…電池、5……コネクタ本体、6,7,8,9……端子、10…
…差込み口、11……コンデンサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IC作動用電池と電池交換時用のバックアッ
    プ電源とを有し、このバックアップ電源からの給電によ
    りICの回路動作を停止状態で維持するスタンバイモード
    用回路が設けられたICカードにおいて、ICカード本体
    に、電池を差込み口内で挿脱自在に支持しかつこの差込
    み口に臨み電池の電極に接触される主電源用接触子を備
    えた電池用コネクタを設け、このコネクタの差込み口内
    であって前記主電源用接触子より奥側に、電池電極の挿
    入端部によって接離される一対の切片からなりスタンバ
    イモード用回路に接続されたスタンバイモード切換え用
    スイッチを設けたことを特徴とするICカード。
JP2145113A 1990-06-01 1990-06-01 Icカード Expired - Lifetime JP2600981B2 (ja)

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JPH0437598A JPH0437598A (ja) 1992-02-07
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