JP3005756U - コンピュータの拡張インターフェイス装置 - Google Patents

コンピュータの拡張インターフェイス装置

Info

Publication number
JP3005756U
JP3005756U JP1994008899U JP889994U JP3005756U JP 3005756 U JP3005756 U JP 3005756U JP 1994008899 U JP1994008899 U JP 1994008899U JP 889994 U JP889994 U JP 889994U JP 3005756 U JP3005756 U JP 3005756U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion
board
terminal
bus slot
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994008899U
Other languages
English (en)
Inventor
洋充 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Interface Inc
Original Assignee
Interface Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Interface Inc filed Critical Interface Inc
Priority to JP1994008899U priority Critical patent/JP3005756U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3005756U publication Critical patent/JP3005756U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータ基板の電源が入った状態で拡張
バススロットに拡張基板を挿入し、又は拡張バススロッ
トから拡張基板を抜いても、コンピュータが誤動作せ
ず、コンピュータ基板及び拡張基板が故障することのな
いコンピュータの拡張インターフェイス装置を提供す
る。 【構成】 拡張基板1を拡張バススロットへ挿入する時
には、電源端子A、制御信号端子B、挿抜検出端子Cの
順に拡張バススロットのコネクタに接続され、拡張基板
1を拡張バススロットから抜き取る時には、挿抜検出端
子C、制御信号端子B、電源端子Aの順に拡張バススロ
ットのコネクタから切り離されるように構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピュータの拡張バススロットに挿抜されることで接続される拡 張基板からなるインターフェイス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンピュータにハードディスク装置等の周辺装置を接続するための 拡張基板(インターフェイスボードとも言われる)が知られている。この拡張基 板は、一般にコンピュータの拡張バススロットのコネクタへ挿抜されるようにな っており、同コネクタへ拡張基板を差し込むと、コネクタ内の接続端子と拡張基 板の接続端子が接触し、コンピュータ本体の拡張スロットと拡張基板との間で信 号の伝送が可能になり、また、これらの接続端子を通じて拡張基板駆動用の電源 も同時に供給されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の拡張基板においては、コンピュータ基板の電源が入った状態 で拡張基板が拡張バススロットに挿抜されると、コンピュータ基板のプログラム が暴走したり、コンピュータ又は拡張基板の電子回路が故障したりする虞がある 。そこで、通常、その様な事態に至るのを避けるために、コンピュータ基板の電 源が入った状態での拡張基板の挿抜は許されていない。 さらに詳述すると、従来の拡張基板においては、拡張基板の接続端子の長さが 全て同じであるため、コンピュータ基板の電源が入った状態で拡張基板が拡張バ ススロットに挿入されると、電源と他の制御信号線が同時に接続されることにな り、この時、拡張基板の回路動作は不安定であるため、コンピュータ本体のプロ グラムが暴走したり、あるいはまた、電源が入る前に制御信号が入力されるよう なことがあると、コンピュータ又は拡張基板の故障を引き起こす場合がある。 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、コンピュー タ基板の電源が入った状態で拡張バススロットに拡張基板を挿入し、又は拡張バ ススロットから拡張基板を抜いても、コンピュータが誤動作せず、コンピュータ 基板及び拡張基板が故障することのないコンピュータの拡張インターフェイス装 置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、コンピュータの拡張バススロッ トに挿抜されることで接続される拡張基板からなるインターフェイス装置におい て、拡張バススロットのコネクタに挿抜される拡張基板の接続端子が、少なくと も拡張基板用の電源端子と、拡張基板用の制御信号端子と、拡張基板が挿抜され たことを検出して挿入検出により該拡張基板内の回路を能動状態とする挿抜検出 端子とを含み、かつ、拡張基板の各接続端子と拡張バススロットのコネクタとは 、拡張基板を拡張バススロットへ挿入する時に、電源端子、制御信号端子、挿抜 検出端子の順に拡張バススロットのコネクタに接続され、拡張基板を拡張バスス ロットから抜き取る時に、挿抜検出端子、制御信号端子、電源端子の順に拡張バ ススロットのコネクタから切り離されるような関係に構成されたものである。 また、請求項2の考案は、上記構成において、前記拡張基板の電源端子が該基 板のエッジ部から存在し、制御信号端子は該エッジ部から所定寸法だけ後退した 位置から存在し、挿抜検出端子は前記よりさらに所定寸法だけ後退した位置から 存在するようにしたものである。 また、請求項3の考案は、上記請求項1又は2に記載の構成に加えて、各接続 端子がゲート回路を介して拡張基板内の回路に接続され、挿抜検出端子が拡張バ ススロットのコネクタに接続された時にゲート回路が閉路されるようにしたもの である。
【0005】
【作用】
上記構成を有する請求項1又は2に記載のコンピュータの拡張インターフェイ ス装置によれば、拡張基板をコンピュータの拡張バススロットへ挿入する時には 、まず、拡張基板の電源端子が拡張バススロットのコネクタに接続されて、拡張 基板に電源が供給され、その後、電源が安定した状態で、制御信号端子が拡張バ ススロットのコネクタに接続される。この時、挿抜検出端子が拡張バススロット のコネクタへ未接続であるので拡張基板内の回路は非能動状態にあり、従って、 制御信号端子を通した信号がコンピュータ動作に影響を与えることはない。最後 に、挿抜検出端子が接続され、拡張基板内の回路が動作し始める。 また、拡張基板を拡張バススロットから抜き取る時には、まず、挿抜検出端子 が拡張バススロットのコネクタから切り離されて拡張基板内の回路動作を停止さ せ、次に、制御信号端子が切り離されるが、この時、拡張基板内の回路は動作し ていないので、コンピュータ動作に影響を与えることはない。最後に、電源端子 が切り離されることで、拡張基板は拡張バススロットから完全に切り離される。 また、請求項3に記載のコンピュータの拡張インターフェイス装置によれば、 上記作用において、挿抜検出端子が拡張バススロットのコネクタに接続された時 にゲート回路が閉路されることにより、拡張基板内の回路が能動状態となる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。図1はコンピ ュータの拡張インターフェイス装置の外観図、図2は同装置の接続部の断面図、 図3は同装置要部の平面図である。拡張インターフェイス装置の中核である拡張 基板1は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータにハードディスク装置等の 周辺装置を接続するために、コンピュータ本体側の拡張バススロット2に挿抜さ れるカード状又はボード状のものであり、その基板上には電子回路(図示は省略 )が集積されている。拡張基板1は、そのカードエッジ部に拡張バススロット2 のコネクタに接続される各種接続端子を持ち、拡張バススロット2のコネクタ3 に横方向に並設された接続端子4に接続される各種の端子A,B,Cを有してい る。
【0007】 端子Aは拡張基板用の電源端子であり、端子Bは拡張基板用の制御信号端子で あり、端子Cは拡張基板1が拡張バススロット2に挿抜されたことを検出して挿 入検出により拡張基板1内の回路を能動状態とする挿抜検出端子であり、これら 電源端子A,制御信号端子B,及び挿抜検出端子Cは、接続順序を規制するため に、図3に示すように長さに差を持たせており、電源端子Aはカードエッジ部か ら存在し、制御信号端子Bはカードエッジ部から寸法X(例えば1〜2mm)だ け後退した位置から存在し、挿抜検出端子Cはさらに寸法Y(例えば1〜2mm )だけ後退した位置から存在するように構成している。この構成により、拡張基 板1を拡張バススロット2へ挿入する時には、電源端子A、制御信号端子B、挿 抜検出端子Cの順にコネクタ3の接続端子4に接続され、逆に、拡張基板1を拡 張バススロット2から抜き取る時には、挿抜検出端子C、制御信号端子B、電源 端子Aの順にコネクタ3の接続端子4から切り離されるようになっている。
【0008】 なお、図示していないが、各端子A,B,Cは、ゲート回路を介して拡張基板 1内の回路に接続され、挿抜検出端子Cが拡張バススロット2のコネクタ3に接 続された時にゲート回路が閉路されるように構成しており、この構成により、上 述した、挿抜検出端子Cが拡張バススロット2に挿入されたことを検出した時に 拡張基板1内の回路を能動状態とする機能を実現している。また、各端子A,B ,Cは、プリント基板の銅箔の上に金メッキを施したものでなり、基板材料の表 裏に対称に配置されている。また、図4は本実施例による拡張インターフェイス 装置の周辺の機能ブロック図であり、CPU11に対してバス12を介して拡張 インターフェイス装置13(本実施例の拡張基板1に相当)が接続され、この拡 張インターフェイス装置13を介してハードディスク装置14やプリンタ15等 が接続される。
【0009】 上記のように構成された拡張基板1を拡張バススロット2に挿抜する時の作用 を以下に説明する。拡張バススロット2側のコンピュータ本体は電源ON状態の ままでよく、拡張基板1を拡張バススロット2へ挿入する時は、まず、電源端子 Aがコネクタ3の接続端子4に接続されるので、電源が拡張基板1に供給される 。その後、各端子の長さ寸法の関係で僅かな時間遅れをもって電源が安定した状 態にて制御信号端子Bが接続端子4に接続される。この時、挿抜検出端子Cは未 接続のために、制御信号端子Bを通して伝送される制御信号がコンピュータ基板 の回路動作に影響を与えることはない。最後に、挿抜検出端子Cが接続端子4に 接続され、拡張基板1が動作し始める。
【0010】 次に、拡張基板1を拡張バススロット2から抜き取る時は、まず、挿抜検出端 子Cがコネクタ3の接続端子4から切り離されることで、拡張基板1の内部回路 の動作を停止させる。その後、制御信号端子Bが切り離されるが、この時、拡張 基板1の内部回路は動作していないため、コンピュータ基板の回路に対して影響 を与えることはない。最後に、電源端子Aが切り離されて電源供給が停止され、 拡張基板1と拡張バススロット2側のコンピュータ基板とは完全に切り離される 。
【0011】 このようにして拡張基板1が拡張バススロット2に対して挿抜されるので、電 源が不安定な時に各種の制御信号端子Bが接続、切断されることがなく、従って 、コンピュータ基板、拡張基板1の双方のコネクタ接続される電子回路に異常電 流が流れるようなことがなくなる。このため、コンピュータ基板の電源が入った ままで拡張基板1の挿抜動作を行っても、コンピュータ基板、拡張基板1が故障 したり、損傷を受けることがない。
【0012】 なお、上記実施例では、電源端子A,制御信号端子B,及び挿抜検出端子Cの 、長さに差を持たせたものを示したが、これらと対になる拡張バススロット2の コネクタ3の接続端子4の方を対称的に差を持たせることも考えられ、請求項1 の考案はそのような場合をも含むものである。また、拡張基板1と拡張バススロ ット2とに、クリック動作をするような機構を設ければ、機械的及び電気的な結 合を確実にすることができる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案のコンピュータの拡張インターフェイス装置によれば、拡 張基板を拡張バススロットへ挿入し又は抜き取る時に、各接続端子の接続順序を 規制し、かつ挿抜時の動作不良原因を取り除く挿抜検出端子を設けているので、 制御信号端子が接続され又は切り離される時に、電源は安定状態にあり、拡張基 板の内部回路は非能動状態になり、従って、制御信号端子を通しての各種信号が コンピュータ動作に悪影響を与えることがなくなる。このため、コンピュータ基 板の電源が入ったままで拡張基板を拡張バススロットに挿入し又は拡張バススロ ットから抜き取っても、コンピュータが誤動作せず、コンピュータ基板及び拡張 基板が故障するようなことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるコンピュータの拡張イ
ンターフェイス装置の外観図である。
【図2】同装置の要部断面図である。
【図3】同装置の要部平面図である。
【図4】同装置の周辺の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 拡張基板 2 拡張バススロット 3 コネクタ 4 コネクタの接続端子 A 電源端子 B 制御信号端子 C 挿抜検出端子

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータの拡張バススロットに挿抜
    されることで接続される拡張基板からなるインターフェ
    イス装置において、 前記拡張バススロットのコネクタに挿抜される拡張基板
    の接続端子は、少なくとも拡張基板用の電源端子と、拡
    張基板用の制御信号端子と、拡張基板が挿抜されたこと
    を検出して挿入検出により拡張基板内の回路を能動状態
    とする挿抜検出端子とを含み、かつ、 前記拡張基板の各接続端子と拡張バススロットのコネク
    タとは、拡張基板を拡張バススロットへ挿入する時に、
    電源端子、制御信号端子、挿抜検出端子の順に拡張バス
    スロットのコネクタに接続され、拡張基板を拡張バスス
    ロットから抜き取る時に、挿抜検出端子、制御信号端
    子、電源端子の順に拡張バススロットのコネクタから切
    り離されるような関係に構成されたことを特徴とするコ
    ンピュータの拡張インターフェイス装置。
  2. 【請求項2】 前記拡張基板の電源端子は該基板のエッ
    ジ部から存在し、制御信号端子は該エッジ部から所定寸
    法だけ後退した位置から存在し、挿抜検出端子は前記よ
    りさらに所定寸法だけ後退した位置から存在することを
    特徴とする請求項1記載のコンピュータの拡張インター
    フェイス装置。
  3. 【請求項3】 前記各接続端子はゲート回路を介して拡
    張基板内の回路に接続され、挿抜検出端子が拡張バスス
    ロットのコネクタに接続された時に前記ゲート回路が閉
    路されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のコンピュータの拡張インターフェイス装置。
JP1994008899U 1994-06-28 1994-06-28 コンピュータの拡張インターフェイス装置 Expired - Lifetime JP3005756U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994008899U JP3005756U (ja) 1994-06-28 1994-06-28 コンピュータの拡張インターフェイス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994008899U JP3005756U (ja) 1994-06-28 1994-06-28 コンピュータの拡張インターフェイス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3005756U true JP3005756U (ja) 1995-01-10

Family

ID=43141643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994008899U Expired - Lifetime JP3005756U (ja) 1994-06-28 1994-06-28 コンピュータの拡張インターフェイス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3005756U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163200A (ja) * 1995-12-13 1997-06-20 Omron Corp コネクタ装置
JPH10308262A (ja) * 1997-05-09 1998-11-17 Shimadzu Corp 制御回路装置
JP2010177923A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 監視制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163200A (ja) * 1995-12-13 1997-06-20 Omron Corp コネクタ装置
JPH10308262A (ja) * 1997-05-09 1998-11-17 Shimadzu Corp 制御回路装置
JP2010177923A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 監視制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6105091A (en) Connector with integrated bus and power isolation switches
JPH11502337A (ja) 超小型回路カード読取り装置のための読取りフレーム
JP3005756U (ja) コンピュータの拡張インターフェイス装置
JPH10124194A (ja) 携帯型コンピュータから拡張ステーションへの電源供給装置
KR100393717B1 (ko) 업그레이드 디바이스의 설치 시 그래픽 디바이스를디스에이블링하는 방법 및 장치
JP2002050435A (ja) 活線挿抜検出回路および活線挿抜方法
WO2009067873A1 (fr) Monocarte de communication, châssis, système pour détecter une insertion et une extraction de monocarte de communication et système de communication
JPH09135532A (ja) システムボード接続システム
JP2002169634A (ja) 活線挿抜装置
JPH0215151Y2 (ja)
JPH022094A (ja) 電子機器
JPH10177080A (ja) 回路基板構造
KR100787872B1 (ko) 카드 액세스 장치 및 그것을 탑재하는 전자기기
JP2000010659A (ja) 活線挿抜保護装置
JP3157749B2 (ja) 活線挿抜方式
JPH01303692A (ja) オプションrom担体の装着方式
JP2738374B2 (ja) 活線挿抜方式
JPH06267614A (ja) 活線挿抜装置
JPS58148488A (ja) 電子回路基板
JPH0529172U (ja) プリント基板の接続構造
JPS6211917A (ja) 電子計算機
JPS62271289A (ja) メモリカ−トリツジ制御装置
JPH08234869A (ja) 活線挿抜方式
JPS61134826A (ja) バスライン装置
JPH05324143A (ja) トークンリング用通信カードの活線挿抜機構