JPH11355153A - リモコン送信機 - Google Patents

リモコン送信機

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Publication number
JPH11355153A
JPH11355153A JP10163334A JP16333498A JPH11355153A JP H11355153 A JPH11355153 A JP H11355153A JP 10163334 A JP10163334 A JP 10163334A JP 16333498 A JP16333498 A JP 16333498A JP H11355153 A JPH11355153 A JP H11355153A
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JP
Japan
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remote control
power supply
control transmitter
circuit
infrared
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Application number
JP10163334A
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English (en)
Inventor
Kimihiko Fujii
公彦 藤井
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP10163334A priority Critical patent/JPH11355153A/ja
Publication of JPH11355153A publication Critical patent/JPH11355153A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン送信機を使用していない場合におけ
る電池の電力消耗を防止する。 【解決手段】 電源部101及び赤外線出力素子202
を備え、電源部101からの電源ラインを介して電力供
給を受け表面に配列された操作用ボタン201の操作に
応じた赤外線出力信号を赤外線出力素子202から出力
するリモコン送信機であり、操作用ボタン201とは反
対側の裏面に電源ラインを導通・遮断する電源スイッチ
203をさらに備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン送信機に
関し、特に、電池の消耗を防ぐ節電機能を有するリモコ
ン送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例のリモコン送信機を、図面を参照
して説明する。図4は、従来のリモコン送信機の内部回
路を説明するためのブロック図である。図5(a)及び
図5(b)はそれぞれ従来のリモコン送信機を表側及び
裏側から見た外観図である。図6は、従来のリモコン送
信機の部分断面図である。
【0003】従来例のリモコン送信機の内部回路は、図
4に示すように、電源部401と、リモコン送信用マイ
クロコントローラーIC回路403と、システムクロッ
ク発振回路404と、キーマトリクス回路405と、赤
外線リモコン送信出力回路406とから構成される。
【0004】また、電源部401は、リモコン送信機の
電気回路を動作させるために、直流電圧を供給する部分
で、主に乾電池やリチウム電池などを使用し、2〜3.
5V程度の直流電圧を供給している。
【0005】さらに、リモコン送信用マイクロコントロ
ーラーIC回路403は、電源部401からの電源供給
を受けて低電圧で動作し、赤外線リモートコントロール
送信用キャリア発生装置及びキー入力によりスタンバイ
解除機能とプログラマブル・タイマを持ち、キー入力に
応じた送信信号を出力することが可能なシングルチップ
タイプのマイクロコントローラーである。
【0006】加えて、システムクロック発振回路404
は、セラミック発振子と発振用コンデンサにより構成さ
れ、リモコン送信用マイクロコントローラーIC回路4
03がプログラム動作を行うための基本クロックを供給
する。
【0007】また、キーマトリクス回路405は、リモ
コン送信機の使用者が電気機器をコントロールするため
の複数のボタンで構成され、リモコン送信機の表面に配
置され、キー入力に応じた動作を送信用マイクロコント
ローラーIC回路403に行わせることができる。
【0008】さらに、赤外線リモコン送信出力回路40
6は、電源部401からの電源供給を受けて動作し、送
信用マイクロコントローラーIC回路403からのリモ
コン送信出力信号を赤外線出力素子としての赤外線ダイ
オードにより、赤外線信号として外部出力させることが
できる。
【0009】従来例のリモコン送信機の外観は、図5
(a)及び図5(b)の外観図に示すように、操作用ボ
タン501と、赤外線出力素子502を備えたものとな
っている。
【0010】また、操作用ボタン501は、使用者が電
気機器をコントロールするために操作する複数のボタン
をリモコン送信機の表面に配置され、使用者のキー入力
に応じた動作を図4の送信用マイクロコントローラーI
C回路403に行わせるものである。
【0011】さらに、赤外線出力素子502は、図4の
送信用マイクロコントローラーIC回路403からのリ
モコン送信出力信号を、電気機器をコントロールするた
めに必要な赤外線信号として出力させるものである。
【0012】この従来のリモコン送信機の内部構造は、
図6の断面図に示すように、筐体カバー表側部601
と、筐体カバー裏側部602と、プリント基板603
と、接点付きゴム604と、赤外線出力素子605とを
備えたものとなっている。
【0013】筐体カバー表側部601は、プリント基板
603や接点付きゴム604及び図4の電源部を保持
し、電気機器をコントロールするために操作する複数の
ボタンが表面に配置され絶縁材料で構成されている。
【0014】さらに、筐体カバー裏側部602は、筐体
カバー表側部601と同様にプリント基板603や図4
の電源部を保持し、机上や床、電気機器の上部平坦部分
に置かれたときに安定した状態に保たれるような形状に
加工されている。
【0015】加えて、プリント基板603は、図4のリ
モコン送信用マイクロコントローラーIC回路403や
システムクロック発振回路404、また赤外線リモコン
送信出力回路406などの電気回路部品を実装し、それ
らの部品をプリント基板片側表面に形成されている銅箔
パターンに半田付けにより接続し、さらに接点付きゴム
604に対応する導電塗装されたパターンも形成されて
いるものである。
【0016】また、接点付きゴム604は、使用者が電
気機器をコントロールするために操作する複数のボタン
を有して一体となったゴムで、そのボタンの下にはプリ
ント基板603の表面に構成された導電塗装パターンに
対応するように配置された複数の接点が構成され、使用
者のキー入力に応じた動作を図4の送信用マイクロコン
トローラーIC回路403に行わせることができる。
【0017】さらに、赤外線出力素子605は、図4の
送信用マイクロコントローラーIC回路403からのリ
モコン送信出力信号を赤外線ダイオードにより、赤外線
信号として出力させることができる。
【0018】次に、従来のリモコン送信機の動作を説明
する。従来例のリモコン送信機の動作は、図4から図6
に示すように、まず第1に、電源部401に使用される
電池がリモコン送信機本体に装着されると、リモコン送
信機の表面に配置してあるボタンに対応するキーマトリ
クス回路405の入力の有無に関わらず、電源部401
からリモコン送信用マイクロコントローラーIC回路4
03及び赤外線リモコン送信出力回路406への電源ラ
インを、常に導通された状態にする。
【0019】このような状態で、図6の操作用ボタンが
操作され図4のキーマトリックス回路405に入力があ
ると、マイクロコントローラーIC回路403がこれを
検出してボタンに対応した赤外線リモコン信号出力を赤
外線リモコン出力回路406に指示し、図5の赤外線出
力素子502から赤外線出力信号が出力される。
【発明が解決しようとする課題】
【0020】しかしながら、従来のリモコン送信機は、
次に列挙するような課題があった。すなわち第1点とし
て、リモコン送信機を使用していない場合においても、
電源部401からの電源供給が行われ続けてしまうとい
う課題があった。すなわち、電源部401に使用される
電池がリモコン送信機本体に装着されると、システムク
ロック発振回路404による基本クロックを受けてリモ
コン送信用マイクロコントローラーIC回路403はキ
ー入力の有無の検出動作を継続し、電力の消費が行われ
ている状態となる。これは、リモコン送信機が机上や
床、電気機器の上部平坦部分に置かれたままで、リモコ
ンを使用しない状態にあるときでも、本来この時点で必
要でない電圧の供給とリモコン送信機内部の電気回路に
よる電源部401に使用している電池の消費が行われて
いることになるからである。
【0021】第2点として、リモコン送信機を使用して
いない場合においても、電源部401の消耗が行われる
ため、頻繁に電源部401に使用している電池の交換を
行う必要がでてくるという課題があった。
【0022】第3点として、電源部401に使用してい
る電池の消耗を防ぐためには、リモコン送信機を使用し
ないときに、電池をリモコン送信機本体から取り外さな
ければならないという課題があった。
【0023】よって、本発明の目的は、リモコン送信機
を使用しないときには電池の消耗を防ぐ節電効果をもた
らし、リモコン送信機を使用するときには自動的に電源
スイッチをオンさせることによる使用者の入力操作の省
力化をもたらすリモコン送信機を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明によるリモコン送信機は、電源部及びリモ
コン信号出力素子を備え、上記電源部からの電源ライン
を介して電力供給を受け一主表面に配列された操作用ボ
タンの操作に応じたリモコン出力信号を上記リモコン信
号出力素子から出力するリモコン送信機であって、上記
一主表面とは反対の他主表面に設けられ上記電源ライン
を導通・遮断する電源スイッチをさらに備えることを特
徴としている。
【0025】また、本発明による他のリモコン送信機
は、電源部及びリモコン信号出力素子を備え、上記電源
部からの電源ラインを介して電力供給を受け一主表面に
配列された操作用ボタンの操作に応じたリモコン出力信
号を上記リモコン信号出力素子から出力するリモコン送
信機において、上記電源ラインを導通・遮断する電源ス
イッチであって、上記一主表面の上記操作用ボタンの裏
側の位置と上記リモコン信号出力素子との間の上記他主
表面に配置された電源スイッチをさらに備えることにあ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態による
リモコン送信機を図面を参照して説明する。図1は、本
発明の第1実施の形態によるリモコン送信機のブロック
図である。図2(a)及び図2(b)は、それぞれ本実
施の形態によるリモコン送信機の表側及び裏側から見た
外観図である。図3は、本実施の形態によるリモコン送
信機の部分断面図である。
【0027】本発明の第1実施の形態によるリモコン送
信機は、電源部101及びリモコン信号出力素子の一例
としての赤外線出力素子202を備え、上記電源部10
1からの電源ラインを介して電力供給を受け一主表面に
配列された操作用ボタン201の操作に応じたリモコン
出力信号を上記リモコン信号出力素子の一例としての赤
外線出力素子202から出力するリモコン送信機であっ
て、上記一主表面とは反対の他主表面に設けられ上記電
源ラインを導通・遮断する電源スイッチ203をさらに
備えることを特徴としている。ここで、リモコン送信機
の一主表面とはリモコン送信機の表面(おもて)であ
り、リモコン送信機の他主表面とはリモコン送信機の裏
面(うら)である。
【0028】特に、上記電源スイッチ203は、上記電
源ラインを導通・遮断する電源スイッチ203であっ
て、上記一主表面の上記操作用ボタン201の裏側の位
置と上記リモコン信号出力素子の一例としての赤外線出
力素子202との間の上記他主表面に配置されているこ
とを特徴としている。ここで、リモコン送信機の一主表
面とはリモコン送信機の表面(おもて)であり、リモコ
ン送信機の他主表面とはリモコン送信機の裏面(うら)
である。
【0029】次に、本実施の形態のリモコン送信機の内
部回路、外観及び内部構造を図面を参照しながら順番に
説明する。本発明の実施の形態によるリモコン送信機の
内部回路は、図1のブロック図に示すように、電源部1
01と、電源スイッチ102と、リモコン送信用マイク
ロコントローラーIC回路103と、システムクロック
発振回路104と、キーマトリクス回路105と、赤外
線リモコン送信出力回路106とを備えている。
【0030】電源部101は、リモコン送信機の電気回
路を動作させるために、直流電圧を供給する部分で、主
に乾電池やリチウム電池などを使用し、2〜3.5V程
度の直流電圧を供給している。
【0031】さらに、電源スイッチ102は、電源部1
01からの電源ラインに挿入され、電源部101からの
直流電圧供給を遮断させたり、導通させたりすることが
できるプッシュオフタイプの押しボタン型スイッチであ
る。リモコン送信機底面に押しボタンの可動部または可
動部を動作させるカバーを露出させ、露出部分の動きに
より、電源ラインの導通・遮断を行い、このスイッチが
押されている時には電源ラインは遮断され、押されてい
ない時には、電源ラインは導通する働きをする。
【0032】加えて、リモコン送信用マイクロコントロ
ーラーIC回路103は、電源部101から電圧供給を
受けて低電圧で動作し、赤外線リモートコントロール送
信用キャリア発生装置及びキー入力によりスタンバイ解
除機能とプログラマブル・タイマを持ち、キー入力に応
じた送信信号を出力することが可能なシングルチップタ
イプのマイクロコントローラーである。
【0033】また、システムクロック発振回路104
は、セラミック発振子と発振用コンデンサにより構成さ
れ、リモコン送信用マイクロコントローラーIC回路1
03がプログラム動作を行うための基本クロックをマイ
クロコントローラIC回路103に供給する。
【0034】さらに、キーマトリクス回路105は、リ
モコン送信機の使用者が電気機器をコントロールするた
めに複数のボタンで構成され、リモコン送信機の表面に
配置させ、キー入力に応じた動作を送信用マイクロコン
トローラーIC回路103に行わせることができる。
【0035】加えて、赤外線リモコン送信出力回路10
6は、電源部101から電圧供給を受けて動作し、送信
用マイクロコントローラーIC回路103からのリモコ
ン送信出力信号を赤外線ダイオードにより、赤外線信号
として出力させることができる。
【0036】本発明の実施の形態によるリモコン送信機
の外観は、図2(a)の表面側外観図及び図2(b)の
裏面側外観図に示すように、操作用ボタン201と、赤
外線出力素子202と、電源スイッチ203とを備えて
いる。
【0037】また、操作用ボタン201は、使用者が電
気機器をコントロールするために操作する複数のボタン
をリモコン送信機の表面に配置し、使用者のキー入力に
応じた動作を図1の送信用マイクロコントローラーIC
回路103に行わせる。
【0038】さらに、赤外線出力素子202は、図1の
送信用マイクロコントローラーIC回路103からのリ
モコン送信出力信号を電気機器をコントロールするため
に必要な赤外線信号として出力させる。
【0039】加えて、電源スイッチ203は、図1の電
源ラインに挿入された電源スイッチ102であり、リモ
コン送信機内の電気回路への電圧供給を遮断させたり、
導通させたりするスイッチとして働くものである。電源
スイッチ203は、図2(b)に示すように、リモコン
送信機の操作用ボタン201の裏側の位置と赤外線出力
素子202との間のリモコン送信機の裏側に配置されて
いる。
【0040】本発明の実施の形態によるリモコン送信機
の内部構造は、図3の構造図に示すようになっており、
筐体カバー表側部301と、筐体カバー裏側部302
と、プリント基板303と、接点付きゴム304と、赤
外線出力素子305と、電源スイッチ306と、スイッ
チカバー307とを備えている。
【0041】筐体カバー表側部301は、プリント基板
303や接点付きゴム304及び図1の電源部101を
保持し、電気機器をコントロールするために操作する複
数のボタンが表面に配置されている絶縁材料で構成され
ている。
【0042】さらに、筐体カバー裏側部302は、筐体
カバー表側部301と同様にプリント基板303や図1
の電源部101を保持し、机上や床、電気機器の上部平
坦部分に置かれたときに安定した状態に保たれるような
形状に加工され、前面近くに配置されている電源スイッ
チ306の可動部に接するスイッチカバー307の一部
が露出するように構成されている。
【0043】加えて、プリント基板303は、図1のリ
モコン送信用マイクロコントローラーIC回路103や
システムクロック発振回路104、また赤外線リモコン
送信出力回路106などの電気回路部品を実装したもの
であり、それらの部品はプリント基板片側表面に形成さ
れている銅箔パターンに半田付けにより接続され、さら
に接点付きゴム304に対応する導電塗装されたパター
ンも形成され、加えて可動部分が本体底面から露出する
ように配置された電源スイッチ306も接続されてい
る。
【0044】また、接点付きゴム304は、使用者が電
気機器をコントロールするために操作する複数のボタン
を有する一体となったゴムで、そのボタンの下にはプリ
ント基板303の表面に構成された導電塗装パターンに
対応するように配置された複数の接点が構成され、使用
者のキー入力に応じた動作を図1の送信用マイクロコン
トローラーIC回路103に行わせることができる。
【0045】さらに、赤外線出力素子305は、図1の
送信用マイクロコントローラーIC回路103からのリ
モコン送信出力信号を赤外線ダイオードにより、赤外線
信号として出力させることができる。
【0046】加えて、プッシュオフタイプの電源スイッ
チ306は、プリント基板303に他の電気部品ととも
に半田付け接続され、可動部分が押されたときに電源部
101からの電源ラインを遮断させ、押されていないと
きに、電源ラインを導通させることができる機能を持
つ。また、スイッチカバー307は、電源スイッチ30
6の可動部に接するスイッチカバーでリモコン本体底面
から露出した部分の動作を押しボタンスイッチに伝える
役割をはたす。スイッチカバー307は、リモコン送信
機の裏面の筐体カバー裏側部302に設けられた開口部
から一部が露出して配置されており、その位置は操作用
ボタン201より前側すなわち赤外線出力素子305側
である。
【0047】次に、本発明の実施の形態によるリモコン
送信機の動作を図面を参照して説明する。第1に、リモ
コン送信機を使用者が持ち上げて、電源部101に使用
される電池をリモコン送信機本体に装着する。使用者が
持ち上げた状態では、電源スイッチ102は導通してお
り、リモコン送信機の表面に配置してあるボタンに対応
するキーマトリクス回路105の入力の有無に関わら
ず、電源部101からリモコン送信用マイクロコントロ
ーラーIC回路103及び赤外線リモコン送信出力回路
106への電源ラインを、導通された状態にする。
【0048】第2に、リモコン送信機が机上や床、電気
機器の上部平坦部分に置かれて、使用者がリモコン送信
機を使用しない状態にすると、電源部101からリモコ
ン送信用マイクロコントローラーIC回路103及び赤
外線リモコン送信出力回路106への電源ラインは、リ
モコン本体底面から露出した電源スイッチ102がリモ
コン本体の自重により、押されている状態になるので、
遮断された状態になる。この押しボタンスイッチは、プ
ッシュオフタイプの1回路1接点のスイッチであり、ボ
タンが押されているときに接点が離れ、回路が遮断する
動作になっている。このとき、乾電池やリチウム電池な
どの電源部101からの電圧の供給は行われず、リモコ
ン送信用マイクロコントローラーIC回路103及び赤
外線リモコン送信出力回路106は動作を行わず、電力
の消費もない状態となる。この状態では、操作用ボタン
201が操作されても、マイクロコントローラIC回路
103などには電圧供給が行われないので、リモコン信
号も出力されず、電力の消費もない。
【0049】第3に、使用者が電気機器をコントロール
するためにリモコン送信機を持ち上げ、操作しようとす
る場合には、リモコンの自重により押されていた底面の
電源スイッチ102が自動的に戻され、遮断された電源
回路が導通し、リモコン送信用マイクロコントローラー
IC回路103及び赤外線リモコン送信出力回路106
への電源の供給が行われる。電源スイッチは、プッシュ
オフタイプの押しボタンスイッチであるので、ボタンが
押されていないときには接点がつながり、回路が導通し
ている状態を保持する。この状態で、リモコン送信用マ
イクロコントローラーIC回路103はシステムクロッ
ク発振回路104による発振を開始し、キーマトリクス
回路105の入力に応じた赤外線リモコン送信出力回路
106による電気機器へのリモートコントロールが可能
となる。使用者はリモコン送信機の表面に配置してある
ボタンを押して、そのボタンの入力に応じたキーマトリ
クス回路105の動作を送信用マイクロコントローラー
IC回路に行わせることができる。
【0050】このように、本実施の形態のリモコン送信
機によれば、リモコン送信機が机上や床、電気機器の上
部平坦部分に置かれて、使用者がリモコン送信機を使用
しない状態にすると、電源部101からの電源ライン
が、リモコン本体の自重によりリモコン本体底面から露
出した電源スイッチ102が押されている状態になるの
で、遮断された状態になり、電力消費を停止させること
ができ、また、使用者が電気機器をコントロールするた
めにリモコン送信機を持ち上げ、操作しようとする場合
には、リモコンの自重により押されていた底面の電源ス
イッチ102が自動的に戻され、遮断された電源回路が
導通し、リモコン送信用マイクロコントローラーIC回
路103及び赤外線リモコン送信出力回路106への電
源の供給が行われ、通常のリモコン動作が可能な状態に
自動的に復帰させることができる。
【0051】さらに、リモコン送信機を使用していない
場合においては、電源部101の電池の消耗をなくすこ
とができるので、頻繁な電池交換の手間をなくすことが
できる。さらに、リモコン送信機が机上や床、電気機器
の上部平坦部分に置いておけば、内部回路での電力消費
をなくすことができるので、リモコン送信機を使用しな
いときでも、電池をリモコン送信機本体から取り外さず
とも済み、手間を省くことができる。
【0052】さらに、本実施の形態では、電源スイッチ
102を操作用ボタン201の裏側の位置と赤外線出力
素子202との間のリモコン送信機の裏側、すなわち操
作キーと逆側の面の前面に近い部分に搭載しているの
で、使用者がリモコン送信機を持ち上げて操作用ボタン
201を操作する時に誤って電源スイッチ102を押し
てしまうことを防止できる。また、電源スイッチ102
を前方に配置したことにより、通常後方部分に装着され
る電池の重量の違いや、電池の有無にかかわらず、安定
した動作を行わせることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のリモコン送
信機によれば、第1点として、リモコン送信機を使用し
ていない場合には、電源スイッチが自動的に電源ライン
を切断し、節電作用をもたらす。
【0054】第2点として、リモコン送信機を使用して
いない場合には、電源スイッチが自動的に電源ラインを
切断し、電源部に使用している電池の消耗を防ぐため、
頻繁に電池交換を行わなくても良いという使いやすさの
改善をもたらす。
【0055】第3点として、電源スイッチが使用者の意
図的な操作を必要とせずに、自動的の電源ラインをON/O
FFさせることができるため、使用者の入力操作の省力化
をもたらす。
【0056】第4点として、電源スイッチをリモコン送
信機の前面部近くに配置しているため、リモコン送信機
を持って操作する場合においても、誤って電源スイッチ
を押してしまうという動作を防止することができる。
【0057】第5点として、通常使用しない電源スイッ
チがリモコン本体の裏面側に位置しているため、リモコ
ン送信機の表面側のデザインには影響を与えず、デザイ
ンを損なうことがない。
【0058】第6点として、電源スイッチはリモコン送
信機の前面部近くに配置しているため、通常後方部分に
装着される電池の重量の違いや、電池の有無にかかわら
ず、安定した動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態によるリモコン送信機
のブロック図である。
【図2】(a)は第1実施の形態によるリモコン送信機
を表側から見た外観図であり、(b)は裏側から見た外
観図である。
【図3】本発明の第1実施の形態によるリモコン送信機
の部分断面図である。
【図4】従来のリモコン送信機のブロック図である。
【図5】(a)は従来のリモコン送信機を表側から見た
外観図であり、(b)は裏側から見た外観図である。
【図6】従来のリモコン送信機の部分断面図である。
【符号の説明】
101 電源部 102 電源スイッチ 103 リモコン送信用マイクロコントローラーIC回
路 104 システムクロック発振回路 105 キーマトリクス回路 106 赤外線リモコン送信出力回路 201 操作用ボタン 202 赤外線出力素子 203 電源スイッチ 301 筐体カバー表側部 302 筐体カバー裏側部 303 プリント基板 304 接点付きゴム 305 赤外線出力素子 306 電源スイッチ 307 スイッチカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 301

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源部及びリモコン信号出力素子を備
    え、前記電源部からの電源ラインを介して電力供給を受
    け一主表面に配列された操作用ボタンの操作に応じたリ
    モコン出力信号を前記リモコン信号出力素子から出力す
    るリモコン送信機であって、前記一主表面とは反対の他
    主表面に設けられ前記電源ラインを導通・遮断する電源
    スイッチをさらに備えることを特徴とするリモコン送信
    機。
  2. 【請求項2】 電源部及びリモコン信号出力素子を備
    え、前記電源部からの電源ラインを介して電力供給を受
    け一主表面に配列された操作用ボタンの操作に応じたリ
    モコン出力信号を前記リモコン信号出力素子から出力す
    るリモコン送信機において、前記電源ラインを導通・遮
    断する電源スイッチであって、前記一主表面の前記操作
    用ボタンの裏側の位置と前記リモコン信号出力素子との
    間の前記他主表面に配置された電源スイッチをさらに備
    えることを特徴とするリモコン送信機。
JP10163334A 1998-06-11 1998-06-11 リモコン送信機 Pending JPH11355153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163334A JPH11355153A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 リモコン送信機

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